JP2008031968A - エンジンの故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアポンプを作動させることなく高い頻度で、制御弁の開故障診断を精度よく行うことができるエンジンの故障診断装置を提供する。
【解決手段】 ECU30は、制御弁27が閉弁制御され且つ空燃比フィードバック制御が実行中のエンジン1の定常運転時に制御弁27の開故障診断の実行を許可判定する。そして、この開故障診断の実行許可判定時に、二次空気導入通路25の配管圧Pの変化を検出した際には、配管圧Pの変化に基づいて大気流入量Qsを演算すると共に、空燃比λ及び燃料噴射量Tiの変化に基づいて大気流入量Qgを演算し、これら大気流入量Qs,Qgの差が設定値以内であるとき、制御弁27が開故障していることを判定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、排気管に対する二次空気導入通路の連通、遮断を行う制御弁の開故障を検出するエンジンの故障診断装置に関する。
従来より、エンジンにおいては、冷態始動等による暖機時に、排気通路内に二次空気を導入して未燃HCやCO等の酸化反応を促進し、この酸化反応によって未燃HCやCOを浄化しつつ、排気温度を上昇させて触媒を早期活性化させる二次空気供給装置が提案されている。この二次空気供給装置は、一般に、二次空気導入通路内に二次空気を圧送するエアポンプと、排気通路に対する二次空気導入通路の開閉(連通、遮断)を行う制御弁とを有し、エンジンの冷態始動時等に、エアポンプを駆動するとともに制御弁を開弁することによって、排気通路内に二次空気を導入する。
ところで、この種の二次空気供給装置において、例えば、異物の噛み込み等によって制御弁が開弁したまま保持されると(すなわち、制御弁が開故障されると)、排気通路内の排気が二次空気導入通路に流入して各部の故障を誘発する虞がある。
そこで、例えば、特許文献1には、制御弁(エアカット弁)が二次空気導入通路を遮断している遮断状態と、エアポンプが二次空気導入通路に二次空気を供給している供給状態とを所定の短時間だけ重複させ、この重複時に排気通路内で検出される空燃比に基づいて制御弁の開故障を判定する技術が開示されている。
特開平8−246851号公報
しかしながら、制御弁の開故障診断にエアポンプの作動を必要とする上述の特許文献1の技術において、エアポンプの作動頻度を低減するためには、開故障診断を二次空気供給制御と併せて実施する等の対策が必要となる。その一方で、開故障診断を二次空気供給制御時に限定的に行うと、例えば、二時空気供給制御後に制御弁の開故障が事後的に発生した場合等に、次回の二次空気供給制御が行われるまで開故障が検出されず、その間、二次空気導入通路が排気に晒される虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エアポンプを作動させることなく高い頻度で、制御弁の開故障診断を精度よく行うことができるエンジンの故障診断装置を提供することを目的とする。
本発明は、触媒の上流で排気管に接続された二次空気導入通路と、前記二次空気導入通路に設けられ当該二次空気導入通路を開閉する制御弁と、前記制御弁を開閉制御する開閉制御手段と、前記二次空気導入通路の下流側且つ前記触媒の上流側で前記排気管内の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記空燃比を目標空燃比に収束させるよう燃料噴射量のフィードバック制御を行う空燃比フィードバック手段とを備えたエンジンの故障診断装置であって、前記二次空気導入通路内の配管圧を検出する配管圧検出手段と、少なくとも前記制御弁が閉弁制御され且つ前記空燃比フィードバック制御が実行中のエンジンの定常運転時に診断実行の許可判定を行う診断実行判定手段と、前記診断実行の許可判定時に予め設定された前記配管圧の変化を検出したとき、前記配管圧の変化に基づいて大気流入量を演算するとともに、前記空燃比及び前記燃料噴射量の変化に基づいて大気流入量を演算する大気流入量演算手段と、前記大気流入量演算手段で演算した2つの大気流入量の差が設定値以内であるとき前記制御弁が開故障していることを判定する開故障判定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のエンジンの故障診断装置によれば、エアポンプを作動させることなく高い頻度で、制御弁の開故障診断を精度よく行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一形態に係わり、図1は二次空気供給装置を備えたエンジンの概略構成図、図2は開故障診断許可判定ルーチンのフローチャート、図3は開故障診断ルーチンのフローチャート、図4は制御弁に開故障が発生した際の各パラメータの挙動の一例を示すタイムチャートである。
図1において符号1はエンジンを示し、本実施形態では水平対向型エンジンを示す。このエンジン1のシリンダブロック1aの左右両バンクには、シリンダヘッド2がそれぞれ設けられ、各シリンダヘッド2に吸気ポート2aと排気ポート2bとが形成されている。
シリンダヘッド2の各吸気ポート2aにはインテークマニホルド3が連通され、インテークマニホルド3の集合部に、エアチャンバ4を介してスロットルボディ5が連通されている。また、スロットルボディ5の上流には吸気管6を介してエアクリーナ7が連通され、エアクリーナ7の上流にエアインテークチャンバ8が連通されている。
また、スロットルボディ5には、電子制御スロットルシステムを構成する電子制御スロットル弁5aが配設されている。電子制御スロットル弁5aは、併設する電子制御スロットルモータ5bにて弁開度(スロットル開度)が制御される。また、電子制御スロットル弁5aにはスロットル開度センサ5cが併設されており、このスロットル開度センサ5cにて、電子制御スロットル弁5aの実際の弁開度が検出される。さらに、インテークマニホルド3には、各気筒の吸気ポート2aの直上流側に、噴射方向を吸気弁側へと指向するインジェクタ11が配設されている。
また、エンジン1の吸入空気量Qを検出するためのセンサ類として、吸気管6のエアクリーナ7の直下流にエアフロセンサ12が介装され、エアチャンバ4に吸入管圧力センサ13が臨まされている。
一方、シリンダヘッド2の各排気ポート2bには、エキゾーストマニホルド21aを介して排気管21bが連通され、これらにより、排気通路20が構成されている。また、排気管21bには、エキゾーストマニホルド21aの集合部の下流側に触媒22が介装され、この触媒22が、排気通路20の下流端に連設するマフラ23に連通されている。さらに、排気管21bには、触媒22の直上流側に空燃比検出手段としての空燃比センサ24が臨まされ、空燃比センサ24の直上流側に、二次空気導入通路25の下流端が連通されている。
本実施形態において、空燃比センサ24は、理論空燃比を含むリッチからリーンにかけての空燃比を連続的に検出可能なリニア空燃比センサで構成されている。
また、二次空気導入通路25は、例えば、上流端が大気取入口25aとして開放する管路で構成されている。この二次空気導入通路25の中途には、大気取入口25aから大気を取り込んで排気管21b側に二次空気として圧送するためのエアポンプ26と、エアポンプ26の下流側で排気管21bに対する二次空気導入通路25の開閉(連通、遮断)を行う制御弁27とが介装されている。さらに、制御弁27の下流側には、逆止弁としてのフラップ28が配設されている。
制御弁27は、例えば、二次空気導入通路25に介装されたチャンバ27aと、このチャンバ27aの弁座27bに着座して二次空気導入通路25を閉鎖する常閉の弁体27cと、弁体27cを開弁側に駆動する電磁ソレノイド27dとを備えて要部が構成されている。すなわち、本実施形態において、制御弁27は、図示しないリターンスプリング等によって弁体27cが着座方向に付勢されたノーマルクローズの制御弁で構成され、電磁ソレノイド27dへの通電時に弁体27cが弁座27bから離間することにより、二次空気導入通路25を排気管21bに開放する。さらに、制御弁27のチャンバ27a内には、二次空気導入通路25の配管圧Pを検出するための配管圧検出手段としての配管圧力センサ29が臨まされている。
また、フラップ28は、排気管21bの配管圧と二次空気導入通路25の配管圧との差圧に応じて二次空気導入通路25を機械的に開閉する。具体的には、フラップ28は、排気管21b側の配管圧が二次空気導入通路25側の配管圧よりも相対的に高いとき二次空気導入通路25を閉鎖し、排気管21b側の配管圧が二次空気導入通路25側の配管圧よりも相対的に低いとき開放する。従って、一般に、エンジン1の運転状態が高負荷、高回転状態にある場合には、排気管21bの配管圧が高圧となるため、フラップ28は二次空気導入通路25を閉鎖する。一方、エアポンプ26がONされ、制御弁27が開弁された二次空気供給制御時には、二次空気導入通路25の配管圧が高圧となるため、フラップ28は二次空気導入通路25を開放する。さらに、例えば、制御弁27が開故障している場合等に、エンジン1の運転状態が低負荷、低回転状態となって排気管21bの配管圧が低下すると、フラップ28は排気脈動等によって二次空気導入通路25を適宜開放する。
電子制御スロットルモータ5bに対するスロットル開度制御、インジェクタ11に対する燃料噴射制御、エアポンプ26に対する駆動制御、及び、制御弁27に対する開閉制御等は、エンジン制御ユニット(ECU)30にて行われる。
ECU30は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロコンピュータを中心として要部が構成されている。ECU30の入力側には、エンジン1の運転状態を検出するセンサ類として、スロットル開度センサ5c、エアフロセンサ12、吸入管圧力センサ13、空燃比センサ24、配管圧力センサ29、アクセルペダルの踏込み量を検出するアクセル開度センサ31、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ32、車速Vを検出する車速センサ33等が接続されている。さらに、ECU30には、図示しないイグニッションスイッチ及び電源リレー等を介してバッテリ電圧が入力され、当該バッテリ電圧がモニタされる。
ECU30は、アクセル開度センサ31で検出したアクセル開度に応じた駆動信号を電子制御スロットルモータ5bに出力して電子制御スロットル弁5aの開度制御を行うとともに、各センサ類から出力される情報に基づいて空燃比制御や二次空気供給制御等の各種制御を行う。
すなわち、ECU30は、エンジン回転数Neやエアフロセンサ12及び吸入管圧力センサ13からの検出信号に基づく吸入空気量Q等に基づいて基本燃料噴射量を演算し、演算した基本燃料噴射量に対して、空燃比センサ24で検出した排気ガス中の実際の空燃比λを目標空燃比に収束させるフィードバック制御等を行う。これにより、ECU30は、インジェクタ11へ出力する実際の燃料噴射量を設定し、設定した燃料噴射量に対応する燃料噴射信号を、対応気筒のインジェクタ11に所定タイミングで出力する。また、エンジン1の冷態始動等を判定すると、ECU30は、エアポンプ26を作動させるとともに、電磁ソレノイド27dを通電させて制御弁27を開弁制御し、排気管21b内に二次空気を供給する。このように、ECU30は、開閉制御手段、空燃比フィードバック手段としての各機能を有する。
さらに、ECU30は、エンジン1の故障診断として、制御弁27の開故障診断を行う。この開故障診断は予め設定された開故障診断実行条件の成立時に繰り返し実行されるもので、ECU30は、開故障診断実行条件の成立を判定すると、配管圧力センサ29で検出される二次空気導入通路25の配管圧Pを監視する。そして、予め設定された配管圧Pの変化を検出すると、ECU30は、二次空気導入通路25から排気管21bへと流入する大気の流入量を配管圧Pの変化に基づいて演算すると共に(大気流入量Qs)、空燃比λ及び燃料噴射量Tiの変化に基づいて演算し(大気流入量Qg)、これら大気流入量Qs,Qgの差が設定値以内であるとき、制御弁27が開故障であると判定する。
ここで、本実施形態において、ECU30は、少なくとも、制御弁27が閉弁制御され、空燃比フィードバック制御が実行され、且つ、エンジン1が定常運転状態にあるとき、開故障診断実行条件が成立したことを判定して開故障診断の実行を許可する。また、開故障診断の実行許可時において、ECU30は、配管圧Pの監視として、例えば、配管圧Pのなまし値Pave、及び、配管圧Pの変動の振幅Wpを監視する。そして、ECU30は、なまし値Paveが閾値ΔPave0よりも大きな変化量で変化した場合、或いは、振幅Wpが閾値Wp0よりも大きくなった場合の少なくとも何れかの場合に、制御弁27が開故障している可能性があると判定して各大気流入量Qs,Qgを演算する。そして、異なるパラメータを用いて演算した大気流入量Qs,Qgの差が設定値以内であるとき、制御弁27が開故障していることを判定する。このように、ECU30は、診断実行判定手段、大気流入量演算手段、開故障判定手段としての各機能を有する。
次に、ECU30で行われる開故障診断の実行判定について、図2に示す開故障診断実行判定ルーチンのフローチャートに従って説明する。
このルーチンは所定時間毎に繰り返し実行されるもので、ルーチンがスタートすると、ECU30は、ステップS101において、各種センサ類についての異常を検出したか否かを調べる。その結果、センサ異常を検出したと判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。一方、センサ異常を検出していないと判定した場合には、ステップS102に進む。
ステップS101からステップS102に進むと、ECU30は、バッテリ異常を検出したか否かを調べる、その結果、バッテリ異常を検出したと判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。一方、バッテリ異常を検出していないと判定した場合には、ステップS103に進む。
ステップS102からステップS103に進むと、ECU30は、二次空気導入通路25に介装された制御弁27が閉弁制御されているか否かを調べる。その結果、制御弁27が閉弁制御されていないと判定した場合には(すなわち、制御弁27が開弁制御されている場合には)、そのままルーチンを抜ける。一方、制御弁27が閉弁制御されていると判定した場合には、ステップS104に進む。
ステップS103からステップS104に進むと、ECU30は、燃料噴射制御のフィードバック制御が実行中であるか否かを調べる。その結果、フィードバック制御が実行されていないと判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。一方、フィードバック制御の実行中であると判定した場合には、ステップS105に進む。
ステップS104からステップS105に進むと、ECU30は、以下のステップS107までの判定によって、エンジン1が定常運転状態にあるか否かを調べる。すなわち、ステップS105において、ECU30は、空燃比センサ24で検出される空燃比λの変化量が予め設定された設定値以下であるか否かを調べる。その結果、空燃比λの変化量が設定値よりも大きいと判定した場合には、エンジン1が定常運転状態にないと判定し、そのままルーチンを抜ける。一方、空燃比λの変化量が設定値以下であると判定した場合には、ステップS106に進む。
ステップS105からステップS106に進むと、ECU30は、エンジン回転数センサ32で検出されるエンジン回転数Neの変化量が予め設定された設定値以下であるか否かを調べる。その結果、エンジン回転数Neの変化量が設定値よりも大きいと判定した場合には、エンジン1が定常運転状態にないと判定し、そのままルーチンを抜ける。一方、エンジン回転数Neの変化量が設定値以下であると判定した場合には、ステップS107に進む。
ステップS106からステップS107に進むと、ECU30は、エアフロセンサ12及び吸入管圧力センサ13からの検出信号に基づく吸入空気量Qの変化量が予め設定された設定値以下であるか否かを調べる。その結果、吸入空気量Qの変化量が設定値よりも大きいと判定した場合には、エンジン1が定常運転状態にないと判定し、そのままルーチンを抜ける。一方、吸入空気量Qの変化量が設定値以下であると判定した場合には、ステップS108に進む。
すなわち、本実施形態において、ECU30は、空燃比λ、エンジン回転数Ne、及び吸入空気量Qの各変化量の何れもが予め設定された各設定値以下で安定している場合に、エンジン1が定常運転状態にあると判定する。なお、これらの判定に代えて、例えば、エンジン1の暖機後に、スロットル開度、或いは、アクセル開度等に基づいてエンジン1のアイドル状態を判定したとき、エンジン1が定常運転状態にあると判定してもよい。
ステップS107からステップS108に進むと、ECU30は、車速センサ33で検出される車速Vに基づいて、車両が停止状態にあるか否かの判定を行う。すなわち、本実施形態においては、配管圧力センサ29で検出される配管圧Pの値が走行風の影響を受けることを防止するため、開故障診断の実行判定条件として、車両が停止状態にあることが加えられている。そして、ステップS108において、車両が走行中であると判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。
その一方で、ステップS108において、車両が停止状態であると判定すると、ECU30は、ステップS109に進み、開故障診断実行条件が成立したと判定した後、ルーチンを抜ける。
次に、ECU30で行われる制御弁27の開故障診断について、図3に示す開故障診断ルーチンのフローチャートに従って説明する。
このルーチンは、開故障診断実行条件の成立時に、設定時間毎に繰り返し実行されるもので、ルーチンがスタートすると、ECU30は、ステップS201において、配管圧Pのなまし値Paveの単位時間当たりの変化量ΔPaveが、予め設定された閾値ΔPave0よりも大きいか否かを調べる。その結果、配管圧なまし値の変化量ΔPaveが閾値ΔPave0よりも大きい場合には、二次空気導入通路25が排気管21bに開放されている可能性が高いと判定して、ステップS203に進む。一方、配管圧なまし値の変化量ΔPaveが閾値ΔPave0以下である場合には、ステップS202に進む。
ステップS201からステップS202に進むと、ECU30は、配管圧Pの振幅Wpが、予め設定された閾値Wp0よりも大きいか否かを調べる。その結果、配管圧Pの振幅Wpが閾値Wp0よりも大きい場合には、二次空気導入通路25が排気管21bに開放されている可能性が高いと判定して、ステップS203に進む。一方、配管圧Pの振幅Wpが閾値Wp0以下である場合には、そのままルーチンを抜ける。
ここで、上述のステップS201,202で用いる閾値ΔPave,Wp0として所定の固定値を設定することも可能であるが、本実施形態において、ECU30は、閾値ΔPave0,Wp0を、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷に応じて可変設定する。すなわち、ECU30には、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷をパラメータとする閾値ΔPave0のマップが予め設定されており、ECU30は、このマップに基づいて閾値ΔPave0を可変設定する。同様に、ECU30には、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷をパラメータとする閾値Wp0のマップが予め設定されており、ECU30は、このマップに基づいて閾値Wp0を可変設定する。
ステップS201或いはステップS202からステップS203に進むと、ECU30は、配管圧Pの変化を検出した現タイミングt1よりも設定時間T1前のタイミングt0(図4参照)における配管圧P、空燃比λ、及び燃料噴射量Tiを、それぞれ診断値Pa,λa,Tiaとしてセットした後、ステップS204に進む。すなわち、本実施形態において、ECU30には、各センサ24,29から随時入力されるセンサ値やインジェクタ11に対する燃料噴射量等の各種制御情報が過去所定時間に亘って保持されるようになっており、ECU30は、配管圧Pの変動を判定すると、当該判定のタイミングt1から設定時間T1遡ったタイミングt0(すなわち、二次空気導入通路25が排気管21bと遮断されているタイミング)での配管圧P、空燃比λ、及び燃料噴射量Tiを診断値Pa,λa,Tiaとしてセットする。
ここで、時間T1として所定の固定値を設定することも可能であるが、本実施形態において、ECU30は、時間T1を、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷に応じて可変設定する。すなわち、ECU30には、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷をパラメータとする時間T1のマップが予め設定されており、ECU30は、このマップに基づいて時間T1を可変設定する。
ステップS203からステップS204に進むと、ECU30は、診断値λaに対する現在の空燃比λのリーン側への変化量Δλ(=λ−λa)が、予め設定された閾値λ0よりも大きいか否かを調べる。その結果、空燃比の変化量Δλが閾値λ0以下であると判定すると、ステップS205に進む。一方、空燃比の変化量Δλが閾値λ0よりも大きいと判定すると、ステップS206に進む。
ステップS204からステップS205に進むと、ECU30は、配管圧Pの変化を判定してからの経過時間が設定時間T2以上であるか否かを調べる。その結果、経過時間が設定時間T2よりも短いと判定すると、ステップS204に戻る。一方、経過時間が設定時間T2以上であると判定すると、そのままルーチンを抜ける。
ここで、閾値λ0は、例えば、二次空気導入通路25が排気管21bに開放された際に、二次空気導入通路25を通じて排気管21b内に導入される大気によって、空燃比λが一時的にリーン側へとシフトすることが想定される最低限の変化量に設定されている。また、設定時間T2は、例えば、二次空気導入通路25が排気管21bに開放された際に、二次空気導入通路25を通じて排気管21b内に導入される大気の影響が空燃比センサ24のセンサ値に反映されるまでに必要であると想定される最大限の時間に設定されている。従って、設定時間T2が経過しても、空燃比λのリーン側への変化量がλ0以下である場合には、上述のステップS201或いはステップS202で判定した配管圧Pの変化が配管圧力センサ29による単なる誤検出等である可能性が高いと判定して、そのままルーチンを抜ける。
一方、ステップS204からステップS206に進むと、ECU30は、リーン側にシフトした空燃比λが、燃料噴射量Tiのフィードバック制御によって目標空燃比近傍に収束したか否かを調べる。その結果、空燃比λが未だ収束しておらず、各センサ値等が安定していないと判定した場合には、そのまま待機する。
その一方で、ステップS206において、空燃比λが目標空燃比近傍に収束したと判定すると、ECU30は、ステップS207に進み、現在(空燃比λが目標空燃比に収束したタイミングt2:図4参照)の配管圧P、空燃比λ、燃料噴射量Tiを、それぞれ診断値Pb,λb,Tibとしてセットした後、ステップS208に進む。
そして、ステップS208において、ECU30は、配管圧の診断値Pa,Pbに基づいて、二次空気導入通路25から排気管21bに流入される単位時間当たりの大気流入量Qsを、例えば、以下の(1)式を用いて演算する。
Qs=Cd・A・(2・(Pa−Pb)/ρ)1/2 …(1)
ここで、(1)式において、Cdは流量係数、Aは二次空気導入通路25の有効断面積、ρは空気密度である。
続くステップS209において、ECU30は、空燃比の診断値λa,λb及び燃料噴射量の診断値Tia,Tibに基づいて、二次空気導入通路25から排気管21bに流入される単位時間当たりの大気流入量Qgを、例えば、以下の(2)〜(4)式を用いて演算する。
Qa=λa・Tia …(2)
Qb=λb・Tib …(3)
Qg=Qb−Qa …(4)
ここで、(2),(3)式で求まるQa,Qbは、各タイミングt0,t1に排気管21bを通過する空気量である。
そして、ステップS209からステップS210に進むと、ECU30は、各パラメータに基づいて演算した大気流入量Qs,Qgを比較し、これらの差|Qs−Qg|が予め設定された閾値Qd以下であるか否かを調べる。その結果、2つの大気流入量の差|Qs−Qg|が閾値Qdよりも大きいと判定した場合には、そのままルーチンを抜ける。
一方、ステップS210において、2つの大気流入量の差|Qs−Qg|が閾値Qd以下である場合、ECU30は、ステップS211に進み、制御弁27が開故障状態にあると判定し、続くステップS212で、燃料噴射量のフィードバック制御を禁止した後、ルーチンを抜ける。
ここで、上述のステップS210で用いる閾値Qdとして所定の固定値を設定することも可能であるが、本実施形態において、ECU30は、閾値Qdを、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷に応じて可変設定する。すなわち、ECU30には、例えば、エンジン回転数及びエンジン負荷をパラメータとする閾値Qdのマップが予め設定されており、ECU30は、このマップに基づいて閾値Qdを可変設定する。
このような実施形態によれば、制御弁27が閉弁制御され且つ空燃比フィードバック制御が実行中のエンジン1の定常運転時に制御弁27の開故障診断の実行を許可判定することにより、高い頻度で開故障診断を行うことができる。そして、この開故障診断の実行許可判定時に、二次空気導入通路25の配管圧Pの変化を検出した際には、配管圧Pの変化に基づいて大気流入量Qsを演算すると共に、空燃比λ及び燃料噴射量Tiの変化に基づいて大気流入量Qgを演算し、これら大気流入量Qs,Qgの差が設定値以内であるとき、制御弁27が開故障していることを判定することにより、エアポンプ26を作動させることなく、高い精度での開故障診断を実現することができる。
すなわち、二次空気導入通路25の配管圧Pの変化を検出した際には、二次空気導入通路25の配管圧Pを用いて大気流入量Qsを直接的に演算するとともに、排気管21bの空燃比λと燃料噴射量Tiを用いて大気流入量Qgを間接的に演算し、これらが設定範囲内で一致している場合に制御弁27が開故障していることを判定することにより、高い精度での開故障診断を実現することができる。換言すれば、二次空気導入通路25側で得られるパラメータ(配管圧P)と、排気管21b側で得られるパラメータ(空燃比λ)との異なる2通りのパラメータを用いてそれぞれ演算した大気流入量Qs,Qgを用いて、制御弁27の開故障診断を行うことにより、エアポンプ26を強制作動することなく、高い精度での診断を実現することができる。
ここで、排気管21bの配管圧と二次空気導入通路25の配管圧との差圧に応じて二次空気導入通路25を機械的に開閉するフラップ28を設けることにより、制御弁27に開故障が発生した場合にも、排気管21bから二次空気導入通路25への排気の流入を抑制することができる。しかも、フラップ28は、排気管21bと二次空気導入通路25との差圧に応じて開閉するので、既に制御弁27が開固着されたままの状態にある場合にも、エンジン1の運転状態の変化等によって、二次空気導入通路25が排気管21bと遮断されているときの各診断値Pa,λa,Tiaと、二次空気導入通路25が排気管21bに開放されているときの各診断値Pb,λb,Tibとを得ることができる。従って、万が一、制御弁27の開故障が検出されることなく当該開故障状態が保持されている場合にも、エンジン1の運転状態が低負荷、定回転状態となり、フラップ28が二次空気導入通路25を開放した場合には、その時点で、制御弁27の開故障状態を速やかに検出することができる。
また、故障診断実行許可判定時において、配管圧Pの変化を、なまし値Pave及び振幅Wpに基づいて監視することにより、高い精度で配管圧の変化を検出することができる。
また、診断値Pa,λa,Tiaをセットするタイミングを、配管圧Pの変動を検出する前のタイミングに設定するとともに、診断値Pb,λb,Tibをセットするタイミングを、一旦リーン側にシフトした空燃比λが目標空燃比近傍に収束するタイミングに設定することにより、安定した診断値を得ることができ、高精度な開故障診断を実現することができる。
また、高い診断頻度を確保することができるので、二次空気供給制御時に発生した制御弁27の開故障のみならず、例えば、二次空気供給制御後等に事後的に発生し得る、ECU30による電磁ソレノイド27dの誤制御や地絡等による制御弁27の開故障をも精度良く検出することができる。
また、二次空気導入通路25の開故障状態を判定した場合には、燃料噴射制御のフィードバック制御を禁止することにより、インジェクタ11によって過剰に燃料が噴射されることを防止できる。
なお、上述の実施形態においては、空燃比λが目標空燃比近傍に収束したとき、各診断値Pb,λb,Tibをセットする一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、配管圧Pの変動を検出してから設定時間経過後の各値を診断値Pb,λb,Tibとしてセットしてもよい。
二次空気供給装置を備えたエンジンの概略構成図 開故障診断許可判定ルーチンのフローチャート 開故障診断ルーチンのフローチャート 制御弁に開故障が発生した際の各パラメータの挙動の一例を示すタイムチャート
符号の説明
1 … エンジン
11 … インジェクタ
12 …エアフロセンサ
13 … 吸入管圧力センサ
20 … 排気通路
21a … エキゾーストマニホルド
21b … 排気管
22 … 触媒
24 … 空燃比センサ(空燃比検出手段)
25 … 二次空気導入通路
25a … 大気取入口
26 … エアポンプ
27 … 制御弁
27a … チャンバ
27b … 弁座
27c … 弁体
27d … 電磁ソレノイド
28 … フラップ(逆止弁)
29 … 配管圧力センサ(配管圧検出手段)
30 … エンジン制御ユニット(空燃比フィードバック手段、診断実行判定手段、大気流入量演算手段、開故障判定手段)

Claims (7)

  1. 触媒の上流で排気管に接続された二次空気導入通路と、前記二次空気導入通路に設けられ当該二次空気導入通路を開閉する制御弁と、前記制御弁を開閉制御する開閉制御手段と、前記二次空気導入通路の下流側且つ前記触媒の上流側で前記排気管内の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記空燃比を目標空燃比に収束させるよう燃料噴射量のフィードバック制御を行う空燃比フィードバック手段とを備えたエンジンの故障診断装置であって、
    前記二次空気導入通路内の配管圧を検出する配管圧検出手段と、
    少なくとも前記制御弁が閉弁制御され且つ前記空燃比フィードバック制御が実行中のエンジンの定常運転時に診断実行の許可判定を行う診断実行判定手段と、
    前記診断実行の許可判定時に予め設定された前記配管圧の変化を検出したとき、前記配管圧の変化に基づいて大気流入量を演算するとともに、前記空燃比及び前記燃料噴射量の変化に基づいて大気流入量を演算する大気流入量演算手段と、
    前記大気流入量演算手段で演算した2つの大気流入量の差が設定値以内であるとき前記制御弁が開故障していることを判定する開故障判定手段とを備えたことを特徴とするエンジンの故障診断装置。
  2. 前記二次空気導入通路は、前記制御弁の下流側に、前記二次空気導入通路側と前記排気管側との差圧に応じて機械的に開閉する逆止弁を有することを特徴とする請求項1記載のエンジンの故障診断装置。
  3. 前記診断実行判定手段は、さらに、車両が停車中であることを前記診断実行の許可判定を行う条件として具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジンの故障診断装置。
  4. 前記大気流入量演算手段は、前記配管圧のなまし値の変化量が設定値よりも大きい場合、或いは、前記配管圧の変化の振幅が設定値よりも大きい場合の少なくとも何れかの場合に、前記各大気流入量を演算することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のエンジンの故障診断装置。
  5. 前記大気流入量演算手段は、前記配管圧の変化を検出後の設定時間内に、空燃比が設定値以上リーン側に変化しない場合には、前記大気流入量の演算をキャンセルすることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のエンジンの故障診断装置。
  6. 前記大気流入量演算手段は、前記配管圧の変化を判定する前の所定タイミングから当該配管圧の変化を判定後に一旦リーン側に変化した前記空燃比が前記目標空燃比に収束するまでの期間の前記配管圧の変化に基づいて大気流入量を演算するとともに、前記期間の前記空燃比及び前記燃料噴射量の変化に基づいて大気流入量を演算することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のエンジンの故障診断装置。
  7. 前記空燃比フィードバック手段は、前記開故障判定手段で開故障を判定した場合には、フィードバック制御を禁止することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のエンジンの二次空気供給装置の故障診断装置。
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