JPH10254245A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH10254245A JPH10254245A JP5530997A JP5530997A JPH10254245A JP H10254245 A JPH10254245 A JP H10254245A JP 5530997 A JP5530997 A JP 5530997A JP 5530997 A JP5530997 A JP 5530997A JP H10254245 A JPH10254245 A JP H10254245A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置を大型化することなく、画像形成装置で
使用する転写材の全域にわたって、かぶりやハーフトー
ンの濃度むらの発生を防止する。 【解決手段】 現像剤は、供給部材3によって現像剤担
持体1の外周面へ供給され、層厚規制部材4により所定
の層厚に規制された後、現像剤担持体1上を搬送極7、
8の磁力によって保持されながら矢印K2方向へ現像領
域5へ向けて搬送される。現像領域5では、現像極9の
磁力によって低帯電の現像剤の現像が抑制され、適正な
現像処理が行われる。ここで、現像極9の磁極幅を搬送
極7、8の磁極幅より広く設定することで、搬送極7、
8の磁極幅に対応する画像形成領域幅の全域にわたって
かぶりやハーフトーンの濃度むらの発生を防止する。ま
た、搬送極7、8の磁極幅(=画像形成領域幅)を広く
する必要が無いので、現像装置20の大型化を回避でき
る。
使用する転写材の全域にわたって、かぶりやハーフトー
ンの濃度むらの発生を防止する。 【解決手段】 現像剤は、供給部材3によって現像剤担
持体1の外周面へ供給され、層厚規制部材4により所定
の層厚に規制された後、現像剤担持体1上を搬送極7、
8の磁力によって保持されながら矢印K2方向へ現像領
域5へ向けて搬送される。現像領域5では、現像極9の
磁力によって低帯電の現像剤の現像が抑制され、適正な
現像処理が行われる。ここで、現像極9の磁極幅を搬送
極7、8の磁極幅より広く設定することで、搬送極7、
8の磁極幅に対応する画像形成領域幅の全域にわたって
かぶりやハーフトーンの濃度むらの発生を防止する。ま
た、搬送極7、8の磁極幅(=画像形成領域幅)を広く
する必要が無いので、現像装置20の大型化を回避でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置に係り、
より詳しくは、所定方向に回転し外周面に静電潜像が形
成された静電潜像担持体に近接して配置され、前記静電
潜像担持体の回転に連動して回転し外周面に現像剤を担
持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体の外周面に現
像剤を供給する現像剤供給手段と、前記現像剤供給手段
により前記現像剤担持体の外周面に供給された現像剤の
層厚を所定の層厚に保持する層厚保持手段と、前記現像
剤担持体に内包され、所定の磁界を発生させる磁界発生
手段と、を有し、前記静電潜像担持体の外周面の静電潜
像に対して現像処理を行う現像装置に関する。
より詳しくは、所定方向に回転し外周面に静電潜像が形
成された静電潜像担持体に近接して配置され、前記静電
潜像担持体の回転に連動して回転し外周面に現像剤を担
持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体の外周面に現
像剤を供給する現像剤供給手段と、前記現像剤供給手段
により前記現像剤担持体の外周面に供給された現像剤の
層厚を所定の層厚に保持する層厚保持手段と、前記現像
剤担持体に内包され、所定の磁界を発生させる磁界発生
手段と、を有し、前記静電潜像担持体の外周面の静電潜
像に対して現像処理を行う現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転可能な非磁性体から成る
円筒状の現像剤担持体の内部に磁界発生手段を配置し、
該磁界発生手段による磁気力によって現像剤担持体の外
周面に磁性一成分現像剤(以下、単に現像剤と称する)
を保持して現像部へ搬送する現像装置が知られている。
この現像装置では、現像剤担持体の外周面に供給された
現像剤を、層厚保持部材によって所定の層厚に保持した
後、現像部へ搬送し、交流電圧に直流電圧が重畳された
現像バイアスを現像部で印加することにより、現像剤を
静電潜像担持体に移行させて、該静電潜像担持体上の静
電潜像に対応した現像像(例えば、トナー像)を形成し
ていた。
円筒状の現像剤担持体の内部に磁界発生手段を配置し、
該磁界発生手段による磁気力によって現像剤担持体の外
周面に磁性一成分現像剤(以下、単に現像剤と称する)
を保持して現像部へ搬送する現像装置が知られている。
この現像装置では、現像剤担持体の外周面に供給された
現像剤を、層厚保持部材によって所定の層厚に保持した
後、現像部へ搬送し、交流電圧に直流電圧が重畳された
現像バイアスを現像部で印加することにより、現像剤を
静電潜像担持体に移行させて、該静電潜像担持体上の静
電潜像に対応した現像像(例えば、トナー像)を形成し
ていた。
【0003】この種の現像装置では、現像剤担持体内部
の磁界発生手段は、現像部に現像剤を搬送するための磁
極(以下、搬送極と称する)と、現像部で低帯電の現像
剤の現像を抑制してかぶりの発生及び現像像の乱れを防
ぐための磁極(以下、現像極と称する)とを有するのが
一般的である。また、現像剤担持体側に残った現像剤が
再び現像剤容器内に戻る際に、現像剤担持体と現像剤容
器との間の入口側間隙から漏洩するのを防止するための
磁極(以下、漏洩防止極と称する)を配置するのが一般
的である。即ち、一般に磁界発生手段としては、搬送極
として2極、現像極として1極、漏洩防止極として1極
の計4極のものが使用されている。
の磁界発生手段は、現像部に現像剤を搬送するための磁
極(以下、搬送極と称する)と、現像部で低帯電の現像
剤の現像を抑制してかぶりの発生及び現像像の乱れを防
ぐための磁極(以下、現像極と称する)とを有するのが
一般的である。また、現像剤担持体側に残った現像剤が
再び現像剤容器内に戻る際に、現像剤担持体と現像剤容
器との間の入口側間隙から漏洩するのを防止するための
磁極(以下、漏洩防止極と称する)を配置するのが一般
的である。即ち、一般に磁界発生手段としては、搬送極
として2極、現像極として1極、漏洩防止極として1極
の計4極のものが使用されている。
【0004】その他には特開平1−94367号公報に
示されるような漏洩防止の手段を設けて2極の磁界発生
手段を使用するものや、上記4極に反発極を追加して計
5極の磁界発生手段を構成することにより現像領域で現
像されなかった現像剤を現像剤担持体から離間させて現
像の履歴を解消するものなどが知られている。
示されるような漏洩防止の手段を設けて2極の磁界発生
手段を使用するものや、上記4極に反発極を追加して計
5極の磁界発生手段を構成することにより現像領域で現
像されなかった現像剤を現像剤担持体から離間させて現
像の履歴を解消するものなどが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像装置では図4(A)に示すように、磁界発生手段に
おいて、複数の磁極の幅L1が互いに等しいため、以下
のような問題が生じていた。現像極の幅を画像形成装置
で用いられる転写材の最大幅と同じに設定した場合、最
大幅の転写材を用いると、転写材端部付近の現像領域で
は現像剤担持体から静電潜像担持体に向かう方向に対し
て横方向、すなわち現像剤担持体の軸方向へ向かう磁力
が発生してしまう。このため転写材端部にかぶりが生じ
たり、ハーフトーン画像の濃度変化が生じたりするおそ
れがある。
現像装置では図4(A)に示すように、磁界発生手段に
おいて、複数の磁極の幅L1が互いに等しいため、以下
のような問題が生じていた。現像極の幅を画像形成装置
で用いられる転写材の最大幅と同じに設定した場合、最
大幅の転写材を用いると、転写材端部付近の現像領域で
は現像剤担持体から静電潜像担持体に向かう方向に対し
て横方向、すなわち現像剤担持体の軸方向へ向かう磁力
が発生してしまう。このため転写材端部にかぶりが生じ
たり、ハーフトーン画像の濃度変化が生じたりするおそ
れがある。
【0006】そこで、磁極幅L1を最大転写材幅よりも
2〜3mm程度広くして転写材の端部領域への影響を防
ぐことが考えられるが、転写材幅より外側の部分にかぶ
りの多い領域ができてしまう。この領域の現像剤は消費
されずにクリーニング装置に回収されてしまうため、こ
の領域のみ現像剤の回収量が極端に増加し、該領域にお
けるクリーニング不良を引き起こすおそれがある。
2〜3mm程度広くして転写材の端部領域への影響を防
ぐことが考えられるが、転写材幅より外側の部分にかぶ
りの多い領域ができてしまう。この領域の現像剤は消費
されずにクリーニング装置に回収されてしまうため、こ
の領域のみ現像剤の回収量が極端に増加し、該領域にお
けるクリーニング不良を引き起こすおそれがある。
【0007】また、搬送極の幅も広くなるため、搬送極
幅に合わせて層厚保持部材の幅を広げると、現像装置全
体の幅がその分広くなることになる。搬送極の幅を広く
しても層厚保持部材の幅を最大転写材に合わせれば、現
像装置の大型化を抑えることができるが、現像剤担持体
端部で現像剤の層厚が不均一になったり、現像剤担持体
とそれを保持している筺体部との隙間のシール部分に現
像剤が入り込みやすくなるという問題が生じる。
幅に合わせて層厚保持部材の幅を広げると、現像装置全
体の幅がその分広くなることになる。搬送極の幅を広く
しても層厚保持部材の幅を最大転写材に合わせれば、現
像装置の大型化を抑えることができるが、現像剤担持体
端部で現像剤の層厚が不均一になったり、現像剤担持体
とそれを保持している筺体部との隙間のシール部分に現
像剤が入り込みやすくなるという問題が生じる。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、装置を大型化することなく、画像形
成装置で使用可能な最大幅の転写材を使用した場合でも
転写材全域にわたって、かぶりやハーフトーンの濃度む
らの発生を防止することができる現像装置を提供するこ
とを目的とする。
されたものであり、装置を大型化することなく、画像形
成装置で使用可能な最大幅の転写材を使用した場合でも
転写材全域にわたって、かぶりやハーフトーンの濃度む
らの発生を防止することができる現像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の現像装置は、所定方向に回転し外
周面に静電潜像が形成された静電潜像担持体に近接して
配置され、前記静電潜像担持体の回転に連動して回転し
外周面に現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤
担持体の外周面に現像剤を供給する現像剤供給手段と、
前記現像剤供給手段により前記現像剤担持体の外周面に
供給された現像剤の層厚を所定の層厚に保持する層厚保
持手段と、前記現像剤担持体に内包され、所定の磁界を
発生させる磁界発生手段と、を有し、前記静電潜像担持
体の外周面の静電潜像に対して現像処理を行う現像装置
であって、前記磁界発生手段は、前記現像剤担持体と前
記静電潜像担持体との近接部近傍に位置し、現像処理を
制御するための第1の磁極部と、前記第1の磁極部より
も現像剤担持体の回転方向上流側に位置し、前記現像剤
供給手段により供給された現像剤を前記現像剤担持体の
外周面に吸着する第2の磁極部と、を有し、前記第1の
磁極部の磁極幅が前記第2の磁極部の磁極幅よりも広く
なるよう構成されていることを特徴とする。
めに、請求項1記載の現像装置は、所定方向に回転し外
周面に静電潜像が形成された静電潜像担持体に近接して
配置され、前記静電潜像担持体の回転に連動して回転し
外周面に現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤
担持体の外周面に現像剤を供給する現像剤供給手段と、
前記現像剤供給手段により前記現像剤担持体の外周面に
供給された現像剤の層厚を所定の層厚に保持する層厚保
持手段と、前記現像剤担持体に内包され、所定の磁界を
発生させる磁界発生手段と、を有し、前記静電潜像担持
体の外周面の静電潜像に対して現像処理を行う現像装置
であって、前記磁界発生手段は、前記現像剤担持体と前
記静電潜像担持体との近接部近傍に位置し、現像処理を
制御するための第1の磁極部と、前記第1の磁極部より
も現像剤担持体の回転方向上流側に位置し、前記現像剤
供給手段により供給された現像剤を前記現像剤担持体の
外周面に吸着する第2の磁極部と、を有し、前記第1の
磁極部の磁極幅が前記第2の磁極部の磁極幅よりも広く
なるよう構成されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の現像装置は、請求項
1記載の現像装置において、前記第2の磁極部の磁極幅
が前記層厚保持手段の幅に略等しくなるよう構成されて
いることを特徴とする。
1記載の現像装置において、前記第2の磁極部の磁極幅
が前記層厚保持手段の幅に略等しくなるよう構成されて
いることを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の現像装置では、請求
項1又は請求項2に記載の現像装置において、磁極幅が
異なる第1の磁極部と第2の磁極部との相対的な位置関
係に基づいて、前記第1の磁極部が前記静電潜像担持体
に対して位置決めされることを特徴とする。
項1又は請求項2に記載の現像装置において、磁極幅が
異なる第1の磁極部と第2の磁極部との相対的な位置関
係に基づいて、前記第1の磁極部が前記静電潜像担持体
に対して位置決めされることを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の現像装置では、請求
項1乃至請求項3の何れか一項に記載の現像装置におい
て、前記磁界発生手段は、前記第1の磁極部よりも現像
剤担持体の回転方向下流側に位置し、現像処理で現像剤
担持体側に残った現像剤を現像剤担持体の外周面に吸着
する第3の磁極部をさらに有し、前記第3の磁極部の磁
極幅が前記第2の磁極部の磁極幅よりも広くなるよう構
成されていることを特徴とする。
項1乃至請求項3の何れか一項に記載の現像装置におい
て、前記磁界発生手段は、前記第1の磁極部よりも現像
剤担持体の回転方向下流側に位置し、現像処理で現像剤
担持体側に残った現像剤を現像剤担持体の外周面に吸着
する第3の磁極部をさらに有し、前記第3の磁極部の磁
極幅が前記第2の磁極部の磁極幅よりも広くなるよう構
成されていることを特徴とする。
【0013】上記請求項1記載の現像装置では、現像剤
供給手段が現像剤担持体の外周面に現像剤を供給する。
この現像剤担持体の外周面に供給された現像剤の層厚
は、層厚保持手段によって所定の層厚に保持される。
供給手段が現像剤担持体の外周面に現像剤を供給する。
この現像剤担持体の外周面に供給された現像剤の層厚
は、層厚保持手段によって所定の層厚に保持される。
【0014】このようにして現像剤担持体は、その外周
面に所定の層厚の現像剤を担持した状態で、静電潜像担
持体の回転に連動して回転する。そして、現像剤担持体
と静電潜像担持体との近接部において、静電潜像担持体
の外周面に形成された静電潜像に対して、所定の層厚の
現像剤を用いた現像処理が行われる。なお、現像剤担持
体と静電潜像担持体との近接部を、以下では現像部と称
する。
面に所定の層厚の現像剤を担持した状態で、静電潜像担
持体の回転に連動して回転する。そして、現像剤担持体
と静電潜像担持体との近接部において、静電潜像担持体
の外周面に形成された静電潜像に対して、所定の層厚の
現像剤を用いた現像処理が行われる。なお、現像剤担持
体と静電潜像担持体との近接部を、以下では現像部と称
する。
【0015】さらに、現像装置には、現像剤担持体に内
包され所定の磁界を発生させる磁界発生手段が設けられ
ている。この磁界発生手段は、現像剤担持体と静電潜像
担持体との近接部近傍に位置し現像処理を制御するため
の第1の磁極部と、第1の磁極部よりも現像剤担持体の
回転方向上流側に位置し現像剤を現像剤担持体の外周面
に吸着する第2の磁極部と、を有している。
包され所定の磁界を発生させる磁界発生手段が設けられ
ている。この磁界発生手段は、現像剤担持体と静電潜像
担持体との近接部近傍に位置し現像処理を制御するため
の第1の磁極部と、第1の磁極部よりも現像剤担持体の
回転方向上流側に位置し現像剤を現像剤担持体の外周面
に吸着する第2の磁極部と、を有している。
【0016】このうち第2の磁極部によって、現像剤担
持体に供給された現像剤は、現像剤担持体の外周面に吸
着され、吸着されたまま現像剤担持体の回転により現像
部まで確実に搬送される。そして、現像部では、第1の
磁極部による磁力によって、例えば、帯電レベルが所定
レベル以下の現像剤による現像を抑制するなどの現像処
理制御が行われる。
持体に供給された現像剤は、現像剤担持体の外周面に吸
着され、吸着されたまま現像剤担持体の回転により現像
部まで確実に搬送される。そして、現像部では、第1の
磁極部による磁力によって、例えば、帯電レベルが所定
レベル以下の現像剤による現像を抑制するなどの現像処
理制御が行われる。
【0017】ところで、請求項1記載の発明では、第1
の磁極部の磁極幅が第2の磁極部の磁極幅よりも広くな
るよう構成されている。なお、磁極幅とは、現像剤担持
体の回転軸方向に沿った磁極の寸法を意味する。
の磁極部の磁極幅が第2の磁極部の磁極幅よりも広くな
るよう構成されている。なお、磁極幅とは、現像剤担持
体の回転軸方向に沿った磁極の寸法を意味する。
【0018】これにより、第1の磁極部による現像処理
制御の領域幅(以下、現像処理幅と称する)は、第2の
磁極部により現像剤担持体の外周面に吸着され現像部ま
で搬送される現像剤の幅(以下、現像剤搬送幅と称す
る)よりも広くなるので、現像部に搬送された現像剤は
まんべんなく均一に現像処理される。従って、最終的に
形成される画像において、かぶりやハーフトーンの濃度
むらが発生することを防止できる。
制御の領域幅(以下、現像処理幅と称する)は、第2の
磁極部により現像剤担持体の外周面に吸着され現像部ま
で搬送される現像剤の幅(以下、現像剤搬送幅と称す
る)よりも広くなるので、現像部に搬送された現像剤は
まんべんなく均一に現像処理される。従って、最終的に
形成される画像において、かぶりやハーフトーンの濃度
むらが発生することを防止できる。
【0019】このように現像処理幅を現像剤搬送幅より
も広く設定した上で、請求項2に記載したように、第2
の磁極部の磁極幅(=現像剤搬送幅)が層厚保持手段の
幅に略等しくなるよう構成することにより、搬送される
現像剤の全域にわたって層厚保持手段により層厚が均一
に保持される。これにより、現像剤担持体端部で現像剤
の層厚が不均一になるという不都合の発生を防止でき
る。
も広く設定した上で、請求項2に記載したように、第2
の磁極部の磁極幅(=現像剤搬送幅)が層厚保持手段の
幅に略等しくなるよう構成することにより、搬送される
現像剤の全域にわたって層厚保持手段により層厚が均一
に保持される。これにより、現像剤担持体端部で現像剤
の層厚が不均一になるという不都合の発生を防止でき
る。
【0020】上記では、現像剤搬送幅並びに層厚保持手
段の幅は、現像処理幅よりも狭く設定するため、現像剤
の搬送に係る第2の磁極部や層厚保持手段の幅を広くと
る必要は無いので、現像装置が大型化することを回避で
きる。
段の幅は、現像処理幅よりも狭く設定するため、現像剤
の搬送に係る第2の磁極部や層厚保持手段の幅を広くと
る必要は無いので、現像装置が大型化することを回避で
きる。
【0021】ところで、磁界発生手段を形成する第1の
磁極部と第2の磁極部では、磁極幅が異なっている。こ
れにより、請求項3に記載したように、第1の磁極部と
第2の磁極部との相対的な位置関係を異なる磁極幅によ
り認識することができ、これら第1の磁極部と第2の磁
極部との相対的な位置関係に基づいて、第1の磁極部を
静電潜像担持体に対して正確に位置決めすることができ
る。従って、従来のように図4(A)、(B)に示すよ
うに、上記のような位置決めのために磁界発生手段90
の軸92の端部にD面94を形成する必要が無くなり、
装置の製作コストを低減することができる。
磁極部と第2の磁極部では、磁極幅が異なっている。こ
れにより、請求項3に記載したように、第1の磁極部と
第2の磁極部との相対的な位置関係を異なる磁極幅によ
り認識することができ、これら第1の磁極部と第2の磁
極部との相対的な位置関係に基づいて、第1の磁極部を
静電潜像担持体に対して正確に位置決めすることができ
る。従って、従来のように図4(A)、(B)に示すよ
うに、上記のような位置決めのために磁界発生手段90
の軸92の端部にD面94を形成する必要が無くなり、
装置の製作コストを低減することができる。
【0022】また、請求項4記載の発明では、磁界発生
手段における第1の磁極部よりも現像剤担持体の回転方
向下流側に、現像剤担持体側に残った現像剤を現像剤担
持体の外周面に吸着する第3の磁極部を設けている。こ
の第3の磁極部によって、現像剤担持体側に残った現像
剤を、該現像剤担持体の外周面に吸着することで、現像
剤が現像剤担持体の外周面から飛散することを防止でき
る。これに伴い、例えば、現像剤を現像剤担持体の回転
により所定の回収部まで搬送し確実に回収することがで
きる。
手段における第1の磁極部よりも現像剤担持体の回転方
向下流側に、現像剤担持体側に残った現像剤を現像剤担
持体の外周面に吸着する第3の磁極部を設けている。こ
の第3の磁極部によって、現像剤担持体側に残った現像
剤を、該現像剤担持体の外周面に吸着することで、現像
剤が現像剤担持体の外周面から飛散することを防止でき
る。これに伴い、例えば、現像剤を現像剤担持体の回転
により所定の回収部まで搬送し確実に回収することがで
きる。
【0023】ここで、第3の磁極部の磁極幅を、第2の
磁極部の磁極幅(現像剤搬送幅)よりも広くなるよう構
成することにより、第3の磁極部によって、現像剤を現
像剤搬送幅の全域にわたり確実に吸着し現像剤の飛散を
防止することができる。
磁極部の磁極幅(現像剤搬送幅)よりも広くなるよう構
成することにより、第3の磁極部によって、現像剤を現
像剤搬送幅の全域にわたり確実に吸着し現像剤の飛散を
防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、請求項1乃至請求項4に記
載の発明に係る現像装置の実施形態を説明する。図1に
示すように、本実施形態における現像装置20には、回
転可能な非磁性体から成る円筒状の現像剤担持体1と、
現像剤担持体1の内部に固定された磁界発生手段2と、
内部に磁性一成分現像剤(以下、単に現像剤と称する)
を収容した現像剤容器11と、現像剤担持体1の外周面
に摺接し該外周面における現像剤の層厚を所定の層厚に
保持する層厚保持部材4と、が設けられている。
載の発明に係る現像装置の実施形態を説明する。図1に
示すように、本実施形態における現像装置20には、回
転可能な非磁性体から成る円筒状の現像剤担持体1と、
現像剤担持体1の内部に固定された磁界発生手段2と、
内部に磁性一成分現像剤(以下、単に現像剤と称する)
を収容した現像剤容器11と、現像剤担持体1の外周面
に摺接し該外周面における現像剤の層厚を所定の層厚に
保持する層厚保持部材4と、が設けられている。
【0025】このうち現像剤担持体1は、外周面に静電
潜像が形成され矢印K1方向に回転する感光体ドラム6
に、所定間隔をおいて近接して配置されており、感光体
ドラム6の回転に連動して矢印K2方向に回転する。な
お、現像剤担持体1と感光体ドラム6との近接部(以
下、現像領域5と称する)の間隔は、図示しないコロに
よって一定間隔に保持されている。
潜像が形成され矢印K1方向に回転する感光体ドラム6
に、所定間隔をおいて近接して配置されており、感光体
ドラム6の回転に連動して矢印K2方向に回転する。な
お、現像剤担持体1と感光体ドラム6との近接部(以
下、現像領域5と称する)の間隔は、図示しないコロに
よって一定間隔に保持されている。
【0026】また、層厚保持部材4における現像剤担持
体1との摺接部にはウレタンゴム等で構成されたゴム薄
板4Aが配置されており、このゴム薄板4Aによる接触
圧で現像剤の層厚は所定の層厚に保持される。
体1との摺接部にはウレタンゴム等で構成されたゴム薄
板4Aが配置されており、このゴム薄板4Aによる接触
圧で現像剤の層厚は所定の層厚に保持される。
【0027】ところで、磁界発生手段2には、層厚保持
部材4の上流側に第1搬送極7が、層厚保持部材4の下
流側に第2搬送極8が、それぞれ形成されている。これ
ら第1搬送極7及び第2搬送極8は、現像剤供給部材3
によって現像剤担持体1へ供給された現像剤を現像剤担
持体1の外周面に吸着する機能を有する。
部材4の上流側に第1搬送極7が、層厚保持部材4の下
流側に第2搬送極8が、それぞれ形成されている。これ
ら第1搬送極7及び第2搬送極8は、現像剤供給部材3
によって現像剤担持体1へ供給された現像剤を現像剤担
持体1の外周面に吸着する機能を有する。
【0028】更に、磁界発生手段2には、現像領域5で
低帯電の現像剤の現像を抑制してかぶりの発生およびト
ナー像の乱れを防ぐための現像極9と、現像領域5を経
た後現像剤担持体1が再び現像剤容器11内へ戻る際
に、現像剤担持体1から見た現像剤容器11との間の入
り口側間隙12からの漏洩防止のための漏洩防止極10
とが、形成されている。即ち、磁界発生手段2には計4
極の磁極が形成されており、各磁極は約900ガウスに
着磁されている。
低帯電の現像剤の現像を抑制してかぶりの発生およびト
ナー像の乱れを防ぐための現像極9と、現像領域5を経
た後現像剤担持体1が再び現像剤容器11内へ戻る際
に、現像剤担持体1から見た現像剤容器11との間の入
り口側間隙12からの漏洩防止のための漏洩防止極10
とが、形成されている。即ち、磁界発生手段2には計4
極の磁極が形成されており、各磁極は約900ガウスに
着磁されている。
【0029】ここで、図2(A)、(B)に示すよう
に、現像極9の磁極幅L2を、現像剤搬送に使用される
第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3より広く設
定している。
に、現像極9の磁極幅L2を、現像剤搬送に使用される
第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3より広く設
定している。
【0030】上記のような構成の現像装置20におい
て、現像剤容器11内の現像剤は、現像剤供給部材3に
よって現像剤担持体1へ供給され、第1搬送極7による
磁力で現像剤担持体1の外周面に吸着される。吸着され
た現像剤は現像剤担持体1の回転によって移動し、層厚
保持部材4のゴム薄板4Aによる接触圧で現像剤の層厚
は所定の層厚に保持される。所定の層厚とされた現像剤
は、現像剤担持体1上を第2搬送極8による磁力で保持
されながら矢印K2方向へ現像領域5へ向けて搬送され
る。
て、現像剤容器11内の現像剤は、現像剤供給部材3に
よって現像剤担持体1へ供給され、第1搬送極7による
磁力で現像剤担持体1の外周面に吸着される。吸着され
た現像剤は現像剤担持体1の回転によって移動し、層厚
保持部材4のゴム薄板4Aによる接触圧で現像剤の層厚
は所定の層厚に保持される。所定の層厚とされた現像剤
は、現像剤担持体1上を第2搬送極8による磁力で保持
されながら矢印K2方向へ現像領域5へ向けて搬送され
る。
【0031】この現像領域5では、現像バイアス発生装
置(図示せす)により現像バイアス電圧が印加されるこ
とで、現像剤担持体1上の現像剤が感光体ドラム6に移
行し、感光体ドラム6上の静電潜像が現像されてトナー
像が形成される。
置(図示せす)により現像バイアス電圧が印加されるこ
とで、現像剤担持体1上の現像剤が感光体ドラム6に移
行し、感光体ドラム6上の静電潜像が現像されてトナー
像が形成される。
【0032】このような本実施形態の現像装置20で
は、前述したように現像極9の磁極幅L2(図2(A)
参照)が第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3よ
り広いので、現像領域5に搬送された現像剤はまんべん
なく均一に現像処理される。従って、最終的に形成され
る画像において、かぶりやハーフトーンの濃度むらが発
生することを防止できる。また、これに伴い、現像剤の
クリーニング装置(図示せず)において、現像極9の磁
極幅より外側の領域での現像剤の回収量が増えクリーニ
ング不良を引き起こすといった不都合も防止できる。
は、前述したように現像極9の磁極幅L2(図2(A)
参照)が第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3よ
り広いので、現像領域5に搬送された現像剤はまんべん
なく均一に現像処理される。従って、最終的に形成され
る画像において、かぶりやハーフトーンの濃度むらが発
生することを防止できる。また、これに伴い、現像剤の
クリーニング装置(図示せず)において、現像極9の磁
極幅より外側の領域での現像剤の回収量が増えクリーニ
ング不良を引き起こすといった不都合も防止できる。
【0033】また、本実施形態では、第1搬送極7及び
第2搬送極8の磁極幅L3を層厚保持部材4の幅とほぼ
等しく設定している。これにより、搬送される現像剤の
全域にわたって層厚保持部材4により層厚が均一に保持
される。よって、現像剤担持体1の端部で現像剤の層厚
が不均一になるといった不都合の発生を防止できる。ま
た、現像剤の層厚を均一化することで、現像剤担持体1
とそれを保持している筺体部(現像剤容器11と一体に
形成された筺体部)との隙間のシール部分に現像剤が入
り込むことを防止できる。
第2搬送極8の磁極幅L3を層厚保持部材4の幅とほぼ
等しく設定している。これにより、搬送される現像剤の
全域にわたって層厚保持部材4により層厚が均一に保持
される。よって、現像剤担持体1の端部で現像剤の層厚
が不均一になるといった不都合の発生を防止できる。ま
た、現像剤の層厚を均一化することで、現像剤担持体1
とそれを保持している筺体部(現像剤容器11と一体に
形成された筺体部)との隙間のシール部分に現像剤が入
り込むことを防止できる。
【0034】また、第1搬送極7及び第2搬送極8の磁
極幅L3、並びに層厚保持部材4の幅は広くとる必要が
無いので、現像装置20の大型化を回避できる。
極幅L3、並びに層厚保持部材4の幅は広くとる必要が
無いので、現像装置20の大型化を回避できる。
【0035】ところで、本実施形態では、図2(A)、
(B)に示すように、現像極9の磁極幅L2と、第1搬
送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3とが異なる。これ
により、第1搬送極7及び第2搬送極8と、現像極9と
の相対的な位置関係を異なる磁極幅により認識すること
ができ、この相対的な位置関係に基づいて、現像極9を
感光体ドラム6に対して正確に位置決めすることができ
る。従って、図4(A)、(B)に示すように、上記の
ような位置決めのために磁界発生手段90の軸92の端
部にD面94を形成する必要が無くなり、装置の製作コ
ストを低減することができる。
(B)に示すように、現像極9の磁極幅L2と、第1搬
送極7及び第2搬送極8の磁極幅L3とが異なる。これ
により、第1搬送極7及び第2搬送極8と、現像極9と
の相対的な位置関係を異なる磁極幅により認識すること
ができ、この相対的な位置関係に基づいて、現像極9を
感光体ドラム6に対して正確に位置決めすることができ
る。従って、図4(A)、(B)に示すように、上記の
ような位置決めのために磁界発生手段90の軸92の端
部にD面94を形成する必要が無くなり、装置の製作コ
ストを低減することができる。
【0036】なお、上記実施形態において、図3
(A)、(B)に示すように、漏洩防止極10の幅L4
を、第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L5より広
く設定すれば、漏洩防止極10によって、現像剤を現像
剤の搬送幅の全域にわたり確実に吸着し回収することが
できる。即ち、現像剤の搬送幅方向端部での漏洩防止性
能を向上させることができる。
(A)、(B)に示すように、漏洩防止極10の幅L4
を、第1搬送極7及び第2搬送極8の磁極幅L5より広
く設定すれば、漏洩防止極10によって、現像剤を現像
剤の搬送幅の全域にわたり確実に吸着し回収することが
できる。即ち、現像剤の搬送幅方向端部での漏洩防止性
能を向上させることができる。
【0037】また、上記実施形態では、4極の磁界発生
手段を設けた例を示したが、現像剤の搬送極と現像極の
計2極の磁界発生手段を設けた現像装置や、磁界発生手
段に反発極を更に追加した現像装置等についても、現像
極の磁極幅を搬送極の磁極幅よりも広く設定することに
より、同様の効果を得ることができる。
手段を設けた例を示したが、現像剤の搬送極と現像極の
計2極の磁界発生手段を設けた現像装置や、磁界発生手
段に反発極を更に追加した現像装置等についても、現像
極の磁極幅を搬送極の磁極幅よりも広く設定することに
より、同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、現像処理
幅を現像剤搬送幅よりも広くとるので、現像部に搬送さ
れた現像剤を用いてまんべんなく均一に現像処理するこ
とができ、最終的に形成される画像において、かぶりや
ハーフトーンの濃度むらが発生することを防止できる。
幅を現像剤搬送幅よりも広くとるので、現像部に搬送さ
れた現像剤を用いてまんべんなく均一に現像処理するこ
とができ、最終的に形成される画像において、かぶりや
ハーフトーンの濃度むらが発生することを防止できる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、現像
剤搬送幅を層厚保持手段の幅に略等しくすることで、搬
送される現像剤の全域にわたって層厚が均一に保持され
るので、現像剤担持体端部で現像剤の層厚が不均一にな
るといった不都合の発生を防止できる。また、現像剤搬
送幅並びに層厚保持手段の幅を現像処理幅よりも狭く設
定することで、現像剤の搬送に係る第2の磁極部の幅や
層厚保持手段の幅を広くとる必要が無くなるので、現像
装置が大型化することを回避できる。
剤搬送幅を層厚保持手段の幅に略等しくすることで、搬
送される現像剤の全域にわたって層厚が均一に保持され
るので、現像剤担持体端部で現像剤の層厚が不均一にな
るといった不都合の発生を防止できる。また、現像剤搬
送幅並びに層厚保持手段の幅を現像処理幅よりも狭く設
定することで、現像剤の搬送に係る第2の磁極部の幅や
層厚保持手段の幅を広くとる必要が無くなるので、現像
装置が大型化することを回避できる。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、第1
の磁極部を静電潜像担持体に対して位置決めするために
磁界発生手段の端部にD面を形成するなどの特別な構成
が不要となるので、装置の製作コストを低減することが
できる。
の磁極部を静電潜像担持体に対して位置決めするために
磁界発生手段の端部にD面を形成するなどの特別な構成
が不要となるので、装置の製作コストを低減することが
できる。
【0041】また、請求項4記載の発明によれば、第3
の磁極部の磁極幅を現像剤搬送幅よりも広くなるよう構
成することで、第3の磁極部によって、現像剤を現像剤
搬送幅の全域にわたり確実に吸着し現像剤の飛散を防止
することができる。
の磁極部の磁極幅を現像剤搬送幅よりも広くなるよう構
成することで、第3の磁極部によって、現像剤を現像剤
搬送幅の全域にわたり確実に吸着し現像剤の飛散を防止
することができる。
【図1】本発明に係る実施形態における現像装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】(A)は本実施形態における磁界発生手段の断
面図であり、(B)は(A)に対応する側面図である。
面図であり、(B)は(A)に対応する側面図である。
【図3】(A)は本実施形態の磁界発生手段で漏洩防止
極の幅を第1搬送極及び第2搬送極の磁極幅より広く設
定した場合の断面図であり、(B)は(A)に対応する
側面図である。
極の幅を第1搬送極及び第2搬送極の磁極幅より広く設
定した場合の断面図であり、(B)は(A)に対応する
側面図である。
【図4】(A)は従来の磁界発生手段の断面図であり、
(B)は(A)に対応する側面図である。
(B)は(A)に対応する側面図である。
1 現像剤担持体 2 磁界発生手段 4 層厚保持部材(層厚保持手段) 6 感光体ドラム(静電潜像担持体) 7 第1搬送極(第2の磁極部) 8 第2搬送極(第2の磁極部) 9 現像極(第1の磁極部) 10 漏洩防止極(第3の磁極部) 20 現像装置
Claims (4)
- 【請求項1】 所定方向に回転し外周面に静電潜像が形
成された静電潜像担持体に近接して配置され、前記静電
潜像担持体の回転に連動して回転し外周面に現像剤を担
持する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体の外周面に現像剤を供給する現像剤供
給手段と、 前記現像剤供給手段により前記現像剤担持体の外周面に
供給された現像剤の層厚を所定の層厚に保持する層厚保
持手段と、 前記現像剤担持体に内包され、所定の磁界を発生させる
磁界発生手段と、 を有し、前記静電潜像担持体の外周面の静電潜像に対し
て現像処理を行う現像装置であって、 前記磁界発生手段は、 前記現像剤担持体と前記静電潜像担持体との近接部近傍
に位置し、現像処理を制御するための第1の磁極部と、 前記第1の磁極部よりも現像剤担持体の回転方向上流側
に位置し、前記現像剤供給手段により供給された現像剤
を前記現像剤担持体の外周面に吸着する第2の磁極部
と、 を有し、 前記第1の磁極部の磁極幅が前記第2の磁極部の磁極幅
よりも広くなるよう構成されていることを特徴とする現
像装置。 - 【請求項2】 前記第2の磁極部の磁極幅が前記層厚保
持手段の幅に略等しくなるよう構成されていることを特
徴とする請求項1記載の現像装置。 - 【請求項3】 磁極幅が異なる第1の磁極部と第2の磁
極部との相対的な位置関係に基づいて、前記第1の磁極
部が前記静電潜像担持体に対して位置決めされることを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。 - 【請求項4】 前記磁界発生手段は、 前記第1の磁極部よりも現像剤担持体の回転方向下流側
に位置し、現像処理で現像剤担持体側に残った現像剤を
現像剤担持体の外周面に吸着する第3の磁極部をさらに
有し、 前記第3の磁極部の磁極幅が前記第2の磁極部の磁極幅
よりも広くなるよう構成されていることを特徴とする請
求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5530997A JPH10254245A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5530997A JPH10254245A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254245A true JPH10254245A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12994977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5530997A Pending JPH10254245A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10254245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6718153B2 (en) * | 2001-11-30 | 2004-04-06 | Kyocera Mita Corporation | Developing device for preventing thickening of the developer at both ends of a sleeve |
CN100449419C (zh) * | 2004-12-27 | 2009-01-07 | 京瓷美达株式会社 | 显影装置及包括该装置的图像形成装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP5530997A patent/JPH10254245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6718153B2 (en) * | 2001-11-30 | 2004-04-06 | Kyocera Mita Corporation | Developing device for preventing thickening of the developer at both ends of a sleeve |
CN100449419C (zh) * | 2004-12-27 | 2009-01-07 | 京瓷美达株式会社 | 显影装置及包括该装置的图像形成装置 |
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