JP7480730B2 - Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両 - Google Patents

Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP7480730B2
JP7480730B2 JP2021042148A JP2021042148A JP7480730B2 JP 7480730 B2 JP7480730 B2 JP 7480730B2 JP 2021042148 A JP2021042148 A JP 2021042148A JP 2021042148 A JP2021042148 A JP 2021042148A JP 7480730 B2 JP7480730 B2 JP 7480730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
egr valve
deterioration degree
egr
deterioration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021042148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022142126A (ja
Inventor
俊一 筒治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021042148A priority Critical patent/JP7480730B2/ja
Priority to US17/672,243 priority patent/US11473537B2/en
Priority to EP22159257.9A priority patent/EP4060180A1/en
Priority to CN202210227283.8A priority patent/CN115075992A/zh
Publication of JP2022142126A publication Critical patent/JP2022142126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7480730B2 publication Critical patent/JP7480730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/0223Variable control of the intake valves only
    • F02D13/0234Variable control of the intake valves only changing the valve timing only
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/49Detecting, diagnosing or indicating an abnormal function of the EGR system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/45Sensors specially adapted for EGR systems
    • F02M26/46Sensors specially adapted for EGR systems for determining the characteristics of gases, e.g. composition
    • F02M26/47Sensors specially adapted for EGR systems for determining the characteristics of gases, e.g. composition the characteristics being temperatures, pressures or flow rates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/04Engine intake system parameters
    • F02D2200/0406Intake manifold pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/0065Specific aspects of external EGR control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/12Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration
    • F02D41/123Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration the fuel injection being cut-off

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、EGR弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両に関する。
例えば特許文献1に記載されているように、排気を吸気に戻す排気再循環装置を備える内燃機関が知られている。この特許文献1に記載の内燃機関では、排気再循環装置が備えるEGR弁の開弁時における圧力と閉弁時における圧力との差である圧力変化量に基づいて当該EGR弁の故障診断を行うようにしている。
特開2018-123694号公報
EGR弁の劣化が進むと上記圧力変化量は小さくなるため、同圧力変化量に基づいてEGR弁の劣化度を算出することができる。ただし、そうした圧力変化量は、EGR弁の劣化以外の要因でも変化するため、単純に圧力変化量に基づき劣化度を算出しても、当該劣化度を精度よく算出することは困難である。
上記課題を解決するEGR弁の劣化度算出システムは、内燃機関の排気通路と吸気通路の一部を構成するサージタンクとを連通するEGR通路と、前記EGR通路の途中に設けられたEGR弁と、前記サージタンク内の圧力を検出する圧力センサとを備える内燃機関に適用されて、前記EGR弁の劣化度を算出する。この劣化度算出システムは、実行装置を備えており、前記実行装置は、前記圧力センサが検出した圧力を取得する圧力取得処理と、前記EGR弁の開閉動作に伴う前記圧力の変化量である圧力変化量を算出する圧力変化量算出処理と、前記EGR弁が閉弁状態のときの大気圧と前記圧力センサが検出した圧力との差を当該EGR弁の上流側と下流側との圧力差である前後差圧として算出する前後差圧算出処理と、前記圧力変化量及び前記前後差圧に基づいて前記EGR弁の劣化度を算出する劣化度算出処理とを実行する。
上記前後差圧は、上記圧力変化量に影響を与える。そこで、同構成では、上記圧力変化量及び上記前後差圧に基づいてEGR弁の劣化度を算出するようにしているため、同劣化度を精度よく算出することができる。
上記劣化度算出システムにおいて、前記劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記前後差圧が小さいときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出してもよい。
EGR弁の劣化度が同じであっても、前後差圧が小さいときには、前後差圧が大きいときに比べて上記圧力変化量は小さくなる。つまり、前後差圧が小さいときには、前後差圧が大きいときに比べて圧力変化量に対する劣化度は小さくなる。そこで、同構成によるように、劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記前後差圧が小さいときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出することが好ましい。
上記劣化度算出システムにおいて、前記実行装置は、前記EGR弁の前記開閉動作時における前記内燃機関の機関回転速度を参照回転速度として取得する回転速度取得処理を実行し、前記劣化度算出処理は、前記圧力変化量及び前記前後差圧及び前記参照回転速度に基づいて前記EGR弁の劣化度を算出してもよい。
上記圧力センサの配設位置によっては、機関回転速度の違いによる吸気流量の違いが上記圧力変化量に影響を与えることがある。そこで、同構成では、上記圧力変化量及び上記前後差圧に加えて、さらに機関回転速度も考慮してEGR弁の劣化度を算出するようにしている。
上記劣化度算出システムにおいて、前記劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記機関回転速度が高いときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出してもよい。
EGR弁の劣化度が同じであっても、機関回転速度が高いときには、機関回転速度が低いときに比べて上記圧力変化量は小さくなる。つまり、機関回転速度が高いときには、機関回転速度が低いときに比べて圧力変化量に応じた劣化度は小さくなる。そこで、同構成によるように、劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記機関回転速度が高いときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出することが好ましい。
なお、上述した劣化度算出システムにおける前記実行装置を内燃機関の制御装置が備えてもよい。
また、上記内燃機関を車両が備えていてもよい。
一実施形態における内燃機関の模式図。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャート。 圧力変化量と前後差圧と参照回転速度と劣化度との対応関係を示す概念図。 同実施形態の作用を示すタイミングチャート。 同実施形態の変更例における内燃機関の模式図。 同実施形態の変更例における劣化度算出システムの構成を示す模式図。
<内燃機関の構成>
以下、EGR弁の劣化度算出システムを車両に搭載された内燃機関に適用した一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
図1に示すように、車両500に搭載された内燃機関1には、吸気通路3及び吸気ポート3aを通じて燃焼室2に空気が吸入されるとともに、燃料噴射弁4から噴射された燃料が燃焼室2に供給される。空気及び燃料で構成される混合気に対して点火プラグ5による点火が行われると、混合気が燃焼してピストン6が往復移動し、内燃機関1の出力軸であるクランクシャフト7が回転する。燃焼後の混合気は排気として燃焼室2から排気通路8に排出される。
内燃機関1の吸気通路3は、サージタンク11やインテークマニホールド3Aを備えている。サージタンク11よりも吸気上流側の吸気通路3には、吸入空気量を調量するスロットルバルブ29が設けられている。このスロットルバルブ29は、電動モータによって開度が調整される。サージタンク11の吸気下流側にはサージタンク11内の空気を内燃機関1の各気筒に分配するインテークマニホールド3Aが接続されている。
インテークマニホールド3Aに繋がる吸気ポート3aには吸気バルブ9が設けられている。排気通路8に繋がる排気ポート8aには排気バルブ10が設けられている。吸気バルブ9には、当該吸気バルブ9のバルブタイミングを変更する可変動弁機構21が設けられている。
内燃機関1は、排気の一部を吸気通路3に戻す排気再循環装置を備えている。この排気再循環装置は、EGR通路50、EGRクーラ51、EGR弁52などを備えている。
EGR通路50は、吸気通路3の一部を構成するサージタンク11と排気通路8とを連通させる通路である。EGR通路50の途中には、上記EGR弁52が設けられている。このEGR弁52が開弁しているときには、EGR通路50内に排気(EGRガス)が流れる。EGR通路50においてEGR弁52よりも上流側、つまり排気通路8側には、上記EGRクーラ51が設けられている。
制御装置100は、内燃機関1を制御対象とし、スロットルバルブ29、燃料噴射弁4、点火プラグ5、可変動弁機構21、EGR弁52等の各種操作対象機器を操作することによって、内燃機関1の制御量(吸入空気量、噴射燃料量等)を制御する。
制御装置100は、中央処理装置(以下、CPUという)110や、制御用のプログラムやデータが記憶されたメモリ120などを備えている。そして、制御装置100は、メモリ120に記憶されたプログラムをCPU110が実行することにより上記制御量の制御や後述の各処理を実行する。CPU110及びメモリ120は実行装置を構成している。
制御装置100は、制御量を制御する際、アクセルポジションセンサ31によって検出されるアクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCPや、スロットルセンサ32によって検出されるスロットルバルブ29の開度であるスロットル開度TAを参照する。また、制御装置100は、エアフロメータ33によって検出される吸入空気量GA、圧力センサ34によって検出されるサージタンク11内の圧力である吸気圧PMを参照する。圧力センサ34は、EGR弁52の下流側に配置された圧力センサである。また、制御装置100は、水温センサ35によって検出される冷却水温THW、車速センサ36によって検出される車両500の車速SP、クランク角センサ37の出力信号Scrを参照する。また、制御装置100は、カム角センサ38の出力信号Scfや、大気圧センサ39によって検出される大気圧PAを参照する。なお、制御装置100は、クランク角センサ37の出力信号Scrに基づいてクランク角や機関回転速度NEを検出する。また、制御装置100は、機関回転速度NEや吸入空気量GAに基づいて機関負荷率KLを算出する。また、制御装置100は、カム角センサ38の出力信号Scfに基づいて吸気バルブ9のバルブタイミングVTを検出する。
制御装置100は、機関回転速度NE及び機関負荷率KLなどの機関運転状態に基づき、吸気バルブ9のバルブタイミングVTの目標値である目標バルブタイミングVTpを算出する。そして、制御装置100は、バルブタイミングVTが目標バルブタイミングVTpと一致するように可変動弁機構21を制御する。
また、制御装置100は、機関回転速度NE及び機関負荷率KLなどの機関運転状態に基づき、EGR通路50を介して吸気通路3に流入する排気の量(EGR量)を調整するための指令値である目標EGR率EGpを算出する。なお、EGR率とは、筒内充填ガス総量に対するEGR量の比率のことである。そして、制御装置100は、目標EGR率EGp及び吸入空気量GAなどに基づき、実際のEGR率が目標EGR率EGpとなるEGR弁52の目標開度を算出し、EGR弁52の実際の開度が目標開度となるようにEGR弁52の開度を調整する。
<EGR弁の劣化度算出>
EGR弁52には、EGRガス中の残量成分が付着する。そのため、そうした残量成分の堆積量が増加するにつれて当該EGR弁52を通過するガスの流量が低下していく。本実施形態では、こうした経年によるガス流量の低下をEGR弁52の劣化といい、制御装置100は、そうしたEGR弁52の劣化の度合いである劣化度を算出する。なお、本実施形態では、劣化度はその値が大きいほど劣化が進んでいることを示す。
以下、劣化度Rの算出について説明する。
図2に、劣化度Rの算出にかかる処理の手順を示す。図2に示す処理は、メモリ120に記憶されたプログラムをCPU110が実行することにより実現される。なお、図2に示す処理は、劣化度の算出条件が成立した場合に実行が開始される。この劣化度の算出条件としては、例えば減速時の燃料カット実行中であって混合気の燃焼が停止していることや、前回劣化度を算出してから規定の時間または走行距離が経過していること等が挙げられる。また、劣化度の算出条件が成立した時点でEGR弁52が全閉状態になっていない場合には、EGR弁52を全閉状態にしてから図2に示す処理が開始される。
なお、以下では、先頭に「S」を付与した数字によってステップ番号を表現する。
本処理を開始すると、まず、CPU110は、吸気バルブ9の目標バルブタイミングVTpとして固定値VTaを設定する(S100)。
次に、CPU110は、バルブタイミングの変更が完了したか否か、つまりバルブタイミングVTが固定値VTaになったか否かを判定する(S110)。そして、バルブタイミングの変更が完了していない場合(S110:NO)、CPU110は、S110の判定を繰り返す。
一方、バルブタイミングの変更が完了したと判定する場合(S110:YES)、CPU110は、バルブタイミングの変更が完了してから規定時間Tw1が経過したか否かを判定する(S120)。規定時間Tw1としては、バルブタイミングの変更による吸気圧PMの変化が収束するまでに要する時間が設定されている。そして、規定時間Tw1が経過していないと判定する場合(S120:NO)、CPU110は、S120の判定を繰り返す。
一方、規定時間Tw1が経過したと判定する場合(S120:YES)、CPU110は、現在の吸気圧PMを第1圧力PM1として取得する圧力取得処理を実行する(S130)。この第1圧力PM1はEGR弁52の閉弁時における吸気圧PMである。
次に、CPU110は、EGR弁52を開弁させる(S140)。このS140では、EGR弁52が全開状態となるように、CPU110はEGR弁52を制御する。
次に、CPU110は、EGR弁52を開弁させてから規定時間Tw2が経過したか否かを判定する(S150)。規定時間Tw2としては、S140にてEGR弁52を開弁させることによって生じる吸気圧PMの上昇が収束するまでに要する時間が設定されている。
そして、規定時間Tw2が経過していないと判定する場合(S150:NO)、CPU110は、S150の判定を繰り返す。
一方、規定時間Tw2が経過したと判定する場合(S150:YES)、CPU110は、現在の吸気圧PMを第2圧力PM2として取得する圧力取得処理を実行するとともに、現在の機関回転速度NEを参照回転速度NEsとして取得する回転速度取得処理を実行する(S160)。上記第2圧力PM2はEGR弁52の開弁時における吸気圧PMである。
次に、CPU110は、EGR弁52を閉弁させる(S170)。このS170では、EGR弁52が全閉状態となるように、CPU110はEGR弁52を制御する。
次に、CPU110は、EGR弁52を閉弁させてから規定時間Tw3が経過したか否かを判定する(S180)。規定時間Tw3としては、S170にてEGR弁52を閉弁させることによって生じる吸気圧PMの低下が収束するまでに要する時間が設定されている。
そして、規定時間Tw3が経過していないと判定する場合(S180:NO)、CPU110は、S180の判定を繰り返す。
一方、規定時間Tw3が経過したと判定する場合(S180:YES)、CPU110は、現在の吸気圧PMを第3圧力PM3として取得する圧力取得処理を実行する(S190)。この第3圧力PM3はEGR弁52の閉弁時における吸気圧PMである。
次に、CPU110は、圧力変化量ΔPを算出する圧力変化量算出処理と、前後差圧Pbaを算出する前後差圧算出処理とを実行する(S200)。
圧力変化量ΔPは、EGR弁52の開閉動作に伴う圧力変化量であり、上述した第1圧力PM1、第2圧力PM2、及び第3圧力PM3に基づき、次式(1)から求められる値である。
ΔP=PM2-{(PM1+PM3)/2}…(1)
また、前後差圧Pbaは、EGR弁52が閉弁状態のときの当該EGR弁52の上流側(排気通路側)と下流側(吸気通路側)との圧力差であり、上述した第1圧力PM1及び第3圧力PM3と、S200の処理を実行する際に取得した大気圧PAとに基づき、次式(2)から求められる値である。なお、EGR弁52の上流側の圧力、つまり排気通路8内の圧力は、燃料カットの実行中において大気圧PAと相関がある。そこで、本実施形態では、EGR弁52の上流側の圧力を示す値として、大気圧PAを採用している。
Pba=PA-{(PM1+PM3)/2}…(2)
ちなみに、上記式(1)や上記式(2)における{(PM1+PM3)/2}の値は、EGR弁52の閉弁時における吸気圧PMである第1圧力PM1及び第3圧力PM3の相加平均値PMclavである。
次に、CPU110は、圧力変化量ΔP、前後差圧Pba、及び参照回転速度NEsに基づいて劣化度Rを算出する劣化度算出処理を実行する(S210)。より詳細には、圧力変化量ΔP、前後差圧Pba、及び参照回転速度NEsのそれぞれと劣化度Rとの対応関係が規定されたマップが劣化度マップとしてメモリ120に記憶されている。そして、CPU110は、この劣化度マップを参照して劣化度Rを算出する。
図3に示すように、例えば劣化度Ra、劣化度Rb、劣化度Rcの順で劣化度の値は大きくなっている。そして、圧力変化量ΔPが大きいほど、算出される劣化度Rの値は小さくなる。また、同一の圧力変化量ΔPであっても前後差圧Pbaが小さいほど、算出される劣化度Rは小さくなる。また、同一の圧力変化量ΔPであっても参照回転速度NEsが高いほど、算出される劣化度Rは小さくなる。
こうして劣化度Rの算出を終えると、次に、CPU110は、バルブタイミングの通常制御を再開する、つまり上記S100にて固定値VTaに設定された目標バルブタイミングVTpを機関運転状態に応じて設定される値に変更して(S220)、本処理を終了する。
<作用>
本実施形態の作用を説明する。
図4に、図2に示した一連の処理によって得られる作用を示す。
時刻t1において、劣化度の算出が開始されると、吸気バルブ9のバルブタイミングVTが固定値VTaに向かって変化していく。
そして、時刻t2においてバルブタイミングの変更が完了すると、その時点から規定時間Tw1が経過した時刻t3において第1圧力PM1が取得されるとともに、EGR弁52は閉弁状態から開弁状態に変更される。
時刻t3から規定時間Tw2が経過した時刻t4において、第2圧力PM2及び参照回転速度NEsの取得が行われる。また、EGR弁52は、開弁状態から閉弁状態に変更される。
時刻t4から規定時間Tw3が経過した時刻t5において、第3圧力PM3の取得が行われる。この第3圧力PM3が取得されると、圧力変化量ΔP及び前後差圧Pbaが算出されるとともに、それら各値と参照回転速度NEsに基づいて劣化度Rの算出が行われる。こうして劣化度Rの算出が終わると、劣化度算出は終了するとともに、吸気バルブ9のバルブタイミングVTは固定値VTaから、機関運転状態に応じた可変値に変更される。
<効果>
本実施形態の効果を説明する。
(1)EGR弁52の劣化が進むと、上述した圧力変化量ΔPが小さくなるため、同圧力変化量ΔPは劣化度Rの相関する値となっている。ここで、上述した前後差圧Pbaは、圧力変化量ΔPに影響を与える。
すなわち、EGR弁52の劣化度Rが同じであっても、前後差圧Pbaが小さいときには、前後差圧Pbaが大きいときに比べて圧力変化量ΔPは小さくなる。つまり、前後差圧Pbaが小さいときには、前後差圧Pbaが大きいときに比べて圧力変化量ΔPに対する劣化度Rは小さくなる。
そこで、同実施形態では、図3に示したように、同一の圧力変化量ΔPであっても前後差圧Pbaが小さいときほど劣化度Rは小さくなるように当該劣化度Rを算出する。このように、圧力変化量ΔP及び前後差圧Pbaに基づいてEGR弁52の劣化度Rを算出するようにしているため、同劣化度Rを精度よく算出することができる。
(2)吸気圧PMを検出する圧力センサ34が内燃機関1のサージタンク11やインテークマニホールド3Aに設けられている場合、機関回転速度の違いによる吸気流量の違いが上記圧力変化量ΔPに影響を与える。
すなわち、同一の吸気圧PMで機関回転速度が高くなると吸気通路3を流れる吸気の流量は増える。ここでEGR弁52を通過するEGRガスの流量は吸気圧に影響されるため、吸気流量が増えても吸気圧が変わらなければEGRガスの流量はほぼ一定である。従って、吸気の流量が増えると、吸入空気量に対するEGRガスの割合が低下する。吸入空気量に対するEGRガスの割合が低下すると、EGR弁52の開弁が吸気圧PMに与える影響は小さくなるため、圧力変化量ΔPは小さくなる。
従って、EGR弁52の劣化度Rが同じであっても、機関回転速度が高いときには、機関回転速度が低いときに比べて圧力変化量ΔPは小さくなる。つまり、機関回転速度が高いときには、機関回転速度が低いときに比べて圧力変化量ΔPに応じた劣化度Rは小さくなる。
そこで、同実施形態では、図3に示したように、同一の圧力変化量ΔPであっても参照回転速度NEsが高いときほど劣化度Rは小さくなるように当該劣化度Rを算出する。このように、圧力変化量ΔP及び前後差圧Pbaに加えて、さらに参照回転速度NEsといった機関回転速度も考慮してEGR弁52の劣化度Rを算出するようにしている。そのため、上記圧力センサ34がサージタンク11に設けられている場合でも、EGR弁52の劣化度Rを精度よく算出することができる。
(3)EGR弁52の劣化度Rを算出できるため、EGR弁52が故障する前にメンテナンスなどを実施することができる。従って、例えばEGR弁52に不具合が生じることを未然に防ぐことも可能になる。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・EGR通路50の下流側をサージタンク11に接続したが、そうした接続部位は、吸気通路3においてスロットルバルブ29よりも下流側の部位であれば適宜変更してもよい。
・EGR弁52の閉弁時における吸気圧PMとして、第1圧力PM1及び第3圧力PM3の相加平均値PMclavを求めた。この他、第1圧力PM1や第3圧力PMを、EGR弁52の閉弁時における吸気圧PMとしてもよい。
・EGR弁52の側の圧力を示す値として大気圧PAを採用したが、この大気圧PAに変えて、排気通路8内の圧力を採用してもよい。
・劣化度Rの算出に際して、EGR弁52を開弁させるときには当該EGR弁52を全開状態にしたが、必ずしも全開状態にする必要はなく、EGR弁52の開度が規定値以上に大きくなるようにその開度を制御してもよい。
・劣化度Rの算出に際して、EGR弁52を閉弁させるときには当該EGR弁52を全閉状態にしたが、必ずしも全閉状態にする必要はなく、EGR弁52の開度が規定値以下に小さくなるようにその開度を制御してもよい。
・上記圧力センサ34をインテークマニホールド3Aに設けてもよい。この場合でも、上述した劣化度の算出処理を行うことにより、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
・上記実施形態における劣化度Rの算出に際して参照回転速度NEsを省略してもよい。この場合でも上記(2)以外の効果を得ることができる。
・図5に示すように、EGR通路50の一部であってEGR弁52と吸気通路3のサージタンク11とを繋ぐ下流側通路50Lに圧力センサ340を設ける。つまり、EGR通路50においてサージタンク11が接続された部位とEGR弁52との間の部位に圧力センサ340を設ける。この圧力センサ340は、EGR弁52の下流側に配置された圧力センサである。そして、この圧力センサ340で検出される圧力Pを制御装置100に入力する。そして、上述した劣化度Rの算出に際しては、上記吸気圧PMの代わりに当該圧力Pを取得することにより上記圧力変化量ΔPや前後差圧Pbaを求めるようにしてもよい。
このように、EGR通路50において吸気通路3に接続された部位とEGR弁52との間の部位に圧力センサが設けられている場合、その圧力センサで検出される圧力はEGRガスの流量に応じたものとなり、吸気流量の影響を受けにくい。従って、この変更例にて示した位置に圧力センサ340を設ける場合には、圧力変化量ΔPに対する機関回転速度の影響を抑えることができる。そのため、劣化度Rの算出に際して上記参照回転速度NEsを省略しても、EGR弁52の劣化度Rを精度よく算出することができる。
・上記実施形態では、車両500に搭載された実行装置にて劣化度Rを算出した。この他、車両500に備えられていない外部の実行装置にて劣化度Rを算出してもよい。この変更例にかかるシステム構成を図6に示す。
図6に示すように、車両500や車両600に搭載された制御装置100は、通信機130を備えており、通信機130によって外部のネットワーク200を介してデータ解析センタ300と通信可能となっている。なお、本実施形態において、制御装置100のCPU110及びメモリ120は第1実行装置を構成している。
データ解析センタ300は、複数の車両500、車両600などから送信されるデータを解析する。データ解析センタ300は、CPU310、メモリ320、及び通信機330を備えており、それらがローカルネットワーク200を介して通信可能とされている。なお、本実施形態において、CPU310及びメモリ320は第2実行装置を構成している。
そして、CPU110は、図2に示したS100~S190の各処理を実行するとともに、S190の処理を終えると、S220の処理を実行する。また、CPU110は、S130、S160、及びS190の各処理で取得した第1圧力PM1、第2圧力PM2、参照回転速度NEs、第3圧力PM3をデータ解析センタ300に送信する。それら各データを受信したデータ解析センタ300のCPU310は、図2に示したS200及びS210の処理を実行することにより劣化度Rを算出する。なお、S200の処理を車両側のCPU110で行い、データ解析センタ300には、圧力変化量ΔP、前後差圧Pba、及び参照回転速度NEsを送信するようにしてもよい。
この変更例の場合には、例えば車両側のCPU110で劣化度Rの算出を行う場合と比較して、当該CPU110の演算負荷を軽減することができる。
・実行装置としてCPUとメモリとを備えており、ソフトウェア処理を実行するものに限らない。例えば、上記各実施形態において実行されるソフトウェア処理の少なくとも一部を処理する専用のハードウェア回路(たとえばASIC等)を備えてもよい。すなわち、実行装置は、以下の(a)~(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てをプログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するメモリ等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置及びプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置及びプログラム格納装置を備えたソフトウェア処理回路や、専用のハードウェア回路は複数であってもよい。すなわち、上記処理は、1または複数のソフトウェア処理回路及び1または複数の専用のハードウェア回路の少なくとも一方を備えた処理回路によって実行されればよい。
1…内燃機関
2…燃焼室
3…吸気通路
8…排気通路
9…吸気バルブ
10…排気バルブ
11…サージタンク
21…可変動弁機構
29…スロットルバルブ
31…アクセルポジションセンサ
32…スロットルセンサ
33…エアフロメータ
34…圧力センサ
35…水温センサ
36…車速センサ
37…クランク角センサ
38…カム角センサ
39…大気圧センサ
50…EGR通路
51…EGRクーラ
52…EGR弁
100…制御装置
110…中央処理装置
120…メモリ
500…車両

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気通路と吸気通路の一部を構成するサージタンクとを連通するEGR通路と、前記EGR通路の途中に設けられたEGR弁と、前記サージタンク内の圧力を検出する圧力センサとを備える内燃機関に適用されて、前記EGR弁の劣化度を算出する劣化度算出システムであって、
    実行装置を備えており、
    前記実行装置は、
    前記圧力センサが検出した圧力を取得する圧力取得処理と、
    前記EGR弁の開閉動作に伴う前記圧力の変化量である圧力変化量を算出する圧力変化量算出処理と、
    前記EGR弁が閉弁状態のときの大気圧と前記圧力センサが検出した圧力との差を当該EGR弁の上流側と下流側との圧力差である前後差圧として算出する前後差圧算出処理と、
    前記圧力変化量及び前記前後差圧に基づいて前記EGR弁の劣化度を算出する劣化度算出処理と、を実行する
    EGR弁の劣化度算出システム。
  2. 前記劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記前後差圧が小さいときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出する
    請求項1に記載のEGR弁の劣化度算出システム。
  3. 前記実行装置は、
    前記EGR弁の前記開閉動作時における前記内燃機関の機関回転速度を参照回転速度として取得する回転速度取得処理を実行し、
    前記劣化度算出処理は、前記圧力変化量及び前記前後差圧及び前記参照回転速度に基づいて前記EGR弁の劣化度を算出する
    請求項1または2に記載のEGR弁の劣化度算出システム。
  4. 前記劣化度算出処理は、同一の圧力変化量であっても前記機関回転速度が高いときほど前記劣化度は小さくなるように当該劣化度を算出する
    請求項3に記載のEGR弁の劣化度算出システム。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の劣化度算出システムにおける前記実行装置を備える内燃機関の制御装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関を備える車両。
JP2021042148A 2021-03-16 2021-03-16 Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両 Active JP7480730B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021042148A JP7480730B2 (ja) 2021-03-16 2021-03-16 Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両
US17/672,243 US11473537B2 (en) 2021-03-16 2022-02-15 EGR valve deterioration degree calculation system, control device for internal combustion engine, and vehicle
EP22159257.9A EP4060180A1 (en) 2021-03-16 2022-02-28 Egr valve deterioration degree calculation system, control device for internal combustion engine, and vehicle
CN202210227283.8A CN115075992A (zh) 2021-03-16 2022-03-08 Egr阀的劣化度算出系统、内燃机的控制装置及车辆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021042148A JP7480730B2 (ja) 2021-03-16 2021-03-16 Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022142126A JP2022142126A (ja) 2022-09-30
JP7480730B2 true JP7480730B2 (ja) 2024-05-10

Family

ID=80595440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021042148A Active JP7480730B2 (ja) 2021-03-16 2021-03-16 Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11473537B2 (ja)
EP (1) EP4060180A1 (ja)
JP (1) JP7480730B2 (ja)
CN (1) CN115075992A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285875A (ja) 2001-03-27 2002-10-03 Honda Motor Co Ltd 可変バルブタイミングエンジン
JP2010084519A (ja) 2008-09-29 2010-04-15 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2011132946A (ja) 2009-12-23 2011-07-07 Ford Global Technologies Llc エミッションコントロールの方法および装置
WO2011141994A1 (ja) 2010-05-11 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関におけるegr率の特定方法及び内燃機関の制御装置
JP2014020227A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Honda Motor Co Ltd ウェイストゲートバルブの状態推定装置
JP2018123694A (ja) 2017-01-30 2018-08-09 日立オートモティブシステムズ株式会社 低圧egrシステムの故障診断装置
US20190195153A1 (en) 2017-12-22 2019-06-27 Ford Global Technologies, Llc Systems and methods for egr valve diagnostics

Family Cites Families (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323354A (ja) * 1989-06-19 1991-01-31 Japan Electron Control Syst Co Ltd 内燃機関における排気還流装置の排気還流検出装置
US5152273A (en) * 1990-11-07 1992-10-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Exhaust gas recirculation control device and its failure diagnosis device
JP2661396B2 (ja) * 1991-04-15 1997-10-08 三菱電機株式会社 Egr制御装置の故障診断装置
JP2881075B2 (ja) * 1992-08-05 1999-04-12 三菱電機株式会社 排気還流制御装置の故障診断方法
US5309887A (en) * 1992-08-07 1994-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of detecting abnormality in exhaust gas recirculation control system of internal combustion engine and apparatus for carrying out the same
JP2866541B2 (ja) * 1992-11-19 1999-03-08 三菱電機株式会社 排気還流制御装置の故障検出装置
JPH06229323A (ja) * 1993-01-30 1994-08-16 Suzuki Motor Corp 排気ガス再循環装置の自己診断装置
US5513616A (en) * 1993-03-01 1996-05-07 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Method for determining a failure of an EGR apparatus
JP2922099B2 (ja) * 1993-09-29 1999-07-19 三菱電機株式会社 排気ガス再循環装置の自己診断装置
US5508926A (en) * 1994-06-24 1996-04-16 General Motors Corporation Exhaust gas recirculation diagnostic
JPH0828364A (ja) * 1994-07-20 1996-01-30 Mitsubishi Electric Corp 排気ガス還流制御装置の故障検出装置
JPH0835449A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Mitsubishi Electric Corp 排気ガス還流制御装置の故障検出装置
JP2870418B2 (ja) * 1994-09-30 1999-03-17 三菱自動車工業株式会社 排気ガス再循環装置の故障診断装置
JPH08226354A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Unisia Jecs Corp 内燃機関の排気還流装置における診断装置
US6308694B1 (en) * 1999-01-11 2001-10-30 Ford Global Technologies, Inc. Flow measurement and control
US6164270A (en) * 1999-08-09 2000-12-26 Ford Global Technologies, Inc. Exhaust gas recirculation fault detection system
GB2359857B (en) * 2000-03-02 2004-02-18 Ford Global Tech Inc System and method for air flow and EGR flow estimation
JP4415515B2 (ja) * 2000-12-26 2010-02-17 トヨタ自動車株式会社 排気還流装置の異常診断装置
US6763708B2 (en) * 2001-07-31 2004-07-20 General Motors Corporation Passive model-based EGR diagnostic
US6802302B1 (en) * 2003-04-08 2004-10-12 Cummins, Inc. System for diagnosing EGR flow rate operation
US6850833B1 (en) * 2003-11-03 2005-02-01 Cummins, Inc. System for diagnosing delta pressure sensor operation
JP4468039B2 (ja) * 2004-03-26 2010-05-26 富士重工業株式会社 排気ガス還流装置の故障診断装置
JP4107506B2 (ja) 2005-09-21 2008-06-25 三菱電機株式会社 内燃機関制御装置
DE102007026945B4 (de) * 2007-06-12 2013-03-21 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Überprüfen eines Abgasrückführsystems und Computerprogramm zur Durchführung des Verfahrens
US7743757B2 (en) * 2007-07-19 2010-06-29 Ford Global Technologies, Llc System and method for exhaust gas recirculation
DE102008041804B4 (de) * 2008-09-04 2020-06-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung einer Abgasrückführungsanordnung
JP5343880B2 (ja) * 2010-02-03 2013-11-13 三菱自動車工業株式会社 排気再循環装置の診断装置
WO2012157024A1 (ja) * 2011-05-17 2012-11-22 トヨタ自動車株式会社 排気還流装置の故障診断方法
CN103249940B (zh) * 2011-12-01 2015-08-05 丰田自动车株式会社 Egr系统的异常诊断装置
KR20130063946A (ko) 2011-12-07 2013-06-17 현대자동차주식회사 배기가스 재순환 진단장치 및 배기가스 재순환 진단방법
JP2013144961A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Hitachi Automotive Systems Ltd Egrシステムの故障診断装置
DE102012204756A1 (de) * 2012-03-26 2013-09-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Fehlerüberwachung in einer Abgas-Rückführung
WO2014087809A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 日産自動車株式会社 Egr装置の異常診断装置及び異常診断方法
US9267453B2 (en) * 2013-08-22 2016-02-23 Ford Global Technologies, Llc Learning of EGR valve lift and EGR valve flow transfer function
US9541040B2 (en) * 2014-09-05 2017-01-10 General Electric Company Method and systems for exhaust gas recirculation system diagnosis
US9845749B2 (en) * 2015-02-06 2017-12-19 Ford Global Technologies, Llc System and methods for diagnosing soot accumulation on an exhaust gas recirculation valve
US9970348B2 (en) * 2015-02-06 2018-05-15 Ford Global Technologies, Llc System and methods for adjusting an exhaust gas recirculation valve based on multiple sensor outputs
JP2017186940A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 いすゞ自動車株式会社 異常検出装置、異常検出方法及び異常検出システム
MY176701A (en) * 2016-09-07 2020-08-19 Nissan Motor Engine control method and control device
JP6764761B2 (ja) * 2016-11-02 2020-10-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置および方法
US10138830B1 (en) * 2017-05-03 2018-11-27 Ford Global Technologies, Llc Systems and methods for engine control
US10641214B2 (en) * 2018-02-15 2020-05-05 Ford Global Technologies, Llc System and method for diagnosing an EGR system
DE102018213809A1 (de) * 2018-08-16 2020-02-20 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine mit einer Drosselklappe und mit einer Abgasrückführung zur Erkennung einer versotteten AGR-Leitung
CN110566381B (zh) * 2018-11-30 2021-07-20 长城汽车股份有限公司 发动机egr系统和发动机egr系统的诊断策略
JP7250249B2 (ja) * 2019-04-19 2023-04-03 マツダ株式会社 差圧センサの異常判定方法及び異常判定システム
GB2583337A (en) * 2019-04-23 2020-10-28 Delphi Automotive Systems Lux Method of determining a fault in an engine with EGR
GB2583336A (en) * 2019-04-23 2020-10-28 Delphi Automotive Systems Lux Method of determining a fault in an engine with EGR
JP6750708B1 (ja) * 2019-06-03 2020-09-02 トヨタ自動車株式会社 排気ガス再循環システムの異常検出装置
US11143124B2 (en) * 2020-02-20 2021-10-12 Ford Global Technologies, Llc Systems and methods for exhaust gas recirculation valve calibration
US11215532B2 (en) * 2020-05-04 2022-01-04 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for exhaust gas recirculation system diagnostics
US11459964B2 (en) * 2020-12-07 2022-10-04 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for an exhaust gas recirculation system
US11274637B1 (en) * 2021-03-15 2022-03-15 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for EGR system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285875A (ja) 2001-03-27 2002-10-03 Honda Motor Co Ltd 可変バルブタイミングエンジン
JP2010084519A (ja) 2008-09-29 2010-04-15 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2011132946A (ja) 2009-12-23 2011-07-07 Ford Global Technologies Llc エミッションコントロールの方法および装置
WO2011141994A1 (ja) 2010-05-11 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関におけるegr率の特定方法及び内燃機関の制御装置
JP2014020227A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Honda Motor Co Ltd ウェイストゲートバルブの状態推定装置
JP2018123694A (ja) 2017-01-30 2018-08-09 日立オートモティブシステムズ株式会社 低圧egrシステムの故障診断装置
US20190195153A1 (en) 2017-12-22 2019-06-27 Ford Global Technologies, Llc Systems and methods for egr valve diagnostics

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022142126A (ja) 2022-09-30
US11473537B2 (en) 2022-10-18
EP4060180A1 (en) 2022-09-21
CN115075992A (zh) 2022-09-20
US20220298993A1 (en) 2022-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234446B2 (en) Misfire detector for multi-cylinder engine
CN102884301B (zh) 空气流量计的故障诊断装置
US7900611B2 (en) Apparatus and method for treating blow-by gas for internal combustion engine
US7204141B2 (en) Fuel level control system for internal combustion engine
US11268467B2 (en) Controller and control method for internal combustion engine
US11230984B2 (en) Controller and control method for internal combustion engine
JP2017082600A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2020067026A (ja) スロットル制御装置
US10428750B2 (en) Turbocharged internal combustion engine system
CN112412644A (zh) 发动机控制器、发动机控制方法和存储介质
CN113250840B (zh) 发动机控制器和发动机控制方法
JP7480730B2 (ja) Egr弁の劣化度算出システム、内燃機関の制御装置、及び車両
US7209825B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP4132789B2 (ja) 内燃機関の吸気系故障診断装置
JP2020094532A (ja) 内燃機関の制御装置
CN113279868A (zh) 用于排气再循环阀校准的系统和方法
JP4104848B2 (ja) 内燃機関の吸気系故障診断装置およびフェールセーフ装置
JP7384089B2 (ja) スロットル制御装置
JP7380347B2 (ja) スロットル制御装置
JP7430114B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US20230304451A1 (en) Engine controller
JP7380368B2 (ja) スロットル制御装置
US6298839B1 (en) Air-fuel ratio control apparatus and method for internal combustion engine
JP7206625B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US7140351B2 (en) Method and device for operating an internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7480730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150