JP2007178905A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】筐体40内部は、仕切壁40aにより現像剤Tを収容する収容槽44と空気槽47とに分離されている。仕切壁40aの現像ローラ41側には、空気槽47と収容槽44内の現像剤Tに占有されていない槽内空間44aとを連通する第1開口部45を形成し、仕切壁40aの撹拌搬送ローラ42a側には、空気槽47と槽内空間44aとを連通する第2開口部46を形成してある。これにより、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、現像剤を収容し、感光体に現像剤を付着させる現像ローラを有する収容槽を備える現像装置に関し、特に現像剤の飛散を長期間抑制することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用する画像形成装置に備えられる現像装置は、像担持体である感光体の近傍に配置され、トナー及びキャリアからなる二成分の現像剤を収容する収容槽と、収容槽内に配置され、現像剤を感光体に付着させるべく感光体と平行な軸を中心として回転する現像ローラと、現像剤を攪拌して搬送する攪拌搬送ローラとを備える。
現像ローラは、その内部に周方向に沿って複数の磁石を設けてあり、磁石の磁力により現像ローラ表面にトナーを保持するようにしている。現像ローラの表面には、トナーの穂高を制御するためのドクターブレードが適宜の押圧を有して当接されている。
このような現像装置は、現像ローラの回転により現像ローラと収容槽との間隙から空気が収容槽内に流れ込み、収容槽内の圧力を増加させる。このため、収容槽内のトナーが現像ローラとドクターブレードとの間を通り抜けて現像装置の外部に飛散するという問題を有していた。
そこで、現像装置にフィルタを取り付けた排気口を設け、トナーが現像装置外部に飛散することを防止することができる現像装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開昭62−108270号公報
しかしながら、特許文献1の現像装置にあっては、初期の使用状態においては、フィルタでトナーを捕獲して、トナーが飛散することを防止することができるものの、使用するにつれて、フィルタに付着したトナーがフィルタの目詰まりを発生させ、収容槽内の空気が排気口から外部へ排気されず、トナーが現像ローラとドクターブレードとの間から外部へ飛散するという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、収容槽の槽壁に離隔して第1開口部及び第2開口部を設け、該第1開口部及び第2開口部で内部が連通されるとともに、大気に連通する連通孔を有する空気槽を前記収容槽に併設し、前記収容槽内の現像剤に占有されていない槽内空間を現像ローラの回転により流れる空気を、前記第1開口部、槽内空間、第2開口部、及び空気槽内部を通じて循環させることにより、現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、第1開口部を第2開口部より槽内空間を流れる空気の流動方向の上流側に設けることにより、収容槽内の空気の流れに沿って空気循環路を形成して、現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第1開口部の槽内空間側近傍は、槽内空間を流れる空気により負圧を生じるように構成することにより、空気の循環を促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第1開口部の空気槽側から槽内空間側への開口方向を、前記第1開口部近傍の槽内空間を流れる空気の流動方向に対して鋭角をなすように構成することにより、空気の循環を一層促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第1開口部の槽内空間側の縁部近傍を、前記槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、上流側縁部近傍より下流側縁部近傍で前記槽内空間を拡大するように構成することにより、空気の循環を一層促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、連通孔を、空気が循環する循環路(空気循環路)から離隔することにより、現像剤(トナー)による目詰まりを抑制して、フィルタ交換までの期間を従来よりも一層長期化して、利用者の利便性を向上させることができる現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る現像装置は、現像剤を収容し、感光体に現像剤を付着させる現像ローラを有する収容槽を備える現像装置において、前記収容槽の槽壁に離隔して設けられた第1開口部及び第2開口部と、前記収容槽に併設され、前記第1開口部及び第2開口部で内部が連通されるとともに、大気に連通する連通孔を有する空気槽とを備え、前記収容槽内の現像剤に占有されていない槽内空間を前記現像ローラの回転により流れる空気を、前記第1開口部、槽内空間、第2開口部、及び空気槽内部を通じて循環するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、前記第1開口部を第2開口部より前記槽内空間を流れる空気の流動方向の上流側に設けていることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、前記第1開口部の槽内空間側近傍は、前記槽内空間を流れる空気により負圧を生じるように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、前記第1開口部の前記空気槽側から槽内空間側への開口方向は、前記第1開口部近傍の槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、鋭角をなすように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、前記第1開口部の前記槽内空間側の縁部近傍は、前記槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、上流側縁部近傍より下流側縁部近傍で前記槽内空間を拡大するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、前記連通孔は、空気が循環する循環路から離隔していることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、現像剤を収容し、感光体に現像剤を付着させる現像ローラを有する収容槽を備える現像装置で前記感光体に形成された静電潜像を現像し、現像された静電潜像をシートに転写して画像を形成する画像形成装置において、前記現像装置は、前述の本発明のいずれか1つに係る現像装置であることを特徴とする。
本発明にあっては、第1開口部、槽内空間、第2開口部、及び空気槽内部で空気を循環させる空気循環路を構成する。現像ローラの回転により、前記収容槽内の現像剤に占有されていない槽内空間に流れ込む空気は、第2開口部を通じて空気槽内に流れ、空気槽内に流れ込んだ空気は、第1開口部を通じて、前記槽内空間を流れる空気に合流する。連通孔は、前記槽内空間に流れ込む空気により空気循環路内の内圧が上昇した場合であっても、前記空気槽を大気に連通することにより、内圧の上昇を抑制する。これにより、現像ローラの回転により前記槽内空間に流れ込む空気を循環させて、例えば、現像ローラとドクターブレードとの隙間から空気の流れとともに現像剤(トナー)が外部へ飛散することを防止する。
本発明にあっては、前記第1開口部を第2開口部よりも前記槽内空間を流れる空気の流動方向の上流側に設ける。両開口部を現像ローラの回転により生ずる空気の流動方向に対して、上流側と下流側とに設けることにより、槽内空間内での空気の循環を促す。
本発明にあっては、前記第1開口部の槽内空間側近傍は、前記槽内空間を流れる空気により負圧を生じるように構成する。これにより、前記第1開口部を通じて前記空気槽内の空気を前記槽内空間内の空気の流れに合流させ、前記空気循環路における空気の循環を促す。
本発明にあっては、前記第1開口部の前記空気槽側から槽内空間側への開口方向を、前記第1開口部近傍の槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、鋭角をなすように構成する。これにより、前記第1開口部を通じて前記空気槽から槽内空間へ流れ込む空気を、前記槽内空間の第1開口部付近を流れる空気の流れに逆らわず合流させる。
本発明にあっては、前記第1開口部の前記槽内空間側の縁部近傍を、前記槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、上流側縁部近傍より下流側縁部近傍で前記槽内空間を拡大するように構成する。前記槽内空間を流れる空気は、前記第1開口部の上流側縁部近傍において、空気圧が下がり、前記第1開口部の槽内空間側近傍で負圧が生じる。これにより、前記第1開口部を通じて前記空気槽内の空気を前記槽内空間内の空気の流れに合流させ、前記空気循環路における空気の循環を促す。
本発明にあっては、前記連通孔を、空気が循環する循環路(空気循環路)から離隔して設ける。これにより、空気の流れとともに循環する現像剤(トナー)が、前記連通孔付近まで飛散することを防止する。前記連通孔がフィルタで覆われている場合には、現像剤がフィルタに付着することを抑制する。
本発明にあっては、第1開口部、槽内空間、第2開口部、及び空気槽内部を通じて空気を循環させることにより、空気槽を介して収容槽内の空気を循環させて、現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる。
本発明にあっては、第1開口部を第2開口部よりも槽内空間を流れる空気の流動方向の上流側に設けることにより、現像ローラの回転により生ずる収容槽内の空気の流れに沿って空気循環路を形成して、現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる。
本発明にあっては、第1開口部の槽内空間側近傍は、槽内空間を流れる空気により負圧を生じるように構成することにより、空気の循環を促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる。
本発明にあっては、第1開口部の空気槽側から槽内空間側への開口方向を、前記第1開口部近傍の槽内空間を流れる空気の流動方向に対して鋭角をなすように構成することにより、空気の循環を一層促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる。
本発明にあっては、第1開口部の槽内空間側の縁部近傍を、前記槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、上流側縁部近傍より下流側縁部近傍で前記槽内空間を拡大するように構成することにより、空気の循環を一層促して現像剤(トナー)が外部に飛散することを防止することができる。
本発明にあっては、連通孔を、空気が循環する循環路(空気循環路)から離隔することにより、現像剤(トナー)による目詰まりを抑制して、フィルタ交換までの期間を従来よりも一層長期化して、利用者の利便性を向上させることができる。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る現像装置を備える画像形成装置の構成を示す模式図である。画像形成装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の各色のトナー像を形成するための4つの画像形成ユニットS1、S2、S3、S4を備え、各画像形成ユニットS1、S2、S3、S4は、後述する転写材搬送手段である転写搬送ベルト7の用紙10の搬送方向に沿って上流側(用紙搬送方向の上流側)から下流側に向かって並置してある。各画像形成ユニットS1、S2、S3、S4の構成は同様であるので、ブラックの画像形成ユニットS1について説明し、他の画像形成ユニットについての説明は省略する。
図において、1はドラム状の感光体である。感光体1は、図中矢印方向に回転し、その周囲には、回転方向に沿って、帯電用ロールブラシ2、現像装置4、クリーニング装置3を配置してある。帯電用ロールブラシ2は、感光体1の表面に単一極性の電荷を均一に帯電させる。
帯電用ロールブラシ2と現像装置4との間の感光体1の表面には、書き込み光学系(不図示)からのレーザ光L(原稿からの反射光)の照射による光導電作用によって静電潜像が形成される。現像装置4は、静電潜像を形成した感光体1の表面にトナーを供給し、静電潜像を現像剤画像に顕像化する。
転写搬送ベルト7は、各画像形成ユニットS1、S2、S3、S4の現像装置4と、クリーニング装置3との間で感光体1に当接させてあり、当接位置近傍には、現像剤画像を用紙10に転写させるための転写バイアスを印加する転写ブラシ6が、画像形成ユニット毎に配置してある。
トレイ11に収容された用紙10は、給紙コロ(不図示)によりトレイ11から送り出され、一対のレジストローラ8で一旦停止された後、感光体1への画像形成とタイミングを合わせて転写搬送ベルト7へ送られる。転写搬送ベルト7に保持された用紙10は、各感光体1との当接位置において、転写ブラシ6のコロナ放電により各色の現像剤画像(トナー像)が転写される。
各画像形成ユニットS1、S2、S3、S4で4色のトナー像が転写された用紙10は定着装置9へ搬送される。定着装置9は、搬送された用紙10を定着ローラで高温押圧してトナーを用紙10に定着する。トナーが定着された用紙10は、所定の排紙トレイ(不図示)に排出される。
図2は本発明に係る現像装置4の正面配置を示す模式図である。現像装置4は、水平方向に設けられた転写搬送ベルト7の搬送方向に沿って上流側から下流側に並置された各画像形成ユニットS1、S2、S3、S4内に設けられ、現像ローラ41が感光体1に当接するように配置してあり、現像ローラ41及び感光体1夫々は、例えば、図中矢印方向に示すようにカウンタ方向に回転する。
図において、40は筐体である。筐体40は、箱体状をなし、略中央部に設けられた仕切壁40aにより、筐体40内部を、トナー及びキャリアからなる二成分の現像剤Tを収容する収容槽44と空気槽47とに分離している。
収容槽44には、感光体1の回転軸と平行に、円筒状の現像ローラ41、現像剤Tを撹拌及び搬送する撹拌搬送ローラ42a、42bなどが適長の離隔寸法を有して配置されている。現像ローラ41の表面と筐体40の端部40bとの間隙には、筐体40に固定され、現像ローラ41表面上の現像剤Tの穂高を所定の寸法に制御するためのドクターブレード43を有する。ドクターブレード43は、薄板状であって所定の押圧を有して現像ローラ41表面に当接している。
収容槽44には、所定量の現像剤Tを収容してあり、現像剤Tに占有されていない槽内空間44aが存在する。現像ローラ41、撹拌搬送ローラ42a、42bには、各ローラを回転駆動させるためのモータ、ギアなどの駆動系(不図示)が設けられている。撹拌搬送ローラ42a、42bを回転させることにより、収容槽44内の現像剤Tを撹拌・搬送し、現像ローラ41の表面に保持された現像剤Tは、ドクターブレード43により所定の穂高に制御され感光体1へ供給される。また、現像ローラ41を回転させた場合、現像ローラ41と筐体40との間隙を通じて、現像装置4の外部から図中矢印方向に空気が流入する。例えば、現像ローラ41の表面に保持された現像剤Tを収容槽44に回収する際に、現像剤Tの穂立ちにより空気が一緒に収容槽44内に巻き込まれる。
仕切壁40aの現像ローラ41側には、空気槽47と収容槽44内の槽内空間44aとを連通する第1開口部45を形成し、仕切壁40aの撹拌搬送ローラ42a側には、空気槽47と槽内空間44aとを連通する第2開口部46を形成してある。第1開口部45及び第2開口部46は、夫々現像ローラ41、撹拌搬送ローラ42a、42bの軸方向に平行であって、各ローラの長さと略同寸法の長孔である。これにより、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路を形成する。
筐体40の空気槽47を構成する槽壁の第1開口部45及び第2開口部46から離れた箇所には、空気槽47を大気に連通する所定寸法の連通孔48を設けてあり、連通孔48は、空気を通過させ、現像剤Tを捕獲するように微小な多孔を有するフィルタ49で覆われている。これにより、フィルタ49で覆われた連通孔48を、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路から離隔した位置に設けている。
図3は第1開口部45の断面拡大図である。図に示すように、第1開口部45は、仕切壁40aに設けられ、槽内空間44aと空気槽47とを連通するように構成している。図中矢印Bは、現像ローラ41の回転により槽内空間44aを流れる空気の流動方向を示す。なお、空気の流動方向の流動元を上流側とし、流動先を下流側とする。
図中矢印Aは、第1開口部45の空気槽47側から槽内空間44a側への開口方向を示し、第1開口部45は、開口方向Aが第1開口部45近傍の槽内空間44aを流れる空気の流動方向Bに対して、鋭角をなすように設けている。これにより、第1開口部45を通じて空気槽47から槽内空間44aへ流れ込む空気を、槽内空間44aの第1開口部45付近を流れる空気の流れに逆らわず合流させることができる。
第1開口部45の槽内空間44a側の縁部近傍を、槽内空間44aを流れる空気に対して、上流側縁部45a近傍より下流側縁部45b近傍で槽内空間44aが拡大するように構成する。槽内空間44aを流れる空気は、第1開口部45の上流側縁部45a近傍において、空気圧が下がり、第1開口部45の槽内空間側近傍45cで負圧が生じる。これにより、第1開口部45を通じて空気槽47内の空気を槽内空間44a内の空気の流れに合流させ、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路における空気の循環を促すことができる。
次に現像装置4の動作について説明する。図4は現像装置4内の空気の循環を示す説明図である。図に示すように、現像ローラ41が回転することにより、外部から空気が槽内空間44aに流れ込む。外部から流入した空気は、矢印Bに示すように槽内空間44a内を移動し、矢印Cに示すように第2開口部46を通じて空気槽47へ流入する。
空気槽47内の空気は、第1開口部45近傍で生じる負圧により、矢印Dに示すように第1開口部45の方へ流れ、矢印Aに示すように第1開口部45を通じて、槽内空間44aを流れる空気に合流する。現像装置4内に流入した空気は、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路を、矢印A、B、C、D、Aのように循環する。
これにより、現像ローラ41の回転により現像装置4内に流れ込んだ空気が、現像ローラ41表面とドクターブレード43との間隙を通じて、現像装置4の外部へ流れることを防止し、空気の流れとともに、現像ローラ41表面とドクターブレード43との間隙から飛散する現像剤Tを抑制することができる。
現像ローラ41の回転により槽内空間44aに空気が流入し続けることにより、槽内空間44a及び空気槽47内の内圧が上昇した場合であっても、空気槽47の槽壁に設けられた連通孔48により、空気槽47内の空気が大気に連通されるため、内圧の上昇を抑制することができ、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、空気槽47で構成される空気循環路を通じて、空気を循環し続けることができる。
空気循環路を通じて、空気の流れとともに飛散する現像剤Tを循環させるため、現像剤Tが、連通孔48を覆うフィルタ49に付着することを抑制することができる。また、連通孔48を空気循環路から離隔して設けていることにより、現像剤Tがフィルタ49に付着することをさらに抑制することができ、現像剤Tによる目詰まりを抑制して、フィルタ49の交換までの期間を従来よりも一層長期化して、利用者の利便性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明にあっては、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、及び空気槽47内部を通じて空気を循環させることにより、空気槽47を介して収容槽44内の空気を循環させて、現像剤Tが外部に飛散することを防止することができる。また、現像剤Tによるフィルタ49の目詰まりを抑制して、フィルタ49の交換までの期間を従来よりも一層長期化して、利用者の利便性を向上させることができる。
上述の実施の形態においては、画像形成装置は、いわゆる多段型について説明したが、これに限定されるものではなく、単一型の画像形成装置であってもよい。また、現像剤は、2成分に限定されるものではなく、1成分のものにも本発明を適用することができる。
上述の実施の形態においては、第1開口部45、槽内空間44a、第2開口部46、及び空気槽47内部で構成される空気循環路は、一例であって、その配置、位置関係、構成などは限定されるものではなく、現像装置4の収容槽44の形状若しくは大きさ、又は現像ローラ41、撹拌搬送ローラ42a、42bの配置若しくは数量などに応じて適宜変更することが可能である。
上述の実施の形態においては、第1開口部45及び第2開口部46は、夫々1つの長孔であったが、これに限定されるものではなく、例えば、現像ローラ41の軸方向に沿って配置された複数の長孔により構成するものでもよい。
上述の実施の形態において、第1開口部45の断面形状は、一例であって、これに限定されるものではなく、第1開口部45の槽内空間44a側近傍で槽内空間44aを流れる空気に対して負圧が生じるような構成であれば、どのような構成、形状であってもよい。
本発明に係る現像装置を備える画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明に係る現像装置の正面配置を示す模式図である。 第1開口部の断面拡大図である。 現像装置内の空気の循環を示す説明図である。
符号の説明
1 感光体
4 現像装置
40 筐体
40a 仕切壁
40b 端部
41 現像ローラ
42a、42b 撹拌搬送ローラ
43 ドクターブレード
44 収容槽
44a 槽内空間
45 第1開口部
45a 上流側縁部
45b 下流側縁部
45c 槽内空間側近傍
46 第2開口部
47 空気槽
48 連通孔
49 フィルタ

Claims (7)

  1. 現像剤を収容し、感光体に現像剤を付着させる現像ローラを有する収容槽を備える現像装置において、
    前記収容槽の槽壁に離隔して設けられた第1開口部及び第2開口部と、
    前記収容槽に併設され、前記第1開口部及び第2開口部で内部が連通されるとともに、大気に連通する連通孔を有する空気槽と
    を備え、
    前記収容槽内の現像剤に占有されていない槽内空間を前記現像ローラの回転により流れる空気を、前記第1開口部、槽内空間、第2開口部、及び空気槽内部を通じて循環するように構成してあることを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1開口部を第2開口部より前記槽内空間を流れる空気の流動方向の上流側に設けていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1開口部の槽内空間側近傍は、前記槽内空間を流れる空気により負圧を生じるように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1開口部の前記空気槽側から槽内空間側への開口方向は、
    前記第1開口部近傍の槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、鋭角をなすように構成してあることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記第1開口部の前記槽内空間側の縁部近傍は、
    前記槽内空間を流れる空気の流動方向に対して、上流側縁部近傍より下流側縁部近傍で前記槽内空間を拡大するように構成してあることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記連通孔は、
    空気が循環する循環路から離隔していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の現像装置。
  7. 現像剤を収容し、感光体に現像剤を付着させる現像ローラを有する収容槽を備える現像装置で前記感光体に形成された静電潜像を現像し、現像された静電潜像をシートに転写して画像を形成する画像形成装置において、
    前記現像装置は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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