JP7328749B2 - 積層セラミック電子部品及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドマージン部が後付けされる積層セラミック電子部品及びその製造方法に関する。
積層セラミックコンデンサの製造過程においてサイドマージン部を後付けする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、薄いサイドマージン部によっても内部電極が露出した積層体の側面を確実に保護することができるため、積層セラミックコンデンサの小型化及び大容量化に有利である。
一例として、特許文献1に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法では、内部電極が印刷されたセラミックシートを積層した積層シートを切断し、内部電極が露出した切断面を側面とする複数の積層体を作製する。そして、積層体の側面でセラミックシートを打ち抜くことにより、積層体の側面にサイドマージン部を形成する。
特開2012-209539号公報
近年の電子機器の更なる小型化に伴い、積層セラミックコンデンサにもますますの小型化が求められている。積層セラミックコンデンサの小型化のためには、積層体を小型化することが必要となる。しかし、積層体の小型化によって、積層体の側面でセラミックシートを適切に打ち抜くことが難しくなる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、小型の積層セラミック電子部品の製造プロセスにおいて積層体の側面でセラミックシートを打ち抜くための技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る積層セラミック電子部品は、積層体と、サイドマージン部と、を具備する。
上記積層体は、第1軸方向に積層された複数のセラミック層と、上記複数のセラミック層の間に位置する複数の内部電極と、上記第1軸と直交する第2軸方向を向き、上記複数の内部電極が露出する側面と、を有し、上記第1及び第2軸と直交する第3軸方向に沿った第1寸法が0.5mm以下であり、かつ上記側面の面積が0.1mm以上である。
上記サイドマージン部は、上記積層体の上記側面を覆う。
また、本発明の一形態に係る積層セラミック電子部品の製造方法では、第1軸方向に積層された複数のセラミック層と、上記複数のセラミック層の間に位置する複数の内部電極と、上記第1軸と直交する第2軸方向を向き、上記複数の内部電極が露出する側面と、を有し、焼成後に、上記第1及び第2軸と直交する第3軸方向に沿った寸法が0.5mm以下となり、かつ上記側面の面積が0.1mm以上となる未焼成の積層体が用意される。
上記未焼成の積層体の上記側面でセラミックシートが打ち抜かれる。
本発明の構成では、積層体の第1寸法を0.5mm以下まで小さくしても、積層体の側面の面積を0.1mm以上0.16mm 以下の大きさに確保することにより、サイドマージン部の積層体に対する高い接着強度が得られる。
上記第1寸法が、上記積層体の上記第1軸方向に沿った第2寸法の0.75倍以上1.35倍以下であってもよい。
この構成では、積層体の側面の外縁部の全周においてセラミックシートに充分なせん断力を加えることができる。したがって、積層体の側面でセラミックシートをより適切に打ち抜くことができる。
上記複数の内部電極の上記第2軸方向の端部が、上記第2軸方向において上記側面から0.5μmの範囲内に位置していてもよい。
この構成では、内部電極の広い交差面積を確保することができるため、大容量の積層セラミックコンデンサが得られる。
以上述べたように、本発明によれば、小型の積層セラミック電子部品の製造プロセスにおいて積層体の側面でセラミックシートを打ち抜くための技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの斜視図である。 上記積層セラミックコンデンサの図1のA-A'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサの図1のB-B'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサの製造方法を示すフローチャートである。 上記製造方法のセラミックシート準備工程で準備されるセラミックシートの平面図である。 上記製造方法の積層工程を示す斜視図である。 上記製造方法の切断工程を示す平面図である。 上記切断工程を示す部分断面図である。 上記製造方法のサイドマージン部形成工程を示す部分断面図である。 上記サイドマージン部形成工程を示す平面図である。 上記サイドマージン部形成工程で得られる未焼成のセラミック素体の斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図面には、適宜相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。Z軸は、鉛直方向を向いた軸である。X軸及びY軸は、Z軸と直交する水平方向を向いた軸である。X軸、Y軸、及びZ軸は全図において共通である。
[積層セラミックコンデンサ10の構成]
図1~3は、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10を共通の姿勢で示す図である。図1は、積層セラミックコンデンサ10の斜視図である。図2は、積層セラミックコンデンサ10の図1のA-A'線に沿った断面図である。図3は、積層セラミックコンデンサ10の図1のB-B'線に沿った断面図である。
積層セラミックコンデンサ10では、図1~3に示す姿勢において、X軸方向が長さ方向に対応し、Y軸方向が幅方向に対応し、Z軸方向が厚さ方向に対応する。積層セラミックコンデンサ10では、長さ方向及び幅方向の寸法を小さくすることにより、搭載される電子機器における実装面積の縮小が図られている。
積層セラミックコンデンサ10は、セラミック素体11と、第1外部電極14と、第2外部電極15と、を備える。セラミック素体11は、X軸と直交する第1及び第2端面と、Y軸と直交する第1及び第2側面と、Z軸と直交する第1及び第2主面と、を有する6面体として構成される。
各外部電極14,15は、セラミック素体11の両端面を覆い、セラミック素体11を挟んでX軸方向に対向している。外部電極14,15は、セラミック素体11の各端面から主面及び側面に延出している。これにより、外部電極14,15では、X-Z平面に平行な断面、及びX-Y平面に平行な断面がいずれもU字状となっている。
なお、外部電極14,15の形状は、図1,2に示すものに限定されない。例えば、外部電極14,15は、セラミック素体11の両端面から一方の主面のみに延び、X-Z平面に平行な断面がL字状となっていてもよい。また、外部電極14,15は、いずれの主面及び側面にも延出していなくてもよい。
外部電極14,15は、電気の良導体により形成されている。外部電極14,15を形成する電気の良導体としては、例えば、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、錫(Sn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属又は合金が挙げられる。
セラミック素体11は、誘電体セラミックスで形成され、積層体16と、サイドマージン部17と、を有する。積層体16は、Y軸と直交し、Y軸方向に対向する一対の側面Sを有する。また、積層体16は、X軸と直交し、X軸方向に対向する一対の端面と、Z軸と直交し、Z軸方向に対向する一対の主面と、を有する。
積層体16は、X-Y平面に沿って延びる平板状の複数のセラミック層がZ軸方向に積層された構成を有する。積層体16は、容量形成部18と、カバー部19と、を有する。カバー部19は、容量形成部18をZ軸方向上下から被覆し、積層体16の一対の主面を構成している。
容量形成部18は、複数のセラミック層の間に配置され、X-Y平面に沿って延びるシート状の複数の第1及び第2内部電極12,13を有する。内部電極12,13は、Z軸方向に沿って交互に配置されている。つまり、内部電極12,13は、セラミック層を挟んでZ軸方向に対向している。
第1内部電極12は、第1外部電極14に覆われた端面に引き出されている。一方、第2内部電極13は第2外部電極15に覆われた端面に引き出されている。これにより、第1内部電極12は第1外部電極14のみに接続され、第2内部電極13は第2外部電極15のみに接続されている。
内部電極12,13は、容量形成部18のY軸方向の全幅にわたって形成され、積層体16の一対の側面Sにそれぞれ露出している。サイドマージン部17は、積層体16の一対の側面Sをそれぞれ覆っている。これにより、積層体16の両側面Sにおける内部電極12,13間の絶縁性を確保することができる。
このような構成により、積層セラミックコンデンサ10では、第1外部電極14と第2外部電極15との間に電圧が印加されると、第1内部電極12と第2内部電極13との間の複数のセラミック層に電圧が加わる。これにより、積層セラミックコンデンサ10では、第1外部電極14と第2外部電極15との間の電圧に応じた電荷が蓄えられる。
セラミック素体11では、内部電極12,13間の各セラミック層の容量を大きくするために、高誘電率の誘電体セラミックスが用いられる。高誘電率の誘電体セラミックスとしては、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)に代表される、バリウム(Ba)及びチタン(Ti)を含むペロブスカイト構造の材料が挙げられる。
なお、セラミック層は、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)、チタン酸カルシウム(CaTiO)、チタン酸マグネシウム(MgTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、チタン酸ジルコン酸カルシウム(Ca(Zr,Ti)O)、ジルコン酸バリウム(BaZrO)、酸化チタン(TiO)などの組成系で構成してもよい。
内部電極12,13は、電気の良導体により形成されている。内部電極12,13を形成する電気の良導体としては、典型的にはニッケル(Ni)が挙げられ、この他にも銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属又は合金が挙げられる。
図2には、積層体16について、X軸方向に沿った第1寸法Lと、Z軸方向に沿った第2寸法Tと、が示されている。本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10では、積層体16の寸法Lを0.5mm以下とすることにより、外部電極14,15を含む全体としてのX軸方向の寸法を小さく留める。
また、積層体16では、側面Sの表面形状を、図2に示す断面形状と等しいものとみなせる。このため、積層体16の側面Sの外縁部は、寸法Lの一対の第1辺と、寸法Tの一対の第2辺と、から構成される矩形の輪郭を有する。したがって、積層体16の側面Sの面積は、寸法Lと寸法Tとの積(L×T)として算出することができる。
本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10では、積層体16の側面Sの面積が0.1mm以上となるように、積層体16の寸法Tが決定される。これにより、積層体16とサイドマージン部17との接着面積が広く確保されるため、サイドマージン部17の積層体16に対する高い接着強度が得られる。
[積層セラミックコンデンサ10の製造方法]
図4は、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10の製造方法を示すフローチャートである。図5~11は積層セラミックコンデンサ10の製造過程を示す図である。以下、積層セラミックコンデンサ10の製造方法について、図4に沿って、図5~11を適宜参照しながら説明する。
(ステップS01:セラミックシート準備)
ステップS01では、容量形成部18を形成するための第1セラミックシート101及び第2セラミックシート102と、カバー部19を形成するための第3セラミックシート103と、を準備する。セラミックシート101,102,103は、誘電体セラミックスを主成分とする未焼成の誘電体グリーンシートとして構成される。
セラミックシート101,102,103は、例えば、ロールコーターやドクターブレードなどを用いてシート状に成形される。セラミックシート101,102の厚さは、焼成後の容量形成部18におけるセラミック層の厚さに応じて調整される。第3セラミックシート103の厚さは適宜調整可能である。
図5は、セラミックシート101,102,103の平面図である。この段階では、セラミックシート101,102,103が、個片化されていない大判のシートとして構成される。図5には、各積層セラミックコンデンサ10ごとに個片化する際の切断線Lx,Lyが示されている。切断線LxはX軸に平行であり、切断線LyはY軸に平行である。
図5に示すように、第1セラミックシート101には第1内部電極12に対応する未焼成の第1内部電極112が形成され、第2セラミックシート102には第2内部電極13に対応する未焼成の第2内部電極113が形成されている。なお、カバー部19に対応する第3セラミックシート103には内部電極が形成されていない。
内部電極112,113は、任意の導電性ペーストをセラミックシート101,102に塗布することによって形成することができる。導電性ペーストの塗布方法は、公知の技術から任意に選択可能である。例えば、導電性ペーストの塗布には、スクリーン印刷法やグラビア印刷法を用いることができる。
内部電極112,113には、切断線Lyに沿ったX軸方向の隙間が、切断線Ly1本置きに形成されている。第1内部電極112の隙間と第2内部電極113の隙間とはX軸方向に互い違いに配置されている。つまり、第1内部電極112の隙間を通る切断線Lyと第2内部電極113の隙間を通る切断線Lyとが交互に並んでいる。
(ステップS02:積層)
ステップS02では、ステップS01で準備したセラミックシート101,102,103を、図6に示すように積層することにより積層シート104を作製する。積層シート104では、容量形成部18に対応する第1セラミックシート101及び第2セラミックシート102がZ軸方向に交互に積層されている。
また、積層シート104では、交互に積層されたセラミックシート101,102のZ軸方向上下面にカバー部19に対応する第3セラミックシート103が積層される。なお、図6に示す例では、第3セラミックシート103がそれぞれ3枚ずつ積層されているが、第3セラミックシート103の枚数は適宜変更可能である。
積層シート104は、セラミックシート101,102,103を圧着することにより一体化される。セラミックシート101,102,103の圧着には、例えば、静水圧加圧や一軸加圧などを用いることが好ましい。これにより、積層シート104を高密度化することが可能である。
(ステップS03:切断)
ステップS03では、ステップS02で得られた積層シート104を、切断線Lx,Lyに沿って切断することにより、未焼成の積層体116を作製する。積層体116は、焼成後の積層体16に対応する。積層シート104の切断には、例えば、押し切り刃や回転刃などを用いることができる。
図7,8は、ステップS03の一例を説明するための模式図である。図7は、積層シート104の平面図である。図8は、積層シート104のY-Z平面に沿った断面図である。積層シート104は、例えば発泡剥離シートなどの粘着シートF1によって保持された状態で、切断線Lx,Lyに沿って押し切り刃BLで切断される。
まず、図8(A)に示すように、押し切り刃BLを積層シート104のZ軸方向上方に、先端をZ軸方向下方の積層シート104に向けて配置する。次に、図8(B)に示すように、押し切り刃BLをZ軸方向下方に、粘着シートF1に到達するまで移動させ、積層シート104を貫通させる。
そして、図8(C)に示すように、押し切り刃BLをZ軸方向上方に向けて移動させることにより、積層シート104から引き抜く。これにより、積層シート104がX軸及びY軸方向に切り分けられ、Y軸方向に内部電極112,113が露出する側面S1を有する未焼成の積層体116が形成される。
(ステップS04:サイドマージン部形成)
ステップS04では、ステップS03で得られた積層体116の両側面S1に未焼成のサイドマージン部117を設ける。ステップS04では、積層体116の側面S1でセラミックシート117sを打ち抜くことにより、サイドマージン部117を形成する。図9は、ステップS04の過程を示す図である。
図8(C)に示すステップS03の直後の状態では、複数の積層体116の側面S1の向きが揃っていないため、複数の積層体116の側面S1で一括してセラミックシート117sを打ち抜くことができない。このため、ステップS04ではまず、積層体116の側面S1の向きがZ軸方向に揃うように、積層体116の向きを変更する。
積層体116の向きを変更するために、例えば、複数の積層体116を粘着シートF1から粘着シートF2に貼り替え、粘着シートF2上で複数の積層体116を一括して90°転動させることができる。これにより、複数の積層体116のいずれでも、一方の側面S1が粘着シートF2に保持され、他方の側面S1がZ軸方向上方を向く。
なお、粘着シートF2は、伸長性を有することが好ましい。これにより、複数の積層体116を粘着シートF2上で転動させる前に、粘着シートF2を伸長させることにより、複数の積層体116のY軸方向の間隔を予め広げておくことができる。これにより、複数の積層体116をスムーズに転動させることが可能となる。
積層体116の向きを変更した後に、図9(A)に示すように、粘着シートF2のZ軸方向下面を保持板Hで保持した状態で、複数の積層体116のZ軸方向上方を向いた側面S1上に一連のセラミックシート117sを配置する。これにより、セラミックシート117sが複数の積層体116を挟んで粘着シートF2と対向する。
そして、複数の積層体116上に配置されたセラミックシート117sに対してZ軸方向上方に対向するように、X-Y平面に沿って延びる板状の弾性部材Dが配置される。ステップS04で用いる弾性部材Dは、低弾性であることが好ましく、例えば、低弾性ゴムで形成することができる。
次に、図9(B)に示すように、弾性部材Dをセラミックシート117sに接触するまでZ軸方向下方に移動させ、保持板Hに保持された粘着シートF2と弾性部材Dとの間に積層体116及びセラミックシート117sを挟み込む。そして、弾性部材Dでセラミックシート117sをZ軸方向下方に押し込む。
このとき、弾性部材Dは、複数の積層体116の間の空間に食い込むことにより、セラミックシート117sにおける積層体116の側面S1に保持されていない領域をZ軸方向下方に押し下げる。これにより、セラミックシート117sは、各積層体116の側面S1の外縁部に沿ってZ軸方向に加わるせん断力によって切断される。
図10は、セラミックシート117sをZ軸方向上方から見た平面図である。図10では、セラミックシート117sのZ軸方向下側にある積層体116を破線で示している。積層体116の側面S1の外縁部は、寸法L1の一対の第1辺Mと、寸法T1の一対の第2辺Nと、から構成される矩形の輪郭を有する。
上記のとおり、積層セラミックコンデンサ10では、焼成後の積層体16の寸法Lを0.5mm以下に留める必要があるため、未焼成の段階での積層体116の寸法L1も小さく留める必要がある。したがって、セラミックシート117sの打ち抜き面である積層体116の側面S1では、外縁部の第1辺Mの寸法L1が小さくなる。
このように、積層体116における外縁部の第1辺Mの寸法L1が小さい側面S1では、セラミックシート117sとの接触面積が小さくなるため、サイドマージン部117の接着強度が不足しやすくなる。これに対し、本実施形態に係る積層体116では、側面S1の面積がある程度の大きさに確保されるように、寸法T1が決定される。
具体的に、未焼成の積層体116の寸法T1は、焼成後における積層体16の側面Sの面積(L×T)が0.1mm以上となるような寸法Tに基づいて決定される。これにより、積層体116では、側面S1とセラミックシート117sとの接触面積が確保されるため、サイドマージン部117の高い接着強度が得られる。
また、積層体116の側面Sでセラミックシート117sを打ち抜くためには、セラミックシート117sを積層体116の側面S1の外縁部の全周にわたって切れ目なく切断する必要がある。つまり、積層体116の側面Sの外縁部の全周にわたってセラミックシート117sを切断するために充分なせん断力を加える必要がある。
通常、積層体116の側面S1の外縁部からセラミックシート117sに加わるせん断力は、第1辺M及び第2辺Nのうち、短辺(図10では第2辺N)に集中しやすく、長辺(図10では第1辺M)で不足しやすくなる。より具体的に、積層体116の側面S1の外縁部では、長辺の中央部においてせん断力が特に不足しやすくなる。
積層体116の側面S1の外縁部では、輪郭の形状が扁平であるほど、セラミックシート117sに加わるせん断力に偏りが生じやすくなる。換言すると、積層体116の側面S1の外縁部では、輪郭の形状が正方形に近づくほど、セラミックシート117sに対して全周にわたって均一なせん断力が加わりやすくなる。
したがって、積層体116の側面S1では、第1辺Mの寸法L1と第2辺Nの寸法T1との差が小さいことが好ましい。具体的に、積層体116の側面S1では、第1辺Mの寸法L1及び第2辺Nの寸法T1は、焼成後の積層体16における寸法Lが寸法Tの0.75倍以上1.35倍以下となるように設計することが好ましい。
そして、図9(C)に示すように、弾性部材DをZ軸方向上方に移動させることにより、弾性部材Dをセラミックシート117sから離間させる。このとき、各積層体116の側面S1上に残ったセラミックシート117sがサイドマージン部117となる。複数の積層体116の間の空間に残ったセラミックシート117sは除去する。
これに引き続き、複数の積層体116を粘着シートF2から粘着シートF3に貼り替え、粘着シートF3によってサイドマージン部117を保持し、積層体116の反対側の側面S1をZ軸方向上方に向ける。そして、積層体116の反対側の側面S1にも、上記と同様の要領でサイドマージン部117を形成する。
これにより、図11に示すように、内部電極112,113が露出した積層体116の側面S1がサイドマージン部117によって覆われた未焼成のセラミック素体111が得られる。本実施形態に係るセラミック素体111では、打ち抜き不良に起因するサイドマージン部117の剥離が発生しにくい。
(ステップS05:焼成)
ステップS05では、ステップS04で得られたセラミック素体111を焼成することにより、図1~3に示す積層セラミックコンデンサ10のセラミック素体11を作製する。つまり、ステップS05によって、積層体116が積層体16になり、サイドマージン部117がサイドマージン部17になる。
ステップS05における焼成温度は、セラミック素体111の焼結温度に基づいて決定することができる。例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)系材料を用いる場合には、焼成温度は1000~1300℃程度とすることができる。また、焼成は、例えば、還元雰囲気下、又は低酸素分圧雰囲気下において行うことができる。
(ステップS06:外部電極形成)
ステップS06では、ステップS05で得られたセラミック素体11のX軸方向両端部に外部電極14,15を形成することにより、図1~3に示す積層セラミックコンデンサ10を作製する。ステップS06における外部電極14,15の形成方法は、公知の方法から任意に選択可能である。
以上により、積層セラミックコンデンサ10が完成する。この製造方法では、内部電極112,113が露出した積層体116の側面S1にサイドマージン部117が形成されるため、セラミック素体11における複数の内部電極12,13のY軸方向の端部が、側面SにおいてZ軸方向に沿って揃っており、Y軸方向において0.5μmの範囲内に位置している。これにより、内部電極12,13の広い交差面積を確保することができるため、大容量の積層セラミックコンデンサ10が得られる。
[実施例及び比較例]
上記実施形態の実施例1~5及び比較例として、焼成後に異なる寸法L及び寸法Tの積層体16が得られるような複数の条件で積層体116のサンプルを100個ずつ作製した。実施例1~5及び比較例に係るサンプルでは、焼成後に得られる積層体16の寸法L及び寸法T以外の条件を共通とした。
続いて、各サンプルの側面Sでセラミックシート117sを打ち抜くことにより、各サンプルの側面Sにサイドマージン部117を形成した。実施例1~5及び比較例では、共通のセラミックシート117sを用いた。そして、各サンプルについて、外観観察によって、サイドマージン部117の剥離発生の有無を評価した。
下記の表1には、実施例1~5及び比較例の評価結果として、各100個のサンプルのうちサイドマージン部117の剥離発生が認められたサンプルの個数が示されている。また、表1には、実施例1~5及び比較例について、焼成後に得られる積層体16の寸法L、寸法T、及び側面Sの面積が示されている。
Figure 0007328749000001
表1に示すとおり、側面Sの面積が0.1mm未満の比較例では、28個のサンプルについてサイドマージン部117の剥離発生が認められた。これは、比較例に係るサンプルでは、積層体116とサイドマージン部117との接触面積が小さすぎ、サイドマージン部117の積層体116に対する接着強度が不充分になったためであると考えられる。
また、比較例に係るサンプルでは、第1寸法Lの第2寸法Tに対する比率(L/T)が大きく、つまり側面S1の外縁部の輪郭の形状が扁平である。このため、積層体116の外縁部からセラミックシート117sに加わるせん断力が、第2辺Nに集中し、第1辺Mで不足したサンプルがあったものと考えられる。
この一方で、側面Sの面積が0.1mm以上の実施例1~5ではいずれも、サイドマージン部117の剥離発生が認められたサンプルが7個以下に留まった。これにより、寸法Lが0.5mm以下の構成においても、側面Sの面積を0.1mm以上とすることにより、セラミックシート117sの打ち抜き不良が発生しにくくなることが確認された。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では積層セラミック電子部品の一例として積層セラミックコンデンサ10の製造方法について説明したが、本発明の製造方法は積層セラミック電子部品全般に適用可能である。このような積層セラミック電子部品としては、例えば、チップバリスタ、チップサーミスタ、積層インダクタなどが挙げられる。
10…積層セラミックコンデンサ
11…セラミック素体
12,13…内部電極
14,15…外部電極
16…積層体
17…サイドマージン部
18…容量形成部
19…カバー部
101,102,103…セラミックシート
104…積層シート
111…セラミック素体
112,113…内部電極
116…積層体
117…サイドマージン部
117s…セラミックシート
S,S1…側面
F1,F2…粘着シート
D…弾性部材

Claims (3)

  1. 第1軸方向に積層された複数のセラミック層と、前記複数のセラミック層の間に位置する複数の内部電極と、前記第1軸と直交する第2軸方向を向き、前記複数の内部電極が露出する側面と、を有し、前記第1及び第2軸と直交する第3軸方向に沿った第1寸法が0.5mm以下であり、かつ前記側面の面積が0.1mm以上0.16mm 以下である積層体と、
    前記積層体の前記側面を覆うサイドマージン部と、
    を具備し、
    前記第1寸法が、前記積層体の前記第1軸方向に沿った第2寸法の0.75倍以上1.35倍以下である積層セラミック電子部品。
  2. 請求項1に記載の積層セラミック電子部品であって、
    前記複数の内部電極の前記第2軸方向の端部が、前記第2軸方向において前記側面から0.5μmの範囲内に位置している
    積層セラミック電子部品。
  3. 第1軸方向に積層された複数のセラミック層と、前記複数のセラミック層の間に位置する複数の内部電極と、前記第1軸と直交する第2軸方向を向き、前記複数の内部電極が露出する側面と、を有し、焼成後に、前記第1及び第2軸と直交する第3軸方向に沿った第1寸法が0.5mm以下となり、かつ前記側面の面積が0.1mm以上0.16mm 以下となる未焼成の積層体を用意し、
    前記未焼成の積層体の前記側面でセラミックシートを打ち抜き、
    前記第1寸法が、前記積層体の前記第1軸方向に沿った第2寸法の0.75倍以上1.35倍以下である
    積層セラミック電子部品の製造方法。
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