JP2006118798A - 加除湿・消臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿と除湿並びに消臭を行なう機能を有する一元化処理を可能とした加除湿・消臭装置において、室内での設置条件等に合わせ噴霧水の均一化を図り、また、より効率的な加湿と除湿並びに消臭を行なうために加湿部と回収除湿部とを分離可能とし、施設内での自在な配置を可能とした機能をも併せ持つ加除湿・消臭装置を提供する。
【解決手段】水を微細化粒子とし、該微細化水粒子を噴霧水として吐出して加湿と消臭を行なう加湿装置及び室内の大気中に浮遊する汚染粒子を捕捉した噴霧された微細化水粒子を回収し、室内の除湿と汚染粒子の除去を行なう除湿装置とより構成したことを特徴とする加除湿・消臭装置。
【選択図】図4(a)

Description

本発明は、病院、保健施設、喫煙所等における施設の室内における湿度調整及び消臭を達成する加除湿・消臭装置に関する。
詳しくは、加湿と除湿並びに消臭を行なう機構を有する一元化処理を可能とした加除湿・消臭装置であり、室内の条件等に合わせて吐出する噴霧水の均一化を図り、より効率的な加湿と除湿並びに消臭を行なうための装置であり、必要によっては加湿部と噴霧水の回収除湿部を分離配置することも可能とし、室内での自由な配置を可能とした機能をも併せ持つものである。
従来、施設の室内を加湿する加湿装置は、主に水の噴霧量のみを調整して吐出が行なわれ、噴霧水の粒径への配慮がなく、100μm〜300μm程度の水粒子が吐出され、当該加湿装置周辺へ大水粒径の粒子が飛散し、雑菌の温床の様子を呈していた。また、局所的に高湿度であったり、低湿度であったり、同一室内において均衡の取れた精度の高い効率的な加湿を得るための安定した機能を有する加湿装置が無かった。
更に、除湿装置においても、室内全体の状況を高い精度で把握して除湿を行なうものは無く、ごく限られた範囲での状況を基に除湿が行われていた。その結果、均衡の取れた良好な湿度を維持する室内環境を得る事ができないまま今日に至っているのが現状技術の実態である。
また、消臭における従来技術は、炭、活性炭、化学合成物質等の様々な吸着剤が採用され、或いは化学合成物質による強い匂いで悪臭と置換する方法等が行われているが、それらは当該臭気を吸着緩和できる範囲及び期間に制限があった。例えば、吸着剤による臭いの吸着の場合、吸着量が飽和状態に至ると環境湿度との兼ね合いで室内の大気中の水分を吸着し、先に吸着した臭気成分を吐き出して置換する現象が生じることが各種実験により確認されており、限定された範囲と限定された期間内での消臭効果しか期待できなかった。
特開2004−211926号公報
本発明は、上記従来の技術が有する各種問題点に鑑み、当該問題点を解決するために成されたものである。上記問題点を解決するため、下記する構造を採用するものである。
加湿・消臭効果を向上させる目的をもって噴霧水の細粒化を達成する構造を有し、加除湿・消臭装置は、該細粒化水粒子を噴霧する加湿・消臭のための噴霧水発生手段としての加湿装置、該噴霧水を回収して除湿を行なう除湿装置、該除湿水を一時的に貯留する貯留槽及び新鮮水補給装置とより構成するものである。
本発明は、後述する構成により、下記する作用を有するものである。
すなわち、
本発明は、筐体1内上部或いは上部付近に設置した加湿装置2、該加湿装置2より室内に噴霧された加湿のための噴霧水を回収して除湿する筐体1内中間部に設置した除湿装置3、該除湿装置3による除湿水を一時的に貯留する筐体1内下部に設置した貯留槽4及び微細化水粒子を噴霧するための新鮮水を補給する新鮮水補給装置5とを有する構造により構成されるものであり、上記新鮮水は、加湿装置2において8μm以下の水粒径と8μm〜80μm範囲の水粒径とに成製され、上記加湿装置2から室内へ0.2m/sec〜0.45m/sec範囲の速度で吐出を行い、該吐出力により所定場所においてレイノルズ係数を低く保ち、整流域で気流を生じさせ、均一な加湿環境を作ると共に大気中のアンモニア態窒素粒子及びアミノ酸態窒素粒子等の悪臭要因である浮遊粒子を当該噴霧水に付着させる。同時に、本発明による実験により、8μm以下を最適とし最大18μmの水粒径域において、上記同様、大気中に浮遊している大腸菌を筆頭とする雑菌類が当該噴霧水に効率良く付着する事が判明し、それ等汚染粒子を付着した浮遊水粒子を筐体1の中間部に設置した除湿装置3の除湿フィン3Aより吸排気ファン3Bの動作により吸引回収することにより除湿を行ない、それにより室内を最良の除湿環境とすることを可能とした。更に、回収した臭気成分並びに雑菌類は、除湿水とともに一時的に貯留槽4に収納され、捕捉した臭気成分並びに雑菌類の再飛散防止を図る事ができる。上記のように本発明は、環境衛生面へも多大な寄与ができる特性を合わせ持った自己完結型加除湿及び消臭機能を提供するものである。
第1発明においては、本発明実施の形態において記述した構造により、所定場所内でのレイノルズ係数を低く保ち、整流域で気流を構成し、その効果を向上させることを可能とした。
また、第2発明においては、加湿装置と除湿装置とを分割することにより、設置場所の自由度を増加し、様々な常設設備やベッド或いは小型の箪笥等の障害物による気流停滞箇所の発生を防止し、速やかに均一な加除湿・消臭環境を提供するための有効な配置を可能とした。
更に、第3発明においては、病院内における実証実験の結果、凡そ18μmまで好ましくは8μm以下の範囲の水粒子はアンモニア態窒素粒子及びアミノ酸態窒素粒子等に代表される臭気成分の吸着・結合の特性を有し、従って、一般病室において、湿度の均一化の他に、臭気成分であるアンモニア態窒素量の減少及びアミノ酸態窒素量の減少が確認され、大腸菌郡においても大幅に減少した。
更に、第4発明においては、冬季は除湿フィンを冷却し、夏季は除湿フィンを加熱することができ、その熱の反作用により、冬季は暖房を助成し、夏季は冷房を助成し、省エネルギー促進への寄与を可能とした。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1〜3に示す如く、筐体1の外面には、頂部に噴霧水吐出口1A、中間部前面に吸引回収用開口1B、下部側面や背面に補給水接続口1C及び電源供給配線用開口1D並びに側面や背面に貯留水送出口4E等を各々配している。
該筐体1の内部構造は、上記噴霧水吐出口1A直下に図6に示す実施例である8μm以下の水粒径を成製可能とする加湿装置2を配し、新鮮水補給装置5より補給された水を細粒子化し、吹き出し口2Fを介し筐体1の噴霧水吐出口1Aより、コンプレッサーの圧力により0.2m/sec〜0.45m/secの速度で大気中へ噴霧を行なう。上記噴霧された噴霧水は、施設の室内に拡散充満され、筐体1の中間部前面に開口設置された吸引回収用開口1Bより、加熱除湿及び冷却除湿併用型除湿装置3の除湿フィン3Aを介し、除湿装置3に隣接設置された吸排気ファン3Bの作用により室内に吐出された噴霧水を吸引回収する。上記噴霧水の吐出及び吸引回収により室内での気流の流れを作り、短時間で室内の加湿環境の均一化を形成することができる。
除湿フィン3Aを通過する回収される噴霧水は、結露水となり、該結露水に包含された臭気成分及び雑菌類は回収汚染水として一時的に貯留槽4へ集約される。除湿により清浄化された空気は吸排気ファン3Bの排気側より通気口2Eを通り、加湿装置2で成製された微細化水粒子と共に吹き出し口2Fを経由し再び噴霧水吐出口1Aより噴霧水と共に送出され、一連の工程を終了する。この工程が連続して繰り返されることにより、室内は快適な加湿環境が維持され、且つ環境衛生面での向上を推進することができる。
上記実施例1により、図10に示すように、所定場所内でのレイノルズ係数を低く保ち、整流域で気流を構成し、その効果を向上させるものである。
次に、実施例2における加除湿・消臭装置は、筐体1を図8、9に示すように筐体1Eと筐体1Fとに分離し、筐体1Eは、加湿装置2と新鮮水補給装置5を内包し、外面頂部に噴霧水吐出口1Aと側面か背面に補給水配管口5Aを有し、筐体1Fは、湿度検出センサー6、除湿装置3及び除湿水を一時的に貯留する貯留槽4を内包し、外面上方部に吸引回収用開口1B、外面頂部に除湿装置3に隣接設置された吸排気ファン3Bの排気口と連続する送風口3B´、外面下部に設けた補給水接続口1C及び電源供給配線用開口1D並びに貯留水排出口4Eを外側面各位置に設けている。
本実施例2の加除湿・消臭装置は、上記のように分離して室内に設置することもできるし、筐体1F上に筐体1Eを嵌合、係合等により連結し、実施例1のように使用することも可能である。例えば、筐体1Fの上端周縁部に段部を形成し、他方、筐体1Eの底部周縁部に突出部を形成し、両者を嵌合することにより連結することができる。
筐体1E、1Fを分離することにより、室内の最適な場所に別箇に設置することができ、常設設備やベッド或いは小型の箪笥等の障害物による気流停滞箇所の発生を防止し、速やかに均一な加除湿・消臭環境を提供することが可能となった。
上記構成による実験結果を、図10及び図11の室内の気流図により説明する。
図10は、実施例1による一体化された加除湿・消臭装置を室内に設置した気流図を示し、レイノルズ係数が低く整流域で気流が構成されているが、障害物付近における斜線部に示すように、気流の滞流域が発生し、設定湿度保持及び消臭効果を阻害している。図11は、実施例2の分離した加除湿・消臭装置を室内の対向面に設置した気流図を示している。設置場所の状況に合わせて噴霧筐体1Eと吸引回収のための除湿筐体1Fを別々に配置し、最も効果的な場所にそれらを配置することを可能としたものである。
噴霧筐体1Eの頂部より0.2m/sec〜0.45m/secで噴霧水を吐出させながら除湿筐体1Fの吸引により整流域を形成し、対向設置した除湿筐体1F上面に内包設置した吸排気ファン3Bの送風口3B´からは、室内の上方へ向けて0.2m/sec〜0.3m/secの速度で除湿した空気の吐出を行なっている。それにより、当該室内におけるレイノルズ係数を上昇させ、小規模乱流を積極的に発生させる事ができ、図10における斜線部の滞流域を無くし、室内を均一な加湿と消臭効果が達成できる空間とすることが可能となった。
実施例3は、単独設置可能な構造で、上記実施例1、2における加湿装置2の別途実施例を示すもので、筐体1及び噴霧筐体1Eの噴霧水吐出口1Aを有し、ノズルによる噴霧水同士を筐体1、1E内の空中において衝突させるもので、噴霧水の再破砕と再破砕後の大粒径水粒を底部2Hへの衝突による衝撃で除去し、8μm以下の水粒径の比率を向上させる構造及び新鮮水補給装置5を有する加湿装置2である。他方、除湿装置については、一体型及び分離型とも上記実施例1、2と同様の構造を有するものである。
上記加湿装置2を、当該筐体1又は噴霧水を吐出させる分離型筐体1Eへ組み込んだものを例として説明する。図6において、加湿筐体2Aは、加湿筐体2Aに内包設置した8μ以下の水粒子を成製する室2ア、上記成製噴霧水を吐出するための噴霧水通路2イ、吹き出し口2F及び通気口2Eを備え、該噴霧水通路2イと水粒子成製室2アとを分離する下部に通気空間を有する間仕切り壁2Dとにより構成している。図7に示すように、上記水粒子成製室2ア内上部には、噴霧水の空中衝突を可能とするために斜め下方へ向け対向設置した噴霧ノズル2B、2Bを構成し、該噴霧ノズル2B、2Bより噴霧水を噴出させることにより空中衝突を行なわせ、水粒の破砕を行ない、衝突による合成分力により噴霧水流を下方へ導き、底部2Hへの衝突による衝撃力をもって噴霧水の再破砕を行ない、ノズルからの噴出時点では8〜16%であった8μm以下の水粒子の量を、空中衝突により30〜43%へとその量を増加させることが可能となった。更に、底部2Hへの衝突による衝撃による再破砕効果により40〜46%へと増加させると共に、8μm以上の大粒径の凡そ73%を新鮮水補給装置5へ戻り水として除去回収する構造としている。上記により、必要とする8μm以下の微細化水粒子の量を増加させる事を可能とし、コンプレッサーにより0.2m/sec〜0.3m/secの速度で噴霧水を吐出して加湿消臭を行なうものである。
同様に、必要に応じ、当該筐体1又は噴霧水を吐出させる分離型筐体1Eの外面上部への水粒径15μm〜55μm径程度を範囲基準とする大水粒子噴霧ノズル2Cの設置を可能とし、加湿水粒子域となる10μm以下〜30μm範囲、アンモニア態窒素粒子及びアミノ酸態窒素粒子等の悪臭要因粒子に対応する消臭効果向上域及び大腸菌を筆頭とする浮遊雑菌捕捉に効果がある領域の8μm以下〜最大18μm範囲等の各水粒子域となる8μm以下〜最大55μm範囲の微細化水粒子を自在に成製して吐出する構造を兼ね備えた加湿装置2である。
上記実施例3の加湿装置(除湿装置は実施例1、2と同様)を設置した病院内における実証実験の結果は、以下の通りであった。
一般病室において、設置前の状態では、湿度32%、アンモニア態窒素量0.008mg/L、アミノ酸態窒素量0.002mg/L、大腸菌郡8個/mLに対し、設置後において上記状態の噴霧水の噴出及び回収により、湿度は41%となり9%の湿度向上改善が成され、臭気成分であるアンモニア態窒素量は0.001mg/L以下となり87.5%の減少改善が成され及びアミノ酸態窒素量は0.001mg/L以下となり50%の減少改善が成され、大腸菌郡においては4個/mLと半減した。この実験の結果、湿度の向上及び汚染粒子の捕捉に大きな効果を有することが明らかとなった。
次に、実施例4は、切り替えスイッチによる切り替えで、冷却による除湿又は加熱による除湿を行なうことができる単独設置可能な構造を有し、且つ当該筐体1或いは除湿筐体1Fの吸引回収用開口1B付近の筐体内への内設設置をも可能とした湿度検出センサー6により、室内の吸引空気の湿度を検出し、その指令信号若しくは手動操作に基づき除湿運転を行なう冷却除湿と加熱除湿の併用を可能とした除湿装置3である。
詳しくは、図3に示すように、切り替えにより冷却除湿又は加熱除湿を可能とした除湿装置3の除湿フィン3Aを室内の気流の上流側すなわち吸引回収用開口1B側筐体内へ配置し、その後方若しくは上方に吸排気ファン3Bを連結設置し、その下部には除湿水受け皿3C、該除湿水の排水を行なう排水管3D及び該排水管3Dと連接設置される除湿水のための貯留槽4が配置されている。該貯留槽4の密閉蓋4A上面には、除湿水流入口4Bを設け該排水管3Dと接続している。
除湿フィン3Aの背面側には、冷却除湿又は加熱除湿を併用するための動力部である除湿動カユニット3E及び吸引・排気を行なう吸排気ファン3Bを構成している。上記装置の運転は、連続又は断続運転等を任意に行なう事ができ、また湿度検出センサー6の作動による自動運転を行なうことも可能な機構を有している。更に、冬季は除湿フィン3Aを冷却し、夏季は除湿フィン3Aを加熱する事で除湿方式の切り替えを可能とし、その熱の反作用により、冬季は暖房を助成し、夏季においては冷房を助成する事で省エネルギー化の促進に寄与する機構を有することをも特徴としている。また、回収噴霧水中に包含されるアンモニア態窒素粒子及びアミノ酸態窒素粒子等の悪臭要因浮遊粒子並びに大腸菌等に代表される捕捉雑菌類等を当該噴霧水除湿による結露水と共に除湿水受け皿3Cにより集約し、排水管3Dを介し貯留槽4へ流下させ、一時的に貯留を行なう構造を有している。更に、上記実施例1に示す構造で明らかなように、発生する排気風は筐体1内上部に配された通気口2Eを通り、吹き出し口2Fより吐出される。その時、吐出の有する残存静圧を利用して噴霧水の吐出力を幇助しながら筐体1の外へ吐出するものである。
同様に、除湿装置3により捕集され流下した除湿水は、除湿水受け皿3Cと排水管3Dを経由して除湿水流入口4Bと貯留水排出口4Eを備えた密閉蓋4Aにより密閉構造を有する貯留槽4内へ流下し、一時的に収納され、抜き取りポンプ4Dの作動により槽外への排出を行なう。上記一時的に貯留される水に対しては、主に、紫外線を使用した殺菌灯4Fを水中に設置し、常時点灯させる事で回収水貯留時における雑菌等の再繁殖を防止する機能をも併せ持つ構造を有する除湿装置3である。
上記実施例4による除湿装置3を、上記実施例1及び実施例2の装置に組み込んで室内に設置して行なった実証実験の結果は、次のようになっている。一体型の筐体1の場合、該筐体1より吐出される噴霧水は、その噴き出し初速を0.2m/secから0.45m/secへと速度を増して当該室内へ吐出され、図10の如く、上層・中層・直近へと拡散し、各々の層域において0.1m/sec〜0.25m/sec範囲で整流域を形成し、臭気及び雑菌等を包含した噴霧水が筐体1下部に設置した除湿装置3へ回収収集される。同様に、除湿筐体1Fと噴霧筐体1Eとを別置き配置した分離型の装置の場合、噴霧筐体1Eより吐出される噴霧水は、その噴き出し初速が0.2m/secから0.3m/secへと加速して噴霧され、前記同様、図10の如く、上層・中層・直近へと拡散し、各々の層域において0.05m/sec〜0.2m/sec範囲で整流域を形成した。そこへ除湿筐体1Fから初速0.2m/sec〜0.4m/sec速度で除湿した空気の吐出を行なう事で、図11の如く、室内に混合乱流域が発生し、図10に示す斜線部である気流停滞域の解消が検証された。その結果、気流停滞域解消に大きな効果を有する結果が得られた。
本発明の加除湿・消臭装置の全体斜視図である。 同正面図である。 同右側面図である。 同内部の状態を示した正面図である。 同内部の状態を示した右側面断面図である。 同気流経路を示した正面図である。 同気流経路を示した右側面図である。 加湿装置の上平面図である。 加湿装置の正面断面図である。 加湿装置の右側面断面図である。 加湿装置の正面断面図である。 加湿装置の気流経路を示した正面断面図である。 噴霧筐体1Eの斜視図である。 除湿筐体1Fの斜視図である。 室内における気流図である。 室内における気流図である。
符号の説明
1 筐体
1A 噴霧水吐出口
1B 吸引回収用開口
1C 補給水接続口
1D 電源供給配線用開口
1E 噴霧筐体
1F 除湿筐体
2 加湿装置
2ア 水粒子成製室
2イ 噴霧水通路
2A 加湿筐体
2B 噴霧ノズル
2C 大粒噴霧ノズル
2D 間仕切り壁
2E 通気口
2F 吹き出し口
2G 噴霧水戻し口
2H 底部
3 除湿装置
3A 除湿フィン
3B 吸排気ファン
3B´ 送風口
3C 除湿水受け皿
3D 排水管
3E 除湿動力ユニット
4 貯留槽
4A 密閉蓋
4B 除湿水流入口
4D 抜き取りポンプ
4E 貯留水排出口
4F 殺菌灯
5 新鮮水補給装置
5A 補給水配管口
6 湿度検出センサー

Claims (4)

  1. 水を微細化粒子とし、該微細化水粒子を噴霧水として吐出して加湿と消臭を行なう加湿装置及び室内の大気中に浮遊する汚染粒子を捕捉した噴霧された微細化水粒子を回収し、室内の除湿と汚染粒子の除去を行なう除湿装置とより構成したことを特徴とする加除湿・消臭装置。
  2. 加湿装置及び除湿装置は、分離可能とし、嵌合又は係合等の適宜手段により連結することを可能とした構造としてなることを特徴とする請求項1に記載の加除湿・消臭装置。
  3. 加湿装置は、噴霧水同士を衝突させることにより該噴霧水を再破砕させ、更に再破砕した水粒子を板等へ衝突させることにより微細化水粒子量を増加し、大粒径水粒子を除去し、8μm以下の水粒径の水粒子の比率を高める構造としたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の加除湿・消臭装置。
  4. 除湿装置は、加熱除湿及び冷却除湿とを併用する構造としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加除湿・消臭装置。
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