JP2000505540A - 空気の加湿・洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 空気の加湿・洗浄装置は、水の回収容器(2)とそこに配された１個の水流案内体(1)及び水流案内体(1)の表面を横切って水流を分散させるポンプを備える。水流案内体(1)は中空で、水流を水流案内体(1)の外表面及び内表面上を流れるように案内する。内表面には段(10)を設け、これにより水は水滴にされる。水流案内体(1)内には、例えば網目又は類似物の挿入体(11)を設け、これに上部から散水する。また、水を噴霧するノズルを設けることもできる。水流案内体(1)内にファン(15)及び／又は熱源(16)を設け、循環を高めることもできる。制御装置(17)により、時間及び湿度に応じた装置全体の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 空気の加湿・洗浄装置 〔技術分野〕 本発明は、室内の空気の加湿及び洗浄装置に関し、この装置は基本的に、石彫 物の水流案内体でなり、この水流案内体の表面は少くとも１個の放水口から流出 する水で完全に湿潤され、水は回収容器内に流下して、そこからポンプにより閉 回路により同放水口に戻されるようにしたものである。 〔背景技術〕 現在市場には、温水容器を備え、遠心板又は電子式噴霧器により水を微細な水 滴にする方式の空気の加湿器がある。 オーストリア特許ＡＴ−ＰＳ 391 763における空気の加湿装置は、垂直管体 を備え、その内部を上昇する空気に抗して水滴が落下し、散水装置におけるのと 同様の回収容器内に収容され、そこから水がポンプにより上に戻されて穴明き板 により水滴化される。この装置においては、水滴が容器内の水にあたり水しぶき となり音を発するため、騒音が大きい。また、上昇する空気は水容器の穴明き底 の水を通過して気泡化するがこの時に、既に同空気内にとらえられていた水分の 一部が失われる。 多くの既存の加湿器は、調湿制御方式又は時間制御方式によるものである。こ の方式の加湿器は、時に「湯沸し器」と呼ばれており、低騒音であるが消費エネ ルギーが大きい。第二の方式のものは、消費エネルギーは少いものゝ、この場合 モータの騒音に更に遠心板やファンの音が加えられる。更に加湿器は開発が進み 、オーストリア特許ＡＴ−ＰＳ 373 378の装置においては、水流案内体を備え 、その表面を出来るだけ広くしてこの表面を水流が完全に被うことを特徴として いる。水流案内体は水回収容器内に配し、この容器からポンプで水を吸引し水流 案内体内の中心穴を通して水を上昇させる。吸水量は、水流案内体の全表面が水 で被われて、それにより高い蒸発量が得られるように調整される。水流案内休は 石彫物でなり、芸術家が設計し、また回収容器も同じく石彫物でなり、全休とし ての美的印象を補完するように造られる。吸水量の調整により、聞える水音は軟 らかなさらさら音又は楽しく落ち着いた飛沫音となり、事務所の他、会議室、面 会 室及び待合室に適したものとなる。 自然に表面蒸発を行わせる方式の加湿器では、その性能は室内の空気量に合わ せて調整を行う必要がある。銀行の出納室、ホテルのロビーといった大きな空間 は比較的大きな水流案内体を必要とし、また場合により大きな泉水を配するのに 充分な空間がなくても空気の加湿を集中的に行うことも必要とされる。更に考慮 すべきことは、表面が大きく蒸発量も大きい装置は重くなり床や天井を正しく補 強しなければ上層階には設置が出来なくなることである。 〔発明の開示〕 本発明は、上述の空気の加湿・洗浄装置の効率を改善することを目的とする。 この目的は、放水口から流出する水量をいくつかの部分流に分割し、一方の部分 流を中空体の外表面上に案内し、他方の部分流を同中空体の内表面上に案内し、 かつ、同中空体の底部及び頂部に通気口を設けることにより達成される。 こうして、蒸発面はこの水流案内体の外表面のみならずこの中空の水流案内体 の内表面をも備える。通気口は、同中空体の内部に作られた湿分を外部に送り出 す煙突効果を提供する。水は同中空体の内部を騒音なしに流下する。同中空体の 内表面に段を設け水量の一部をそこに当るように案内してそれにより水滴化を行 うことにより湿分付与の効果が更に改善される。 例えば段状の突出部を有する前記内表面の構造により、水滴は内部の水流から 分離され、また同中空体内部において水の霧化が達成される。 同中空体の内部に、例えばフィルター状網目のような大きな湿潤表面を有する 挿入体を設けその上端を少くとも１つの通水口に向けて配することにより更なる 改善を図ることができる。 同挿入体はシャワーのように散水を受け、同中空体の内表面の水の層から飛び 出した水滴を含む水滴が同網目の全体積上に降りかゝる。自然循環により湿った 空気は中空休から出ていく。水滴は挿入休内を非常に緩やかに下降していく。水 滴が直接水容器内に飛び込む場合と異り、騒音は発生しない。同水流案内体は閉 じられていて噴霧された水は外部に出ないため、同水流案内体の内部に更なる水 の噴霧器を備えることが可能である。 更にまた、同中空体によって遮音された散水ノズル、標準型ファン及び標準型 熱源、並びに殺菌用紫外線光源を備えることも好ましい。これらの補助装置によ り、装置全体として最適のスペース節約と騒音低減が達成される。散水ノズル又 は噴霧ノズルはポンプ、例えば回収容器内の水を同水流案内体の最高位置に送る ポンプにより給水される。同水流案内体の内外部における自然循環は、熱源によ り促進される。紫外線光源は殺菌を行う。熱源は自然循環を促進すると共に水の 蒸発をも行わせる。 密閉された電気駆動部を有するファンは水の粉砕を助け、かつ、湿潤された空 気の外部への搬送を助ける。空気流は、圧力管を有する水ノズルと一体になって 非常に微細な水滴を作り出す。 上述の如く、ポンプは回収容器から水流案内体の最高位置に水を送り、そこか ら１ないし数個の放水口から水を送り出す。回収容器は盆型であり、水流案内体 の全体がこの盆型回収容器上に位置している。押しあげられた水は放水口を出た あといくつかの部分流に分離し、これを同水流案内休の外表面上を流れる一方の 部分流と同水流案内体の内表面上を流れる他方の部分流とすることが好ましい。 放水口は水流案内体の頂部の円屋根型蓋板内に設けることができる。水流案内 体の頂部は取はずし可能で同水流案内体の内部から、例えば、保守のために挿入 体を取り出すことができるようになっている。 蓋板の周縁は水流案内体の上端の周縁の溝上にある。水は蓋板を横断して溝内 に入り、水流案内体のその部分の凹部により一部は水流案内体の外部に、一部は その内部に導かれる。蓋板は凹部と凹部の間の部分に乗るようになっている。こ の凹部は通気口としても使用される。 一つの形態として、ソレノイドバルブを経由して個々の水流と、散水ノズル又 は噴霧ノズルがある場合にはこれらのノズルへの給水量と、熱源、ファン及び１ ないし数個のポンプへの電力供給とを制御する時間及び／又は湿分に応じた電子 制御システムを備えることもできる。 かくして、ファンによる騒音により妨げられることなく、例えば銀行の出納室 において夜間は全力で運転し、日中は騒音の出る装置の運転は制御して運転する ことのできる空気の加湿装置が提供される。熱源は高い湿分が要求される時に作 動させられる。夜間に達成された高加湿は、中空体のこの内部部分だけの作業で 得られる加湿増加により維持される。一方、挿入体から水滴となって落ちる水の 静かな飛沫音は時として心地良いものであり、そのため日中はこのような散水を 続けることもできる。このような選択は、時間及び湿分に応じた（デマンド型） 制御により達成される。 〔図面の簡単な説明〕 図１は本発明の実施の形態の空気の加湿・洗浄器の断面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 水流案内体(1)が回収容器(2)内に配されており、水はポンプ(3)により管(4)を 通って回収容器(2)から蓋板(6)内の放水口(5)に送られる。水はこゝから水流案 内体(1)の表面を横切って流下し、再び回収容器(2)内に戻る。こゝに示された水 流案内体(1)は適当な形状の石彫物であり、放水された水はその表面上を出来る だけ完全に表面を被う層をなして流下する。 水流案内体(1)は中空体である。放水口(5)から出る水流は分割され、一方の部 分流は水流案内体(1)の外表面に沿って流下し、他方の部分流は水流案内体(1)の 内表面に沿って流下する。 水流の分割は、水流案内体(1)の頂部の周縁の溝(7)と水流案内体(1)の内表面 及び外表面に向けて交互に開口する凹部(8，9)とによって実施される。蓋板(6) から溝(7)に入る水はこうして凹部(8，9)により分割され上記の２つの部分流と なる。凹部(8，9)は上部の通気口としても機能し、同様に底部の水戻り口(13)も 通気口として機能する。 上記のように、水流案内体(1)は分離された２つの表面を有し、こゝを流れる 水を蒸発させる。水流案内体(1)の外表面は水の飛沫を回避するため滑らかに作 られている一方、その内表面には流下する水を水流案内体(1)の内部に飛散させ て装置全体の効率を高める段(10)が設けられている。水流案内体(1)の内部空間 には、互いに上下に重ねられた強度のある網目又は穴明き板の組立体による挿入 体(11)が設けられている。挿入体(11)には、蓋板(6)内の穴(12)から散水される 。上方からの水滴と段(10)で飛び散る水滴は益々細かくなり、水流案内体(1)の 内部の循環空気に連れられて連続的に搬送される。この際、空気は水の表面から 更に湿分を取り込み、こうして外の部屋の空気中に放出される。水滴で充満する 水流案内体(1) の内部を空気が循環することにより、空気は充分に濾過され、洗浄される。 更に、装置内には圧力管を介してポンプ(3)に連結された噴霧ノズル又は散水 ノズル(14)を設けることもできる。循環を助けるファン(15)を設置し、また、熱 源(16)、例えぼ紫外線ランプ、を設け循環を高めることもできる。 制御システム(17)はタイマー(18)及び湿度計(19)に連結されている。水位制御 計により、設定された水量を調整する。制御システム(17)はポンプ(3)を作動さ せ、送水量（ポンプ速度）を制御する。制御システム(17)は時間と測定された空 気の湿度に応じて、ファン(15)、散水ノズル(14)及び熱源装置(16)のスイッチの オン、オフを行う。 制御システムは、日中は低騒音部分のみを運転し、音の大きい部分を夜間のみ スイッチオンとするようにすることもできる。夜間運転に静粛さが要求される場 合には、日中の運転をある程度の音を伴う運転とすることも可能である。本発明 の装置によれば、周囲の空気が非常に乾燥している場合でも、又は高い空気の湿 度が要求される場合でも、従来の装置に較べて、より高い効率を備え、かつ、寸 法を小型とすることができる。中空の水流案内体の内部に部材を配置できるので 、装置はコンパクトになり、かつ、騒音が減少する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９８年２月２４日（１９９８．２．２４） 【補正内容】 明細書 空気の加湿・洗浄装置 〔技術分野〕 本発明は、室内の空気の加湿及び洗浄装置に関し、この装置は基本的に、石彫 物でなり、かつ、中空で通気口を有する水流案内体でなり、この水流案内体の表 面は少くとも１個の放水口から流出する水で完全に湿潤され、水は回収容器内に 流下して、そこからポンプにより同放水口に戻されるようにしたものである。 〔背景技術〕 現在市場には、温水容器を備え、遠心板又は電子式噴霧器により水を微細な水 滴にする方式の空気の加湿器がある。 オーストリア特許ＡＴ−ＰＳ 391 763 Ｂにおける空気の加湿装置は、垂直管 体を備え、その内部を上昇する空気に抗して水滴が落下し、散水装置におけるの と同様の回収容器内に収容され、そこから水がポンプにより上に戻されて穴明き 板により水滴化される。この装置においては、水滴が容器内の水にあたり水しぶ きとなり音を発するため、騒音が大きい。また、上昇する空気は水容器の穴明き 底の水を通過して気泡化するがこの時に、既に同空気内にとらえられていた水分 の一部が失われる。 独国特許ＤＥ 43 29 209 ＡＩにおける内蔵式散水装置及び空気を通過させる 水の飛沫板を有する容器は機械式加湿器のカテゴリー、特に換気又は空調装置に 属する。 多くの既存の加湿器は、調湿制御方式又は時間制御方式によるものである。こ の第一の方式の加湿器は、時に「湯沸し器」と呼ばれており、低騒音であるが消 費エネルギーが大きい。第二の方式のものは、消費エネルギーは少いものゝ、こ の場合モータの騒音に更に遠心板やファンの音が加えられる。更に加湿器は開発 が進み、オーストリア特許ＡＴ−ＰＳ 373 378 Ｂの装置においては、水流案内 体を備え、その表面を出来るだけ広くしてこの表面を水流が完全に被うことを特 徴としている。水流案内体は水回収容器内に配し、この容器からポンプで水を吸 引し水流案内体内の中心穴を通して水を上昇させる。吸水量は、水流案内体の全 表面が水で被われて、それにより高い蒸発量が得られるように調整される。水流 案内体は石彫物でなり、芸術家が設計し、また回収容器も同じく石彫物でなり、 全体としての美的印象を補完するように造られる。吸水量の調整により、聞える 水音は軟らかなさらさら音又は楽しく落ち着いた飛沫音となり、事務所の他、会 議室、面会室及び待合室に適したものとなる。 同様に、独国特許ＤＥ 25 34 524 ＡＩの加湿器は、絵画のように壁に取り付 けるもので、背面から突出した滝状の三次元壁が形成されたフレーム状ハウジン グを備えている。この壁の表面が水流案内体として働き、こゝに水が供給され、 フレームの底部に集められ、それから上方にポンプで戻される。この滝状の浮き 彫りがフレームの面上にある空気に湿分を与える。ある型式のものでは、フレー ムと壁が一体に設計されており、背景に滝を配した覗き窓の絵の印象を与えるよ うに作られている。 自然に表面蒸発を行わせる方式の加湿器では、その性能は室内の空気量に合わ せて調整を行う必要がある。銀行の出納室、ホテルのロビーといった大きな空間 は比較的大きな水流案内体を必要とし、また場合により大きな泉水を配するのに 充分な空間がなくても空気の加湿を集中的に行うことも必要とされる。更に考慮 すべきことは、表面が大きく蒸発量も大きい装置は重くなり床や天井を正しく補 強しなければ上層階には設置が出来なくなることである。 〔発明の開示〕 本発明は、上述の空気の加湿・洗浄装置の効率を改善することを目的とする。 この目的は、放水口から流出する水量をいくつかの部分流に分割し、一方の部分 流を中空体の外表面上に案内し、他方の部分流を同中空体の内表面上に案内し、 かつ、同中空体の底部及び頂部に通気口を設けることにより達成される。 こうして、蒸発面はこの水流案内体の外表面のみならずこの中空の水流案内体 の内表面をも備える。通気口は、同中空体の内部に作られた湿分を外部に送り出 す煙突効果を提供する。水は同中空体の内部を騒音なしに流下する。同中空体の 内表面に段を設け水量の一部をそこに当るように案内してそれにより水滴化を行 うことにより湿分付与の効果が更に改善される。 例えば段状の突出部を有する前記内表面の構造により、水滴は内部の水流から 分離され、また同中空体内部において水の霧化が達成される。 同中空体の内部に、例えばフィルター状網目のような大きな湿潤表面を有する 挿入体を設けその上端を少くとも１つの通水口に向けて配することにより更なる 改善を図ることができる。 同挿入体はシャワーのように散水を受け、同中空体の内表面の水の層から飛び 出した水滴を含む水滴が同網目の全体積上に降りかゝる。自然循環により湿った 空気は中空体から出ていく。水滴は挿入体内を非常に緩やかに下降していく。水 滴が直接水容器内に飛び込む場合と異り、騒音は発生しない。同水流案内体は閉 じられていて噴霧された水は外部に出ないため、同水流案内体の内部に更なる水 の噴霧器を備えることが可能である。 更にまた、同中空体によって遮音された散水ノズル、標準型ファン及び標準型 請求の範囲 １．好ましくは石彫物で形成され、通気口を有する中空体である水流案内体(1) を備え、前記水流案内体(1)の表面に少くとも１個の放水口(5)が設けられ、前記 放水口(5)から前記水流案内体(1)の表面に沿って回収容器(2)に向けて水を流下 させ、前記回収容器(2)からポンプにより閉回路内を前記放水口(5)に向けて水を 戻す室内の空気の加湿・洗浄装置において、前記放水口(5)から出る水流をいく つかの部分流に分割して前記中空体の外表面上を案内される一方の部分流と前記 中空体の内表面上を案内される他方の部分流を形成し、かつ、前記中空体の底部 及び頂部に通気口を設けてなることを特徴とする空気の加湿・洗浄装置。 ２．部分流で被われる前記中空体の内表面に、前記水流の一部を案内しこれを砕 いて水滴にする段(10)を設けてなることを特徴とする請求の範囲１記載の空気の 加湿・洗浄装置。 ３．前記中空体の内部に、フィルター様の網目のような大きな湿潤表面を有する 挿入体(11)を設け、前記挿入体(11)の上端は少くとも１個の通水口(12)に対向す るように配されてなることを特徴とする請求の範囲１又は２記載の空気の加湿・ 洗浄装置。 ４．前記中空体の内部に、前記中空体により取り囲まれ遮音された噴霧ノズル(1 4)、標準型ファン(15)、熱源(16)及び殺菌用紫外線光源を備えてなることを特徴 とする請求の範囲１〜３のいずれかに記載の空気の加湿・洗浄装置。 ５．ソレノイドバルブを経由して個々の水流と、散水ノズル又は噴霧ノズルがあ る場合にはこれらのノズルへの給水量と、前記熱源(16)、ファン(15)及び１ない し数個のポンプ(3)への電力供給とを制御する時間及び／又は湿分に応じた電子 制御システム(17)を備えてなることを特徴とする請求の範囲１〜４のいずれかに 記載の空気の加湿・洗浄装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ， ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ， ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少くとも１個の放水口から放水される水で表面を好ましくは完全に被われる 水流案内体としての石彫物を備え、前記水は回収容器内に流入し、そこからポン プにより閉回路内を前記放水口に戻される室内の空気の加湿洗浄装置において、 中空体である前記水流案内体(1)には底部及び頂部における通気口を備え、前記 中空体の内表面にはこれを被うように流れる水流があり、この内表面には段(10) が設けられてこの段(10)に対して水流の一部が案内され粉砕されて水滴になるよ うにしてなることを特徴とする空気の加湿・洗浄装置。 ２．前記中空体の内部に、フィルター様の網目のような大きな湿潤表面を有する 挿入体(11)を設け、前記挿入体(11)の上端は少くとも１個の通水口(12)に対向す るように配されてなることを特徴とする請求の範囲１記載の空気の加湿・洗浄装 置。 ３．前記中空体の内部に、前記中空体により密閉され遮音された水噴霧ノズル(1 4)、標準型ファン(15)、熱源(16)及び殺菌用紫外線光源を備えてなることを特徴 とする請求の範囲１又は２記載の空気の加湿・洗浄装置。 ４．前記放水口(3)により放水される水流はいくつかの部分流に分割されて、こ の部分流の一方は前記中空体の外表面上を案内され、部分流の他方は前記中空体 の内表面上を案内されてなることを特徴とする請求の範囲１〜３のいずれかに記 載の空気の加湿・洗浄装置。 ５．ソレノイドバルブを経由して個々の水流と散水ノズル又は噴霧ノズルがある 場合にはこれらのノズルへの給水量と、前記熱源(16)、ファン(15)及び１ないし 数個のポンプ(3)への電力供給とを制御する時間及び／又は湿分に応じた電子制 御システム(17)を備えてなることを特徴とする請求の範囲１〜４のいずれかに記 載の空気の加湿・洗浄装置。