JP7273895B2 - 表面保護フィルムおよび保護フィルム付き光学部材 - Google Patents
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Description
図1は、表面保護フィルムの一実施形態を表す断面図である。表面保護フィルム10は、フィルム基材1の第一主面上に粘着剤層2を備える。粘着剤層2は、フィルム基材1の第一主面上に固着積層されている。
表面保護フィルムは、アクリル板に対する接着力が0.03N/25mm以上であることが好ましい。接着力が0.03N/25mm以上であれば、表面保護フィルムの粘着剤層2と被着体との間の気泡の噛み込みが生じ難く、写像性が向上する傾向がある。表面保護フィルムのアクリル板に対する接着力は、0.05N/25mm以上がより好ましく、0.07N/25mm以上がさらに好ましい。
表面保護フィルムのヘイズは、2%以下が好ましく、1.5%以下がより好ましい。表面保護フィルムのヘイズが小さいことにより、表面保護フィルムを介して被着体を視認した際の視認性に優れる。
表面保護フィルムの総傷量は、3000以下が好ましく、2500以下がより好ましく、2000以下がさらに好ましい。総傷量が小さいほど、表面保護フィルムを透過した光の輝度ムラが小さく、ギラツキが抑制される傾向がある。また、総傷量が小さいほど、写像性が向上する傾向がある。
表面保護フィルムは、光学くし幅0.125mmにおける透過写像性が92.5%以上であることが好ましい。透過写像性は、表面保護フィルムをガラス板に貼り合わせた試料を用いて、JIS K7374(プラスチック-像鮮明度の求め方)に準じて測定される。透過写像性が高いほど、被着体から表面保護フィルムを透過した光のギラツキ感が少なく、視認性が向上する傾向がある。透過写像性が92.5%未満の場合は、表面保護フィルムが貼り合わせた被着体を、近距離(例えば200mm以内)から視認した際に、ギラツキが感じられ、視認性が低下する。透過写像性が小さい場合は、指紋認証等の被写体から近距離で行われる撮像に悪影響を及ぼす場合がある。透過光のギラツキ感を低減する観点から、表面保護フィルムの透過写像性は、93%以上が好ましく、94%以上がより好ましく、95%以上がさらに好ましい。透過写像性が95%以上であれば、被着体を至近距離から観察した場合でも、透過光のギラツキはほとんど感じられない。
フィルム基材1としては、透明プラスチックフィルムが用いられる。フィルム基材1の全光線透過率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。フィルム基材1のヘイズは、1.5%以下が好ましく、1%以下がより好ましく、0.5%以下がさらに好ましい。フィルム基材の厚みは、例えば5~500μm程度である。被着体に対する保護性能と可撓性とを両立する観点から、フィルム基材1の厚みは10~300μmが好ましく、15~200μmがより好ましく、20~150μmがさらに好ましい。
粘着剤層2には、透明性の高い粘着剤が用いられる。粘着剤層2の全光線透過率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。粘着剤層2のヘイズは1%以下が好ましく、0.7%以下がより好ましく、0.5%以下がさらに好ましい。
アクリル系粘着剤のアクリル系ベースポリマーとしては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルのモノマー単位を主骨格とするものが好適に用いられる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、アクリルおよび/またはメタクリルを意味する。
ウレタン系粘着剤のウレタン系ベースポリマーとしては、ポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物が用いられる。
ポリオールとしては、1分子中に2個のヒドロキシ基を有するポリオール(ジオール)、1分子中に3個のヒドロキシ基を有するポリオール(トリオール)、1分子中に4個のヒドロキシ基を有するポリオール(テトラオール)、1分子中に5個のヒドロキシ基を有するポリオール(ペンタオール)、1分子中に6個のヒドロキシ基を有するポリオール(ヘキサオール)等が挙げられる。
ウレタン系ベースポリマーの形成に用いられるポリイソシアネートは、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、および芳香族ポリイソシアネートのいずれでもよい。
上記のポリオールとポリイソシアネートとを混合することによりウレタン系ベースポリマーが得られる。ウレタン系粘着剤は、ポリオールおよびポリイソシアネート以外の反応性成分を含んでいてもよい。
シリコーン系粘着剤のシリコーン系ベースポリマーとしては、過酸化物架橋型シリコーンや付加反応型シリコーン等が挙げられる。中でも、付加反応型シリコーンが好ましく、フェニル基含有オルガノポリシロキサンが特に好ましい。フェニル基含有オルガノポリシロキサンとしては、ポリメチルフェニルシロキサン、ポリエチルフェニルシロキサン等のポリアルキルフェニルシロキサンが挙げられる。付加反応型シリコーン系粘着剤組成物は、シリコーンゴムとシリコーンレジンとを含有することが好ましい。
シリコーンゴムとしては、フェニル基含有オルガノポリシロキサンが好ましく、中でも、メチルフェニルシロキサンを主な構成単位とするオルガノポリシロキサンからなるシリコーンゴムが好ましい。シリコーンゴムにおけるオルガノポリシロキサンは、必要に応じて、ビニル基等の官能基を有していてもよい。オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、15万~150万が好ましく、28万~100万がより好ましく、50万~90万がさらに好ましい。
シリコーンレジンとしては、例えば、構成単位「R3-Si1/2」からなるM単位、構成単位「SiO2」からなるQ単位、構成単位「R-SiO3/2」からなるT単位、および構成単位「R2-SiO」からなるD単位から選択される少なくとも1種の単位を有する(共)重合体からなるオルガノポリシロキサンを含むものが挙げられる。なお、上記構成単位におけるRは炭化水素基またはヒドロキシ基である。炭化水素基としては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基等が挙げられる。シリコーンレジンにおける「M単位」の割合は、「Q単位、T単位およびD単位から選択された少なくとも1種の単位」の0.3~1.5倍が好ましく、0.5~1.3倍がより好ましい。
シリコーン系粘着剤において、シリコーンゴムとシリコーンレジンとは、混合状態でもよく、シリコーンゴムとシリコーンレジンとが反応して縮合物または部分縮合物を形成していてもよい。シリコーンゴム同士、シリコーンレジン同士、またはシリコーンゴムとシリコーンレジンは、架橋剤を介して結合していてもよい。架橋剤としては、シロキサン系架橋剤および過酸化物系架橋剤等が好ましい。
粘着剤組成物は、ベースポリマー(またはその構成モノマー成分)、および必要に応じて架橋剤および溶媒を含有する。粘着剤組成物は、重合触媒、架橋触媒、シランカップリング剤、粘着性付与剤、可塑剤、軟化剤、劣化防止剤、充填剤、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、帯電防止剤等の添加剤を、本発明の特性を損なわない範囲で含有していてもよい。
粘着剤組成物を、ロールコート、キスロールコート、グラビアコート、リバースコート、ロールブラッシュ、スプレーコート、ディップロールコート、バーコート、ナイフコート、エアーナイフコート、カーテンコート、リップコート、ダイコート等により、基材上に塗布し、必要に応じて溶媒を乾燥除去することにより粘着剤層が形成される。乾燥方法としては、適宜、適切な方法が採用され得る。加熱乾燥温度は、好ましくは40℃~200℃、より好ましくは50℃~180℃、さらに好ましくは70℃~170℃である。乾燥時間は、好ましくは5秒~20分、より好ましくは5秒~15分、さらに好ましくは10秒~10分、特に好ましくは10秒~5分である。
本発明の表面保護フィルムを各種の被着体に貼り合わせることにより、被着体表面への傷付きや衝撃による破損を防止できる。
<アクリルポリマーAの重合>
温度計、攪拌機、冷却器および窒素ガス導入管を備える反応容器内に、モノマー成分として、2-エチルヘキシルアクリレート(2EHA)96.2重量部、およびヒドロキシエチルアクリレート(HEA)3.8重量部、ならびに重合開始剤として2,2’-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2重量部を酢酸エチル150重量部とともに仕込み、23℃で緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換を行った。その後、液温を65℃付近に保って6時間重合反応を行い、アクリルポリマーAの溶液(濃度40重量%)を調製した。アクリルポリマーAの重量平均分子量は54万であった。
アクリルポリマーAの溶液に酢酸エチルを加えて濃度20重量%に希釈した。この溶液500重量部(固形分100重量部)に、ポリエーテル化合物(第一工業製薬製「アクアロンHS-10」)を酢酸エチルで10%に希釈した溶液1.5重量部(固形分0.15重量部)、架橋剤としてヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体(東ソー製「コロネートHX」)5重量部、および架橋触媒としてジラウリン酸ジブチルスズ(1重量%酢酸エチル溶液)3重量部(固形分0.03重量部)を加えて攪拌し、アクリル系粘着剤溶液を調製した。
片面にナノ粒子含有易滑層を備える無粒子ポリエステルフィルム(東レ製「ルミラーU41」、厚み38μm)の易滑層非形成面に、上記のアクリル系粘着剤溶液を塗布し、130℃で2分間加熱して、厚さ10μmの粘着剤層を形成した。粘着剤層の表面に、セパレータ(片面がシリコーン離型処理された厚み25μmのポリエステルフィルム)の離型処理面を貼り合わせ、セパレータ付き表面保護フィルムを得た。
<アクリルポリマーBの重合>
温度計、攪拌機、冷却器および窒素ガス導入管を備える反応容器内に、モノマー成分として、ブチルアクリレート95重量部、およびアクリル酸5重量部、ならびに重合開始剤としてAIBN0.2重量部を酢酸エチル186重量部とともに仕込み、23℃で緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換を行った。その後、液温を63℃付近に保って10時間重合反応を行い、アクリルポリマーBの溶液(濃度35重量%)を調製した。アクリルポリマーBの重量平均分子量は50万であった。
アクリルポリマーBの溶液に酢酸エチルを加えて濃度20重量%に希釈した。この溶液500重量部(固形分100重量部)に、架橋剤として4官能エポキシ系化合物(三菱ガス化学製「テトラッドC」)7重量部を加えて撹拌し、アクリル系粘着剤溶液を調製した。得られたアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にしてセパレータ付き表面保護フィルムを作製した。
ポリオールとして、ヒドロキシ基を3個有する数平均分子量10000のポリエーテルポリオール(旭硝子製「プレミノールS3011」)85重量部、ヒドロキシ基を3個有する数平均分子量3000のポリエーテルポリオール(三洋化成製「サンニックスGP3000」)13重量部、およびヒドロキシ基を3個有する数平均分子量1000のポリエーテルポリオール(三洋化成製「サンニックスGP1000」)2重量部;ポリイソシアネートとして、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体(東ソー製「コロネートHX」)13.3重量部;触媒として、ナーセム第2鉄(日本化学産業製)0.12重量部;ヒンダードフェノール系酸化防止剤(BASF製「Irganox1010」)0.5重量部;脂肪酸エステルとして2-エチルヘキサン酸セチル(日清オイリオ製「サラコス816T」)5重量部;1-エチル-3-メチルイミダゾリウムビス(フルオロメタンスルホニル)イミド(第一工業製薬製「AS110」)0.5重量部;両末端型のポリエーテル変性シリコーンオイル(KF-6004、信越化学工業株式会社製)0.025重量部;および希釈溶媒として酢酸エチル210重量部を混合して、ウレタン系粘着剤溶液を調製した。
付加反応型シリコーン系粘着剤(信越化学工業製「X-40-3306」)100重量部、白金触媒(信越化学工業製「CAT-PL-50T」)0.2重量部、および溶剤としてトルエン100重量部を混合して、シリコーン系粘着剤溶液を調製した。
実施例2におけるエポキシ系架橋剤(テトラッドC)の添加量、および粘着シートの厚みを表1に示すように変更した。それ以外は、実施例2と同様にして、セパレータ付き表面保護フィルムを作製した。
実施例1において、無粒子ポリエステルフィルム(ルミラーU41)に代えて、表1に示すフィルム基材を用いた。それ以外は、実施例1と同様にして、セパレータ付き表面保護フィルムを作製した。
実施例2におけるエポキシ系架橋剤(テトラッドC)の添加量、粘着シートの厚み、およびフィルム基材の種類を表1に示すように変更した。それ以外は、実施例2と同様にして、セパレータ付き表面保護フィルムを作製した。
<接着力>
表面保護フィルムを幅25mm、長さ100mmのサイズに切り出し、セパレータを剥離後に、アクリル板(三菱ケミカル製「アクリライト」、厚み:2mm、幅:70mm、長さ:100mm)に、圧力0.25MPa、送り速度0.3m/分でロール圧着した。この試料を、温度23℃、相対湿度50%の環境に30分間静置した後、同環境下で、剥離角度180°、引張速度30m/分でピール試験を行い、180°剥離力を測定した。
表面保護フィルムからセパレータを剥離し、ヘイズメーター(日本電色工業製「NDH-5000」)により、表面保護フィルムのフィルム基材側から光を照射して、JIS K7136に準じてヘイズを測定した。
表面保護フィルムを100mm×100mmのサイズに切り出し、セパレータを剥離後に、マイクロスライドガラス(松浪硝子工業製「マイクロスライドガラスS」、厚み:1.35mm、100mm×100mm)にハンドローラーで圧着した。この試料を、線速5m/分で一方向に移動させながら、面光源(光源:CCS製「LT-200SW」、照明アンプ:CCS製「PSB3-30024」、照明ケーブル:FCB-10-1,24SQ-ME7」)によりガラス板側から光を照射して、透過光を4096画素のラインスキャンカメラ(キーエンス製「XG-HL04M」)により撮影し、102.4mm×12.5mm領域の8ビット(256階調)グレースケールの撮影像を得た。ラインスキャンカメラのスキャンレートは送り方向の1ピクセルが25μmに対応するように調整した。撮影時の光源と試料との距離(表面保護フィルムの法線方向の距離)は200mmとした。試料とラインスキャンカメラとの距離は210mmとし、ラインスキャンカメラの水平方向の位置は、受光量が最大光量の半分(およそ120階調)となる位置に設置した。本測定では、ラインスキャンカメラの1画素が、試料の25μm×25μmの領域に対応していた。
<密着性および写像性>
表面保護フィルムを幅45mm、長さ50mmのサイズに切り出し、セパレータを剥離後に、水縁磨スライドガラス(松浪硝子工業製「S200200」、厚み:1.3mm、幅:45mm、長さ:50mm)にハンドローラーで圧着した。この試料を目視にて観察し、表面保護フィルムとガラス板の間の気泡の有無を、以下の基準に従って評価した。
A:気泡がほとんどみられない
B:局所的に気泡がみられる
C:全面に気泡がみられる
表面保護フィルムからセパレータを剥離し、有機ELディスプレイを備えるスマートフォン(サムスン電子製「Galaxy S8+」)の画面上に貼り合わせ、緑色の画像を表示させた状態で、150mm離れた位置から画面を目視して、ギラツキの有無を以下の基準により評価した。
A:ギラツキが全く感じられない
B:ギラツキが殆ど感じられない
C:ギラツキが感じられる
D:非常にギラツキが感じられる
TA044:片面に易滑層が設けられた無粒子二軸延伸高複屈折ポリエステルフィルム(東洋紡製「コスモシャインTA044」、厚み80μm)
T101:粒子含有低ヘイズ二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱ケミカル製「ダイアホイルT101-38」、厚み38μm)
T100:粒子含有二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱ケミカル製「ダイアホイルT100-75S」、厚み75μm)
T100C:粒子含有二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱ケミカル製「ダイアホイルT100C#38」、厚み38μm)
アクリル:特開2017-26939号の実施例に記載の「透明保護フィルム1A」と同様にして作成したイミド化MS樹脂からなる二軸延伸フィルム(厚み:40μm)
COP:環状オレフィンフィルム(日本ゼオン製「ゼオノアフィルムZF-16」、厚み40μm)
2 粘着剤層
5 セパレータ
10 表面保護フィルム
Claims (4)
- フィルム基材と、前記フィルム基材の第一主面上に固着積層された粘着剤層とを備える表面保護フィルムであって、
前記フィルム基材を構成する樹脂材料が、ポリエステル系樹脂であり、
前記フィルム基材は、粒子の含有量が100ppm以下であり、かつ、易滑層を備え、
ヘイズが2%以下であり、
引張速度30m/分、剥離角度180°でのアクリル板に対する接着力が0.03~0.53N/25mmであり、
5mm×5mmの検査領域から得られた200×200ピクセルの画像から算出される総傷量が3000以下である、表面保護フィルム。 - 前記粘着剤層の厚みが2μm以上である、請求項1に記載の表面保護フィルム。
- 前記粘着剤層が、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、およびシリコーン系粘着剤からなる群から選択される1種以上を含有する、請求項1または2に記載の表面保護フィルム。
- 光学部材の表面に、請求項1~3のいずれか1項に記載の表面保護フィルムが貼り合わせられている、保護フィルム付き光学部材。
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