JPH01131147A - ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体 - Google Patents

ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体

Info

Publication number
JPH01131147A
JPH01131147A JP8825467A JP2546788A JPH01131147A JP H01131147 A JPH01131147 A JP H01131147A JP 8825467 A JP8825467 A JP 8825467A JP 2546788 A JP2546788 A JP 2546788A JP H01131147 A JPH01131147 A JP H01131147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atom
formula
parts
tables
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8825467A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Mori
達哉 森
Tadashi Osumi
大住 忠司
Noriyasu Sakamoto
坂本 典保
Hiroaki Fujimoto
藤本 博明
Izumi Fujimoto
いずみ 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP8825467A priority Critical patent/JPH01131147A/ja
Publication of JPH01131147A publication Critical patent/JPH01131147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/34Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the groups, e.g. biuret; Thio analogues thereof; Urea-aldehyde condensation products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C273/00Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C273/02Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of urea, its salts, complexes or addition compounds
    • C07C273/06Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of urea, its salts, complexes or addition compounds from cyanamide or calcium cyanamide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C275/00Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C275/46Derivatives of urea, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom, e.g. acylureas
    • C07C275/48Y being a hydrogen or a carbon atom
    • C07C275/54Y being a carbon atom of a six-membered aromatic ring, e.g. benzoylureas

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なベンゾイル尿素誘導体、その製造法、
その中間体およびそれを有効成分として含有する殺虫、
殺ダニ剤に関する。
〈従来の技術〉 これまで、ある種のベンゾイル尿素化合物類が殺虫活性
や殺ダニ活性を有することは知られており(特公昭52
−18255号公報、特開昭58−74658号公報、
特開昭59−27864号公報、特開昭60−5116
8号公報等)、その中にはジフルベンズロンのように既
に市販されているものもある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は効力的に不充分であ−
たり、製造コスト面での問題を有する等、必ずしも満足
すべきものとは言い難い。
本発明の目的は、新規なよりすぐれた殺虫、殺ダニ剤お
よびその製造法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、ベンゾイル尿素
化合物のアニリン部分について鋭意検討を行なった結果
、文献未記載の化合物であるある1の4−アニリノアニ
リンから誘導されるベンゾイル尿素化合物が、幼若虫に
対し、きする不妊化活性を有することを見出し、しかも
比較的安価に製造し得るなどの優れた性質を有すること
も併せ見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は一般式〔■〕 〔式中、Rtはフッ素原子または水素原子を表わし、島
は塩素原子または水素原子を表わし、RAはフッ素原子
、臭素原子または低級ハロアルキル基を表わし、Xおよ
びYは同一または相異なり、酸素原子またはイオウ原子
を表わす。〕 で示されるベンゾイル尿素誘導体(以下、本発明化合物
と称する)、その製造法、その中間体およびそれを有効
成分とする殺虫、殺ダニ剤を提供するものである。
本発明化合物の一部は特開昭58−74658号公報に
記載の一般式中に含まれるものであるが、後述の試験例
からも明らかなように、本発明化合物は該公報に具体的
に記載されている化合物および公知の類縁化合物に比し
、特に殺ダニ効力において顕著な差を有するばかりか、
ハダニ類に対しては不妊化活性をも有するものである。
本発明化合物が特に有効な具体的な害虫としては、たと
えばコナが、ニカメイガ、コブノメイガ、ヨトウ類等の
鱗翅目幼虫、アカイエカ等のイエカ類、ハマダラカ類、
シマカ類、ユスリカ類、イエバエ等のイエバエ類、クロ
バエ類、ニラバエ類、アブ類、ブユ類等の双翅目幼虫、
チャバネゴキブリ等の網翅目若虫、鞘翅目幼虫等の昆虫
類の他、ナミハダニ、ニセナミハダニ、カンザワハダニ
、ミカンハダニ、リンゴハダニ等のハダニ科、ツメダニ
科、ホコリダニ科、ケナガコナダニ等のコナダニ科、コ
ナチリダニ等のチリダニ科等のダニ類等があげられる。
また、本発明化合物は混血動物に対する毒性が低いrこ
め、動物用飼料等に混入して、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツ
ジ、ヤギ、ニワトリ等の家畜類に経口的に投与できる。
投与された化合物は分解されることなく動物体内から排
泄されるので、家畜の排泄物に生息する昆虫類(たとえ
ば、イエバエ、オオイエバエ、ヒメイエバエ、クロバエ
類、ニラバエ類、ツカホンバエ類等)の幼虫を駆除する
ことができる。
次にその製造法について詳しく説明する。
−数式〔■〕で示される本発明化合物は、以下の方法に
より製造することができる。
(製造法人) 一役式〔l〕 〔式中、Xは前述と同じ意味を表わす。〕で示されるベ
ンゾイルイソシアネートまたはベンゾイルイソチオシア
ネート化合物と、−数式〔ll[’1 〔式中、R嘔* R’2 * R&およびYは前述と同
じ意味を表わす。〕 で示される4−アニリノアニリン化合物とを反応させる
方法。
(製造法B) 式〔ff〕 で示される2、6−シフルオロベンズアミドと、−数式
〔V”l 〔式中、R1,RlII 、 Ri 、 X オヨヒY
itn述と同じ意味を表わすっ〕 で示されるイソシアネートまたはイソチオシアネート化
合物とを反応させる方法。
上記、製造法AおよびBにおいて、反応は、通常、不活
性溶媒の存在下に行なわれる。使用し得る溶媒としては
、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、1.
2−ジクロロエタン、ニトロメタン等の炭化水素類、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン類、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、スルホラン等の極性有機溶媒等
およびこれらの混合溶媒があげられる。
製造法AおよびBにおいて、反応は一般に常圧下で行な
うことができ、通常1〜50時間で目的を達成すること
ができる。また、原料化合物の使用量は、一般に等モル
比でよいが、一方の原料化合物を過剰量用いても差しつ
かえない。
製造法AおよびBにおいて、反応温度は特に制限される
ものではないが、製造法Aにおいては、一般に0〜80
°C%通常室温〜60’Cの範囲であり、また製造法B
においては、一般に室温〜160°C1通常80,15
0’C!(7)範囲である。
このようにして得られた本発明化合物は、必要に応じて
カラムクロマトグラフィー、再結晶等の手段により精製
することができる。
なお、製造法Aにおいて用いられる一般式〔厘〕で示さ
れる4−アニリノアニリン化合物は、たとえば、−数式
〔■〕 〔式中、R4はハロゲン原子を表わし、R1は前述と同
じ意味を表わす。〕 で示される4−ハロニトロベンゼン誘導体と、−数式〔
un 〔式中、R,、R,およびYは前述と同じ意味を表わす
。) で示されるアニリン誘導体とをたとえば塩基の存在下、
好ましくは不活性溶媒中で反応させることにより得られ
る4−アニリノニトロベンゼン化合物を還元することに
より製造することができる。
さらに、該4−アニリノアニリン化合物は、これをホス
ゲンまたはチオホスゲンと常法に従い反応させることに
より、−数式〔v〕で示されるイソシアネートまたはイ
ソチオシアネート化合物に導くことができる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤の有効成分として用いる
場合は、他の何らの成分も加えず、そのまま使用しても
よいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、界
面活性剤、その他の製剤用補助剤等と混合し、乳剤、水
和剤、粉剤、粒剤、フロアブル、油剤、エアゾール等に
製剤して用いる。
これらの製剤中、有効成分としての本発明化合物の含量
は、重量比で0.01%〜95%である。固体担体とし
ては、たとえばカオリンクレー、アッタパルジャイトク
レー、ベントナイト、酸性白土、ピロフィライト、タル
ク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉
、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉
末あるいは粒状物があげられ、液体担体としては、たと
えばケロシン等の詣肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類
、ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、イソ
プロパツール、エチレングリコール、セロソルブ等のア
ルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、イソホロン等のケトン類、ジエチルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢
酸エチル等のエステル類、アセトニトリル、インブチロ
ニトリル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられる。ガス状
担体としては、たとえばフロンガス、LPG(液化石油
ガス)、ジメチルエーテル等があげられる。乳化、分散
、湿展等のために用いられる界面活性剤としては、たと
えばアルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリール)ス
ルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、ぼりオキシ
エチレンアルキルアリールエーテルりん酸エステル塩、
ナフタレンスσ ルホン酸ホルマリン縮合物等の蔭イオン界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルービタン脂
肪酸エステル等の非イオン界面活性剤があげられる。固
着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばリグ
ニンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコー
ル、アラビアガム、糖蜜、カゼイン、ゼラチン、CMC
(カルボキシメチルセルロース)、松根油、寒天等があ
げられ、安定剤としては、たとえばPAP (酸性りん
酸イソプロピル)、TCP(りん酸トリクレジル)等の
りん酸アルキル、植物油、エポキシ化部、前記の界面活
性剤、BIT、BHA等の酸化防止剤、オレイン酸ナト
°リウム、スルテアリン酸カルシウム等の脂肪酸塩、オ
レイン酸メチル、ステアリン酸メチル等の詣肪駿工戊チ
ル等があげられる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線
虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土」改
良剤、動物用飼料等と混合して用いることもできる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として実際に用いる場合
、その施用量は、通常10アールあたり1gから100
gであり、乳剤、水和剤、フロアブル等を水で希釈して
施用する場合は、その施用濃度は10ppm〜soop
pmであり、粉剤、粒剤、油剤、エアゾール等は何ら希
釈することなくそのまま施用する。
〈実施例〉 以下、製造例、製剤例および試験例をあげ、本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はもちろんこれらに限定
されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1  (製造法Aによる本発明化合物1)の製造
)8.5−ジクロロ−4−〔4−()リフルオロメトキ
シ)アニリノコアニリン190vをトルエン5−に溶か
し、水冷上攪拌しながら2.6−シフルオロペンゾイル
イソシアネート108IIFをトルエン5−に溶かした
液を滴下した。完了後、室温で1晩攪拌後、n−ヘキサ
ン10−を加えて生じた結晶を沖取し、乾燥することに
より、N−2,6−シフルオロベンゾイルーN’−8,
5−ジクロロ−4−(4−(トリフルオロメトキシ)ア
ニリノ〕フェニル尿素(本発明化合物(1) ) 20
0 M9を白色結晶として得た。
収率:68%  m、p、 192.2”C製造例2 
 (製造法Bによる本発明化合@1X8)の製造)2.
6−シフルオロペンズアミド98q。
8.5−ジクロロ−4−〔4−(1,1,2゜2−テト
ラフルオロエトキシ)アニリノ〕フェニルイソシアネー
ト246wおよびキシレン15−の混合物を4時間還流
下反応させたつ反応終了後、室温まで放冷し、n−ヘキ
サン10−を加えて生じた結晶を沖取し、乾燥すること
により、N−2,6−シフルオロペンゾイルーN″−8
,5−ジクロロ−4−(4−(1、1、2、2−テトラ
フルオロエトキシ)アニリノ〕フェニル尿素(本発明化
合物(8))251岬を白色結晶として得た。
収率: 7 B”/、  mops 181.6−c上
記と同様の方法によって製造された化合物を第1表に示
した。
第   1   表 次に原料化合物の製造例を示す。
製造例8   (11,6−ジクロロ−4−〔4−(ト
リフルオロメトキシ)アニリノコアニリンの製造)8.
5−ジクロロ−4−ヨードニトロベンゼン1.Ofと4
−(トリフルオロメトキシ)アニリン0.561とをジ
メチルホルムアミド7−に溶かし、水冷上攪拌しながら
、水素化ナトリウム(60%油性)0.26 IIを少
しづつ加えた。完了後室温で1晩攪拌した。反応混合物
をジエチルエーテル50−で希釈し、IN塩酸、水で順
次洗浄後、乾燥、濃縮した。
さらに粗油状物をシリカゲル薄層クロマトグラフィーで
精製することによって得られた油状物を酢酸エチル7−
に溶かし、二酸化白金を触媒量加え、水素雰囲気下室温
で2時間攪拌した。反応混合物上り二酸化白金を沖側抜
、濃縮して得られた粗油状物をシリカゲル薄層クロマト
グラフィーで精製することにより、8.5−ジクロロ−
4−(4−(トリフルオロメトキシ)アニリノコアニリ
ンo、 t 9 yを白色結晶として得た。
収率:18%  mops  182.2°C’ H−
NMR(CDCtx ) dl)pm   8.8(2H,br、s)5.4(I
H,br、s) 6.5 (2H、br 、 d 、 J=9.0Hz 
)6.7(2H,s) 7.0 (2H、br 、 d 、 J=9.0Hz 
)製造例4    (8,5−ジクロロ−4−(4−(
ブロモジフルオロメトキシ)アニリノコアニリンの製造
) 8.4.5−トリクロロニトロベンゼンt、oyと4−
(ブロモジフルオロメトキシ)アニリン1.05Nとを
ジメチルスルホキシド7W11に溶かし、水冷上攪拌し
ながら、水素化ナトリウム(60%油性)0.86gを
少しづつ加えた。完了後室温で1晩攪拌した。
反応混合物をジエチルエーテル50dで希釈し、IN塩
酸、水で順次洗浄後、乾燥、濃縮した。さらに粗油状物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィーで精製することに
よって油状物0.761Fを得た。別のフラスコに電解
鉄1、Ofおよび10%酢酸5−を入れ、これを1時間
還流し、得られた反応液に、先に得た油状物を酢酸エチ
ル7−および酢酸7−に溶かした溶液を還流下に滴下し
たつ10分後、反応液を氷片の入っている炭酸水素ナト
リウム水に投じ、酢酸エチル70−で2回抽出した。抽
出液を乾燥、濃縮して得られた粗油状物をシリカゲル薄
層クロマトグラフィーで精製することにより、8.5−
ジクロロ−4−〔ダー(ブロモジフルオロメトキシ)ア
ニリノコアニリン0.401を白色結晶として得た。
収率:23%  rnep* 99.Q°C’ H−N
MR(CDCLs ) δ1)pm  8.6(2H,bres)5.4(IH
,br、s) 6.6(2H=bred、J=9.GHz)6.7(2
H,s) 7.0 (2H、br 、 d 、 J=9.0Hz 
1上記と同様の方法により、下記の化合物を得た。
’ H−NMR(CD Ct s ) δppm  8.8(2H,br、s )5.4(IH
,br@8) 6.5 (IH、br 、 d 、 J=9.0Hz 
)6.6(IH,br@s) 6.7(2H,s) 7.1 (IH、br −d 、 J=9.0Hz )
’ H−NMR(CDCム) δ1)pm  8.9(2H,brss)5.4(LH
,br@s) 6.5 (2H、d 、 J=9.0Hz )6.8 
(IH、d 、 J=9.0Hz )7.0 (2H、
d 、 J=9.0Hz )次に製剤例を示す。なお、
本発明化合物は第1表に記載の化合物番号で示し、部は
重量部を表わす。
製剤例1 本発明化合物(1)〜(12)の各々10部、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム6部、キシレン85部お
よびジメチルホルムアミド85部をよく混合して、各々
の乳剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(12)の各々20部、フェニト
ロチオン10部、リグニンスルホン酸カルシウム8部、
ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸化珪素6
5部をよく粉砕混合して各々の水和剤を得る。
製剤例8 本発明化合物(1)〜(12)の各々1部、カルバリー
ル2部、カオリンクレー87部およびタルク10部をよ
く粉砕混合して、各々の粉剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(1)〜(12)の各々20部、ナフタレ
ンスルホン酸ソーダのホルマリン縮合物8部および水7
5部をよく粉砕混合した後、増粘剤としてメチルセルロ
ース2部を添加混合して、各々のフロアブルを得る。
製剤例5 本発明化合物(1)〜(12)の各々5部に合成含水酸
化珪素微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム5部、ベントナイト80部およびクレー55部を加
え、充分攪拌混合する。次に、これらの混合物に適当量
の水を加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥
して、各々の粒剤を得る。
製剤例6 本発明化合物(1)〜(12)の各々0.25部、d−
フェノスリン0.05部、キシレン8部、脱臭灯油50
部およびジメチルホルムアミド6.7部を混合溶解し、
エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、
該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)40部を
加圧充填して、各々のエアゾールを得る。
製剤例7 本発明化合物(1)〜(12)の各々0.25部、d−
フェノスリン0.05部、脱臭灯油10部、ジメチルホ
ルムアミドおよびアトモス8o。
(アトラスケミカル社登録商標名)それぞれ1部とを混
合し、純水50部を加えて乳化させた後、脱臭ブタン、
脱臭プロパンの8二1混合物85部と共にエアゾール容
器に充填して、各々のウォーターΦベースエアゾールを
得る。
次に試験例を示す。なお、本発明化合物は、第1表の化
合物番号で示し、比較対照に用いた化合物は、第2表の
化合物記号で示す。
第   2   表 化合物証@     構  造  式     名 称
(備考)試験例1 製剤例1に準じて得られた下記供試化合物の乳剤を、水
で0.011)9mになるよう暑と希釈した。得られた
各希釈液100−を180−ポリカップに入れ、その中
にアカイエカ絡合幼虫2゛0頭を放飼した。餌を与え羽
化まで飼育し、羽化阻害率を求めた(2反復)。
結果を第8表に示す。
第  8  表 試験例2 製剤例1に準じて得られた下記供試化合物の乳剤を、水
で50 pm)mになるように希釈した。得られた各希
釈液2−を18IIの11スモンヨトウ用人工飼料にし
みこませ、直径11譚のポリエチレンカップに入れた。
その中にハスモンヨトウ4令幼虫を10頭放ち、6日後
に生死を調査し、死出率を求めた(2反復)。
結果を第4表に示す。
第   4   表 試験例8 製剤例1に準じて得られた下記供試化合物の乳剤を水で
所定濃度になるように希釈し、各希釈液を得た。葉を入
れたシャーレの中でニセナミハダニの第二若虫を20〜
60匹生息させ、該希釈液3−を噴霧した。8日後に成
虫数を数え、成虫化阻害率を求めた。
結果を第6表に示す。
第   5  表 試験例4 製剤例1に準じて得られた下記供試化合物板 の乳剤を水で100 ppmになるように希斜し、各希
釈液を得た。葉を入れたシャーレの中でニセナミハダニ
の雌成虫を30匹生息させ、該希釈液3−を噴霧した。
風乾後、別に用意した無処理の葉を入れたシャーレの中
に、雌成虫を18匹移し、8日間産卵させた。得られた
卵を27°Cの人工気象器内で保管し、6日後に未ふ化
卵数を調査し、不妊化率を求めた。
結果を第6表に示す。
第   6   表 試験例5 播種7日後の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)に、−
葉当り10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、2
5°Cの恒温室で保管した。6日後、製剤例1に準じて
得られた子分 記供試化合物の乳剤を、水で有効成11濃度が500 
ppmになるように希釈した各希釈液をターンテーブル
上で10−散布し、同時に2−を土塀潅注した。20日
後にそれぞれのツルナシインゲンのハダニによる被害程
度を調査した。
被害程度は、次の8段階に区分し、−1+、÷で示す。
一:はとんど被害が認められない。
+:少し被害が認められる。
+:無処理区と同様の被害が認められる。
その結果を第7表に示す。
第7表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、コナガ、ニカメイガ、コブノメイガ、
ヨトウ類等の鱗翅目幼虫、アカイエカ、イエバエ等の双
翅目幼虫、チャバネゴキブリ等の網翅目若虫、鞘翅目幼
虫等の昆虫類の他、ナミハダニ、ニセナミハダニ、カン
ザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ等のハダニi
等、種々の害虫に卓効を発揮することから、種々の用途
に供し得る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はフッ素原子または水素原子を表わし、
    R_2は塩素原子または水素原子を表わし、R_3はフ
    ッ素原子、臭素原子または低級ハロアルキル基を表わし
    、XおよびYは それぞれ同一または相異なり、酸素原子ま たはイオウ原子を表わす。〕 で示されるベンゾイル尿素誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは酸素原子またはイオウ原子を 表わす。〕 で示されるベンゾイルイソシアネートまたはベンゾイル
    イソチオリアネート化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はフッ素原子または水素原子を表わし、
    R_2は塩素原子または水素原子を表わし、R_3はフ
    ッ素原子、臭素原子または低級ハロアルキル基を表わし
    、Yは酸素原子 またはイオウ原子を表わす。〕 で示される4−アニリノアニリン化合物とを反応させる
    ことを特徴とする第1項記載のベンゾイル尿素誘導体の
    製造法。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される2,6−ジフルオロベンズアミドと、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はフッ素原子または水素原子を表わし、
    R_2は塩素原子または水素原子を表わし、R_3はフ
    ッ素原子、臭素原子または低級ハロアルキル基を表わし
    、XおよびYはそ れぞれ同一または相異なり、酸素原子また はイオウ原子を表わす。〕 で示されるイソシアネートまたはイソチオシアネート化
    合物とを反応させることを特徴とする第1項記載のベン
    ゾイル尿素誘導体の製造法。
  4. (4)第1項記載のベンゾイル尿素誘導体を有効成分と
    して含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はフッ素原子または水素原子を表わし、
    R_2は塩素原子または水素原子を表わし、R_3はフ
    ッ素原子、臭素原子または低級ハロアルキル基を表わし
    、Yは酸素原子 またはイオウ原子を表わす。〕 で示される4−アニリノアニリン化合物。
JP8825467A 1987-02-10 1988-02-04 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体 Pending JPH01131147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8825467A JPH01131147A (ja) 1987-02-10 1988-02-04 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-28571 1987-02-10
JP2857187 1987-02-10
JP62-75609 1987-03-27
JP7560987 1987-03-27
JP20235387 1987-08-13
JP62-202353 1987-08-13
JP8825467A JPH01131147A (ja) 1987-02-10 1988-02-04 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01131147A true JPH01131147A (ja) 1989-05-24

Family

ID=27286239

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8825467A Pending JPH01131147A (ja) 1987-02-10 1988-02-04 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体
JP8826862A Pending JPH01131148A (ja) 1987-02-10 1988-02-08 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8826862A Pending JPH01131148A (ja) 1987-02-10 1988-02-08 ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0278672A3 (ja)
JP (2) JPH01131147A (ja)
KR (1) KR880009916A (ja)
AU (1) AU604086B2 (ja)
BR (1) BR8800498A (ja)
CA (1) CA1293516C (ja)
DE (1) DE3870901D1 (ja)
ES (1) ES2036671T3 (ja)
HU (1) HU201654B (ja)
MY (1) MY102665A (ja)
NZ (1) NZ223424A (ja)
PL (1) PL152734B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU602060B2 (en) * 1987-04-03 1990-09-27 Sumitomo Chemical Company, Limited A benzoylurea derivative and its production and use, and aniline intermediates therefor
JPH0320201A (ja) * 1989-06-16 1991-01-29 Dow Chem Nippon Kk 高活性な農薬粉剤の製法
US7507767B2 (en) 2001-02-08 2009-03-24 Schering Corporation Cannabinoid receptor ligands

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3132020A1 (de) * 1981-08-13 1983-03-03 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen N-benzoyl-n'-phenylharnstoffe, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur bekaempfung von insekten und spinnentieren
DE3232265A1 (de) * 1982-08-31 1984-03-01 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen N-benzoyl-n'-phenoxyphenylharnstoffe, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur bekaempfung von schaedlingen
DE3378207D1 (en) * 1983-01-24 1988-11-17 Duphar Int Res Benzoylurea compounds and pesticidal compositions comprisingsame
JPS6051163A (ja) * 1983-08-31 1985-03-22 Kumiai Chem Ind Co Ltd ベンゾイルウレア誘導体および殺虫剤
DE3519458A1 (de) * 1985-05-31 1986-12-04 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen N-benzoyl-n'-(1,1-difluor-phenylmethyl)-phenylharnstoffe, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung zur bekaempfung von schaedlingen

Also Published As

Publication number Publication date
ES2036671T3 (es) 1993-06-01
BR8800498A (pt) 1988-09-27
AU1078088A (en) 1988-08-11
DE3870901D1 (de) 1992-06-17
JPH01131148A (ja) 1989-05-24
EP0278672A3 (en) 1989-09-27
HU201654B (en) 1990-12-28
PL270562A1 (en) 1989-05-02
AU604086B2 (en) 1990-12-06
KR880009916A (ko) 1988-10-05
HUT48801A (en) 1989-07-28
CA1293516C (en) 1991-12-24
NZ223424A (en) 1990-12-21
MY102665A (en) 1992-08-17
PL152734B1 (en) 1991-01-31
EP0278672A2 (en) 1988-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940011136B1 (ko) 벤조일우레아 유도체 및 그의 제법 및 용도
AU595417B2 (en) A benzoylurea derivative and its production and use
JPH01131147A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体
JPS6097949A (ja) ベンゾイル尿素誘導体,その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
EP0232080B1 (en) Benzoylurea compounds and their production and use
JP2569706B2 (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その用途およびその中間体
EP0278673B1 (en) A benzoylurea derivative and its production and use
JPS61106551A (ja) ジフエニルエ−テル誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS60158180A (ja) ベンズイミダゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JP2524747B2 (ja) ベンゾイル尿素誘導体およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH06184065A (ja) アニリン化合物
JPS62178561A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS63270657A (ja) ベンゾイル尿素誘導体およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPH0160A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPS61229857A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS61215304A (ja) 農薬アルフア‐シアノベンジルフエニルベンゾイル尿素化合物
JPH0311053A (ja) ペンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途、その中間体およびその中間体の製造法
JPH02155A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途およびその中間体
JPH0768202B2 (ja) ベンゾイル尿素誘導体およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPH02138247A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途、その中間体およびその中間体の製造法
JPS63192752A (ja) ベンゾイル尿素誘導体およびそれを有効成分とする殺ダニ剤
JPS61207367A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS6317062B2 (ja)
JPH0426667A (ja) ベンゾイル尿素誘導体およびその用途
JPH01233266A (ja) ベンゾイル尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫剤