JP7364789B2 - 車両用サイドシル - Google Patents

車両用サイドシル Download PDF

Info

Publication number
JP7364789B2
JP7364789B2 JP2022516660A JP2022516660A JP7364789B2 JP 7364789 B2 JP7364789 B2 JP 7364789B2 JP 2022516660 A JP2022516660 A JP 2022516660A JP 2022516660 A JP2022516660 A JP 2022516660A JP 7364789 B2 JP7364789 B2 JP 7364789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side sill
inner panel
reinforcing member
partition wall
outer reinforcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022516660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022548267A (ja
Inventor
ジェヒュン キム、
ホン-ウ イ、
ドン-ユン ソク、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Posco Holdings Inc
Original Assignee
Posco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020190118323A external-priority patent/KR102245229B1/ko
Priority claimed from KR1020200027860A external-priority patent/KR102396282B1/ko
Application filed by Posco Co Ltd filed Critical Posco Co Ltd
Publication of JP2022548267A publication Critical patent/JP2022548267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7364789B2 publication Critical patent/JP7364789B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels
    • B62D25/025Side sills thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2036Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being side panels, sills or pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • B62D27/023Assembly of structural joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2304/00Optimising design; Manufacturing; Testing
    • B60Y2304/03Reducing weight
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2304/00Optimising design; Manufacturing; Testing
    • B60Y2304/05Reducing production costs, e.g. by redesign
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2306/00Other features of vehicle sub-units
    • B60Y2306/01Reducing damages in case of crash, e.g. by improving battery protection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、サイドシルインナーパネルとサイドシルアウタパネルの内部に補強部材を配置して剛性を補強した車両用サイドシルに関するものである。
一般に、電気自動車などのような車両の側方車体は、車両の長さ方向に沿って下部に延びるように形成されたサイドシルと、該サイドシルに一端が結合すると共に、他端は車両の高さ方向に延びるように形成されたピラーとを含む。ピラーは車体の支柱として機能し、サイドシルは車両の前方及び側方衝突の対応に重要な車体の構造体として作用する。
サイドシルは、サイドシルインナーパネルとサイドシルアウタレインフォース及びサイドシルアウタパネルを含むことができる。ここで、サイドシルの内部が空になると、各種の衝突条件において座屈が発生しやすい。したがって、サイドシルの内部を様々な方式で補完している。例えば、アルミニウムを押出して形成した補強部材をサイドシルの内部に含むことができる。
しかし、このような補強部材により、Bピラーの下端はサイドシルの内部断面との結合が困難であり、直接的な結合構造が形成されない。このため、サイドシルの断面が構造的に弱くなり、剛健性が不足するという問題がある。関連の先行技術としては、韓国公開特許公報2019-0081043Aに開示された発明がある。
そこで、本発明は、コスト及び重量を節減しながらも構造的にさらに剛健な車両用サイドシルを提供することにその目的がある。
本発明の一実施例による車両用サイドシルは、サイドシルインナーパネルと;上記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;上記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;上記サイドシルインナーパネルと上記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;上記隔壁部材と上記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び上記隔壁部材と上記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含むことができる。
本発明によると、側方衝突時に衝撃吸収性能を向上させることができる。また、本発明によると、サイドシルとピラー又はその下端の構造的な剛性を向上させることができる。
また、本発明によると、鉄鋼板材の補強部材を適用することができるため、既存のアルミニウムからなる補強部材に比べて素材の観点からコストの競争力を確保することができる。
本発明の第1実施例による車両用サイドシルの断面図である。 図1に示す補強部材の斜視図である。 本発明の第1実施例による車両用サイドシルの組立方法を示す図である。 本発明の第1実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を示す図である。 本発明の第2実施例による車両用サイドシルの断面図である。 本発明の第2実施例による車両用サイドシルの作用を説明するための図である。 (a)は本発明の第3実施例による車両用サイドシルの断面図であり、(b)は一部の構成要素を除去した状態を示す側面図である。 本発明の第3実施例による車両用サイドシルの組立方法を示す図である。 本発明の第3実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を示す図である。 本発明の第3実施例による車両用サイドシルのさらに他の組立方法を説明するための図である。 図9又は図10の組立方法に使用できる隔壁部材の変形例を示す側面図である。
以下、本発明を例示的な図面を通して詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたり、同じ構成要素については、他の図面上に表されても可能な限り同じ符号を有するようにしていることに留意すべきである。
図1は本発明の第1実施例による車両用サイドシルの断面図であり、図2は図1に示す補強部材の斜視図である。
本発明の第1実施例による車両用サイドシルは、サイドシルインナーパネル2、サイドシルアウタレインフォース3、サイドシルアウタパネル4、隔壁部材、第1補強部材5、第2補強部材6を含むことができる。本発明の第1実施例において、隔壁部材は、ピラーインナーパネル1と一体に形成されるか、又はピラーインナーパネルに結合されることができる。以下の第1実施例に関する説明では、隔壁部材とピラーインナーパネルとを区分せず、ピラーインナーパネル1と通称する。
例えば、電気自動車などのような車両は、側面の下部にサイドシルを含む。サイドシルは、例えば、センターフロアパネル10(図7参照)又はリアフロアパネルにサイドシルインナーパネル2を結合することにより、車体に設置されることができる。
サイドシルインナーパネル2は、高さ方向hに延びたピラーインナーパネル1の一側に結合することができる。例えば、Bピラーなどはピラーインナーパネルを含むことができる。ピラーインナーパネル1の他側にサイドシルアウタレインフォース3の一側が結合し、サイドシルアウタレインフォースの他側にはサイドシルアウタパネル4が結合する。
サイドシルアウタパネル4は、ピラーインナーパネル1と離隔して配置されることができる。このようなサイドシルは、その下端部又は上端部においてサイドシルインナーパネル2、ピラーインナーパネル1、サイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4が三重又は四重に溶接されることにより、一体に結合することができる。三重溶接又は四重溶接については以下で説明する。
また、サイドシルの上端又は下端は、車体の長さ方向にそのラインに沿ってシーラー(図示せず)で処理されてシーリングが行われることができる。
本発明の第1実施例による車両用サイドシルは、ピラーインナーパネル1とサイドシルインナーパネル2との間に配置される第1補強部材5を含むことができ、ピラーインナーパネル1とサイドシルアウタレインフォース3との間に配置される第2補強部材6を含むことができる。
例えば、第1補強部材5と第2補強部材6とは同じ形状に形成されてもよい。図1及び図2に示すように、第1補強部材及び第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有することができる。
具体的に例えば、板材が一端から所定長さで延びた後、第1方向(図2において反時計方向)に1回折り曲げられ、所定長さでさらに延びて平坦面P2を形成した後、もう一度同じ方向に1回折り曲げられる。次いで、所定長さで延びた後、最初の折り曲げ方向と反対の第2方向(図2において時計方向)に1回折り曲げられ、所定長さでさらに延びて平坦面P1を形成した後、もう一度最初の折り曲げ方向の反対方向に1回折り曲げられる。
このようにして所定の長さで延びた後に折り曲げられる方式を繰り返し、所望の数の平坦面が形成されてから板材は他端で終結する。その後に、板材の両端は、フランジFを形成できるように時計方向又は反時計方向にそれぞれ折り曲げられることができる。
ここで、平坦面P1、P2とフランジFの延長長さは、溶接で形成された溶接部W又は接着剤の塗布により形成された接着部B等のような接合部を考慮して10~15mm程度の範囲を有することが好ましい。また、折り曲げられた部分における内角は90度~120度程度の範囲を有することができる。
第1補強部材5と第2補強部材6は、車体の長さ方向にサイドシルの内部をほぼ満たす程度の長さを有している。第1補強部材5と第2補強部材6が数回折り曲げられた形状を有することにより、サイドシルの側方に作用する衝撃エネルギーだけでなく、前後方で作用する衝撃エネルギーに対する剛性も確保できるようになる。
また、第1補強部材5と第2補強部材6は、ピラーインナーパネル1を基準にして互いに対称に配置されてもよい。このために、第1補強部材5と第2補強部材6は、サイドシルインナーパネル2とサイドシルアウタレインフォース3との間の空間を二分可能な車体の幅方向への長さを有することができる。
第1補強部材5の平坦面P1、P2とフランジFは、溶接、接着剤等によりそれぞれピラーインナーパネル1及びサイドシルインナーパネル2に接合されることができる。これにより、平坦面P1、P2とフランジFには、溶接部W又は接着部Bが形成されることができる。
第2補強部材6の平坦面P1、P2とフランジFは、溶接、接着剤等によりそれぞれピラーインナーパネル1及びサイドシルアウタレインフォース3に接合されることができる。これにより、平坦面P1、P2とフランジFには、溶接部W又は接着部Bが形成されることができる。
このように本発明の第1実施例による車両用サイドシルは、サイドシルの断面の構造的な剛性を低下させないようにBピラー等のようなピラーのインナーパネルに結合することができる。さらに、本発明の第1実施例による車両用サイドシルが同じ形状を有する2つの補強部材を採用することにより、例えば、金型等に要するコストを大幅に節減することもできる。
図3は、本発明の第1実施例による車両用サイドシルの組立方法を示す図である。車体の組み立ては、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリとを結合してなる。ここで、サイドシルインナーパネル2はアンダーボディアセンブリに含まれ、ピラーインナーパネル1、サイドシルアウタレインフォース3、サイドシルアウタパネル4等はサイドストラクチャアセンブリに含まれる。
本発明の第1実施例による車両用サイドシルにおいて、第1補強部材5はアンダーボディアセンブリ、すなわち、サイドシルインナーパネル2に結合され、第2補強部材6はサイドストラクチャアセンブリに組み立てられることができる。
特に、第2補強部材6は、ピラーインナーパネル1と結合する前にサイドシルアウタレインフォース3に結合することができる。このとき、第2補強部材とサイドシルアウタレインフォースの結合には、例えば、スポット溶接等のような接合が適用され、第2補強部材のフランジF及び平坦面P1とサイドシルアウタレインフォースの内面の間に溶接部Wが形成されることができる。
ピラーインナーパネル1と第2補強部材6とを結合する際には、第2補強部材の一側が遮蔽されており、通常の双方向スポット溶接が困難であるため、一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて第2補強部材の平坦面P2をピラーインナーパネルの一側に接合することができる。図3には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
次いで、ピラーインナーパネル1とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4は、その下端部又は上端部において三重に溶接されることができる。あるいは/同時に、後述するようにピラーインナーパネル1とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4は、その下端部又は上端部においてサイドシルインナーパネル2と共に四重に溶接されることにより一体的に結合することができる。
一方、アンダーボディアセンブリ側の第1補強部材5は、サイドシルインナーパネル2と双方向スポット溶接が可能であり、第1補強部材のフランジF及び平坦面P1とサイドシルインナーパネルの内面の間に溶接部Wが形成されることができる。
第1補強部材5が組み立てられたアンダーボディアセンブリと、第2補強部材6が組み立てられたサイドストラクチャアセンブリとを結合する際には、ピラーインナーパネル1と第1補強部材5に一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて第1補強部材の平坦面P2をピラーインナーパネルに接合することができる。
最後に、サイドシルインナーパネル2、ピラーインナーパネル1、サイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4は、その下端部又は上端部において四重に溶接されることにより、一体的かつ構造的に安定して結合することができる。これにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が完了するようになる。
図4は、本発明の第1実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を示す図である。図4に示す他の組立方法は、アンダーボディアセンブリ側の組立方法のみが異なり、残りの組立方法は、上述した図3に示す組立方法と同じである。そこで、本発明の第1実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を説明するにあたり、上述した組立方法と同じ内容については、その詳細な説明を省略する。
図3を参照して説明した組立方法では、ピラーインナーパネル1と第1補強部材5間の結合が構造用接着剤によってなされるため、その接合強度がやや弱くなる恐れがある。
これを解消するために、図4に示す他の組立方法では、先ず第1補強部材5がピラーインナーパネル1と結合する。このとき、第1補強部材とピラーインナーパネルとの結合には、例えば、双方向スポット溶接等のような接合が適用され、第1補強部材の平坦面P2とピラーインナーパネルとの間に溶接部Wが形成されることができる。これにより、ピラーインナーパネル1と第1補強部材5間の結合において接合強度が強化するという利点がある。
その後に、ピラーインナーパネル1は、サイドシルアウタレインフォース3と組み立てられた第2補強部材6に一方向スポット溶接や構造用接着剤Bを用いて第2補強部材の平坦面P2と接合することができる。図4には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
ピラーインナーパネル1において、第2補強部材6の反対側に組み立てられた第1補強部材5がサイドシルインナーパネル2に結合するときにも、第1補強部材の一側が遮蔽されており、通常の双方向スポット溶接が困難であるため、一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて第1補強部材のフランジF及び平坦面P1とサイドシルインナーパネルの内面を接合することができる。
最後に、サイドシルインナーパネル2、ピラーインナーパネル1、サイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4は、その下端部又は上端部において四重に溶接されることにより、一体的かつ構造的に安定して結合することができる。これにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が完了するようになる。
図5は、本発明の第2実施例による車両用サイドシルの断面図であり、図6は、本発明の第2実施例による車両用サイドシルの作用を説明するための図である。本発明の第2実施例による車両用サイドシルは、サイドシルインナーパネル2、サイドシルアウタレインフォース3、サイドシルアウタパネル4、隔壁部材、第1補強部材5、第2補強部材6’を含むことができる。
本発明の第2実施例において、隔壁部材は、ピラーインナーパネル1と一体に形成されるか、又はピラーインナーパネルに結合することができる。以下の第2実施例に関する説明では、隔壁部材とピラーインナーパネルとを区分せず、ピラーインナーパネル1と通称する。
また、本発明の第2実施例は、ピラーインナーパネル1とサイドシルアウタレインフォース3との間に備えられた第2補強部材6’のみが異なり、残りの構成要素は、図1~図4に示されて説明された第1実施例の構成要素と同じである。そこで、本発明の第2実施例による車両用サイドシルを説明するにあたり、上述した第1実施例による車両用サイドシルと同じ構成要素については同じ符号を付し、その構成及び機能の詳細な説明を省略する。
本発明の第2実施例による車両用サイドシルは、ピラーインナーパネル1、すなわち、隔壁部材に隣接した第2補強部材6’の平坦面P2がピラーインナーパネルを基準にして対応する第1補強部材5の平坦面P2より大きいサイズを有するように形成されてもよい。これにより、第1補強部材5と第2補強部材6は多少異なる形状に形成される。
また、ピラーインナーパネル1とサイドシルアウタレインフォース3との間に備えられた第2補強部材6’の厚さ又は強度は、ピラーインナーパネル1とサイドシルインナーパネル2との間に備えられた第1補強部材5より薄い厚さ又は低い強度を有する。
このように構成すると、側方衝突時には、図6に示すように、外側の第2補強部材6’が先に変形するようになり、これによって内側の第1補強部材5が第2補強部材の変形した空間内に挿入される挙動を示すことができる。
これにより、本発明の第2実施例による車両用サイドシルは、第2補強部材6’と第1補強部材5とが二重に圧潰されながら衝突エネルギーを段階的に吸収して優れた衝突エネルギー吸収能を示すことができるという利点が得られる。ここで、本発明の第2実施例による車両用サイドシルには、図3及び図4を参照して説明した組立方法を同様に適用できることは当然である。
図7の(a)は本発明の第3実施例による車両用サイドシルの断面図であり、(b)は一部の構成要素を除去した状態を示す側面図である。本発明の第3実施例による車両用サイドシルは、サイドシルインナーパネル2、サイドシルアウタレインフォース3、サイドシルアウタパネル4、隔壁部材7、第1補強部材5、第2補強部材6を含むことができる。
本発明の第3実施例は、隔壁部材7と分離されたピラーインナーパネル1との結合関係及び配置関係のみが異なり、残りの構成要素は、図1~図4に示されて説明された第1実施例の構成要素と同じである。そこで、本発明の第3実施例による車両用サイドシルを説明するにあたり、上述した第1実施例による車両用サイドシルと同じ構成要素については同じ符号を付し、その構成及び機能の詳細な説明を省略する。
サイドシルインナーパネル2は、高さ方向hに延びたピラーインナーパネル1の一部と結合することができる。例えば、Bピラーなどはピラーインナーパネルを含むことができる。サイドシルアウタパネル4は、ピラーインナーパネル1と離隔して配置されることができる。また、サイドシルアウタパネル4は、サイドシルアウタレインフォース3の一部と結合することができる。
隔壁部材7は、サイドシルインナーパネル2とサイドシルアウタレインフォース3との間に介在されながらサイドシルの内部空間を2つの空間に区画するように配置されることができる。このような隔壁部材は、例えば、鉄鋼板材のような金属板材で形成することができる。
隔壁部材7は、厚さ方向(t;例えば、車体の幅方向)に折曲又は湾曲されることができる。隔壁部材7は、幅方向(w;例えば、車体の長さ方向)に延びた少なくとも1つの溶接用貫通孔7aが形成されることができる。溶接用貫通孔を介して、例えば、スポット溶接機などが貫通し、後述する第1補強部材5とサイドシルインナーパネル2との間に溶接による接合が行われることができる。
サイドシルは、その下端部又は上端部においてサイドシルインナーパネル2、隔壁部材7、サイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルアウタパネル4が三重又は四重に溶接されることにより、一体に結合することができる。
本発明の第3実施例による車両用サイドシルは、隔壁部材7とサイドシルインナーパネル2との間に配置される第1補強部材5を含むことができ、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3との間に配置される第2補強部材6を含むことができる。例えば、第1補強部材5と第2補強部材6は同じ形状に形成されてもよい。図7及び図2に示すように、第1補強部材及び第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有することができる。
第1補強部材5と第2補強部材6は、車体の長さ方向にサイドシルの内部をほぼ満たす程度の長さを有することができる。第1補強部材5と第2補強部材6が数回折り曲げられた形状を有することにより、サイドシルの側方に作用する衝撃エネルギーだけでなく、前後方で作用する衝撃エネルギーに対する剛性も確保できるようになる。例えば、第1補強部材5と第2補強部材6とは、隔壁部材7を基準にして互いに対称に配置されてもよい。
このために、第1補強部材5と第2補強部材6は、サイドシルインナーパネル2とサイドシルアウタレインフォース3との間の空間を二分可能な車体の幅方向への長さを有することができる。
第1補強部材5の平坦面P1、P2とフランジFは、溶接等により隔壁部材7とサイドシルインナーパネル2に接合されることができる。これにより、平坦面P1、P2とフランジFには溶接部Wを形成することができる。しかし、必ずしもこれに限定されず、必要に応じて溶接の代わりに接着剤を塗布して接着部Bを形成することによって接合することもできる。
第2補強部材6の平坦面P1、P2とフランジFは、溶接、接着剤等により隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3に接合されることができる。これにより、平坦面P1、P2とフランジFには溶接部W又は接着部Bを形成することができる。
このように本発明の第3実施例による車両用サイドシルは、サイドシルの断面の構造的な剛性を低下させないようにBピラー等のようなピラーのインナーパネルに結合すると同時に、補強材として作用する隔壁部材を備えることができる。
さらに、本発明の第3実施例による車両用サイドシルが同一の形状を有する2つの補強部材を採用することにより、例えば、金型等に要するコストを大幅に節減することもできる。
図8は、本発明の第3実施例による車両用サイドシルの組立方法を示す図である。上述のように、車体の組み立ては、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリとを結合してなる。ここで、サイドシルインナーパネル2はアンダーボディアセンブリに含まれ、サイドシルアウタレインフォース3、サイドシルアウタパネル4などはサイドストラクチャアセンブリに含まれる。
本発明の第3実施例による車両用サイドシルにおいて、第1補強部材5は、隔壁部材7と共にアンダーボディアセンブリ、すなわち、サイドシルインナーパネル2に結合され、第2補強部材6はサイドストラクチャアセンブリに組み立てられることができる。
特に、第2補強部材6は、隔壁部材7と結合する前にサイドシルアウタレインフォース3に結合することができる。このとき、第2補強部材とサイドシルアウタレインフォース3の結合には、例えば、スポット溶接等のような接合が適用され、第2補強部材のフランジF及び平坦面P1とサイドシルアウタレインフォース3の内面の間に溶接部Wが形成されることができる。
図8のように、サイドシルアウタパネル4の下端がサイドシルアウタレインフォース3の下端まで延びない場合に、サイドシルアウタパネル4は、第2補強部材6とサイドシルアウタレインフォース3が結合するときに、第2補強部材のフランジF及び平坦面P1と対応する位置で三重に溶接されることができる。
隔壁部材7と第2補強部材6とを結合する際には、隔壁部材の一側が遮蔽されるか、又は第2補強部材の一側が遮蔽されており、通常の双方向スポット溶接が困難であるため、一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて第2補強部材の平坦面P2を隔壁部材の一側に接合することができる。図8には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
次いで、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3は、その下端部においてサイドシルインナーパネル2と共に三重に溶接されることにより一体に結合することができる。これに対し、隔壁部材とサイドシルアウタレインフォースは、その上端部において一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて互いに接合することができる。図8には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
一方、アンダーボディアセンブリ側の第1補強部材5は、先に隔壁部材7と結合することができる。第1補強部材と隔壁部材との結合には、例えば、双方向スポット溶接等のような接合が適用され、第1補強部材の平坦面P2と隔壁部材の他側との間に溶接部Wが形成されることができる。これにより、隔壁部材7と第1補強部材5間の接合には接合強度が強化するという利点がある。
また、サイドシルインナーパネル2とピラーインナーパネル1とは、スポット溶接等により互いに接合されることができる。例えば、サイドシルインナーパネルの傾斜面とピラーインナーパネルの端部との間に溶接部Wを形成することができる。
その後に、隔壁部材7及び第1補強部材5で構成された組立体をピラーインナーパネル1と結合したサイドシルインナーパネル2に結合する際には、隔壁部材に形成された溶接用貫通孔7aを用いて第1補強部材とサイドシルインナーパネルとの間の双方向スポット溶接が可能である。これにより、第1補強部材のフランジF及び/又は平坦面P1とサイドシルインナーパネルの内面との間に溶接部Wを形成することができる。
次いで、隔壁部材7とサイドシルインナーパネル2とは、その上端部においてスポット溶接等により互いに接合されることができる。第1補強部材5が組み立てられたアンダーボディアセンブリと、第2補強部材6が組み立てられたサイドストラクチャアセンブリとを結合する際には、上述したように一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて、第2補強部材の平坦面P2を隔壁部材7の一側に接合し、隔壁部材とサイドシルアウタレインフォース3の上端部とを互いに接合することができる。
最後に、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2は、その下端部において三重に溶接されることにより、一体的かつ構造的に安定して結合することができる。これにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が完了するようになる。
図9は、本発明の第3実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を示す図である。図9に示す他の組立方法は、サイドストラクチャアセンブリ側のサイドシルアウタパネルの組立方法のみが異なり、残りの組立方法は、上述した図8に示した組立方法と同じである。そこで、本発明の第3実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を説明するにあたり、上述した組立方法と同じ内容についてはその詳細な説明を省略する。
図9のように、サイドシルアウタパネル4の下端がサイドシルアウタレインフォース3の下端まで延びる場合に、サイドシルアウタパネルは、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース及びサイドシルインナーパネル2と共にその下端部において四重に溶接されることができる。
同様に、隔壁部材7と第2補強部材6とを結合する際には、通常の双方向スポット溶接が困難であるため、一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて第2補強部材の平坦面P2を隔壁部材の一側に接合することができる。図9には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3とは、その上端部において一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて互いに接合することができる。あるいは、例えば、サイドシルインナーパネル2と結合したピラーインナーパネル1に溶接用貫通孔1aを形成することができ、このような場合に、溶接用貫通孔を介して、例えば、スポット溶接機等が貫通して、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2は、その上端部において三重に溶接されることが可能となる。
もちろん、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2は、上述したようにサイドシルアウタパネル4と共にその下端部において四重に溶接され、一体的にかつ構造的に安定して結合することができる。これにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が完了するようになる。
図10は、本発明の第3実施例による車両用サイドシルの他の組立方法を説明するための図である。図10に示す他の組立方法は、アンダーボディアセンブリ側の組立方法と、隔壁部材とサイドシルアウタレインフォース及びサイドシルインナーパネルの上端部における結合関係のみが異なり、残りの組立方法は上述の図8に示す組立方法と同じである。そこで、本発明の第3実施例による車両用サイドシルのさらに他の組立方法を説明するにあたり、上述した組立方法と同じ内容についてはその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、サイドシルインナーパネル2とピラーインナーパネル1とはスポット溶接等により互いに接合されることができるが、例えば、サイドシルインナーパネルの傾斜面2aとピラーインナーパネルの端部1bとの間、並びにサイドシルインナーパネルのフランジ2bとピラーインナーパネルの側壁1cとの間に溶接部Wを形成することができる。
このように二重に溶接部Wを形成することにより、ピラーインナーパネル1とサイドシルインナーパネル2間の接合において接合強度が強化するという利点がある。このために、サイドシルインナーパネル2の傾斜面2aとピラーインナーパネル1の端部1bとの間にスポット溶接等による溶接部Wが先に形成されることができる。
その後に、隔壁部材7及び第1補強部材5で構成された組立体を、ピラーインナーパネル1と結合したサイドシルインナーパネル2に結合する。上述したように、第1補強部材のフランジF及び/又は平坦面P1とサイドシルインナーパネルの内面の間に溶接部Wを形成することができる。
第1補強部材5が組み立てられたアンダーボディアセンブリと、第2補強部材6が組み立てられたサイドストラクチャアセンブリとを結合する際には、一方向スポット溶接や構造用接着剤を用いて、第2補強部材の平坦面P2を隔壁部材7の一側に接合することができる。図10には、接着剤を用いて接着部Bが形成された例が示されている。
最後に、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2は、その下端部において三重に溶接される一方、上端部ではピラーインナーパネル1と共に四重に溶接されることにより、一体的かつ構造的に安定して結合することができる。これにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が完了するようになる。
図11は、図9又は図10の組立方法に使用できる隔壁部材の変形例を示す側面図である。ここに示されたように、隔壁部材7の上端又は下端には、その先端から中央に向かって凹んで形成された複数の溶接用貫通溝7bが形成されることができる。
図9又は図10の組立方法のうち、必要に応じて四重溶接による接合が行われるため、その接合強度がやや弱くなる恐れがある。これを解消するために、溶接用貫通溝7bが隔壁部材7の上端又は下端に形成されることにより、隔壁部材と共に四重に溶接される必要がある部分において三重溶接が適用できるようになる。
例えば、図9において、サイドシルアウタパネル4が隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2と共にその下端部において四重に溶接される必要がある場合に、隔壁部材の下端に複数の溶接用貫通溝7bが形成されることにより隔壁部材の溶接が回避され、結局、サイドシルアウタパネル4とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2間の三重溶接がなされることができる。
また、図10においてピラーインナーパネル1と共に、隔壁部材7とサイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2がその上端部において四重に溶接される必要がある場合に、隔壁部材の上端に複数の溶接用貫通溝7bが形成されることにより隔壁部材の溶接が回避され、結局、サイドシルアウタレインフォース3及びサイドシルインナーパネル2とピラーインナーパネル1間の三重溶接がなされることができる。
四重溶接の代わりに三重に溶接されることにより、アンダーボディアセンブリとサイドストラクチャアセンブリ間の結合が一体的かつ構造的により安定してなされることができる利点がある。
本発明による車両用サイドシルによると、サイドシル内に設置された2つの補強部材が側方衝突時に乗客及びバッテリを保護可能になると共に、構造的に更に剛健なサイドシルが提供できるようになる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で様々な修正及び変形が可能である。例えば、本発明の上述の組立方法は互いに組み合わせることができ、各組立方法は他の組立方法の一部の構成要素を採用することもできる。
したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は以下の特許請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されるべきである。
以上のように、本発明は車両の側方車体を構成する上で有用である。

Claims (18)

  1. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記隔壁部材は、ピラーインナーパネルと一体に形成されるか、又はピラーインナーパネルに結合され、
    前記第2補強部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間には溶接部が形成され、
    前記第2補強部材と前記ピラーインナーパネルとの間には溶接部又は接着部が形成され
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成された、車両用サイドシル。
  2. 前記第1補強部材と前記第2補強部材とは、前記隔壁部材を基準にして互いに対称に配置された、請求項1に記載の車両用サイドシル。
  3. 前記第1補強部材と前記サイドシルインナーパネルとの間には溶接部が形成され、
    前記第1補強部材と前記ピラーインナーパネルとの間には溶接部又は接着部が形成された、請求項1に記載の車両用サイドシル。
  4. 前記第1補強部材と前記ピラーインナーパネルとの間には溶接部が形成され、
    前記第1補強部材と前記サイドシルインナーパネルとの間には溶接部又は接着部が形成された、請求項1に記載の車両用サイドシル。
  5. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記隔壁部材は、ピラーインナーパネルと一体に形成されるか、又はピラーインナーパネルに結合され、
    前記サイドシルインナーパネル、前記ピラーインナーパネル、前記サイドシルアウタレインフォース及び前記サイドシルアウタパネルは、下端部又は上端部において三重又は四重に溶接され
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成された、車両用サイドシル。
  6. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成され、
    前記隔壁部材に隣接した前記第2補強部材の平坦面が、前記隔壁部材を基準にして対応する前記第1補強部材の平坦面より大きいサイズを有する、車両用サイドシル。
  7. 前記第2補強部材の厚さ又は強度は、前記第1補強部材より薄い厚さ又は低い強度を有する、請求項に記載の車両用サイドシル。
  8. 前記サイドシルインナーパネルにピラーインナーパネルが結合した、請求項1又は2に記載の車両用サイドシル。
  9. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記サイドシルインナーパネルにピラーインナーパネルが結合し、
    前記ピラーインナーパネルに溶接用貫通孔が形成されており、
    前記サイドシルインナーパネル、前記隔壁部材及び前記サイドシルアウタレインフォースは、上端部において三重に溶接され
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成された、車両用サイドシル。
  10. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記サイドシルインナーパネルにピラーインナーパネルが結合し、
    前記隔壁部材には、少なくとも1つの溶接用貫通孔が形成された、車両用サイドシル。
  11. 前記隔壁部材には、一側の先端から中央に向かって凹んで形成された複数の溶接用貫通溝が形成された、請求項10に記載の車両用サイドシル。
  12. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、
    前記サイドシルインナーパネルにピラーインナーパネルが結合し、
    前記第2補強部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間には溶接部が形成され、
    前記第2補強部材と前記隔壁部材との間には溶接部や接着部が形成され
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成された、車両用サイドシル。
  13. サイドシルインナーパネル;
    前記サイドシルインナーパネルと離隔して配置されたサイドシルアウタパネル;
    前記サイドシルアウタパネルに結合したサイドシルアウタレインフォース;
    前記サイドシルインナーパネルと前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された隔壁部材;
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間に配置された第1補強部材;及び
    前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間に配置された第2補強部材を含み、前記サイドシルインナーパネルにピラーインナーパネルが結合し、
    前記第1補強部材と前記サイドシルインナーパネルとの間には溶接部が形成され、
    前記第1補強部材と前記隔壁部材との間には溶接部又は接着部が形成され
    前記第1補強部材と前記第2補強部材は、断面が蛇行状に折り曲げられた形状を有し、
    前記第1補強部材又は前記第2補強部材は、複数の平坦面とフランジとを有し、前記平坦面と前記フランジに溶接部や接着部が形成された、車両用サイドシル。
  14. 前記サイドシルインナーパネル、前記隔壁部材及び前記サイドシルアウタレインフォースは、下端部において三重に溶接される、請求項10に記載の車両用サイドシル。
  15. 前記サイドシルインナーパネル、前記隔壁部材、前記サイドシルアウタレインフォース及び前記サイドシルアウタパネルは、下端部において四重に溶接される、請求項10に記載の車両用サイドシル。
  16. 前記サイドシルインナーパネル、前記隔壁部材、前記サイドシルアウタレインフォース及び前記サイドシルアウタパネルは、下端部において三重に溶接される、請求項11に記載の車両用サイドシル。
  17. 前記隔壁部材と前記サイドシルアウタレインフォースとの間で、上端部には溶接部や接着部が形成され、
    前記隔壁部材と前記サイドシルインナーパネルとの間で、上端部には溶接部が形成された、請求項に記載の車両用サイドシル。
  18. 前記サイドシルインナーパネルのフランジにピラーインナーパネルが結合され、
    前記ピラーインナーパネル、前記サイドシルインナーパネル、前記隔壁部材及び前記サイドシルアウタレインフォースは、上端部において三重に溶接される、請求項11に記載の車両用サイドシル。
JP2022516660A 2019-09-25 2020-06-02 車両用サイドシル Active JP7364789B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2019-0118323 2019-09-25
KR1020190118323A KR102245229B1 (ko) 2019-09-25 2019-09-25 차량용 사이드 실
KR1020200027860A KR102396282B1 (ko) 2020-03-05 2020-03-05 차량용 사이드 실
KR10-2020-0027860 2020-03-05
PCT/KR2020/007145 WO2021060660A1 (ko) 2019-09-25 2020-06-02 차량용 사이드 실

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022548267A JP2022548267A (ja) 2022-11-17
JP7364789B2 true JP7364789B2 (ja) 2023-10-18

Family

ID=75166694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022516660A Active JP7364789B2 (ja) 2019-09-25 2020-06-02 車両用サイドシル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20220289300A1 (ja)
EP (1) EP4035974A4 (ja)
JP (1) JP7364789B2 (ja)
CN (1) CN114514162A (ja)
WO (1) WO2021060660A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7255657B1 (ja) 2021-11-19 2023-04-11 Jfeスチール株式会社 サイドシルの内部構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004224097A (ja) 2003-01-21 2004-08-12 Mazda Motor Corp 車両の側部車体構造
JP2012111247A (ja) 2010-11-19 2012-06-14 Mazda Motor Corp 車両のサイドシル構造
JP2014000862A (ja) 2012-06-18 2014-01-09 Honda Motor Co Ltd 自動車のfrp製キャビン
JP2017124738A (ja) 2016-01-14 2017-07-20 本田技研工業株式会社 車体下部構造
WO2020225766A1 (en) 2019-05-07 2020-11-12 Arcelormittal Side sill part for an automotive vehicle

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364688B1 (ko) * 1997-06-24 2003-02-25 박남교 차량의차체보강및충격완화장치
JP3783546B2 (ja) * 2000-10-11 2006-06-07 三菱自動車工業株式会社 車両のサイドシル構造
KR20060038204A (ko) * 2004-10-29 2006-05-03 현대자동차주식회사 자동차의 사이드 실 보강구조
DE102011051622B4 (de) * 2011-07-07 2021-03-25 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verstärkungselement für eine Fahrzeugstruktur, insbesondere für einen Schweller eines Kraftfahrzeugs
KR101855755B1 (ko) * 2012-11-05 2018-05-09 현대자동차 주식회사 차량용 사이드 실
KR101500042B1 (ko) * 2012-12-21 2015-03-06 주식회사 포스코 용접구조
CN204209275U (zh) * 2013-06-26 2015-03-18 美铝公司 一种层压结构
JP5907147B2 (ja) * 2013-11-25 2016-04-20 トヨタ自動車株式会社 車体下部構造
KR101482462B1 (ko) * 2013-12-20 2015-01-13 주식회사 포스코 자동차 사이드실 내부 보강재 및 제작방법
JP6112672B2 (ja) * 2014-03-25 2017-04-12 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
JP6428272B2 (ja) * 2015-01-09 2018-11-28 新日鐵住金株式会社 抵抗スポット溶接方法
US9758193B2 (en) * 2015-02-10 2017-09-12 Honda Motor Co., Ltd. Structural reinforcement member for a vehicle body
JP6197841B2 (ja) * 2015-08-24 2017-09-20 マツダ株式会社 車両の車体構造
KR102447256B1 (ko) 2017-12-29 2022-09-27 주식회사 성우하이텍 차량의 사이드 실 유닛

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004224097A (ja) 2003-01-21 2004-08-12 Mazda Motor Corp 車両の側部車体構造
JP2012111247A (ja) 2010-11-19 2012-06-14 Mazda Motor Corp 車両のサイドシル構造
JP2014000862A (ja) 2012-06-18 2014-01-09 Honda Motor Co Ltd 自動車のfrp製キャビン
JP2017124738A (ja) 2016-01-14 2017-07-20 本田技研工業株式会社 車体下部構造
WO2020225766A1 (en) 2019-05-07 2020-11-12 Arcelormittal Side sill part for an automotive vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021060660A1 (ko) 2021-04-01
CN114514162A (zh) 2022-05-17
US20220289300A1 (en) 2022-09-15
EP4035974A1 (en) 2022-08-03
EP4035974A4 (en) 2022-11-09
JP2022548267A (ja) 2022-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5427895B2 (ja) 車体側部構造
JP6122969B2 (ja) 車体上部構造
WO2019151085A1 (ja) 車両用骨格部材および車両
JPH0375386B2 (ja)
JP6879442B2 (ja) 車両骨格部材
JP2006282106A (ja) 車体骨格の補強構造
JP5244856B2 (ja) 車体側部構造
JP7364789B2 (ja) 車両用サイドシル
JP5686586B2 (ja) 自動車用車体骨格における補強構造
JP4483499B2 (ja) 車体下部構造
JP2012162108A (ja) 車両前部構造
KR102245229B1 (ko) 차량용 사이드 실
JP6704873B2 (ja) バンパリインフォースメント
JP2023541988A (ja) 車両用サイドシール
KR102396282B1 (ko) 차량용 사이드 실
JP2015093507A (ja) 車両下部構造
JP4245895B2 (ja) 自動車の車体側部構造
KR102391650B1 (ko) 차량용 사이드 실
JP4556596B2 (ja) 車体下部構造
KR101734686B1 (ko) 트러스 필러멤버 및 이를 적용한 차량
KR102423092B1 (ko) 차량용 사이드 실
JP6962975B2 (ja) 車体側部構造
KR20220051590A (ko) 차량용 사이드 실
JP4960726B2 (ja) 自動車のサイドシル
JP2018052280A (ja) 車両用構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7364789

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150