JP6890809B2 - トレー - Google Patents

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本発明は、上下に段積みされるときの状態として、スタッキング状態とネスティング状態とを有するトレーに関する。
特許文献1に開示のトレーは、円形の主板の一部を上方に突出させてなる係合突部を主板の周方向に所定のピッチで備えると共に、係合突部の間に挟まれてなる係合凹部を所定のピッチで備えている。また、このトレーには、係合突部における天井部の一部を陥没させてなる第1位置決め凹部と、係合凹部の底部の一部を陥没させてなる第2位置決め凹部と、が設けられている。トレーがスタッキング状態に段積みされると、上側のトレーの係合凹部の底部に下側のトレーの係合突部が突き当てられる。このとき、第2位置決め凹部の裏側に形成された突部が第1位置決め凹部に受容されることで、段積みされた2つのトレーの周方向のズレが抑えられる。
特開平11−180558号公報(段落[0028]〜[0029]、図9,10)
特許文献1のトレーでは、第1位置決め凹部と第2位置決め凹部の深さが浅いため、第2位置決め凹部の裏側に形成された突部と第1位置決め凹部との係合が外れ易く、スタッキング状態が不安定であった。ここで、第1位置決め凹部と第2位置決め凹部を深くすることが考えられるが、この場合、トレーが上下方向に嵩張るという別の問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、大型化を抑制しつつ、スタッキング状態の安定化が図られるトレーの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、主板の一部を上方に突出させてなる係合突部と、前記係合突部の間に挟まれてなる係合凹部と、を前記主板の周方向に所定のピッチで交互に備えるトレーであって、前記トレーが上下に段積みされるときの状態として、下側のトレーの前記係合突部が上側のトレーにおいて前記係合突部の裏側に形成された凹部に受容されるネスティング状態と、下側のトレーの前記係合突部が上側のトレーにおける前記係合凹部の底部に突き当てられるスタッキング状態と、を有するトレーにおいて、前記主板には、前記係合凹部の底部のうち前記主板の内外方向における一端部から下方へ延び、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記係合突部の周壁のうち前記主板の内外方向の一端側に配置される対向側壁と対向する垂下壁が設けられ、前記係合突部には、前記係合突部の天井部の一部を上方に突出させてなる第1位置決め突部と、前記対向側壁の一部を突出させてなる第1側方突部と、が形成され、前記係合凹部には、前記係合凹部の底部の一部を上方に突出させてなり、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記第1位置決め突部を受容する位置決め凹部を裏側に有する第2位置決め突部が形成され、前記垂下壁には、前記垂下壁の一部を突出させてなり、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記第1側方突部を受容する側方凹部を裏側に有する第2側方突部が形成されているトレーである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のトレーにおいて、前記第1側方突部と前記第2側方突部の突出量が前記第1位置決め突部と前記第2位置決め突部の突出量よりも大きくなっているトレーである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のトレーにおいて、前記第1位置決め突部は、前記係合突部の天井部において前記主板の内外方向の一端から他端側に延在すると共に、前記第2位置決め突部は、前記係合凹部の底部において前記主板の内外方向の一端から他端側に延在し、前記第1側方突部が前記第1位置決め突部に連絡すると共に、前記第2側方突部が前記第2位置決め突部に連絡しているトレーである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載のトレーにおいて、前記トレーは真空成形品であって、前記係合突部の周壁は、前記主板の周方向に延在する1対の周方向延在側壁と、前記主板の内外方向に延在する1対の内外方向延在側壁と、で構成され、前記周方向延在側壁は、前記内外方向延在側壁よりも幅広に形成され、前記対向側壁は、前記1対の周方向延在側壁のうち一方の周方向延在側壁によって構成され、前記第1側方突部は、前記一方の周方向延在側壁の高さ方向全体に亘って形成されているトレーである。
[請求項1の発明]
本発明では、トレーがスタッキング状態に段積みされると、下側のトレーの係合突部が上側のトレーにおける係合凹部の底部に突き当てられる。このとき、下側のトレーにおける係合突部の第1位置決め突部は、上側のトレーにおける係合凹部の第2位置決め突部の裏側に形成された位置決め凹部に受容される。また、下側のトレーにおける係合突部の第1側方突部が、上側のトレーにおける垂下壁に形成された第2側方突部の裏側の側方凹部に受容される。従って、スタッキング状態に段積みされた2つのトレーを周方向にずらす力が作用すると、第1位置決め突部が位置決め凹部の内面に当接するだけでなく、第1側方突部が側方凹部の内面に当接する。このように、本発明では、第1位置決め突部が第2位置決め突部の裏側に形成された位置決め凹部と係合するだけでなく、第1側方突部が第2側方突部の裏側に形成された側方凹部と係合するので、第1位置決め突部及び第2位置決め突部の突出量を増大させることなく、2つのトレーを周方向にずらす力が作用したときに当接する部分の面積を大きくすることが可能となり、トレーの大型化を抑制しつつ、スタッキング状態の安定化が図られる。
[請求項2の発明]
本発明によれば、第1側方突部と側方凹部との係合を強くして、スタッキング状態の一層の安定化が図られる。
[請求項3の発明]
本発明では、第1側方突部が第1位置決め突部に連絡し、第2側方突部が第2位置決め突部に連絡するので、第1位置決め突部と第1側方突部の強度アップが図られると共に、第2位置決め突部と第2側方突部の強度アップが図られる。
[請求項4の発明]
本発明では、係合突部の周壁を構成する周方向延在側壁と内外方向延在側壁のうち幅広な周方向延在側壁に第1側方突部が形成されているので、トレーを真空成形する際の係合突部の周壁や天井部の薄肉化や欠肉が抑制される。また、第1側方突部は、周方向延在側壁の高さ方向の全体に亘って形成されているので、第1側方突部が型抜き時のアンダーカットとなることが抑制される。
本発明の一実施形態に係るトレーを上方から見た斜視図 トレーを下方から見た斜視図 A−A線で切断されたトレーを上方から見た斜視図 A−A線で切断されたトレーを下方から見た斜視図 A−A線で切断されたトレーの断面図 B−B線で切断されたトレーを上方から見た斜視図 B−B線で切断されたトレーを下方から見た斜視図 B−B線で切断されたトレーの断面図 ネスティング状態に段積みされたトレーの斜視図 ネスティング状態に段積みされたトレーのC−C線断面図 ネスティング状態に段積みされたトレーのD−D線断面図 スタッキング状態に段積みされたトレーの斜視図 スタッキング状態に段積みされたトレーのE−E線断面図
図1に示されるように、本実施形態のトレー10は、樹脂の真空成形品であって、円環状の主板11に複数の係合突部20を備えてなる。複数の係合突部20は、主板11の外周部及び内周部において主板11の周方向に所定のピッチで配置されている。そして、周方向で隣り合う2つの係合突部20,20の間に、係合凹部30が形成されている。なお、トレー10の積載物は、環状の部材であって、例えば、タイヤのビードワイヤである。
詳細には、図1,2に示されるように、主板11の外周部と内周部には、主板11の一部を上方に突出させてなる環状の土手部12が形成されている。土手部12は、外周壁13と内周壁14と天井壁15とで構成され、下方に向けて開放した環状凹部16(図2参照)を裏側に有している。そして、土手部12の天井壁15の一部が上方に突出することで上述の係合突部20が形成されている。係合突部20の裏側には、下方に向かって開放した凹部25(図2参照)が形成されていて、この凹部25は環状凹部16に連絡している。また、主板11の周方向で隣り合う係合突部20,20に挟まれた土手部15は、係合凹部30の底部を構成している。
図3に示されるように、係合突部20は、土手部12から起立した周壁21と、周壁21の上端開口を閉塞する天井壁24と、で構成されている。係合突部20の周壁21は、主板11の周方向に延在する1対の周方向延在側壁22,22と、主板11の径方向に延在する1対の径方向延在側壁23,23(図3には、一方の径方向延在側壁23のみが示されている。)と、で構成されている。周方向延在側壁22と径方向延在側壁23は共に台形状をなし、周方向延在側壁22は径方向延在側壁23よりも幅広に形成されている。なお、1対の周方向延在側壁22,22は、土手部12の外周壁13(図1参照)及び内周壁14と面一になっている。
図3〜5に示されるように、係合突部20の天井壁24には、天井壁24の一部を上方に突出させてなる第1位置決め突部26が形成されている。具体的には、第1位置決め突部26は、天井壁24において主板11の周方向の中間に位置し、主板11の径方向に延在している。なお、詳細には、第1位置決め突部26は、天井壁24において主板11の径方向の一端から他端に亘って形成されている。
ここで、主板11の外周部に形成された土手部12と主板11の内周部に形成された土手部12を、外側土手部12Aと内側土手部12Bと称して、2つの土手部12を区別することにすると、内側土手部12Bに形成された係合突部20には、周方向延在側壁22の一部を主板11の径方向に突出させてなる第1側方突部27が設けられている。周方向延在側壁22に対する第1側方突部27の突出量は、天井壁24に対する第1位置決め突部26の突出量よりも大きくなっている。
詳細には、第1側方突部27は、主板11の中心側に配置される周方向延在側壁22の幅方向の中間部を主板11の中心側へ向けて突出させてなり、上側へ向かうにつれて幅狭となる台形状をなす。より詳細には、第1側方突部27は、周方向延在側壁22の下端から上端に亘って形成されていて、第1位置決め突部26に連絡している。なお、第1側方突部27の上端部は、第1位置決め突部26と等幅に形成されていて、第1側方突部27のうち主板11の周方向の一方側と他方側を向く2つの側面は、第1位置決め突部26のうち主板11の周方向の一方側と他方側を向く2つの側面と面一に連絡する。
図6〜8に示されるように、係合凹部30は、主板11の周方向で隣り合う係合突部20,20の径方向延在側壁23,23と、土手部12の天井壁15と、に囲まれてなる。係合凹部30の底部を構成する天井壁15には、天井壁15の一部を上方に突出させてなる第2位置決め突部36が形成されている。そして、第2位置決め突部36の裏側に、下方に開放した位置決め凹部36Aが形成されている。天井壁15に対する第2位置決め突部36の突出量は、天井壁24に対する第1位置決め突部26の突出量と略同じになっている。具体的には、第2位置決め突部36は、係合凹部30の底部(係合突部20同士の間に配置された天井壁15)において主板11の周方向の中間に位置し、主板11の径方向に延在している。なお、詳細には、第2位置決め突部36は、天井壁15において主板11の径方向の一端から他端に亘って形成されている。
また、内側土手部12Bの内周壁14のうち係合凹部30の底部に連絡する部分には、内周壁14の一部を主板11の中心側に突出させてなる第2側方突部37が設けられている。内周壁14に対する第2側方突部37の突出量は、天井壁15に対する第2位置決め突部36の突出量より大きくなっていて、周方向延在側壁22に対する第1側方突部27の突出量(図5参照)の突出量と略同じになっている。
詳細には、第2側方突部37は、内周壁14のうち係合凹部30の底部に連絡する部分において主板11の周方向の中間部を主板11の中心側へ向けて突出させてなり、上側へ向かうにつれて幅狭となる台形状をなす。より詳細には、第2側方突部37は、内周壁14の下端から上端に亘って形成されていて、第2位置決め突部36に連絡している。なお、第2側方突部37の上端部は、第2位置決め突部36と等幅に形成されていて、第2側方突部37のうち主板11の周方向の一方側と他方側を向く2つの側面は、第2位置決め突部36のうち主板11の周方向の一方側と他方側を向く2つの側面と面一に連絡する。
本実施形態のトレー10は、上下に段積み可能に構成されている。トレー10の段積み状態としては、図9に示されるネスティング状態と図12に示されるスタッキング状態の2種類が存在する。
図9〜11に示されるように、複数のトレー10がネスティング状態に段積みされると、上側のトレー10の係合突部20と下側のトレー10の係合突部20が上下方向に重ねられ(図10参照)、上側のトレー10の係合凹部30と下側のトレー10の係合凹部30が上下方向に重ねられる(図11参照)。このとき、上側のトレー10の係合突部20の裏側に形成された凹部25に、下側のトレー10の係合突部20が受容される(図10参照)。そして、係合突部20と凹部25の係合によって、段積みされた複数のトレー10が周方向にずれることが抑えられている。
図12〜13に示されるように、複数のトレー10がスタッキング状態に段積みされると、上側のトレー10の係合突部20と下側のトレー10の係合凹部30が上下方向に重ねられ、上側のトレー10の係合凹部30と下側のトレー10の係合突部20が上下方向に重ねられる。このとき、図13に示されるように、下側のトレー10の係合突部20の上端部は、上側のトレー10の土手部15の裏側に形成された環状凹部16に受容され、該係合突部20の第1位置決め突部26は、上側のトレー10において係合凹部30の第2位置決め突部36の裏側に形成された位置決め凹部36Aに受容される。また、このとき、下側のトレー10において内側土手部12Bの上に形成された係合突部20については、該係合突部20において第1位置決め突部26に連絡する第1側方突部27が、上側のトレー10において第2位置決め突部36に連絡する第2側方突部37の裏側に形成された側方凹部37Aに受容される。そして、第1位置決め突部26と位置決め凹部36Aの係合、及び、第1側方突部27と側方凹部37Aの係合によって、段積みされた複数のトレー10が周方向にずれることが抑えられている。
本実施形態のトレー10の構成に関する説明は以上である。なお、本実施形態では、係合突部20の天井壁24が本発明の「係合突部の天井部」に相当し、係合突部20の径方向延在側壁23が本発明の「内外方向延在側壁」に相当し、土手部12の天井壁15のうち係合突部20同士に挟まれた部分が「係合凹部の底部」に相当する。また、内側土手部12Bの内周壁14が本発明の「垂下壁」に相当し、内側土手部12B上に形成された係合突部20の1対の周方向延在側壁22,22のうち主板11の中心側に配置される周方向延在側壁22が本発明の「対向側壁」に相当する。
本実施形態のトレー10では、トレー10がスタッキング状態に段積みされると、下側のトレー10の係合突部20が上側のトレー10における係合凹部30の底部(土手部12の天井壁15)に突き当てられる(図13参照)。このとき、下側のトレー10における係合突部20の第1位置決め突部26は、上側のトレー10における係合凹部30の第2位置決め突部36の裏側に形成された位置決め凹部36Aに受容される。また、下側のトレー10において内側土手部12B上に配置される係合突部20の第1側方突部27は、上側のトレー10において内側土手部12Bの内周壁14に形成された第2側方突部37の裏側の側方凹部37Aに受容される。従って、スタッキング状態に段積みされた2つのトレー10を周方向にずらす力が作用すると、第1位置決め突部26が位置決め凹部36Aの内面に当接するだけでなく、第1側方突部27が側方凹部37Aの内面に当接する。このように、本実施形態のトレー10では、スタッキング状態において、下側のトレー10の第1位置決め突部26が上側のトレー10において第2位置決め突部36の裏側に形成された位置決め凹部37Aと係合するだけでなく、下側のトレー10の第1側方突部26が上側のトレー10において第2側方突部37の裏側に形成された側方凹部37Aと係合するので、第1位置決め突部26及び第2位置決め突部36の突出量を増大させることなく、2つのトレー10を周方向にずらす力が作用したときに当接する部分の面積を大きくすることが可能となる。これにより、トレー10の大型化を抑制しつつ、スタッキング状態の安定化が図られる。
また、本実施形態のトレー10では、第1側方突部27と第2側方突部37の突出量が、第1位置決め突部26と第2位置決め突部36の突出量よりも大きくなっているので、第1側方突部27と側方凹部37Aの係合を強くして、スタッキング状態の一層の安定化が図られる。
また、本実施形態のトレー10では、第1側方突部27が第1位置決め突部26に連絡し、第2側方突部37が第2位置決め突部36に連絡するので、第1位置決め突部26と第1側方突部27の強度アップが図られると共に、第2位置決め突部36と第2側方突部37の強度アップが図られる。
また、本実施形態では、第1側方突部27は、係合突部20の周壁21を構成する周方向延在側壁22と内外方向延在側壁23のうち幅広な周方向延在側壁22に形成されているので、真空成形によってトレー10が製造される際に、係合突部20の周壁21や天井壁24の薄肉化や欠肉が抑制される。しかも、第1側方突部27は、周方向延在側壁22の高さ方向全体に亘って形成されているので、第1側方突部27が型抜き時のアンダーカットとなることが抑制される。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、主板11の外形が円形状であったが、四角形状であってもよい。また、上記実施形態では、主板11は、中心部に貫通孔を有する環状に形成されていたが、中心部が詰まった形状であってもよい。
(2)上記実施形態では、係合突部20及び係合凹部30が円形状に並べられていたが、正多角形状に並べられてもよい。
(3)上記実施形態では、係合突部20及び係合凹部30が主板11の外周部と内周部に設けられていたが、主板11の外周部のみに設けられてもよいし、主板11の内周部のみに設けられてもよいし、主板11の外周部と内周部の間の中間部に設けられてもよい。
(4)上記実施形態において、第1側方突部27が1対の周方向延在側壁22,22のうち主板11の中心から遠い側に配置される周方向延在側壁22に形成され、第2側方突部37が土手部12の外周壁13に形成されてもよい。また、第1側方突部27が1対の周方向延在側壁22,22の両方に形成され、第2側方突部37が土手部12の外周壁13と内周壁14の両方に形成されてもよい。
(5)上記実施形態では、第1側方突部27と第2側方突部37が内側土手部12Bに形成された係合突部20と係合凹部30に形成されていたが、外側土手部12Aに形成された係合突部20と係合凹部30に形成されてもよい。
10 トレー
11 主板
20 係合突部
26 第1位置決め突部
27 第1側方突部
30 係合凹部
36 第2位置決め突部
36A 位置決め凹部
37 第2側方突部
37A 側方凹部

Claims (4)

  1. 主板の一部を上方に突出させてなる係合突部と、前記係合突部の間に挟まれてなる係合凹部と、を前記主板の周方向に所定のピッチで交互に備えるトレーであって、
    前記トレーが上下に段積みされるときの状態として、下側のトレーの前記係合突部が上側のトレーにおいて前記係合突部の裏側に形成された凹部に受容されるネスティング状態と、下側のトレーの前記係合突部が上側のトレーにおける前記係合凹部の底部に突き当てられるスタッキング状態と、を有するトレーにおいて、
    前記主板には、前記係合凹部の底部のうち前記主板の内外方向における一端部から下方へ延び、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記係合突部の周壁のうち前記主板の内外方向の一端側に配置される対向側壁と対向する垂下壁が設けられ、
    前記係合突部には、前記係合突部の天井部の一部を上方に突出させてなる第1位置決め突部と、前記対向側壁の一部を突出させてなる第1側方突部と、が形成され、
    前記係合凹部には、前記係合凹部の底部の一部を上方に突出させてなり、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記第1位置決め突部を受容する位置決め凹部を裏側に有する第2位置決め突部が形成され、
    前記垂下壁には、前記垂下壁の一部を突出させてなり、前記スタッキング状態において下側のトレーの前記第1側方突部を受容する側方凹部を裏側に有する第2側方突部が形成されているトレー。
  2. 請求項1に記載のトレーにおいて、
    前記第1側方突部と前記第2側方突部の突出量が前記第1位置決め突部と前記第2位置決め突部の突出量よりも大きくなっているトレー。
  3. 請求項1又は2に記載のトレーにおいて、
    前記第1位置決め突部は、前記係合突部の天井部において前記主板の内外方向の一端から他端側に延在すると共に、
    前記第2位置決め突部は、前記係合凹部の底部において前記主板の内外方向の一端から他端側に延在し、
    前記第1側方突部が前記第1位置決め突部に連絡すると共に、前記第2側方突部が前記第2位置決め突部に連絡しているトレー。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載のトレーにおいて、
    前記トレーは真空成形品であって、
    前記係合突部の周壁は、前記主板の周方向に延在する1対の周方向延在側壁と、前記主板の内外方向に延在する1対の内外方向延在側壁と、で構成され、
    前記周方向延在側壁は、前記内外方向延在側壁よりも幅広に形成され、
    前記対向側壁は、前記1対の周方向延在側壁のうち一方の周方向延在側壁によって構成され、
    前記第1側方突部は、前記一方の周方向延在側壁の高さ方向全体に亘って形成されているトレー。
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