JPH06229323A - 排気ガス再循環装置の自己診断装置 - Google Patents

排気ガス再循環装置の自己診断装置

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JPH06229323A
JPH06229323A JP5034595A JP3459593A JPH06229323A JP H06229323 A JPH06229323 A JP H06229323A JP 5034595 A JP5034595 A JP 5034595A JP 3459593 A JP3459593 A JP 3459593A JP H06229323 A JPH06229323 A JP H06229323A
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JP
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passage
exhaust gas
valve
pressure
intake
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Masanori Narita
正紀 成田
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、排気ガス再循環装置の異常の有無
を判定する際に、従来の圧力差に比し大なる圧力差とな
るEGRバルブの全開及び全閉状態時の圧力変化値を使
用することができ、判定精度を向上し得るとともに、判
定制御の信頼性をも向上し得て、しかもガス再循環装置
の異常の有無の判定を減速時に行うことにより、排気ガ
スの清浄機能やドライバビリティに悪影響を及ぼす惧れ
が全くないことを目的としている。 【構成】 このため、排気ガス再循環装置のモジュレー
タをバイパスして吸気通路とEGRバルブとを直接連絡
する第2負圧通路を設け、第2負圧通路途中に第2三方
切換弁を設け、減速時に第2三方切換弁を動作させEG
Rバルブを全開及び全閉動作させて開閉動作による吸気
管圧力の変化を吸気管圧力センサによって検出し圧力変
化値にて排気ガス再循環装置の劣化状態を判定すべく制
御する制御部を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は排気ガス再循環装置の
自己診断装置に係り、特にモジュレータをバイパスして
吸気通路とEGRバルブとを直接連絡する第2負圧通路
を設け、この第2負圧通路を使用してEGRバルブの全
開及び全閉動作による吸気管圧力の変化を検出し、検出
値にて排気ガス再循環装置の劣化状態を判定する排気ガ
ス再循環装置の自己診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ガスの再循環装置は、燃焼後
の排気通路内の排気ガスを吸気通路に還流、つまり循環
させるための循環通路を設けるとともに、この循環通路
途中にEGR(排気ガス還流)弁を設け、EGR弁を機
関運転状態に応じて開閉制御させ、排気ガスの清浄化を
果たすものである。
【0003】前記排気ガス再循環装置の自己診断装置と
しては、特開平2−75748号公報に開示されるもの
がある。この公報に開示される排気ガス再循環装置の自
己診断装置は、燃料供給停止時であるか否かを判別する
燃料供給停止判別手段と、燃料供給停止判別手段により
燃料供給停止時であることが判別された時に排気ガス再
循環制御弁を強制的に開弁駆動する排気ガス再循環強制
開始手段と、吸気管圧力を検出する吸気管圧力検出手段
と、吸気管圧力検出手段により検出される吸気管圧力を
排気ガス再循環強制開始手段により排気ガス再循環制御
弁が強制的に開弁駆動されている時とそうでない時とで
取込みこの二つの時点にて組込まれた吸気管圧力の差が
所定値以下である時に排気ガス再循環装置が故障である
と判定する判定手段とを有し、故障診断を確実に果たし
ている。
【0004】また、特開平4−140464号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される排気還流装
置の故障診断装置は、排気還流通路に負圧で開閉する排
気還流制御弁を介装するとともに、排気還流制御弁へ供
給する負圧を制御する負圧制御手段を有する装置におい
て、吸気系の絞弁下流の圧力を検出する吸気圧センサ
と、排気還流制御弁を強制的に全閉もしくは全開とする
手段と、全閉もしくは全開動作に伴う吸気圧力の変化量
を吸気圧センサに基づいて検出する手段と、吸気圧力の
変化量から排気還流装置の異常の有無を判定する手段と
を備えている。また、排気還流通路に負圧で開閉する排
気還流制御弁を介装するとともに、絞弁の全閉位置近傍
からの負圧を排気還流制御弁上流側の排圧にて略一定と
すべく大気で希釈し排気還流制御弁に供給するダイヤフ
ラム式の負圧制御弁を有する装置において、排気還流制
御弁へ供給される負圧を検出する第1圧力検出手段と、
排圧を検出する第2圧力検出手段と、第1圧力検出手段
もしくは第2圧力検出手段の検出値から排気還流装置の
異常の有無を判定する手段とを備えている。そして、適
切な還流率の排気還流がなされているか否かを検出し、
NOxの排出を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の排気
ガス再循環装置の自己診断装置において、図4に示す如
く、エンジン102の吸気通路104途中にスロットル
バルブ108を設け、このスロットルバルブ108より
も下流側の吸気通路104と前記排気通路106とを連
絡する循環通路110を設け、この循環通路110によ
って排気通路106から吸気通路104に排気ガスを循
環させるとともに、循環通路110途中にはEGRバル
ブ112を介設している。
【0006】また、このEGRバルブ112に、排圧式
のモジュレータ114を連絡して設け、モジュレータ1
14に前記スロットルバルブ108近傍に開口する負圧
通路116を設けるとともに、この負圧通路116途中
に第1三方切換弁(VSV)118を設けている。
【0007】前記循環通路110の吸気側開口120近
傍の吸気通路104には、圧力通路122を介して吸気
管圧力センサ124を連絡させている。
【0008】そして、前記排気ガス再循環装置の故障、
つまり循環通路の詰まり現象等の有無を判定する際に
は、図5に示す如く、略一定速度においてEGR、つま
り排気ガスの循環を所定時間(例えば数秒間)だけOF
F状態とし、排気ガスの導入時と非導入時との夫々の吸
気管絶対圧を検出し、圧力差によって判定するものがあ
る。
【0009】つまり、図5に示す如く、排気ガスの導入
時たるEGRのON時やEGRのOFF時、そして再E
GRのON時の夫々の吸気管絶対圧Pb1、Pb2、P
b3を検出し、ΔPb=|Pb3−Pb2|の式にて圧
力差を算出し、圧力差ΔPbが所定の判定値未満の場合
に、前記排気ガス再循環装置が異常状態にある、つまり
故障していると判定するものである。
【0010】しかし、上述の判定方策においては、大な
る箇所においても排気ガスの循環率たるEGR率が十数
パーセントしかないものであり、排気ガスの導入時及び
非導入時の圧力差があまり大なるものとはなっていな
い。
【0011】この結果、現状の圧力差を使用して排気ガ
ス再循環装置の異常の有無を判定する場合には、小なる
圧力差によって判定する必要があり、判定精度が悪いと
ともに、信頼性が低く、実用上不利であるという不都合
がある。
【0012】また、エンジンの出力状態について考慮す
ると、正トルク領域にて排気ガスの導入時と非導入時と
が確保された後に、これらの夫々の吸気管絶対圧を検出
することにより、排気ガスの清浄機能やドライバビリテ
ィに悪影響を及ぼす惧れがあり、改善が望まれていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、エンジンの吸気通路途中に
設けたスロットルバルブとこのスロットルバルブよりも
下流側の吸気通路と排気通路とを連絡する循環通路と循
環通路途中に設けたEGRバルブとこのEGRバルブに
連絡する排圧式のモジュレータとモジュレータに連絡し
且つ前記スロットルバルブ近傍に開口する第1負圧通路
とこの第1負圧通路途中に設けた第1三方切換弁と前記
吸気通路に圧力通路を介して連絡する吸気管圧力センサ
とを有するとともに燃焼後の排気通路内の排気ガスを前
記循環通路を介して吸気通路に循環させる排気ガス再循
環装置において、前記モジュレータをバイパスして吸気
通路とEGRバルブとを直接連絡する第2負圧通路を設
け、この第2負圧通路途中に第2三方切換弁を設け、減
速時に第2三方切換弁を動作させ前記EGRバルブを全
開及び全閉動作させて開閉動作による吸気管圧力の変化
を前記吸気管圧力センサによって検出し圧力変化値にて
前記排気ガス再循環装置の劣化状態を判定すべく制御す
る制御部を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上述の如く発明したことにより、減速時には、
制御部によって第2三方切換弁を動作させ、EGRバル
ブを全開及び全閉動作させて開閉動作による吸気管圧力
の変化を吸気管圧力センサによって検出し、圧力変化値
にて排気ガス再循環装置の劣化状態を判定すべく制御
し、従来の圧力差に比し大なる圧力変化値を使用し、判
定精度を向上するとともに、判定制御の信頼性をも向上
させている。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図2において、2はエンジン、4は吸気通路、
6は排気通路である。
【0017】前記エンジン2の吸気通路4途中にスロッ
トルバルブ8を設け、このスロットルバルブ8よりも下
流側の吸気通路4と前記排気通路6とを連絡し排気通路
6から吸気通路4に排気ガスを循環させる循環通路10
を設け、この循環通路10途中にEGRバルブ12を介
設する。
【0018】また、このEGRバルブ12に、排圧式の
モジュレータ14を連絡して設けるとともに、モジュレ
ータ14に前記スロットルバルブ8近傍に開口する第1
負圧通路16を設け、この第1負圧通路16途中には第
1三方切換弁(VSV)18を設ける。
【0019】前記循環通路10の吸気側開口20よりも
上流側且つスロットルバルブ8よりも下流側の吸気通路
4には、圧力通路22を介して吸気管圧力センサ24を
連絡して設ける。
【0020】更に、前記循環通路10の吸気側開口20
よりも下流側の吸気通路4と前記EGRバルブ12の図
示しないダイヤフラム室に直接連絡する第2負圧通路2
6を設けるとともに、この第2負圧通路26途中に第2
三方切換弁(VSV)28を設け、減速時に第2三方
切換弁28を動作させ前記EGRバルブ12を全開及び
全閉動作させて開閉動作による吸気管圧力の変化を吸気
管圧力センサ24によって検出し圧力変化値にて排気ガ
ス再循環装置の劣化状態を判定すべく制御する制御部3
0を設ける構成とする。
【0021】詳述すれば、制御部30は、車速やスロッ
トル開度、エンジン回転等の各種条件から減速時を判定
するものであり、この判定条件にて減速時であると判定
された際に、排気ガス再循環装置の劣化判定条件が成立
したと判定する機能を有している。
【0022】また、前記第1三方切換弁18及び第2三
方切換弁28を大気開放型の3ウェイバルブによって形
成し、これら第1、第2三方切換弁18、28及び吸気
管圧力センサ24を前記制御部30に夫々接続して設け
る。
【0023】前記制御部30は、減速時に第2三方切換
弁28をON・OFF動作させ、EGRバルブ12を全
開及び全閉動作させて開閉動作による吸気管圧力の変化
を吸気管圧力センサ24によって検出し記憶するもので
ある。つまり、劣化判定条件が成立した際の所定の第1
時間T1経過後のインマニ絶対圧たる吸気管圧力Pb1
を検出し記憶する。
【0024】また、前記第2三方切換弁28をON動作
させて負圧によって前記EGRバルブ12を全開動作さ
せ、EGRバルブ12の全開動作から所定の第2時間T
2経過の吸気管圧力Pb2を検出し記憶する。
【0025】更に、この吸気管圧力Pb2の検出後に、
前記第2三方切換弁28をOFF動作させて負圧によっ
て前記EGRバルブ12を全閉動作させ、EGRバルブ
12の全閉動作から所定の第2時間T2経過後の吸気管
圧力Pb3を検出し記憶する。
【0026】そして、前記制御部30は、記憶した吸気
管圧力Pb1、Pb2、Pb3によって圧力差たる圧力
変化値を算出し、この圧力変化値によって各種判定を行
うものである。
【0027】すなわち、制御部30は、式1の如く、 |Pb1−Pb3|≧定数 の場合に、通常の減速時でないと判断して各種の判定制
御をキャンセルするとともに、|Pb1−Pb3|<定
数となって通常の減速時である判断した際に、各種判定
を行う。そして、圧力変化値が、式2の如く、 ΔPb=|Pb2−Pb3|>判定値 の場合には、排気ガス再循環装置が正常であると判定
し、逆に圧力変化値が、式3の如く、 ΔPb=|Pb2−Pb3|≦判定値 の場合には、排気ガス再循環装置が異常、つまり劣化し
ていると判定する機能を前記制御部30は有している。
【0028】なお符号32は、EGRバルブ12と排圧
式のモジュレータ14とを連絡する排圧ホースである。
【0029】次に、図1の自己診断制御用フローチャー
トに沿って作用を説明する。
【0030】前記エンジン2が駆動すると、自己診断制
御用プログラムが判定開始(100)状態となる。
【0031】そして、図示しない車両が減速状態、つま
り車速やスロットル開度、エンジン回転等の各種条件か
ら減速時であるか否かを判断(102)する。この判断
(102)がNOの場合には、判断(102)がYES
となるまで繰り返し行い、判断(102)がYESの場
合には、制御部30によって第1三方切換弁(VSV
)18をOFF動作させ(104)、前記EGRバル
ブ12を全閉状態とする。
【0032】この第1三方切換弁(VSV)18のO
FF動作時から第1時間T1経過後のインマニ絶対圧た
る吸気管圧力Pb1を測定(検出)し、制御部30に記
憶させる(106)。
【0033】次いで、制御部30によって前記第2三方
切換弁(VSV)28をON動作させ(108)、前
記EGRバルブ12を全開状態とし、第2三方切換弁
(VSV)28のON動作時から第2時間T2経過後
のインマニ絶対圧たる吸気管圧力Pb2を測定(検出)
し、制御部30に記憶させる(110)。
【0034】また、吸気管圧力Pb2を測定(検出)後
に、制御部30によって第2三方切換弁(VSV)2
8をOFF動作させ(112)、前記EGRバルブ12
を再度全閉状態とし、第2三方切換弁(VSV)28
のOFF動作時から第2時間T2経過後のインマニ絶対
圧たる吸気管圧力Pb3を測定(検出)し、制御部30
に記憶させる(114)。
【0035】3つの吸気管圧力Pb1、Pb2、Pb3
を制御部30に記憶させた後に、吸気管圧力Pb1とP
b3との圧力差を定数と比較し(以下の式参照)、 |Pb1−Pb3|<定数 通常の減速時であるか否かの判断(116)を行う。
【0036】この判断(116)がNO、つまり圧力差
が定数以上の場合には、通常の減速時でないと判断して
各種の判定制御をキャンセルし、減速時であるか否かを
判断(102)に戻すとともに、判断(116)がYE
S、つまり圧力差が定数未満の場合には、通常の減速時
である判断し、|Pb2−Pb3|の計算(118)に
移行して各種判定を行うものである。
【0037】すなわち、|Pb2−Pb3|の計算(1
18)によって算出された圧力変化値が、式2の如く、 ΔPb=|Pb2−Pb3|>判定値 の場合には、排気ガス再循環装置が正常であると判定
し、逆に圧力変化値が、式3の如く、 ΔPb=|Pb2−Pb3|≦判定値 の場合には、排気ガス再循環装置が異常、つまり劣化し
ていると判定する。
【0038】そして、自己診断制御用プログラムによる
判定が終了(120)する。
【0039】これにより、排気ガス再循環装置の異常の
有無を判定する際には、従来の圧力差に比し大なる圧力
差となるEGRバルブ12の全開及び全閉状態時の圧力
変化値を使用することができ、判定精度を向上し得ると
ともに、判定制御の信頼性をも向上させることができ、
実用上有利である。
【0040】また、排気ガス再循環装置の異常の有無の
判定を減速時、主に燃料カット時に行うことにより、排
気ガスの清浄機能やドライバビリティに悪影響を及ぼす
惧れが全くないとともに、従来の一定速走行時の判定に
比し、検出されるデータが安定するという利点をも有
し、使い勝手を向上することができる。
【0041】更に、前記循環通路10の吸気側開口20
よりも下流側の吸気通路4と前記EGRバルブ12の図
示しないダイヤフラム室に直接連絡する第2負圧通路2
6を設けるとともに、第2負圧通路26途中に第2三方
切換弁28を設ける構成とすることにより、構造が徒に
複雑化するものではなく、製作が容易で、コストを低廉
に維持し得るものである。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、排気ガス再循環装置のモジュレータをバイパスして
吸気通路とEGRバルブとを直接連絡する第2負圧通路
を設け、第2負圧通路途中に第2三方切換弁を設け、減
速時に第2三方切換弁を動作させEGRバルブを全開及
び全閉動作させて開閉動作による吸気管圧力の変化を吸
気管圧力センサによって検出し圧力変化値にて排気ガス
再循環装置の劣化状態を判定すべく制御する制御部を設
けたので、排気ガス再循環装置の異常の有無を判定する
際に、従来の圧力差に比し大なる圧力差となるEGRバ
ルブの全開及び全閉状態時の圧力変化値を使用すること
ができ、判定精度を向上し得るとともに、判定制御の信
頼性をも向上させ得て、実用上有利である。また、排気
ガス再循環装置の異常の有無の判定を減速時に行うこと
により、排気ガスの清浄機能やドライバビリティに悪影
響を及ぼす惧れが全くないとともに、従来の一定速走行
時の判定に比し、検出されるデータが安定するという利
点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す自己診断制御用フロー
チャートである。
【図2】排気ガス再循環装置の自己診断装置の概略説明
図である。
【図3】減速時の自己診断制御用タイムチャートであ
る。
【図4】この発明の従来の技術を示す排気ガス再循環装
置の自己診断装置の概略説明図である。
【図5】自己診断制御用タイムチャートである。
【符号の説明】
2 エンジン 4 吸気通路 6 排気通路 8 スロットルバルブ 10 循環通路 12 EGRバルブ 14 モジュレータ 16 第1負圧通路 18 第1三方切換弁(VSV) 20 吸気側開口 22 圧力通路 24 吸気管圧力センサ 26 第2負圧通路 28 第2三方切換弁(VSV) 30 制御部 32 排圧ホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路途中に設けたスロッ
    トルバルブとこのスロットルバルブよりも下流側の吸気
    通路と排気通路とを連絡する循環通路と循環通路途中に
    設けたEGRバルブとこのEGRバルブに連絡する排圧
    式のモジュレータとモジュレータに連絡し且つ前記スロ
    ットルバルブ近傍に開口する第1負圧通路とこの第1負
    圧通路途中に設けた第1三方切換弁と前記吸気通路に圧
    力通路を介して連絡する吸気管圧力センサとを有すると
    ともに燃焼後の排気通路内の排気ガスを前記循環通路を
    介して吸気通路に循環させる排気ガス再循環装置におい
    て、前記モジュレータをバイパスして吸気通路とEGR
    バルブとを直接連絡する第2負圧通路を設け、この第2
    負圧通路途中に第2三方切換弁を設け、減速時に第2三
    方切換弁を動作させ前記EGRバルブを全開及び全閉動
    作させて開閉動作による吸気管圧力の変化を前記吸気管
    圧力センサによって検出し圧力変化値にて前記排気ガス
    再循環装置の劣化状態を判定すべく制御する制御部を設
    けたことを特徴とする排気ガス再循環装置の自己診断装
    置。
JP5034595A 1993-01-30 1993-01-30 排気ガス再循環装置の自己診断装置 Pending JPH06229323A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034595A JPH06229323A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 排気ガス再循環装置の自己診断装置
US08/124,341 US5337725A (en) 1993-01-30 1993-09-20 Self-diagnostic apparatus for exhaust gas recirculating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034595A JPH06229323A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 排気ガス再循環装置の自己診断装置

Publications (1)

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ID=12418694

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