JPH0311053A - ペンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途、その中間体およびその中間体の製造法 - Google Patents

ペンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途、その中間体およびその中間体の製造法

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JPH0311053A
JPH0311053A JP14487189A JP14487189A JPH0311053A JP H0311053 A JPH0311053 A JP H0311053A JP 14487189 A JP14487189 A JP 14487189A JP 14487189 A JP14487189 A JP 14487189A JP H0311053 A JPH0311053 A JP H0311053A
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JP14487189A
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Noriyasu Sakamoto
坂本 典保
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
Hiroaki Fujimoto
藤本 博明
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なベンゾイル尿素誘導体、その製造法、
その用途、その中間体およびその中間体の製造法に関す
る。
〈従来の技術〉 USP8988908号明細書には、害虫に対し有効な
ベンゾイル尿素化合物類が記載されており、それらの中
でジフルベンズロンは既に市販されている。また、EP
16LO1,GA1号公報で、該公報に記載の化合物が
殺虫活性ばかりでなく、殺ダニ活性をも有することが知
られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、鱗翅目等に対しては
殺虫効力を示すものの、殺ダニ効力に乏しく、殺ダニ剤
としては不十分であったり、製造コスト面での問題を有
する等、必ずしも満足すべきものとは言い難い。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、より優れた殺虫
、殺ダニ活性を有するベンゾイル尿素化合物を開発すべ
く鋭意検討した結果、−最大(I)で示されるベンゾイ
ル尿素誘導体が、きわめて高い殺虫、殺ダニ活性を有し
、特にハダニ類の幼若虫に対する高い致死活性や雌成虫
に対する不妊化活性、さらには殺卵活性をも有し、しか
も比較的安価に製造し得ることを見出し、本発明に至っ
た。
すなわち、本発明は、式(I) で示されるベンゾイル尿素誘導体(以下、本発明化合物
と称する。)、その製造法、それを有効成分として含有
する殺虫、殺ダニ剤、その中間体およびその中間体の製
造法を提供するものである。
本発明化合物が特に有効な具体的な害虫としては、たと
えば、コナガ、ニカメイガ、コブノメイガ、ヨトウ類等
の鱗翅目幼虫、アカイエカ等のイエカ類、ハマダラカ類
、シマカ類、ユスリカ類、イエバエ類、クロバエ類、ニ
クパエ類、アブ類、ダニ類等の双翅目幼虫、チャバネゴ
キブリ等の網翅目若虫、鞘翅目幼虫等の昆虫類の他、ナ
ミハダニ、ニセナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハ
ダニ、リンゴハダニ等のハダニ科、ツメダニ科、ホコリ
ダニ科、ケナガコナダニ等のコナダニ科、コナチリダニ
等のチリダニ科等のダニ類およびこれらの卵があげられ
る。
また本発明化合物は、温血動物に対する毒性が低いため
、動物用飼料等に混入し、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、
ヤギ、ニワトリ等の家畜類に経口的に投与することがで
きる。その結果、化合物は未分解のまま、動物体内から
排泄されることにより、家畜排泄物)こ生息する昆虫類
で示されるペンツアミド化合物と式(Y)−最大(I)
で示される本発明化合物は、方法により製造することが
できる。
(製造法A) 式(m 以下の で示されるベンゾイルイソシアネート化合物と式面 で示されるアニリン化合物とを反応させる方法。
(製造法B) 式(至) で示されるイソシアネート化合物とを反応させる方法。
上記製造法AおよびBにおいて、反応は通常不活性溶媒
の存在下に行なわれる。使用し得る溶媒としては、たと
えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、クロロベンゼン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化
メチレン、1.2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化
水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、ニトロメタン等およ
びこれらの混合溶媒があげられる。
製造法AおよびBにおいて、反応は一般に常圧下で行な
うことができ、通常1〜50時間で目的を達成すること
ができる。また、原料化合物の使用量は、−船釣に等モ
ル比でよいが、−方の原料化合物を過剰量用いても差し
支えない。
製造法AおよびBにおいて、反応温度は特に制限される
ものではないが、製造法Aにおいては、一般に0〜80
°C1通常、室温〜60°Cの範囲であり、また製造法
Bにおいては、一般に室温〜160“C1通常、80〜
180°Cの間の範囲である。
このようにして得られた本発明化合物は、必要に応じて
カラムクロマトグラフィー、再結晶等の手段により精製
することができる。
本製造法に用いられる式■で示されるベンゾイルイソシ
アネート化合物および式■で示されるペンツアミド化合
物は公知化合物である。
また、式唾で示されるアニリン化合物は新規化合物であ
り、たとえば次のような方法で製造される。
(W) (Vl) 使用する塩基性物質としては、たとえば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、トリエチルアミン
等があげられ、溶媒としては、たとえばジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホロ
アミド、アセトニトリル等の非プロトン性極性洛媒等が
あげられる。
本反応を行なう際、アミノチオフェノール化合物(■)
1モル量に対して、塩基性物質は約0、5〜8倍モル量
が用いられ、好ましくは約1〜1.2倍モル量である。
8,4−ジクロロペンシトリフルオライド(Ii’)は
約0.5〜8倍モル量が用いられ、好ましくは約1〜2
倍モル量である。
このようにして得られた反応生成物は、必要に応じてカ
ラムクロマトグラフィー、再結晶等の手段により精製す
ることができる。
また上記反応式で示されているアミノチオフェノール化
合物(VI)は、たとえば特開昭60−1810678
公報に記載の方法等に準じて製造することができる。
さらに式(V)で示されるイソシアネート化合物は、通
常の方法に従って式(2)で示されるアニリン化合物と
ホスゲンとを反応させることにより、容易に製造するこ
とができ、通常、下記のような条件下に反応が行なわれ
る。
本反応で用いられるホスゲンの使用量は、アニリン化合
物([D1モル量に対し、通常約0.2〜20倍モル量
であり、またこのとき、通′酵、不活性溶媒が用いられ
、そのような溶媒として、標準的にはたとえばヘキサン
、ヘプタン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、1.2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素およびこれらの2
種以上の混合各課等が使用される。該反応において反応
は室温から溶媒の沸点で充分進行する。
このようにして得られた反応生成物は必要に応じ蒸留等
により容易に精製することができる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤の有効成分として用いる
場合は、他の何らの成分も加えず、そのまま使用しても
よいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌
等と混合し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補
助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤、
粒剤、粉剤、エアゾール、煙霧剤(フォッギング等)、
毒餌等に製剤して使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.01%〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あ
るいは粒状物などがあげられ、液体担体としては、たと
えば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族
炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘ
キサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類
(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニ
トリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソ
プロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、ト
リクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシ
ド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、ガス状担
体、すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス、ブ
タンガス、LPG([化石油ガス)、ジメチルエーテル
、炭酸ガス等があげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル類
、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体があげら
れる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグ三ン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP(酸
性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6−シーter
t−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−t
ert−ブチJl/−4−)1トキシフエノールとa−
tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物
)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸またはそのエ
ステル等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば般物粉、植物精油、糖、
結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デ
ヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、
チーズ香料、タマネギ香料等の誘引性香料等があげられ
る。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺
ダニ剤、土壌害虫防除剤、害虫防除剤、殺菌剤、除草剤
、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用
飼料等と混合して、または混合せずに同時に用いること
もできる。
本発明化合物を農業用殺虫、殺ダニ剤として用いる場合
、その施用量は通常lOアールあたりo、tp−too
fであり、乳剤、水和剤、フロアブル剤等を水で希釈し
て用いる場合は、その施用濃度はt ppm〜500 
m)pmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈することなく
製剤のままで施用する。また、防疫用殺虫、殺ダニ剤と
して用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル剤等は
水でt ppm〜500 ppmに希釈して施用し、油
剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等についてはそのまま施
用する。
〈実施例〉 以下、製造例、製剤例および試験例で本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
まず、本発明化合物および中間体の製造例をあげる。
製造例1(本発明化合物の製造) 8−クロロ−4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメ
チル)フヱニルチオ〕アニリン0,42yをトルエン8
−に洛解し、水冷下撹拌しながらこれに、2.6−シフ
ルオロペンゾイルイソシアネート0.2Bfをトルエン
5WLtに溶解した液を滴下した。滴下終了後反応液を
室温で一夜撹拌し、これにn−ヘキサン8ゴを加えて生
じた結晶をF取し、乾燥すること、により、N−〔2,
6−ジフルオロベンゾイル)−N’−(8−クロロ−4
−(2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル
チオ)フェニル〕尿素0.481を白色結晶として得た
収率ニア4% m、p、: l 91.9℃ 製造例2(中間体アニリン化合物の製造〕8−クロロー
4−メルカプトアニリン1.02f、8.4−ジクロロ
ペンシトリフルオライド2.079および炭酸カリウム
1.06gをジメチルホルムアミド20−に溶解し、こ
れを油浴温度100〜110℃下で2時間撹拌した。
ついで反応液を水に投入して、ジエチルエーテル200
fRtで8回抽出した。得られた抽出液を水洗し、乾燥
、濾過後濃縮して、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付し、8−クロロ−4−〔2−クロロ−4−(トリ
フルオロメチル)フェニルチオコアニリン6.57yを
得た。
収率:61% IHNMR(CDC18) δppm   4.00 (2H,br、 )6.45
−6.70(2H,m) 6.88(IH,d、J=2.5Hz)7.24 (L
H,dd、 J=2.5Hz 、 8Hz )7.85
(LH,d、J=8.0Hz)7.52(IH,br、
s) 次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす。
製剤例1 本発明化合物10部、ポリオキシエチレンスチリルフェ
ニルエーテル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム6部、キシレン85部およびジメチルホルムアミ
ド85部をよく混合して乳剤を得る。
製剤例2 本発明化合物20部、フェニトロチオン10部、リグニ
ンスルホン酸カルシウム8部、ラウリル硫酸ナトリウム
2部および合成含水酸化珪素65部をよく粉砕混合して
水和剤を得る。
製剤例8 本発明化合物1部、カルバリール2部、カオリンクレー
87部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉剤を得
る。
製剤例4 本発明化合物20部、ナフタレンスルホン酸ソーダのホ
ルマリン縮合物8部および水75部をよく粉砕混合した
後、増粘剤としてメチルセルロース2部を添加混合して
フロアブル剤を得る。
製剤例5 本発明化合物5部に合成含水酸化珪素微粉末5部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト
80部およびクレー55部を加え、十分障拌混合する。
ついで、これらの混合物に適当量の水を加え、さらに撹
拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して粒剤を得る。
製剤例6 本発明化合物0.25部、d−フェノスリン0.05[
、脱臭灯油10部、ジメチルホルムアミド8.7部およ
び乳化剤(アトモス800(アトラスケミカル社登録商
標名)11部を混合し、純水50部を加えて乳化させた
のち、脱臭ブタン、脱臭プロパンの8:1混合物35部
とともにエアゾール容器に充填してウォーター・ベース
エアゾールを得る。
次に試験例を示す。なお、比較対照に用いた化合物は、
第1表の化合物記号で示す。
p。
試験例1 製剤例1に準じて得られた本発明化合物の乳剤を、水で
t ppmになるように希釈した。該希釈液100−を
180m1ポリカツプに入れ、アカイ二カ終令幼虫20
頭を放飼した。餌を与え羽化まで飼育し、羽化阻害度を
求めた(2反復)Q結果を第2表に示す。
第2表 *羽化阻害度 a:羽化阻害率 〉90%b:   /
/    90−80% (:   //   <80% 試験例2 製剤例1に準じて得られた本発明化合物の乳剤を、水で
15 ppmになるように希釈した。該希釈液2−を1
89のハスモンヨトウ用人工飼料にしみこませ、直径1
1αのポリエチレンカップに入れた。その中にハスモン
ヨトウ4令幼虫を10頭放ち、6日後に生死を調査し、
死出率を求めた(2反復)。
結果を第8表(こ示す。
第  8  表 で保管し、12日後に成虫数を数え、成虫化阻害率を求
めた。
結果を第4表に示す。
第  4 表 試験例8 製剤例1に準じて得られた本発明化合物および比較対照
化合物の乳剤を、水で6.251)1)mになるように
希釈し、希釈液を得た。
ニセナミハダニの雌成虫を葉片上に放ち、24時間産卵
させ、得られた卵に、該希釈液6−を噴πした。処理後
、卵を25°Cの人工気象器内試験例4 製剤例1に準じて得られた本発明化合物および比較対照
化合物の乳剤を、水で25 ppmになるように希釈し
、希釈液を得た。ニセナミハダニ雌成虫を葉片上に放ち
、該希釈/[6fntを噴霧した。24時間後、別に用
意した無処理の葉片(こ、雌成虫を移し、産卵させた。
得られた卵を25℃の人工気象器内で保管し、6日後に
未ふ化卵数を調査し、不妊化率を求めた。
結果を第5表に示す。
第  5  表 第  6  表 試験例5 製剤例1に準じて得られた本発明化合物および比較対照
化合物の乳剤を、水で100 ppmになるように希釈
し、希釈液を得た。ナミハダニの雌成虫を葉片上に放ち
24時間産卵させ、得られた卵を該希釈液に5秒間浸漬
した。処理後、卵を25°Cの人工気象器内で保管し、
7日後に未ふ化卵数を調査し、殺卵率を求めた。
結果を第6表に示す。
試験例6 描画7日後の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)に、−
葉当り10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、2
5℃の恒温室で保管した。
6日後、製剤例1に準じて得られた本発明化合物および
比較対照化合物の乳剤を、水で有効成分濃度が500 
ppmになるように希釈した希釈液をターンテーブル上
で10−散布し、同時に2mjを土壌潅注した。20日
後にそれぞれのツルナシインゲンのハダニによる被害程
度を調査した。
被害程度は、次の8段階に区分し、−十、升で示す。
:はとんど被害が認められない。
+:少し被害が認められる。
4+:無処理区と同様の被害が認められる。
結果を第7表に示す。
第  7  表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、鱗翅目幼虫、双翅目幼虫、網翅目若虫
、鞘翅目幼虫等の昆虫類の他、ハダニ類、ツメダニ類、
ホコリダニ類、コナダニ類、チリダニ類等のダニ類およ
びこれらダニ類の卵に効力を発揮する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるベンゾイル尿素誘導体。 (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるベンゾイルイソシアネート化合物と式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアニリン化合物とを反応させることを特徴と
    する請求項1記載のベンゾイル尿素誘導体の製造法。 (8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるベンツアミド化合物と式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるイソシアネート化合物とを反応させることを
    特徴とする請求項1記載のベンゾイル尿素誘導体の製造
    法。 (4)請求項1記載のベンゾイル尿素誘導体を有効成分
    として含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤。 (5)請求項1記載のベンゾイル尿素誘導体を有効成分
    として含有することを特徴とするダニ用殺卵剤。 (6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアニリン化合物。 (7)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるメルカプトアニリン化合物と3,4−ジクロ
    ロベンゾトリフルオライドとを、塩基の存在下に反応さ
    せることを特徴とする請求項6記載のアニリン化合物の
    製造法。 (8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアニリン化合物とホスゲンとを反応させるこ
    とを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるイソシアネート化合物の製造法。
JP14487189A 1989-06-06 1989-06-06 ペンゾイル尿素誘導体、その製造法、その用途、その中間体およびその中間体の製造法 Pending JPH0311053A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005011768A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-10 Scimed Life Systems, Inc. Latex medical articles for release of antimicrobial agents

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WO2005011768A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-10 Scimed Life Systems, Inc. Latex medical articles for release of antimicrobial agents

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