JP2014031200A - 容器 - Google Patents

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Jun Sawada
純 澤田
Akihiro Kamemoto
明宏 亀本
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Abstract

【課題】
スタック用であることをほとんど意識させないスタック用の形状を有する容器を提供する。
【解決手段】
容器10の内側に突出した段部131が形成された複数の個別形状13が2次元的に分散配置された形状を有する胴体12を有し、複数の個別形状13のうちの、同一高さ位置において周回方向複数箇所に配置された複数の特定個別形状13Aそれぞれの段部131Aが、容器10の上方の開口20からこの容器10と同形の第2の容器10’を差し込んだときに第2の容器10’の底板11’の周縁に干渉して第2の容器10’の更なる下方への差し込みを阻止するスタック用の段部である。
【選択図】 図7

Description

本発明は、胴体にスタック用の形状を有する容器に関する。
カップ形状の容器を積み重ねたときに、下位の容器とその上に積み重ねた上位の容器が面どうしで接すると容器どうしが強く嵌り合ってしまい、個々の容器に分離するのが難しい状態となってしまう場合がある。このため、容器の胴体内壁下部にスタック用の突起を設けることによりその上にスタックされた上位の容器の底板周縁をその突起に乗せ、これによりスタックされた容器どうしが強く嵌り合うことを防止し、個々の容器への分離を容易とする技術が広く採用されている(特許文献1,2参照)。
特開平7−149338号公報 特開2009−154931号公報
上記の、スタックのための突起はもっぱらスタックを目的とするものであり、また胴体外面には凹みとしてあらわれることが多く、強度上問題となる場合もあり、またデザイン上も好ましいとは必ずしも言い難い場合もある。
ここで、容器の軽量化あるいは材料の節約によるコストダウンのために、胴体にリブやその他の形状を設け、強度を維持しつつ薄肉化を図ることが行なわれている。
あるいは薄肉化という目的とは無関係に、デザイン上あるいは持ち易さのために胴体に凹凸模様を形成することが行なわれている。
本発明は、上記事情に鑑み、スタック用であることをほとんど意識させない、スタック用の形状を有する容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の容器は、
上方が開口し、その開口よりも小径の底板と、筒形であって底板に繋がる下端と比べ開口を形成している上端が大径に形成された胴体とを有する容器であって、
胴体が、この容器の内側に突出した段部が形成された複数の個別形状が2次元的に分散配置された形状を有する胴体であって、
それら複数の個別形状のうちの、同一高さ位置において周回方向複数の箇所に配置された複数の特定個別形状それぞれの段部が、この容器の上方の開口からこの容器と同形の第2の容器を差し込んだときにその第2の容器の底板周縁に干渉して第2の容器の更なる下方への差し込みを阻止するスタック用の段部であることを特徴とする。
本発明の容器は、胴体に、例えば薄肉化のための強度向上用の複数の個別形状が分散配置されたものであって、それら複数の個別形状のうちの一部である複数の特定個別形状がスタック用としても作用する。このため、通常の使用状態においてはこの容器のユーザにスタック用であることをほとんど意識させることなく、適切にスタックや分離が行なわれる。
ここで、上記の複数の特定個別形状は周回方向複数の箇所に分散配置されているため、スタックが行なわれたときに隣接する特定個別形状どうしの間を空気が自由に通り抜けることができ、ブロッキングを免れるという作用もある。
上記の本発明の容器において、上記特定個別形状の段部が、個別形状のうちの特定個別形状を除く他の個別形状の段部よりも大きな段差をもって容器の内側に突出した段部であってもよい。
胴体の径が上方に向かって線形に拡大する形状の容器の場合は、大きな段部を形成することで、スタック用の特定個別形状が形成される。
ただし、胴体の形状の工夫により、特定個別形状を含む全ての個別形状の段部の段差を同一に形成し、かつ、それらの個別形状の一部をスタック用としても利用する構成としてもよい。胴体が、例えば上に向かって大きく開いたラッパ型等、胴体下部の開き角度よりも胴体上部の開き角度をより大きな開き角度とした形状の胴体の場合は、全ての個別形状の段部の段差を同一し、それらの個別形状の一部をスタック用として利用することも可能である。
また、本発明の容器において、上記個別形状それぞれが、胴体の、個々の個別形状形成領域それぞれの下端を回転中心として胴体の内側に傾倒させることにより個々の個別形状形成領域それぞれの上端に段部を形成した形状を有するものであってもよい。
胴体にこのような個別形状を分散配置すると強度向上が図られ、薄肉化や軽量化された容器が実現する。
以上の本発明によれば、スタック用であることをほとんど意識させないスタック用の凹凸模様を有する容器が実現する。
本発明の一実施形態としての容器の斜視図である。 図1に示す容器の片側断面側面図である。 図2に示す矢印B−Bの断面図である。 図2に矢印Cで示す部分の拡大断面図である。 図2に示す矢印D−Dの断面図である。 図2に矢印Eで示す部分の拡大断面図である。 上方の開口から同型の第2の容器を差し込んでスタックさせた状態を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての容器の斜視図である。
この容器10は、樹脂成形品であって上方に開口20を有し、その開口20よりも小径の底板11(図2を合わせて参照)と、筒形の胴体12とで形成されている。底板11は、開口20よりも小径であり、したがって胴体12は、底板11に繋がった下端と比べ開口20を形成している上端が太径に形成されている。
ここで胴体12には、複数の個別形状13が分散配置されている。本実施形態では、これら複数の個別形状13は、縦方向一列につき4個形成され、周回方向には、上下方向に交互に位置をずらしながら24個形成されている。
詳細は後述するが、各個別形状13の上端には、この容器10の内側に段状に突出した段部131が形成されている。
本実施形態の容器10は、容器胴体全面に複数の個別形状13を分散配置したため容器の強度が向上し、容器の薄肉化が可能となる。また、それら分散配置された複数の個別形状13のうちの一部を、強度向上の目的だけでなくスタック用として利用することを可能としている。
図2は、図1に示す容器の片側断面側面図である。
この図2に示すように、この容器10の底板11は全体として上方に凸の形状を有し、また周回方向に繰り返す凹凸模様が形成され、これにより底板11についても強度の向上が図られている。
また、図1にも示したように、胴体12には上下に4個の個別形状13の凹凸が形成されている。各個別形状13の上端には、容器10の内側に突出した段部131が形成されている。より具体的には、本実施形態の個別形状13は、底板11に繋がっている個別形状13Bを除き、個々の個別形状形成領域それぞれの下端を回転中心として、個々の個別形状領域それぞれを、胴体12の、上下に斜めに延びる基面121(断面では基線121a)に対し胴体12の内側に傾倒させることにより、個々の個別形状形成領域それぞれの上端に段部131を形成した形状を有する。一方、個別形状13Bは、底板11と繋がっている為、底板11の周縁部分に角が出来て、強度向上に寄与している。
ここで、それら複数の個別形状のうちの、同一高さ位置(この図2における上下に並ぶ4個の個別形状のうちの一番下の個別形状の高さ位置)において周回方向複数の箇所に配置された複数の特定個別形状13Aそれぞれの段部131Aは、個別形状13のうちの特定個別形状13Aを除く他の個別形状の段部よりも大きな段差をもって容器10の内側に突出している。この特定個別形状13Aは、他の個別形状13とともに胴体12の強度向上に寄与しているとともに、この特定個別形状13Aの段部131Aは、この容器10の上方の開口20からこの容器と同形の第2の容器を差し込んだときに第2の容器の底板周縁に干渉して第2の容器の更なる下方への差し込みを阻止するスタック用の段部としても作用する。
図3は、図2に示す矢印B−Bの断面図、図4は、図2に矢印Cで示す部分の拡大断面図である。
ここでは、図2に示す上下4個の個別形状13のうちの上から2番目の個別形状で代表させているが、図2に示す上下4個の個別形状13のうちの上から1〜3番目の個別形状は胴体12の径が異なることを除き、図3,図4と同様である。
図3,図4に示すように、個別形状13の上端の段部131は、周回方向いずれについても、小さな段差を有する。
図5は、図2に示す矢印D−Dの断面図、図6は、図2に矢印Eで示す部分の拡大断面図である。
図2に示す上下4個の個別形状13のうちの一番下の個別形状13は、それ以外の個別形状13と比べ大きな段差の段部131Aを有する特定個別形状13Aである。この特定個別形状13Aは、本実施形態では、図5に示すように、周回方向に90°ずつずれた位置に合計4個形成されている。
このように周回方向に4個形成された特定個別形状13Aは、段部131Aの段差が他の個別形状13の段部131の段差よりも大きい。しかしながら、この容器10の全体を眺めたときには、図1に示すようにこの段差の違いはほとんど目だたずに、全体の形状の中に埋れている。したがって通常の使用状態では、この特定個別形状13Aの段部131Aがスタック用であることを意識させることはほとんど皆無である。
図7は、上方の開口から、この容器と同型の第2の容器を差し込んでスタックさせた状態を示した断面図である。
この容器10には、図5に示すように周回方向に4個の特定個別形状13Aが形成されており、この容器10の特定個別形状13Aの段部131Aは、上方の開口から差し込まれてきた第2の容器10’の底板11’の周縁と干渉して、その第2の容器10’の更なる下方への差し込みが阻止される。このため、それらの容器10,10’どうしの胴体12,12’の密着が避けられる。
また、この容器10は、スタック箇所が一周に渡って連続的に繋がってはおらず複数箇所に分散している為、図7に示すようにスタックされた状態の上側の第2の容器10’を下側の容器10から分離しようとしたときに第2の容器10’の底板11’と下側の容器10に囲まれた空間に空気が入りやすくなる。
さらに、この容器10は、個別形状13が内側に凹んだ形状な為、第2の容器10’と下側の容器10に囲まれた空間と、外気との間の通気性が更に良好となる。
これらの点から、本実施形態の容器10は、スタックされた容器10,10’どうしが張り付いたようにブロッキングしてしまって分離が難しくなるようなことはなく、容易に分離することができる。
ここで、この容器10は、底板11よりも開口20側がテーパ状に開いた形状を有し、その胴体12の内面は、スタック用として用いる特定個別形状13Aを除き、上方から垂直に見下ろしたときに視認できる面と上下方向に垂直な面で形成されている。
この容器10は、真空成形や圧空成形により作製されるが、この容器10が上記の形状を有しているため、その成形時に用いる金型を製作するにあたり、その金型の、特定個別形状13Aに対応する部分以外のほとんどの領域については、汎用のエンドミルを使って削ることで個別形状13に対応した金型形状とすることができ、金型製作が容易である。尚、その金型の、特定個別形状13Aに対応する部分については、下方に向かって広がった形状に削る必要があり、その形状に合った特殊な形状のエンドミルを使うことになる。
また、この容器10は、図1に示す状態のまま、すなわち個別形状13がそのまま剥き出しになっているまま利用してもよく、この容器10にシュリンクを巻いて利用してもよい。この容器10には多数の個別形状13が分散配置されているため、シュリンクを巻くと個別形状13が目立たず、見た目には丸形状の胴体を持った容器のように感じさせることができる。
尚、上記の実施形態の容器10では、特定個別形状13Aの段部131Aを他の個別形状13の段部131よりも大きな段差に形成することで特定個別形状13Aにスタック用としての役割りを担わせているが、スタックの用を担わせる特定個別形状13Aの段部131Aについても他の個別形状13の段部131と同じ段差に形成してもよい。この場合、胴体を、上方に向かって、例えばラッパ形状など急速に開いた形状とすることで、一部の、同一高さ位置にある複数の個別形状にスタックの用を担わせることができる。
また、上記の実施形態では、上端を回転中心として内側に傾倒させた形状の個別形状が分散配置されているが、分散配置される個別形状は、内側に突出した段部を有していればよく、この実施形態の個別形状に限られるものではない。
10,10’ 容器
11,11’ 底板
12,12’ 胴体
13,13B 個別形状
13A 特定個別形状
20 開口
121 基面
121a 基線
131,131A 段部

Claims (3)

  1. 上方が開口し、該開口よりも小径の底板と、筒形であって該底板に繋がる下端と比べ該開口を形成している上端が大径に形成された胴体とを有する容器であって、
    前記胴体が、当該容器の内側に突出した段部が形成された複数の個別形状が2次元的に分散配置された形状を有する胴体であって、
    前記複数の個別形状のうちの、同一高さ位置において周回方向複数の箇所に配置された複数の特定個別形状それぞれの前記段部が、当該容器の上方の開口から当該容器と同形の第2の容器を差し込んだときに該第2の容器の底板周縁に干渉して該第2の容器の更なる下方への差し込みを阻止するスタック用の段部であることを特徴とする容器。
  2. 前記特定個別形状の前記段部が、前記個別形状のうちの特定個別形状を除く他の個別形状の前記段部よりも大きな段差をもって当該容器の内側に突出した段部であることを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 前記個別形状のうちの少なくとも一部の個別形状それぞれが、前記胴体の、個々の個別形状形成領域それぞれの下端を回転中心として前記胴体の内側に傾倒させることにより該個々の個別形状形成領域それぞれの上端に前記段部を形成した形状を有することを特徴とする請求項1又は2記載の容器。

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