JP3687440B2 - 記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード状記憶媒体を収納可能とされた記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、デジタルカメラでは、カードメモリ(カード状記憶媒体)に画像のデジタル情報を記憶するようになっている。このカードメモリは、パーソナルコンピュータに接続されたカードリーダに差し込むことにより、デジタルカメラにより記憶された画像のデジタル情報をパーソナルコンピュータに転送することができる。そして、パーソナルコンピュータは、取り込まれた画像をディスプレイに表示させたり、あるいはプリンタで印刷させることが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来は、デジタルカメラから取り出されたカードメモリを袋状ケースに挿入するか、あるいは合成樹脂製のハードケースに収納させて保管していた。しかしながら、袋状ケースの場合、薄くて小さいので、他の物に隠れて紛失しやすく、ハードケースの場合、開閉蓋を有し2部材を組み合わせた構成であるのでコストが高価であった。
【0004】
さらに、FDD(可撓性ディスク装置)がコネクタを介して外付けとなる薄型化されたノート型パーソナルコンピュータの場合、FDDとは別にカードメモリに記憶されたデジタル情報を読み取るためのカードリーダを外付けする必要がある。そのため、ノート型パーソナルコンピュータに接続されるケーブル数が増加して扱いにくくなると共に、操作性が悪いといった問題がある。
【0005】
さらに、デジタルカメラに装着されたカードメモリの他に予備のカードメモリがある場合、予備のカードメモリを紛失しやすかった。
そこで、本発明は上記問題を解決した記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、カード状記憶媒体に情報の書き込み、またはカード状記憶媒体に記録された情報を読み取る第1の記憶媒体装着部と、
ディスク状記憶媒体に情報の書き込み、またはディスク状記憶媒体に記録された情報を読み取る第2の記憶媒体装着部と、
前記カード状記憶媒体を収納するカード状記憶媒体収納部と、
が一体的に設けられ、
前記カード状記憶媒体収納部は、前記第1の記憶媒体装着部と同一平面内に設けられ、且つ前記第2の記憶媒体装着部と異なる平面に位置するように設けられ、さらに前記カード状記憶媒体収納部に対する前記カード状記憶媒体の挿入方向が前記第1の記憶媒体装着部に対する前記カード状記憶媒体の挿入方向と異なる方向となるように設けられたことを特徴とする記録再生装置である。
【0007】
従って、請求項1記載の発明によれば、カード状記憶媒体が装着される第1の記憶媒体装着部とディスク状記憶媒体が装着される第2の記憶媒体装着部とカード状記憶媒体収納部とが一体的に設けられているので、パーソナルコンピュータに接続されるケーブル数を削減できると共に、操作性を改善することができる。さらに、カード状記憶媒体を収納することが可能であるので、カード状記憶媒体の紛失も防止できる。また、カード状記憶媒体収納部及び第1の記憶媒体装着部が第2の記憶媒体装着部に対し立体的な配置に設けられているので、コンパクトな構成になっている。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納部は、前記カード状記憶媒体が挿入された記憶媒体収納ケースを収納することを特徴とするものである。
従って、請求項2記載の発明によれば、カード状記憶媒体が挿入された記憶媒体収納ケースがカード状記憶媒体収納部に収納される構成であるので、カード状記憶媒体が破損しないように安全に収納できる。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、前記請求項2記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記カード状記憶媒体が載置される第1の載置部と、
前記カード状記憶媒体が載置される第2の載置部と、
前記第1の載置部と前記第2の載置部との間を結合するヒンジと、
該ヒンジを撓ませて前記第1の載置部と前記第2の載置部とを対向させた状態で前記第1の載置部と前記第2の載置部とを相互に係止する係止部と、
を備えてなり、
前記第1の載置部、前記第2の載置部、前記ヒンジ、前記係止部を合成樹脂材により一体成形したことを特徴とするものである。
【0011】
従って、請求項3記載の発明によれば、第1の載置部、第2の載置部、ヒンジ、係止部が合成樹脂材により一体成形されているので、部品点数が削減されてコストを安価に抑えることができる。
また、請求項4記載の発明は、前記請求項3記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記第1の載置部と前記第2の載置部とを対向させた状態で係止するとき、前記カード状記憶媒体のアクセス部が互いに対向しない向きの載置させるよう前記カード状記憶媒体の向きを規制する規制部を前記第1の載置部及び第2の載置部に設けたことを特徴とするものである。
【0012】
従って、請求項4記載の発明によれば、第1の載置部及び第2の載置部に載置されたカード状記憶媒体のアクセス部が互いに対向しない位置で収納されるため、収納時にアクセス部が損傷することを防止できる。
また、請求項5記載の発明は、前記請求項3記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記第1の載置部及び前記第2の載置部の前記カード状記憶媒体のアクセス部から外れた位置にカード状記憶媒体収納を取り出すための開口を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
従って、請求項5記載の発明によれば、第1の載置部及び第2の載置部の前記カード状記憶媒体のアクセス部から外れた位置にカード状記憶媒体収納を取り出すための開口を設けたため、アクセス部を傷つけることなくカード状記憶媒体収納を取り出すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1(A)〜(D)は本発明になる記録再生装置の一実施例を示す背面図、平面図、正面図、側面図である。
図1(A)〜(D)に示されるように、記録再生装置10は、同一の筐体12にメモリカード(カード状記憶媒体)が装着されるカードリーダ(第1の記憶媒体装着部)14と、可撓性磁気ディスク(ディスク状記憶媒体)のディスクカートリッジが装着される磁気ディスク装置(第2の記憶媒体装着部)16と、メモリカードが挿入されるメモリカード収納ケース17を収納するカード状記憶媒体収納部18と、が一体的に設けられている。
【0015】
筐体12の前面12aには、カードリーダ14のカード挿入口14aと、磁気ディスク装置16のカートリッジ挿入口16aとが設けられている。このカード挿入口14aとカートリッジ挿入口16aとは、共にX方向に延在するように形成されている。また、カードリーダ14と磁気ディスク装置16とは、異なる高さ位置に配置されるように立体的に設けられており、カード挿入口14aがカートリッジ挿入口16aの下方に位置するように配置されている。
【0016】
尚、カートリッジ挿入口16aは、カートリッジ挿入により内側に回動するフラップ16bにより閉塞されており、カートリッジ挿入口16aの上部にはイジェクト釦16cが設けられている。
また、筐体12の背面12bには、メモリカードが収納されたメモリカード収納ケース17を保管するカード状記憶媒体収納部18と、USBコネクタ19が設けられている。このカード状記憶媒体収納部18は、前後方向(Y方向)に延在しており、カードリーダ14の後方の開いているスペースに設置され、且つ、磁気ディスク装置16の下方に位置するように設けられている。
【0017】
すなわち、カード状記憶媒体収納部18は、カードリーダ14と同一平面に配置され、磁気ディスク装置16と異なる平面に位置するように配置されている。このように記録再生装置10では、カードリーダ14及びカード状記憶媒体収納部18が磁気ディスク装置16と立体的に配設されているので、よりコンパクトな構成となっている。
【0018】
また、メモリカードが収納されたメモリカード収納ケース17は、筐体12内に形成されたカード状記憶媒体収納部18に収納されて記録再生装置10と一体化されるため、メモリカードを安全に保管することができ、メモリカードの紛失を防止できる。
図2はメモリカード収納ケースが引き出された状態のカード状記憶媒体収納部18を示す平面図である。また、図3はメモリカード収納ケースがカード状記憶媒体収納部18に挿入された収納状態を示す平面図である。
【0019】
図2に示されるように、カード状記憶媒体収納部18は、メモリカード収納ケース17の挿入を両側からガイドする一対の挿入ガイド部18aと、挿入ガイド部18aの入口18bに設けられた一対のケース係止孔18cとを有する。
また、筐体12の右側面には、半円形状の凹部18dが設けられている。この凹部18dは、カード状記憶媒体収納部18に装着されたメモリカード収納ケース17を引き出す際に爪やクリップ等を引っ掛かけて容易にメモリカード収納ケース17の係止を解除することができるように形成されている。
【0020】
図3に示されるように、メモリカード収納ケース17は、カード状記憶媒体収納部18の挿入ガイド部18aに沿って挿入された後、一対のケース係止孔18cに嵌合係止されて脱落を防止される。
また、メモリカード収納ケース17から取り出されたメモリカード20は、筐体12の前面12aに開口するカードリーダ14のカード挿入口14aに挿入されて記憶された画像のデジタル情報を読み取られる。
【0021】
また、磁気ディスク装置16のカートリッジ挿入口16aにディスクカートリッジ(図示せず)が挿入されると、ディスクカートリッジ内の可撓性磁気ディスクに情報の読み込み、または書き込みを行う。
そして、記録再生装置10は、ケーブル及びコネクタ(共に図示せず)を介してパーソナルコンピュータに接続されており、カードリーダ14または磁気ディスク装置16で読み取られた情報がパーソナルコンピュータに転送される。
【0022】
ここで、上記メモリカード収納ケース17及びメモリカード20について説明する。
図4(A)(B)はメモリカード20の下面、上面を示す斜視図である。
図4(A)(B)に示されるように、メモリカード20は、下面20aにアクセス部22を有し、上面20bは、平面状に形成されている。
【0023】
このアクセス部22は、導電材により形成された複数の電極221 〜22n からなり、カードリーダ14内に挿入されると、通信用端子(図示せず)が接触して電気的に接続される。
また、メモリカード20は、カードリーダ14内に設けられた係合部に係合して挿入方向が一定の向きに規制される被係合部としての傾斜部20cが設けられている。この傾斜部20cは、アクセス部22を下にしてカードリーダ14内に挿入された場合、カードリーダ14内に設けられた傾斜突起(図示せず)に当接してメモリカード20の挿入が可能になる。
【0024】
しかし、アクセス部22を下にしてカードリーダ14内に挿入された場合、メモリカード20の角部がカードリーダ14内に設けられた傾斜突起に当接してメモリカード20の挿入が阻止される。
図5はメモリカード収納ケース17の展開状態を示す斜視図である。また、図6(A)(B)は、メモリカード収納ケース17の展開状態を示す平面図、側面図である。
【0025】
図5及び図6(A)(B)に示されるように、メモリカード収納ケース17は、弾性を有する合成樹脂材(例えば、シリコンゴム等)により一体成形されており、メモリカード20が載置される第1、第2のカバー部24,26と、一対のカバー部24,26を連結するヒンジ28と、一対のカバー部24,26を対向させた状態で一対のカバー部24,26を相互に係止する係止部30とを備えてなる。このように、メモリカード収納ケース17は、一つの部材からなるため、部品点数が削減され、製造コストも安価に抑えられている。
【0026】
第1、第2のカバー部24,26は、夫々メモリカード20の形状に対応する凹部が形成されたカード載置部32,34と、カード載置部32,34の外周を四方向から囲むように形成された縁部36,38と、カード載置部32,34に設けられメモリカード20の傾斜部20cに対応してメモリカード20の向きを規制する傾斜部40,42とを有する。
【0027】
また、カード載置部32,34には、メモリカード20のアクセス部22を保護するための平面部32a,34aと、アクセス部22から外れた位置に設けられた円形の開口32b,34bとが設けられている。この開口32b,34bは、カード載置部32,34に載置されたメモリカード20を取り出す際に指を挿入するためのものであり、アクセス部22から離間した位置に設けられているので、アクセス部22を傷つけることなくメモリカード20を簡単に取り出せる。
【0028】
また、縁部36の後端には、係止部30を構成する係止突部44a,44bが設けられ、縁部36の前端には係止孔46a,46bが設けられている。また、縁部38の前端には、係止部30を構成する係止突部44c,44dが設けられ、縁部38の後端には係止孔46c,46dが設けられている。
尚、係止突部44a〜44dは、外周がテーパ状に形成されており、先端部分が基端部分よりも若干大径になっているので、係止孔46a〜46dに嵌合させると抜けにくく、カバー部24,26を互いに対向させた状態で係止できる。従って、係止突部44a〜44dと係止孔46a〜46dとにより係止部30が構成されている。
【0029】
また、カバー部26の端部には、円弧状凹部26aが設けられている。この円弧状凹部26aは、メモリカード収納ケース17に収納されたメモリカード20を取り出す際、爪またはクリップ等を引っ掛けて上記のように嵌合された係止突部44a〜44dと係止孔46a〜46dとを簡単に分離させることができる。
尚、ヒンジ28は、比較的薄く形成されているので、容易に撓ませることができ、カバー部24,26を互いに対向するように折り返すことができる。
【0030】
また、カバー部24の前端には、カード状記憶媒体収納部18の入口18bの形状に対応する把手48が設けられている。この把手48は、輪郭形状が筐体12の背面12bの形状と同じ曲面に形成されており、メモリカード収納ケース17がカード状記憶媒体収納部18に装着された状態で筐体12の背面12bから突出しないように形成されている。
【0031】
さらに、把手48の両端には、前述した筐体12のケース係止孔18cに嵌合される係止突部48a,48bが設けられている。また、把手48の筐体12の右側面に位置する端部48cは、外側に膨らむように形成された半円形状の膨出部48dを有する。この膨出部48dは、前述した凹部18dと対向する位置に設けられており、係止突部48a,48bをケース係止孔18cから離間させる際の分離操作を容易にしている。
【0032】
尚、把手48は、筐体12の角部の形状に合わせた曲線で形成されているため、左右非対称であり、且つ把手48の両端に設けられた係止突部48a,48bの突出位置が段違いである。そのため、メモリカード収納ケース17は、カード状記憶媒体収納部18に挿入する際、上面と下面を逆向きにしても係止突部48a,48bが筐体12のケース係止孔18cに嵌合できないので、誤った向きでの装着が防止される。
【0033】
また、カード載置部32,34の周囲を囲む縁部36,38の内壁は、テーパ状に傾斜しており、カード載置部32,34の平面部32a,34aで末広がりとなるあり溝形状に形成されている。これにより、後述するようにカード載置部32,34に載置されたメモリカード20の縁部が縁部36,38の傾斜内壁に当接してメモリカード20の脱落が防止される。
【0034】
尚、メモリカード収納ケース17は、弾性を有するため、一対のカバー部24,26が係止部30により対向した状態で係止されると、平面部32a,34a及び縁部36,38がメモリカード20を押圧した状態で安定的に保持することができる。また、カード載置部32,34に装着されたメモリカード20を取り出す際は、メモリカード20を保持している縁部36,38をめくるように変形させて簡単にメモリカード20を取り出せる。
【0035】
さらに、メモリカード収納ケース17は、平面部32a,34aと縁部36,38の傾斜した内壁との間にメモリカード20をガタツキのない状態に挟持するので、メモリカード収納ケース17自体が振動したとしてもカード載置部32,34に装着されたメモリカード20が暴れることが無い。よって、本発明のメモリカード収納ケース17によれば、メモリカード20を安全に収容して運搬することができる。
【0036】
次に、上記のように構成されたメモリカード収納ケース17にメモリカード20を収納させてメモリカード収納ケース17を折り畳んだ状態について説明する。
図7(A)〜(D)は折り畳まれたメモリカード収納ケース17の平面図、右側面図、左側面図、D−D断面図である。また、図8はD−D断面を拡大して示す縦断面図である。
【0037】
図7(A)〜(D)及び図8に示されるように、メモリカード収納ケース17のカード載置部32,34には、カード状のメモリカード20がアクセス部22を平面部32a,34aに対向させる向きで載置される。このようにしてメモリカード20がカード載置部32,34に装着されると、メモリカード20は、その周縁部がカード載置部32,34の縁部36,38の傾斜内壁に当接して保持される。
【0038】
そして、メモリカード収納ケース17のカバー部24,26間に形成されたヒンジ28をU字状に湾曲させてカバー部24と26とを対向させる。この状態で、カード載置部32,34の縁部36,38に設けられた係止突部44a〜44dを係止孔46a〜46dに嵌合させて相互に係止させる。
このとき、カード載置部32,34に保持されたメモリカード20は、互いに離間しており、接触しない状態で保持されている。また、メモリカード20のアクセス部22は、収納時に損傷しないように平面部32a,34aに対向して保護される。
【0039】
このようにメモリカード収納ケース17は、カバー部24と26とが折り畳まれた状態で係止されると、前述したように記録再生装置10のカード状記憶媒体収納部18に挿入される。その際、メモリカード収納ケース17は、両側が挿入ガイド部18aにガイドされてスムーズにカード状記憶媒体収納部18内に挿入され、且つ係止突部48a,48bが筐体12のケース係止孔18cに嵌合させられると、カード状記憶媒体収納部18に収納された状態で係止される。
【0040】
また、カード状記憶媒体収納部18に収納されたメモリカード20を取り出す際は、先ず、筐体12の右側面に設けられた半円形状の凹部18dに爪またはクリップ等を差し込んでメモリカード収納ケース17の把手48を引出し方向に押圧する。これにより、把手48に設けられた係止突部48a,48bが筐体12のケース係止孔18cから離間すると、把手48を容易に引き出すことができる。
【0041】
その後は、メモリカード収納ケース17のカバー部26の端部に設けられた円弧状凹部26aに爪またはクリップ等を引っ掛けてカバー部24,26を互いに離間させる方向にこじ開ける。そして、係止突部44a〜44dと係止孔46a〜46dとの係止が解除されると、図5に示されるようにカバー部24,26が展開した状態に開く。
【0042】
これで、カード載置部32,34に保持されたメモリカード20は、カード載置部32,34に設けられた開口32b,34bから押し出すと共に、メモリカード20を保持している縁部36,38をめくるように変形させると、簡単に取り出せる。
尚、上記実施の形態では、2枚のメモリカード20がメモリカード収納ケース17に収納される構成を一例として挙げたが、これに限らず、2枚以上のメモリカード20が収納される構成としても良いのは勿論である。
【0043】
また、上記実施の形態では、メモリカード収納ケース17が一対のカバー部24,26か対向させるように折り曲げる構成を一例として挙げたが、これに限らず、他の構成で複数のメモリカード20を収納できるようにしても良いのは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、カード状記憶媒体が装着される第1の記憶媒体装着部とディスク状記憶媒体が装着される第2の記憶媒体装着部とカード状記憶媒体収納部とが一体的に設けられているので、パーソナルコンピュータに接続されるケーブル数を削減できると共に、操作性を改善することができる。さらに、カード状記憶媒体を収納することが可能であるので、カード状記憶媒体の紛失も防止できる。また、カード状記憶媒体収納部及び第1の記憶媒体装着部が第2の記憶媒体装着部に対し立体的な配置に設けられているので、コンパクトな構成になっている。
【0045】
また、請求項2記載の発明によれば、カード状記憶媒体が挿入された記憶媒体収納ケースがカード状記憶媒体収納部に収納される構成であるので、カード状記憶媒体が破損しないように安全に収納できる。
【0046】
また、請求項3記載の発明によれば、第1の載置部、第2の載置部、ヒンジ、係止部が合成樹脂材により一体成形されているので、部品点数が削減されてコストを安価に抑えることができる。
また、請求項4記載の発明によれば、第1の載置部及び第2の載置部に載置されたカード状記憶媒体のアクセス部が互いに対向しない位置で収納されるため、収納時にアクセス部が損傷することを防止できる。
【0047】
また、請求項5記載の発明によれば、第1の載置部及び第2の載置部の前記カード状記憶媒体のアクセス部から外れた位置にカード状記憶媒体収納を取り出すための開口を設けたため、アクセス部を傷つけることなくカード状記憶媒体収納を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録再生装置の一実施例を示す図であり、(A)は背面図、(B)は平面図、(C)は正面図、(D)は側面図である。
【図2】メモリカード収納ケースが引き出された状態のカード状記憶媒体収納部18を示す平面図である。
【図3】メモリカード収納ケースがカード状記憶媒体収納部18に挿入された収納状態を示す平面図である。
【図4】メモリカード20の形態を示す図であり、(A)は下面側からみた斜視図、(B)は上面側からみた斜視図である。
【図5】メモリカード収納ケース17の展開状態を示す斜視図である。
【図6】メモリカード収納ケース17の展開状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図7】折り畳まれたメモリカード収納ケース17を示す図であり、(A)は平面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図、(D)はD−D断面図である。
【図8】D−D断面を拡大して示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 記録再生装置
12 筐体
14 カードリーダ
16 磁気ディスク装置
17 メモリカード収納ケース
18 カード状記憶媒体収納部
20 メモリカード
22 アクセス部
24,26 カバー部
28 ヒンジ
30 係止部
32,34 カード載置部
36,38 縁部
40,42 傾斜部
44a〜44d 係止突部
46a〜46d 係止孔
48 把手
Claims (5)
- カード状記憶媒体に情報の書き込み、またはカード状記憶媒体に記録された情報を読み取る第1の記憶媒体装着部と、
ディスク状記憶媒体に情報の書き込み、またはディスク状記憶媒体に記録された情報を読み取る第2の記憶媒体装着部と、
前記カード状記憶媒体を収納するカード状記憶媒体収納部と、
が一体的に設けられ、
前記カード状記憶媒体収納部は、前記第1の記憶媒体装着部と同一平面内に設けられ、且つ前記第2の記憶媒体装着部と異なる平面に位置するように設けられ、さらに前記カード状記憶媒体収納部に対する前記カード状記憶媒体の挿入方向が前記第1の記憶媒体装着部に対する前記カード状記憶媒体の挿入方向と異なる方向となるように設けられたことを特徴とする記録再生装置。 - 前記請求項1記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納部は、前記カード状記憶媒体が挿入された記憶媒体収納ケースを収納することを特徴とする記録再生装置。 - 前記請求項2記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記カード状記憶媒体が載置される第1の載置部と、
前記カード状記憶媒体が載置される第2の載置部と、
前記第1の載置部と前記第2の載置部との間を結合するヒンジと、
該ヒンジを撓ませて前記第1の載置部と前記第2の載置部とを対向させた状態で前記第1の載置部と前記第2の載置部とを相互に係止する係止部と、
を備えてなり、前記第1の載置部、前記第2の載置部、前記ヒンジ、前記係止部を合成樹脂材により一体成形したことを特徴とする記録再生装置。 - 前記請求項3記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記第1の載置部と前記第2の載置部とを対向させた状態で係止するとき、前記カード状記憶媒体のアクセス部が互いに対向しない向きの載置させるよう前記カード状記憶媒体の向きを規制する規制部を前記第1の載置部及び第2の載置部に設けたことを特徴とする記録再生装置。 - 前記請求項3記載の記録再生装置であって、
前記カード状記憶媒体収納ケースは、
前記第1の載置部及び前記第2の載置部の前記カード状記憶媒体のアクセス部から外れた位置にカード状記憶媒体収納を取り出すための開口を設けたことを特徴とする記録再生装置。
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