JPH10186846A - 現像剤規制部材 - Google Patents

現像剤規制部材

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JPH10186846A
JPH10186846A JP34317596A JP34317596A JPH10186846A JP H10186846 A JPH10186846 A JP H10186846A JP 34317596 A JP34317596 A JP 34317596A JP 34317596 A JP34317596 A JP 34317596A JP H10186846 A JPH10186846 A JP H10186846A
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JP
Japan
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developer
plate portion
regulating member
filter
toner
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Pending
Application number
JP34317596A
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English (en)
Inventor
Hideo Yamaki
秀郎 山木
Koji Niizawa
浩司 新澤
Hiroshi Murazaki
博司 村崎
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置の内部で発生したトナーの粉煙が外
部に飛散するのを防止する現像剤規制部材を提供する。 【解決手段】 一枚の金属板を折り曲げて、断面略コ字
状の現像剤規制部材22とした。現像剤規制部材22に
は少なくとも一つの通気口40を形成し、これを通気性
のフィルタ42で覆った。これにより、現像装置内で発
生した粉煙トナーは、現像ローラ16の外周近傍に形成
される気流に乗って移動する際にフィルタに捕獲され、
外部への飛散が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体現像剤を使用
する現像装置において、現像剤搬送部材と所定の間隔を
置いて対向し、該現像剤搬送部材で搬送される現像剤の
量を規制する現像剤規制部材に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体現像剤を用いた電子写真式画像形成
装置の現像装置として、外周面に現像剤を保持して搬送
するローラと、該ローラに所定の間隔を置いて対向し、
ローラによって搬送される現像剤の量を規制する現像剤
規制部材とを備えたものが知られている。この現像装置
では、ローラの外周面に保持された現像剤は、ローラと
規制部材とが対向する領域(規制領域)で該規制部材に
よって規制され、所定量の現像剤だけが規制領域を通過
して搬送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
現像剤の搬送量規制方法は、ローラによって搬送される
現像剤を規制板で物理的に規制することにより余分な現
像剤が現像剤搬送部材によって搬送されるのを防止する
ものである。そのため、規制部材に現像剤が衝突する際
に現像剤の中に含まれる微細な粒子すなわちトナーが飛
散して空気中に浮遊する。一方、ローラの周囲にはその
回転と共に気流が発生しており、この気流に乗って上記
浮遊トナーが現像装置の外部に流出し、これが像担持体
である感光体に付着し、さらにそれが用紙等に付着して
画質を低下する原因となっていた。これを防止するため
に、従来の現像装置では、ローラの外側に粉煙防止シー
トを設け、これにより浮遊トナーが周囲に拡散するのを
防止しているが、粉煙防止シートに付着し成長したトナ
ーの塊が振動によって感光体上又は用紙上に落下し、こ
れが画像上に斑点となって現れるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、現像装置の内部で発生
したトナーの粉煙が外部に飛散するのを防止する現像剤
規制部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の現像剤規制部材は、一端部を現像剤搬送部
材に対向させた第1の板部と該第1の板部の他端部から
これと所定の角度をなして伸びる第2の板部とからな
り、断面略L字状、コ字状、又はこれらを変形した断面
形状に形成されている。また、規制部材には、第1の板
部又は第2の板部において開口した、若しくはそれらの
両方に跨がって開口した少なくとも一つの通気口が設け
てあり、この通気口は通気性を有し且つ現像剤を捕獲可
能なフィルタで覆われている。
【0006】
【発明の効果】このように構成された現像剤規制部材で
は、現像剤搬送部材の移動によって形成された気流は殆
どがフィルタを通過していく。そして、現像装置内で発
生した粉煙トナーは上記気流に乗って移動する際にフィ
ルタに捕獲され、外部への飛散が防止される。そのた
め、粉煙トナーによる画質の劣化を防止できるし、現像
剤搬送部材の外側に粉煙防止シートを設ける必要もな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1は、電子写
真法による画像形成装置において、静電潜像担持体(感
光体10)の外周面に形成された静電潜像をトナーで可
視像化する現像装置12を示す。この現像装置12のハ
ウジング14には、感光体10に所定の間隔を置いて対
向する現像ローラ16が矢印18方向に回動自在に設け
てある。現像ローラ16の両端部には該現像ローラ16
よりも僅かに大径のギャップ調整用の円盤20が同軸上
に設けてある。現像ローラ16の上方には、該現像ロー
ラ16の全長に亘って対向する現像剤規制部材(以下
「規制部材」という。)22が設けてある。現像ローラ
16の背後には現像剤収容室24が形成され、そこには
トナーとキャリアとからなる2成分現像剤26が収容さ
れている。また、現像剤収容室24には現像剤混合撹拌
羽根(以下「撹拌羽根」という。)28が矢印30方向
に回動自在に収容されている。
【0008】規制部材22は、図2に示すように、第1
の板部32と、この第1の板部32の長手方向一端部か
ら略直角に伸びる第2の板部34と、該第2の板部34
から略直角に伸びる第3の板部36とを備えており、一
枚の細長い金属板をコ字状に折り曲げて作られている。
規制部材22はまた、第1の板部32と第2の板部34
の両方に跨がって開口した複数の通気口40が長手方向
に所定の間隔を置いて等間隔に形成され、これら通気口
40の外側が通気性のフィルタ42で覆われている。フ
ィルタ42には、通気性を有するが、本現像装置で用い
る現像剤に含まれるトナー粒子が捕獲可能な材料、例え
ば多孔質発泡スポンジ、不織布が好適に使用できる。こ
のように構成された規制部材22は、第1の板部32の
先端を円盤20の外周面に当接して現像ローラ16と平
行に固定される。また、フィルタ42は、これを取り付
けた規制部材22とハウジング14とで挟持され、これ
らの間から現像剤26が漏れるのを防止している。
【0009】このように構成された現像装置12では、
図示しないモータの駆動に基づいて、現像ローラ16と
撹拌羽根28がそれぞれ矢印18、30方向に回転す
る。これにより、現像剤収容室24では、撹拌羽根28
の回転に基づいてトナーとキャリアが混合され、それぞ
れ所定の極性に帯電される。また、現像剤26は撹拌羽
根28によって現像ローラ16に供給される。現像ロー
ラ16に供給された現像剤26は、該現像ローラ16の
回転に従って矢印18方向に搬送され、現像ローラ16
に対向している規制部材22によって搬送量が制限され
た後、感光体10と現像ローラ16との対向部で感光体
10上に形成されている静電潜像をトナー像として可視
像化する。その後、現像に利用されることなく現像ロー
ラ16上に残留する現像剤は、現像ローラ16の回転に
従って現像剤収容室24に送り戻される。
【0010】以上のようにして現像ローラ16で搬送さ
れる現像剤26が規制部材22に衝突すると、そのとき
の衝撃によってトナーがキャリアから分離し、現像ロー
ラ回転方向に関して第1の板部32の上流側にトナーの
粉煙を生じる。一方、現像ローラ16の外周近傍にはそ
の回転方向に沿って流れる気流が生じている。この気流
は、現像ローラ16と規制部材22との対向部手前から
第1の板部32に沿って上昇し、通気口40及びフィル
タ42を通り、あるものは再びハウジング14の中に流
れ、あるものは規制部材22とハウジング14との間を
通って外部に流れ出る。その結果、第1の板部32の近
傍に発生した粉煙トナーは、上述した気流の流れに乗っ
て通気口40を通り、フィルタ42によって捕獲され、
外部への流出が防止される。
【0011】なお、気流の一部は現像ローラ16と規制
部材22との規制ギャップ44を通って外部に流れ出る
が、第1の板部32の近傍で生じた粉煙トナーはすべて
第1の板部32に沿って上昇する気流に乗って通気口4
0に向けて移動するので、規制ギャップ44から粉煙ト
ナーが流出することはない。
【0012】また、規制部材22は一枚の板を折り曲げ
て形成されているので曲げに対して強度が高く、駆動系
や外部から伝わる振動によって規制部材22が変形して
規制ギャップ44の大きさが変化することはない。これ
に対して、単にハウジング14に一枚の板材(規制板)
をボルト等で固定した現像剤量規制機構では、規制板の
取り付けやその調整に多くの時間と労力を要し、直線性
を維持するのが困難であったが、本発明の規制部材22
は容易に設定と調整ができ、現像ローラ対向部の直線性
を保持できる。
【0013】上記説明では、規制部材22に複数の通気
口40を形成したが、これは一つの連続した通気口であ
ってもよい。また、複数の通気口40は等間隔に配置す
る必要はなく、両端側と中央部では間隔を違えてもよ
い。さらに、通気口40は規制部材22の角部に(すな
わち、第1の板部32と第2の板部34の両方に跨がっ
て)形成する必要はなく、第1の板部32又は第2の板
部34、又は両方に別々に設けてもよい。さらにまた、
図3に示すように、通気性のフィルタ42は通気口40
の内側に設けてもよい。
【0014】規制部材22の断面形状は、図4(a)、
(b)に示すように、L字形状、略Z字形状としてもよ
い。また、規制部材22は、第2の板部34の後部に支
軸を設け、これによって回動自在に支持し、スプリン
グ、又はフィルタ42が弾性部材で形成されているとき
は該フィルタ42の弾性によって、第1の板部32の先
端を円盤20に押圧してもよい。さらに、規制部材22
は、上述のように、一枚の金属板を折り曲げて作成して
もよいし、合成樹脂で一体的に加工してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る現像剤規制部材を含む現像装置
の断面図である。
【図2】 現像剤規制部材の部分斜視図である。
【図3】 フィルタの他の配置例を示す現像剤規制部材
の斜視図である。
【図4】 現像剤規制部材の他の形態の断面図である。
【符号の説明】
12…現像装置、16…現像ローラ、22…現像剤規制
部材、26…現像剤、23…第1の板部、34…第2の
板部、40…通気口、42…フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤搬送部材に所定の間隔を置いて対
    向し、上記現像剤搬送部材で搬送される現像剤の量を規
    制する現像剤規制部材は、一端部を上記現像剤搬送部材
    に対向させた第1の板部と該第1の板部の他端部から上
    記第1の板部と所定の角度をなして伸びる第2の板部と
    からなり、これら第1の板部又は第2の板部において開
    口した、若しくはそれらの両方に跨がって開口した少な
    くとも一つの通気口を有し、該通気口は通気性を有し且
    つ現像剤を捕獲可能なフィルタで覆われていることを特
    徴とする現像剤規制部材。
  2. 【請求項2】 上記通気口は、現像剤規制板の長手方向
    に所定の間隔を置いて複数設けてあることを特徴とする
    請求項1の現像剤規制部材。
JP34317596A 1996-12-24 1996-12-24 現像剤規制部材 Pending JPH10186846A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10942473B2 (en) 2017-07-14 2021-03-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Airflow guides in developing device

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