JP5046722B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、機器本体に回動自在に取り付けられてカードスロットを覆う閉位置とカードスロットへのメモリカードの挿入を可能な状態にカードスロットを露出させる開位置との間で回動する蓋体を有する電子機器に関するものである。
この種の電子機器として、特開平9−146846号公報に開示された電子機器(データ収集装置)が知られている。この電子機器は、メモリカード(PCカード)が挿入されるカード挿入部と、カード挿入部を覆う開閉可能な蓋と、蓋の開閉状態を検出する検出スイッチと、カード挿入部に挿入されたメモリカードにデータの書き込み処理が行われている場合に蓋が開かれたことを検出スイッチが検出したときにデータを管理するデータ管理情報をカード挿入部に挿入されているメモリカードに書き込む保護処理を行うCPUとを備えている。この場合、蓋は、裏側に垂直に取り付けられた支持板の端部が軸により回動自在に支持されることにより、この軸を中心として回動自在となっている。また、蓋の下方に、カード挿入部とイジェクトボタンとが近接して設けられている。
この電子機器では、利用者が蓋を開いてからメモリカードを抜き出すまでにある程度の時間がかかるので、CPUがメモリカードに保護処理を行うための時間が確保される。したがって、電子機器の内部で自動的にデータ収集処理が行われ、メモリカードへのアクセスが続けられているときに、利用者がアクセス中であることを知らずにメモリカードを抜き出しても、メモリカードの記憶内容が確実に保護される。
特開平9−146846号公報(第3,4頁、第1−2図)
ところが、上記の電子機器には、以下の問題点がある。すなわち、この電子機器では、カード挿入部に不完全な状態(完全な挿入状態から若干突出した状態)で挿入されたメモリカードと蓋との関係が何ら規定されていない。このため、この電子機器には、メモリカードが不完全な状態でカード挿入部に挿入されていたとしても、完全な状態で挿入された状態と同様にして蓋が閉じられてしまうことがある。したがって、この電子機器には、蓋を完全に閉じた状態では、メモリカードがカード挿入部に完全に装着されているか否かを判別できないという問題点が存在している。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、蓋を完全に閉じた状態でのメモリカードの装着状態を確実に判別し得る電子機器を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の電子機器は、機器本体内部に配設されてメモリカードが装着されるカード装着部、前記機器本体のパネル面に形成された凹部の底面に開口して形成されて前記カード装着部への前記メモリカードの装着に際して当該メモリカードが挿入されるカードスロット、および前記機器本体に回動自在に取り付けられて当該カードスロットを覆う閉位置と前記メモリカードの挿入を可能な状態に当該カードスロットを露出させる開位置との間で回動する蓋体を有する電子機器であって、前記機器本体における前記カードスロットの近傍において前記底面に対して突出入可能に配設されたイジェクトボタンを備え、前記イジェクトボタンは、前記閉位置にある前記蓋体と干渉することなく前記底面からその先端面が突出する基準位置よりも所定距離だけ奥側に位置するロック位置まで押動されたときに当該基準位置を超える排出可能位置まで突出し、当該排出可能位置から前記基準位置まで押動されたときに前記カード装着部に挿入されている前記メモリカードを排出させ、前記基準位置を超えて前記ロック位置まで押動されたときに最大突出位置が当該基準位置に規制されるロック状態に移行するように構成され、前記蓋体は、裏面に突起部が形成され、前記開位置から前記閉位置に回動される際に、前記カードスロットを介して前記カード装着部に不完全な状態で装着されている前記メモリカードの挿入方向後端面を前記突起部を介して押動することによって当該メモリカードを当該カード装着部に押し込み可能に構成されると共に、前記開位置から前記閉位置に回動される際に、前記排出可能位置にある突出状態の前記イジェクトボタンに前記裏面が当接して当該イジェクトボタンを押動可能に構成されている。
請求項1記載の電子機器では、蓋体の裏面に突起部が形成されると共に、蓋体が開位置から閉位置に回動される際に、カードスロットを介してカード装着部に不完全な状態で装着されているメモリカードの挿入方向後端面を突起部を介して押動することによってメモリカードをカード装着部に押し込み可能に構成されている。このため、この電子機器によれば、カード装着部にメモリカードが不完全な状態で装着されていたとしても、蓋体を閉位置まで回動させて、突起部を介して蓋体でメモリカードをカード装着部内に押し込むことにより、メモリカードを完全な状態でカード装着部に装着させることができる。したがって、メモリカードのカード装着部への装着状態において蓋体が閉位置にあるときには、メモリカードは常に完全な状態でカード装着部に装着されていると判別することができる。
また、蓋体が開位置から閉位置に回動される際に、蓋体の裏面が突出状態のイジェクトボタンに当接して押動する。したがって、この電子機器によれば、イジェクトボタンが排出可能位置にある状態においてメモリカードをカード装着部に装着して、イジェクトボタンが突出状態(排出可能位置にある状態)となっているときにおいて、蓋体を閉位置に回動させようとしたとしても、蓋体によってイジェクトボタンが機器本体内に押し込まれることでカードスロットから排出されるメモリカードが蓋体と当接するため、蓋体の閉位置への回動が阻止される。したがって、この電子機器によれば、利用者は、回動させようとしている蓋体の回動が阻止されることにより、イジェクトボタンを排出可能位置に突出させたままの状態でメモリカードをカード装着部に誤って装着したことを認識することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電子機器の最良の形態について説明する。なお、電子機器の一例として測定器を例に挙げて説明する。
測定器1は、一例として、図1に示すように、機器本体2、外部インターフェース部(以下、「外部I/F部」ともいう)3、メモリインターフェース部(以下、「メモリI/F部」ともいう)4、カード装着部5および制御部6を備え、外部I/F部3を介して取得した測定データD1をカード装着部5に装着されているメモリカード7に記憶可能に構成されている。
機器本体2は測定器1の筐体(ケース)であって、図1に示すように、その内部にメモリI/F部4、カード装着部5および制御部6が配設されている。また、機器本体2のパネル面11には、操作スイッチ、表示部および電源スイッチなど(いずれも図示せず)と共に、外部I/F部3が配設されている。また、パネル面11の一部には、図1,2に示すように、平面視長方形の凹部12が形成されており、凹部12の底面12aには、カード装着部5と連通するカードスロット(長方形状の孔)13、および後述するイジェクトボタンの先端部を突設させるための挿通孔14が開口して形成されている。この場合、カードスロット13は、その長手方向が底面12aの長手方向と平行となるように形成されている。
また、パネル面11には、カードスロット13を覆う閉位置(図1,3に示す位置)とカードスロット13へのメモリカード7の挿入を可能とする開位置(図2に示す位置)との間で回動する蓋体15が回動自在に取り付けられている。具体的には、蓋体15は、凹部12の平面形状に合わせて長方形の平板体に形成されて、図2に示すように、一辺(本例では長辺)の各端部が凹部12の対向する壁面12b,12cに一例として凹凸嵌合などの支持構造によって取り付けられることにより、軸線A(カードスロット13の長手方向と平行な軸線。図1,2参照)を中心として回動可能となっている。また、蓋体15は、閉位置において、図1,3に示すように、その表面がパネル面11とほぼ面一となるように、その厚みおよび壁面12b,12cへの取り付け位置などが規定されている。また、蓋体15における壁面12b,12cに取り付けられた前述の一辺と平行な他の一辺側には、図1〜3に示すように、閉位置の蓋体15を容易に開けることができるように、指を掛けるための引っ掛け部15aが形成されている。
また、蓋体15の裏面には、図1,2に示すように、蓋体15を閉位置まで回動させたときにカードスロット13を介してカード装着部5に不完全な状態で装着されているメモリカード7の挿入方向後端面に当接する位置に、1または複数(本例では一例として2つ)の突起部16が形成されている。また、各突起部16は、蓋体15が閉位置に位置している状態においてカードスロット13の真上に位置するように、カードスロット13の長手方向に沿って互いに離間した状態で並設されている。さらに、各突起部16は、カードスロット13から挿入されたメモリカード7がカード装着部5に完全に装着された状態において蓋体15が閉位置に回動された際に、その先端がメモリカード7における挿入方向後端面(図1における左端面)と接触するか、または接触しないまでも両者間の隙間が僅かな長さとなるように、その突出長が規定されている。
外部I/F部3は、測定対象体(例えば他の機器)と接続される測定ケーブルやプローブなどを接続するためのコネクタ(いずれも図示せず)を備えて構成されている。また、外部I/F部3は、測定対象体の測定データD1を測定ケーブルを介して入力した際には、この測定データD1を制御部6に出力する。制御部6は、例えばCPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を備え、外部I/F部3から出力される測定データD1を取り込んで、メモリI/F部4に出力する。メモリI/F部4は、制御部6の制御下で、制御部6から出力される測定データD1をカード装着部5に装着されているメモリカード7に記憶させる。
カード装着部5は、メモリカード7が着脱自在に装着される不図示のフレーム、このフレームにメモリカード7の装着方向に沿ってスライド自在に取り付けられたダブルプッシュ式のイジェクトボタン5a、およびフレームに取り付けられてイジェクトボタン5aと連動することによってイジェクトボタン5aに印加されている力を利用して装着状態のメモリカード7をフレームから排出させる不図示の排出機構(押し出し機構)を備えた公知のカード用コネクタ(例えば、日本航空電子工業(株)製のJC26Eシリーズ)で構成されている。また、カード装着部5は、図1に示すように、機器本体2内におけるカードスロット13の近傍に、フレームがカードスロット13と連通し、かつ図2に示すようにイジェクトボタン5aの先端部がパネル面11の挿通孔14に挿通された状態で配設されている。この場合、このカード装着部5では、イジェクトボタン5aは、機器本体2の凹部12における底面12aに対して突出入可能に構成されており、凹部12の底面12aからその先端面が若干(約1mm以下)突出する位置(閉位置にある蓋体15と干渉しない位置)を基準位置として、この基準位置よりも所定距離(数ミリ)だけ奥側に位置するロック位置まで押動されたときにはロック状態が解除されて、その後に押動が解除されたときには、基準位置を超えて排出可能位置(先端面が底面12aから約10mm突出する位置)まで突出する(本発明における突出状態)。また、イジェクトボタン5aは、この状態において、排出可能位置から基準位置まで押動されたときには、排出機構と連動してフレームに装着されているメモリカード7を排出させる。また、イジェクトボタン5aは、基準位置を超えてロック位置まで押動されることにより、再度、ロック状態に移行する。このロック状態では、イジェクトボタン5aは、その最大突出位置が基準位置に規制される。
次に、測定器1へのメモリカード7の装着方法について図面を参照して説明する。
まず、蓋体15が閉位置に位置している図3に示す状態において、蓋体15の引っ掛け部15aに指を掛けて蓋体15を引いて、図2に示す開位置まで回動させる。これにより、凹部12の底面12aに形成されたカードスロット13が、メモリカード7を挿入可能な状態に露出する。この状態では、イジェクトボタン5aは、同図に示すように、蓋体15と干渉しない基準位置に位置している。
次いで、図2に示すように、底面12aに対して直交する方向からメモリカード7をカードスロット13を介してカード装着部5内に挿入する。メモリカード7をカード装着部5に完全に装着させた状態では、図4に示すように、メモリカード7は、その挿入方向後端面が凹部12の底面12aから1〜2mm程度突出した状態となっている。最後に、図4に示す開位置にある蓋体15を閉位置に向けて回動させて、凹部12を蓋体15で覆う。これにより、メモリカード7のカード装着部5への装着が完了する。
続いて、測定器1からのメモリカード7の取り出し方法について、図面を参照して説明する。
まず、図3に示す閉位置にある蓋体15を開位置まで回動させて、凹部12を開放(露出)させる(図4に示す状態にする)。次いで、イジェクトボタン5aを挿通孔14内に押し込む。この押し込みにより、イジェクトボタン5aはロック位置に達して、ロック状態が解除される。このため、イジェクトボタン5aへの押動を解除したときには、イジェクトボタン5aは、図5に示す排出可能位置まで突出する。続いて、この状態にあるイジェクトボタン5aを挿通孔14内に、ロック位置まで押し込む。このイジェクトボタン5aの押し込みに連動して、カード装着部5の排出機構が作動して、カード装着部5のフレームに装着されているメモリカード7がフレーム内において排出方向に移動させられる。これにより、図6に示すように、メモリカード7は、その挿入方向後端面が凹部12の底面12aから突出する。なお、イジェクトボタン5aは、ロック位置まで押動されてロック状態に移行するため、イジェクトボタン5aへの押動を解除した後には、その最大突出位置が基準位置に規制される。最後に、突出している挿入方向後端部を指で摘んでメモリカード7を引き抜く。これにより、メモリカード7の測定器1からの(具体的にはカード装着部5からの)取り出しが完了する。
一方、測定器1へのメモリカード7の装着に際して、メモリカード7のカード装着部5への挿入が不完全であり、例えば、図6に示すように、メモリカード7の挿入方向後端部が底面12aから大きく突出している状態であったとしても、この測定器1では、蓋体15を閉位置に向けて回動させたときに、突起部16が、図7に示すように、蓋体15が閉位置に至る前にメモリカード7の挿入方向後端面と当接する。また、前述したように、突起部16の突出長は、メモリカード7がカード装着部5に完全に装着され、かつ蓋体15が閉位置に位置しているときに、その先端がメモリカード7における挿入方向後端面とほぼ接触するように規定されている。このため、メモリカード7は、閉位置に向けて回動する蓋体15によって突起部16を介してカード装着部5内に押動されて(押し込まれて)、蓋体15が閉位置に達した時点で図1に示すような完全な状態でカード装着部5に装着される。
他方、イジェクトボタン5aが排出可能位置にある状態において、メモリカード7をカード装着部5に装着したときには、図5に示すように、イジェクトボタン5aは、突出したままの状態となる。この状態において、蓋体15を閉位置に回動させようとしたときには、蓋体15によってイジェクトボタン5aが挿通孔14内に押し込まれるため、イジェクトボタン5aの押し込みに連動して排出機構が作動する結果、カード装着部5に装着されているメモリカード7は、カードスロット13から突出して、図8に示すように、その挿入方向後端面が蓋体15の各突起部16に当接する。この状態においては、蓋体15に加えている力(イジェクトボタン5aを押し込む力)と、イジェクトボタン5aの押し込みに連動して作動する排出機構によって排出されるメモリカード7から蓋体15に加わる力とが釣り合う結果、蓋体15の閉位置への回動が阻止される。これにより、蓋体15を閉めようとした利用者は、誤ってイジェクトボタン5aを排出可能位置に突出させたままの状態でメモリカード7をカード装着部5に装着したことを認識することができる。したがって、利用者は、まず、蓋体15を開いた後に、イジェクトボタン5aをロック位置に押し込んでロック状態に移行させる。この際に、メモリカード7がイジェクトボタン5aの押し込みによってカード装着部5から排出される。次いで、蓋体15を閉位置に回動させる。これにより、カード装着部5から排出されているメモリカード7が蓋体15によってカード装着部5に再度押し込まれる。この結果、メモリカード7が正常に装着され、かつ蓋体15が正常に閉じられる。なお、蓋体15によるメモリカード7のカード装着部5への押し込みに代えて、利用者が手でメモリカード7をカード装着部5に押し込むこともできる。
このように、この測定器1では、蓋体15の裏面に突起部16が形成されると共に、蓋体15が開位置から閉位置に回動される際に、カードスロット13を介してカード装着部5に不完全な状態で装着されているメモリカード7の挿入方向後端面を突起部16を介して押動することによってメモリカード7をカード装着部5に押し込み可能に構成されている。このため、この測定器1によれば、カード装着部5にメモリカード7が不完全な状態で装着されていたとしても、蓋体15を閉位置まで回動させて、突起部16を介して蓋体15でメモリカード7をカード装着部5内に押し込むことにより、メモリカード7を完全な状態でカード装着部5に装着させることができる。したがって、メモリカード7のカード装着部5への装着状態において蓋体15が閉位置にあるときには、メモリカード7は常に完全な状態でカード装着部5に装着されていると判別することができる。
また、この測定器1では、蓋体15が開位置から閉位置に回動される際に、蓋体15の裏面が突出状態のイジェクトボタン5a(排出可能位置にあるイジェクトボタン5a)に当接して押動する。したがって、この測定器1によれば、イジェクトボタン5aが排出可能位置にある状態においてメモリカード7をカード装着部5に装着して、イジェクトボタン5aが突出状態(排出可能位置にある状態)となっているときにおいて、蓋体15を閉位置に回動させようとしたとしても、蓋体15によってイジェクトボタン5aが挿通孔14内に押し込まれることでカードスロット13から排出されるメモリカード7が蓋体15と当接するため、蓋体15の閉位置への回動が阻止される。このため、この測定器1によれば、利用者は、回動させようとしている蓋体15の回動が阻止されることにより、イジェクトボタン5aを排出可能位置に突出させたままの状態でメモリカード7をカード装着部5に誤って装着したことを認識することができる。
なお、本発明は、上記した発明の実施の形態に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施の形態の構成に加えて、蓋体15と凹部12の壁面12b,12cとの凹凸嵌合部位に、一例としてねじりコイルばねなどのばね部材を配置することもできる。この構成によれば、ばね部材によって蓋体15が閉位置に向けて常時付勢される構成とすることができるため、装着状態のメモリカード7がカード装着部5から振動などによって突出しようとしたとしても、蓋体15に形成された突起部16が直ちにメモリカード7と当接することにより、メモリカード7の突出を防止することができる。
また、測定器1の構成は上記した構成に限定されず、測定部を備えた構成の測定器であってもよい。また、電子機器の一例として測定器を例に挙げて説明したが、データ収集装置や検査装置など、測定器以外の様々な機器に対しても本願発明を適用できるのは勿論である。
測定器1の構成を示す構成図である。 イジェクトボタン5aが基準位置にある状態でのカードスロット13へのメモリカード7の挿入状態を示すパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。 蓋体15が閉位置にある状態のパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。 イジェクトボタン5aが基準位置にある状態でメモリカード7をカード装着部5に完全に装着した状態を示すパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。 イジェクトボタン5aが排出可能位置にある状態でメモリカード7がカード装着部5に完全に装着されている状態を示すパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。 排出可能位置にあるイジェクトボタン5aを挿通孔14内に押し込んでメモリカード7をカードスロット13から突出させた状態を示すパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。 不完全な状態でカードスロット13に挿入されたメモリカード7を蓋体15で押し込んでいる状態を示す測定器1の構成図である。 図7の状態でのパネル面11における蓋体15近傍の要部拡大図である。
符号の説明
1 測定器
2 機器本体
5 カード装着部
5a イジェクトボタン
7 メモリカード
13 カードスロット
15 蓋体
16 突起部

Claims (1)

  1. 機器本体内部に配設されてメモリカードが装着されるカード装着部、前記機器本体のパネル面に形成された凹部の底面に開口して形成されて前記カード装着部への前記メモリカードの装着に際して当該メモリカードが挿入されるカードスロット、および前記機器本体に回動自在に取り付けられて当該カードスロットを覆う閉位置と前記メモリカードの挿入を可能な状態に当該カードスロットを露出させる開位置との間で回動する蓋体を有する電子機器であって、
    前記機器本体における前記カードスロットの近傍において前記底面に対して突出入可能に配設されたイジェクトボタンを備え、
    前記イジェクトボタンは、前記閉位置にある前記蓋体と干渉することなく前記底面からその先端面が突出する基準位置よりも所定距離だけ奥側に位置するロック位置まで押動されたときに当該基準位置を超える排出可能位置まで突出し、当該排出可能位置から前記基準位置まで押動されたときに前記カード装着部に挿入されている前記メモリカードを排出させ、前記基準位置を超えて前記ロック位置まで押動されたときに最大突出位置が当該基準位置に規制されるロック状態に移行するように構成され、
    前記蓋体は、裏面に突起部が形成され、前記開位置から前記閉位置に回動される際に、前記カードスロットを介して前記カード装着部に不完全な状態で装着されている前記メモリカードの挿入方向後端面を前記突起部を介して押動することによって当該メモリカードを当該カード装着部に押し込み可能に構成されると共に、前記開位置から前記閉位置に回動される際に、前記排出可能位置にある突出状態の前記イジェクトボタンに前記裏面が当接して当該イジェクトボタンを押動可能に構成されている電子機器。
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