JP7301522B2 - レコーダー - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙や折畳紙等の記録紙に印字を行うレコーダーに関する。
従来、例えば心電計においては、心電図の測定や表示を行う装置本体にレコーダーが一体に設けられ、測定結果を記録紙に記録できるようになされたものがある(例えば特許文献1参照)。心電計のレコーダー(以下、単にレコーダーと呼ぶ)には、通常、記録紙としてロール紙や折畳紙等の連続紙が用いられている。また、心電計では、一般に装置の構成を簡単化・小型化するために、サーマルヘッドを用いた感熱記録方式が採用されている。
特開2015-110467号公報
ところで、上述したようなレコーダーにおいては、開閉ケースが設けられており、当該開閉ケースは、記録紙収容部を閉塞する閉状態と記録紙収容部を露出する開状態とを取り得るようになっている。ユーザーは、印字時には開閉ケースを閉状態とし、記録紙の出し入れ時には開閉ケースを開状態とする。
また、レコーダーには開閉ケースの開閉状態を検知する開閉センサーが設けられている。例えば開閉ケースが完全に閉じられていないと開閉センサーがこれを検知し、その状態でレコーダーを動作させようとすると、レコーダーは印字を中止したり、表示部にこのことを知らせる警告が表示される。
ここで、開閉センサーとしては、誤検知をできるだけ回避するために、光学式のセンサーではなく、機械式のセンサーが用いられることが多い。機械式のセンサーとしては一般に押し込み式のスイッチが用いられる。例えば開閉ケースが閉状態となったときに、開閉ケースに設けられた突起等が押し込み式のスイッチを押し込むことで開閉ケースが閉状態となったこと(換言すれば開閉ケースがロック状態となったこと)を検知する。
しかしながら、開閉ケースの突起によって押し込みスイッチを押し込み過ぎることが原因となって、押し込みスイッチが破損するおそれがある。
これを回避する一つの方法として、押し込みスイッチを何等かの緩衝部品を介して押し込むことが考えられるが、このようにすると、部品点数の増加及び構造の複雑化を招く。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、簡易な構成でありながら、開閉ケースの開閉を信頼性良く検知できるレコーダーを提供する。
本発明のレコーダーの一つの態様は、
記録紙に印字を行うレコーダーであって、
記録紙収容部を閉塞する閉状態と前記記録紙収容部を露出する開状態とを取り得る開閉ケースと、
前記開閉ケースの開閉動作に連動して回転する回転部材と、
前記回転部材の回転方向の移動の全部又は一部を回転半径方向への移動に変換して押し込みスイッチを押し込むことにより、前記開閉ケースの開閉を検知する開閉センサーと、
を具備する。
本発明によれば、開閉ケースの開閉動作に連動して回転する回転部材の回転方向の移動を回転半径方向への移動に変換して押し込みスイッチを押し込む構成としたことにより、簡易な構成でありながら、開閉ケースの開閉を信頼性良く検知できるレコーダーを実現できる。
本実施の形態に係る心電計の上面図 開閉ケースが開状態となったときの心電計の上面図 開閉ケースが開状態となったときの心電計の斜視図 ロール紙取付部の説明に供する図 ロール紙取付部及び開閉センサーの説明に供する図 図6Aはロール紙取付部の中立状態を示す図、図6Bはロール紙取付部の没状態を示す図、図6Cはロール紙取付部の突出ロック状態を示す図 ベース部とケースの関係に着目した図4のA-A’断面図 図8Aは開閉ケースが開状態のときのロール紙取付部及び開閉センサーの状態を示す図、図8Bは開閉ケースが閉状態のときのロール紙取付部及び開閉センサーの状態を示す図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
<心電計の全体構成>
図1、図2及び図3は、本発明の実施の形態に係る心電計10の外観構成を示す図である。より具体的には、図1は開閉ケース110を閉じた状態を示す上面図であり、図2は開閉ケース110を開いた状態を示す上面図であり、図3は開閉ケース110を開いた状態を示す斜視図である。
心電計10は、大きく分けて、レコーダー100と装置本体200とから構成されている。
装置本体200には、表示部210及び操作部220等が設けられている。また、装置本体200の内部には、演算や動作制御を行う制御部や、増幅部、心電用電極等を接続するためのインターフェース部等が設けられている。表示部210には、測定結果である心電図等が表示される。なお、測定結果である生体情報は、自装置で演算により取得してもよいし、他装置から受け取って取得してもよい。操作部220には、各種のキーや、電源スイッチ、スタート/ストップスイッチ等(図示せず)が設けられている。なお、本実施の形態の心電計10は、表示部210がタッチパネル構成とされており、表示部210に各種設定画面や動作メニュー画面を表示し、これを用いて各種設定や動作指示を入力することもできる。
<レコーダーの概略構成>
図1から分かるように、レコーダー100には、開ボタン101、排紙口102及び開閉ケース110が設けられている。心電図が記録された記録紙は排紙口102から排出される。
レコーダー100には、開ボタン101に連動するロック爪103(図2、図3)が設けられており、このロック爪103が開閉ケース110の内面に設けられたロック爪104(図3)に係合することにより、開閉ケース110が閉状態でロックされる。ユーザーによって開ボタン101が押圧操作されると、これに連動してロック爪103がロック開放位置に回転することにより、開閉ケース110のロックが解除される。開閉ケース110は、ロックが解除された後にユーザーによって開方向に回転されると、図2及び図3に示すような開状態となる。
また、レコーダー100には、サーマルヘッド120、プラテンローラー130、記録紙収容部140等が設けられている。プラテンローラー130は、開閉ケース110の開端に取り付けられており、開閉ケース110が図1に示すような閉状態とされたときにサーマルヘッド120に当接し、図2及び図3に示すような開状態とされたときにサーマルヘッド120から離間する。
図1のように開閉ケース110が閉じた状態において、サーマルヘッド120とプラテンローラー130との間に下方向から折畳紙等の記録紙が進入し、記録紙はプラテンローラー130の回転によって上方向に紙送りされ、これと同時にサーマルヘッド120によって感熱記録が行われる。このようにして、折畳紙等の記録紙に心電図が記録される。
ここで、開閉ケース110は回転軸111によって回転自在に軸支されている。開閉ケース110は、記録紙収容部140を閉塞する閉状態と記録紙収容部140を露出する開状態とを取り得る。開閉ケース110は、手動にて回転軸111を回転中心として回転させることができるようになっている。開閉ケース110の開状態において、ユーザーは、記録紙収容部140にロール紙や折畳紙等の記録紙の出し入れを行うことができる。
レコーダー100内には一対のロール紙取付部300が設けられている。ロール紙取付部300は、心電計10の前側及び後側にそれぞれ1つずつ設けられており、ロール紙を回転自在に保持する。ロール紙取付部300の詳細については後述する。
また、レコーダー100内には開閉ケース110の開閉を検知する開閉センサー400が設けられている。本実施の形態の場合、開閉センサー400は、前側のロール紙取付部300の近傍に設けられている。
<ロール紙取付部>
図4、図5及び図6は、ロール紙取付部300の説明に供する図である。前側のロール紙取付部300と後側のロール紙取付部300はほぼ同様の構成なので、ここでは前側のロール紙取付部300について説明する。前側のロール紙取付部300と後側のロール紙取付部300の違いは、前側のロール紙取付部300が開閉センサー400を動作させるための構成を有しているのに対して、後側のロール紙取付部300はこれを有していないことである。
ロール紙取付部300は、円筒形状のベース部310と、ベース部310の中空部分に配されるペーパー押さえ部330と、を有する。
ベース部310は、レコーダー100のシャーシに回転自在に取り付けられている。ベース部310にはコイルバネ311の一端が取り付けられている。コイルバネ311の他端はレコーダー100のシャーシに取り付けられている。これにより、ベース部310はコイルバネ311によって開閉ケース110の開方向に付勢されている。
また、ベース部310には、開閉ケース110の当接部112が当接する第1のアーム312と、開閉センサー400を動作させる第2のアーム313と、が形成されている。
さらに、ベース部310の外周部分の一部には、第1の切欠314、第2の切欠315、第3の切欠316が形成されている。第1及び第2の切欠314、315は、それぞれ、ベース部310の円周方向に亘って形成されている。第1の切欠314は、第2の切欠315よりもベース部310の開端側に形成されている。第3の切欠316は、第1の切欠314と第2の切欠315を繋ぐように形成されている。
ペーパー押さえ部330は、三角錐形状の出没部材331を有する。出没部材331はコイルバネ332を介してレコーダー100のシャーシに回転自在に取り付けられている。これにより、出没部材331は、コイルバネ332によって、先端部分がベース部310から突出する方向に付勢されている。つまり、出没部材331は、ベース部310に出没自在に収容され、突出状態においてロール紙を回転自在に支持する。また、出没部材331は、ベース部310に対して相対的に回転させることができる。
出没部材331には突起333が形成されており、突起333は、出没部材331とベース部310との回転方向の相対位置に応じて、第1の切欠314、第2の切欠315又は第3の切欠316のいずれかの位置に遷移する。
ここで、第1の切欠314は、出没部材331が図4に示したような突出状態となったときの突起333の真横に形成されている。これにより、突起333は、出没部材331が突出状態にあるときにベース部310が出没部材331に対して相対的に回転すると、第1の切欠314に入り込むことができるようになっている。
次に、本実施の形態のロール紙取付部300の動作について、図6を用いて説明する。
図6Aはロール紙取付部300の中立状態を示す図である。このとき、出没部材331の突起333は第3の切欠316の位置にあり、出没部材331はベース部310からロール紙の方向に突出した状態にある。
図6Bはロール紙取付部300の没状態を示す図である。このとき、出没部材331の突起333は第2の切欠315の位置にあり、出没部材331はベース部310内に引っ込んだ状態にある。
図6Cはロール紙取付部300の突出ロック状態を示す図である。このとき、出没部材331の突起333は第1の切欠314の位置にあり、出没部材331はベース部310からロール紙の方向に突出した状態にロックされている。
・ロール紙使用時
ロール紙使用時に、ユーザーは、出没部材331を指で回転させることで図6Aに示したような中立状態にし、次に出没部材331のテーパ面にロール紙の端部を押し当てながら出没部材331を引っ込ませる。やがて、ロール紙の筒に出没部材331が入り込んで出没部材331が突出状態となる。このようにして、ロール紙取付部300にロール紙が取り付けられる。
次に、ユーザーが開閉ケース110を閉じていくと、開閉ケース110の当接部112がベース部310の第1のアーム312に当接しながら、ベース部310を回転させる。この結果、図6Cに示したように、ベース部310が出没部材331に対して相対的に回転し、出没部材331の突起333が第1の切欠314に入り込む。これにより、出没部材331は、第1の切欠314によって引っ込み方向への移動が規制され、突出状態が維持された突出ロック状態とされる。
よって、開閉ケース110を閉じれば出没部材331が突出ロック状態とされるので、心電計10の移動時等にロール紙や出没部材331に力が加わった場合でも出没部材331が引っ込むことがない。この結果、出没部材331からのロール紙の脱落を防止できる。
・折畳紙使用時
折畳紙使用時に、ユーザーは、出没部材331を指で引っ込めながら回転させることで図6Bに示したような没状態にする。これにより、出没部材331を折畳紙の出し入れの邪魔にならない没位置に維持させることができる。この状態において、ユーザーは、折畳紙の出し入れを行う。
なお、図4及び図6等では図を簡単化するために、ベース部310及びペーパー押さえ部330を抜粋して示してあるが、実際には、ベース部310及びペーパー押さえ部330は、出没部材331が出没可能な状態で、ケースによって覆われている。このケースはレコーダー100のシャーシに固定されている。
図7は、図4のA-A’断面である。なお、図7は、ベース部310と上述のケース500の関係に着目した断面図であり、出没部材331等は省略してある。図7から分かるように、ケース500には、ベース部310の外周側及び内周側を覆うようなリブが形成されている。このリブの一部は、第2の切欠315内に若干突き出ている。よって、突起333が第2の切欠315内に進入した際には、突起333はコイルバネ332の付勢力によってリブ501の先端に押し当てられた状態となる。なお、リブ501は、ベース部310とは別体であり、突起333が第2の切欠315内で出没部材331が突出方向に付勢されながら当接する当接部材と言うことができる。
つまり、出没部材331が図6Bに示すような没位置にあり、突起333が第2の切欠315内に進入した際には、突起333は第2の切欠315の切欠面ではなく切欠面から若干突き出ているリブ501に押し当てられている。
この状態において、ユーザーが開閉ケース110を閉じていくと、開閉ケース110の当接部112がベース部310の第1のアーム312に当接しながら、ベース部310を回転させる。この結果、突起333は、第2の切欠315の位置から第3の切欠316の位置に移動することになるが、リブ501に支持されているので、図6Aに示したような突出方向には移動しない。よって、開閉ケース110を閉じても、突出部材331は突出せずに没位置のまま維持される。
<開閉検知機構>
次に、本実施の形態による開閉ケース110の開閉検知機構について、図8を用いて説明する。
ロール紙取付部300の近傍には、開閉センサー400が設けられている。開閉センサー400は、センサー本体401と、センサー本体401から出没自在の押し込みスイッチ402と、押し込み板403と、を有する。押し込み板403は、一端がセンサー本体401に回転自在に取り付けられている。
図8Aは開閉ケース110が開状態のときのロール紙取付部300及び開閉センサー400の状態を示す。図8Bは開閉ケース110が閉状態のときのロール紙取付部300及び開閉センサー400の状態を示す。
図8Aに示す開状態では、第2のアーム313は押し込み板403から離間しており、押し込み板403は押し込みスイッチ402から離間した状態にあり、押し込みスイッチ402は押し込まれていない。一方、ユーザーが開閉ケース110を閉じていくと、開閉ケース110の当接部112によって第1のアーム312が押され、ロール紙取付部300のベース部310が図8における時計方向に回転する。このベース部310の回転に従って、第2のアーム313が押し込み板403の外面を摺動しながら押し込み板403を閉じる方向に回転させていく。
やがて、図8Bに示した開閉ケース110の閉状態となると、押し込み板403の押し込み面は完全にセンサー本体401の外面に一致し、押し込みスイッチ402が押し込み板403によって押し込まれた状態となる。この結果、開閉センサー400は、開閉ケース110が閉状態となったことを検知できる。
図8Bの状態から開閉ケース110が開状態とされると、ベース部310がコイルバネ311の引っ張り力によって図の反時計方向に回転駆動される。この結果、ロール紙取付部300及び開閉センサー400は、図8Aに示したような状態となり、押し込みスイッチ402が押し込まれていない状態となることにより、開閉センサー400は開閉ケース110が開状態となったと検知する。
<効果>
以上説明したように、本実施の形態によれば、記録紙収容部140を閉塞する閉状態と記録紙収容部140を露出する開状態とを取り得る開閉ケース110と、開閉ケース110の開閉動作に連動して回転する回転部材(ベース部310)と、回転部材の回転方向の移動の全部又は一部を回転半径方向への移動に変換して、押し込みスイッチ402を押し込むことにより開閉ケースの開閉を検知する開閉センサー400と、を設けたことにより、簡易な構成でありながら、開閉ケース110の開閉を信頼性良く検知できるレコーダー100を実現できる。
つまり、開閉ケース110の開閉動作に連動して回転する回転部材(ベース部310)の回転方向の移動を回転半径方向への移動に変換して押し込みスイッチ402を押し込む構成としたことにより、開閉ケース110によって直接押し込みスイッチを押し込む構成と比較して、押し込みスイッチの破損を防止できるので、検知の信頼性が高まる。何故なら、回転半径方向の移動量は、回転部材の長さによって予め決まっている回転半径以上にはならないからである。また、その回転半径付近では、移動成分はほとんどが回転の接線方向であり、回転半径方向の移動は僅かなので、押し込みスイッチをソフトに押し込むことができるためである。
ここで押し込みスイッチを激しく押すと、押し込みスイッチが押された状態から戻らなくなるおそれもある。本実施の形態の構成では、押し込みスイッチをソフトに押し込むことができるので、これを防止できる。
また、本実施の形態によれば、開閉ケース110の開閉動作に連動して回転する回転部材として、ロール紙取付部300の出没部材331の出没を規制するベース部310を用いたことにより、専用の回転部材を新たに設ける必要が無いので、構成を簡単化できる。
<他の実施の形態>
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、押し込みスイッチ402を押し込む押し込み板として、一端がセンサー本体401に回転自在に取り付けられているものを用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば両端がセンサー本体401に出没自在に取り付けられたものを用いてもよい。要は、回転部材の回転方向の移動の全部又は一部を回転半径方向への移動に変換して押し込みスイッチ402を押し込むことができる構成であればよい。
また、上述の実施の形態では、開閉ケース110の開閉動作に連動して回転する回転部材としてベース部310を流用した場合について述べたが、ベース部310以外の回転部材を設けてもよい。要は、開閉ケース110の開閉動作に連動して回転する回転部材を設ければよい。
さらに、上述の実施の形態では、本発明を心電計に適用した場合について述べたが、これに限らず、ロール紙や折畳紙等の記録紙に印字を行うレコーダーに広く適用可能である。例えば、レコーダーを有する脳波計、脈波計、ポリグラフ、生体情報モニター等にも適用可能である。
なお、本明細書における「出没」とは、ロール紙の方向に突き出た第1の位置と、当該第1の位置よりも引っ込んだ第2の位置とを取り得ることを意味し、単にベース部310との関係を意味するものではないことに注意されたい。特に「没位置」とはベース部310内に完全に没することを意味するものではない。
本発明は、ロール紙や折畳紙等の記録紙に印字を行うレコーダーに広く適用可能である。
10 心電計
100 レコーダー
101 開ボタン
102 排紙口
103、104 ロック爪
110 開閉ケース
111 回転軸
112 当接部
120 サーマルヘッド
130 プラテンローラー
140 記録紙収容部
200 装置本体
300 ロール紙取付部
310 ベース部
311、332 コイルバネ
312 第1のアーム
313 第2のアーム
314 第1の切欠
315 第2の切欠
316 第3の切欠
330 ペーパー押さえ部
331 出没部材
333 突起
400 開閉センサー
401 センサー本体
402 押し込みスイッチ
403 押し込み板
500 ケース
501 リブ

Claims (2)

  1. 記録紙に印字を行うレコーダーであって、
    記録紙収容部を閉塞する閉状態と前記記録紙収容部を露出する開状態とを取り得る開閉ケースと、
    前記開閉ケースの開閉動作に連動して回転する回転部材と、
    前記回転部材の回転方向の移動の全部又は一部を回転半径方向への移動に変換して押し込みスイッチを押し込むことにより、前記開閉ケースの開閉を検知する開閉センサーと、
    を具備し、
    前記回転半径方向は、前記回転方向に直交する方向であり、
    前記押し込みスイッチは、前記回転部材によって前記回転方向に直交する前記回転半径方向に押し込まれ
    前記記録紙にはロール紙が含まれ、
    前記回転部材は、前記ロール紙が取り付けられるロール紙取付部に設けられ前記開閉ケースの開閉に応じて回転することにより、前記ロール紙取付部の出没部材の出没を規制するベース部である、
    レコーダー。
  2. 前記回転部材の外周部には、突起が形成され、
    前記開閉センサーは、前記押し込みスイッチと、前記押し込みスイッチに当接する板状部材と、を有し、
    前記開閉ケースの状態変化に応じて前記突起が前記板状部材に摺動して前記板状部材を前記回転半径方向に移動させることにより、前記押し込みスイッチが前記回転半径方向に押し込まれる、
    請求項1に記載のレコーダー。
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