JP7474944B2 - 情報端末およびインターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、情報端末、および、インターホンシステムに関する。
従来、施設の住戸端末として設けられるインターホン親機などの情報端末が知られている。この情報端末の一例として特許文献1には、防災機能および通話機能の両方を備える情報端末が開示されている。この情報端末では、情報端末が備える住戸端末制御部にて防災機能および通話機能を制御している。
特開2002-123876号公報
しかしながら特許文献1に記載された情報端末では、例えば通話機能側に不具合があった場合に防災機能側に不具合が生じる可能性がある。
本発明は、防災関連機能に不具合が生じることを抑制する情報端末等を提供することを目的とする。
発明の一態様に係る情報端末は、施設に設けられる情報端末であって、前記施設の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部と、前記防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部と、前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれに電力を供給する電源回路と、前記電源回路と前記第2機能部とを結ぶ電力供給線上に設けられた電源遮断部とを備え、前記第1機能部は、前記第1機能部と前記第2機能部とが通信できなくなっているときに、前記電源遮断部を用いて前記電源回路から前記第2機能部への電力供給を遮断する。
本発明の一態様に係る情報端末は、施設に設けられる情報端末であって、前記施設の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部と、前記防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部と、前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれに電力を供給する電源回路と、前記電源回路と前記第2機能部とを結ぶ電力供給線上に設けられた電源遮断部とを備え、前記第1機能部は、前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれの作動に基づく音を出力する音出力部を有し、前記第2機能部は、前記音出力部を有していない。
本発明の一態様に係るインターホンシステムは、上記情報端末と、前記情報端末と通信するインターホン用子機とを備える。
本発明の情報端末、およびインターホンシステムによれば、防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
実施の形態1に係るインターホンシステムが集合施設に設けられた例を示す図である。 実施の形態1に係るインターホンシステムを示す模式図である。 実施の形態1に係るインターホンシステムが備える情報端末およびインターホン用子機を示す構成図である。 実施の形態1に係る情報端末の正面図である。 実施の形態1に係るインターホンシステムが備える情報端末およびインターホン用子機の他の例を示す構成図である。 実施の形態1に係る情報端末の動作の一例を示す図である。 実施の形態1の変形例1に係る情報端末およびインターホン用子機を示す構成図である。 実施の形態2に係るインターホンシステムが備える情報端末およびインターホン用子機を示す構成図である。 実施の形態2に係るインターホン玄関子機の正面図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
以下、本実施の形態1に係る情報端末1aを備えるインターホンシステム等について、図1~図7を参照しながら説明する。
[1-1.インターホンシステムの全体構成]
まず、本実施の形態に係るインターホンシステムの全体構成について、図1および図2を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係るインターホンシステム80を示す模式図である。図2は、インターホンシステム80を示す模式図である。
図1に示すように、インターホンシステム80は、複数の情報端末1a~1cと、複数のインターホン玄関子機70a~70cとを備える。インターホンシステム80は、例えば集合施設H1に設けられる。集合施設H1は、住居またはオフィスなどの複数の施設H101、H201、H301、および、玄関などの共用スペースによって構成される。なお、図1には、集合施設H1の玄関に設置された共用玄関子機60、および、集合施設H1内に設置された制御装置50も示されている。インターホン玄関子機70a~70cおよび共用玄関子機60は、共通する機能を有している。以下、この共通する機能に着目してインターホン玄関子機70a~70cおよび共用玄関子機60の少なくとも一方を呼ぶ場合に「インターホン用子機」と呼ぶ場合がある。
各情報端末1a~1cは、各施設H101~H301のリビング等に設置されるインターホン親機である。情報端末1a~1cは、それぞれに対応するインターホン玄関子機70a~70cに接続され、また、制御装置50を介して共用玄関子機60に接続される。図2に示すように、例えば情報端末1aは、ルータ85等を介して外部のネットワークに接続される。情報端末1aには、火災感知器94またはガス感知器95などの感知器90が接続される。情報端末1aは、防災に関連する防災関連機能を有している。具体的には、情報端末1aは、感知器90から出力された防災に関する信号を受け付ける機能、および、防災に関する信号に基づいて異常情報を報知する機能を有している。各情報端末1a~1cは、例えば、リビング等の壁に固定されるインターホン親機であるが、その他の機器であってもよい。
図1に示すように、各インターホン玄関子機70a~70cは、各施設H101~H301の出入口に設置される。例えばインターホン玄関子機70aは、情報端末1aに直接接続され、情報端末1aと通信可能である。
図1では、情報端末1a~1cおよびインターホン玄関子機70a~70cが3組だけ図示されているが、インターホンシステム80は、実際には、集合施設H1内の施設数に応じて複数組の情報端末およびインターホン玄関子機を備える。以下では、複数の情報端末1a~1cのうち情報端末1aを代表例に挙げて説明する。また、複数のインターホン玄関子機70a~70cのうちインターホン玄関子機70aを代表例に挙げて説明する。
[1-2.情報端末の構成]
次に、インターホンシステム80が備える情報端末1aについて説明する。
図3は、情報端末1aおよびインターホン用子機を示す構成図である。図4は、情報端末1aの正面図である。図5は、情報端末1aおよびインターホン用子機の他の例を示す構成図である。図6は、情報端末1aの動作の一例を示す図である。
図3および図4に示すように、情報端末1aは、施設H101の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部10と、防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部20とを備える。また、情報端末1aは、第1機能部10および第2機能部20のそれぞれに電力を供給する電源回路30と、電源回路30と第2機能部20とを結ぶ電力供給線32上に設けられた電源遮断部35とを備える。
まず、第2機能部20について説明する。第2機能部20は、第2制御回路21と、入力回路22と、表示回路23と、ネットワーク通信回路24と、インターホン通信回路25と、音入力部26とを備える。入力回路22、表示回路23、ネットワーク通信回路24、インターホン通信回路25および音入力部26のそれぞれは、第2制御回路21に接続されている。なお、第2機能部20には、防災に関連する回路等である異常表示回路13、火災検出回路14、ガス検出回路15および音出力部17が設けられていない。
ネットワーク通信回路24は、外部のネットワークを介して各種データの送受信を行う回路である。ネットワーク通信回路24は、ルータ85および外部ネットワークを介してサーバ89に接続される。ネットワーク通信回路24にて受信したデータは、第2制御回路21に出力される。情報端末1aでは、例えば、ネットワーク通信回路24を用いて第2機能部20の更新プログラムがダウンロードされ、第2機能部20の制御プログラムが更新される。
インターホン通信回路25は、インターホン玄関子機70aもしくは共用玄関子機60と通信するための回路である。インターホン通信回路25は、制御装置50を介して共用玄関子機60に接続される幹線通信回路25aと、インターホン玄関子機70aに接続される子機通信回路25bとを有している。インターホン通信回路25は、インターホン玄関子機70aから出力された信号、例えば訪問者が来たことを示す合図、訪問者の音声および画像に関する信号を受け付け、受け付けた信号を第2制御回路21に出力する。
なお、インターホン通信回路25は、図5に示すように、制御装置50、ゲートウェイ86および外部ネットワークを介してサーバ89に接続されていてもよい。この場合、情報端末1aでは、インターホン通信回路25を用いて第2機能部20の更新プログラムがダウンロードされ、第2機能部20の制御プログラムが更新される。またこの場合、情報端末1aは、ネットワーク通信回路24を備えていなくてもよい。
音入力部26は、情報端末1aを使用するユーザの音声等が入力される回路である。音入力部26は、例えばマイクロフォンである。音入力部26で入力された音に関する信号は、第2制御回路21に出力される。
入力回路22は、ユーザの操作入力を受け付け、受け付けた信号を第2制御回路21に出力するスイッチ回路である。例えば、第2制御回路21は、入力回路22の操作入力を受け付けることで、音入力部26で入力された音に関する信号がインターホン通信回路25を介してインターホン玄関子機70aに出力されることを許可する。なお、入力回路22は、扉等に設けられる防犯用スイッチであってもよい。
表示回路23は、第2制御回路21にて受け付けたデータおよび信号を画像で表示する装置である。表示回路23は、例えば液晶パネルによって構成される。なお、表示回路23には、第1機能部10から第2制御回路21に送信された防災に関する情報等が表示されてもよい。
第2制御回路21は、防災関連機能と異なる機能の働きを制御する回路である。防災関連機能と異なる機能とは、例えば、ネットワークを介して外部と通信する機能、または、インターホン玄関子機70aあるいは共用玄関子機60と通信する機能である。第2制御回路21は、ネットワーク通信回路24またはインターホン通信回路25で受け付けたデータを処理して保存する、または、受け付けたデータを表示回路23に表示させる。また、第2制御回路21は、インターホン通信回路25から出力された音に関する信号を、後述する第1機能部10の切替回路16に出力する。
第2制御回路21は、例えば、マイクロコンピュータによって構成されている。また、第2制御回路21は、メモリ21aを備えている。
メモリ21aには、通知音に関するデータが保存されている。通知音は、例えば、訪問者が来たことを知らせるためのチャイムである。第2制御回路21は、インターホン通信回路25から訪問者が来たことを示す合図を受け付けた場合に、通知音を切替回路16に出力する。
また、メモリ21aには、第2機能部20を作動するための制御プログラムが保存されている。メモリ21aに保存されている制御プログラムは、情報端末1aの外部から提供される更新プログラムに基づいて更新可能である。更新プログラムは、ネットワークを介して提供されてもよいし、メモリカードなどの記録媒体を介して提供されてもよい。
なお、第2機能部20には、第2機能部20の温度を検出する温度センサ28が設けられている。温度センサ28は、例えばサーミスタであり、例えば第2制御回路21の近傍に配置される。温度センサ28で検出された信号は、第1機能部10の第1制御回路11に出力される。
次に、第1機能部10について説明する。第1機能部10は、第1制御回路11と、入力回路12と、異常表示回路13と、火災検出回路14と、ガス検出回路15と、切替回路16と、音出力部17とを備える。入力回路12、異常表示回路13、火災検出回路14、ガス検出回路15および切替回路16のそれぞれは第1制御回路11に接続されている。また、音出力部17は、切替回路16を介して第1制御回路11および第2制御回路21のそれぞれに接続されている。
火災検出回路14は、火災感知器94(図2参照)に接続される回路である。火災検出回路14は、火災感知器94から出力された火災発生に関する信号を受け付け、この信号を第1制御回路11に出力する。
ガス検出回路15は、ガス感知器95(図2参照)に接続される回路である。ガス検出回路15は、ガス感知器95から出力されたガス漏れに関する信号を受け付け、この信号を第1制御回路11に出力する。
入力回路12は、ユーザの操作入力を受け付ける回路である。入力回路12は、例えば、警報音の鳴動を停止するための警報音停止ボタンスイッチである。入力回路12は、ユーザの操作入力によって受け付けた信号を第1制御回路11に出力する。
異常表示回路13は、火災およびガス漏れに関する異常情報を光(ライト)で報知する回路である。図4には、異常表示回路13の一例として、火災を報知する火災表示ランプおよびガス漏れを報知するガス漏れ表示ランプが示されている。異常表示回路13が点灯されることによって、ユーザは、施設H101内に火災またはガス漏れが発生していることを知ることができる。
音出力部17は、第1機能部10の作動に基づく第1の音、および、第2機能部20の作動に基づく第2の音を出力する回路である。音出力部17は、例えばスピーカである。第1の音は、火災検出回路14およびガス検出回路15にて受け付けた信号の少なくとも一方に基づいて生成される音であり、例えば、異常情報をユーザに報知するための警報音である。第2の音は、第2機能部20のインターホン通信回路25にて受け付けた信号に基づいて生成される音であり、例えば、訪問者が来たことを知らせるための通知音、および、訪問者から発せられる通話音である。音出力部17からは、第1の音を出力する時間および第2の音を出力する時間が重複しないように、第1の音または第2の音が出力される。
切替回路16は、第1制御回路11から出力された信号s1および第2制御回路21から出力された信号s2を択一的に切り替えて、音出力部17に出力する回路である。なお、信号s1は、第1の音の元となる音響信号であり、信号s2は、第2の音の元となる音響信号である。切替回路16の入力側は、第1制御回路11および第2制御回路21のそれぞれに接続され、切替回路16の出力側は、音出力部17に接続されている。切替回路16は、例えばリレー回路によって構成される。
切替回路16は、第1の音を出力する時間および第2の音を出力する時間が重複しないように、音出力部17から第1の音または第2の音を出力させる。より具体的には、切替回路16は、信号s1および信号s2の両方の入力を受けている場合、信号s2よりも信号s1を優先して、音出力部17に出力する。例えば図6に示すように、切替回路16は、音出力部17から第2の音が出力されているとき(図6の(a)参照)に信号s1を受け付けると、音出力部17から出力される音を第2の音から第1の音に切り替える(図6の(b)参照)。逆に、切替回路16は、信号s1の入力が無くなると、音出力部17から出力される音を第1の音から第2の音に切り替える。このように切替回路16は、通知音および通話音である第2の音よりも、防災に関する第1の音を優先して音出力部17から出力させる。
第1制御回路11は、第1機能部10が有する防災関連機能の働きを制御する回路である。防災関連機能とは、火災およびガス漏れなどの異常を検出する機能および報知する機能である。具体的には、第1制御回路11は、火災検出回路14またはガス検出回路15から出力された各信号に基づいて、切替回路16に信号s1を出力し、音出力部17から第1の音を出力させる。また、第1制御回路11は、火災検出回路14またはガス検出回路15から出力された各信号に基づいて、異常表示回路13に異常情報を表示させる。
また、第1制御回路11は、第2制御回路21と通信可能に接続されている。例えば、第1制御回路11は、火災発生またはガス漏れに関する信号を第2制御回路21に送信し、第2制御回路21は、当該信号を受信したことを示すACK(ACKnowledgement)信号を第1制御回路11に送信する。この情報端末1aでは、防災関連機能に不具合が生じないように、第2制御回路21から第1制御回路11への通信は、第1制御回路11から第2制御回路21への通信と比較して、制限されている。第1機能部10および第2機能部20の間の通信制限については後述する。
また、第1制御回路11は、例えば、マイクロコンピュータによって構成されている。第1制御回路11は、メモリ11aおよび異常判定部11bを備える。
メモリ11aには、第1機能部10を作動するための制御プログラムが保存されている。メモリ11aに保存されている制御プログラムは、更新不可に設定されているので、メモリ21aの制御プログラムが更新されても、その影響を受けることがない。また、メモリ11aには、異常情報を知らせるための警報音が保存されている。第1制御回路11は、火災発生またはガス漏れに関する信号を受け付けた場合に、警報音を鳴らすための信号を切替回路16に出力する。
異常判定部11bは、第2機能部20および電力供給線32の異常の有無を判定する回路である。異常判定部11bは、第1機能部10に出力された信号に基づいて、上記異常の有無を判定する。以下、異常判定部11bの判定例について複数の例を挙げて説明する。
例えば、異常判定部11bは、電力供給線32上に設けられた電流検出回路(例えば抵抗)36から出力された信号に基づいて、第2機能部20または電力供給線32の異常の有無を判定する。具体的には、異常判定部11bは、電力供給線32を流れる電流が規定電流値を超える場合に、第2機能部20または電力供給線32が異常であると判断する。規定電流値は、第2機能部20の仕様に応じて定められる許容電流値である。
例えば、異常判定部11bは、第2機能部20から第1機能部10へ送信された信号に基づいて、第2機能部20の異常の有無を判定する。具体的には、異常判定部11bは、第2機能部20に供給される電圧が規定電圧値未満である場合に、第2機能部20が異常であると判断する。第2機能部20に供給される電圧は、例えば、電力供給線32が第2制御回路21の電圧値検出ポートに接続されることで検出される。
例えば、異常判定部11bは、第2機能部20に設けられた温度センサ28から出力された信号に基づいて、第2機能部20の異常有無を判定する。具体的には、異常判定部11bは、温度センサ28で検出した温度が規定温度を超える場合に、第2機能部20が異常であると判断する。規定温度は、第2制御回路21の仕様に応じて定められている許容温度であり、例えば、70℃以上90℃以下の範囲から適宜選択される。
例えば、異常判定部11bは、第2制御回路21から返信される信号の有無によって、第2機能部20の異常有無を判定する。具体的には、異常判定部11bは、第1制御回路11が第2制御回路21に信号を送信した後、一定期間以内に第2制御回路21からACK(ACKnowledgement)信号が戻ってこない場合、第1機能部10と第2機能部20とが通信できなくなっているときに、第2機能部20が異常であると判断する。このように異常判定部11bは、第1機能部10と第2機能部20とが通信できなくなっているときに、第2機能部20が異常であると判断してもよい。
第1制御回路11は、異常判定部11bによって第2機能部20または電力供給線32が異常であると判断された場合に、電源遮断部35を用いて第2機能部20への電力供給を遮断する。
次に、第1機能部10および第2機能部20に電力を供給する電源回路30および電源遮断部35について説明する。
図3に示すように、電源回路30は、電源回路30と第1機能部10とを結ぶ電力供給線31を介して第1機能部10に電力を供給する。また、電源回路30は、電力供給線32および電源遮断部35を介して第2機能部20に電力を供給する。
電源遮断部35は、電源回路30よりも第2機能部20側であって、電源回路30と第2機能部20とを結ぶ電力供給線32上に設けられている。電源遮断部35は、例えば、表面実装型のヒューズまたは表面実装型のリレー(例えば無接点リレー)である。
電源遮断部35がヒューズである場合、電力供給線32に過電流が流れるとヒューズ線が切れて電力供給が遮断される。すなわち、電源遮断部35は、第1制御回路11からの制御によらず遮断される構成となっている。この構成により第1機能部10は、第2機能部20に過電流が流れた場合であっても、第2機能部20の影響を受けずに防災関連機能を働かせることができる。
電源遮断部35がリレーである場合、電源遮断部35は、第1機能部10から送信された遮断指示信号に基づいて、第2機能部20への電力供給を遮断する。具体的には、異常判定部11bが、第2機能部20または電力供給線32に異常があると判断した場合に、遮断指示信号を電源遮断部35に出力して電力供給を遮断する。この構成により第1機能部10は、第2機能部20に異常が発生した場合であっても、第2機能部20の影響を受けずに防災関連機能を働かせることができる。
次に、第1機能部10および第2機能部20との間の通信制限について説明する。
この情報端末1aでは、第1機能部10および第2機能部20が、互いに通信可能に接続されているが、第2機能部20から第1機能部10への通信は、第1機能部10から第2機能部20への通信と比較して、制限されている。
例えば、第2制御回路21から第1制御回路11へ送信する信号の情報量は、第1機能部10から第2機能部20へ送信する信号の情報量と比較して、少なくなるように設定されている。具体的には前述したように、第1制御回路11は、火災発生またはガス漏れに関する信号を第2制御回路21に送信し、第2制御回路21は、ACK信号のみを第1制御回路11に返信するように構成されている。
また、情報端末1aでは、第1制御回路11が、火災およびガス漏れに関する異常情報を受け付けた場合に、第2機能部20から第1機能部10への通信が遮断される。例えば、第1機能部10は、第1制御回路11が異常情報を受け付けた場合に、第2機能部20が第1機能部10へ信号を送信することを禁止するように、第2制御回路21に指令を出す。または、第1機能部10は、第1制御回路11が異常情報を受け付けた場合に、第2機能部20から送信された信号を受け付けずに無視する、あるいは第2機能部20から送信された信号をブロックする。これにより、第2機能部20から第1機能部10への通信が遮断される。
このように情報端末1aでは、第2機能部20から第1機能部10への通信を、第1機能部10から第2機能部20への通信と比較して制限することで、第2機能部20の正常および異常にかかわらず、第1機能部10の防災関連機能を働かせるように構成されている。
[1-3.効果など]
以上説明したように、本実施の形態に係る情報端末1aは、施設H101に設けられる情報端末であって、施設H101の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部10と、防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部20と、第1機能部10および第2機能部20のそれぞれに電力を供給する電源回路30と、電源回路30と第2機能部20とを結ぶ電力供給線32上に設けられた電源遮断部35とを備える。
この構成により、例えば情報端末1aに規格以上の電流が流れた場合に、電源遮断部35を用いて第2機能部20に供給される電力を遮断し、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、第1機能部10は、第2機能部20の正常および異常にかかわらず、防災関連機能を働かせてもよい。
この構成によれば、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、電源遮断部35は、電力供給線32を流れる電流が規定電流値を超える場合に、電源回路30から第2機能部20への電力供給を遮断してもよい。
この構成によれば、電力供給線32に規格以上の電流が流れた場合に、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、電源遮断部35は、第2機能部20に供給される電圧が規定電圧値未満である場合に、電源回路30から第2機能部20への電力供給を遮断してもよい。
この構成によれば、第2機能部20に供給される電圧が規定電圧値未満である場合、すなわち第2機能部20に大電流が流れている場合に、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、電源遮断部35は、第2機能部20の温度が規定温度を超える場合に、電源回路30から第2機能部20への電力供給を遮断してもよい。
この構成によれば、第2機能部20の温度が規定温度を超える場合に、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、第1機能部10は、第1機能部10と第2機能部20とが通信できなくなっているときに、電源遮断部35を用いて電源回路30から第2機能部20への電力供給を遮断してもよい。
この構成によれば、第1機能部10と第2機能部20とが通信できなくなっているときに、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、電源遮断部35は、第1機能部10から送信された信号に基づいて、電源回路30から第2機能部20への電力供給を遮断してもよい。
この構成によれば、例えば、第1機能部10にて第2機能部20が異常であると判断した場合に、第1機能部10から送信した信号に基づいて第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
また、第1機能部10は、火災感知器94に接続される火災検出回路14、および、ガス感知器95に接続されるガス検出回路15の少なくとも1つを有し、第2機能部20は、外部のネットワークに接続されるネットワーク通信回路24を有していてもよい。
これにより、例えば、ネットワークに接続された第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、防災関連機能を有する第1機能部10に不具合が生じることを抑制することができる。
また、第1機能部10は、第1機能部10および第2機能部20に作動に基づく音を出力する音出力部17を有し、第2機能部20は、音出力部17を有していなくてもよい。
これにより、例えば、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、防災に関する音を出力する音出力部17に不具合が生じることを抑制することができる。
また、第2機能部20は、防災関連機能と異なる機能を働かせるための制御プログラムを有し、情報端末1aの外部から提供された更新プログラムに基づいて制御プログラムを更新してもよい。
例えば、従来の情報端末では、情報端末のセキュリティ性を確保するため、ネットワークを介して制御プログラムの更新等が行われる。しかしながら、制御プログラムを更新するための更新プログラムにバグがあると、情報端末1aに規格以上の電流が流れ、情報端末が誤作動を起こすことがある。その場合、情報端末の防災関連機能が正常に働かず、感知器にて感知した異常情報を報知できないという問題が生じる。それに対し、本実施の形態の情報端末1aでは、例えば情報端末1aに規格以上の電流が流れた場合に、電源遮断部35を用いて第2機能部20に供給される電力を遮断し、第2機能部20の作動を停止させることができる。これにより、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、防災関連機能を有する第1機能部10に不具合が生じることを抑制することができる。
本実施の形態に係るインターホンシステム80は、上記情報端末1aと、情報端末1aと通信するインターホン用子機(インターホン玄関子機70a~70cおよび共用玄関子機60の少なくとも一方)とを備える。
このインターホンシステム80では、例えば情報端末1aに規格以上の電流が流れた場合に、電源遮断部35を用いて第2機能部20に供給される電力を遮断し、第2機能部20の作動を停止させることができる。そのため、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
[1-4.実施の形態1の変形例1]
次に、実施の形態1の変形例1に係る情報端末1aAについて説明する。
図7は、変形例1に係る情報端末1aAおよびインターホン玄関子機70aを示す構成図である。図7に示すように、情報端末1aAにおける第1制御回路11および第2制御回路21の間の通信は、双方向通信でなく、第1制御回路11から第2制御回路21への単方向通信となっている。具体的には、第1制御回路11から第2制御回路21への信号の送信は可能となっているが、第2制御回路21から第1制御回路11への信号の送信は不可となるように設定されている。この設定は、例えば、メモリ11aに保存されている制御プログラムによって定められる。
すなわち変形例1の情報端末1aAでは、第1機能部10は、防災関連機能の働きを制御する第1制御回路11を有し、第2機能部20は、防災関連機能と異なる機能の働きを制御する第2制御回路21を有している。第1制御回路11および第2制御回路21は互いに接続されているが、第1制御回路11および第2制御回路21の間の通信は、第1制御回路11から第2制御回路21への単方向通信である。
このように、第2機能部20から第1機能部10への通信を、第1機能部10から第2機能部20への通信と比較して制限することで、情報端末1aAでは、第2機能部20に不具合が生じた場合であっても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じることを抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係るインターホンシステム80Aについて説明する。実施の形態2では、インターホン玄関子機70aを用いて、インターホンシステム80Aの防災関連機能が正常に働くか否かを試験する形態について説明する。
図8は、実施の形態2に係るインターホンシステム80Aが備える情報端末1aおよびインターホン用子機を示す構成図である。図9は、インターホン玄関子機70aの正面図である。
実施の形態2のインターホンシステム80Aは、情報端末1aと、情報端末1aと通信するインターホン玄関子機70aとを備える。実施の形態2の情報端末1aは、実施の形態1の情報端末1aと同じ構成である。ここでは情報端末1aの説明を省略し、インターホン玄関子機70aについて説明する。
図8および図9に示すように、インターホン玄関子機70aは、第1通信部71a、第2通信部71b、呼出釦72、マイクロフォン76、スピーカ77、カメラ78および試験入力受付部79を備える。また、インターホン玄関子機70aは、呼出釦72、マイクロフォン76、スピーカ77およびカメラ78の作動を制御する制御回路(図示省略)を備える。
呼出釦72、マイクロフォン76、スピーカ77およびカメラ78のそれぞれは、ユーザと訪問者とが連絡を取り合うための装置である。呼出釦72、マイクロフォン76およびカメラ78にて受け付けられた信号は、第1通信部71aを介して、情報端末1aに出力され、情報端末1aのインターホン通信回路25を介して第2制御回路21に出力される。一方、情報端末1aの音入力部26にて受け付けられた信号は、第2制御回路21から切替回路16を介してインターホン玄関子機70aに出力され、インターホン玄関子機70aの第1通信部71aを介してスピーカ77に出力される。
第1通信部71aおよび第2通信部71bのそれぞれは、情報端末1aの防災関連機能の試験に用いられる通信回路である。
第1通信部71aは、第1機能部10の切替回路16に接続されている。第1通信部71aは、第1制御回路11から出力された第1の音(警報音)に関する信号s1を切替回路16から取得する。または、第1通信部71aは、第2制御回路21から出力された第2の音(通知音等)に関する信号s2を切替回路16から取得する。
第2通信部71bは、第1機能部10の第1制御回路11に接続されている。第2通信部71bは、試験入力受付部79において、試験の開始の信号を受け付けると、第1機能部10の防災関連機能を試験するための試験信号を第1制御回路11に送信する。試験信号は、試験中であることを第1制御回路11に伝えるための信号である。
このインターホンシステム80Aでは、まず、インターホン玄関子機70aは、試験信号を、第2通信部71bを介して第1制御回路11に出力する。試験信号を受け付けた第1制御回路11は、第1の音に関する信号s1を切替回路16に出力する。ここで試験実施者は、インターホン玄関子機70aから第1の音が鳴動するか否かによって、第1機能部10の防災関連機能が正常に働いているか否かを判断する。例えば、インターホン玄関子機70aは、第1の音に関する信号s1を取得した場合に、防災関連機能に異常がないと判断し、信号s1を取得しなかった場合に、防災関連機能に異常があると判断する。
なお、上記のインターホンシステム80Aでは、インターホン玄関子機70aを試験器として用いて情報端末1aの試験を行う例を示したが、それに限られず、インターホン玄関子機70aに専用試験器を接続し、この専用試験器を用いてインターホン玄関子機70aを制御することで上記試験を行ってもよい。
実施の形態2のインターホン玄関子機70aは、実施の形態1の情報端末1aに接続されるインターホン玄関子機70aであって、第1機能部10と通信する第1通信部71aを備える。第1通信部71aは、少なくとも音に関する信号を、第1機能部10から取得するまたは第1機能部10を介して第2機能部20から取得する。
このように、第1通信部71aが、第1機能部10または第2機能部20の音に関する信号を取得することで、第2機能部20に異常があったときにおいても、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じているか否かを試験することができる。
また、インターホン玄関子機70aは、さらに、第1機能部10と通信する第2通信部71bを備える。第2通信部71bは、防災関連機能を試験するための試験信号を第1機能部10に送信する。
このように、第2通信部71bが、試験信号を第1機能部10に送信することで、第2機能部20に異常があったときにおいても、第1機能部10の音に関する信号を取得することができる。これにより、第1機能部10の防災関連機能に不具合が生じているか否かを試験することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1機能部10および第2機能部20は、情報端末1aが備える1つの筐体内に設けられていてもよい。なお、音入力部26および音出力部17のそれぞれは、筐体内に限られず、筐体の外に設けられていてもよい。
例えば、音出力部17に出力される音の切替処理は、切替回路16でなく、第1制御回路11の制御プログラムによって実行されてもよい。その場合、第2制御回路21から出力される第2の音に関する信号s2は、第1制御回路11に出力され、第1制御回路11から出力される第1の音および第2の音に関する信号は、音出力部17に直接出力される。
例えば、第2機能部20にて制御プログラムの更新が行われているときに火災またはガス漏れが発生した場合は、第1機能部10は、第2機能部20の制御プログラムの更新を中止させてもよい。その際、第1機能部10は、表示回路23に表示されているプログラム更新中の画像表示を中止させ、火災またはガス漏れの情報を表示するように、第2機能部20に指示してもよい。
例えば、第2機能部20にて制御プログラムの更新が行われているときに火災またはガス漏れが発生した場合は、第1機能部10にて火災またはガス漏に関する異常情報の報知が行われるが、第2機能部20の制御プログラムの更新は継続されてもよい。
例えば、上記実施の形態では、インターホンシステムは、集合施設H1用のシステムであるが、戸建住宅用のシステムであってもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間では、無線通信が行われてもよいし、有線通信が行われてもよい。また、装置間では、無線通信および有線通信が組み合わされてもよい。
上記実施の形態で説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1a、1b、1c、1aA 情報端末
10 第1機能部
11 第1制御回路
11b 異常判定部
14 火災検出回路
15 ガス検出回路
17 音出力部
20 第2機能部
21 第2制御回路
24 ネットワーク通信回路
25 インターホン通信回路
26 音入力部
28 温度センサ
30 電源回路
31、32 電力供給線
35 電源遮断部
70a、70b、70c インターホン玄関子機
71a 第1通信部
71b 第2通信部
80、80A インターホンシステム
94 火災感知器
95 ガス感知器
H101、H201、H301 施設

Claims (7)

  1. 施設に設けられる情報端末であって、
    前記施設の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部と、
    前記防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部と、
    前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれに電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路と前記第2機能部とを結ぶ電力供給線上に設けられた電源遮断部と
    を備え、
    前記第1機能部は、前記第1機能部と前記第2機能部とが通信できなくなっているときに、前記電源遮断部を用いて前記電源回路から前記第2機能部への電力供給を遮断する情報端末。
  2. 施設に設けられる情報端末であって、
    前記施設の防災に関する防災関連機能を有する第1機能部と、
    前記防災関連機能と異なる機能を有する第2機能部と、
    前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれに電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路と前記第2機能部とを結ぶ電力供給線上に設けられた電源遮断部と
    を備え、
    前記第1機能部は、前記第1機能部および前記第2機能部のそれぞれの作動に基づく音を出力する音出力部を有し、前記第2機能部は、前記音出力部を有していない情報端末。
  3. 前記第1機能部は、前記第2機能部の正常および異常にかかわらず、前記防災関連機能を働かせる
    請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 前記電源遮断部は、前記第1機能部から送信された信号に基づいて、前記電源回路から前記第2機能部への電力供給を遮断する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の情報端末。
  5. 前記第1機能部は、火災感知器に接続される火災検出回路、および、ガス感知器に接続されるガス検出回路の少なくとも1つを有し、
    前記第2機能部は、外部のネットワークに接続されるネットワーク通信回路を有する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の情報端末。
  6. 前記第2機能部は、前記防災関連機能と異なる機能を働かせるための制御プログラムを有し、前記情報端末の外部から提供された更新プログラムに基づいて前記制御プログラムを更新する
    請求項1~5のいずれか1項に記載の情報端末。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の情報端末と、前記情報端末と通信するインターホン用子機と
    を備えるインターホンシステム。
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