JPH0736401Y2 - 磁気浮上搬送台 - Google Patents

磁気浮上搬送台

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JPH0736401Y2
JPH0736401Y2 JP11767390U JP11767390U JPH0736401Y2 JP H0736401 Y2 JPH0736401 Y2 JP H0736401Y2 JP 11767390 U JP11767390 U JP 11767390U JP 11767390 U JP11767390 U JP 11767390U JP H0736401 Y2 JPH0736401 Y2 JP H0736401Y2
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JP
Japan
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carrier
pallet
magnetic levitation
pallet portion
electromagnet
Prior art date
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JP11767390U
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JPH0475835U (ja
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弘行 篠崎
敏 森
真人 江口
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、物品を載置するパレット部と、該パレット部
を支持している支持部材とを備え、浮上用電磁石、案内
用の電磁石、電子機推進機構を含む電磁石装置により搬
送レール上を非接触的に案内・移動されるようになって
いる磁気浮上搬送台に関するものである。
[従来の技術] リニアモータを推進機構とした搬送装置は、文献名を挙
げるまでもなく、従来から色々提案されている。
この種搬送装置は、搬送台を浮上させるための電磁石、
案内するための電磁石及びリニアモータ等の電磁式推進
機構を備えている。そして、物品を載置する搬送台は、
浮上させるための電磁石によって搬送レールに対して非
接触的に浮上され、そしてリニアモータのような電磁式
推進機構で駆動されるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 上述のように、搬送台は磁気的な吸引力により搬送レー
ルに対して非接触的に支持されて駆動されるが、磁気的
吸引力は、周知のように距離の二乗に比例するので、搬
送台と搬送レールとの間隔は重要な要素となっている。
一方搬送台は搬送レールによって案内され駆動される
が、そのとき振動もする。振動すると、上述の間隔が変
ってしまい、搬送台のスムーズな駆動ができなくなって
しまう。そこで、従来は振動を抑制するために断面積の
大きな部材あるいは剛性の高い部材、換言すると大きな
部材で搬送台を構成していた。
このように大きな部材で搬送台を形成すると、重量が増
して、搬送物品の量が減り、また搬送台を浮上・駆動す
るための電流装置も大型化するなどの問題点が生じる。
本考案は軽量であるにもかかわらず、固有振動数の高い
すなわち剛性の大きな磁気浮上搬送台を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、物品を載置する
パレット部と、該パレット部を支持している支持部材と
を備え、浮上用電磁石、案内用の電磁石、電子機推進機
構を含む電磁石装置により搬送レール上を非接触的に案
内・移動される磁気浮上搬送台において、前記支持部材
は、所定の間隔をおいて立設されている一対の垂直部材
から構成され、該垂直部材の断面は、前記パレット部の
方に位置する部分の巾寸法が他の部分の巾寸法より大き
くなるように段部が設けられている。
また、本考案においては、パレット部は、ハニカム構造
で形成されるのが好ましい。
さらに本考案では、パレット部は、複数個の角パイプ状
の中空部材から成り、これらの中空部材が板状を呈する
ように並列に並べられ溶接により一体化されているのが
好ましい。
これに加えて、本考案においては、パレット部は、所定
間隔をおいて並べられた複数個の角パイプ状の中空部材
と、これらの中空部材をサンドイッチ状に挟んでいるプ
レートとから構成されている。
[作用] 物品を載置するパレット部と所定の間隔をおいて立設さ
れてる支持部材を有する磁気浮上搬送台の場合、できる
だけ軽量にすることが望ましいが、軽量にするとパレッ
ト部が湾曲するような振動を生じ、軽量化のため薄くす
るほど固有振動数は低くなり、移動中に振動が発生す
る。
しかしながら、本考案では支持部材を構成する垂直部材
の断面がパレット部の方が大であるために、パレットは
両縁部が垂直部材によって比較的剛に支持されるために
全体的に剛性が高く、固有振動数が高くなる。そのため
に搬送台の固有振動数が磁気浮上制御の周波数帯域(通
常0〜数百ヘルツ)に含まれて制御しにくくなることが
ない。
なお、実験によれば従来の搬送台のパレット部が彎曲す
るモードは50ないし100ヘルツであり、このような場合
は、制御が困難であった。
このように垂直部材の断面がパレット部の方を大とする
ことによって、その分だけ重量は重くなるが、剛性が高
くなり共振周波数又は固有振動数が高くなるので、制御
系の設計が容易となり、また補償回路を作り易くなる。
そして、増幅器の周波数特性を向上させる必要がなくな
るため、製造コストが低下し、発熱量が抑制され、小型
化・軽量化が容易になる。
さらに支持剛性を高くしたために制御ゲインを高めて
も、搬送台が振動せず、安定した状態が実現でき、磁気
浮上の安定性が増大する。
また、パレット部をハニカム構造としたり、中空角形部
材を用いることにより、パレット部の剛性を維持しつつ
更に軽量化することができるのである。
本考案の実施に際しては、支持部材の内側に例えば浮上
用の電磁石、案内用の電磁石、搬送レール等を配置し、
外側にリニアモータを配置する。そして電磁石、リニア
モータ等に通電する。そうすると、搬送台は搬送レール
に対して非接触的に支持され、そして駆動される。した
がって搬送台のパレット部に物品を載置しておけば、物
品を所定位置まで搬送することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面によって説明する。
第1図に示されているように、本実施例に係る搬送台1
は、平面的にみて略々方形を呈するパレット部2と、そ
の両端部の下面に一体的に固定されている一対の支持部
材或いは垂直部材10、10とから概略構成されている。
パレット部2は、アルミニウム或いはその合金からハニ
カム構造に形成されている。したがって軽量であるが、
剛性も高い。パレット部2の中央下面には、下方に向け
て電磁ブレーキ3が設けられている。
垂直部材10、10は、第1図に示されているように、パレ
ット部2の方に位置する部分11、11の断面積は、他の部
分12、12のそれより大きい。すなわち一対の垂直部材1
0、10の対向している下方の内側は、一部切り落とされ
たようになっていて、断面積は狭くなっている。換言す
ると、該部材10、10には段部10Dがそれぞれ形成されて
いる。そして垂直部材10、10の下端からは、内側に向け
て水平支持部材13、13が延在している。なお垂直部材1
0、10の下端には、斜め外方へ突出した複数個の車輪1
4、14が設けられ、電磁石が通電されないとき、これら
の車輪がレール15、15上に乗り、搬送台1を支持するよ
うになっている。
なお、図示の実施例では車輪14、14は斜め外方に突出し
ているが、水平方向を支持する車輪と垂直方向を支持す
る車輪とを組み合わせて使用しても良い。
上記のように構成されている搬送台1の内側には例えば
第1図に示されているように、断面が略々鳥居型をした
搬送レール20が設けられている。そして、このレールの
外側には、吊り下げ用の電磁石21、21、吊り上げ用の電
磁石22、22、案内用の電磁石23、23等が設けられてい
る。また搬送台1の両外側には、長手方向にリニアモー
タ30、30が配置されている。
したがって、これらの電磁石21、22、23及びリニアモー
タ30に通電すると、搬送台1は搬送レール20に対して非
接触的に支持され、そして長手方向に駆動される。
パレット部の第2の実施例が、第2図に示されている。
本実施例によると所定長さの例えばアルミ合金からなる
中空角材3、3・・・が複数本並列的に接して配置さ
れ、そして溶接Wにより一体化されている。本実施例に
おいても、パレット部は内部には複数個の空間があり、
一種のハニカム構造になっているので、軽量であるにも
かかわらず剛性は大きい。
第3図にパレット部の第3実施例が示されている。本実
施例によると、中空角材4、4・・・は所定の間隔をお
いて配置され、そして一対の例えばアルミ合金板5、5
で挟持し、これらはスポット溶接などにより一体化され
ている。
本実施例にも、第2実施例の効果と同様な効果が期待で
きる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によると磁気浮上搬送台は、パレ
ット部と、このパレット部を支持している支持部材とか
ら構成され、そして支持部材はパレット部に位置する部
分が他の部分より、その断面が大きいので、固有振動数
が高いがすなわち剛性は大きいが、軽量である。したが
って、磁気浮上搬送装置の搬送台として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す横断面図、第2図はパレ
ット部の他の例を示す斜視図、第3図は更に他の実施例
を示す斜視図である。 1……搬送台、2……パレット部、3、4……中空角
材、5……板、10……支持部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を載置するパレット部と、該パレット
    部を支持している支持部材とを備え、浮上用電磁石、案
    内用の電磁石、電子機推進機構を含む電磁石装置により
    搬送レール上を非接触的に案内・移動される磁気浮上搬
    送台において、前記支持部材は、所定の間隔をおいて立
    設されている一対の垂直部材から構成され、該垂直部材
    の断面は、前記パレット部の方に位置する部分の巾寸法
    が他の部分の巾寸法より大きくなるように段部が設けら
    れていることを特徴とする磁気浮上搬送台。
  2. 【請求項2】パレット部は、ハニカム構造である請求項
    (1)に記載の磁気浮上搬送台。
  3. 【請求項3】パレット部は、複数個の角パイプ状の中空
    部材から成り、これらの中空部材が板状を呈するように
    並列に並べられ溶接により一体化されている請求項
    (1)に記載の磁気浮上搬送台。
  4. 【請求項4】パレット部は、所定間隔をおいて並べられ
    た複数個の角パイプ状の中空部材と、これらの中空部材
    をサンドイッチ状に挟んでいるプレートとから構成され
    ている請求項(1)に記載の磁気浮上搬送台。
JP11767390U 1990-11-13 1990-11-13 磁気浮上搬送台 Expired - Lifetime JPH0736401Y2 (ja)

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JPH0475835U JPH0475835U (ja) 1992-07-02
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JPH0475835U (ja) 1992-07-02

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