JP3456670B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0808—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、静電潜像の現
像に関し、より詳しくは、キャリヤビーズの取り出しを
制御する形態のスカベンジレス（scavengeless）現像装
置に関する。 【０００２】 【従来の技術】米国特許第３，９０６，８９９号には、
現像剤ハウジング用の磁気シールが記載されている。こ
の磁気シールでは、磁石からの磁束が磁気粒子を吸引し
て、現像剤ハウジングと光導電ドラムとの間にシールを
形成する。 【０００３】米国特許第３，７８８，２７５号には、グ
ラニュール状の磁気キャリヤ粒材を吸引して、軸受とハ
ブとの間にキャリヤ粒材のシールドを形成するようにし
たリングマグネットが記載されている。これは、ハブが
回転するにつれて、その外ねじ部がキャリヤ粒材を軸受
から離れる向きに押しやるものである。 【０００４】米国特許第４，５７１，０６０号には、ト
ナー粒材を吸引するシールが記載されている。捕捉され
たトナー粒材は軟化し、粘稠になる。追加のトナー粒材
は、粘稠なトナー粒材に付着し、これによってトナーの
散失が防がれる。次々に重なって形成されるトナー粒材
の各層は、軟化して粘稠になり、他のトナー粒材を捕捉
する。 【０００５】ゼロックス・ディスクロージャ・ジャーナ
ル（Ｘｅｒｏｘ Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ Ｊｏｕｒｎａ
ｌ）、Ｖｏｌ．１４、Ｎｏ．５には、フォームシールを
用いてドナーロールの両端部をシールすることが記載さ
れている。フォームシールは、フォーム（発泡体）製の
エンドブロックと結合されて、ドナーロールの端部をシ
ールし、現像剤ハウジングからトナー粒材が漏れ出るの
を防ぐ。 【０００６】ゼロックス・ディスクロージャ・ジャーナ
ルＶｏｌ．５、Ｎｏ．１には、管状部材の両端部にゴム
の磁気ダイアフラムを挿入して、磁気キャリヤを吸引す
ることが記載されている。磁気キャリヤ・グラニュール
は、磁気ダイアフラムと共動してシールとしての役割を
果し、軸受の汚染を防止して、その寿命を延ばす。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、キャ
リヤ粒材がドナー部材へ移動するのを効果的に防ぐよう
にした、表面上に記録された潜像をトナーで現像するた
めの装置を提供することにある。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の装置は、磁気キ
ャリヤ及びトナーをローディング・ゾーンへ運ぶよう構
成された磁気部材を有する。上記磁気部材の近傍には、
ローディング・ゾーンで磁気部材からトナーを受け取る
ためのドナー部材が配置されている。ドナー部材は、上
記表面との間に間隔を置いて配置されており、上記表面
の近傍の現像ゾーンへトナーを前進させる。磁気部材と
ドナー部材との間には、シール部材が部分的に挿入され
ている。シール部材は、ローディング・ゾーンにおい
て、キャリヤが上記磁気部材から上記ドナー部材へ運ば
れるのを防ぐ。 【０００９】本発明のもう一つの態様は、光導電部材上
に記録された静電潜像をトナーで現像することにより可
視画像を形成する形態の電子写真印刷機にある。本発明
による電子写真印刷機は、磁気キャリヤ及びトナーをロ
ーディング・ゾーンへ運ぶよう構成された磁気部材を具
備した点において改良されている。上記磁気部材の近傍
には、ローディング・ゾーンで磁気部材からトナーを受
け取るためのドナー部材が配置されている。ドナー部材
は、光導電部材の表面との間に間隔を置いて配置されて
おり、トナーを現像ゾーンへ前進させる。磁気部材とド
ナー部材と間には、シール部材が部分的に挿入されてい
る。このシール部材は、ローディング・ゾーンにおい
て、キャリヤが上記磁気部材から上記ドナー部材へ運ば
れるのを防ぐ。 【００１０】 【実施例】図１には、本発明の一実施例の構成が示され
ている。現像システム３８は、ドナーロール４０、電極
線４２及び磁気ロール４４を有する。ドナーロール４０
は、磁気ロール４４によってその上に付着させられたト
ナーを運ぶ。ドナーロール４０は、ベルト１０の運動方
向と同じ方向かまたは逆方向に回転させることができ
る。図示実施例においては、ドナーロールは矢印４１の
向きに回転する。電極線４２は、現像ゾーン、すなわち
光導電面１２とドナーロール４０との間の空間に配置さ
れている。電極線は、１本以上の細いタングステン線か
らなり、ドナーロール４０に対して軽くもたれさせて配
置されている。電極線とドナーロールとの間の距離は、
おおよそドナーロール上のトナー層の厚さと同じであ
る。電極線の先端部は、端部軸受ブロック（図示省略）
の上部によって支持されており、この軸受ブロックはド
ナーロール４０も回転可能なように支持している。 【００１１】電極線には、交流電圧源９０によって交流
バイアスが印加される。さらに、電極線４２及びドナー
ロール４０は、直流電源装置５０によって電気的にバイ
アスされている。電極線４２は、ベルト１０とドナーロ
ール４０との間の空間に配置されている。この空間は現
像ゾーンを形成する。 【００１２】直流電源装置５０は、光導電面１２とドナ
ーロール４０との間に電極線４２の回りのクラウドから
離脱したトナー粒材を引きつける光導電面１２に記録さ
れた潜像に吸引するための静電界を確立する。磁気ロー
ル４４は、少なくともグラニュール状のキャリヤ粒材及
びトナー粒材よりなる現像剤をドナーロール４０の近傍
の位置、すなわちローディング・ゾーンへ前進させる。
磁気ロール４４は、非磁性の管状部材またはスリーブ５
２を有し、この管状部材は好ましくはアルミニウム製
で、外周面を粗面加工することが望ましい。管状部材５
２の内側には、これから離間させて長大状多極マグネッ
ト６８が設けられている。管状部材５２は、適切な軸受
に取り付けられ、モータ６４によって回転駆動されるよ
うに結合されている。トナー粒材は、磁気ロール上のキ
ャリヤ粒材からドナーロールへ吸引される。スクレーパ
・ブレード５８は、管状部材５２の表面からトナー粒材
がなくなったキャリヤ粒材及び余分の現像剤を除去す
る。計量ブレード６２は、ドナーロールに近接したロー
ディング・ゾーンへ送られる現像剤の量を調節する。 【００１３】連続的に供給される静電潜像が現像される
につれて、現像剤中のトナー粒材は消耗する。オーガ５
４は、回転可能に取り付けられており、新しいトナー粒
材と残った現像剤とをトナー粒材の濃度が最適なほぼ均
質な現像剤が得られるように混合する。 【００１４】グラニュール状のキャリヤ粒材が磁気ロー
ル４４からドナーロール４０へ運ばれるのを防ぐため
に、ドナーロール４０と磁気ロール４４の間には全体を
符号１００で示すシール部材が挿入されている。シール
部材１００は、一対の片持支持されたシート１０２及び
１０４を有する。シート１０２及び１０４は、金属の薄
板で形成されており、ドナーロール４０と磁気ロール４
４の全長にわたって延びている。シート１０２の一端部
は、ハウジング６６の延長部１０６に固定されている。
シート１０２のもう一方の端部は、無支持の自由端で、
ドナーロール４０に極近接させて配置されている。シー
ト１０２の自由端は、矢印９８によって示すスリーブ５
２の回転方向に合わせてローディング・ゾーンの入口１
０８に配置されている。シート１０４の一端部は、ハウ
ジング６６の延長部１１０に固定されている。シート１
０４の自由端１１２は、ローディング・ゾーンの出口領
域に位置している。シート１０２及び１０４は、どちら
もステンレス鋼のような磁性材料で形成され、厚さ約
０．００２インチ（０．０５１ｍｍ）である。長大状マ
グネット６８は、シート１０２及び１０４を磁化する。
シート１０２及び１０４は、磁気ロール４４に対してド
ナーロール４０を封止するようその自由端部へ磁気キャ
リヤビーズ（グラニュール）を吸引する。これによっ
て、磁気ロール４４からドナーロール４０へのキャリヤ
粒材の移動が防がれる。磁化されたシート１０２及び１
０４は、磁気キャリヤを引きつけて、トナー層を乱すこ
となくドナーロール４０と接触するシールを形成する。 【００１５】図２に示す現像装置の構成要素は、シール
部材以外はすべて図１に示すものとほぼ同じである。図
２には、シール部材の他の実施例が示されている。ま
た、図２は、シール部材を除き、符号もすべて図１と同
じであり、シール部材の部分以外現像装置についての詳
細な説明は省略する。全体を符号１１４で示すこの実施
例のシール部材は、非磁性材料で形成されたシート１１
６及び磁性材料で形成されたシート１１８を有する。磁
性シート１１８の自由端１２０は、ドナーロール４０よ
り離間し、ローディング・ゾーンへの入口に配置されて
いる。シート１１８は、ハウジングの延長部１０６に片
持ち支持されている。非磁性シート１１６の自由端１２
２は、ドナーロール４０に接触している。非磁性シート
１１６は、ハウジング１１０の延長部に固定されてい
る。シート１１６は、好ましくは厚さ約０．００３イン
チ（０．０７６ｍｍ）のプラスチック材料製とする。シ
ート１１８は、好ましくは厚さ約０．００２インチ
（０．０５１ｍｍ）のステンレス鋼製とする。図２に示
す実施例においては、シール部材は一対のシート部材を
有する。一方のシート部材は、非磁性材料製で、その自
由端がドナーロールと接触しており、もう一方のシート
部材は磁性材料製で、その自由端はドナーロール４０か
ら離間している。それに、シート１１８は、磁化され
て、磁気キャリヤを吸引し、トナー層を乱すことなくド
ナーロール４０に接触するシールを形成する。 【００１６】 【発明の効果】本発明によれば、キャリヤ粒材がドナー
部材へ移動するのを効果的に防いで、印刷やコピーの品
質を改善し、機器の故障を防止することができる。
像に関し、より詳しくは、キャリヤビーズの取り出しを
制御する形態のスカベンジレス（scavengeless）現像装
置に関する。 【０００２】 【従来の技術】米国特許第３，９０６，８９９号には、
現像剤ハウジング用の磁気シールが記載されている。こ
の磁気シールでは、磁石からの磁束が磁気粒子を吸引し
て、現像剤ハウジングと光導電ドラムとの間にシールを
形成する。 【０００３】米国特許第３，７８８，２７５号には、グ
ラニュール状の磁気キャリヤ粒材を吸引して、軸受とハ
ブとの間にキャリヤ粒材のシールドを形成するようにし
たリングマグネットが記載されている。これは、ハブが
回転するにつれて、その外ねじ部がキャリヤ粒材を軸受
から離れる向きに押しやるものである。 【０００４】米国特許第４，５７１，０６０号には、ト
ナー粒材を吸引するシールが記載されている。捕捉され
たトナー粒材は軟化し、粘稠になる。追加のトナー粒材
は、粘稠なトナー粒材に付着し、これによってトナーの
散失が防がれる。次々に重なって形成されるトナー粒材
の各層は、軟化して粘稠になり、他のトナー粒材を捕捉
する。 【０００５】ゼロックス・ディスクロージャ・ジャーナ
ル（Ｘｅｒｏｘ Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ Ｊｏｕｒｎａ
ｌ）、Ｖｏｌ．１４、Ｎｏ．５には、フォームシールを
用いてドナーロールの両端部をシールすることが記載さ
れている。フォームシールは、フォーム（発泡体）製の
エンドブロックと結合されて、ドナーロールの端部をシ
ールし、現像剤ハウジングからトナー粒材が漏れ出るの
を防ぐ。 【０００６】ゼロックス・ディスクロージャ・ジャーナ
ルＶｏｌ．５、Ｎｏ．１には、管状部材の両端部にゴム
の磁気ダイアフラムを挿入して、磁気キャリヤを吸引す
ることが記載されている。磁気キャリヤ・グラニュール
は、磁気ダイアフラムと共動してシールとしての役割を
果し、軸受の汚染を防止して、その寿命を延ばす。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、キャ
リヤ粒材がドナー部材へ移動するのを効果的に防ぐよう
にした、表面上に記録された潜像をトナーで現像するた
めの装置を提供することにある。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の装置は、磁気キ
ャリヤ及びトナーをローディング・ゾーンへ運ぶよう構
成された磁気部材を有する。上記磁気部材の近傍には、
ローディング・ゾーンで磁気部材からトナーを受け取る
ためのドナー部材が配置されている。ドナー部材は、上
記表面との間に間隔を置いて配置されており、上記表面
の近傍の現像ゾーンへトナーを前進させる。磁気部材と
ドナー部材との間には、シール部材が部分的に挿入され
ている。シール部材は、ローディング・ゾーンにおい
て、キャリヤが上記磁気部材から上記ドナー部材へ運ば
れるのを防ぐ。 【０００９】本発明のもう一つの態様は、光導電部材上
に記録された静電潜像をトナーで現像することにより可
視画像を形成する形態の電子写真印刷機にある。本発明
による電子写真印刷機は、磁気キャリヤ及びトナーをロ
ーディング・ゾーンへ運ぶよう構成された磁気部材を具
備した点において改良されている。上記磁気部材の近傍
には、ローディング・ゾーンで磁気部材からトナーを受
け取るためのドナー部材が配置されている。ドナー部材
は、光導電部材の表面との間に間隔を置いて配置されて
おり、トナーを現像ゾーンへ前進させる。磁気部材とド
ナー部材と間には、シール部材が部分的に挿入されてい
る。このシール部材は、ローディング・ゾーンにおい
て、キャリヤが上記磁気部材から上記ドナー部材へ運ば
れるのを防ぐ。 【００１０】 【実施例】図１には、本発明の一実施例の構成が示され
ている。現像システム３８は、ドナーロール４０、電極
線４２及び磁気ロール４４を有する。ドナーロール４０
は、磁気ロール４４によってその上に付着させられたト
ナーを運ぶ。ドナーロール４０は、ベルト１０の運動方
向と同じ方向かまたは逆方向に回転させることができ
る。図示実施例においては、ドナーロールは矢印４１の
向きに回転する。電極線４２は、現像ゾーン、すなわち
光導電面１２とドナーロール４０との間の空間に配置さ
れている。電極線は、１本以上の細いタングステン線か
らなり、ドナーロール４０に対して軽くもたれさせて配
置されている。電極線とドナーロールとの間の距離は、
おおよそドナーロール上のトナー層の厚さと同じであ
る。電極線の先端部は、端部軸受ブロック（図示省略）
の上部によって支持されており、この軸受ブロックはド
ナーロール４０も回転可能なように支持している。 【００１１】電極線には、交流電圧源９０によって交流
バイアスが印加される。さらに、電極線４２及びドナー
ロール４０は、直流電源装置５０によって電気的にバイ
アスされている。電極線４２は、ベルト１０とドナーロ
ール４０との間の空間に配置されている。この空間は現
像ゾーンを形成する。 【００１２】直流電源装置５０は、光導電面１２とドナ
ーロール４０との間に電極線４２の回りのクラウドから
離脱したトナー粒材を引きつける光導電面１２に記録さ
れた潜像に吸引するための静電界を確立する。磁気ロー
ル４４は、少なくともグラニュール状のキャリヤ粒材及
びトナー粒材よりなる現像剤をドナーロール４０の近傍
の位置、すなわちローディング・ゾーンへ前進させる。
磁気ロール４４は、非磁性の管状部材またはスリーブ５
２を有し、この管状部材は好ましくはアルミニウム製
で、外周面を粗面加工することが望ましい。管状部材５
２の内側には、これから離間させて長大状多極マグネッ
ト６８が設けられている。管状部材５２は、適切な軸受
に取り付けられ、モータ６４によって回転駆動されるよ
うに結合されている。トナー粒材は、磁気ロール上のキ
ャリヤ粒材からドナーロールへ吸引される。スクレーパ
・ブレード５８は、管状部材５２の表面からトナー粒材
がなくなったキャリヤ粒材及び余分の現像剤を除去す
る。計量ブレード６２は、ドナーロールに近接したロー
ディング・ゾーンへ送られる現像剤の量を調節する。 【００１３】連続的に供給される静電潜像が現像される
につれて、現像剤中のトナー粒材は消耗する。オーガ５
４は、回転可能に取り付けられており、新しいトナー粒
材と残った現像剤とをトナー粒材の濃度が最適なほぼ均
質な現像剤が得られるように混合する。 【００１４】グラニュール状のキャリヤ粒材が磁気ロー
ル４４からドナーロール４０へ運ばれるのを防ぐため
に、ドナーロール４０と磁気ロール４４の間には全体を
符号１００で示すシール部材が挿入されている。シール
部材１００は、一対の片持支持されたシート１０２及び
１０４を有する。シート１０２及び１０４は、金属の薄
板で形成されており、ドナーロール４０と磁気ロール４
４の全長にわたって延びている。シート１０２の一端部
は、ハウジング６６の延長部１０６に固定されている。
シート１０２のもう一方の端部は、無支持の自由端で、
ドナーロール４０に極近接させて配置されている。シー
ト１０２の自由端は、矢印９８によって示すスリーブ５
２の回転方向に合わせてローディング・ゾーンの入口１
０８に配置されている。シート１０４の一端部は、ハウ
ジング６６の延長部１１０に固定されている。シート１
０４の自由端１１２は、ローディング・ゾーンの出口領
域に位置している。シート１０２及び１０４は、どちら
もステンレス鋼のような磁性材料で形成され、厚さ約
０．００２インチ（０．０５１ｍｍ）である。長大状マ
グネット６８は、シート１０２及び１０４を磁化する。
シート１０２及び１０４は、磁気ロール４４に対してド
ナーロール４０を封止するようその自由端部へ磁気キャ
リヤビーズ（グラニュール）を吸引する。これによっ
て、磁気ロール４４からドナーロール４０へのキャリヤ
粒材の移動が防がれる。磁化されたシート１０２及び１
０４は、磁気キャリヤを引きつけて、トナー層を乱すこ
となくドナーロール４０と接触するシールを形成する。 【００１５】図２に示す現像装置の構成要素は、シール
部材以外はすべて図１に示すものとほぼ同じである。図
２には、シール部材の他の実施例が示されている。ま
た、図２は、シール部材を除き、符号もすべて図１と同
じであり、シール部材の部分以外現像装置についての詳
細な説明は省略する。全体を符号１１４で示すこの実施
例のシール部材は、非磁性材料で形成されたシート１１
６及び磁性材料で形成されたシート１１８を有する。磁
性シート１１８の自由端１２０は、ドナーロール４０よ
り離間し、ローディング・ゾーンへの入口に配置されて
いる。シート１１８は、ハウジングの延長部１０６に片
持ち支持されている。非磁性シート１１６の自由端１２
２は、ドナーロール４０に接触している。非磁性シート
１１６は、ハウジング１１０の延長部に固定されてい
る。シート１１６は、好ましくは厚さ約０．００３イン
チ（０．０７６ｍｍ）のプラスチック材料製とする。シ
ート１１８は、好ましくは厚さ約０．００２インチ
（０．０５１ｍｍ）のステンレス鋼製とする。図２に示
す実施例においては、シール部材は一対のシート部材を
有する。一方のシート部材は、非磁性材料製で、その自
由端がドナーロールと接触しており、もう一方のシート
部材は磁性材料製で、その自由端はドナーロール４０か
ら離間している。それに、シート１１８は、磁化され
て、磁気キャリヤを吸引し、トナー層を乱すことなくド
ナーロール４０に接触するシールを形成する。 【００１６】 【発明の効果】本発明によれば、キャリヤ粒材がドナー
部材へ移動するのを効果的に防いで、印刷やコピーの品
質を改善し、機器の故障を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 電子写真印刷機で使用される本発明の開発装
置の一実施例を示す概略の立面図である。 【図２】 上記同様の電子写真印刷機で使用される開発
装置のもう一つの実施例を示す概略立面図である。 【符号の説明】 １０ ベルト、１２ 光導電面、３８ 現像システム、
４０ ドナーロール、４２ 電極線、４４ 磁気ロー
ル、５０ 直流電源装置、５２ スリーブ、５８スクレ
ーパ・ブレード、６２ 計量ブレード、６４ モータ、
６６ ハウジング、６８ マグネット、１００ シール
部材、１０２，１０４ シート、１０８入口、１１０
延長部、１１２ 自由端、１１４ シール部材、１１
６，１１８シート、１２０ 自由端
置の一実施例を示す概略の立面図である。 【図２】 上記同様の電子写真印刷機で使用される開発
装置のもう一つの実施例を示す概略立面図である。 【符号の説明】 １０ ベルト、１２ 光導電面、３８ 現像システム、
４０ ドナーロール、４２ 電極線、４４ 磁気ロー
ル、５０ 直流電源装置、５２ スリーブ、５８スクレ
ーパ・ブレード、６２ 計量ブレード、６４ モータ、
６６ ハウジング、６８ マグネット、１００ シール
部材、１０２，１０４ シート、１０８入口、１１０
延長部、１１２ 自由端、１１４ シール部材、１１
６，１１８シート、１２０ 自由端
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(56)参考文献 特開 平４−220667（ＪＰ，Ａ)
特開 昭52−60631（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−60563（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−94362（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−280880（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 表面上に記録された潜像をトナーで現像
するための現像装置であって、 磁 気キャリヤ及びトナーをローディング・ゾーンへ運ぶ
よう構成された磁気部材と、 上記磁気部材に近接して配置されていて、ローディング
・ゾーンで上記磁気部材からトナーを受け取るととも
に、上記表面から離間して配置され、トナーを上記表面
の近傍の現像ゾーンに前進させるためのドナー部材と、 上 記磁気部材と上記ドナー部材との間に部分的に挿入さ
れていて、上記磁気キャリヤが上記磁気部材から上記ド
ナー部材へ運ばれるのを防ぐためのシール部材とを含
み、 上記磁気部材は、回転可能に設けた磁気ロールを含み、 上記ドナー部材は、回転可能に設けたドナーロールを含
み、 上記シール部材は、それぞれ自由端を有する磁性シート
と非磁性シートとを含み、上記磁性シートの自由端は、
上記磁気ロールの回転方向において上記ローディング・
ゾーンの入側の位置にて上記ドナーロールに離間近接し
ており、上記非磁性シートの自由端は、上記磁気ロール
の回転方向において上記ローディング・ゾーンの出側の
位置にて上記ドナーロールに接触している現像装置 。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/051,718 US5315354A (en) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | Carrier bead seal |
| US051718 | 1993-04-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06348139A JPH06348139A (ja) | 1994-12-22 |
| JP3456670B2 true JP3456670B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=21972954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08072494A Expired - Fee Related JP3456670B2 (ja) | 1993-04-23 | 1994-04-19 | 現像装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5315354A (ja) |
| JP (1) | JP3456670B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1994
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