JPH0114577Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114577Y2 JPH0114577Y2 JP1982190043U JP19004382U JPH0114577Y2 JP H0114577 Y2 JPH0114577 Y2 JP H0114577Y2 JP 1982190043 U JP1982190043 U JP 1982190043U JP 19004382 U JP19004382 U JP 19004382U JP H0114577 Y2 JPH0114577 Y2 JP H0114577Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyance
- pipe section
- pressure pipe
- linear motor
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は下面が鋼板等又は鋼板とアルミニウム
板等を張り合わせた磁性体で構成された搬送台を
リニアモータ又はリニアステツプモータ(以下単
にリニアモータという)を用いて効率的に搬送す
るようになした搬送装置に関し、特にそれらの搬
送装置の搬送方法の改良に関するものである。
板等を張り合わせた磁性体で構成された搬送台を
リニアモータ又はリニアステツプモータ(以下単
にリニアモータという)を用いて効率的に搬送す
るようになした搬送装置に関し、特にそれらの搬
送装置の搬送方法の改良に関するものである。
この種の搬送装置の従来例としては、リニアモ
ータの1次側に平面状の搬送テーブルを定置し、
それに対応した2次側の搬送体を平面構成とした
板状体の搬送装置が提案されている。
ータの1次側に平面状の搬送テーブルを定置し、
それに対応した2次側の搬送体を平面構成とした
板状体の搬送装置が提案されている。
これは、上記搬送テーブル自体を非磁性体とし
て、リニアモータの磁気ロスを無くし、その推力
を最大限に利用すると共に、リニアモータの1次
側鉄心間(ステーター間)と搬送テーブル面に複
数個のノズルを設け、それらのノズルに高圧空気
源からの圧搾空気を送り込むことにより搬送板状
体に吹付け、前記板状の搬送体を搬送テーブルか
ら浮上せしめて、搬送せしめるものであつた。
て、リニアモータの磁気ロスを無くし、その推力
を最大限に利用すると共に、リニアモータの1次
側鉄心間(ステーター間)と搬送テーブル面に複
数個のノズルを設け、それらのノズルに高圧空気
源からの圧搾空気を送り込むことにより搬送板状
体に吹付け、前記板状の搬送体を搬送テーブルか
ら浮上せしめて、搬送せしめるものであつた。
しかしながら、上記従来例においては、板状搬
送体を搬送テーブルとは非接触の状態で搬送する
という考案の目的は達成されているにも拘らず、
板状搬送体及び搬送テーブル双方が平面状に相対
しており、搬送方向と直角方向の移動が規制され
ていないため、搬送路の傾きや曲り部等において
板状搬送体が搬送方向と直角方向へ横すべりし、
搬送路の側壁等に衝突し、板状搬送体に塔載され
た被搬送物が損傷する等の欠点を有していた。
送体を搬送テーブルとは非接触の状態で搬送する
という考案の目的は達成されているにも拘らず、
板状搬送体及び搬送テーブル双方が平面状に相対
しており、搬送方向と直角方向の移動が規制され
ていないため、搬送路の傾きや曲り部等において
板状搬送体が搬送方向と直角方向へ横すべりし、
搬送路の側壁等に衝突し、板状搬送体に塔載され
た被搬送物が損傷する等の欠点を有していた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、搬
送体を横すべりなく正確に搬送方向へ搬送せしめ
る搬送装置の提供することを目的としている。
送体を横すべりなく正確に搬送方向へ搬送せしめ
る搬送装置の提供することを目的としている。
そのため、本考案はリニアモータの1次側と2
次側間に定置した搬送テーブルを搬送方向に対し
て直角な面内で左右対称の断面を有する非磁性体
の多面体とし、その多面体の表面にノズルを設
け、そのノズルに高圧空気源からの圧搾空気を送
り込むことにより搬送テーブルの上に設置され、
且つ下面が搬送テーブルに対応した形状を有する
搬送台に吹付け、その搬送台を搬送テーブルに接
触しないように搬送せしめることを要旨としてい
る。
次側間に定置した搬送テーブルを搬送方向に対し
て直角な面内で左右対称の断面を有する非磁性体
の多面体とし、その多面体の表面にノズルを設
け、そのノズルに高圧空気源からの圧搾空気を送
り込むことにより搬送テーブルの上に設置され、
且つ下面が搬送テーブルに対応した形状を有する
搬送台に吹付け、その搬送台を搬送テーブルに接
触しないように搬送せしめることを要旨としてい
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る搬送装置の概略断面図
で、密閉された搬送管路10内に構成した場合を
示している。搬送テーブル3は搬送路の中央線を
中心に左右対称に正の勾配を有する2面3a,3
bとその両端の水平面3cより成る断面を有する
非磁性体、例えばアルミニウム又はベークライト
板等で構成され、それぞれの対称面には、相対す
る面(この場合は3a,3b面)にノズル4aが
開けられている。この搬送テーブル3はノズル4
a部以外は気密状態を保ちながら、搬送管路10
を高圧管路部10aと低圧管路部10bとに2分
する様に設置される。搬送管路10の低圧管路部
10b内で搬送テーブル3中央部下には、搬送方
向に適当な間隔で駆動コイル5bを巻装した1次
側鉄心5aとからなるリニアモータの1次回路が
搬送管路10の底壁6に配設される。次に搬送管
路10の低圧管路部10bには、下面1aが搬送
テーブル3と対応した断面形状を有し、搬送方向
にはリニアモータ1次回路の1次側鉄心5aとの
間隔に対応した適当な長さを有する磁性体の搬送
台1が設置され、その上に被搬送物2を乗せ、搬
送する構成になつている。
で、密閉された搬送管路10内に構成した場合を
示している。搬送テーブル3は搬送路の中央線を
中心に左右対称に正の勾配を有する2面3a,3
bとその両端の水平面3cより成る断面を有する
非磁性体、例えばアルミニウム又はベークライト
板等で構成され、それぞれの対称面には、相対す
る面(この場合は3a,3b面)にノズル4aが
開けられている。この搬送テーブル3はノズル4
a部以外は気密状態を保ちながら、搬送管路10
を高圧管路部10aと低圧管路部10bとに2分
する様に設置される。搬送管路10の低圧管路部
10b内で搬送テーブル3中央部下には、搬送方
向に適当な間隔で駆動コイル5bを巻装した1次
側鉄心5aとからなるリニアモータの1次回路が
搬送管路10の底壁6に配設される。次に搬送管
路10の低圧管路部10bには、下面1aが搬送
テーブル3と対応した断面形状を有し、搬送方向
にはリニアモータ1次回路の1次側鉄心5aとの
間隔に対応した適当な長さを有する磁性体の搬送
台1が設置され、その上に被搬送物2を乗せ、搬
送する構成になつている。
第2図は搬送方向(図示7の方向)を上下方向
に採つた場合の搬送テーブル3の一部の平面図を
示している。搬送テーブル3の中央線から左右対
称に正の勾配を有し、それぞれ対応した位置に等
しい数のノズル4aを有する2面3a,3bとそ
の両端に位置する水平面3cより搬送テーブル3
は構成される。通常有効磁束の散逸による効率低
下を防止するため搬送テーブル3は非磁性体で構
成されるが、同時に1次鉄心、搬送台で形成され
る有効磁路内に非磁性体板で成る搬送テーブル3
が直列に挿入されることによる効率低下を防止す
るため、搬送テーブル3には1次鉄心内挿用の孔
をあけ1次鉄心5aを内挿し、1次鉄心5aは搬
送テーブル3と同じ表面を作る様に構成される。
その上に搬送台1(第2図では点線で示す)が設
置され搬送方向(7の方向)へリニアモータの働
きにより移動するものである。
に採つた場合の搬送テーブル3の一部の平面図を
示している。搬送テーブル3の中央線から左右対
称に正の勾配を有し、それぞれ対応した位置に等
しい数のノズル4aを有する2面3a,3bとそ
の両端に位置する水平面3cより搬送テーブル3
は構成される。通常有効磁束の散逸による効率低
下を防止するため搬送テーブル3は非磁性体で構
成されるが、同時に1次鉄心、搬送台で形成され
る有効磁路内に非磁性体板で成る搬送テーブル3
が直列に挿入されることによる効率低下を防止す
るため、搬送テーブル3には1次鉄心内挿用の孔
をあけ1次鉄心5aを内挿し、1次鉄心5aは搬
送テーブル3と同じ表面を作る様に構成される。
その上に搬送台1(第2図では点線で示す)が設
置され搬送方向(7の方向)へリニアモータの働
きにより移動するものである。
第3図は、搬送管路10内の空気の流れを示す
概略図である。コンプレツサー11で作られた圧
搾空気は搬送管路10の高圧管路部10a側に送
られ、搬送テーブル3上に設けられたノズル4a
を通して低圧管路部10bへ噴出され搬送管路1
0の他端部に設けられた排気用フアン12により
吸引排気される。搬送テーブル3上に設けられた
搬送台下面1aにノズル4aを通して前記圧搾空
気が吹き付けられ、そのために搬送台1は搬送テ
ーブル3から浮いた状態になり、搬送テーブル3
に沿つて設けられたリニアモータの働きで左右方
向(図の7の方向)へ移動する。
概略図である。コンプレツサー11で作られた圧
搾空気は搬送管路10の高圧管路部10a側に送
られ、搬送テーブル3上に設けられたノズル4a
を通して低圧管路部10bへ噴出され搬送管路1
0の他端部に設けられた排気用フアン12により
吸引排気される。搬送テーブル3上に設けられた
搬送台下面1aにノズル4aを通して前記圧搾空
気が吹き付けられ、そのために搬送台1は搬送テ
ーブル3から浮いた状態になり、搬送テーブル3
に沿つて設けられたリニアモータの働きで左右方
向(図の7の方向)へ移動する。
第1図〜第3図の実施例は搬送テーブル3が中
央線を中心に左右対称に正の勾配を有する2面3
a,3bとその両端の水平面3cより成る断面を
有するものについて示してあるが、このように搬
送台下面1aと搬送テーブル3に傾斜面3a,3
bを付しかつ相互の傾斜面3a,3bに等しい数
のノズル4aを設けることによりノズルから搬送
台下面1aに吹付けられる空気力の方向を内側に
傾けることができ、搬送台1の搬送方向と直角方
向への横スベリの防止を図つたものである。即
ち、傾斜面3a,3bから吹付けられる空気力に
より、搬送テーブル3の中央方向へ押付けられる
力を左右対称に働かしめ、搬送台1を搬送テーブ
ル1の中央に安定的に保持するようにしたもので
ある。
央線を中心に左右対称に正の勾配を有する2面3
a,3bとその両端の水平面3cより成る断面を
有するものについて示してあるが、このように搬
送台下面1aと搬送テーブル3に傾斜面3a,3
bを付しかつ相互の傾斜面3a,3bに等しい数
のノズル4aを設けることによりノズルから搬送
台下面1aに吹付けられる空気力の方向を内側に
傾けることができ、搬送台1の搬送方向と直角方
向への横スベリの防止を図つたものである。即
ち、傾斜面3a,3bから吹付けられる空気力に
より、搬送テーブル3の中央方向へ押付けられる
力を左右対称に働かしめ、搬送台1を搬送テーブ
ル1の中央に安定的に保持するようにしたもので
ある。
上記実施例では、搬送テーブル3と搬送台下面
1aの接合部が傾斜面3a,3bが上方に開いて
接合された断面を有する場合について述べたが、
同様の効果は第4図20〜25に示す断面を有す
る場合についても得られることは勿論である。な
お、第4図で各番号20〜25のaは搬送テーブ
ル、bは搬送台下面の断面をそれぞれ表わしてい
る。
1aの接合部が傾斜面3a,3bが上方に開いて
接合された断面を有する場合について述べたが、
同様の効果は第4図20〜25に示す断面を有す
る場合についても得られることは勿論である。な
お、第4図で各番号20〜25のaは搬送テーブ
ル、bは搬送台下面の断面をそれぞれ表わしてい
る。
以上の説明で明らかな如く、本考案を実施する
ことにより搬送方向と直角方向の横スベリのない
搬送装置を実現できるという効果を得ることがで
きる。
ことにより搬送方向と直角方向の横スベリのない
搬送装置を実現できるという効果を得ることがで
きる。
第1図は本考案に係る搬送管路概略断面図、第
2図は搬送テーブル平面図、第3図は空気の流れ
を示す概略図及び第4図は本考案と同じ効果を有
する搬送テーブルと搬送台下面の接合部の断面図
例である。 1……搬送台、2……被搬送物、3……搬送テ
ーブル、4a……ノズル、5a……1次側鉄心、
5b……駆動コイル、10……搬送管路。
2図は搬送テーブル平面図、第3図は空気の流れ
を示す概略図及び第4図は本考案と同じ効果を有
する搬送テーブルと搬送台下面の接合部の断面図
例である。 1……搬送台、2……被搬送物、3……搬送テ
ーブル、4a……ノズル、5a……1次側鉄心、
5b……駆動コイル、10……搬送管路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 圧搾空気により被搬送物を載置した搬送台を浮
上させるとともにリニアモータにより前記搬送台
を駆動させる搬送装置であつて、 前記搬送装置は密閉された高圧管路部からなる
搬送管路と、搬送台を取付けた搬送テーブルと、
リニアモータと、高圧管路部に圧搾空気を送るコ
ンプレツサとを具備しており、前記高圧管路部は
該管路部の上面の一部分に水平壁と水平壁の両側
縁から垂下する両側壁とを有する多面体の形状で
あつて、非磁性体で構成されるとともに前記水平
壁と両側壁には複数個のノズルが開設されてお
り、前記搬送テーブルは高圧管路部の水平壁と両
側壁の一部に対向する水平部と水平部の両側縁か
ら垂下する両側縁とを有しており、高圧管路部に
跨乗して配置されるとともに、下面の水平部が磁
性体で構成されており、 前記リニアモータは高圧管路部内に設けられる
とともに搬送方向に配設された駆動コイルを巻装
した1次側鉄心からなる1次側回路と前記搬送テ
ーブル下面とによつて構成されたことを特徴とす
る搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19004382U JPS5995027U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19004382U JPS5995027U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5995027U JPS5995027U (ja) | 1984-06-28 |
JPH0114577Y2 true JPH0114577Y2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=30409573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19004382U Granted JPS5995027U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5995027U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5003342B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2012-08-15 | 株式会社Ihi | 搬送台車及び立体駐車場 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825369A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-02 | ||
JPS517804B2 (ja) * | 1971-11-19 | 1976-03-11 | ||
JPS5223831U (ja) * | 1975-08-06 | 1977-02-19 | ||
JPS5375683A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-05 | Hitachi Ltd | Wafer transporting apparatus |
JPS5748520A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-19 | Shinko Electric Co Ltd | Stop method for carrier in conveyor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517804U (ja) * | 1974-07-05 | 1976-01-21 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP19004382U patent/JPS5995027U/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825369A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-02 | ||
JPS517804B2 (ja) * | 1971-11-19 | 1976-03-11 | ||
JPS5223831U (ja) * | 1975-08-06 | 1977-02-19 | ||
JPS5375683A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-05 | Hitachi Ltd | Wafer transporting apparatus |
JPS5748520A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-19 | Shinko Electric Co Ltd | Stop method for carrier in conveyor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5995027U (ja) | 1984-06-28 |
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