JP2819875B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2819875B2
JP2819875B2 JP20063091A JP20063091A JP2819875B2 JP 2819875 B2 JP2819875 B2 JP 2819875B2 JP 20063091 A JP20063091 A JP 20063091A JP 20063091 A JP20063091 A JP 20063091A JP 2819875 B2 JP2819875 B2 JP 2819875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャーポット・炊飯器
・アイロン・掃除機などの機器の電源装置や、機器に使
用されている電子回路が商用電源とは絶縁されていない
電源装置全般に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年家庭で使用される電化機器は、能動
素子を含む電子回路を搭載するものが一般化してきてい
る。電子回路が機器に搭載される場合、その構成は電源
回路とその他の電子回路とから成るのが一般的である。
以下説明の便宜のため、商用電源を一次回路と呼ぶこと
にする。以下図6を参照しながら上述した従来の一次回
路の電源の一例について説明する。1は商用交流電源、
20は商用交流電源1の電圧を適当な大きさに調整する
ためのオートトランスである。21は整流器、22はコ
ンデンサー、11は負荷となる電子回路である。
【0003】以上のように構成された従来の電源装置に
ついてその動作を説明する。商用交流電源1の交流電圧
は、オートトランス20により電圧降下されている。電
圧降下した交流電圧は整流器21で整流され、その後コ
ンデンサー22で平滑され直流電圧に変換される。この
とき出力に得られる直流電圧は、オートトランス20の
端子出力の電圧によって決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の電源装置は、トランスを使用しているため、
使用材料が量的に多く、コストが高い、コストが下がり
にくい、重たい、大きい、効率が悪い、発熱が多い等の
問題を有している。
【0005】本発明はこのような従来の方法が有してい
る課題を解決し、更に使いがってのよい電源装置を実現
しようとするものである。つまり本発明は、トランスを
使用しない構成で、交流電源の電力をその電圧が一定値
に達するまではコンデンサーに充電し一定値以上になる
と通電を停止して、出力電圧を一定に保つようにすると
共に、負荷が短絡される等の異常時にも、消費電力の増
大による過熱、あるいは過熱による破壊を防ぐことがで
きる電源装置を提供することを第一の目的とするもので
ある。また、前記第一の目的を達成する第二・第三・第
四・第五の手段を提供することを、第二・第三・第四、
第五の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、商用交流電源に接続された
整流回路と、前記整流回路の出力から第一の基準電圧を
発生する第一の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電
圧発生回路の出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオ
フ制御する第一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ
回路に流れる電流を制限する第一の電流制限回路と、前
記第一のスイッチ回路によって充電されるコンデンサー
と、前記コンデンサの両端の出力電圧を検出する出力電
圧検出回路と、前記出力電圧検出回路の出力を受けて前
記第一のスイッチ制御回路を遮断する第二のスイッチ制
御回路を備えた電源装置とするものである。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、前記
整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の基
準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出力
を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一の
スイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電流
を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッチ
回路によって充電されるコンデンサーと、前記コンデン
サの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電圧発生
回路の動作を停止する第二のスイッチ回路と、前記出力
電圧検出回路の出力を受けて第二のスイッチ回路を制御
する第三のスイッチ制御回路を備えた電源装置とするも
のである。
【0008】また第三の目的を達成するための本発明の
第三の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、
前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
と、前記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電
圧発生回路に優先して前記整流回路の出力から第二の基
準電圧を発生する第二の基準電圧発生回路と、第一の基
準電圧発生回路と第二の基準電圧発生回路を切り換える
第三のスイッチ回路と、前記出力電圧検出回路の出力を
受けて第三のスイッチ回路を制御する第三のスイッチ制
御回路を備えた電源装置とするものである。
【0009】また第四の目的を達成するための本発明の
第四の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、
前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
と、前記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電
流制限回路の電流を0にする第四のスイッチ回路と、前
記出力電圧検出回路の出力を受けて第四のスイッチ回路
を制御する第四のスイッチ制御回路を備えた電源装置と
するものである。
【0010】また第五の目的を達成するための本発明の
第五の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、
前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
と、前記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電
流制限回路に優先して第一のスイッチ回路に流れる電流
を制限する第二の電流制限回路と、第一の電流制限回路
と第二の電流制限回路を切り換える第五のスイッチ回路
と、前記出力電圧検出回路の出力を受けて第五のスイッ
チ回路を制御する第四のスイッチ制御回路を備えた電源
装置とするものである。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段は、直流出力電圧が出力電
圧検出回路で検出される電圧より低く、かつ整流回路で
整流された電圧が第一の基準電圧以下の時には、第一の
スイッチ制御回路で、コンデンサー及び負荷への電力供
給を司る第一のスイッチ回路を短絡し、第一の電流制限
回路で制限される電流でコンデンサーに充電すると共に
負荷に電力供給を行なう。整流回路の出力電圧が第一の
基準電圧を超えると、第一のスイッチ制御回路で第一の
スイッチ回路を開放し通電を停止する。こうして、コン
デンサの両端の出力電圧を一定に保持する。また負荷に
異常が生じて、出力端子が短絡され、直流出力電圧が出
力電圧検出回路で検出する電圧以下に低下すると、第二
のスイッチ制御回路が第一のスイッチ回路を開放して、
電力をコンデンサー及び負荷に供給しないように制御す
る。こうして負荷の異常時には、通電を停止して、電源
装置の破壊あるいは過熱を防止するよう作用する。
【0012】本発明の第二の手段は、以下のように作用
する。負荷が短絡され、コンデンサの両端の出力電圧が
出力電圧検出回路により検出される電圧より低下する
と、第三のスイッチ制御回路が第二のスイッチ回路を作
用させて、第一の基準電圧発生回路の動作を停止するも
のである。また負荷が正常に回復して、コンデンサの両
端の出力電圧が、出力電圧検出回路で検出する電圧より
上昇すると、第三のスイッチ制御回路が第二のスイッチ
回路を作用させて、第一の基準電圧発生回路の動作を開
始させ、第一の基準電圧発生回路で発生する第一の基準
電圧と第一のスイッチ制御回路で第一のスイッチ回路を
制御するものである。
【0013】本発明の第三の手段は、以下のように作用
する。負荷が短絡されコンデンサの両端の出力電圧が、
出力電圧検出回路により検出される電圧より低下する
と、第三のスイッチ制御回路が第三のスイッチ回路を作
用させて、第一の基準電圧発生回路から第二の基準電圧
発生回路に切り替え、第二の基準電圧発生回路が発生す
る第二の基準電圧と第一のスイッチ制御回路で第一のス
イッチ回路を動作させる。また負荷の異常が回復してコ
ンデンサの両端の出力電圧が、出力電圧検出回路で検出
する電圧より上昇すると、第三のスイッチ制御回路が第
三のスイッチ回路を作用させて、第二の基準電圧発生回
路から第一の基準電圧発生回路に切り換え、第一の基準
電圧発生回路で発生する第一の基準電圧と第一のスイッ
チ制御回路で第一のスイッチ回路を制御するものであ
る。
【0014】本発明の第四の手段は、以下のように作用
する。負荷が短絡されコンデンサの両端の出力電圧が出
力電圧検出回路により検出される電圧より低下すると、
第四のスイッチ制御回路が第四のスイッチ回路を作用さ
せて、第一の電流制限回路の動作を停止するものであ
る。また負荷の異常が回復してコンデンサの両端の出力
電圧が、出力電圧検出回路で検出する電圧より上昇する
と、第四のスイッチ制御回路が第四のスイッチ回路を作
用させて、再び第一の電流制限回路の動作を開始させる
ものである。
【0015】また本発明の第五の手段は、以下のように
作用する。負荷が短絡されコンデンサの両端の出力電圧
が出力電圧検出回路により検出される電圧より低下する
と、第四のスイッチ制御回路が第五のスイッチ回路を作
用させて第一の電流制限回路を第二の電流制限回路に切
り換える。また負荷の異常が回復してコンデンサの両端
の出力電圧が出力電圧検出回路で検出する電圧より上昇
すると、第四のスイッチ制御回路が第五のスイッチ回路
を作用させて、第一の電流制限回路に再び切り換える動
作をするものである。
【0016】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例の電源回路
について、図1に基づいて説明する。1は商用交流電
源、2は商用交流電源1のA側に接続した整流回路で、
本実施例では正の半波の整流回路としている。3はこの
ラインを通過する電流値を一定以下に制限する第一の電
流制限回路であり、ダイオード3a・3bと抵抗器3c
とから成っている。4は出力側への電力供給をオンオフ
する第一のスイッチ回路で、本実施例ではトランジスタ
を使用している。第一の電流制限回路3は次のように作
用する。すなわち、トランジスタ4にベース電流が流れ
トランジスタ4が導通すると、ベース・エミッタ間には
約0.6Vの電圧が発生する。またダイオード3a・3b
には約1.8Vの電圧が発生する。従って、抵抗器3cに
は差引1.2Vの電位差が生じる。抵抗器3cは回路に直
列に挿入されているため、回路に流れる電流はこの抵抗
器3cの値によって決定される電流値以下に制限される
ことになる。5は前記第一のスイッチ回路4によって充
電されるコンデンサーであり、この両端から直流出力電
圧を得ている。6は、前記第一のスイッチ回路4をオン
オフ制御するための第一の基準電圧を発生する第一の基
準電圧発生回路である。第一の基準電圧発生回路6は、
整流回路の出力端子Cと商用電源の端子Bの間に直列に
接続された定電圧ダイオード6aと抵抗器6bからなっ
ている。両者の接続点Dの電圧が第一の基準電圧発生回
路1の出力端子である。つまり本実施例では、第一の基
準電圧は定電圧ダイオード6aの動作電圧に設定してい
る。7は、前記第一の基準電圧発生回路6の出力を受け
て第一のスイッチ回路4を制御する第一のスイッチ制御
回路である。第一のスイッチ制御回路7は、抵抗器7a
・7d・7eと、トランジスタ7b・7cとを以下のよ
うに接続して構成している。トランジスタ7bのコレク
タとトランジスタ7cのベース、またトランジスタ7b
のコレクタと抵抗器7aとが接続され、抵抗器7aの他
端は前記整流回路2の出力端子であるC点に接続されて
いる。またトランジスタ7bとトランジスタ7cのエミ
ッタは、商用電源のB側端子に接続されている。トラン
ジスタ7bのベースは、抵抗器7dを介して前記第一の
基準電圧発生回路6の出力端子Dに接続され、トランジ
スタ7cのコレクタは抵抗器7cを介して前記第一のス
イッチ回路を構成するトランジスタ4のベースに接続さ
れている。8は前記コンデンサー5の両端の直流電圧を
検知する出力電圧検出回路である。出力電圧検出回路8
は、定電圧ダイオード8aと抵抗器8b・8dとトラン
ジスタ8c、コンデンサー8eからなっている。定電圧
ダイオード8aと抵抗器8bとは直列に接続され、定電
圧ダイオード8aの他端であるカソードはコンデンサー
5のプラス端子に接続されている。抵抗器8bの他端は
商用電源の端子Bに接続されている。商用電源の端子B
とコンデンサー5のマイナス端子は接続されている。ま
た定電圧ダイオード8aと抵抗器8bの接続点には、ト
ランジスタ8cのベースが接続されている。トランジス
タ8cのエミッタは商用電源のB側端子に接続され、コ
レクタは抵抗器8dが接続され、抵抗器8dの他端は第
一のスイッチ回路4の出力端子に接続されている。また
コンデンサー8eは、トランジスタ8cのコレクタ・エ
ミッタ間に接続されている。F点は出力電圧検出回路8
の出力端子であり、トランジスタ8cのコレクタから出
力されており、第二のスイッチ制御回路9に接続されて
いる。前記コンデンサー8eは、以下のように作用する
ものである。つまり本装置の立ち上がり時に、出力電圧
検出回路8の出力点Fの立ち上がりを遅らせ、第二のス
イッチ制御回路9のトランジスタ9bがオンする前にト
ランジスタ8cを先にオンさせるように作用するもので
ある。また8fは、コンデンサー5と負荷10との間に
接続された抵抗器である。抵抗器8fの抵抗値は、負荷
10の両端子間が完全に短絡された場合でも、第二のス
イッチ制御回路9のトランジスタ9bがオンできる電圧
が発生する値となっている。第二のスイッチ制御回路9
は本実施例では抵抗器9aとトランジスタ9bで構成し
ており、そのベースには抵抗器9aを介して前記出力電
圧検出回路8の出力端子Fが接続されている。又コレク
タは前記第一のスイッチ制御回路7の、トランジスタ7
bのコレクタに接続されている。又エミッタは商用電源
のB側端子に接続されている。負荷10は通常、定電圧
回路或は電子回路である。
【0017】以下本実施例の動作を説明する。整流回路
2の出力電圧が、0から第一の基準電圧発生回路6を構
成する定電圧ダイオード6aの動作電圧である第一の基
準電圧(以下単に第一の基準電圧と称する)に到達する
までの間は、第一の基準電圧発生回路6は動作しない。
すなわち抵抗器6bの両端子間には電圧が発生しない。
このためトランジスタ7bはオフ状態であり、トランジ
スタ7cは抵抗器7aによってベースにバイアス電流が
供給されてオンする。従って、トランジスタ7cのコレ
クタと接続された第一のスイッチ回路4を構成するトラ
ンジスタのベースには電流が流れる。これによって第一
のスイッチ回路4はオンとなり、整流回路2から第一の
スイッチ回路4のエミッタを経由してコレクタに電流が
流れ、コンデンサー5が充電される。同時に出力電圧検
出回路8の抵抗器8fを経由して負荷10にも電力が供
給される。この場合コンデンサー5の充電電流と負荷1
0に流れる電流は、第一の電流制限回路3で制限された
値以下となる。すなわち第一のスイッチ回路4がオンす
ると、同時に直列に接続された2個のダイオード3a・
3bにも電流が流れ、この間には約1.8Vの電圧が発生
する。一方トランジスタ4のベース、エミッタ間には約
0.6Vの電圧が発生しており、抵抗器3cには前記ダイ
オード3a・3bの電圧1.8Vとの差、約1.2Vの電圧が
印加される。従ってこの抵抗器3cの値を適切に選択す
ることによって抵抗器3cに流れる電流、換言すれば第
一のスイッチ回路4を構成するトランジスタを流れる電
流が制限されることになる。整流回路2の出力電圧が上
昇して第一の基準電圧を超え、第一のスイッチ制御回路
7を構成するトランジスタ7bのベース・エミッタ間の
オン電圧、約0.6Vを越えると、トランジスタ7bはオ
ンして、抵抗器7aを通してコレクタに電流が流れる。
これによって抵抗器7aには電圧が発生し、トランジス
タ7cのベース・エミッタ間電圧はほぼ0Vとなり、ト
ランジスタ7cはオフされる。トランジスタ7cがオフ
されると、第一のスイッチ回路4を構成するトランジス
タは、ベース電流が供給されなくなってオフされる。従
ってコンデンサー5及び負荷10には電力は供給されな
くなる。整流回路2の出力電圧が、再び第一のスイッチ
制御回路7を構成するトランジスタ7bのオン電圧以下
に降下すると、トランジスタ7bがオフしてトランジス
タ7cがオンする。従って第一のスイッチ回路4がオン
して、再び商用電力をコンデンサー5と負荷10に供給
する。
【0018】次に、出力電圧検出回路8とこれを受けて
動作する第二のスイッチ制御回路9の動作について説明
する。負荷10に異常が生じてこの両端が完全に短絡、
或は中途半端に短絡した場合、負荷10のインピーダン
スは低下して負荷電流が異常に増加する。このため、コ
ンデンサー5の両端の出力電圧が低下する。出力電圧が
定電圧ダイオード8aの動作電圧と、トランジスタ8c
のベース・エミッタ間電圧約0.6Vの和の電圧より高い
間は、トランジスタ8cはオン状態である。つまり抵抗
器8dには電流が流れ、トランジスタ8cのコレクタ・
エミッタ間電圧はほぼ0Vとなって、第二のスイッチ制
御回路9を構成するトランジスタ9bはオフとなってい
る。トランジスタ9bがオフの間は、第一のスイッチ回
路4は第一のスイッチ制御回路7により制御され続け
る。以下説明を簡単にするためにトランジスタの動作電
圧約0.6Vは無視するものとする。負荷10に異常が生
じてコンデンサー5の両端の出力電圧が低下して、定電
圧ダイオード8aの動作電圧より低下すると、トランジ
スタ8cはオフとなる。また、出力電圧検出回路の出力
点Fの電圧は、抵抗器8dとコンデンサー8eの時定数
により上昇してくる。こうしてある時間が経過すると、
第二のスイッチ制御回路9を構成するトランジスタ9b
はバイアス抵抗9aを介してオンする。トランジスタ9
bがオンすると抵抗器7aに電流が流れ、トランジスタ
9bのコレクタ・エミッタ間電圧はほぼ0Vとなる。こ
の時トランジスタ7cはオフとなる。トランジスタ7c
がオフとなると、第一のスイッチ回路4のトランジスタ
はバイアス電流がなくなりオフとなる。こうして第一の
スイッチ回路4はオフされ、コンデンサー5及び負荷1
0への電力供給は停止される。第一のスイッチ回路4の
出力点Eには電力が供給されないため、コンデンサー8
eに充電された電荷が放電されると、トランジスタ9b
はオフとなる。従って第一のスイッチ回路4は、第二の
スイッチ制御回路9では制御されなくなり、再び動作を
開始する。そして第一のスイッチ回路4の出力点Eには
電圧が発生するが、この電圧は定電圧ダイオード8aの
動作電圧以下の電圧であるので再び第二のスイッチ制御
回路9が動作し第一のスイッチ回路を遮断する。負荷1
0が短絡されている異常状態が継続している間は、この
ような動作を繰り返す。負荷10の異常が回復して正常
になると、コンデンサー5の両端の出力電圧は定電圧ダ
イオード8aの動作電圧以上となって、第二のスイッチ
制御回路9は動作を停止する。つまり、再び第一のスイ
ッチ制御回路7が第一のスイッチ回路4を制御する本来
の電源装置として動作する。
【0019】この場合、コンデンサー8eは次のように
作用する。第一には、スイッチがオンされて本電源装置
が動作を開始した場合、トランジスタ8cの方をトラン
ジスタ9bより速く立ち上がるように作用する。つまり
交流電源が供給されて第一のスイッチ回路4の出力点E
に電圧が発生した場合、抵抗器8dとコンデンサー8e
による時定数を利用して、トランジスタ8cの方がトラ
ンジスタ9bより速く立ち上がるようにして有る。第二
に、負荷が正常でコンデンサー5の両端の出力電圧が定
電圧ダイオード8aより高い場合には、電源の立ち上が
り時にトランジスタ9bを動作させないように作用する
ものである。
【0020】次に本発明の第二の手段の実施例につい
て、図2に基づいて説明する。前記第一の手段の実施例
と共通の要素には同一番号を付与し、説明を省略する。
11は第三のスイッチ制御回路であり、抵抗器11aと
トランジスタ11b、及びそのバイアス抵抗11cを有
している。抵抗器11aの一端は整流回路2の出力端子
Cに、他端はトランジスタ11bのコレクタと接続され
ている。トランジスタ11bのエミッタは商用電源のB
側端子と接続されている。またベースは、抵抗器11c
を介して出力電圧検出回路8の出力点Fに接続されてい
る。12は第三のスイッチ制御回路11の出力を受け、
第一の基準電圧発生回路6の動作を制御する第二のスイ
ッチ回路である。
【0021】以下本実施例の動作を説明する。負荷10
が正常な時の動作は、前記実施例に説明した通りであ
る。いま負荷10に異常が生じて、コンデンサー5の両
端の出力電圧が定電圧ダイオード8aの動作電圧より低
くなったとする。この場合はトランジスタ8cはオフ
し、抵抗器8dとコンデンサー8eによる時定数で出力
電圧検出回路8の出力点Fの電圧は上昇してくる。本実
施例では、一定時間が経過してこの出力点Fの電圧が一
定値に到達すると、第三のスイッチ制御回路11のトラ
ンジスタ11bがオンする。トランジスタ11bがオン
すると、抵抗器11aに電流が流れ、第二のスイッチ回
路12のトランジスタのベース・エミッタ間電圧がオン
電圧に到達する。第二のスイッチ回路12がオンする
と、そのエミッタからコレクタ、抵抗器6bに電流が流
れ、エミッタ・コレクタ間電圧はほぼ0Vとなる。同時
に第一のスイッチ制御回路7を構成するトランジスタ7
bは、常時オンとなって、第一のスイッチ回路4はオフ
される。こうして第一のスイッチ回路4はオフされ、コ
ンデンサー5及び負荷10への電力供給は停止される。
第一のスイッチ回路4の出力点Eには電力が供給されな
いため、コンデンサー8eに充電された電荷が放電され
ると、トランジスタ11bはオフとなり、第一のスイッ
チ回路は第三のスイッチ制御回路11では制御されなく
なる。つまり、再び第一のスイッチ制御回路7が第一の
スイッチ回路4を制御する。そして第一のスイッチ回路
4の出力点Eに電圧が発生するが、この電圧は定電圧ダ
イオード8aの動作電圧以下の電圧であるので、再び第
三のスイッチ制御回路11が動作し第一のスイッチ回路
4を遮断する。負荷10が異常によって短絡されている
間は、上記のような動作を繰り返す。そして負荷の異常
が回復して正常になると、コンデンサー5の両端の出力
電圧は定電圧ダイオード8aの動作電圧以上となって、
第三のスイッチ制御回路11は動作を停止し、再び第一
のスイッチ制御回路7が第一のスイッチ回路4を制御す
る。
【0022】次に本発明の第三の手段の実施例につい
て、図3に基づいて説明する。前記第二の手段の実施例
と共通の要素には同一番号を付与し、説明を省略する。
13は第三のスイッチ制御回路11の出力を受け、第二
の基準電圧発生回路14と第一の基準電圧発生回路6を
切り換える第三のスイッチ回路である。第二の基準電圧
発生回路14は、定電圧ダイオード14aと抵抗器6b
からなっている。第二の基準電圧発生回路14が発生す
る第二の基準電圧は、定電圧ダイオード14aの動作電
圧で決まり、第一の基準電圧発生回路6の第一の基準電
圧より低い値に設定されているものとする。
【0023】以下本実施例の動作を説明する。負荷10
が正常な時の動作は、前記図1で説明した本発明の第一
の手段の実施例の通りである。いま負荷10に異常が生
じて、コンデンサー5の両端の出力電圧が出力電圧検出
回路8を構成する定電圧ダイオード8aの動作電圧より
低くなったとする。この場合、トランジスタ8cはオフ
し、抵抗器8dとコンデンサー8eによる時定数で出力
電圧検出回路の出力点Fの電圧は上昇してくる。一定時
間が経過して、F点の電圧が一定値以上に達すると、抵
抗11cを介して第三のスイッチ制御回路11を構成す
るトランジスタ11bにベース電流が供給される。従っ
てトランジスタ11bがオンする。トランジスタ11b
がオンすると、抵抗器11aに電流が流れ、第三のスイ
ッチ回路13を構成するトランジスタのベース・エミッ
タ間電圧がオン電圧に到達する。こうして第三のスイッ
チ回路13がオンすると、そのエミッタからコレクタ・
定電圧ダイオード14a・抵抗器6bに電流が流れ、エ
ミッタ・コレクタ間電圧はほぼ0Vとなる。つまり、等
価的に整流回路2の出力Cと商用電源のB側端子の間
に、定電圧ダイオード14aと抵抗器6bが直列に接続
されたことになる。これによって、第二の基準電圧発生
回路14が形成される。定電圧ダイオード14aの動作
電圧は、第一の基準電圧発生回路6を構成する定電圧ダ
イオード6aの動作電圧より低く設定しているため、第
一のスイッチ回路4の導通期間は図1で説明した本発明
の第一の手段の実施例よりも短いものとなる。つまり、
コンデンサー5及び負荷10への電力供給量は減少す
る。これによって、負荷10に異常が生じて短絡状態に
なったとしても、本電源装置が破壊されることはない。
【0024】次に図4に基づいて、本発明の第四の手段
の実施例について説明する。15は第四のスイッチ制御
回路であり、抵抗器15a・15cとトランジスタ15
bを以下のように接続して構成している。出力電圧検出
回路8の出力点Fの電圧は、抵抗器15cを介してトラ
ンジスタ15bのベースに接続されており、整流回路2
の出力端子Cと商用電源のもう一方の端子Bの間に直列
に抵抗器15aと前記トランジスタ15bのコレクタ、
エミッタが接続される構成となっている。第四のスイッ
チ制御回路15の出力は、抵抗器15aとトランジスタ
15bのコレクタの接続点Gから取り出される。16
は、第四のスイッチ制御回路15の出力点Gの出力を受
け、第一の電流制限回路3の動作を司どる第四のスイッ
チ回路である。
【0025】以下本実施例の動作を説明する。負荷10
が正常な時の動作は、前記図1で説明した通りである。
いま負荷10に異常が生じて短絡状態になり、コンデン
サー5の両端の出力電圧が出力電圧検出回路8を構成す
る定電圧ダイオード8aの動作電圧より低くなったとす
る。この状態では、トランジスタ8cはオフし、抵抗器
8dとコンデンサー8eによる時定数で出力電圧検出回
路の出力点Fの電圧が上昇し、一定時間が経過すると第
四のスイッチ制御回路15を構成するトランジスタ15
bがオンする。トランジスタ15bがオンすると、抵抗
器15aに電流が流れ、第四のスイッチ回路16を構成
するトランジスタのベース・エミッタ間電圧がオン電圧
に到達する。第四のスイッチ回路16がオンすると、そ
のエミッタからコレクタ・抵抗器7e、トランジスタ7
cのコレクタ・エミッタに電流が流れる。こうして第一
のスイッチ回路4を構成するトランジスタの、コレクタ
・エミッタ間電圧はほぼ0Vとなる。これによって、第
一の電流制限回路3を形成していたダイオード3a・3
bの両端子間電圧はほぼ0Vとなり、第一のスイッチ回
路4のトランジスタはオフする。こうして第一のスイッ
チ回路4はオフされ、コンデンサー5及び負荷10への
電力供給は停止される。第一のスイッチ回路4の出力点
Eには電力が供給されないため、コンデンサー8eに充
電された電荷が放電されると第四のスイッチ制御回路1
5を構成するトランジスタ15bはオフとなる。従って
更に第四のスイッチ回路16もオフとなり、第一のスイ
ッチ回路4は第四のスイッチ制御回路15では制御され
なくなる。つまり、第一のスイッチ制御回路7が第一の
スイッチ回路4を制御するわけである。そして第一のス
イッチ回路4の出力点Eに電圧が発生するが、この電圧
は定電圧ダイオード8aの動作電圧以下であるので、再
び第四のスイッチ制御回路15が動作し、第一のスイッ
チ回路を遮断する。このように、異常によって負荷10
が短絡状態である間は、上記のような動作を繰り返す。
そして負荷10の異常が回復して正常になると、コンデ
ンサー5の両端の出力電圧は、定電圧ダイオード8aの
動作電圧以上となるため、第四のスイッチ制御回路15
は動作を停止する。つまり再び、第一のスイッチ制御回
路7が第一のスイッチ回路4を制御する本来の電源装置
として動作する。
【0026】次に本発明の第五の手段の実施例につい
て、図5に基づいて説明する。17は第五のスイッチ回
路であり、第四のスイッチ制御回路15の出力を受け
て、次に述べる第二の電流制限回路18と、前記した第
一の電流制限回路3を切り換える働きをする。18は、
第二の電流制限回路でありダイオード3aと抵抗器3c
とからなっている。
【0027】以下本実施例の動作を説明する。負荷10
が正常な時の動作は、図1で説明した本発明の第一の手
段の実施例に説明した通りである。いま負荷10に異常
が生じて短絡状態となり、コンデンサー5の両端の出力
電圧が出力電圧検出回路8を構成する定電圧ダイオード
8aの動作電圧より低くなったとする。この場合は、ト
ランジスタ8cはオフし、抵抗器8dとコンデンサー8
eによる時定数で出力電圧検出回路の出力点Fの電圧は
上昇してくる。一定時間が経過して、第四のスイッチ制
御回路15を構成するトランジスタ15bのベースに抵
抗15cを介してベース電流が供給されるようになる
と、トランジスタ15bはオンする。トランジスタ15
bがオンすると、抵抗器15aに電流が流れ、第五のス
イッチ回路17を構成するトランジスタのベース・エミ
ッタ間電圧がオン電圧に到達する。第五のスイッチ回路
17がオンすると、そのエミッタからコレクタ・ダイオ
ード3a・抵抗器7e・トランジスタ7cのコレクタ・
エミッタに電流が流れる。従って、第五のスイッチ回路
5のトランジスタのエミッタ・コレクタ間電圧はほぼ0
Vとなり、ダイオード3bは等価的に短絡されることに
なる。つまりダイオード3aと抵抗器3cは、第二の電
流制限回路18を形成する。この第二の電流制限回路1
8では、抵抗器3cに印加される電圧は、図1で説明し
た第一の電流制限回路3に比べダイオード3bの一石分
だけ少なくなっている。このため第二の電流制限回路1
8によって制限される制限電流の大きさは、第一の電流
制限回路3によって制限される電流よりも小さくなる。
すなわち、この場合第一のスイッチ回路4を流れる電流
は、第二の電流制限回路18によって制限される電流と
なるものである。本実施例では、抵抗器3cに印加され
る電圧は、第一の電流制限回路3を使用した場合にはダ
イオード2石分となり、第二の電流制限回路18を使用
する場合には1石分となるため、第二の電流制限回路を
使用したときの第一のスイッチ回路4を通過する電流は
第一の電流制限回路を使用した場合の半分になる。当然
のことながら、ダイオード3aまたはダイオード3bの
ダイオード個数を変えることにより、所望の制限電流に
段階的に調整することが出来る。
【0028】以上のように本実施例の電源装置は、負荷
に異常が生じて短絡状態になったとしても、第一の電流
制限回路3を第二の電流制限回路18に切り換えて使用
することによって、回路に流れる電流の大きさを半分に
抑えることができ、異常状態で負荷が短絡されても、装
置が破壊されることはないものである。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明はトランスを使用す
ることなく使い勝手のよい電源装置を実現するものであ
り、更にその負荷が短絡された場合、装置の破壊あるい
は発熱による他部品への影響を防止する効果を発揮す
る。。
【0030】本発明の第一の手段によれば、コンデンサ
ーの端子間電圧を監視し、負荷が短絡された場合にはそ
の電圧低下を検出し、通電スイッチを遮断することに電
源装置の消費電力増大、発熱などを防止することができ
る。又本発明の第二の手段によれば、コンデンサーの端
子間電圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその電圧
低下を検出し、第一の基準電圧の動作を停止することに
より第一の手段と同様の効果を発揮するものである。又
本発明の第三の手段によれば、コンデンサーの端子間電
圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその電圧低下を
検出し、第一の基準電圧を第二の基準電圧に切り換える
ことにより第一の手段と同様の効果を発揮するものであ
る。本発明の第四の手段によれば、コンデンサーの端子
間電圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその電圧低
下を検出し、第一の電流制限回路の動作を停止すること
により第一の手段と同様の効果を発揮するものである。
本発明の第五の手段によれば、コンデンサーの端子間電
圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその電圧低下を
検出し、第一の電流制限回路を第二の電流制限回路に切
り換えることにより第一の手段と同様の効果を発揮する
ものである。第一、第二、第四の手段は特に瞬時短絡に
有効であり、第三、第五の手段は更に定常的な負荷の異
常に対して一層有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例である電源装置の
ブロック図
【図2】同第二の手段の実施例を示すブロック図
【図3】同第三の手段の実施例を示すブロック図
【図4】同第四の手段の実施例を示すブロック図
【図5】同第五の手段の実施例を示すブロック図
【図6】従来の電源装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 整流回路 3 第一の電流制限回路 4 第一のスイッチ回路 5 コンデンサー 6 第一の基準電圧発生回路 7 第一のスイッチ制御回路 8 出力電圧検出回路 9 第二のスイッチ制御回路 11 第三のスイッチ制御回路 12 第二のスイッチ回路 13 第三のスイッチ回路 14 第二の基準電圧発生回路 15 第四のスイッチ制御回路 16 第四のスイッチ回路 17 第五のスイッチ回路 18 第二の電流制限回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源に接続された整流回路と、
    前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
    の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
    出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
    一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
    電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
    ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
    デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
    と、前記出力電圧検出回路の出力を受けて前記第一のス
    イッチ制御回路を遮断する第二のスイッチ制御回路を備
    えた電源装置。
  2. 【請求項2】 商用交流電源に接続された整流回路と、
    前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
    の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
    出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
    一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
    電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
    ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
    デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
    と、前記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電
    圧発生回路の動作を停止する第二のスイッチ回路と、前
    記出力電圧検出回路の出力を受けて第二のスイッチ回路
    を制御する第三のスイッチ制御回路を備えた電源装置。
  3. 【請求項3】 商用交流電源に接続された整流回路と、
    前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
    の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
    出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
    一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
    電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
    ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
    デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
    と、前記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電
    圧発生回路に優先して前記整流回路の出力から第二の基
    準電圧を発生する第二の基準電圧発生回路と、第一の基
    準電圧発生回路と第二の基準電圧発生回路を切り換える
    第三のスイッチ回路と、前記出力電圧検出回路の出力を
    受けて第三のスイッチ回路を制御する第三のスイッチ制
    御回路を備えた電源装置。
  4. 【請求項4】 商用交流電源に接続された整流回路と、
    前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
    の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
    出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
    一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
    電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
    ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
    デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
    と、前記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電
    流制限回路の電流を0にする第四のスイッチ回路と、前
    記出力電圧検出回路の出力を受けて第四のスイッチ回路
    を制御する第四のスイッチ制御回路を備えた電源装置。
  5. 【請求項5】 商用交流電源に接続された整流回路と、
    前記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一
    の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の
    出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第
    一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる
    電流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイ
    ッチ回路によって充電されるコンデンサーと、前記コン
    デンサの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
    と、前記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電
    流制限回路に優先して第一のスイッチ回路に流れる電流
    を制限する第二の電流制限回路と、第一の電流制限回路
    と第二の電流制限回路を切り換える第五のスイッチ回路
    と、前記出力電圧検出回路の出力を受けて第五のスイッ
    チ回路を制御する第四のスイッチ制御回路を備えた電源
    装置。
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