JP7378726B2 - 容器 - Google Patents

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本開示は、上端開口から側方に張り出したフランジを備える容器に関する。
従来、この種の容器として、容器同士を横並びにして連結可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この容器では、フランジ同士を横並びにし、フランジから垂下した係合部を係合させる構成になっている。
実登3152770号公報(図2)
上述した従来の容器においては、連結状態での載置スペースのコンパクト化が望まれている。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、四角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、前記複数の上端フランジ片には、前記上面開口の開口縁のうち隣合う2辺に配された第1の上端フランジ片と、残り2辺に配されて前記第1の上端フランジ片と高さが異なる第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されている容器である。
請求項2の発明は、平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、容器同士はネスティング可能であり、ネスティングされたときに上側の容器を支持するネスティング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器である。
請求項3の発明は、平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、容器同士はスタッキング可能であり、スタッキングされたときに上側の容器を支持するスタッキング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器である。
請求項4の発明は、平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器であって、第1水平方向で対向する1対の側壁に、その側壁の一部を外側に膨出させて複数の縦長膨出部を形成すると共に、前記縦長膨出部の内側を縦溝とし、容器を同じ向きで段積みしたときには、上側の容器の前記縦長膨出部が下側の容器の前記縦溝に受容されると共に、上側の容器における上下方向の中間の一部が下側の容器の上端部に設けられたネスティング当接部に支持されるネスティング状態になる一方、容器を180度旋回させて段積みしたときには、上側の容器の前記縦長膨出部の下端部が下側の容器の上端部に設けられたスタッキング当接部に突き当てられてスタッキング状態になる容器において、前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、前記スタッキング当接部及び前記ネスティング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器である。
請求項5の発明は、平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、同形状の容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されている容器である。
請求項の発明は、前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、前記第1及び第2の上端フランジ片は水平に延びていて、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1の上端フランジ片同士の間を連絡する第1のコーナーフランジ片の上面は、前記第1の上端フランジ片の上面と面一に配置され、前記環状フランジのうち隣り合う前記第2の上端フランジ片同士の間を連絡する第2のコーナーフランジ片の上面は、前記第2の上端フランジ片の上面より前記第2の上端フランジ片の厚さ分だけ低い位置に配置され、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1と第2の上端フランジ片の間を連絡する第3のコーナーフランジ片の上面は、前記第2の上端フランジ片の上面と面一に配置されている請求項1から5の何れか1の請求項に記載の容器である。
請求項の発明は、前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、前記第1の上端フランジ片の上面は、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1の上端フランジ片同士の間を連絡する第1のコーナーフランジ片から、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1と第2の上端フランジ片の間を連絡する第3のコーナーフランジ片に向かうにつれて低くなるように傾斜し、前記第2の上端フランジ片の上面は、前記第3のコーナーフランジ片から、前記環状フランジのうち隣り合う前記第2の上端フランジ片同士の間を連絡する第2のコーナーフランジ片に向かうにつれて低くなるように傾斜している請求項1から5の何れか1の請求項に記載の容器である。
請求項の発明は、前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、前記第2の上端フランジ片側から見ると、前記環状フランジにおける手前側部分が奥側部分に対して前記第1の上端フランジ片の厚み分下方へオフセットしている請求項からの何れか1の請求項に記載の容器である。
請求項1,5の容器では、一方の容器の第2の上端フランジ片と他方の容器の第1の上端フランジ片とを上下に重ね合わせることにより容器同士が連結されるので、フランジ同士が横並びになった状態で連結される従来の容器よりも、フランジが上下で重なる分、載置スペースのコンパクト化が図られる。
また、請求項の容器によれば、対向する辺同士をそれぞれ連結することができ、縦方向での連結と横方向での連結とが両方可能となる。
請求項2~4の容器によれば、容器同士を連結したまま、他の容器をネスティング状態又はスタッキング状態に段積み可能となる。
請求項の容器によれば、一方の容器の第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の第1の上端フランジ片を重ね合わせると、一方の容器の第2のコーナーフランジ片の上に他方の容器の第3のコーナーフランジ片が重なると共に、、一方の容器の第3のコーナーフランジ片の上に他方の容器の第1のコーナーフランジ片が重なるので、環状フランジが安定する。
ところで、第2のコーナーフランジ片の上面を、第2の上端フランジ片の上面と面一に配置すると共に、第3のコーナーフランジ片の上面を、第1の上端フランジ片の上面と面一に配置し、第1のコーナーフランジ片を第1の上端フランジ片の上面より第1の上端フランジ片の厚さ分だけ高い位置に配置することも考えられるが、請求項の構成とすることで、複数の容器を連結したときに、上面が全体的に第1の上端フランジ片と面一になり、連結状態の容器群の上面を平坦に近づけることができる。
請求項の容器によれば、環状フランジの上面が全体的に傾斜しているので、個々の容器の上面をなだらかにすることができる。
請求項の容器によれば、第2の上端フランジ片側から見て手前側部分が奥側部分に対して第1の上端フランジ片の厚み分下方へオフセットされているので、手前側部分がさらに下方に配されているものと比べて側壁が低くなることを抑えることができる。これにより、フランジ片同士の上下方向での重ね合わせを可能にしながら、容器の内容量を確保することができる。
第1実施形態のコンテナの斜視図 コンテナの裏面側斜視図 コンテナの平面図 スタッキング状態に段積みされたコンテナの平面図 連結されかつスタッキング状態に段積みされたコンテナの斜視図 連結されかつネスティング状態に段積みされたコンテナの斜視図 コンテナの側面図 コンテナの側面図 連結状態のコンテナの斜視図 連結状態のコンテナの斜視図 連結状態のコンテナのコーナーフランジ片近傍の拡大図 連結状態のコンテナの側断面図 連結状態のコンテナの側断面図 第2実施形態のコンテナの斜視図 コンテナの側面図 コンテナの側面図 コンテナの裏面側斜視図 連結されかつスタッキング状態に段積みされたコンテナの斜視図 連結されかつネスティング状態に段積みされたコンテナの斜視図
[第1実施形態]
以下、図1~図13に基づいて、本実施形態のコンテナ10(特許請求の範囲における「容器」に相当する)について説明する。図1に示すように本実施形態のコンテナ10は、平面形状が長方形をなし、長方形状の上面開口10Kを有している。コンテナ10の上面開口10Kからは、側方に上端フランジ壁11Aが張り出され、その上端フランジ壁11Aの外縁部は下方に折り曲げられた垂下壁11Bとなっている。また、図2に示すように、上端フランジ壁11Aと、垂下壁11Bと、コンテナ10の側壁12,13との間は、複数のフランジ補強リブ11Cにより連絡されていて、これら上端フランジ壁11A、垂下壁11B及びフランジ補強リブ11Cから、環状フランジ11が構成されている。
図1及び図2に示すように、コンテナ10のうち短辺に相当する1対の短辺側壁12と、長辺に相当する1対の長辺側壁13とは、共に下端側が内側に向かうように傾斜している。各短辺側壁12には、それぞれ1対ずつ、短辺側壁12の一部を外側に膨出させてなる側面突部14が形成され、各側面突部14の内側は、上面に開放した縦溝15になっている。側面突部14は、上下方向に延びた角溝構造をなしかつ下方に向かって徐々に幅が狭くなっている。詳細には、側面突部14は、短辺側壁本体12Zに対して側方に起立した1対の突部側壁14Aの先端間を突部先端壁14Bで塞ぎかつ、突部側壁14Aの下端部間を下端部壁14Cで塞いだ構造をなしている。突部側壁14Aと突部先端壁14Bとの間は湾曲している。下端部壁14Cは、コンテナ10の底壁16から側方に延長されてなる。なお、図2に示すように、コンテナ10の下面には、底壁16全体に張りめぐらされた格子形リブ16Lや、下端部壁14Cの外縁から突出した突部リブ14Lが形成されている。
1対の短辺側壁12のうち、図1における後方の短辺側壁12(以下、適宜、第1短辺側壁12Aという)と、前方の短辺側壁12(以下、適宜、第2短辺側壁12Bという)とでは、側面突部14及び縦溝15の配置が異なっている。即ち、第1短辺側壁12Aでは、横方向の両端部に側面突部14及び縦溝15が配置されているのに対し、第2短辺側壁12Bでは、第1短辺側壁12Aの側面突部14及び縦溝15より内側にずれた位置に側面突部14及び縦溝15が配置されている。
図1及び図2に示すように、第1短辺側壁12Aでは、側面突部14の外側の突部側壁14Aが長辺側壁13と連絡している。また、第1短辺側壁12Aのうち側面突部14間の上端部は、側面突部14の突部先端壁14Bと面一になっていて、短辺側壁本体12Zとの間に段差面12Dが形成されている。つまり、コンテナ10の第1短辺側壁12A側には、環状フランジ11の内側に、環状フランジ11の上面から段付き状に陥没した段差面12Dが設けられている。
同図に示すように、コンテナ10の上部における外側面には、環状フランジ11の下側に当接リブ17が設けられている。これら当接リブ17は、各短辺側壁12毎に1対ずつ形成されている。また、図1及び図3に示すように、短辺側壁12には、各縦溝15の横隣りに当接部23(特許請求の範囲の「スタッキング当接部」及び「ネスティング当接部」に相当する)が設けられている。第1短辺側壁12Aでは、側面突部14(縦溝15)より内側に当接部23及び当接リブ17が配置され、第2短辺側壁12Bでは、側面突部14(縦溝15)の外側(横方向の両端部)に当接部23及び当接リブ17が配置されている。第1短辺側壁12Aの当接部23は、段差面12Dの内縁部の両端部を段付き状に陥没させて形成されていて、第2短辺側壁12Bの当接部23は、上端フランジ壁11Aの内縁部の一部を段付き状に陥没させて形成されている。また、各当接部23には、ズレ防止突起22が上方へ突出して形成されている。
コンテナ10は、スタッキング状態とネスティング状態との両方で積み上げが可能である。即ち、上側のコンテナ10を下側のコンテナ10に対して180度回転させた向きで積み上げると、図4に示すように、上側のコンテナ10の側面突部14が下側のコンテナ10の当接部23の上面に当接して、下側のコンテナ10の内部に収納空間が確保されたスタッキング状態になる(図5参照)。このとき、下側のコンテナ10のズレ防止突起22が上側のコンテナ10の突部リブ14L内に受容されるので、上側のコンテナ10の横ずれが防がれる。
一方、上側のコンテナ10を下側のコンテナ10と同じ向きで積み上げると、上側のコンテナ10の側面突部14が下側のコンテナ10の縦溝15に受容されて、コンテナ10同士の嵌合を深めたネスティング状態になる(図6参照)。このネスティング状態では、上側のコンテナ10の当接リブ17が下側のコンテナ10の当接部23に当接して、コンテナ10同士が上下方向で位置決めされる。
さて、図1に示すように、環状フランジ11は、長方形状の上面開口10Kの各辺から側方に張り出す上端フランジ片30と、上端フランジ片30同士の間を連絡するコーナーフランジ片31と、から構成され、環状フランジ11の上面がコンテナ10の上面を構成している。詳細には、環状フランジ11は、上端フランジ片30として、第1短辺側壁12Aの上端部から側方に張り出す第1短辺フランジ片30Aと、第2短辺側壁12Bの上端部から側方に張り出す第2短辺フランジ片30Bと、第1短辺側壁12Aと第2短辺側壁12Bとの図1における右端部同士の間に配された長辺側壁13の上端部から側方に張り出す第1長辺フランジ片30Cと、第1短辺側壁12Aと第2短辺側壁12Bとの図1における左端部同士の間に配された長辺側壁13の上端部から側方に張り出す第2長辺フランジ片30Dと、を有し、コーナーフランジ片31として、第1短辺フランジ片30Aと第1長辺フランジ片30Cとの間を連絡する第1のコーナーフランジ片31Aと、第2短辺フランジ片30Bと第2長辺フランジ片30Dとの間を連絡する第2のコーナーフランジ片31Bと、第1短辺フランジ片30Aと第2長辺フランジ片30Dとの間、及び、第2短辺フランジ片30Bと第1長辺フランジ片30Cとの間をそれぞれ連絡する第3のコーナーフランジ片31Cと、を有している。なお、第1短辺フランジ片30Aと第1長辺フランジ片30Cとが、特許請求の範囲の「第1の上端フランジ片」に相当し、第2短辺フランジ片30Bと第2長辺フランジ片30Dとが、特許請求の範囲の「第2の上端フランジ片」に相当する。
同図に示すように、第1短辺フランジ片30Aと第1長辺フランジ片30Cとは、上面が面一になっていて、これらフランジ片30A,30Cの間を連絡する第1のコーナーフランジ片31Aの上面も、面一になっている。これに対し、第2短辺フランジ片30Bと第2長辺フランジ片30Dとの上面は、第1短辺フランジ片30A及び第1長辺フランジ片30Cの上面よりも環状フランジ11の厚さ(各フランジ片30A~30D,31A~31Cの厚さ)分、低い位置に配されている。
第1短辺フランジ片30Aと第2長辺フランジ片30Dとの間、及び、第2短辺フランジ片30Bと第1長辺フランジ片30Cとの間をそれぞれ連絡する各第3のコーナーフランジ片31Cの上面は、第2短辺フランジ片30B及び第2長辺フランジ片30Dの上面と面一になっている。各第3のコーナーフランジ片31Cのうち、第1短辺フランジ片30A又は第1長辺フランジ片30C側の端部は、傾斜して第1短辺フランジ片30A又は第1長辺フランジ片30Cに連絡する傾斜部31C1となっている。また、第3のコーナーフランジ片31Cのうち角部外縁は、C面31C2となっている。
第2短辺フランジ片30Bと第2長辺フランジ片30Dとの間を連絡する第2のコーナーフランジ片31Bの上面は、第2短辺フランジ片30B及び第2長辺フランジ片30Dの上面よりも、環状フランジ11の厚さ(各フランジ片30A~30Dの厚さ,31A~31Cの厚さ)分、低い位置に配されている。また、各第2のコーナーフランジ片31Bのうち、第2短辺フランジ片30B側の端部及び第2長辺フランジ片30D側の端部は、傾斜して、第2短辺フランジ片30B又は第2長辺フランジ片30Dに連絡する傾斜部31B1となっている。
第2のコーナーフランジ片31Bの各傾斜部31B1は、各第3のコーナーフランジ片31Cの傾斜部31C1と水平方向において同じ位置に配されていて、図7及び図8に示すように、コンテナ10を第2短辺フランジ片30B側又は第2長辺フランジ片30D側から見ると、環状フランジ11のうち手前側の部分(第2短辺フランジ片30Bとその両隣の第2及び第3のコーナーフランジ片31B,31C、又は、第2長辺フランジ片30Dとその両隣の第3及び第2のコーナーフランジ片31C,31B)は、環状フランジ11のうち奥側の部分(第1短辺フランジ片30Aとその両隣の第3及び第1のコーナーフランジ片31C,31A、又は、第1長辺フランジ片30Cとその両隣の第1及び第3のコーナーフランジ片31A,31C)から、環状フランジ11の厚さ(各フランジ片30A~30Dの厚さ,31A~31Cの厚さ)分、下方にオフセットしている。
また、図1に示すように、第2短辺フランジ片30B及び第2長辺フランジ片30Dの上面には、外縁部に、上方に突出した係合突部35が複数(第2短辺フランジ片30Bには2つ、第2長辺フランジ片30Dには3つ)それぞれ形成されている。さらに、図2に示すように、第1短辺フランジ片30A及び第1長辺フランジ片30Cにおける、第1短辺側壁12A又は長辺側壁13と垂下壁11Bとの間のうち、各係合突部35と対応する位置は、他のコンテナ10の係合突部35を受容可能な係合凹部36となっている。これら係合突部35及び係合凹部36が、特許請求の範囲の「凹凸係合部」に相当する。
本実施形態のコンテナ10の構成は以上である。次に、コンテナ10の作用効果について説明する。本実施形態のコンテナ10は、以下のようにして、コンテナ10同士を連結可能である。即ち、一のコンテナ10(図9及び図10における左手前のコンテナ10)を設置面(地面やパレット等)に載置し、他のコンテナ10(図9及び図10における左奥のコンテナ10)を、その第1短辺フランジ片30Aが、一のコンテナ10の第2短辺フランジ片30Bの上方に重なるようにして載置する。すると、一のコンテナ10の係合突部35が他のコンテナ10の係合凹部36に受容されて互いに凹凸係合し、コンテナ10同士が横ずれが規制された状態で縦方向で連結される(図12参照)。このとき、図9及び図10に示すように、一方のコンテナ10の第2短辺フランジ片30Bの両端の第3及び第2のコーナーフランジ片31C,31Bの上に、他方のコンテナ10の第1短辺フランジ片30Aの両隣の第1及び第3のコーナーフランジ片31A,31Cが重なり、他方のコンテナ10の環状フランジ11のうち一方のコンテナ10の環状フランジ11と上下方向で重なる部分の全体が支持される。
同様に、一のコンテナ10(図9及び図10における左手前のコンテナ10)の第2長辺フランジ片30Dの上方に、他のコンテナ10(図9及び図10における右手前のコンテナ10)の第1長辺フランジ片30Cを重ねることで、コンテナ10同士が横方向で連結される(図13参照)。このときも、図9及び図10に示すように、一方のコンテナ10の第2長辺フランジ片30Dの両端の第2及び第3のコーナーフランジ片31B,31Cの上に、他方のコンテナ10の第1長辺フランジ片30Cの両端の第3及び第1のコーナーフランジ片31C,31Aが重なるので、他方のコンテナ10の環状フランジ11のうち一方のコンテナ10の環状フランジ11と上下方向で重なる部分の全体が支持される。
このように、本実施形態のコンテナ10によれば、環状フランジ11同士を上下に重ね合わせることによりコンテナ10同士が連結されるので、フランジ同士が横並びになった状態で連結される従来のコンテナよりも、環状フランジ11が上下で重なる分、載置スペースのコンパクト化が図られる。さらに、一対の短辺フランジ片30A,30Bと一対の長辺フランジ片30C,30Dとの両方において、高さを異ならせているため、対向する辺同士をそれぞれ連結することができ、縦方向での連結と横方向での連結とが両方可能となる。
また、コンテナ10を第2短辺フランジ片30B側又は第2長辺フランジ片30D側から見て、環状フランジ11のうち手前側の部分が、奥側の部分に対して環状フランジ11の厚さ分下方にオフセットした構成としたことで、手前側の部分がさらに下方に配されているものと比べて側壁12,13が低くなることを抑えることができる。これにより、環状フランジ11同士の上下方向での重ね合わせを可能にしながら、コンテナ10の内容量を確保することができる。
また、一のコンテナ10(図9及び図10における左手前のコンテナ10)の第2短辺フランジ片30Bと第2長辺フランジ片30Dとの各々に、他のコンテナ10(図9及び図10における左奥のコンテナ10と右手前のコンテナ10)の第1短辺フランジ片30A又は第1長辺フランジ片30Cを重ねると、図11に示すように、一のコンテナ10の第2のコーナーフランジ片31Bの上に2つのコンテナ10の第3のコーナーフランジ片31Cがそれぞれ重なり、各第3のコーナーフランジ片31CのC面31C2同士が対向する。つまり、一のコンテナ10の第2短辺フランジ片30B及び第2長辺フランジ片30Dにそれぞれ連結されたコンテナ10同士が、一のコンテナ10の第2のコーナーフランジ片31Bの上で干渉しないようになっているので、1つのコンテナ10に対して、縦方向と横方向との両方で他のコンテナ10を連結することが可能となる。
さらに、これら2つのコンテナ10(図9及び図10における左奥のコンテナ10と右手前のコンテナ10)に、他のコンテナ10(図9及び図10における右奥のコンテナ10)を重ねると、そのコンテナ10の第1のコーナーフランジ片31Aが、2つのコンテナ10の第3のコーナーフランジ片31Cの上に重なる。これにより、4つのコンテナ10のコーナーが重なる部分の最上位に第1のコーナーフランジ片31Aが配されることとなり、連結状態のコンテナ10群の上面を、コンテナ10群の外縁に配された第2短辺フランジ片30B及び第2長辺フランジ片30D以外、概ね面一とすることができる。
また、上述したように、コンテナ10同士は、ネスティング状態及びスタッキング状態で段積み可能であるが、段積みされたときに上側のコンテナ10を支持する当接部23がコンテナ10同士を連結したときに環状フランジ11同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されているので、連結したまま段積みすることも可能である(図5及び図6参照)。
[第2実施形態]
以下、図14~図19に基づいて、本実施形態のコンテナ10W(特許請求の範囲における「容器」に相当する)について説明する。本実施形態のコンテナ10Wは、上記第1実施形態のコンテナ10と、主に、環状フランジ11の構成が異なっている。
上記第1実施形態のコンテナ10では、各フランジ片30A~30Dの上面が水平になっていたのに対し、図14~16に示すように、本実施形態のコンテナ10Wでは、各フランジ片50A~50Dの上面が傾斜している。詳細には、各コーナーフランジ片51A~51Cの上面は水平になっていて、第1のコーナーフランジ片51Aが最も上方に位置し、第3のコーナーフランジ片51Cは第1のコーナーフランジ片51Aよりも環状フランジ11の厚さ分下方に位置し、第2のコーナーフランジ片51Bは第3のコーナーフランジ片51Cよりも環状フランジ11の厚さ分さらに下方に位置している。そして、第1短辺フランジ片50A及び第1長辺フランジ片50Cが、第1のコーナーフランジ片51Aと第3のコーナーフランジ片51Cとの間を傾斜して連絡し、第2短辺フランジ片50B及び第2長辺フランジ片50Dが、第3のコーナーフランジ片51Cと第2のコーナーフランジ片51Bとの間を傾斜して連絡している。また、本実施形態の第3のコーナーフランジ片51Cにおいても、角部外縁がC面51C2となっている。
図15及び図16に示すように、コンテナ10Wを第2短辺フランジ片50B側又は第2長辺フランジ片50D側から見ると、環状フランジ11のうち手前側の部分(第2短辺フランジ片50Bとその両隣の第2及び第3のコーナーフランジ片51B,51C、又は、第2長辺フランジ片50Dとその両隣の第3及び第2のコーナーフランジ片51C,51B)は、環状フランジ11のうち奥側の部分(第1短辺フランジ片50Aとその両隣の第3及び第1のコーナーフランジ片51C,51A、又は、第1長辺フランジ片50Cとその両隣の第1及び第3のコーナーフランジ片51A,51C)から、環状フランジ11の厚さ(各フランジ片50A~50Dの厚さ,51A~51Cの厚さ)分、下方にオフセットしている。
上記構成により、本実施形態のコンテナ10Wも、上記第1実施形態のコンテナ10と同様に、一のコンテナ10Wの第2短辺フランジ片50B又は第2長辺フランジ片50Dに、他のコンテナ10Wの第1短辺フランジ片50A又は第1長辺フランジ片50Cを重ねることで、コンテナ10W同士を連結可能である。また、本実施形態によれば、環状フランジ11の上面が全体的に傾斜しているので、個々のコンテナ10Wの上面をなだらかにすることができる。
また、本実施形態のコンテナ10Wは、ネスティング状態で段積みしたときとスタッキング状態で段積みしたときとで、上側のコンテナ10Wを支持する箇所が異なっている。詳細には、図14及び図17に示すように、本実施形態のコンテナ10Wでは、当接リブ17が、コンテナ10Wの上部の外側面ではなく、コンテナ10Wの下部の内側面に設けられている。そして、上側のコンテナ10Wを下側のコンテナ10Wに対して180度回転させた向きで積み上げると、上側のコンテナ10Wの側面突部14が下側のコンテナ10Wの当接部23の上面に当接して、下側のコンテナ10Wの内部に収納空間が確保されたスタッキング状態になる(図18参照)。一方、上側のコンテナ10Wを下側のコンテナ10Wと同じ向きで積み上げると、上側のコンテナ10Wの側面突部14が下側のコンテナ10Wの縦溝15に受容されて、コンテナ10W同士の嵌合を深めたネスティング状態になる(図19参照)。このネスティング状態では、上側のコンテナ10Wの底壁16が下側のコンテナ10の当接リブ17に当接して、コンテナ10同士が上下方向で位置決めされる。
つまり、スタッキング状態では、上側のコンテナ10Wを当接部23が支持するのに対し、ネスティング状態では、上側のコンテナ10Wを当接リブ17が支持する構成になっている。この場合であっても、当接部23及び当接リブ17が、コンテナ10同士を連結したときに環状フランジ11同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されているので、連結したまま段積みすることが可能である(図18及び図19参照)。なお、本実施形態においては、当接部23が特許請求の範囲の「スタッキング当接部」に相当し、当接リブ17が特許請求の範囲の「ネスティング当接部」に相当する。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、コンテナ10,10Wの平面形状が長方形であったが、正方形や他の四角形であってもよい。また、四角形以外の多角形(例えば、三角形や六角形等)であってもよい。
(2)上記第1実施形態では、隣合う2辺のフランジ片(30A,30C)と、残り2辺のフランジ片(30B,30D)とで、上面の高さが異なっていたが、全てのフランジ片の高さが各々異なっていてもよい。また、3辺は同じ高さであり、一辺のみが低くなっている又は高くなっている構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、コンテナ10,10Wの長辺フランジ片同士又は短辺フランジ片同士が連結される構成であったが、長辺フランジ片と短辺フランジ片とが連結される構成であってもよい。この場合、例えば、長辺フランジ片のうち短辺フランジ片が重なる部分のみが陥没している構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、環状フランジ11が、上端フランジ壁11Aと、垂下壁11Bと、フランジ補強リブ11Cとから構成されていたが、上端フランジ壁11Aのみから構成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、コンテナ10,10Wがスタッキング状態での段積みとネスティング状態での段積みとが両方可能であったが、どちらか一方の段積みのみが可能な構成であってもよいし、段積み不可能な構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、環状フランジ11の手前側部分が奥側部分に対して環状フランジ11の厚さ分下方へオフセットされている構成であったが、環状フランジ11の厚さ分以上に下方に配されていてもよいし、手前側部分の上面と奥側部分の上面との間隔が均等になっていなくてもよい。
10,10W コンテナ(容器)
10K 上面開口
11 環状フランジ
14 側面突部
15 縦溝
23 当接部(スタッキング当接部、ネスティング当接部)
30A,50A 第1短辺フランジ片(第1の上端フランジ片)
30B,50B 第2短辺フランジ片(第2の上端フランジ片)
30C,50C 第1長辺フランジ片(第1の上端フランジ片)
30D,50D 第2長辺フランジ片(第2の上端フランジ片)
31A,51A 第1のコーナーフランジ片
31B,51B 第2のコーナーフランジ片
31C,51C 第3のコーナーフランジ片
35 係合突部(凹凸係合部)
36 係合凹部(凹凸係合部)

Claims (8)

  1. 四角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、
    前記複数の上端フランジ片には、前記上面開口の開口縁のうち隣合う2辺に配された第1の上端フランジ片と、残り2辺に配されて前記第1の上端フランジ片と高さが異なる第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、
    前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されている容器。
  2. 平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、
    前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、
    前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、
    容器同士はネスティング可能であり、
    ネスティングされたときに上側の容器を支持するネスティング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器。
  3. 平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、
    前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、
    前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、
    容器同士はスタッキング可能であり、
    スタッキングされたときに上側の容器を支持するスタッキング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器。
  4. 平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器であって、
    第1水平方向で対向する1対の側壁に、その側壁の一部を外側に膨出させて複数の縦長膨出部を形成すると共に、前記縦長膨出部の内側を縦溝とし、
    容器を同じ向きで段積みしたときには、上側の容器の前記縦長膨出部が下側の容器の前記縦溝に受容されると共に、上側の容器における上下方向の中間の一部が下側の容器の上端部に設けられたネスティング当接部に支持されるネスティング状態になる一方、容器を180度旋回させて段積みしたときには、上側の容器の前記縦長膨出部の下端部が下側の容器の上端部に設けられたスタッキング当接部に突き当てられてスタッキング状態になる容器において、
    前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、
    前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されていて、
    前記スタッキング当接部及び前記ネスティング当接部は、容器同士を連結したときに前記上端フランジ片同士が上下方向で重なる部分よりも内側に配されている容器。
  5. 平面形状が四角形を含む多角形をなして多角形の上面開口を有すると共に、前記上面開口の開口縁の全辺から側方に張り出す複数の上端フランジ片が環状に連なって環状フランジになっている容器において、
    前記複数の上端フランジ片には、互いに異なる高さに配置された第1と第2の上端フランジ片とが含まれ、同形状の容器同士を横並びにして一方の容器の前記第2の上端フランジ片の上に、他方の容器の前記第1の上端フランジ片が重ね合わせ可能とされ、
    前記第1と第2の上端フランジ片には、それらが重ね合わされたときに上下方向で凹凸係合して互いの横ずれを規制する凹凸係合部が形成されている容器。
  6. 前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、
    前記第1及び第2の上端フランジ片は水平に延びていて、
    前記環状フランジのうち隣り合う前記第1の上端フランジ片同士の間を連絡する第1のコーナーフランジ片の上面は、前記第1の上端フランジ片の上面と面一に配置され、
    前記環状フランジのうち隣り合う前記第2の上端フランジ片同士の間を連絡する第2のコーナーフランジ片の上面は、前記第2の上端フランジ片の上面より前記第2の上端フランジ片の厚さ分だけ低い位置に配置され、
    前記環状フランジのうち隣り合う前記第1と第2の上端フランジ片の間を連絡する第3のコーナーフランジ片の上面は、前記第2の上端フランジ片の上面と面一に配置されている請求項1から5の何れか1の請求項に記載の容器。
  7. 前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、
    前記第1の上端フランジ片の上面は、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1の上端フランジ片同士の間を連絡する第1のコーナーフランジ片から、前記環状フランジのうち隣り合う前記第1と第2の上端フランジ片の間を連絡する第3のコーナーフランジ片に向かうにつれて低くなるように傾斜し、
    前記第2の上端フランジ片の上面は、前記第3のコーナーフランジ片から、前記環状フランジのうち隣り合う前記第2の上端フランジ片同士の間を連絡する第2のコーナーフランジ片に向かうにつれて低くなるように傾斜している請求項1から5の何れか1の請求項に記載の容器。
  8. 前記上面開口は四角形をなし、その開口縁のうち隣合う2辺の前記上端フランジ片が、前記第1の上端フランジ片をなす一方、残り2辺の前記上端フランジ片が前記第2の上端フランジ片になっていて、
    前記第2の上端フランジ片側から見ると、前記環状フランジにおける手前側部分が奥側部分に対して前記第1の上端フランジ片の厚み分下方へオフセットしている請求項1から7の何れか1の請求項に記載の容器。
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