JP2005028321A - 排出空気処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天井裏等の上下方向に狭いスペースに容易に設置することが可能な排出空気処理装置を提供すること。
【解決手段】 排出空気処理装置TEは、箱体1、水噴霧ノズル11、スクリーン部材13、オゾンガス噴出ノズル15を備える。水噴霧ノズル11は、スクリーン部材13に向けて水をミスト状に噴出し、箱体1内における入口開口部3側に配置される。スクリーン部材13は、水噴霧ノズル11から噴出されたミスト状の水を所定の時間付着して滞留させ得ると共に、付着して滞留した水を通過させ得る構成となっている。オゾンガス噴出ノズル15は、スクリーン部材13を通過した排出空気に対しオゾンガスを噴出して混入し、箱体1内におけるスクリーン部材13の側方に配設される。箱体1の底部は、出口開口部5側から入口開口部3側に向かって下方に傾斜し、上下方向に所定の間隔を有して配置された複数の板部材71,73を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、排出空気に含まれる、油煙又は粉体等の分散粒子を除去するための排出空気処理装置に関する。
この種の排出空気処理装置として、排気孔を通過する排気の吸引力によりバブリングされる水が上部に貯留される排気パネルと、水槽と、水槽内の水を排気パネルの上部に汲み上げるポンプとを備え、バブリングにより水と排気とを接触させて、排気に含まれる油脂成分を分離、除去するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された排出空気処理装置では、排気に含まれる油脂成分の除去は可能であるものの、排出空気の匂成分を除去して、脱臭することまでは困難であった。そこで、本出願人は、排出空気に含まれる分散粒子を除去すると共に、排出空気を脱臭することが可能な排出空気処理装置を提供することを目的として、排出空気を水と接触させることにより、排出空気から分散粒子を除去する除去手段と、除去手段の後段に配設され、除去手段からの排出空気に対してオゾンガスを混入して除去手段からの排出空気を脱臭する脱臭手段とを備えた排出空気処理装置を先に提案している(特許文献2参照。)。
特開平10−216447号公報 特開2002−239334号公報
ところで、排出空気処理装置は、通常、屋外や屋上に設置されるが、何らかの理由(装置の設置スペース、装置までのダクトの取り回し等)により屋外や屋上に排出空気処理装置を設置できないことがある。このため、排出空気処理装置を屋内、特に、天井裏といった上下方向に狭いスペースに設置したいという要求が新たに出てきた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、天井裏等の上下方向に狭いスペースに容易に設置することが可能な排出空気処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排出空気処理装置は、排出空気に含まれる分散粒子を除去するための排出空気処理装置であって、入口開口部及び出口開口部を有し、横置きされる箱体と、箱体内における入口開口部側に配置され、入口開口部から箱体内に流入した排出空気を水と接触させることにより、当該排出空気から分散粒子を除去する除去手段と、箱体内における除去手段の側方に配設され、除去手段からの排出空気に対してオゾンガスを混入して除去手段からの排出空気を脱臭する脱臭手段と、を備え、箱体の底部は、出口開口部側から入口開口部側に向かって下方に傾斜していることを特徴としている。
本発明に係る排出空気処理装置では、除去手段により、排出空気が水に接触して、排出空気から分散粒子が除去される。そして、脱臭手段により、除去手段にて分散粒子がほぼ除去された排出空気に対してオゾンガスが混入され、排出空気に含まれる匂成分が分解されて脱臭される。排出空気に油煙又は粉体等の分散粒子が多量に含まれている場合、オゾンガスによる脱臭(匂成分の分解)が妨げられることになり、多量のオゾンガスを必要としたり、匂成分の分解にかかる時間が長くなって、排出空気を効率的に脱臭することが難しい。しかしながら、本発明においては、上述したように、除去手段にて分散粒子がほぼ除去された排出空気にオゾンガスを混入して脱臭するので、必要最小限とのオゾンガスにて効果的に匂成分を分解して脱臭することができる。これにより、排出空気に含まれる分散粒子を除去すると共に、排出空気を効果的に脱臭することができる。
また、本発明では、箱体が横置きされ、当該箱体における入口開口部側に除去手段が配置され、箱体内における除去手段の側方に脱臭手段が配置されるので、装置の上下方向の寸法が大きくなってしまうのが抑制されることとなり、天井裏といった上下方向に狭いスペースにも容易に設置することができる。
ところで、水供給手段から供給され、排出空気流に乗った水は、重力により徐々に降下し、箱体の底部に落下、付着する。箱体の底部に付着した水は、排出空気流からの力を受けて、出口開口部に向けて押出されようとするが、箱体の底部が出口開口部側から入口開口部側に向かって下方に傾斜しているので、底部に付着した水が排出空気流により出口開口部に向けて押出され、箱体の出口開口部から排出されるのを抑制することができる。
また、箱体内における入口開口部側には、箱体から水を排出するための水排出部が設けられていることが好ましい。このように構成した場合、箱体内における入口開口部側に配置されている水供給手段から供給された水を迅速且つ確実に排出することができる。
また、除去手段は、水を供給する水供給手段と、水供給手段から供給された水を所定の時間付着して滞留させ得ると共に水を通過させ得るスクリーン部材と、を有しており、水排出部は、スクリーン部材の下方に位置していることが好ましい。このように構成した場合、排出空気に含まれる分散粒子は、スクリーン部材に所定の時間滞留する水だけでなく、水供給手段から供給された水とも混じることになり、分散粒子を水と適切且つ確実に接触させることができ、分散粒子をより一層効果的に除去することができる。また、スクリーン部材を通過した水を極めて迅速に回収することができる。
また、スクリーン部材は、水抜き穴が形成されたカートリッジに保持されていることが好ましい。このように構成した場合、カートリッジに水が貯まるのを抑制し、効率よく水を排出することができる。
また、カートリッジは、水抜き穴が形成された載置部に載置されていることが好ましい。このように構成した場合、載置部に水が貯まるのを抑制し、効率よく水を排出することができる。
また、水供給手段は、水をスクリーン部材に向けてミスト状に噴出させる水噴霧ノズルを含むことが好ましい。このように構成した場合、水噴霧手段から噴出されたミスト状の水とも混じることになり、分散粒子を水とより一層適切且つ確実に接触させることができる。
また、箱体の底部は、上下方向に所定の間隔を有して配置された複数の板部材を含んでいるが好ましい。このように構成した場合、上側に位置する板部材に付着した水が、排出空気流からの力を受けて、出口開口部に向けて押出されたとしても、下側に位置する板部材上に落下、付着する。下側に位置する板部材に付着した水は、上側に位置する板部材により、排出空気流の影響を受け難くなり、下側に位置する板部材上を傾斜に沿って流れることとなり、箱体の出口開口部から排出されるのをより一層抑制することができる。
本発明によれば、天井裏等の上下方向に狭いスペースに容易に設置することが可能な排出空気処理装置を提供することができる。また、本発明によれば、分散粒子を除去するための水が箱体の出口開口部から排出されるのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る排出空気処理装置について図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明を排気空気から主に油煙を除去する排出空気処理装置に適用した例を示す。
まず、図1に基づいて、本実施形態に係る排出空気処理システムTSを説明する。図1は、本実施形態に係る排出空気処理システムを示す構成図である。
排出空気処理システムTSは、調理器Cの上方に配置されたレンジフードRF、当該レンジフードRFから室外まで伸びる排気ダクトEDを含んでいる。レンジフードRFは、グリスフィルタGFを有している。排気ダクトEDは、天井裏に配置されている。この排気ダクトEDの途中には、レンジフードRF側から順に、ダンパDA、ブロワBL、排出空気処理装置TEが設けられている。ブロワBLが作動すると、調理器Cから発生する油煙を含んだ空気は、レンジフードRF(グリスフィルタGF)、ダンパDAを通り、排出空気処理装置TEに導かれ、当該排出空気処理装置TEにて処理され、室外に排出されることとなる。
次に、図2〜図7に基づいて、排出空気処理装置TEを説明する。図2は、本実施形態に係る排出空気処理装置の構成を説明するための概略斜視図である。図3は、本実施形態に係る排出空気処理装置を示す側面図であり、図4は、本実施形態に係る排出空気処理装置を出口開口部側から見たときの平面図であり、図5は、本実施形態に係る排出空気処理装置を示す底面図である。図6は、図4におけるVI−VI線に沿った断面図であり、図7は、図4におけるVII−VII線に沿った断面図である。
排出空気処理装置TEは、入口開口部3及び出口開口部5を有する略直方体状の箱体1を備えており、横長とされた状態で排気ダクトEDの途中に設置されている。箱体1は、図1に示されるように、ブラケット2等を用いて建物の構造体に吊り下げられており、横置きとされている。
箱体1の入口開口部3及び出口開口部5の端部には、フランジ部7が設けられている。箱体1は、フランジ部7が排気ダクトEDに設けられたフランジ部にボルト等(図示せず)で固定されることにより、排気ダクトEDに取り付けられることとなる。
排出空気処理装置TEは、水噴霧ノズル11、スクリーン部材13、オゾンガス噴出ノズル15、フラップ17等を備えている。これらの水噴霧ノズル11、スクリーン部材13、オゾンガス噴出ノズル15及びフラップ17は、図2に示されるように、箱体1内において、入口開口部3側から出口開口部5に向かって、水噴霧ノズル11、スクリーン部材13、オゾンガス噴出ノズル15、フラップ17の順に配設されている。
水噴霧ノズル11は、給水管21の先端部に取り付けられており、スクリーン部材13に向けて水をミスト状に噴出する。水噴霧ノズル11は、箱体1内における入口開口部3側に配置されると共に、箱体1の中心軸Lよりも上方に配置されている。また、水噴霧ノズル11は、スクリーン部材13に対向して配置されている。給水管21は、電磁弁、レギュレータ(いずれも図示せず)等を介して既存の水道設備に接続されており、水噴霧ノズル11は水道水を噴出させる。電磁弁は、水噴霧ノズル11から水を噴出させるか否かを制御するためのものである。レギュレータは、給水管21内の水圧、すなわち水噴霧ノズル11における噴霧圧力を所望の値に調整するためのものである。水噴霧ノズル11は、スクリーン部材13の略全面に対して水を供給するようにミスト状の水を噴出することが好ましく、本実施形態においては、複数(2個)設けられている。ここで、水噴霧ノズル11は、水供給手段として機能する。
スクリーン部材13は、箱体1の中心軸Lに直交する面に対し傾斜して、複数並設されており、水噴霧ノズル11から噴出されたミスト状の水を所定の時間付着して滞留させ得ると共に、付着して滞留した水を通過させ得る構成となっている。スクリーン部材13には、麻や椰子の実などの天然の長繊維からなるマット部材、金属製(たとえば、ステンレススチール製)の細目網を複数枚積層したもの等を用いることができる。なお、本実施形態においては、スクリーン部材13は、スクリーン部材13を通過する排出空気の流れ方向に対しても傾斜して配設されている。
スクリーン部材13は、カートリッジ31に保持されている。カートリッジ31は、図8〜図10に示されるように、矩形の枠形状を呈しており、上枠部分32と、当該上枠部分32に対向した下枠部分33と、上枠部分32と下枠部分33とを接続する一対の側枠部分34とを含んでいる。また、カートリッジ31は、スクリーン部材13を押さえるためのワイヤ35も含んでいる。ワイヤ35は、一端が上枠部分32に取り付けられ、他端が下枠部分33に取り付けられている。また、一方の側枠部分34には、把持部36が設けられている。上枠部分32及び下枠部分33には、複数の水抜き穴37が形成されている。
箱体1の底部には、スクリーン部材13を保持したカートリッジ31を、箱体1の中心軸Lに直交する面に対し傾斜して複数並設した状態で載置するための載置部41が設けられている。載置部41は、図11及び図12に示されるように、カートリッジ31を載置する面が階段状とされている。載置部41には、複数の水抜き穴43が形成されている。なお、スクリーン部材13を保持したカートリッジ31を載置部41に載置する場合、下枠部分33を下側として載置してもよく、また、上枠部分32を下側として載置してもよい。
箱体1の底部における入口開口部3側には、水受け部51が設けられている。水受け部51は、箱体1の底部に形成された底面開口部55に対応して配置されており、本実施形態においては、スクリーン部材13(載置部41)の下方に位置している。水受け部51の底部は、傾斜して形成されている。水受け部51の底部の傾斜した側の部分には、当該水受け部51から水を排出するための排出口部53が設けられている。ここで、水受け部51及び排出口部53は、箱体1から水を排出するための水排出部として機能する。なお、水受け部51は、溶接等により、箱体1の外側底面に取り付けて固定されている。なお、水受け部51を箱体1に対して着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
箱体1の側面におけるスクリーン部材13(カートリッジ31)に対応する位置には、図13及び図14に示されるように、スクリーン部材13(カートリッジ31)を箱体1内から取り出す及び箱体1内に装備するための側面開口部61が形成されている。側面開口部61の外側には、当該側面開口部61を開閉するための主扉63が設けられている。主扉63は、ヒンジ部を介し、箱体1に対して揺動可能に取り付けられている。側面開口部61の縁部と主扉63と間は、パッキン65でシールされている。これにより、排出空気あるいは水の一部が、箱体1内から側面開口部61を通して箱体1の外部に流出しない状態とされる。
主扉63の内側には、側面開口部61の途中部分を開閉するための副扉67が配置されている。側面開口部61の途中部分と副扉67と間は、副扉67に両面テープ等により取り付けられたパッキン69でシールされている。これにより、側面開口部61は、主扉63と副扉67とで構成される二重扉により開閉されることとなる。副扉67で側面開口部61の途中部分を閉じることにより、箱体1の内圧が主扉63に直接作用するのを抑制でき、側面開口部61から排出空気あるいは水が漏れてしまうのを確実に防ぐことができる。副扉67は、側面開口部61の途中部分に設けられたフランジ部62にビス止めされることにより、箱体1(側面開口部61の途中部分)取り付けられている。
オゾンガス噴出ノズル15は、オゾンガスを発生するオゾンガス発生部(図示せず)に接続されており、スクリーン部材13を通過した排出空気に対しオゾンガスを噴出して混入するものである。オゾンガス噴出ノズル15は、箱体1内におけるスクリーン部材13の側方に配設され、箱体1の中心軸Lよりも下方に配置されている。また、オゾンガス噴出ノズル15は、箱体1内の排出空気の流れ方向に見て、スクリーン部材13の後段、すなわち、スクリーン部材13とフラップ17との間に位置している。オゾンガス発生部としては、エアポンプ、オゾナイザ及び高圧電源等を備えた既存のオゾンガス発生装置を用いることができる。ここで、オゾンガス噴出ノズル15は、脱臭手段として機能する。
フラップ17は、箱体の上部から当該箱体1内の排出空気の流れ方向に沿って前方斜め下方に伸びるように設けられている。これにより、オゾンガス及び排出空気が流れることになる通路が下向きに蛇行して形成され、その長さを長くなる。このため、オゾンガスと排出空気とが混ざり合う時間が長くなり、より多くの匂成分をオゾンガスにて分解することができる。また、フラップ17により、オゾンガス及び排出空気が流れていくことになる部分の通路断面積が徐々に小さくなり、オゾンガスと排出空気とが混じり易くなる。これにより、排出空気の脱臭(匂成分の分解)を促進して、分解されずに残る匂成分の量を低減することができる。
箱体1の底部は、出口開口部5側から入口開口部3側に向かって下方に傾斜している。本実施形態においては、箱体1の底部は、上下方向に所定の間隔を有して配置された複数(2枚)の板部材71,73を含んでいる。なお、フラップ17及び板部材71,73は、溶接等により、箱体1の内側側面に取り付けて固定されている。
板部材71は、出口開口部5から底面開口部55近傍まで伸びて配置されている。板部材71は、出口開口部5側から第1の角度で下方に傾斜する第1の部分71aと、当該第1の部分71aから連続し、第1の角度より小さく第1の角度で下方に傾斜する第2の部分71bとを含んでいる。
板部材71の第1の部分71aの傾斜方向は、フラップ17の傾斜方向と交差(本実施形態においては、略直交)している。これにより、板部材71の第1の部分71aは、フラップ17と協働して、オゾンガス及び排出空気が流れることになる通路を更に蛇行させている。
板部材73は、板部材71の第2の部分71bの上方に、当該第2の部分71bと平行に配置されており、板部材73の入口開口部3側の端部は、底面開口部55内まで伸びている。
箱体1の底部における出口開口部5側の位置には、板部材71の下側に溜まった水を排出するためのドレンポート75が設けられている。
続いて、排出空気処理装置TEの動作について説明する。なお、排出空気処理装置TEの運転/停止(オゾンガス発生部のオン/オフ、電磁弁の開作動/閉作動)は、ブロワBLの運転/停止に同期させることが好ましい。
調理中に発生した油煙を含む排出空気は、ブロワBLにより排気ダクトED内を通って排出空気処理装置TE内に送られる。排出空気に含まれる油煙は、箱体1の入口開口部3側において水噴霧ノズル11からミスト状に噴出された水と混じり、油煙の油脂成分がミスト状の水に接触し冷却されて凝縮する。このように油煙の油脂成分が水と接触して凝縮することにより、油煙は、水噴霧ノズル11から噴出された水に付着した液体となり、噴出された水と混合してスクリーン部材13上に液膜を形成する。なお、水噴霧ノズル11からスクリーン部材13の略全面に対して水を供給するようにミスト状の水を噴出させた場合、スクリーン部材13の略全面に液膜が形成されることになる。これにより、スクリーン部材13の略全面を、油煙と水とを接触させる部分として有効に利用することができる。
水噴霧ノズル11から噴出された水により液化されなかった油煙は、スクリーン部材13を通過する際に、その油脂成分がスクリーン部材13上に形成された液膜に接触し、付着する。スクリーン部材13上の液膜は、時間の経過とともに、水滴となってスクリーン部材13を下方に通過する。スクリーン部材13が傾斜して配置されていることにより、液膜がスクリーン部材13上に形成され易くなるとともに、スクリーン部材13の面積が大きくなり、油煙と水とを接触させる部分が拡大することになる。スクリーン部材13を下方に通過した水は、カートリッジ31の上枠部分32あるいは下枠部分33に形成された水抜き穴37、載置部41に形成された水抜き穴43を通って、水受け部51に至る。
排気空気の流れに乗ってスクリーン部材13を通過した水は、その自重により、あるいは、排気空気の流れ自体がフラップ17により下向きに蛇行させられることにより、あるいは、フラップ17に付着し水滴となることにより、板部材71の第1の部分71aあるいは板部材73に落ちる。板部材71の第1の部分71aに落ちた水は、板部材71の第2の部分71b上を傾斜方向に流れて、水受け部51に至る。このとき、第2の部分71bの上方に板部材73が存在するので、板部材71の第2の部分71b上を流れる水が傾斜方向(流れる方向)とは逆向きの力を排気空気の流れから受けることはない。
また、板部材73に落ちた水は、当該板部材73上を傾斜方向に流れて水受け部51に至る。このとき、板部材73上を流れる水が、傾斜方向(流れる方向)とは逆向きの力を排気空気の流れから受けて、出口開口部5方向に流れたとしても、板部材73の出口開口部5側の端部から、板部材71(第1の部分71aあるいは第2の部分71b)上に落ちて、板部材71の第2の部分71b上を傾斜方向に流れて水受け部51に至ることとなる。
水受け部51内の水は、排出口部53から箱体1の外に排出される。箱体1から排出された水(排出空気から除去された油脂成分を含む)は、オイルセパレータ等を用いて水に含まれる油脂成分を分離、除去した後、排水することが好ましい。
以上のように、排出空気に含まれる油煙は、水噴霧ノズル11から噴出された水、及び、スクリーン部材13上の液膜と接触して凝縮し、これらに付着することにより、排出空気から殆ど除去されることになる。
スクリーン部材13を通過した排出空気は、箱体1内のスクリーン部材13の側方の空間において、オゾンガス噴出ノズル15から噴出されたオゾンガスが混入される。このオゾンガスの混入により、排出空気に含まれる匂成分が酸化分解されて、排出空気が脱臭されることになる。このとき、上述したようにフラップ17及び板部材71の第1の部分71aが傾斜して配設されているので、オゾンガス及び排出空気が流れていくことになる部分の通路断面積が徐々に小さくなり、オゾンガスと排出空気とが混じり易くなる。これにより、排出空気の脱臭(匂成分の分解)を促進して、分解されずに残る匂成分の量を低減することができる。更に、フラップ17及び板部材71の第1の部分71aは、その傾斜方向が互いに交差していることから、オゾンガス及び排出空気が流れることになる通路が蛇行して形成され、その長さを長くなる。このため、オゾンガスと排出空気とが混ざり合う時間が長くなり、より多くの匂成分をオゾンガスにて分解することができる。
このように、水との接触により油煙が除去され、オゾンガスにより匂成分が分解された排出空気は、箱体1の出口開口部5から排気ダクトEDを通って、処理空気として大気中に放出されることになる。
上述したように、本実施形態においては、水噴霧ノズル11及びスクリーン部材13により、排出空気が水に接触して、排出空気から油煙がほぼ除去される。そして、水噴霧ノズル11及びスクリーン部材13の側方に配置されたオゾンガス噴出ノズル15により、油煙がほぼ除去された排出空気に対してオゾンガスが混入され、排出空気に含まれる匂成分が分解されて脱臭される。
また、本実施形態においては、油煙がほぼ除去された排出空気にオゾンガスを混入して脱臭するので、必要最小限とのオゾンガスにて効果的に匂成分を分解して脱臭することができる。これにより、排出空気に含まれる油煙を除去すると共に、排出空気を効果的に脱臭することができる。
また、本実施形態においては、箱体1が横置きされ、当該箱体1における入口開口部3側に水噴霧ノズル11及びスクリーン部材13が配置され、箱体1内における水噴霧ノズル11及びスクリーン部材13の側方にオゾンガス噴出ノズル15が配置されるので、装置TEの上下方向の寸法が大きくなってしまうのが抑制されることとなり、当該排出空気処理装置TEを天井裏といった上下方向に狭いスペースにも容易に設置することができる。
ところで、水噴霧ノズル11から供給され、排出空気の流れに乗った水は、重力により徐々に降下し、箱体1の底部(板部材71,73)に落下、付着する。箱体1の底部に付着した水は、排出空気の流れからの力を受けて、出口開口部5に向けて押出されようとするが、箱体1の底部(板部材71,73)が出口開口部5側から入口開口部3側に向かって下方に傾斜しているので、底部に付着した水が排出空気の流れにより出口開口部5に向けて押出され、箱体1の出口開口部5から排出されるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、箱体1内における入口開口部3側に、箱体1から水を排出するための水受け部51が設けられている。これにより、箱体1内における入口開口部3側に配置されている水噴霧ノズル11から供給された水を迅速且つ確実に排出することができる。
また、本実施形態において、排出空気処理装置TEは水噴霧ノズル11とスクリーン部材13とを有しており、水受け部51は、スクリーン部材13の下方に位置している。これにより、排出空気に含まれる油煙は、スクリーン部材13に所定の時間滞留する水だけでなく、水噴霧ノズル11から供給される水とも混じることになり、油煙を水と適切且つ確実に接触させることができ、油煙をより一層効果的に除去することができる。また、スクリーン部材13を通過した水を極めて迅速に回収することができる。
また、本実施形態において、スクリーン部材13は、水抜き穴37が形成されたカートリッジ31に保持されている。これにより、カートリッジ31に水が貯まるのを抑制し、効率よく水を排出することができる。
また、本実施形態において、スクリーン部材13を保持したカートリッジ31は、水抜き穴43が形成された載置部41に載置されている。これにより、載置部41に水が貯まるのを抑制し、効率よく水を排出することができる。
また、本実施形態においては、水噴霧ノズル11から水をスクリーン部材13に向けてミスト状に噴出させている。これにより、水噴霧ノズル11から噴出されたミスト状の水とも混じることになり、油煙を水とより一層適切且つ確実に接触させることができる。
また、本実施形態において、箱体1の底部は、上下方向に所定の間隔を有して配置された板部材71,73を含んでいる。これにより、上側に位置する板部材73に付着した水が、排出空気流からの力を受けて、出口開口部5に向けて押出されたとしても、下側に位置する板部材71上に落下、付着する。下側に位置する板部材71に付着した水は、上側に位置する板部材73により、排出空気の流れの影響を受け難くなり、下側に位置する板部材71上を傾斜に沿って流れることとなり、箱体1の出口開口部5から排出されるのをより一層抑制することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、スクリーン部材13、水噴霧ノズル11、オゾンガス噴出ノズル15、フラップ17、板部材71,73等の数、フラップ17、板部材71,73の傾斜角も上述した実施形態に限られるものではない。また、出口開口部5に、箱体1内の排出空気を積極的に排出するための送風機を設けてもよい。
また、本実施形態においては、本発明を主に油煙を排気空気から除去する排出空気処理装置TEに適用した例を示しているが、本発明は、これに限られることなく、油煙以外の分散粒子、たとえばカレー粉等の粉体を除去する排出空気処理装置に適用することができる。また、本実施形態においては、水噴霧ノズルから噴出する水として水道水を用いているが、これに限られることなく、排出空気に含まれる分散粒子に応じて、当該分散粒子を化学的に浄化処理するための薬品を混合した水を用いるようにしてもよい。
本実施形態に係る排出空気処理システムを示す構成図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置の構成を説明するための概略斜視図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置を示す側面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置を出口開口部側から見たときの平面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置を示す底面図である。 図4におけるVI−VI線に沿った概略断面図である。 図4におけるVII−VII線に沿った概略断面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、カートリッジの平面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、カートリッジの底面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、カートリッジの側面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、載置部の平面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、載置部の側面図である。 本実施形態に係る排出空気処理装置に含まれる、箱体の側面開口部近傍を拡大した図である。 図13におけるXIV−XIV線に沿った概略断面図である。
符号の説明
1…箱体、3…入口開口部、5…出口開口部、11…水噴霧ノズル、13…スクリーン部材、15…オゾンガス噴出ノズル、51…水受け部、53…排出口部、55…底面開口部、71…板部材、71a…第1の部分、71b…第2の部分、73…板部材、ED…排気ダクト、TE…排出空気処理装置、TS…排出空気処理システム。

Claims (7)

  1. 排出空気に含まれる分散粒子を除去するための排出空気処理装置であって、
    入口開口部及び出口開口部を有し、横置きされる箱体と、
    前記箱体内における前記入口開口部側に配置され、前記入口開口部から前記箱体内に流入した前記排出空気を水と接触させることにより、当該排出空気から前記分散粒子を除去する除去手段と、
    前記箱体内における前記除去手段の側方に配設され、前記除去手段からの排出空気に対してオゾンガスを混入して前記除去手段からの前記排出空気を脱臭する脱臭手段と、を備え、
    前記箱体の底部は、前記出口開口部側から前記入口開口部側に向かって下方に傾斜していることを特徴とする排出空気処理装置。
  2. 前記箱体内における前記入口開口部側には、前記箱体から前記水を排出するための水排出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の排出空気処理装置。
  3. 前記除去手段は、
    水を供給する水供給手段と、
    前記水供給手段から供給された前記水を所定の時間付着して滞留させ得ると共に前記水を通過させ得るスクリーン部材と、を有しており、
    前記水排出部は、前記スクリーン部材の下方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の排出空気処理装置。
  4. 前記スクリーン部材は、水抜き穴が形成されたカートリッジに保持されていることを特徴とする請求項3に記載の排出空気処理装置。
  5. 前記カートリッジは、水抜き穴が形成された載置部に載置されていることを特徴とする請求項4に記載の排出空気処理装置。
  6. 前記水供給手段は、前記水を前記スクリーン部材に向けてミスト状に噴出させる水噴霧ノズルを含むことを特徴とする請求項2に記載の排出空気処理装置。
  7. 前記箱体の底部は、上下方向に所定の間隔を有して配置された複数の板部材を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の排出空気処理装置。


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