JP7247500B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献2には、現像剤担持体の表面から飛散した飛散トナーを吸引口から吸引する空気の流路を形成する吸引ダクトを備えた画像形成装置が開示されている。
本発明の目的は、排気口に向かう空気が直線状の一つの流路のみを通って排気口に達する場合に比べ、現像剤を収容する収容部に設けられた排気口に向かう空気に含まれる現像剤の量を低減することにある。
請求項2に記載の発明は、前記空気収容空間には、互いに対向配置され前記入口部側から前記端部側に向かって延び、前記排気口が設けられた第1の内面と、当該第1の内面の対向位置に配置された第2の内面とが設けられ、前記空気収容空間内に設けられ、前記排気口の対向位置から前記端部に向かって延びるように配置され、且つ、当該端部へ達しないように設けられ、当該排気口よりも当該端部側に位置する空間を、前記第1の内面側の空間と前記第2の内面側の空間とに仕切る仕切りがさらに設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項3に記載の発明は、前記排気口が設けられた前記第1の内面と前記仕切りとの離間距離よりも、前記第2の内面と当該仕切りとの離間距離の方が大きい請求項2に記載の現像装置である。
請求項4に記載の発明は、現像剤を収容する収容部と、前記収容部からの空気が入る入口部を有し、当該入口部とは反対側に端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間であって、互いに対向配置され当該入口部側から当該端部側に向かって延びる第1の内面と第2の内面とを備え、当該排気口が当該第1の内面に設けられた空気収容空間と、前記空気収容空間内に設けられ、前記排気口の対向位置から前記端部へ向かって延びるように配置され、且つ、当該端部へ達しないように設けられ、当該排気口よりも当該端部側に位置する空間を、前記第1の内面側の空間と前記第2の内面側の空間とに仕切る仕切りと、を備える現像装置である。
請求項5に記載の発明は、現像剤を収容する収容部と、前記収容部からの空気が入る入口部を有するとともに、当該入口部とは反対側に配置され且つ水平方向における位置が当該入口部の位置とは異なる端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間であって、当該入口部側から当該端部側に向かって延びる内面であって下方を向く当該内面を有するとともに当該排気口が当該内面に設けられた空気収容空間と、前記内面の対向位置に配置され、当該内面に対向する対向面と、当該対向面とは反対側に位置する反対面とを備え、当該内面との間に前記空気収容空間を形成するための対向部材と、前記収容部内に設けられるとともに前記反対面よりも下方に配置され、当該収容部内の現像剤を搬送する搬送部材と、前記反対面の対向位置に設けられるとともに、当該反対面と前記搬送部材と間に配置され、当該反対面との間に、前記空気収容空間の前記端部へ供給される空気が通る流路を形成する部材と、前記入口部を入った空気が前記空気収容空間を通って前記排気口に向かうとともに、前記流路、前記端部を経由して空気が移動して、空気が当該端部側から当該空気収容空間内に入り、当該端部側からも当該排気口へ空気が向かう、現像装置である。
請求項6に記載の発明は、現像剤を収容する収容部と、前記収容部内に設けられるともに、回転可能に設けられ、当該収容部内の現像剤を搬送する搬送部材と、前記収容部からの空気が入る入口部を有し、当該入口部とは反対側に端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間と、を備え、前記入口部は、複数設けられるとともに、前記搬送部材の軸方向における位置が互いに異なるように配置され、前記軸方向において、複数設けられた前記入口部に含まれる一の入口部と、複数設けられた当該入口部に含まれる他の入口部との間に、前記排気口が位置する、現像装置である。
請求項7に記載の発明は、像を保持する像保持体と、当該像保持体上に像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置である。
図1は、画像形成装置1の全体構成を示す図である。付言すると、図1は、画像形成装置1のフロント側から画像形成装置1を眺めた場合の図である。
画像形成装置1には、画像形成部10、用紙供給部20、および、定着部30が設けられている。
画像形成部10は、電子写真方式を用いて、用紙P上にトナー像を形成する。用紙供給部20は、画像形成部10への用紙Pの供給を行う。定着部30は、画像形成部10によって用紙P上に形成されたトナー像(画像)を、用紙Pに定着させる。
帯電ロール12は、導電性を有するゴムロール等で構成され、感光体ドラム11の帯電を行う。
露光装置13は、帯電ロール12によって帯電された感光体ドラム11に対して、レーザ光源や、LED(Light Emitting Diode)等の光源からの光を照射し、感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。
現像装置14には、現像剤が収容されている。本実施形態の現像剤は、磁性を有するキャリアと着色されたトナーとにより構成され、いわゆる2成分現像剤となっている。
本実施形態では、転写ロール15と感光体ドラム11とが互いに対向している箇所が、転写部Tとなり、感光体ドラム11の表面のトナー像は、この転写部Tにて、搬送されてきた用紙Pに転写される。
清掃装置16には、感光体ドラム11に接触して配置される接触部材16Aが設けられ、清掃装置16は、感光体ドラム11上の付着物(トナー等)を除去する。
さらに、本実施形態では、用紙供給部20から送り出された用紙Pを、転写部Tおよび定着部30を経由させて搬送する用紙搬送機構23が設けられている。
この一対の回転体31のうちの、一方の回転体31の内部には、加熱源(不図示)が設けられている。
定着部30では、これら2つの回転体31によって、用紙Pの加圧および加熱が行われて、用紙P上のトナー像がこの用紙Pに定着される。
画像形成部10では、矢印A方向に回転する感光体ドラム11が、帯電ロール12によって帯電される。次に、露光装置13による露光が行われ、感光体ドラム11の表面には、画像情報に対応した静電潜像が形成される。
その後、現像装置14による現像が行われ、感光体ドラム11の表面には、静電潜像に対応したトナー像が形成される。
そして、感光体ドラム11上のトナー像が、転写部Tにて、搬送されてきた用紙Pに転写される。その後、トナー像が転写された用紙Pは、定着部30を通過することで加熱、加圧され、用紙P上に、このトナー像が定着される。
現像装置14には、現像剤(不図示)をその内部に収容する収容部141を備える。収容部141は、樹脂製の収容筺体142により構成される。
収容筺体142(現像装置14)は、画像形成装置1のフロント側からリア側に向かう方向(図2の紙面と直交する方向)に沿って延びるように配置され、リア側に、奥側端部(不図示)を有し、フロント側に、手前側端部(不図示)を有する。
また、収容筺体142は、下方に位置する下側筐体142Aと、下側筐体142Aの上側に位置する上側筐体142Bとにより構成されている。
この開口部143には、感光体ドラム11の表面に現像剤を付着させる現像ロール145が設けられている。この現像ロール145は、円柱状に形成され、画像形成装置1のフロント側からリア側に向かう方向(図2の紙面と直交する方向)に沿って延びるように配置されている。
現像スリーブ145Aは、例えば、SUS等の金属により構成される。
また、現像スリーブ145Aは、図中矢印2A方向への回転を行う。言い換えると、現像スリーブ145Aは、収容部141の内側に臨む部分(収容部141の内側に位置する部分)が上方へ移動するように、回転を行う。付言すると、現像スリーブ145Aは、破線2Bよりも矢印2C側に位置する部分が上方へ移動するように回転を行う。
また、図2に示すように、現像装置14には、現像剤の搬送を行う第1搬送部材146および第2搬送部材147が設けられている。
さらに、本実施形態では、感光体ドラム11に近い側に、第1搬送部材146が設けられ、感光体ドラム11から離れた側に、第2搬送部材147が設けられている。
また、第1搬送部材146および第2搬送部材147は、現像ロール145よりも下方に位置している。
本実施形態では、第1空間148Aに、第1搬送部材146が配置され、第2空間148Bに、第2搬送部材147が配置されている。
付言すると、収容筺体142の長手方向における両端部には、仕切り壁148が形成されていない非形成部分が存在する。
これにより、本実施形態では、現像装置14の内部にて、現像剤が循環移動を行う。
そして、第2空間148Bへ移動した現像剤は、第2搬送部材147により、収容筺体142の手前側端部へ搬送される。そして、この現像剤は、手前側端部に設けられた非形成部分を通って、第1空間148Aへ移動する。
以後、現像剤のこの移動が繰り返し行われ、現像装置14の内部では、現像剤の循環移動が行われる。また、本実施形態では、現像剤のこの循環移動により、現像剤が攪拌される。
層規制部151は、現像ロール145の表面に付着した現像剤の一部の移動を規制して、現像ロール145の表面に付着した現像剤の厚さを予め定められた厚さとする。
本実施形態では、層規制部151と下方対向部152との間に、開口部143が設けられ、この開口部143に、現像ロール145が設置されている。
磁石ロール145Bには、磁石ロール145Bの周方向に沿って並んだ7極の磁極N1~N4(N極)、S1~S3(S極)が設けられている。
磁極N3(ピックアップ極)は、第1搬送部材146により搬送される現像剤を吸引し、現像スリーブ145Aの表面にこの現像剤を付着させる。
磁極S2(トリミング極)は、層規制部151とともに、現像ロール145の表面に付着した現像剤の厚さを、予め定められた厚さとする。
磁極S1(現像極)は、隣接する磁極N1とともに、現像剤の穂立ちを形成する。
また、磁極N4(ピックオフ極)は、隣接する磁極N3とともに反発磁界を形成し、現像スリーブ145Aの表面に付着している現像剤を、現像スリーブ145Aから離脱させる。
図3に示すように、本実施形態では、収容部141(上側筐体142B)に、収容部141の内部の空気を、収容部141の外部に排出するための排気口161が設けられている。さらに、収容部141の内部には、排気口161に向かう空気を収容する空気収容空間163が設けられている。
空気収容空間163は、この空気収容空間163に入る空気が通る入口部163Aを有する。さらに、空気収容空間163は、入口部163Aとは反対側に端部163Bを有する。
また、排出部163Cは、空気収容空間163の入口部163Aと端部163Bとの間に設けられている。
なお、排出部163Cは、入口部163Aと端部163Bとの間であれば何れに設置してもよいが、より好ましくは、入口部163Aに近い側に設けることが好ましい。付言すると、入口部163Aと端部163Bとを結ぶ線分(空気収容空間163に沿った線分)の中点よりも、入口部163A側に設けることが好ましい。
また、空気収容空間163は、排気口161に向かう空気が通る流路と捉えることができ、本実施形態では、この流路となる部分の側部に、排出部163Cが設けられた構成となっている。
本実施形態では、空気収容空間163内の空気が、排出部163Cを通じて、空気収容空間163の外部に排出される。そして、この空気は、接続流路163Eを通って排気口161に向かい、排気口161から排出される。
より具体的には、収容部141内には、収容部141の内面141Eに対向配置された板状の対向部材169が設けられ、空気収容空間163は、収容部141の内面141Eと、この対向部材169との間の隙間Gにより構成されている。
図4に示すように、本実施形態では、排出部163Cは、円形の孔部により構成されている。また、排出部163Cは、複数設けられている。
複数のこの排出部163Cは、上流側から排出部163Cに向かう空気の流れ方向と交差する方向における位置が互いに異なるように配置されている。
また、複数の排出部163Cは、符号4Bで示す方向に沿って、一列に並んだ状態で配置されている。
付言すると、本実施形態では、上流側から排出部163Cに向かう空気は、現像装置14の長手方向と交差(直交)する方向に沿って移動する。一方、複数の排出部163Cは、現像装置14の長手方向に沿って並んでいる。
本実施形態では、収容部141(図2参照)の内圧の増加に伴い、収容部141内の空気が、図中矢印4Dに示すように、空気収容空間163の入口部163Aを通って、空気収容空間163内へ入る。
これにより、本実施形態では、上流側から排出部163Cに直接向かう空気と、排出部163Cよりも下流側へ一旦向かった後に排出部163C側へ戻る空気とが合流する。
付言すると、本実施形態では、現像装置14の長手方向と交差する方向に沿って移動する空気同士が合流する。
具体的には、合流部では、現像剤同士の衝突が起こり、現像剤の移動速度が低下する。これにより、現像剤がその場に留まりやすくなる。また、合流部では、乱流が生じやすくなり、この乱流によっても、現像剤の移動速度が低下し、現像剤がその場に留まりやすくなる。
そして、この場合、空気収容空間163(図4参照)の内部に現像剤が留まりやすくなり、排気口161から排出される空気に含まれる現像剤の量が減少する。
この場合、上流側空気および下流側空気の一方の空気のみに、現像剤が含まれ、他方の空気には現像剤が含まれていない場合に比べ、現像剤同士の衝突がより起こりやすくなり、空気に含まれる現像剤の減少度合いが大きくなる。
付言すると、互いに合流する2つの空気の一方の空気のみに、現像剤が含まれ、他方の空気には現像剤が含まれていない場合に比べ、空気に含まれる現像剤の減少度合いが大きくなる。
具体的には、本実施形態では、図5(図2の符号IIIで示す部分の拡大図)の符号5Aで示すL字状の流路を、排気口161に向かう空気が通る空気流路と捉えることができる。また、図5の符号5Bで示す流路を、空気流路に合流する合流流路として捉えることができる。
付言すると、合流流路には、排気口161に向かう空気が一旦入り、この空気は、空気流路を経て、排気口161から排出される。
第1の流路R1は、入口部163Aから下流側へ向かって且つ一方向に延びるように形成された流路である。
第2の流路R2は、第1の流路R1よりも空気の流れ方向における下流側に配置された流路であり、第1の流路R1を通って流れてきた空気を排気口161へ案内する流路である。
そして、本実施形態では、空気流路のこの交差箇所CRに対して、合流流路が合流する構成となっている。合流流路は、交差箇所CRを挟んで第1の流路R1の反対側から交差箇所CRに向かって進行し、この交差箇所CRに合流する。
図6にて示すこの構成例では、空気収容空間163内に、戻し流路が設けられている。
具体的には、空気収容空間163内には、仕切り190が設けられ、これにより、空気収容空間163内には、排出部163Cよりも端部163B側へ空気を一旦向かわせた後に排出部163C側へこの空気を戻す戻し流路171が設けられている。
第1の流路の一例としての往路流路171Aは、仕切り190を挟み、収容部141の内面141Eとは反対側に設けられている。第2の流路の一例としての復路流路171Bは、収容部141の内面141Eと往路流路171Aとの間に設けられている。
そして、この構成例では、復路流路171Bを通って排出部163C側に戻る空気と、上流側から排出部163Cに直接向かう空気とが合流する。
図7に示すように、本実施形態では、往路流路171Aに、往路流路171Aに入る空気が通る入口部171Eが設けられている。また、復路流路171Bには、復路流路171Bからの空気が出る出口部171Fが設けられている。
これにより、往路流路171Aの入口部171Eの面積と、復路流路171Bの出口部171Fの面積とが同じである場合に比べ、戻し流路171に沿った空気の流れが生じやすくなる。
付言すると、戻し流路171を形成する場合は、孔部により構成された排出部163Cでなくても、排出部163C側へ戻る空気の流れを生じさせやすくなり、孔部とは異なる形状を排出部163Cに付すようにしてもよい。
この構成例では、空気収容空間163を挟み、排気口161の設置側とは反対側に、空気の供給に用いられる供給流路201が設けられている。
供給流路201は、空気収容空間163の端部163Bに対して空気を供給し、この構成例では、空気収容空間163の端部163B側からも、空気収容空間163内へ、排気口161に向かう空気が供給される。
そして、この入口部202から供給流路201内に入った空気は、供給流路201を通って空気収容空間163の端部163Bに向かう。そして、この端部163Bから、空気収容空間163内へ入る。
また、上記と同様、空気収容空間163の入口部163Aからも空気収容空間163内へ空気が供給され、この空気も、矢印9Bで示すように移動して、排出部163Cに向かう。
なお、この構成例においても、図8にて示したように、排出部163Cを、画像形成装置1のフロント側からリア側へ延びる形状としてもよい。
ところで、これに限らず、例えば、図10(空気収容空間163の他の構成例を示した図)に示すように、現像装置14の長手方向に沿って空気を移動させて、空気を合流させてもよい。
この構成例では、第1入口部163Hから空気収容空間163へ入った空気と、第2入口部163Fから空気収容空間163へ入った空気とが、排出部163Cの対向位置にて合流する。
ところで、合流の形態は、これに限らず、例えば、図11(合流部の他の構成例を示した図)に示すように、一方の流路R11と他方の流路R12とのなす角度θが90°未満となる角度で、この2つの流路R11、R12を合流させて、合流部を生じさせてもよい。
また、上記では、排出部163Cの対向位置にて空気が合流する場合を一例に説明したが、図11に示すように、排出部163Cが無い箇所にて、空気を合流させてもよい。
Claims (7)
- 現像剤を収容する収容部と、
前記収容部からの空気が入る入口部を有し、当該入口部とは反対側に端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間と、
を備え、
前記排気口は、複数設けられるとともに、前記入口部から前記端部に向かう方向である一方向と交差する方向における位置が互いに異なるように配置され、
前記交差する方向において互いに隣接する前記排気口間には、当該排気口が形成されていない非形成部が設けられ、
前記交差する方向における前記排気口の径よりも、当該交差する方向における前記非形成部の長さの方が大きい、
現像装置。 - 前記空気収容空間には、
互いに対向配置され前記入口部側から前記端部側に向かって延び、前記排気口が設けられた第1の内面と、当該第1の内面の対向位置に配置された第2の内面とが設けられ、
前記空気収容空間内に設けられ、前記排気口の対向位置から前記端部に向かって延びるように配置され、且つ、当該端部へ達しないように設けられ、当該排気口よりも当該端部側に位置する空間を、前記第1の内面側の空間と前記第2の内面側の空間とに仕切る仕切りがさらに設けられている請求項1に記載の現像装置。 - 前記排気口が設けられた前記第1の内面と前記仕切りとの離間距離よりも、前記第2の内面と当該仕切りとの離間距離の方が大きい請求項2に記載の現像装置。
- 現像剤を収容する収容部と、
前記収容部からの空気が入る入口部を有し、当該入口部とは反対側に端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間であって、互いに対向配置され当該入口部側から当該端部側に向かって延びる第1の内面と第2の内面とを備え、当該排気口が当該第1の内面に設けられた空気収容空間と、
前記空気収容空間内に設けられ、前記排気口の対向位置から前記端部へ向かって延びるように配置され、且つ、当該端部へ達しないように設けられ、当該排気口よりも当該端部側に位置する空間を、前記第1の内面側の空間と前記第2の内面側の空間とに仕切る仕切りと、
を備える現像装置。 - 現像剤を収容する収容部と、
前記収容部からの空気が入る入口部を有するとともに、当該入口部とは反対側に配置され且つ水平方向における位置が当該入口部の位置とは異なる端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間であって、当該入口部側から当該端部側に向かって延びる内面であって下方を向く当該内面を有するとともに当該排気口が当該内面に設けられた空気収容空間と、
前記内面の対向位置に配置され、当該内面に対向する対向面と、当該対向面とは反対側に位置する反対面とを備え、当該内面との間に前記空気収容空間を形成するための対向部材と、
前記収容部内に設けられるとともに前記反対面よりも下方に配置され、当該収容部内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記反対面の対向位置に設けられるとともに、当該反対面と前記搬送部材と間に配置され、当該反対面との間に、前記空気収容空間の前記端部へ供給される空気が通る流路を形成する部材と、
前記入口部を入った空気が前記空気収容空間を通って前記排気口に向かうとともに、前記流路、前記端部を経由して空気が移動して、空気が当該端部側から当該空気収容空間内に入り、当該端部側からも当該排気口へ空気が向かう、
現像装置。 - 現像剤を収容する収容部と、
前記収容部内に設けられるともに、回転可能に設けられ、当該収容部内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記収容部からの空気が入る入口部を有し、当該入口部とは反対側に端部を有し、当該入口部よりも当該端部側に且つ当該端部よりも当該入口部側に排気口が設けられた空気収容空間と、
を備え、
前記入口部は、複数設けられるとともに、前記搬送部材の軸方向における位置が互いに異なるように配置され、
前記軸方向において、複数設けられた前記入口部に含まれる一の入口部と、複数設けられた当該入口部に含まれる他の入口部との間に、前記排気口が位置する、
現像装置。 - 像を保持する像保持体と、当該像保持体上に像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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