JPH10143312A - 携帯型電子機器の操作具収納構造 - Google Patents

携帯型電子機器の操作具収納構造

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JPH10143312A
JPH10143312A JP8296134A JP29613496A JPH10143312A JP H10143312 A JPH10143312 A JP H10143312A JP 8296134 A JP8296134 A JP 8296134A JP 29613496 A JP29613496 A JP 29613496A JP H10143312 A JPH10143312 A JP H10143312A
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JP
Japan
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lid
projection
portable electronic
manipulating tool
operating tool
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Application number
JP8296134A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kuroda
充 黒田
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作具が簡単に脱落しない操作具収納構造、
および入力操作の際の操作具先端が滑らず、正確な入力
ができる操作具収納構造を提供する。 【解決手段】 タブレット型座標入力部を保護する薄板
状の蓋1と、蓋1の上に設けられ箱形筐体を上下分割す
る表側筐体ケース8および裏側筐体カバー9と、操作具
6を収納するための収納孔5と、蓋1から部分的に延長
されて、収納孔5の開口部を塞ぐ遮蔽突起2と、蓋1と
裏側筐体ケース9とを連結させるヒンジ4とを備え、蓋
の反対側の端面に遮蔽突起2と同等の突起壁3を設け、
ヒンジ4により360°回動可能に筐体本体と連結した
蓋構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子機器に
おける操作具収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタブレット型の座標入力部を有す
る電子機器について、図6,図7を参照して説明する。
図6は従来例を示す斜視図であり、図7(a)は操作具
挿入時の図6におけるA−A断面を示す図であり(板状
突起弾性変形状態)、図7(b)は操作具係止時のA−
A断面を示す図である(板状突起係止状態)。従来のタ
ブレット型の座標入力部を有する電子機器には、情報入
力の際の操作性を向上させる操作具として、タッチペン
15を備えているが、これは装置筐体の表側筐体ケース
13と裏側筐体カバー14の側面等に設けた収納孔16
内に収納され、収納状態において、収納孔16内の筐体
の1部に弾性を有する板状突起19等をタッチペン15
に設けた溝部15aに係合させてタッチペン15が収納
孔16から抜き出ることを防止し、タッチペン15を引
き抜くときには、タッチペン15の凹部15bに使用者
が爪を引っかけ、板状突起19を弾性変形させ、係止状
態を解除して引き出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタブレ
ット型の座標入力部を有する電子機器は、一般に、板状
突起が樹脂成形により電子機器の筐体と一体に成形され
ており、操作具の出し入れにより生ずる繰り返し応力に
より板状突起の持つ弾力性が、徐々に劣化する傾向にあ
り、板状突起と操作具との接触面での摺動摩擦により係
止部でのガタが生じ、その結果、係止力を弱め操作具が
衝撃などの外力により簡単に脱落し紛失しやすい。従っ
て、操作具を係止する板状突起が操作具の出し入れの度
に繰り返し弾性変形をさせているという問題を有してい
る。
【0004】また、従来のタブレット型の座標入力部を
有する電子機器は、操作具使用時、装置座標入力部面が
ほぼ水平になっている。従って、入力操作の際の座標入
力部面と、操作具との角度が小さくなり、操作具先端が
滑りやすく誤入力を招くという問題も有している。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解決すべく、
操作具が簡単に脱落しない操作具収納構造を提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、入力操作の際
の操作具先端が滑らず、正確な入力ができる操作具収納
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の携
帯型電子機器の操作具収納構造、すなわち、タブレット
型座標入力部を保護する薄板状の蓋と、蓋の上に設けら
れ、箱形筐体を上下分割する表側筐体ケースおよび裏側
筐体カバーと、操作具を収納するための収納孔と、蓋か
ら部分的に延長されて、収納孔の開口部を塞ぐ遮蔽突起
と、蓋と裏側筐体ケースとを連結させるヒンジとを備
え、操作具が衝撃などの外力により簡単に脱落せず紛失
しにくくなり、また、入力操作の際の座標入力部面と操
作具との角度がより大きくなり、操作具先端が滑りにく
くなり、誤入力を防止できることを特徴とする携帯型電
子機器の操作具収納構造によって達成できる。
【0008】また、操作具が、取り出される際に爪など
をひっかけるための溝を有すると好ましい。あるいは、
操作具が、取り出される際に指で容易に取り出すための
突起を有すると好ましい。
【0009】さらに、蓋が閉じているとき、収納孔の開
口部を塞ぐために、蓋から部分的に延長した遮蔽突起を
有すると良い。また、同時に、遮蔽突起の反対側の蓋の
端面に遮蔽突起と同等の突起壁を設けると良い。
【0010】またさらに、ヒンジが、片側端面に第1の
軸突起,第2の軸突起ともう一方の端面に同じく第3の
軸突起,第4の軸突起を有しており、表側筐体ケースお
よび裏側筐体カバーの凹部が、第1の軸突起および第3
の軸突起に係合し、蓋の凹部が第2の軸突起および第4
の軸突起に係合することにより、蓋が回動可能に連結さ
れていると好ましい。
【0011】また、ヒンジにより360°回動可能に筐
体本体と連結した蓋構造とすることができる。
【0012】本発明は、特に、タブレット型の座標入力
部と表示部とを保護するための蓋を有する携帯型電子機
器において、操作具収納孔を蓋から部分的に延長した突
起壁にて塞ぐことができる操作具収納構造である。
【0013】また、本発明は、両端に突起壁を有する蓋
を360°回動可能に筐体と連結した蓋構造を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】まず、図1,図2により本発明の第1の実
施例の構成について説明する。図1は本発明の携帯型電
子機器の操作具収納構造の第1の実施例を示す斜視図で
あり、図2は図1の使用状態での斜視図である。この構
成は、本装置を携帯する状態において、タブレット型座
標入力部10を保護する薄板状の蓋1を有している。ま
た、箱形筐体を上下分割してなる表側筐体ケース8と裏
側筐体カバー9によりタブレット型座標入力部10など
の本装置の内部電気実装部を内包している。ヒンジ4
は、ほぼ直方体形で片側端面に第1の軸突起4a,第2
の軸突起4bともう一方の端面に同じく第3の軸突起4
c,第4の軸突起4dを有しており、表側筐体ケース8
とまたは裏側筐体カバー9の凹部と軸突起4a,4cが
係合し、また、蓋1の凹部と軸突起4b,4dが係合す
ることにより、蓋1は回動可能に連結されている。表側
筐体ケース8または裏側筐体カバー9の側面には、操作
具6を収納できる収納孔5を設けている。また、収納孔
5の開口部はある程度の広さで切り欠かれているのが望
ましい。その方が指を入れて操作具5を取り出し易くな
るためである。また、操作具6には、取り出し時、爪な
どをひっかける溝7を設けている。この溝7は、突起で
あってもよい。そして、蓋1が閉じている図1の状態で
は、蓋1から部分的に延長される遮蔽突起2により収納
孔5の開口部を塞ぎ、また、遮蔽突起2とほぼ同形状の
突起壁3を同じく蓋1の反対側端面から部分的に延長し
ている。
【0016】次に、図3により、本発明の操作具収納構
造の第1の実施例の動作について説明する。
【0017】図3(a)は図1の右側面図であり、図3
(b)は図3(a)の蓋を途中まで回動したときの状態
図であり、図3(c)は図3(a)の蓋を360°回動
したときの状態図である。図3(a)を参照すると、通
常、携帯時には、蓋1は表側筐体ケース8に密接してお
り、この時、収納孔5は、遮蔽突起2により完全に塞が
れ、操作具6の脱落を完全に防止している。そして、図
3(b)のようにヒンジ4を中心にして矢印の方に蓋を
回動させて、収納孔5を順次露出させ、本装置使用時に
は、図3(c)のように蓋1は360°まで回動して裏
側筐体カバー9に密接する。このとき遮蔽突起2も裏側
筐体カバー9側に回動展開しているため、収納孔5は完
全に露出し、操作具6の取り出しが可能になる。
【0018】次に、図4,図5により従来の構造と本発
明の構造とを比較する。図4は従来例の使用状態を示す
図であり、図5は本発明の使用状態を示す図である。こ
の図によると、A°は両図共同じ角度であり、B°<C
°、D°<E°となり本発明の実施例の方が、ペン型操
作具6と座標入力部面との角度が大きくなり、入力操作
の際、操作具先端がより滑り難くなっている。
【0019】次に、図8,図9を参照して本発明の第2
の実施例について説明する。
【0020】図8は、本発明の第2の実施例を示す斜視
図であり、図9は、図9の使用状態を示す斜視図であ
る。薄板状の蓋20は図1の第1の実施例と同様に、ヒ
ンジ21により表側筐体ケース23または裏側筐体カバ
ー24と360°回動可能に連結されており、また、蓋
20の端面に設けた直方形凹部に係合する断面L字形で
ばねまたはクッションなどの弾性部材にて付勢されたロ
ック22により、蓋20が表側筐体ケース23に密接し
た状態で係止固定される。また、表側筐体ケース23に
は、ペン形操作具6を収納できる凹部25を設けてい
る。
【0021】次に、本発明の第2の実施例の動作につい
て説明する。
【0022】図8および図9において、操作具6は、表
側筐体ケース23に設けた凹部25に収納されるが、本
実施例の蓋20は、表側筐体ケースに密接し、さらに、
ロック22により係止固定される。このことにより、操
作具6は、使用時以外は、凹部25と蓋20により安定
的に密接保持される。
【0023】
【発明の効果】本発明では、タブレット型の座標入力部
と表示部とを保護するための蓋を有する携帯型電子機器
において、操作具収納孔を蓋から部分的に延長した突起
壁にて塞ぐことができる操作具収納構造とした。従っ
て、操作具の出し入れにより生ずる繰り返し応力や操作
具の接触面での摺動磨耗により係止力を劣化せず、操作
具が衝撃などの外力により簡単に脱落せず、紛失しにく
くなるという効果を奏する。
【0024】また、本発明では、携帯型電子機器におい
て、両端に突起壁を有する蓋を360°回動可能に筐体
本体と連結した蓋構造とした。従って、入力操作の際の
座標入力部面と操作具との角度がより大きくなり、操作
具先端が滑りにくくなり、結果的に誤入力を防止できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である(携
帯時)。
【図2】図1の使用状態での斜視図である。
【図3】(a)は図1の右側面図、(b)は図3(a)
の蓋を途中まで回動した時の状態を示す図、(c)は図
3(a)の蓋を360°回動したときの状態を示す図で
ある。
【図4】従来例の使用状態を示す右側面図である。
【図5】本発明の使用状態を示す右側面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】(a)は操作具挿入時のA−A断面図(板状突
起弾性変形状態)、(b)は操作具係止時のA−A断面
図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図9】図8の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本発明の第1の実施例の蓋 2 遮蔽突起 3 突起壁 4 ヒンジ 4a 第1の軸突起 4b 第2の軸突起 4c 第3の軸突起 4d 第4の軸突起 5 収納孔 6 操作具 7 溝 8 表側筐体カバー 9 裏側筐体カバー 10 座標入力部電話機(送話部平坦) 11 机上面 12 従来例を示す斜視図 13 表側筐体ケース(従来) 14 裏側筐体カバー(従来) 15 タッチペン(従来) 15a 溝部(従来) 15b 凹部(従来) 16 収納孔(従来) 17 切り欠き 18 ヒンジ(従来) 19 弾性突起 20 蓋(本発明の第2の実施例) 21 ヒンジ(本発明の第2の実施例) 22 ロック 23 表側筐体ケース(本発明の第2の実施例) 24 裏側筐体カバー(本発明の第2の実施例) 25 凹部(本発明の第2の実施例)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレット型の座標入力部と表示部とを保
    護するための蓋を有する携帯型電子機器の操作具収納構
    造において、 前記タブレット型座標入力部を保護する薄板状の蓋と、 前記蓋の上に設けられ、箱形筐体を上下分割する表側筐
    体ケースおよび裏側筐体カバーと、 操作具を収納するための収納孔と、 前記蓋から部分的に延長されて、前記収納孔の開口部を
    塞ぐ遮蔽突起と、 前記蓋と前記裏側筐体ケースとを連結させるヒンジと、 を備え、前記操作具が衝撃などの外力により簡単に脱落
    せず紛失しにくくなり、また、入力操作の際の座標入力
    部面と操作具との角度がより大きくなり、さらに前記操
    作具先端が滑りにくくなり、誤入力を防止できることを
    特徴とする携帯型電子機器の操作具収納構造。
  2. 【請求項2】前記操作具が、取り出される際に爪などを
    ひっかけるための溝を有することを特徴とする、請求項
    1に記載の携帯型電子機器の操作具収納構造。
  3. 【請求項3】前記操作具が、取り出される際に指で容易
    に取り出すための突起を有することを特徴とする、請求
    項1に記載の携帯型電子機器の操作具収納構造。
  4. 【請求項4】前記蓋が閉じているとき、前記収納孔の開
    口部を塞ぐために、前記蓋から部分的に延長した遮蔽突
    起を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    に記載の携帯型電子機器の操作具収納構造。
  5. 【請求項5】前記遮蔽突起の反対側の前記蓋の端面に前
    記遮蔽突起と同等の突起壁を設けることを特徴とする、
    請求項4に記載の携帯型電子機器の操作具収納構造。
  6. 【請求項6】前記ヒンジが、片側端面に第1の軸突起,
    第2の軸突起ともう1方の端面に同じく第3の軸突起,
    第4の軸突起を有しており、前記表側筐体ケースおよび
    前記裏側筐体カバーの凹部が、前記第1の軸突起および
    前記第3の軸突起に係合し、前記蓋の凹部が前記第2の
    軸突起および第4の軸突起に係合することにより、前記
    蓋が回動可能に連結されていることを特徴とする、請求
    項1〜5のいずれかに記載の携帯型電子機器の操作具収
    納構造。
  7. 【請求項7】前記ヒンジにより360°回動可能に筐体
    本体と連結した蓋構造とすることを特徴とする、請求項
    1〜6のいずれかに記載の携帯型電子機器の操作具収納
    構造。
JP8296134A 1996-11-08 1996-11-08 携帯型電子機器の操作具収納構造 Pending JPH10143312A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012212219A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Fujitsu Ltd 携帯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012212219A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Fujitsu Ltd 携帯装置

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