JP2003173664A - 記録メディア装置 - Google Patents

記録メディア装置

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JP2003173664A
JP2003173664A JP2001370936A JP2001370936A JP2003173664A JP 2003173664 A JP2003173664 A JP 2003173664A JP 2001370936 A JP2001370936 A JP 2001370936A JP 2001370936 A JP2001370936 A JP 2001370936A JP 2003173664 A JP2003173664 A JP 2003173664A
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JP
Japan
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lid
holder
connector
insertion opening
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Application number
JP2001370936A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nishio
敦 西尾
Takashi Kawasaki
崇志 河崎
Kazuhiro Okazaki
和博 岡崎
Satoshi Karahashi
聡 唐橋
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/027Covers

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は記録メディア装置に関し、第1の蓋
及び第2の蓋を備えた蓋機構の簡単化及び小型化を図る
ことを課題とする。 【解決手段】 上側の第1の蓋71は、軸部材71aに
よって支持されており、挿入される記録メディアによっ
て押されて開かれ、記録メディアが排出されると、支持
が解除されて回動復帰して閉じられる。下側の第2の蓋
77は、アーム板部材76に支持されており、記録メデ
ィアが装着されると、挿入口21を閉じる。排出される
記録メディアがアーム板部材76を押し退けて、第2の
蓋77が挿入口21の位置から移動して、挿入口21が
開かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録メディア装置に
係り、特に記録メディアの全体が収容されて装着される
構成の記録メディア装置に適用されて、記録メディアが
挿入される挿入口を塞ぐ蓋機構に関する。
【0002】
【従来の技術】記録メディアが装着される構成の記録メ
ディア装置には、記録メディアが挿入される挿入口を塞
ぐ蓋が設けてある。蓋は一つであり、この蓋は記録メデ
ィアが装着されていないときに挿入口を塞ぐものであ
り、記録メディアが装着されたときには、記録メディア
自体の後端側の部分で挿入口を塞ぐ構成が一般的であ
る。
【0003】従来の記録メディア装置の中には、記録メ
ディアの全体が記録メディア装置の内部に収容される構
成のものであって、記録メディアが挿入される挿入口の
部分に第1、第2の二つの蓋を設けた構成のものがあ
る。第1の蓋は、記録メディアが装着されていないとき
に挿入口を塞ぎ、第2の蓋は、記録メディアが装着され
たときに挿入口を塞ぐものである。
【0004】この構成では、第2の蓋に関連してリンク
機構が設けてあり、記録メディアの装着動作に連動して
リンク機構が動作して、第2の蓋が閉じられ、記録メデ
ィアのイジェクト動作に連動してリンク機構が動作し
て、第2の蓋が開かれる構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この記録メディア装置
にあっては、蓋に関連してリンク機構が設けてあるた
め、リンク機構を設けた分、部品点数が多くなり、構成
が複雑となり、また、記録メディア装置の小型化を図る
ことが困難であった。
【0006】また、リンク機構が円滑に動作しないと、
第2の蓋の開閉が円滑に行われなくなってしまい、ま
た、何らかの原因でリンク機構が動作しなくなると、第
2の蓋が開閉しなくなってしまうという事故が起きてし
まう。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決した記
録メディア装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
メディアが挿入口を通して挿入されて内部に収容され、
且つ、該記録メディアが上記挿入口を通して排出される
構成であり、且つ、上記記録メディアが収容されていな
い状態で上記挿入口を塞いでいる第1の蓋と、上記記録
メディアが収容された状態で上記挿入口を塞ぐ第2の蓋
とを有する記録メディア装置において、上記第1の蓋
は、挿入される記録メディアによって押されて開かれる
構成であり、上記第2の蓋は、排出される記録メディア
によって押されて開かれる構成であるようにしたもので
ある。
【0009】第2の蓋は排出される記録メディアによっ
て押されて開かれる構成であるため、第2の蓋を回動さ
せるリンク機構は不要となり、装置は小型になり、且
つ、信頼性も向上する。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の記録メ
ディア装置において、上記第1の蓋は、上記挿入口を通
して挿入されて記録メディアを保持して移動する記録メ
ディアホルダに支持してあり、上記記録メディアが収容
された状態で上記挿入口の位置から離れる構成であり、
上記第2の蓋は、上記挿入口を塞ぐときに、上記第1の
蓋が占めていた空間に入る構成としたものである。
【0011】第2の蓋が挿入口を塞ぐときに、第1の蓋
が占めていた空間を利用するため、小型化が図られる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の記録メ
ディア装置において、上記第2の蓋は、該第2の蓋を開
き位置と閉じ位置との間で移動させるアーム部材に支持
されており、開き位置では、上記第2の蓋が上記アーム
部材に対して折り畳まれる構成としたものである。
【0013】折り畳まれない場合に比べて、小型に構成
することが可能となる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1記載の記録メ
ディア装置において、上記第1の蓋は、塞いだ挿入口に
対向する場所に、記録メディアが収容されていない旨を
表示する部分を有し、上記第2の蓋は、塞いだ挿入口に
対向する場所に、記録メディアが収容されている旨を表
示する部分を有する構成としたものである。
【0015】蓋を利用して、記録メディア装置の状態を
操作者に分からせることが可能となる。例えば複数の記
録メディア装置を重ねてドッキングした構成において、
操作者は記録メディアを挿入すべき記録メディア装置を
目で認識することが可能となり、記録メディアを既に記
録メディアが装着されている記録メディア装置に挿入す
る誤操作を行うことが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】先ず、説明の便宜上、図1(A)
乃至(G)を参照して、本発明の一実施例になる記録メ
ディア装置20について概略的に説明する。Y1が記録
メディア10を挿入する方向であり、Y2が記録メディ
ア10を取り出す方向である。記録メディア装置20
は、例えばデジタルカメラ、コンピュータ等の電子機器
に組み込まれて使用される。記録メディア10は、略四
角形の箱型形状であり、内部に情報を記録する半導体素
子又は磁気ディスク等を有しており、挿入する方向の先
端にコネクタ11を有する構成である。
【0017】記録メディア装置20は、記録メディア1
0が挿入される挿入口21が形成してあるフロントベゼ
ル22と、Y1方向に移動可能に支持されており、挿入
された記録メディア10を保持する箱形状の記録メディ
アホルダ30と、記録メディアホルダ30のY1方向端
の奥に設けてあり、上記コネクタ11が接続されるコネ
クタ40と、記録メディアホルダロック機構50と、記
録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70とを有す
る。蓋機構70は、第1の蓋71と、第2の蓋77とを
有する。コネクタ40のY1方向側には、フレキシブル
フラットケーブル80が接続してある。
【0018】記録メディアホルダロック機構50は、記
録メディアホルダ30をY1方向に移動しないようにロ
ックしており、記録メディア10が記録メディアホルダ
30内にコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで
挿入されたときにロックが解除される構成である。記録
メディアホルダ移動機構60は、Y1方向に移動して位
置P0を越えた記録メディアホルダ30を位置P1まで
移動させ、Y2方向に移動して位置P0を越えた記録メ
ディアホルダ30を位置P2まで移動させる。第1の蓋
71は、記録メディア10が収容されていないときに、
挿入口21を塞ぐ。第2の蓋77は、記録メディア10
が収容されているときに、挿入口21を塞ぐ。
【0019】記録メディア10を収容する前の状態で
は、記録メディア装置20は、図1(A)に示す状態に
ある。記録メディアホルダ30は位置P2に位置してお
り、ロック機構50によってロックされている。第1の
蓋71が挿入口21を塞いでいる。
【0020】図1(A)に示すように、操作者は記録メ
ディア10を手で掴んで、コネクタ11をY1側に向け
て、挿入口21を通して挿入し、第1の蓋71を押して
開いて、記録メディア装置20内に挿入し、図1(B)
に示すように、指で記録メディア10の後端面12を押
して、記録メディア10を強く押し込む。
【0021】この操作によって、先ず、図1(B)に示
すように、コネクタ11がコネクタ11の相手方である
コネクタ40に接続され、続いて、ロック機構50のロ
ックが解除され、記録メディア10が記録メディアホル
ダ30及びコネクタ40を押しつつ、記録メディア装置
20内に更に挿入され、記録メディアホルダ30及びコ
ネクタ40がY1方向に移動される。
【0022】図1(C)に示すように記録メディアホル
ダ30が位置P0を通り過ぎると、ホルダ移動機構60
が記録メディアホルダ30を、図1(D)に示すように
Y1方向に位置P1まで移動させる。コネクタ11がコ
ネクタ40に接続されているため、記録メディア10は
記録メディアホルダ30と共にY1方向に移動されて記
録メディア装置20内に引き込まれ、全体が記録メディ
ア装置20内に収容される。また、第2の蓋77が挿入
口21を塞ぐ。
【0023】この状態が、記録メディア10が記録メデ
ィア装置20内に装着された状態であり、この状態で、
記録メディア10に情報が書き込まれる。
【0024】情報の書き込みが終了して記録メディア1
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦を押すイ
ジェクト操作をする。イジェクト操作をすると、図1
(E)に示すように、記録メディアホルダ30がY2方
向に移動され、第2の蓋77が記録メディア10によっ
て押されて開かれ、記録メディア10の後端面12が挿
入口21から突き出す。記録メディアホルダ30が位置
P0を通り過ぎると、記録メディアホルダ移動機構60
が記録メディアホルダ30を、図1(F)に示すように
Y2方向に位置P2まで移動させる。
【0025】この状態で、操作者は、図1(G)に示す
ように、記録メディア10のうち挿入口21から突き出
している部分13を手で掴んで、Y2方向に強く引く。
これによって、コネクタ11がコネクタ40から外され
て、記録メディア10が記録メディア装置20から取り
出される。記録メディア10が記録メディア装置20か
ら取り出されると、図1(A)に示すように、第1の蓋
71が挿入口21を塞ぐ。
【0026】次に、本発明の一実施例になる記録メディ
ア装置20について、記録メディア装置20の動作につ
いては図1(A)乃至(F)を参照しながら詳細に説明
する。
【0027】図2は積み重なってドッキングしている記
録メディア装置20をフロントベゼル22側の上方から
見た斜視図、図3は記録メディア装置20を背面側の上
方から見た斜視図、図4は記録メディア装置20を背面
側の下方から見た斜視図、図5(A)は積み重なってド
ッキングしている記録メディア装置20の平面図、図5
(B)は図5(A)中、B−B線に沿う断面図、図5
(C)は底面図である。X1−X2は幅方向、Y1−Y
2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。各図
中、図1(A)乃至(G)に示す構成部分と対応する部
分には同じ符号を付す。
【0028】記録メディア装置20−1、20−2は積
み重なってドッキングされた状態にある。上側の記録メ
ディア装置20−1は、記録メディア10が記録メディ
ア装置20内に装着されている状態にあり、下側の記録
メディア装置20−2は、記録メディア10が記録メデ
ィア装置20内に装着されていない状態にある。
【0029】記録メディア装置20は、ベース部材10
0と、フロント部材110と、記録メディアホルダ30
と、コネクタ40と、記録メディアホルダロック機構5
0と、記録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70
と、イジェクト機構120と、カバー部材130等を有
する。
【0030】ベース部材100は、図2及び図4に示す
ように、Z2側に配してあり、フロント部材110、ロ
ック機構50、ホルダ移動機構60と、蓋機構70と、
イジェクト機構120等を支持する。図3に示すよう
に、ベース部材100には、Y2側の幅方向の両側及び
Y1側の幅方向の両側に、4つの脚部101及び受け部
102が形成してあり、記録メディア装置20は単独で
使用される他に、図2及び図5(B)に示すように、例
えば二台の記録メディア装置20−1,20−2が上側
の記録メディア装置20−1の脚部101を下側の記録
メディア装置20−2の受け部102に固定されて、積
み重なって連結されてドッキングされた状態でも使用さ
れる。
【0031】図2及び図5(A)、(B)に示すよう
に、カバー部材130は、フロントベゼル22の直ぐY
1側に配置されて、X1−X2側をベース部材100に
固定されており、記録メディアホルダ30の上側を覆っ
ている。カバー部材130と装着された記録メディア1
0の上面14との間に、開いて水平となっている第1の
蓋71を収容するための空間131が形成してある。
【0032】図3に示すように、フロント部材110
は、ベース部材100のY2側に固定してあり、挿入口
21が形成してあるフロントベゼル22と、フロントベ
ゼル22のうち挿入口21の両側の位置からY1方向に
延びている2つの腕部111、112とを有する。
【0033】図3及び図5(B)に示すように、記録メ
ディアホルダ30は、断面がU字形状であり、記録メデ
ィア10に対応する寸法を有し、腕部111、112を
その外側から包み込むようにして腕部111、112に
支持されており、腕部111、112に案内されつつY
1方向に移動可能である。この記録メディアホルダ30
は、挿入された記録メディア10のY1側を保持する。
コネクタ40は、ホルダ30のY1側端に、Y2方向に
向いて固定してある。コネクタ40は、そのY1側に
は、別のコネクタ部41を有する。コネクタ40の接触
端子は、コネクタ部41にまで延びている。図3に示す
ように、コネクタ部41に、フレキシブルフラットケー
ブル80の端のコネクタが接続してある。フレキシブル
フラットケーブル80は、ベース部材100のY1側の
立ち上がっている壁部103の穴104を通ってガイド
されている。
【0034】記録メディアホルダロック機構50は、図
3に示すように、記録メディアホルダ30の上面に軸5
1に回動可能に支持されているロックアーム52と、ベ
ース部材100上に固定してあるロック板53と、ロッ
クアーム52上のロックピン54と、トーションコイル
ばねとを有する構成である。通常は、ロックピン54が
ロック板53に係止されており、記録メディアホルダ3
0はP2に位置して、Y1方向に動かないようにロック
されている。記録メディア10を強く押し込んでも、コ
ネクタ40の位置は固定されており、コネクタ11がコ
ネクタ40に確実に接続される。記録メディア10がそ
のコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで挿入さ
れると、記録メディア10のY1方向の前端面17がロ
ックアーム52を押して回動させ、ロックピン54がロ
ック板53から外れて、ロックが解除され、記録メディ
アホルダ30及びコネクタ40は押し込まれる記録メデ
ィア10によって押されつつY1方向に移動される。
【0035】記録メディアホルダ移動機構60は、図4
及び図5(C)に示すように、トーションコイルばね6
1を使用した構成であり、一の腕部61aがベース部材
100の下面に植わっているピン62に嵌合してあり、
別の腕部61bが記録メディアホルダ30の下面に植わ
っているピン63に嵌合してある。P2に位置する記録
メディアホルダ30がY1方向に移動されると、トーシ
ョンコイルばね61の腕部61aと腕部61bとの開き
角度βが狭められ、P0で最も狭くなり、P0を通過す
ると、上記の開き角度が広くなるようになって、記録メ
ディアホルダ30はトーションコイルばね61のばね力
によってY1方向にP1まで移動される。P1に位置す
る記録メディアホルダ30がY2方向に移動されると、
トーションコイルばね61の腕部61aと腕部61bと
の開き角度が狭められ、P0で最も狭くなり、P0を通
過すると、上記の開き角度が広くなるようになって、記
録メディアホルダ30はトーションコイルばね61のば
ね力によってY2方向に元のP2まで移動される。
【0036】図5(B)に示すように、蓋機構70は、
記録メディア10が収容されていないときに挿入口21
を閉じている第1の蓋71と、記録メディア10が収容
されているときに挿入口21を閉じている第2の蓋77
とを有する。
【0037】イジェクト機構120は、図2に示すよう
に、ベース部材100のX1側にY1−Y2方向に移動
可能に支持されているロッド121と、ロッド121の
Y2端に固定してあり、フロントベゼル22の開口11
3から突き出ているイジェクト釦122と、ベース部材
100のY1端側に固定してある軸部材123に固定し
てあるイジェクトレバー124と、イジェクトレバー1
24のX2方向の端のイジェクトポール125とを有す
る。ロッド121のY1方向の端は、イジェクトレバー
124のX1方向の端と連結してある。イジェクトポー
ル125は、ホルダ30のY1方向の端と対向してい
る。記録メディア10が記録メディア装置20内に装着
されていない状態では、下側の記録メディア装置20の
ように、イジェクト釦122は開口113内に凹んでお
り、記録メディア10が記録メディア装置20内に装着
されている状態では、上側の記録メディア装置20のよ
うに、イジェクト釦122は開口113から突き出して
いる。
【0038】イジェクト釦122を押すと、イジェクト
レバー124が反時計方向に回動され、イジェクトポー
ル125が記録メディアホルダ30を押してY2方向へ
移動させる。
【0039】記録メディア10を収容する場合には、操
作者は、記録メディア10を手で掴んで「MEDIA
OUT」の表示部77aが見えている挿入口21内に挿
入して強く押し込む操作を行う。この操作によって、コ
ネクタ11がコネクタ40に接続され、続いて、ロック
機構50のロックが解除され、続いて、記録メディアホ
ルダ移動機構60が動作して、記録メディア10が図5
(B)の上側の記録メディア装置20−1に示すよう
に、内部に引き込まれて収容される。
【0040】情報の書き込みが終了して記録メディア1
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦122を
押す。この操作によって、イジェクト機構120が動作
し、記録メディアホルダ30がY2方向に移動され、途
中からは記録メディアホルダ移動機構60が動作して、
記録メディアホルダ30が記録メディアホルダ移動機構
60によって移動され、図3に示すように、記録メディ
ア10の後端部12が挿入口21から突き出す。
【0041】次に、本発明の要部をなす蓋機構70につ
いて、主に図6、図7(A)乃至(D)及び図8(A)
乃至(C)を参照して説明する。
【0042】図6及び図7(A)は記録メディア10を
挿入する前の状態を示し、図7(B)乃至(D)及び図
8(A)、(B)は、記録メディア10を挿入する過程
の状態を示し、図8(C)は、記録メディア10が収容
されたときの状態を示す。記録メディア10がイジェク
トされるときには、蓋機構70は、上記とは逆の順序で
動作する。
【0043】図6に示すように、蓋機構70は、第1の
蓋71と、蓋組立て体75とを有する。
【0044】フロントベゼル22の直ぐ裏側には、挿入
口21よりZ1側の部分に空間115を有し、挿入口2
1よりZ2側の部分に空間116を有する。フロントベ
ゼル22には、上側から空間115に突き出たリブ部2
2aが形成してある。22bはフロントベゼル22の裏
側の円弧面であり、空間116に露出している。
【0045】上側の蓋である第1の蓋71は、その上側
で且つ軸部材71aを、記録メディアホルダ30の左右
側の且つY2方向へ突き出している側板部31の孔に嵌
合して回動可能に支持されており、トーションコイルば
ね73によって時計方向に付勢されている。
【0046】記録メディアが装着されていない状態で
は、図6及び図7(A)に示すように、第1の蓋71
は、挿入口21を塞いでいる。図2中、下側の記録メデ
ィア装置20−2のように、「MEDIA OUT」の
表示部71bが挿入口21に露出している。第1の蓋7
1の軸部材71a及びこの周囲の部分は、フロントベゼ
ル22の裏側の空間115内に収まっている。
【0047】蓋組立て体75は、アーム板部材76と下
側の蓋である第2の蓋77とを有する。アーム板部材7
6は、断面がV形状であり、両側の軸部材76aをベー
ス部材100の左右側のフランジ部106の孔に嵌合し
て回動可能に支持されており、トーションコイルばね7
8によって反時計方向に付勢されている。アーム板部材
76は、軸部材76aの近くの基部側の板部76cと、
この板部76cに対して所定の角度αを成している先端
側の板部76dとを有し、且つ、基部側板部76cの上
側にリブ部76bが形成してある。第2の蓋77は、
「MEDIA IN」の表示部77aを有し、軸部材7
7bを、アーム板部材76の先端の孔に嵌合して回動可
能に支持されており、トーションコイルばね79によっ
て時計方向に付勢されている。
【0048】記録メディアが装着されていない状態で
は、図6及び図7(A)に示すように、記録メディアホ
ルダ30の底板部32のY2側の端の部分がリブ部76
bを係止しており、アーム板部材76が反時計方向に回
動されており、第2の蓋77が円弧面22bに係止され
て反時計方向に回動されてアーム板部材76に対して折
り返されており、フロントベゼル22の裏側の空間11
6内に収まっている。この第2の蓋77が反時計方向に
回動されてアーム板部材76に対して折り返されて折り
畳まれており、コンパクトになっており、蓋組立て体7
5を収める空間116は狭くて足りる。よって、用意す
る空間116は狭くて足り、記録メディア装置20は小
型である。
【0049】次に、記録メディア10を装着するとき
の、蓋機構70の動作について説明する。
【0050】記録メディア10が挿入されると、図7
(B)に示すように、第1の蓋71が記録メディア10
の前端面17によって押されて反時計方向に回動されて
開かれる。以後、第1の蓋71は、記録メディア10の
上面14に支持されて、その状態に保たれる。
【0051】コネクタ11がコネクタ11の相手方のコ
ネクタ40に接続され、記録メディアホルダ30がY1
方向に移動を開始すると、図7(C)に示すように、第
1の蓋71もY1方向に移動する。また、記録メディア
ホルダ30の底板部32がリブ部76bから徐々に外れ
て、アーム板部材76が時計方向に回動を開始する。記
録メディアホルダ30が更に移動すると、図7(D)に
示すように、記録メディアホルダ30の底板部32がリ
ブ部76bから外れて、アーム板部材76の先端が記録
メディア10の底面15に当たった状態となる。
【0052】記録メディアホルダ30がホルダ移動機構
60によって移動されて、記録メディア10全体が記録
メディア装置20内に引き込まれると、図8(A)に示
すように、アーム板部材76の先端側板部76dが記録
メディア10の底面15と後端面12とが形成する角部
16に当たる状態となり、続いて、図8(B)に示すよ
うになり、アーム板部材76は時計方向に回動され、第
2の蓋77はZ1方向に移動されて挿入口21をZ2側
から徐々に塞ぐ。
【0053】記録メディア10が記録メディア装置20
内に収容された状態では、蓋組立て体75は、図8
(C)に示すようになる。アーム板部材76は、その先
端が上記の空間115内に入ってリブ部22aに当たる
状態にまで回動されている。記録メディア10の角部1
6とアーム板部材76とは当接していない。第2の蓋7
7は、Z1方向に移動されると共にアーム板部材76に
対して時計方向に回動されており、挿入口21を塞ぐ。
図2中、上側の記録メディア装置のように、「MEDI
A IN」の表示部77aが挿入口21に露出する。
【0054】ここで、第1の蓋71がY1方向に移動し
ており空間115が空いているため、アーム板部材76
は上記の空間115を利用して所定の角度まで回動され
ている。即ち、アーム板部材76の先端が空間115内
に入っている。よって、空間115が依然として第1の
蓋71によって占められているようになっている構成に
比べて、記録メディア装置20は、空間115の分、小
型となっている。
【0055】なお、第1の蓋71は記録メディア10の
上面14に当たって略水平の状態とされて、空間131
内に収まっている。
【0056】また、アーム板部材76の先端側板部76
dは、記録メディア10と挿入口21との間に位置し
て、且つ、軸部76aから見て、Z1とY2との間の方
向に延びている。
【0057】次に、記録メディア10を排出するとき
の、蓋機構70の動作について説明する。
【0058】記録メディア10を排出するときには、蓋
機構70は、上記の装着するときとは逆の順序で動作す
る。即ち、図8(C)の状態から、記録メディア10の
排出が進むにつれて、図8(B)、(A)、図7
(D)、(C)、(B)の状態と変化して、記録メディ
ア10が排出されると、図7(A)に示す状態となる。
【0059】イジェクト操作がなされて、記録メディア
10がY2方向に移動を開始すると、角部16がアーム
板部材76の傾斜している先端側板部76dを押して、
アーム板部材76が、図8(B)、(A)に示すよう
に、トーションコイルばね78に抗して反時計方向に、
即ち、記録メディア10の移動を妨害しない方向に回動
される。即ち、記録メディア10はアーム板部材76を
Z2方向に押し退けながら移動する。アーム板部材76
が反時計方向に回動されると、第2の蓋77は、Z2方
向に移動して、挿入口21の位置から退き、挿入口21
は開かれる。なお、第2の蓋77は、その先端をフロン
トベゼル22の裏側の円弧面22bに案内されつつ円滑
に移動し、且つ、反時計方向に回動されて折り畳まれ、
蓋機構70はコンパクトになる。
【0060】記録メディア10は、図7(D)に示すよ
うに、記録メディア10の後端面12側が開かれた挿入
口21を通り抜けて記録メディア装置20の外部に突き
出す。アーム板部材76は、その先端が記録メディア1
0の底面15に当たった状態となる。
【0061】また、記録メディアホルダ30がY2方向
に移動すると、図7(C)及び(B)に示すように、底
板部32がリブ部76bを係止し、アーム板部材76が
更に反時計方向に回動され、アーム板部材76の先端が
記録メディア10の底面15から離される。また、図7
(B)に示すように、第1の蓋71がY2方向に移動し
て、空間115に戻る。
【0062】記録メディア10が引き出されると、図7
(A)に示すように、第1の蓋71が時計方向に回動復
帰されて、挿入口21が塞がれる。
【0063】図9(A),(B)は蓋機構の別の実施例
を示す。第2の蓋140は、図8(C)に示す状態の第
2の蓋77とアーム板部材76とを一体化した形状を有
する。第2の蓋140は、軸部材141でブラケット部
106に支持されており、トーションコイルばね142
によって閉じる方向である時計方向に付勢されている。
【0064】図9(A)は記録メディア10が装着され
ていない状態であり、第1の蓋71が挿入口21を塞い
でいる。図9(B)は記録メディア10が装着された状
態である。第2の蓋140は、排出される記録メディア
10によって押されて開かれる。
【0065】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、記録メデ
ィアが収容されていない状態で挿入口を塞いでいる第1
の蓋と、記録メディアが収容された状態で挿入口を塞ぐ
第2の蓋とを有する記録メディア装置において、第1の
蓋は、挿入される記録メディアによって押されて開かれ
る構成であり、第2の蓋は、排出される記録メディアに
よって押されて開かれる構成であるようにしたものであ
るため、第2の蓋を回動させるリンク機構は不要とな
り、記録メディア装置の構造の簡単化及び小型化を図る
ことが出来、また、リンク機構に関連する事故は無くな
って、第1、第2の蓋の開閉動作の信頼性を向上させる
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる記録メディア装置の概
略を示す図である。
【図2】積み重なってドッキングしている本発明の一実
施例になる記録メディア装置をフロントベゼル側の上方
から見た斜視図である。
【図3】記録メディア装置を背面側の上方から見た斜視
図である。
【図4】記録メディア装置を背面側の下方から見た斜視
図である。
【図5】記録メディア装置を示す図である。(A)は平
面図、(B)は(A)中、B−B線に沿う断面図、
(C)は底面図である。
【図6】蓋機構を拡大して示す図である。
【図7】記録メディア挿入時の蓋の動作を示す図であ
る。
【図8】図7に続く、記録メディア挿入時の蓋の動作を
示す図である。
【図9】蓋機構の別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 記録メディア 11 コネクタ 20 記録メディア装置 21 挿入口 22 フロントベゼル 30 記録メディアホルダ 31 側板部 40 コネクタ 50 記録メディアホルダロック機構 60 記録メディアホルダ移動機構 70 蓋機構 71 第1の蓋 71b MEDIA OUTの表示部 73、78,79 トーションコイルばね 75 蓋組立て体 76 アーム板部材 76b リブ部 77、140 第2の蓋 77a MEDIA INの表示部 100 ベース部材 106 フランジ部 110 フロント部材 115、116 空間 120 イジェクト機構 130 カバー部材 131 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 和博 茨城県水戸市元吉田町1297番地 ミツミニ ューテク株式会社内 (72)発明者 唐橋 聡 茨城県水戸市元吉田町1297番地 ミツミニ ューテク株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB03 AB12 AB20 AB23 AB24 BA04 BA08 BB02 BB22 BC05 BD05 EA13 EA18 EC12 ED27 FA17 GA06 GA22 GA52 GB43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録メディアが挿入口を通して挿入され
    て内部に収容され、且つ、該記録メディアが上記挿入口
    を通して排出される構成であり、且つ、上記記録メディ
    アが収容されていない状態で上記挿入口を塞いでいる第
    1の蓋と、上記記録メディアが収容された状態で上記挿
    入口を塞ぐ第2の蓋とを有する記録メディア装置におい
    て、 上記第1の蓋は、挿入される記録メディアによって押さ
    れて開かれる構成であり、 上記第2の蓋は、排出される記録メディアによって押さ
    れて開かれる構成であるようにしたことを特徴とする記
    録メディア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録メディア装置におい
    て、 上記第1の蓋は、上記挿入口を通して挿入されて記録メ
    ディアを保持して移動する記録メディアホルダに支持し
    てあり、上記記録メディアが収容された状態で上記挿入
    口の位置から離れる構成であり、 上記第2の蓋は、上記挿入口を塞ぐときに、上記第1の
    蓋が占めていた空間に入る構成としたことを特徴とする
    記録メディア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録メディア装置におい
    て、 上記第2の蓋は、該第2の蓋を開き位置と閉じ位置との
    間で移動させるアーム部材に支持されており、 開き位置では、上記第2の蓋が上記アーム部材に対して
    折り畳まれる構成としたことを特徴とする記録メディア
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録メディア装置におい
    て、 上記第1の蓋は、塞いだ挿入口に対向する場所に、記録
    メディアが収容されていない旨を表示する部分を有し、 上記第2の蓋は、塞いだ挿入口に対向する場所に、記録
    メディアが収容されている旨を表示する部分を有する構
    成としたことを特徴とする記録メディア装置。
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