JP2002239334A - 排出空気処理装置 - Google Patents

排出空気処理装置

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JP2002239334A
JP2002239334A JP2001038766A JP2001038766A JP2002239334A JP 2002239334 A JP2002239334 A JP 2002239334A JP 2001038766 A JP2001038766 A JP 2001038766A JP 2001038766 A JP2001038766 A JP 2001038766A JP 2002239334 A JP2002239334 A JP 2002239334A
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Noriyoshi Kosaka
教由 小阪
Hiroshi Nakagawa
洋 中川
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Tokyu Car Corp
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Tokyu Car Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出空気に含まれる分散粒子を除去すると共
に、排出空気を脱臭することが可能な排出空気処理装置
を提供すること。 【解決手段】 排出空気処理装置11は、箱体13内に
おいて、上から水噴霧ノズル21、第1スクリーン部材
23、第2スクリーン部材25、オゾンガス噴出ノズル
27の順に備える。入口部17から箱体13内に入った
排出空気に含まれる油煙は、水噴霧ノズル21から噴出
された水W、第1スクリーン部材23上の液膜、及び第
2スクリーン部材25上の液膜と接触して、これらに付
着することにより排出空気から除去される。これらの水
噴霧ノズル21、第1スクリーン部材23、及び第2ス
クリーン部材25の後段に配設されたオゾンガス噴出ノ
ズル27により、油煙が除去された排出空気にオゾンガ
スOZが混入され、排出空気に含まれる匂成分が分解さ
れて脱臭される。脱臭された排出空気は、出口部19か
ら大気中に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排出空気に含まれ
る、油煙又は粉体等の分散粒子を除去するための排出空
気処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の排出空気処理装置として、例え
ば特開平10−216447号公報に記載されたような
ものが知られている。特開平10−216447号公報
に記載された排出空気処理装置では、排気孔を通過する
排気の吸引力によりバブリングされる水が上部に貯留さ
れる排気パネルと、水槽と、水槽内の水を排気パネルの
上部に汲み上げるポンプとを備えている。この排出空気
処理装置においては、バブリングにより水と排気とが接
触されるので、排気に含まれる油脂成分を分離、除去す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成の排出空気処理装置においては、排気に含
まれる油脂成分の除去は可能であるが、排出空気の匂成
分を除去して、脱臭することまでは困難であった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、本発明は、排出空気に含まれる分散粒子を除去する
と共に、排出空気を脱臭することが可能な排出空気処理
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排出空気処
理装置は、排出空気に含まれる分散粒子を除去するため
の排出空気処理装置であって、排出空気を水と接触させ
ることにより、排出空気から分散粒子を除去する除去手
段と、除去手段の後段に配設され、除去手段からの排出
空気に対してオゾンガスを混入して除去手段からの排出
空気を脱臭する脱臭手段と、を備えていることを特徴と
している。
【0006】本発明に係る排出空気処理装置では、除去
手段により、排出空気が水に接触して、排出空気から分
散粒子が除去される。そして、除去手段の後段に配設さ
れた脱臭手段により、除去手段にて分散粒子が除去され
た排出空気に対してオゾンガスが混入され、排出空気に
含まれる匂成分が分解されて脱臭される。
【0007】排出空気に油煙又は粉体等の分散粒子が多
量に含まれている場合、オゾンガスによる脱臭(匂成分
の分解)が妨げられることになり、多量のオゾンガスを
必要としたり、匂成分の分解にかかる時間が長くなっ
て、排出空気を効率的に脱臭することが難しい。しかし
ながら、本発明に係る排出空気処理装置においては、上
述したように、除去手段にて分散粒子が除去された排出
空気にオゾンガスを混入して脱臭するので、必要最小限
とのオゾンガスにて効果的に匂成分を分解して脱臭する
ことができる。これにより、排出空気に含まれる分散粒
子を除去すると共に、排出空気を効果的に脱臭すること
ができる。
【0008】また、除去手段は、水をミスト状に噴出さ
せる水噴霧ノズルと、水噴霧ノズルからミスト状に噴出
された水を所定の時間付着して滞留させ得ると共に水を
通過させ得るスクリーン部材と、を有していることが好
ましい。このように構成した場合、排出空気に含まれる
分散粒子は、スクリーン部材に所定の時間滞留する水分
だけでなく、水噴霧ノズルから噴出されたミスト状の水
とも混じることになり、分散粒子を水と適切且つ確実に
接触させることができる。この結果、分散粒子をより一
層効果的に除去することができる。
【0009】また、除去手段と脱臭手段とを収容するた
めの箱体を、更に備えており、脱臭手段は、箱体内にお
いて除去手段の下方に配設されていることが好ましい。
このように構成した場合、排出空気処理装置をユニット
化することができ、既存の排気装置に対する設置を容易
に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る排出空気
処理装置について図面を参照して説明する。なお、説明
において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同
一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。本
実施形態では、本発明を排気空気から主に油煙を除去す
る排出空気処理装置に適用した例を示す。
【0011】図1及び図2に基づいて、本発明の実施形
態に係る排出空気処理装置を説明する。図1は、本実施
形態に係る排出空気処理装置の構成を示す概略断面図で
あり、図2は、図1のII−II線に沿った概略断面図であ
る。
【0012】調理場1と室外2とを区画する壁部3には
換気扇装置4が設けられており、この換気扇装置4によ
り、調理器(図示せず)等から発生する油煙を含んだ空
気を室外2側に排出されることになる。
【0013】排出空気処理装置11は、略直方体状の箱
体13を備えており、壁部3の室外2側の面に縦長とさ
れた状態で設置されている。箱体13は、一対の支柱1
5により地面Gに対して支えられている。支柱15は、
箱体13の底面と地面Gとの距離に対応して、その長さ
を調節し得るように構成されている。箱体13の一端側
(頂部側)には、換気扇装置4に対応する入口部17が
設けられており、油煙を含んだ排出空気が換気扇装置4
から箱体13内に送られるように構成されている。箱体
13の他端側(底部側)には、排出空気処理装置11に
て処理された空気を排出する出口部19が設けられてい
る。
【0014】排出空気処理装置11は、水噴霧ノズル2
1、スクリーン部材としての第1スクリーン部材23及
び第2スクリーン部材25、オゾンガス噴出ノズル(脱
臭手段)27等を備えている。これらの水噴霧ノズル2
1、第1スクリーン部材23、第2スクリーン部材2
5、及びオゾンガス噴出ノズル27は、図1に示される
ように、箱体13内において、上から水噴霧ノズル2
1、第1スクリーン部材23、第2スクリーン部材2
5、オゾンガス噴出ノズル27の順に配設されている。
【0015】水噴霧ノズル21は、給水管31の先端部
に取付けられており、第1スクリーン部材23に向けて
水Wをミスト状に噴出する。給水管31は、箱体13の
側面部に固定されており、既存の水道設備に接続されて
いる。水噴霧ノズル21は、第1スクリーン部材23の
略全面に対して水を供給するように、ミスト状の水Wを
噴出することが好ましい。なお、水噴霧ノズル21の数
は1体に限られるものではなく、水噴霧ノズル21の噴
霧角、第1スクリーン部材23の面積等を考慮して、第
1スクリーン部材23の略全面に対してミスト状の水W
を供給し得るように適宜設定される。
【0016】第1スクリーン部材23は、第1スクリー
ン部材23を通過する排出空気に対して、略直交して配
設されており、水噴霧ノズル21から噴出されたミスト
状の水Wを所定の時間付着して滞留させ得ると共に、付
着して滞留した水を通過させ得る構成となっている。第
2スクリーン部材25は、第1スクリーン部材23に対
し傾斜させて配設されており、第1スクリーン部材23
を通過した水を所定の時間付着して滞留させ得ると共
に、付着して滞留した水を通過させ得る構成となってい
る。これらの第1スクリーン部材23及び第2スクリー
ン部材25には、麻や椰子の実などの天然の長繊維から
なるマット部材、金属製(たとえば、ステンレススチー
ル製)の細目網を複数枚積層したもの等を用いることが
できる。
【0017】オゾンガス噴出ノズル27は、オゾンガス
を発生するオゾンガス発生部33に接続されており、第
1スクリーン部材23及び第2スクリーン部材25を通
過した排出空気に対しオゾンガスOZを噴出して混入す
るものである。オゾンガス噴出ノズル27は、第2スク
リーン部材25の上側端部の下方に寄せて配設されてお
り、箱体13内の排出空気の流れ方向に見て、第1スク
リーン部材23及び第2スクリーン部材25の後段に位
置している。また、オゾンガス噴出ノズル27は、図2
に示されるように、オゾンガスOZを噴出する噴出口2
9が複数形成された管状部材であり、箱体13の幅方向
にわたって設けられる。オゾンガス発生部33として
は、既存のオゾンガス発生装置を用いることができる。
【0018】オゾンガス噴出ノズル27の下方には、第
2スクリーン部材25の下側端部近傍を通過する排出空
気が出口部19に流れ込むの妨げる仕切部材35が配設
されている。この仕切部材35は、オゾンガスOZが混
入された排出空気が流れる通路部分を徐々に絞るよう
に、傾斜して設けられている。このため、オゾンガスO
Zが混入された排出空気は、図1に示されるように、仕
切部材35の下端部の下方を通って、出口部19に流れ
る。
【0019】箱体13の出口部19が設けられた側面と
仕切部材35との間には、複数の細孔が形成されたパン
チングメタル37,39が配設されている。パンチング
メタル37,39の数は2体に限られるものではなく、
1体でもよく、また3体以上でもよい。
【0020】出口部19には、反応しきれなかったオゾ
ンガスOZが大気中に排出されるのを防ぐためのオゾン
分解触媒41が設けられている。
【0021】箱体13の底部は、第1スクリーン部材2
3及び第2スクリーン部材25を通過して落下した水が
所定量溜まるように構成されている。箱体13の底部に
は、底部に溜まった水を排出するための排出パイプ43
が接続されている。この排出パイプ43は、その一部を
箱体13内に所定長さだけ突出させた状態で、箱体13
に固定されている。底部には、排出パイプ43の突出量
に対応した水位となるまで、水が溜まることになる。な
お、出口部19は、底部に溜まった水が箱体13外部に
流出しないように、水面よりも高い位置に設けられてい
る。
【0022】排出パイプ43は、フレキシブルチューブ
45を介してフィルタ部47に接続されており、水位が
排出パイプ43の上端よりも高くなると、底部に溜まっ
た水はフィルタ部47に流れることになる。フィルタ部
47には、油取りフィルタ(図示せず)が設けられてい
る。フィルタ部47に導かれた水は、油取りフィルタに
て濾過された後に、グリーストラップ(図示せず)に送
られる。なお、排出パイプ43の端部の直上方には、オ
ゾンガスOZを含む排出空気が排出パイプ43に流れ込
んで箱体13外部に排出されるのを防ぐための仕切部材
49が配設されている。
【0023】続いて、排出空気処理装置11の動作につ
いて説明する。
【0024】調理場1にて発生した油煙を含む排出空気
は、換気扇装置4により排出空気処理装置11内に送ら
れる。排出空気に含まれる油煙は、箱体13内の上部に
おいて水噴霧ノズル21からミスト状に噴出された水W
と混じり、油煙の油脂成分がミスト状の水Wに接触し冷
却されて凝縮する。このように油煙の油脂成分が水と接
触して凝縮することにより、油煙は、水噴霧ノズル21
から噴出された水Wに付着した液体となり、噴出された
水Wと混合して第1スクリーン部材23上に液膜を形成
する。このとき、水噴霧ノズル21からは、第1スクリ
ーン部材23の略全面に対して水を供給するようにミス
ト状の水Wが噴出されるので、第1スクリーン部材23
の略全面に液膜が形成されることになる。これにより、
第1スクリーン部材23の略全面を、油煙と水とを接触
させる部分として有効に利用することができる。
【0025】水噴霧ノズル21から噴出された水Wによ
り液化されなかった油煙は、第1スクリーン部材23を
通過する際に、その油脂成分が第1スクリーン部材23
上に形成された液膜に接触し、付着する。第1スクリー
ン部材23上の液膜は、時間の経過とともに、水滴とな
って第2スクリーン部材25上に落下して、第1スクリ
ーン部材23を通過する。
【0026】第2スクリーン部材25上に落下した水滴
は、第2スクリーン部材25が傾斜して配設されている
ので、第2スクリーン部材25上を流れながら、この第
2スクリーン部材25上に液膜を形成する。このよう
に、第2スクリーン部材25を傾斜させることにより、
液膜が第2スクリーン部材25上に形成され易くなる。
また、第2スクリーン部材25の面積が大きくなり、油
煙と水とを接触させる部分が拡大することになる。
【0027】水噴霧ノズル21から噴出された水W及び
第1スクリーン部材23上の液膜により液化されなかっ
た油煙は、第2スクリーン部材25を通過する際に、そ
の油脂成分が第2スクリーン部材25上に形成された液
膜に接触し、付着する。第2スクリーン部材25上の液
膜は、時間の経過とともに、水滴となって落下し、箱体
13の底部に溜まる。そして、落下した水(排出空気か
ら除去された油脂成分を含む)が箱体13の底部に所定
量以上溜まると、排出パイプ43に流れ込んで箱体13
外部に設けられたフィルタ部47に至る。
【0028】以上のように、排出空気に含まれる油煙
は、水噴霧ノズル21から噴出された水W、第1スクリ
ーン部材23上の液膜、及び第2スクリーン部材25上
の液膜と接触して凝縮し、これらに付着することによ
り、排出空気から殆ど除去されることになる。
【0029】第2スクリーン部材25を通過した排出空
気は、箱体13内の第2スクリーン部材25下方の空間
において、オゾンガス噴出ノズル27から噴出されたオ
ゾンガスOZが混入される。このオゾンガスOZの混入
により、排出空気に含まれる匂成分が酸化分解されて、
排出空気が脱臭されることになる。このとき、上述した
ように仕切部材35が傾斜して配設されているので、オ
ゾンガスOZ及び排出空気が流れていくことになる部分
の通路断面積が徐々に小さくなり、オゾンガスOZと排
出空気とが混じり易くなる。これにより、排出空気の脱
臭(匂成分の分解)を促進して、分解されずに残る匂成
分の量を低減することができる。
【0030】そして、オゾンガスOZが混入された排出
空気は、仕切部材35の下端部と箱体13の底部に溜ま
った水との間を通って、出口部19に向って流れてい
く。このとき、オゾンガスOZと排出空気とが流れる通
路として仕切部材35を迂回した通路が形成されること
になるので、この仕切部材35を設けないものに比し
て、オゾンガスOZ及び排出空気が流れることになる通
路長さが長くなる。このため、オゾンガスOZと排出空
気とが混ざり合う時間が長くなり、より多くの匂成分を
オゾンガスOZにて分解することができる。
【0031】仕切部材35の下端部と箱体13の底部に
溜まった水との間を通ったオゾンガスOZ及び排出空気
はパンチングメタル37,39の細孔を通ることにな
り、オゾンガスOZと排出空気とが確実に混じることに
なる。これにより、排出空気の脱臭(匂成分の分解)を
より一層促進して、殆どの匂成分を分解することができ
る。
【0032】このように、水との接触により油煙が除去
され、オゾンガスOZにより匂成分が分解された排出空
気は、出口部19を通って、処理空気として大気中に放
出されることになる。なお、反応しきれなかった余剰の
オゾンガスOZは、オゾン分解触媒41により酸素(O
2)に分解されて、大気中に放出される。
【0033】上述したように、排出空気処理装置11に
あっては、水噴霧ノズル21、第1スクリーン部材2
3、及び第2スクリーン部材25により、排出空気が水
に接触して、排出空気から油煙が除去される。そして、
これらの水噴霧ノズル21、第1スクリーン部材23、
及び第2スクリーン部材25の後段に配設されたオゾン
ガス噴出ノズル27により、油煙がほぼ除去された排出
空気に対してオゾンガスOZが混入され、排出空気に含
まれる匂成分が分解されて脱臭される。
【0034】本実施形態の排出空気処理装置11によれ
ば、油煙がほぼ除去された排出空気にオゾンガスOZを
混入して脱臭するので、必要最小限とのオゾンガスOZ
にて効果的に匂成分を分解して脱臭することができる。
これにより、排出空気に含まれる油煙を除去すると共
に、排出空気を効果的に脱臭することができる。
【0035】また、本実施形態の排出空気処理装置11
においては、水噴霧ノズル21、第1スクリーン部材2
3、及び第2スクリーン部材25を備えている。これに
より、排出空気に含まれる油煙は、第1スクリーン部材
23あるいは第2スクリーン部材25上に滞留して形成
される液膜だけでなく、水噴霧ノズル21から噴出され
たミスト状の水Wとも混じることになり、油煙を水と適
切且つ確実に接触させることができる。この結果、油煙
をより一層効果的に除去することができる。
【0036】また、本実施形態の排出空気処理装置11
においては、箱体13を更に備え、オゾンガス噴出ノズ
ル27が、箱体13内において水噴霧ノズル21、第1
スクリーン部材23、及び第2スクリーン部材25の下
方に配設されているので、排出空気処理装置11をユニ
ット化することができ、既存の換気扇装置4に対する排
出空気処理装置11の設置を容易に行うことができる。
【0037】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではなく、たとえばスクリーン部材として第1スク
リーン部材23あるいは第2スクリーン部材25のみを
備えるように構成してもよい。また、第2スクリーン部
材25を傾斜させることなく、第1スクリーン部材23
と略平行に配設してもよい。また、出口部19に、箱体
13内の排出空気を積極的に排出するための送風機を設
けてもよい。
【0038】また、本実施形態においては、本発明を主
に油煙を排気空気から除去する排出空気処理装置11に
適用した例を示しているが、本発明は、これに限られる
ことなく、油煙以外の分散粒子、たとえばカレー粉等の
粉体を除去する排出空気処理装置11に適用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明の
排出空気処理装置によれば、排出空気に含まれる分散粒
子を除去すると共に、排出空気を脱臭することが可能な
排出空気処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排気空気処理装置の構
成を示す概略断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った概略断面図である。
【符号の説明】
11…排出空気処理装置、13…箱体、17…入口部、
19…出口部、21…水噴霧ノズル、23…第1スクリ
ーン部材、25…第2スクリーン部材、27…オゾンガ
ス噴出ノズル、33…オゾンガス発生部、35…仕切部
材、37,39…パンチングメタル、41…オゾン分解
触媒、43…排出パイプ、OZ…オゾンガス、W…ミス
ト状の水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA09 BB02 CC01 HH02 KK02 MM08 QQ17 4D002 AB02 BA02 BA05 CA01 DA51 EA03 4D032 AC08 BB05 CA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出空気に含まれる分散粒子を除去する
    ための排出空気処理装置であって、 前記排出空気を水と接触させることにより、前記排出空
    気から前記分散粒子を除去する除去手段と、 前記除去手段の後段に配設され、前記除去手段からの排
    出空気に対してオゾンガスを混入して前記除去手段から
    の前記排出空気を脱臭する脱臭手段と、を備えているこ
    とを特徴とする排出空気処理装置。
  2. 【請求項2】 前記除去手段は、 水をミスト状に噴出させる水噴霧ノズルと、 前記水噴霧ノズルからミスト状に噴出された前記水を所
    定の時間付着して滞留させ得ると共に前記水を通過させ
    得るスクリーン部材と、を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の排出空気処理装置。
  3. 【請求項3】 前記除去手段と前記脱臭手段とを収容す
    るための箱体を、更に備えており、 前記脱臭手段は、前記箱体内において前記除去手段の下
    方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    排出空気処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005030718A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Tokyu Car Corp 排出空気処理装置
JP2007190457A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Mitsubishi Electric Corp ミストセパレータおよびオゾン脱臭装置
JP2008221047A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Tokyu Car Corp 排出空気処理装置

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