JPH10208457A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH10208457A
JPH10208457A JP9011394A JP1139497A JPH10208457A JP H10208457 A JPH10208457 A JP H10208457A JP 9011394 A JP9011394 A JP 9011394A JP 1139497 A JP1139497 A JP 1139497A JP H10208457 A JPH10208457 A JP H10208457A
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JP
Japan
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lid
housing
storage medium
insertion portion
medium insertion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9011394A
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English (en)
Inventor
Masakazu Kanetani
正和 金谷
Tadami Nakamura
忠実 中村
Kazuhito Kurita
和仁 栗田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to TW087100557A priority patent/TW357340B/zh
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Priority to US09/010,315 priority patent/US6038202A/en
Priority to IDP980080A priority patent/ID19750A/id
Priority to KR1019980001962A priority patent/KR100623889B1/ko
Priority to CNB981062628A priority patent/CN1144204C/zh
Publication of JPH10208457A publication Critical patent/JPH10208457A/ja
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    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
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    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体を外部に設けることにより、蓋体が筐体
と一体になって外装体を形成できるようにする。 【解決手段】 筐体7と、筐体7に設けられた記憶媒体
挿入部14aと、記憶媒体挿入部14aの少なくとも一
部を開閉するような蓋体9と、筐体7及び蓋体9に設け
られ且つ記憶媒体挿入部14aに挿入されるディスクカ
ートリッジ50の端部が当接される案内傾斜部16,1
9とを備えている。記憶媒体挿入部14aへのディスク
カートリッジ50の挿入時、案内傾斜部16,19がデ
ィスクカートリッジ50の端部により押圧されて蓋体9
が筐体7の外側開放方向に移動して記憶媒体挿入部14
aを開放させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
クやミニディスク、或いはカセットテープ等の記憶媒体
を用いて情報を記憶する電子機器に関し、特に、これら
の記憶媒体が挿入される記憶媒体挿入部の少なくとも一
部を開閉する蓋体開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、例えば記憶媒体としてミ
ニディスクを用いる電子機器としては、例えば、図16
に示すようなものが知られている。図16に示す電子機
器は、いわゆるスロットイン式のディスク記録再生装置
を示すもので、前面に開口した長方形のボックス形をな
す筐体1と、この筐体1の前面側に取り付けられたフロ
ントパネル2とを有し、このフロントパネル2によって
筐体1の前面開口部が閉じられている。
【0003】フロントパネル2には、横方向に延びるス
ロット状の開口部からなる記憶媒体挿入部3が設けられ
ており、この記憶媒体挿入部3から記憶媒体としての記
憶ディスクが収納されたミニディスク4が出し入れされ
る。このフロントパネル2の記憶媒体挿入部3は、その
内側に配置された蓋体5によって開閉可能とされてい
る。
【0004】即ち、蓋体5は、記憶媒体挿入部3の全体
を閉じることができるシャッタ部5aと、このシャッタ
部5aの長手方向両側の上部に突設された左右一対の回
動軸部5bとを有している。そして、両回動軸部5bを
フロントパネル2に設けた軸受穴に回動自在に嵌合させ
ると共に、コイルばねによって記憶媒体挿入部3を閉じ
るように付勢されている。
【0005】かくして、フロントパネル2の記憶媒体挿
入部3は、通常はコイルばねのばね力によって蓋体5で
閉じられている。そして、コイルばねのばね力に抗して
蓋体5を後方へ押し込み、回動軸部5bを回動中心とし
て蓋体5をほぼ90度後方へ回動させることにより、記
憶媒体挿入部3が完全に開かれてミニディスク4の通り
道を作るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の電子機器としてのディスク記録再生装置
においては、記憶媒体挿入部3を閉じる蓋体5が、筐体
1内において内側に回動されるシャッタのようなもので
あり、ディスクカートリッジ4の挿入に伴い内側に回動
されて、記憶媒体4の通り道を作る構成となっていた。
【0007】従って、ディスクカートリッジ4が挿入さ
れて所定位置に到達すると、蓋体5は跳上げられた状態
のままになって、筐体1内に収容された機構や部品等が
露出される。そのため、開かれたままの記憶媒体挿入部
3からゴミ等が筐体1内に入り込むおそれがあり、故障
の原因になるおそれがある。更に、通常、記憶媒体挿入
部3の内側は蓋体5によって閉じられているが、その記
憶媒体挿入部3自体は常に露出されているため、デザイ
ン上の自由度が低く、機器の外観構成が画一的なものに
なってしまうという課題があった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、蓋体を外部に設けると共に、蓋体が筐体
と一体になって外装体を形成する構成とすることによ
り、上記課題を解決することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本発明の電子機器
は、筐体と、筐体に設けられた記憶媒体挿入部と、記憶
媒体挿入部の少なくとも一部を開閉するような蓋体と、
筐体又は蓋体の少なくとも一方に設けられ且つ記憶媒体
挿入部に挿入される記憶媒体の端部が当接される案内傾
斜部とを備え、記憶媒体挿入部への記憶媒体の挿入時、
案内傾斜部が記憶媒体の端部により押圧されて蓋体が筐
体の外側開放方向に移動して記憶媒体挿入部を開放させ
るようにしたことを特徴としている。
【0010】また、本発明の電子機器は、筐体と、筐体
に設けられた記憶媒体挿入部と、記憶媒体挿入部の少な
くとも一部を開閉するような蓋体とを備え、蓋体は、筐
体の形状に連続して形成されて外装体の一部をなしてい
ることを特徴としている。
【0011】更に、本発明の電子機器は、筐体と、筐体
の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、記憶媒体挿入部
の少なくとも一部を開閉するような蓋体と、筐体又は蓋
体の少なくとも一方に設けられ且つ記憶媒体挿入部に挿
入される記憶媒体の端部が当接される案内傾斜部とを備
え、記憶媒体挿入部への記憶媒体の挿入時、案内傾斜部
が記憶媒体の端部により押圧されて蓋体が筐体の外側開
放方向に移動して記憶媒体挿入部を開放させるようにし
たことを特徴としている。
【0012】そして、本発明の電子機器は、筐体と、筐
体の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、記憶媒体挿入
部の少なくとも一部を開閉するような蓋体と、筐体又は
蓋体の少なくとも一方に設けられ且つ記憶媒体挿入部に
挿入される記憶媒体の端部が当接される案内傾斜部と、
記憶媒体挿入部に挿入される記憶媒体の搬送方向を案内
し、記憶媒体が所定位置に到達したときに記憶媒体を更
に引き込む引き込み手段とを備え、記憶媒体挿入部への
記憶媒体の挿入時、案内傾斜部が記憶媒体の端部により
押圧されて蓋体が筐体の外側開放方向に移動して記憶媒
体挿入部を開放させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0013】更に又、本発明の電子機器は、筐体と、筐
体の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、記憶媒体挿入
部の少なくとも一部を開閉し、筐体の形状に連続して形
成される蓋体と、一端が蓋体に取り付けられ且つ他端が
筐体に回動自在に軸支されることにより蓋体を筐体に対
して回動自在となした回動機構と、両端が蓋体及び回動
機構に取り付けられ且つ略中間部が回動機構に係合され
ることにより蓋体が閉方向に付勢されるようにした弾性
部材と、筐体及び蓋体の境界付近の筐体及び蓋体に設け
られた案内傾斜部と、記憶媒体挿入部に挿入される記憶
媒体の搬送方向を案内し、記憶媒体が所定位置に到達し
たときに記憶媒体を更に引き込む引き込み手段とを備
え、記憶媒体挿入部への記憶媒体の挿入時、案内傾斜部
が記憶媒体の端部により押圧されて蓋体が筐体の外側開
放方向に移動して記憶媒体挿入部を開放させるようにし
たことを特徴としている。
【0014】上述のように構成したことにより、本発明
の電子機器では、記憶媒体を案内傾斜部に当接させて挿
入動作を行うことにより、蓋体を筐体の外側開放方向に
移動させて記憶媒体挿入部を開口させることができると
共に、挿入後には記憶媒体挿入部を閉じることができ、
ゴミ等の侵入を確実に防止することができる。更に、記
憶媒体の挿入前及び挿入後には、常に記憶媒体挿入部を
閉じておくことができるため、電子装置全体のデザイン
上の自由度を高くして、様々な外観形状の装置を製造す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図13は本発明の第1実施
例を示すもので、図1は電子装置及びディスクカートリ
ッジの外観斜視図、図2は筐体、フロントパネル及び蓋
体の分解斜視図、図3及び図4は筐体、フロントパネル
及び蓋体の断面図、図5及び図6はディスクカートリッ
ジの引き込み手段の第1実施例を示すもので、平行上下
動式ローディング機構の断面図、図7A〜C及び図8
A,Bは蓋体の開閉動作の説明図、図9及び図10はデ
ィスクカートリッジの引き込み手段の第2実施例を示す
もので、ポップアップ式ローディング機構の平面図及び
側面図、図11〜図13は回動式ローディング機構の動
作説明図である。
【0016】更に、図14及び図15は本発明の第2実
施例を示すもので、図14は電子装置の外観斜視図、図
15A,Bは蓋体の開閉動作の説明図である。
【0017】図1〜図13に示す本発明の第1実施例
は、記録媒体の引き込み手段として平行上下動式(エレ
ベータ式)ローディング機構を備えた電子機器としての
再生専用のディスク再生装置に適用したものである。こ
のディスク再生装置6は、図1に示すように、筐体7と
フロントパネル8と蓋体9とを備えており、これらによ
ってディスク再生装置6の外装体が構成されている。こ
の外装体の内部には、ディスクローディング機構、ディ
スク回転駆動機構、情報再生機構、シャッタ開閉機構そ
の他の機構、装置等が収容されている。
【0018】図2に示すように、筐体7は、前面に開口
した長方形のボックス形をなしており、その内部にはシ
ャーシ(図示せず)が収容固定され、そのシャーシにデ
ィスクローディング機構や情報再生機構等が搭載されて
いる。この筐体7の上面には、再生釦、早送り釦、停止
釦、音量調整釦等を有する操作装置10が配設されてい
る。この筐体7の前面の開口部11には、フロントパネ
ル8の後部に設けられたパネル枠部12が嵌合され、こ
の嵌合部に螺合される複数本の取付ねじ13によってフ
ロントパネル8が筐体7に締付固定されて一体化され
る。
【0019】このため、筐体7の開口部11側の下面に
は挿通孔を有する一対の連結舌片7aが設けられている
と共に、側面には挿通孔が穿設されている。そして、フ
ロントパネル8のパネル枠部12の両側部には挿通孔を
有する一対の軸受片12aが設けられており、これらに
取付ねじ13が螺合されて、筐体7とフロントパネル8
とが一体的に締結される。
【0020】この筐体7に嵌合固定されるフロントパネ
ル8は、上面及び後面に開口する横長の匣体からなり、
後面側の開口部14bが筐体7の開口部11に対応され
る。このフロントパネル8の前部の上隅部には蓋体9を
重ね合わせるための切欠部15が設けられており、この
切欠部15に開口する上面側の開口部14aが記録媒体
挿入部をなしている。この切欠部15によってフロント
パネル8の上部には、蓋体9の下端縁が当接される平面
受け部8aと、この平面受け部8aの後側に連続して後
上がりに上昇する斜面受け部8bとが設けられている。
この斜面受け部8bは、その下端部から上端部近傍まで
は直線的に延びていて、その上端部では上方に凸となる
ように湾曲形成されている。
【0021】更に、フロントパネル8の平面受け部8a
の前端縁には、前下がりの平面とされたパネル側の案内
傾斜部16が設けられている。この案内傾斜部16の横
方向の長さは、記録媒体挿入部である上面側開口部14
aの横方向の長さとほぼ同程度とされており、記録媒体
の一具体例を示す光磁気ディスクを有するミニディスク
等のディスクカートリッジ50の挿入時には、その挿入
側の下端縁が当接されて当該ディスクカートリッジ50
を挿入方向にガイドする役割を果たす。
【0022】また、フロントパネル8の斜面受け部8b
の後側には、左右の斜面受け部8b間を連結するように
後枠部8cが設けられている。この後枠部8cの長手方
向中途部には、挿入されたディスクカートリッジ50を
覗き見等するための透明な窓17を有する円弧状に張り
出された張出部8dが設けられている。そして、パネル
枠部12の各軸受片12aの挿通孔の下方には、中心線
を同一にして互いに対向するように内側に突出された回
動軸18a,18bが設けられている。このフロントパ
ネル8の前面には、図1に示すように、挿入されたディ
スクカートリッジ50を自動的に排出するためのイジェ
クト釦24と、ヘッドホンを接続するためのヘッドホン
ジャック25とが設けられている。
【0023】このフロントパネル8の切欠部15に型合
わせするように配置される蓋体9は、前面板9aと、こ
の前面板9aの上端部に連続して後方へ展開される上面
板9bと、これらの両側部に連続して形成される側面板
9cとを有している。この蓋体9の前面板9aには、後
下がりの傾斜曲面とされた蓋体側の案内傾斜部19が設
けられている。この案内傾斜部19の前後方向及び左右
方向の長さは、パネル側の案内傾斜部16とほぼ同一に
設定されており、ディスクカートリッジ50の挿入時に
は、その挿入側の上端縁が当接され、当該ディスクカー
トリッジ50からの押圧力により押し上げられて記録媒
体挿入部14aが開放される。
【0024】このように、蓋体9の案内傾斜部19と筐
体側の部材をなすフロントパネル8の案内傾斜部16と
は、互いに接触する境界付近において連続するように断
面V字状に形成されており、ディスクカートリッジ50
の挿入時、これらが協働するように作用して、後述する
ような蓋体9の開放動作が自動的に行われることにな
る。
【0025】この蓋体9の上面板9bの下面両側部に
は、下方に突出するアーム部20a,20bが設けられ
ている。これらのアーム部20a,20bは、フロント
パネル8の斜面受け部8bを避けるように内側に偏倚さ
れていると共に、それぞれ中途部から後方へ折り曲げる
ように形成されている。そして、一方のアーム部20a
の先端部には円筒状の筒軸部21aが設けられ、他方の
アーム部20bの先端部には軸受穴21bが設けられて
いる。
【0026】これら筒軸部21a及び軸受穴21bのう
ち、筒軸部21aの穴にはフロントパネル8の一方の回
動軸18aが回動自在に嵌合され、軸受穴21bには他
方の回動軸18bが回動自在に嵌合される。これらの回
動部分が蓋体9の回動中心とされており、一対のアーム
部20a,20bと、これらに設けられた筒軸部21a
及び軸受穴21bと、フロントパネル8に設けられた一
対の回動軸18a,18bとによって蓋体移動機構の第
1実施例が構成されている。この蓋体移動機構は、筒軸
部21a及び軸受穴21bに軸支された回動軸18a,
18bを中心として蓋体9を回動させることにより、筐
体7に対して蓋体9を外側開放方向に移動させるもので
ある。
【0027】また、図3に示すように、両アーム部20
a,20bの間には、蓋体9を持ち上げるためのリブ2
2が設けられている。このリブ22は、ディスクカート
リッジ50の挿入時、当該ディスクカートリッジ50の
上面に乗り上げて蓋体9の摺動摩擦抵抗を減少させ、蓋
体9の回動が容易に行えるようにする役割を果たす。従
って、ディスクカートリッジ50の挿入及び排出時、蓋
体9がディスクカートリッジ50に接触する部分はリブ
22の先端部のみとなる。
【0028】更に、図2に示すように、蓋体9とフロン
トパネル8との間には、蓋体9を常時フロントパネル8
側に付勢する弾性手段の一具体例を示すねじりばね23
が装着されている。このねじりばね23は、中央のコイ
ル部23aと、このコイル部23aの両端から突出され
た2本の弾性片23b,23cとを有している。このね
じりばね23のコイル部23aは、蓋体9のアーム部2
0a先端の筒軸部21aに緩く嵌合され、一方の弾性片
23bはアーム部20aのばね受け片20cに係止され
ると共に、他方の弾性片23cはフロントパネル8の内
面に設けられたばね受け片8eに係止され、これにより
蓋体9がフロントパネル8側に付勢されている。
【0029】かくして、筐体7と一体のフロントパネル
8に蓋体9を組付けた状態では、ねじりばね23のばね
力によって蓋体9はフロントパネル8側に付勢された状
態にあり、このとき、蓋体9の前面板9a及び両側面板
9cの下端部はフロントパネル8の平面受け部8a及び
斜面受け部8bに上方から当接されている。このよう
に、蓋体9を筐体7の隅部に配置させることにより、こ
れらが一体となって外装体を構成している。更に、蓋体
9の外観形状を筐体7の外観形状に連続させて形成する
ことにより、全体の外観形状が一つのまとまりを有する
外装体が構成されている。
【0030】このような構成を有する筐体7等の内部に
は、図5及び図6に示すような構成の引き込み手段とし
てのエレベータ式ディスクローディング機構30やディ
スク回転駆動機構40等がシャーシ28に搭載されて収
容されている。このエレベータ式ディスクローディング
機構30は、記録媒体挿入部から挿入されるディスクカ
ートリッジ50を保持するカートリッジホルダを上下方
向に水平状態を保持して昇降させる方式の機構である。
このディスクローディング機構30の下降動作により、
その下方に配設されたディスク回転駆動機構40のスピ
ンドルモータ41にディスクカートリッジ50内に収容
されたディスク状記録媒体が装着されてディスクローデ
ィングが行われる。
【0031】このディスクローディング機構30は、図
5及び図6に示すように、シャーシ28に上下方向へ昇
降可能に支持されているカートリッジホルダ31と、同
じくシャーシ28に対して前後方向へ移動可能に支持さ
れているスライド部材32と、ローディング時にカート
リッジホルダ31をロックするホルダロック部材33等
を備えている。シャーシ28は、上面及び前後両面に開
口した断面コ字状の偏平な匣体からなり、その前面には
フロントパネル8が配設される。このシャーシ28に対
してスライド部材32が、前後方向へ直線的に進退移動
可能に構成されている。
【0032】また、カートリッジホルダ31とスライド
部材32とは、ホルダ昇降機構を介して互いに直交する
方向へ相対的に移動可能とされている。このホルダ昇降
機構は、カートリッジホルダ31の水平方向への移動を
規制して上下方向にのみ昇降動作させる昇降動作手段
と、スライド部材32の上下方向への移動を規制して水
平方向にのみ移動動作させる水平動作手段と、スライド
部材32の水平動作をカートリッジホルダ31の昇降動
作に変換させる方向変換手段とから構成されている。
【0033】このディスクローディング機構30の下方
に配設されるディスク回転駆動機構40は、ディスクカ
ートリッジ50のディスク状記録媒体51がマグネット
チャッキングされるターンテーブル一体型のスピンドル
モータ41を備えている。このスピンドルモータ41は
シャーシ28の前側中央において上向きに載置されてお
り、下側に位置する固定部材42のフランジ部を貫通す
る複数本の取付ねじによってシャーシ28上に締付固定
されている。このスピンドルモータ41の上側に位置す
る回転部材43がターンテーブルとされており、この回
転部材43の中央にはリング状のマグネットが設けら
れ、このマグネットによって記録媒体のチャッキングが
行われる。
【0034】このような構成を有するディスク再生装置
に使用されるディスクカートリッジ50は、例えば、図
1に示すような構成を有している。このディスクカート
リッジ50は、一対の上シェル51及び下シェル52
と、両シェル51,52間に設けられたディスク収容室
内に回転自在に収容された光磁気ディスク等のディスク
状記録媒体53等を備えている。ディスク状記録媒体5
3の中央部にはメタルハブが取り付けられており、この
メタルハブの下面が下シェル52の中央部に穿設された
ハブ穴に臨み、このハブ穴からスピンドルモータ41の
ターンテーブルが挿入される。
【0035】更に、ディスクカートリッジ50には、シ
ャーシ28上に搭載されたディスク再生機構(図示せ
ず)の再生ヘッドが出入りされる開口部54が設けられ
ていると共に、この開口部54はシャッタ55によって
開閉可能とされている。このディスクカートリッジ50
のシャッタ55は、同じくシャーシ28上に搭載された
シャッタ開き機構(図示せず)によって開放され、開放
された開口部54内に再生ヘッドが入り込むようになさ
れている。
【0036】次に、上述したような構成を有するディス
ク再生装置6における蓋体9の開閉動作について説明す
る。まず、図1に示すように、ディスク再生装置6の記
録媒体挿入部にディスクカートリッジ50の挿入側の一
端を臨ませる。そして、ディスクカートリッジ50を筐
体7とほぼ平行にして蓋体9側に移動し、図7Aに示す
ように、ディスクカートリッジ50の挿入側の下端縁を
フロントパネル8の案内傾斜部16に当接させる。これ
と同時に、ディスクカートリッジ50の挿入側の上端縁
を蓋体9の案内傾斜部19に当接させてもよい。
【0037】この状態から、力Fを加えてディスクカー
トリッジ50をフロントパネル11に押圧すると、フロ
ントパネル8は筐体7に連結固定されて一体化されてい
るため、この筐体7側からの反力Rがディスクカートリ
ッジ50に戻される。その結果、案内傾斜部16が奥行
方向に向かって高くなる傾斜された平面となっているた
め、この案内傾斜部16とディスクカートリッジ50と
の接触点に作用する力のバランスによってディスクカー
トリッジ50には、上方の蓋体9側に向かう斜め上向き
の力Sが作用する。
【0038】その結果、蓋体9が蓋体移動機構によって
筐体7側に回動可能に軸支されていると共に、その回動
支点となる回動軸18a,18bがディスクカートリッ
ジ50の移動軌跡よりも長さTだけ下方に位置している
ため、蓋体9には、図7Aにおいて時計方向に向かう回
転モーメントMが生ずるようになる。このとき、蓋体9
はねじりばね23によって常時フロントパネル8側に付
勢されているため、この付勢力によって蓋体9を反時計
方向に回動させようとするモーメントが回転モーメント
Mよりも大であるうちは蓋体9が移動することがない
が、ねじりばね23によるモーメントよりも回転モーメ
ントMが大きくなると、図7Bに示すように、蓋体9が
回動軸18a,18bを回動中心Oとして時計方向へ回
動させることになる。
【0039】このとき、ディスクカートリッジ50の挿
入側の上端縁が当接される蓋体9の案内傾斜部19は、
下側が奥行方向に大きく凹んだ円弧状の曲面とされてい
るため、ディスクカートリッジ50の水平方向への移動
動作に対して蓋体9の回動動作を確保することができ
る。また、蓋体9の回動中心Oが筐体7の内側に存在す
るため、この回動中心Oからフロントパネル8の上部に
設けられた斜面受け部8bまでの距離が最も短くなる場
所は斜面受け部8bの中途部となる。従って、この斜面
受け部8bが下端から上端まで直線状に延びているもの
とすると、最短距離よりも上部において、その長くなっ
た部分が邪魔になって回動動作が不可能となるが、本実
施例においては、最短距離よりも上側部分を円弧状に形
成してその距離を最短距離と同一か若しくはそれよりも
短くするようにしたため、この点からも蓋体9の回動を
確保することができるものである。
【0040】このような上下の案内傾斜部19,16及
びディスクカートリッジ50の作用によって蓋体9が筐
体7の外側開放方向に移動し、開放された記録媒体挿入
部14aにディスクカートリッジ50の挿入側先端部が
入り込むと、図7Cに示すように、蓋体9がディスクカ
ートリッジ50の上に乗り上げられる。これにより、デ
ィスクカートリッジ50の移動軌跡前方には、その進入
を阻止しようとする障害物が無くなるため、更にディス
クカートリッジ50を奥まで挿入することができる。
【0041】この際、ディスクカートリッジ50は、フ
ロントパネル8と蓋体9とで挟まれるような形で平面受
け部8aにガイドされて挿入されるが、ディスクカート
リッジ50の上面には蓋体9に設けたリブ22の下端部
のみが摺接されるため、このリブ22による摩擦抵抗は
あまり大きなものではない。従って、ディスクカートリ
ッジ50にはねじりばね23による蓋体9からの付勢力
が作用するが、それにも係わらずディスクカートリッジ
50を容易に挿入することができる。
【0042】このディスクカートリッジ50の移動軌跡
上にはシャーシ25に保持されたカートリッジホルダ3
1が位置しており、このカートリッジホルダ31の挿入
口は蓋体9の内側近傍に設定されているため、蓋体9を
通過したディスクカートリッジ50の挿入側はカートリ
ッジホルダ31内に入り込む。そして、図8Aに示すよ
うに、ディスクカートリッジ50が筐体7側に完全に挿
入されると、ディスクカートリッジ50はカートリッジ
ホルダ31内に完全に入り込み、このときのカートリッ
ジホルダ31は、図5に示すような状態となっている。
この際、ディスクカートリッジ50のシャッタ55はシ
ャッタ開き機構の作動によって開放され、また、蓋体9
はディスクカートリッジ50の上に乗り上げていて記録
媒体挿入部14aは開放された状態にある。
【0043】このようにディスクカートリッジ50がカ
ートリッジホルダ31の所定位置まで入り込むと、ディ
スクローディング機構30の作動によってカートリッジ
ホルダ31が垂直に下降する。その結果、図6に示すよ
うに、カートリッジホルダ31に保持されているディス
クカートリッジ50がディスク回転駆動機構40のスピ
ンドルモータ41に接近し、ターンテーブルとしての回
転部材43上にディスク状記録媒体53がマグネットチ
ャッキングされる。この際、シャッタ55が開かれたデ
ィスクカートリッジ50の開口部54には再生ヘッドが
挿入されるため、ディスク状記録媒体53に対する再生
動作が可能となる。
【0044】この場合、ディスクカートリッジ50が所
定位置まで下降してスピンドルモータ41にチャッキン
グされると、ディスクカートリッジ50による持ち上げ
力が解除されるため、ねじりばね23のばね力によって
蓋体9がフロントパネル8側に回動される。これによ
り、図8Bに示すように、蓋体9の前面板9aの下面が
フロントパネル8の平面受け部8aに当接され、側面板
9cの下面が平面受け部8a及び斜面受け部8bに当接
される。その結果、蓋体9とフロントパネル8との間が
全面的に接触され、記録媒体挿入部14aが完全に閉じ
られることになる。
【0045】従って、ディスクカートリッジ50が完全
に挿入された状態では記録媒体挿入部14aが閉じられ
た状態となるため、この記録媒体挿入部14aからゴミ
等が装置内に入り込むおそれがなく、ゴミ等の進入によ
る故障等の不具合の発生を防止することができる。更
に、ディスクカートリッジ50の挿入状態では記録媒体
挿入部14aが露出されていないため、装置全体のデザ
イン上の自由度が高くなり、画一的ではなくて創造性豊
かなデザインを実現することができる。
【0046】次に、記録媒体の引き込み手段として回動
式(ポップアップ式)ディスクローディング機構60を
用いた実施例について説明する。このディスクローディ
ング機構60は、記録媒体挿入部から挿入されるディス
クカートリッジ50を保持するカートリッジホルダを、
その後部を回動中心として前側を上下方向に回動させる
方式の機構である。このディスクローディング機構60
では、カートリッジホルダの前側を上方へ回動させて傾
斜させることによってアンローディング状態となる一
方、カートリッジホルダの前側を下げて水平状態とする
ことによってローディング状態となる。このローディン
グ状態において、ディスクカートリッジ50内に収容さ
れたディスク状記録媒体53がディスク回転駆動機構4
0のスピンドルモータ41に装着される。
【0047】このディスクローディング機構30は、図
9及び図10に示すように、筐体7に固定されるシャー
シ61と、このシャーシ61に上下方向へ回動可能に保
持されるカートリッジホルダ62と、シャーシ61に前
後方向へスライド可能に保持されるイジェクトレバー6
3等を備えている。
【0048】シャーシ61は、平面形状がディスクカー
トリッジ50より若干大きめの下面板61aと、この下
面板61aの横方向両側において上方へ立ち上げるよう
に形成された左右の側面板61bとからなる底の浅い角
形の樋状をなしている。このシャーシ61の下面板61
aの前側中央部には、ディスク回転駆動機構40のスピ
ンドルモータ41が固定されている。そして、スピンド
ルモータ41の一側には、情報再生機構57の光学ピッ
クアップ装置58がディスク状記録媒体53の半径方向
へ移動可能に設けられている。
【0049】カートリッジホルダ62は、シャーシ61
の上面を覆う上面板62aと、この上面板62aの横方
向両側において下方へ立ち下げるように形成された左右
の側面板62bと、この側面板62bの下部に連続して
内側に適宜幅で折り曲げ形成された保持板62cとを有
している。そして、これらシャーシ61とカートリッジ
ホルダ62とで囲まれた空間部分がディスクカートリッ
ジ装填部を構成しており、この空間部分の一側にカート
リッジ挿入部62eが設定されている。更に、カートリ
ッジホルダ62の上面板62aの後側両側部には、保持
板62cの上方に対応するように押え板ばね62dが取
り付けられている。この押え板ばね62dは、挿入され
たディスクカートリッジ50を保持板62c側に付勢し
て高さ方向の位置決めをなすものである。
【0050】このカートリッジホルダ62とシャーシ6
1とは、互いの左右両後端部において枢軸64によって
回動自在に連結されており、この枢軸64を回動中心と
してカートリッジホルダ62が上下方向へ回動される。
このシャーシ61の前後方向の前部及び後部には、側方
に突出するガイドピン65がそれぞれ設けられている一
方、カートリッジホルダ62の前後方向中途部には側方
に突出するガイド軸66が設けられている。そして、こ
れらガイドピン65及びガイド軸66が突出する側のシ
ャーシ61の外側には、その側面板61bと平行をなす
ようにイジェクトレバー63が配設されている。
【0051】イジェクトレバー63の前後方向の前部及
び後部には、前後方向に直線的に延びるガイド穴67が
設けられていると共に、その前後方向の中途部にはカム
穴68が設けられている。そして、ガイド穴67にはシ
ャーシ61に設けられたガイドピン65がそれぞれ摺動
可能に貫通されていると共に、各ガイドピン65の先端
にフランジ状の頭部を設けることによってイジェクトレ
バー63の脱落が防止されている。更に、イジェクトレ
バー63のカム穴68には、カートリッジホルダ62に
設けられたガイド軸66が摺動可能に貫通されている。
【0052】このカム穴68は、前後方向に直線的に延
びる水平カム部68aと、この水平カム部68aの後端
部に連続して斜め下方へ延びる傾斜カム部68bとから
なり、後述するような作用によりガイド軸66が傾斜カ
ム部68bの下端部に位置するときにはカートリッジホ
ルダ62が水平状態となり、ガイド軸66が水平カム部
68aに移動するとカートリッジホルダ62の前側が持
ち上げられて傾斜した状態となる。
【0053】また、イジェクトレバー63とシャーシ6
1との間には付勢手段の一具体例を示す引張コイルばね
69が掛け渡されている。このコイルばね69は、その
後端がイジェクトレバー63の後端部に設けられた係止
片63aに係止されている一方、その前端はシャーシ6
1に設けられた係止片61に係止されており、このコイ
ルばね69のばね力によってイジェクトレバー63が常
時前側に付勢されている。このイジェクトレバー63の
先端部はイジェクト入力部63bとされてフロントパネ
ルの前方に突出するようになされており、このイジェク
ト入力部63bには前述したイジェクト釦24と同様の
釦が取り付けられ、ディスクカートリッジ50の排出動
作に供するようになされている。
【0054】このような構成を有するディスクローディ
ング機構60は、前述したような筐体7とフロントパネ
ル8と蓋体9とを有する外装体に収容して使用すること
ができる。次に、この外装体に収容されたディスクロー
ディング機構60の動作を、図11〜図13を参照して
説明する。尚、図11〜図13においては、図面の記載
内容を分かり易くするために、筐体7に固定されるシャ
ーシ61を省略し、このシャーシ61に対して所定の動
きの変化を生ずるカートリッジホルダ62及びイジェク
トレバー63について図示することとする。また、蓋体
9の開閉動作については、前述した図7A〜C及び図8
A,Bと同一であるため、その説明は省略する。
【0055】図11に示すように、ディスクカートリッ
ジ50がカートリッジホルダ62の所定位置に挿入され
るまでは、コイルばね69の付勢力に抗してイジェクト
レバー63が後退した位置にあるため、カートリッジホ
ルダ62のガイド軸66がカム穴68の水平カム部68
aに位置している。そのため、カートリッジホルダ62
は、その前側が持ち上げられた状態にあり、このカート
リッジホルダ62のポップアップ(回動)状態は、図示
しないホルダロック部材によって保持されている。
【0056】このとき、カートリッジホルダ62のカー
トリッジ挿入口は、蓋体9の外側開放方向への移動によ
って開放された記録媒体挿入部14aに臨んでいる。従
って、ディスク再生装置6の記録媒体挿入部14aを通
過するディスクカートリッジ50は、そのままカートリ
ッジホルダ62のカートリッジ挿入口62eに挿入さ
れ、ディスクカートリッジ装着部内に入り込む。そし
て、ディスクカートリッジ50を押して所定位置まで挿
入することにより、蓋体9のリブ22がディスクカート
リッジ50を乗り越え、ねじりばね23のばね力によっ
て蓋体9がフロントパネル8側に回動する。その結果、
蓋体9がフロントパネル8に重なり合い、記録媒体挿入
部14aが閉じられる。
【0057】この際、ディスクカートリッジ50がカー
トリッジホルダ62の所定位置まで挿入されると、ディ
スクカートリッジ50の動作に連動してホルダロック部
材によるカートリッジホルダ62のロックが解除され
る。これにより、コイルばね69のばね力がイジェクト
レバー63に作用するようになり、このコイルばね69
の引張力によってイジェクトレバー63が前側に付勢さ
れる。このイジェクトレバー63は、そのガイド穴67
がシャーシ61のガイドピン65に摺動可能に係合され
ているため、イジェクトレバー63のみが前側に移動す
る。
【0058】その結果、イジェクトレバー63のカム穴
68が相対的に前側に移動し、これまでカム穴68の水
平カム部68aに位置していたガイド軸66が後方に移
動して、図12に示すように、傾斜カム部68bに入り
込む。これにより、カートリッジホルダ62の前側が引
き下げられ、ガイド軸66が傾斜カム部68bの最下端
部に達することにより、図13に示すように、カートリ
ッジホルダ62の前側が最大に引き下げられ、カートリ
ッジホルダ62が水平状態となる。
【0059】このとき、カートリッジホルダ62に保持
されているディスクカートリッジ50がディスク回転駆
動機構40のスピンドルモータ41に接近し、ターンテ
ーブルとしての回転部材43上にディスク状記録媒体5
3がマグネットチャッキングされる。これにより、シャ
ッタ55が開かれたディスクカートリッジ50の開口部
54内に再生ヘッドが挿入され、ディスク状記録媒体5
3に対する再生動作が可能となる。
【0060】また、本発明は、図14及び図15に示す
ような構造のディスク記憶装置70として実施すること
もできる。この本発明の第2実施例に係るディスク記憶
装置70は、シャーシに搭載されたディスクローディン
グ機構、その他の機構が収容される外装体を筐体71と
蓋体72との二部材で形成し、蓋体72のみに案内傾斜
部73を設けると共に、筐体71に対して蓋体72をス
ライド自在に構成し、蓋体72のスライド移動によって
筐体71の記録媒体挿入部74を開閉するようにしたも
のである。
【0061】筐体71は、上記実施例における筐体7と
フロントパネル8とが1個の部材によって形成されたよ
うな長方形のボックス型をなしており、その前側の上隅
部には、これを斜めに切除等することによってディスク
カートリッジ50が挿入、排出される記録媒体挿入部7
4が開口されている。この筐体71の記録媒体挿入部7
4の両側部には、蓋体72の側面板72cを収容するた
めの凹欠部75が設けられている。
【0062】蓋体72は、上記実施例における蓋体9の
前面板9aを下側に大きくしたような形状をなしてお
り、前面板72aと、この前面板72aの上端部に連続
して後方へ展開される上面板72bと、これらの両側部
に連続して形成される側面板72cとを有している。こ
の蓋体72の前面板72aには、後方に凸となる断面V
字状の案内傾斜部73が設けられている。この案内傾斜
部73の左右方向の長さはディスクカートリッジ50の
横方向の長さとほぼ同一となるように設定されており、
ディスクカートリッジ50の挿入時、案内傾斜部73の
上面にはディスクカートリッジ50の挿入側の端面部分
が当接され、案内傾斜部73の下面にはディスクカート
リッジ50の下面先端部が当接される。
【0063】この蓋体72は、記録媒体挿入部74の全
体を覆うように筐体71の前端部に装着され、両端の側
面板72cが筐体71の左右の凹欠部75に収容され
る。この凹欠部75は、側面板72cの下面が当接され
る下制限面75aと、側面板72cの背面が当接される
上制限面75bとを有し、両制限面75a,75b間に
は側面板72cと接触しないよう上向き円弧状の逃し面
75cが形成されている。更に、各凹欠部75の上側で
記録媒体挿入部74の近傍には、側方に突出するガイド
凸部76がそれぞれ設けられている。
【0064】このガイド凸部76に対応して蓋体72の
各側面板72cには、ガイド凸部76が摺動可能に係合
される円弧状のガイド穴77がそれぞれ設けられてい
る。このガイド穴77は蓋体72が移動できる範囲を設
定するもので、図14及び図15Aに示すように、蓋体
72で記録媒体挿入部74を閉じているとき、ガイド凸
部76はガイド穴77の上端縁に位置し、図15Bに示
すように、蓋体72が持ち上げられて記録媒体挿入部7
4が開かれているとき、ガイド凸部76はガイド穴77
の上端縁に位置している。
【0065】次に、このような構成を有する蓋体72の
開閉動作について説明する。このディスク記憶装置70
に挿入するディスクカートリッジ50の挿入側を蓋体7
2の案内傾斜部73に近づけ、図15Aで示すように、
下方から案内傾斜部73内に挿入し、斜め後方に向けて
押圧力を加える。このとき、蓋体72は、そのガイド穴
77に摺動可能に係合するガイド凸部76にガイドされ
て徐々に押し上げられ、同図において破線で示す状態か
ら、一点鎖線で示す状態を経て、二点鎖線で示す状態に
変化する。これにより、記録媒体挿入部74が開かれ
て、カートリッジホルダへのディスクカートリッジ50
の挿入が可能となる。
【0066】そして、ディスクカートリッジ50がカー
トリッジホルダ内に完全に挿入されて、カートリッジ後
端部が蓋体72の前面板72aの下端縁を越えると、前
側の前面板72aを支えるものが無くなる一方、後側の
上面板72bは筐体71の上面に支えられるため、自重
によって前面板72a側が下方に回動する。この蓋体7
2の回動により、記録媒体挿入部74は自動的に閉じら
れる。尚、筐体71と蓋体72との間にばねを介在さ
せ、そのばね力によって蓋体72を常時閉じ方向に付勢
する構造としてもよい。
【0067】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は、記録媒体として光磁気ディスクを用いたミニディス
クを使用した例について説明したが、記録媒体として光
ディスクや磁気ディスク等のディスク状記録媒体を使用
できることは勿論のこと、磁気テープやその他の記録媒
体を適用することもできる。更に、上記実施例では、再
生専用のディスク再生装置に適用した例について説明し
たが、記録のみを行うことを目的とした記憶装置は勿論
のこと、記録再生兼用の記憶装置に適用することもでき
る。
【0068】また、蓋体を筐体の外側開放方向に移動さ
せるための案内傾斜部について、第1実施例では、筐体
側の部材であるフロントパネル8と蓋体9とが互いに接
触境界付近に連続するよう案内傾斜部16,19として
設け、第2実施例では、蓋体72のみに案内傾斜部73
を設けた例について説明したが、案内傾斜部は筐体又は
筐体側の部材にのみ設ける構成としてもよく、また、蓋
体によって筐体の開口部の全体を開閉する構成とするこ
ともできる。更に、上記第1実施例においては、蓋体9
の案内傾斜部19を曲面として筐体7側の案内傾斜部1
6を平面とした例について説明したが、これとは逆に案
内傾斜部19を平面として案内傾斜部16を曲面として
もよく、更に又、両傾斜部を共に曲面又は平面とするこ
ともできる。
【0069】また、上記実施例では、ディスクカートリ
ッジ50を用いて蓋体9,72を回動させる例について
説明したが、蓋体9,72を操作者の手で直接開放させ
ることができることは勿論である。更に、蓋体移動機構
の弾性手段としてねじりばね23を用いた例について説
明したが、コイルばねや板ばねその他のばね部材は勿論
のこと、ゴム状弾性体のようなばね部材を用いることも
できる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更できるものである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筐体と記憶媒体挿入部と蓋体と案内傾斜部とを備え、筐
体と記憶媒体挿入部への記憶媒体の挿入時、記憶媒体で
案内傾斜部を押圧することにより蓋体が筐体の外側開放
方向に移動して記憶媒体挿入部を開放できる構成とした
ため、記憶媒体を案内傾斜部に当接させて挿入動作を行
うことにより、蓋体を所定位置に移動させて記憶媒体挿
入部を開口できると共に、挿入後には記憶媒体挿入部を
蓋体によって閉じることができる。従って、ゴミ等の侵
入を確実に防止することができ、この防塵性の向上によ
りゴミ等の侵入に起因する装置の故障等の発生を効果的
に抑制できるという効果が得られる。更に、蓋体を外装
体の一部として設けることにより、電子装置全体のデザ
イン上の自由度を高くして様々な外観形状の装置を製造
することができ、蓋体が閉じた状態における装置全体の
強度を高めることができると共に、蓋体に対して取出レ
バーと同様の機能を持たせることができるという効果も
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子装置の第1実施例を示すディスク
再生装置及びこれに使用されるディスクカートリッジを
示す外観斜視図である。
【図2】図1に示したディスク再生装置の筐体、フロン
トパネル及び蓋体の要部を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示したディスク再生装置のフロントパネ
ル及び蓋体の断面図である。
【図4】図1に示したディスク再生装置の筐体、フロン
トパネル及び蓋体の断面図である。
【図5】図1に示したディスク再生装置に係る引き込み
手段の第1実施例を示す平行上下動式ローディング機構
の上昇状態の断面図である。
【図6】図1に示したディスク再生装置に係る引き込み
手段の第1実施例を示す平行上下動式ローディング機構
の下降状態の断面図である。
【図7】図1に示したディスク再生装置の蓋体の開閉動
作を示すもので、同図Aは開放前の状態、同図Bは開放
初期の状態、同図Cは完全な開放状態をそれぞれ示す説
明図である。
【図8】図1に示したディスク再生装置の蓋体の開閉動
作を示すもので、同図Aは平行上下動式ローディング機
構の上昇状態、同図Bは平行上下動式ローディング機構
の下降状態をそれぞれ示す説明図である。
【図9】図1に示したディスク再生装置に係る引き込み
手段の第2実施例を示す回動式ローディング機構の平面
図である。
【図10】図9に示した回動式ローディング機構の側面
図である。
【図11】図9に示した回動式ローディング機構の回動
動作を示すもので、カートリッジホルダの傾斜角度を大
きくした状態を示す説明図である。
【図12】図9に示した回動式ローディング機構の回動
動作を示すもので、図11の状態からカートリッジホル
ダの傾斜角度を小さくした状態を示す説明図である。
【図13】図9に示した回動式ローディング機構の回動
動作を示すもので、図12の状態からカートリッジホル
ダを水平にした状態を示す説明図である。
【図14】本発明の電子装置の第2実施例を示すディス
ク記憶装置を示す外観斜視図である。
【図15】図14に示したディスク記憶装置の蓋体の開
閉動作を示すもので、同図Aは蓋体の一連の移動状態を
示す説明図、同図Bは蓋体が上端部に移動した状態を示
す説明図である。
【図16】従来のディスク記憶装置及びこれに使用され
るディスクカートリッジを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
7 ディスク再生装置(電子機器)、 7,71 筐
体、 8 フロントパネル、 9,72 蓋体、 14
a,74 記録媒体挿入部、 16,19,73案内傾
斜部、 23 ねじりばね(弾性手段)、 28,61
シャーシ、30,60 ディスクローディング機構、
31,62 カートリッジホルダ、32 スライド部
材、 50 ディスクカートリッジ、 53 ディスク
状記録媒体(記録媒体)、 63 イジェクトレバー、
70 ディスク記憶装置

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 上記筐体に設けられた記憶媒体挿入部と、 上記記憶媒体挿入部の少なくとも一部を開閉するような
    蓋体と、 上記筐体又は上記蓋体の少なくとも一方に設けられ且つ
    上記記憶媒体挿入部に挿入される記憶媒体の端部が当接
    される案内傾斜部とを備え、 上記記憶媒体挿入部への上記記憶媒体の挿入時、上記案
    内傾斜部が当該記憶媒体の端部により押圧されて上記蓋
    体が上記筐体の外側開放方向に移動して当該記憶媒体挿
    入部を開放させるようにしたことを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】上記蓋体は上記筐体の隅部に配置され、当
    該筐体と当該蓋体とが一体となって外装体を形成してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】上記蓋体は上記筐体の外観形状に連続して
    設けられ、当該筐体と当該蓋体とが一体となって外装体
    を形成していることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器。
  4. 【請求項4】上記蓋体は、蓋体移動機構により上記筐体
    に対して移動自在に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けられ
    たアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設け
    られた回動軸及び他方に設けられた軸受穴とを有し、上
    記回動軸を上記軸受穴に回動自在に嵌合させることによ
    り当該蓋体が当該筐体に対して回動自在に軸支されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けられ
    たアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設け
    られたガイドピン及び他方に設けられたガイド溝とを有
    し、上記ガイドピンを上記ガイド溝に摺動可能に係合さ
    せることにより当該蓋体が当該筐体に対してスライド移
    動自在に支持されていることを特徴とする請求項4に記
    載の電子機器。
  7. 【請求項7】上記蓋体は、弾性手段により当該蓋体が上
    記記憶媒体挿入部を閉じる方向に付勢されていることを
    特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】上記弾性手段は、コイル部の両側から弾性
    片がそれぞれ突出されたねじりばねからなり、上記ねじ
    りばねの一方の弾性片が上記蓋体に係止され、当該ねじ
    りばねの他方の弾性片が上記筐体に係止されていること
    を特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】上記案内傾斜部は、上記筐体及び上記蓋体
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  10. 【請求項10】上記案内傾斜部は、上記筐体と上記蓋体
    とが互いに接触する境界付近に連続するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】上記記憶媒体挿入部の内側には、上記案
    内傾斜部に案内されて所定位置まで搬送された上記記憶
    媒体を更に引き込む引き込み手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 筐体と、 上記筐体に設けられた記憶媒体挿入部と、 上記記憶媒体挿入部の少なくとも一部を開閉するような
    蓋体とを備え、 上記蓋体は、上記筐体の形状に連続して形成されて外装
    体の一部をなしていることを特徴とする電子機器。
  13. 【請求項13】上記蓋体は上記筐体の隅部に設けられ、
    当該筐体と当該蓋体とが一体となって外装体を形成して
    いることを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 【請求項14】上記蓋体は、蓋体移動機構により上記筐
    体に対して移動自在に設けられていることを特徴とする
    請求項12に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられた回動軸及び他方に設けられた軸受穴とを有し、
    上記回動軸を上記軸受穴に回動自在に嵌合させることに
    より当該蓋体が当該筐体に対して回動自在に軸支されて
    いることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられたガイドピン及び他方に設けられたガイド溝とを
    有し、上記ガイドピンを上記ガイド溝に摺動可能に係合
    させることにより当該蓋体が当該筐体に対してスライド
    移動自在に支持されていることを特徴とする請求項14
    に記載の電子機器。
  17. 【請求項17】上記蓋体は、弾性手段により当該蓋体が
    上記記憶媒体挿入部を閉じる方向に付勢されていること
    を特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  18. 【請求項18】上記弾性手段は、コイル部の両側から弾
    性片がそれぞれ突出されたねじりばねからなり、上記ね
    じりばねの一方の弾性片が上記蓋体に係止され、当該ね
    じりばねの他方の弾性片が上記筐体に係止されているこ
    とを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 【請求項19】上記筐体及び上記蓋体の少なくとも一方
    には、上記記憶媒体挿入部に挿入される記憶媒体の端部
    が当接される案内傾斜部を設けたことを特徴とする請求
    項12に記載の電子機器。
  20. 【請求項20】上記案内傾斜部は、上記筐体及び上記蓋
    体に設けられていることを特徴とする請求項12に記載
    の電子機器。
  21. 【請求項21】上記案内傾斜部は、上記筐体及び上記蓋
    体に設けられていることを特徴とする請求項12に記載
    の電子機器。
  22. 【請求項22】上記記憶媒体挿入部の内側には、上記案
    内傾斜部に案内されて所定位置まで搬送された上記記憶
    媒体を更に引き込む引き込み手段が設けられていること
    を特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  23. 【請求項23】 筐体と、 上記筐体の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、 上記記憶媒体挿入部の少なくとも一部を開閉するような
    蓋体と、 上記筐体又は上記蓋体の少なくとも一方に設けられ且つ
    上記記憶媒体挿入部に挿入される記憶媒体の端部が当接
    される案内傾斜部とを備え、 上記記憶媒体挿入部への上記記憶媒体の挿入時、上記案
    内傾斜部が当該記憶媒体の端部により押圧されて上記蓋
    体が上記筐体の外側開放方向に移動して当該記憶媒体挿
    入部を開放させるようにしたことを特徴とする電子機
    器。
  24. 【請求項24】上記蓋体は上記筐体の外観形状に連続し
    て設けられ、当該筐体と当該蓋体とが一体となって外装
    体を形成していることを特徴とする請求項23に記載の
    電子機器。
  25. 【請求項25】上記蓋体は、蓋体移動機構により上記筐
    体に対して移動自在に設けられていることを特徴とする
    請求項23に記載の電子機器。
  26. 【請求項26】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられた回動軸及び他方に設けられた軸受穴とを有し、
    上記回動軸を上記軸受穴に回動自在に嵌合させることに
    より当該蓋体が当該筐体に対して回動自在に軸支されて
    いることを特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  27. 【請求項27】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられたガイドピン及び他方に設けられたガイド溝とを
    有し、上記ガイドピンを上記ガイド溝に摺動可能に係合
    させることにより当該蓋体が当該筐体に対してスライド
    移動自在に支持されていることを特徴とする請求項23
    に記載の電子機器。
  28. 【請求項28】上記蓋体は、弾性手段により当該蓋体が
    上記記憶媒体挿入部を閉じる方向に付勢されていること
    を特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  29. 【請求項29】上記弾性手段は、コイル部の両側から弾
    性片がそれぞれ突出されたねじりばねからなり、上記ね
    じりばねの一方の弾性片が上記蓋体に係止され、当該ね
    じりばねの他方の弾性片が上記筐体に係止されているこ
    とを特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  30. 【請求項30】上記案内傾斜部は、上記筐体及び上記蓋
    体に設けられていることを特徴とする請求項23に記載
    の電子機器。
  31. 【請求項31】上記案内傾斜部は、上記筐体と上記蓋体
    とが互いに接触する境界付近に連続するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  32. 【請求項32】上記記憶媒体挿入部の内側には、上記案
    内傾斜部に案内されて所定位置まで搬送された上記記憶
    媒体を更に引き込む引き込み手段が設けられていること
    を特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  33. 【請求項33】 筐体と、 上記筐体の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、 上記記憶媒体挿入部の少なくとも一部を開閉するような
    蓋体と、 上記筐体又は上記蓋体の少なくとも一方に設けられ且つ
    上記記憶媒体挿入部に挿入される記憶媒体の端部が当接
    される案内傾斜部と、 上記記憶媒体挿入部に挿入される上記記憶媒体の搬送方
    向を案内し、当該記憶媒体が所定位置に到達したときに
    記憶媒体を更に引き込む引き込み手段とを備え、 上記記憶媒体挿入部への上記記憶媒体の挿入時、上記案
    内傾斜部が当該記憶媒体の端部により押圧されて上記蓋
    体が上記筐体の外側開放方向に移動して当該記憶媒体挿
    入部を開放させるようにしたことを特徴とする電子機
    器。
  34. 【請求項34】上記蓋体は上記筐体の外観形状に連続し
    て設けられ、当該筐体と当該蓋体とが一体となって外装
    体を形成していることを特徴とする請求項33に記載の
    電子機器。
  35. 【請求項35】上記蓋体は、蓋体移動機構により上記筐
    体に対して移動自在に設けられていることを特徴とする
    請求項33に記載の電子機器。
  36. 【請求項36】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられた回動軸及び他方に設けられた軸受穴とを有し、
    上記回動軸を上記軸受穴に回動自在に嵌合させることに
    より当該蓋体が当該筐体に対して回動自在に軸支されて
    いることを特徴とする請求項33に記載の電子機器。
  37. 【請求項37】上記蓋体移動機構は、上記蓋体に設けら
    れたアーム部と、上記アーム部及び上記筐体の一方に設
    けられたガイドピン及び他方に設けられたガイド溝とを
    有し、上記ガイドピンを上記ガイド溝に摺動可能に係合
    させることにより当該蓋体が当該筐体に対してスライド
    移動自在に支持されていることを特徴とする請求項33
    に記載の電子機器。
  38. 【請求項38】上記蓋体は、弾性手段により当該蓋体が
    上記記憶媒体挿入部を閉じる方向に付勢されていること
    を特徴とする請求項33に記載の電子機器。
  39. 【請求項39】上記弾性手段は、コイル部の両側から弾
    性片がそれぞれ突出されたねじりばねからなり、上記ね
    じりばねの一方の弾性片が上記蓋体に係止され、当該ね
    じりばねの他方の弾性片が上記筐体に係止されているこ
    とを特徴とする請求項33に記載の電子機器。
  40. 【請求項40】上記案内傾斜部は、上記筐体及び上記蓋
    体に設けられていることを特徴とする請求項33に記載
    の電子機器。
  41. 【請求項41】上記案内傾斜部は、上記筐体と上記蓋体
    とが互いに接触する境界付近に連続するように設けられ
    ていることを特徴とする請求項33に記載の電子機器。
  42. 【請求項42】上記記憶媒体挿入部の内側には、上記案
    内傾斜部に案内されて所定位置まで搬送された上記記憶
    媒体を更に引き込む引き込み手段が設けられていること
    を特徴とする請求項33に記載の電子機器。
  43. 【請求項43】 筐体と、 上記筐体の隅部に設けられた記憶媒体挿入部と、 上記記憶媒体挿入部の少なくとも一部を開閉し、上記筐
    体の形状に連続して形成される蓋体と、 一端が上記蓋体に取り付けられ且つ他端が上記筐体に回
    動自在に軸支されることにより当該蓋体を当該筐体に対
    して回動自在となした回動機構と、 両端が上記蓋体及び上記回動機構に取り付けられ且つ略
    中間部が当該回動機構に係合されることにより当該蓋体
    が閉方向に付勢されるようにした弾性部材と、 上記筐体及び上記蓋体の境界付近の当該筐体及び当該蓋
    体に設けられた案内傾斜部と、 上記記憶媒体挿入部に挿入される上記記憶媒体の搬送方
    向を案内し、当該記憶媒体が所定位置に到達したときに
    記憶媒体を更に引き込む引き込み手段とを備え、 上記記憶媒体挿入部への上記記憶媒体の挿入時、上記案
    内傾斜部が当該記憶媒体の端部により押圧されて上記蓋
    体が上記筐体の外側開放方向に移動して当該記憶媒体挿
    入部を開放させるようにしたことを特徴とする電子機
    器。
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