JP2000187387A - 画像形成装置およびこれに用いる作像ユニット - Google Patents

画像形成装置およびこれに用いる作像ユニット

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JP2000187387A
JP2000187387A JP10349525A JP34952598A JP2000187387A JP 2000187387 A JP2000187387 A JP 2000187387A JP 10349525 A JP10349525 A JP 10349525A JP 34952598 A JP34952598 A JP 34952598A JP 2000187387 A JP2000187387 A JP 2000187387A
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0896Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
    • G03G15/0898Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894 for preventing toner scattering during operation, e.g. seals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写工程時での異常画像の発生を防止するこ
とができる構成を備えた画像形成装置を提供することに
ある。 【解決手段】 電子写真プロセスに用いられる現像装置
に設けられているトナー供給用の現像ローラ16と対向
して配置されている導電性シート部材21を有し、該導
電性シート部材21には現像バイアスと同極性のバイア
ス電圧が印加されてトナーの付着が防止される構成を備
えた画像形成装置において、上記現像装置により可視像
処理された画像が転写される記録紙Sに対面させた状態
で上記導電性シート部材21に一体化された非導電性シ
ート部材22を備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びこ
れに用いる作像ユニットに関し、さらに詳しくは、転写
画像の汚染を防止するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタやデジタル複写機などの
画像形成装置には、像担持体である感光体上に形成され
た静電潜像が可視像処理されると、その可視像が記録紙
などに転写される。
【0003】転写に際しては、可視像処理された感光体
上の可視像を構成するトナーと逆極性の転写バイアスを
記録紙側から印加してトナーを記録紙側に静電吸着され
るようになっている。しかし、記録紙が搬送される過程
で搬送部材と摩擦接触することにより摩擦帯電している
と、感光体上のトナーが記録紙側に静電吸引されやすく
なる。このため、いわゆるトナーが飛び散る現象(以
下、これをトナー散りという)が発生しやすくなり、記
録紙の非画像部に付着した場合には地肌汚れを起こし、
画像品質を損ねてしまう。
【0004】従来、このような転写時でのトナー散りの
発生を防止するための構成として特開平6−11880
3号公報に示されたものがある。上記公報には、転写部
に向け移動する記録紙に対し、その移動方向において転
写部の上流側に接地されたり定電圧素子(バリスタ)を
用いた構成あるいは転写バイアスと逆極性の直流電流を
印加する構成の除電部材を記録紙に当接させて記録紙を
除電する構成が示されている。
【0005】記録紙へのトナー散りを誘発する装置とし
て、可視像処理に用いられる現像装置がある。現像装置
でのトナー散りを防止するための構成として、本発明実
施例の説明に用いる作像ユニットの構成を流用して説明
すると、図4に示す構成がある。但し、図4においては
本発明実施例で用いる符号と異ならせてある。図4に示
す構成は、感光体1の移動方向において現像装置2に装
備されている現像ローラ2Aとの対向位置よりも下流側
に、導電性シート部材Pが設けてある。導電性シート部
材Pには、図5に示すように、現像装置2に装備されて
いる現像ローラ2Aの回転軸端部に介装された板バネ状
の導電性端子部材3を介して現像バイアスと同極性のバ
イアス電圧が印加されている。この構成においては、導
電性シート部材Pが現像装置2から転写部に向けて飛散
するトナーを遮断すると共に、バイアス電圧の印加によ
って導電性シート部材Pへのトナーの付着を防止するよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現像装置により可視像
とされたトナー像は、現像装置の近傍に配置されている
転写部において記録紙に対して静電転写されるが、上記
現像装置に導電性シート部材を設けた構成の場合、次の
ような理由によりトナー散りが発生することがある。導
電性シート部材Pは、図4において符号Tで示す転写ロ
ーラが感光体1と対向当接する転写部に向けてトナーが
飛散するのを防止するために設置されている関係上、転
写部に給送される記録紙Sの搬送路に近接していること
が多い。このため、導電性シート部材Pに印加されてい
るトナーと同極性のバイアス電圧により導電性シート部
材Pに記録紙Sが接触すると帯電されてしまう。従っ
て、記録紙Sは不均一な帯電状態となったり、トナーと
反撥しやすくなることにより転写時に転写ムラが生じ、
あるいはトナーの飛び散りが起きやすくなることにより
異常画像が発生しやすくなる。
【0007】上記現像バイアスの印加形式には、直流成
分に加えて交流成分を重畳する場合もあり、この場合に
は交流成分が500〜3000V程度に設定されること
が多いが、この高電圧を印加した場合に上記異常画像の
発生が顕著となる。
【0008】本発明者は、図4に示した構成において以
下の条件により記録紙Sに対して画像を形成したとこ
ろ、記録紙Sの移動方向に平行した濃度ムラが発生する
のを確認した。
【0009】作像条件は、感光体1上の帯電電位(白部
電位)=−750(V)、露光部電位(黒部電位)=−
100(V)、現像バイアス(AC成分)=−1.8
(KVP-P)、現像バイアス(DC成分)=−600
(V)の重畳バイアス、転写電流=+12(μA) 上記条件の下で、図4において符号Jで示す除電針に流
れる電流を測定したところ、−3〜+5(μA)の範囲
で電流が流れた。この結果から、通常、記録紙が帯電し
ていない場合、除電針Jから流れる電流値は転写に用い
られた+極性のみのはずであるが、実際には、現像バイ
アスの影響が記録紙Sに及んでいるといえ、これが記録
紙Sでの帯電状態が不安定となる原因ということにな
る。
【0010】導電性シート部材Pを用いた場合にその表
面にトナーが付着すると、転写紙にそのトナーが付着す
る虞があるので、トナーの付着を防止する必要がある。
このため、トナーの付着に影響する導電性シート部材P
の体積抵抗は106(Ωcm)であるが、101〜109
(Ωcm)の範囲であればトナーの付着が防止される。
つまり、導電性シート部材Pにトナーが付着すると、上
述したように記録紙Sとの接触により記録紙S側にトナ
ーが付着して汚損することがあるため、導電性シート部
材Pに対して上述したようにバイアス電圧を印加して導
電性シート部材Pへのトナーの付着を防止し、これに伴
って記録紙Sの汚れを防止できるようになる。しかし、
このような導電性シート部材Pを用いるとトナーの付着
が防止できる反面、記録紙Sと接触した場合には上述し
た不具合が発生する。
【0011】本発明の目的は、上記従来の画像形成装
置、特に転写工程時での異常画像の発生を防止すること
ができる構成を備えた画像形成装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の別の目的は、転写時に転写ムラや
トナーの飛び散りを防止できる構成を備えた作像ユニッ
トを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電子写真プロセスに用いられる現像装置に設けられてい
るトナー供給用の現像ローラと対向して配置されている
導電性シート部材を有し、該導電性シート部材には現像
バイアスと同極性のバイアス電圧が印加されてトナーの
付着が防止される構成を備えた画像形成装置において、
上記現像装置により可視像処理された画像が転写される
記録紙に対面させた状態で上記導電性シート部材に一体
化された非導電性シート部材を備えたことを特徴として
いる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記非導電性シート部材は、上記
記録紙の移動方向に沿った長さを上記導電性シート部材
よりも長くされていることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであっ
て、上記電子写真プロセスに用いられる潜像担持体と上
記現像装置とを含み、上記現像装置には上記導電性シー
ト部材および非導電性シート部材が設けられていること
を特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
うちの一つに記載の画像形成装置およびこれに用いられ
る作像ユニットにおいて、上記現像ローラには、直流成
分と交流成分とが重畳されたバイアス電圧が印加される
ことを特徴としている。
【0017】
【実施例】図1は、本発明実施例による画像形成装置の
要部構成をなす作像ユニットの構成を説明するための模
式図である。図1において画像形成装置は、電子写真複
写プロセスを用いる複写機やプリンタあるいはファクシ
ミリ装置であり、内部には、作像ユニット100が配置
されている。作像ユニット100は一部に開口が形成さ
れて画像形成装置本体に対して着脱可能な筐体で構成さ
れ、ドラム状の感光体(以下、感光体ドラム11とい
う)を配置した感光体ブロック100Aと、一成分系ト
ナーを収容した現像槽16およびトナー供給手段である
現像ローラ17を有する現像ブロック100Bとを備え
ている。感光体ブロック100Aには、図示しない駆動
伝達部材により図示矢印方向に回転可能な感光体ドラム
11が作像ユニット100の開口から周面の一部を露出
させた状態で設けられている。感光体ドラム11の周囲
には、回転方向に沿って帯電ローラ12、書き込み光の
光路(図中、一点鎖線で示す)、現像ブロック100B
の現像ローラ17、転写ローラ13およびクリーニング
ブレード14がそれぞれ配置されている。
【0018】感光体ブロック100Aにおいて感光体ド
ラム11の一部が露出している開口近傍には、開口を開
閉可能なシャッター部材15が設けられており、このシ
ャッター部材15は、感光体ブロック100Aの側壁に
支軸15Aが支持されて開閉可能な方向に揺動するよう
になっている。シャッター部材15は、作像ユニット1
00が画像形成装置1から取り外された際に開口を覆っ
て感光体ドラム11を保護することができる。
【0019】現像ブロック100Bは、感光体ブロック
100Aに対して上壁部を介して遮蔽された空間を有
し、その空間の一部において感光体ドラム11から離れ
た位置の空間には磁性体を内蔵した一成分系のトナーを
収容可能な現像槽16が形成され、その現像槽16にお
ける感光体ドラム11と対向する位置にはトナーによる
磁気ブラシ現像を実行するための現像ローラ17が配置
されている。現像ローラ17には、直流成分と交流成分
とを重畳した現像バイアス電圧が印加されている。現像
ブレード18は、現像ローラ17と接触することで現像
ローラ17との間に位置するトナーを摺擦して摩擦帯電
させる。現像槽16内のトナーは、その内部に配置され
ているアジテータ19によって現像ローラ17に向けて
移送される。摩擦帯電されたトナーは、現像ローラ17
内に有する磁石によってローラ表面で磁気ブラシ状に担
持され、感光体ドラム11上に形成された静電潜像から
の静電吸引力により吸着されて可視像化する。
【0020】転写ローラ13は、感光体ドラム11に当
接して転写バイアスを付与されながら図示矢印方向に回
転するローラであり、給紙装置(図示されず)から給送
された記録紙Sがレジストローラ20によって給紙タイ
ミングを設定されて繰り出されると、その記録紙Sに対
して感光体ドラム11上の可視像を静電転写する。
【0021】作像ユニット100におけるレジストロー
ラ20の近傍に位置する壁面100Cは、感光体ドラム
11と転写ローラ13との当接位置に向け記録紙Sを案
内可能な形状のガイド面(以下、この面をガイド面10
0Cという)として形成されており、そのガイド面10
0Cの近傍には導電性シート部材21および非導電性シ
ート部材22が作像ユニット100側にて固定されて設
けられている。
【0022】導電性シート部材21は、図5に示した導
電性シート部材Pと同様な働きを持つものである。導電
性シート部材21に対して非導電性シート部材22は、
ポリエチレンテレフタレート(PET)等の絶縁性部材
であり、導電性シート部材21に対して接着などの手法
によって貼り付けられて一体化されている。非導電性シ
ート部材22は、導電性シート部材21の面のうちでレ
ジストローラ20からガイド面100Cに向け移動する
記録紙Sと対面する側の面に貼り付けられており、記録
紙Sに対向して設けられている。図1中、符号23は転
写後の記録紙Sに当接する除電針を、また、符号24は
現像槽16内のトナー残量を検知するトナーエンド検知
センサを示している。
【0023】本実施例は以上のような構成であるから、
画像形成装置に対して作像ユニット100が装着される
と記録紙Sに対しての画像形成が可能となる。この場
合、作像ユニット100が装着されるのに応じてシャッ
ター部材15が開放され、感光体ドラム11が作像ユニ
ット100の開口から露出することで転写ローラ13と
対峙する位置に位置決めされる。感光体ドラム11に対
して光り書き込み(図1中、一点差線で示す)によって
形成された静電潜像は現像ローラ17に担持されている
トナーによって可視像処理される。現像ローラ17に
は、直流成分と交流成分とを重畳した現像バイアス電圧
が印加されており、現像ローラ17に担持されたトナー
が感光体ドラム11上の静電潜像からの静電吸引力と相
俟ってトナーを静電潜像に転移させて可視像化する。
【0024】作像ユニット100におけるガイド面10
0Cの近傍に位置する導電性シート部材21は、図5に
示した場合と同様に、トナーの付着を防止するためのバ
イアス電圧が印加されており、その電荷が記録紙Sに対
して作用しようとするが、導電性シート部材21と記録
紙Sとの間には非導電性シート部材22が配置されてい
るので、記録紙Sがこれに対面している非導電性シート
22に接触することはあっても導電性シート部材21に
は接触しない。このため、導電性シート部材21に記録
紙Sが接触した場合に発生する電荷の転移は起こらな
い。
【0025】本発明者は、図5に示した場合と同様な条
件下において除電針23に流れる電流を観測したとこ
ろ、+3.5〜+6(μV)の範囲の電流が得られるだ
けで、現像バイアスと同極性の電流は得られず、記録紙
S表面での不均一な帯電状態を見出すことはできなかっ
た。しかも、従来構造において生じていた画像の濃度ム
ラも発見されず、いわゆる、トナー散り現象が抑制され
た結果を得た。
【0026】感光体ドラム11上に担持された可視像で
あるトナー像は、給紙装置から繰り出された記録紙Sに
対し、転写ローラ13を用いて静電転写される。
【0027】上記実施例によれば、作像ユニット100
内に感光体ドラム11を有する感光体ブロック100A
と現像ローラ17を有する現像ブロック100Bとを含
んだ構成としているので、各ブロックに用いられる部材
およびこのブロック以外の箇所に用いられるクリーニン
グブレード14や帯電ローラ12の寿命を同じにするこ
とにより、個々の部材の交換を行うことなく作像ユニッ
ト100を交換対象の単位として交換作業を行うことが
でき、交換作業を含む部品の寿命管理や手間を簡略化す
ることができる。従って、作像に係わる部材の取り扱い
が容易となる。しかも、導電性シート部材21および非
導電性シート部材22と対向する現像ローラ17あるい
は現像ローラ17と対向する感光体ドラム11との間の
位置精度を作像ユニット100内で調整するようにすれ
ば画像形成装置内で一々調整するのに比べてきわめて簡
単に位置決め精度が確保できると共に維持することが容
易となる。
【0028】次に上記導電性シート部材と非導電性シー
ト部材の構成に関する変形例について説明する。図3に
は上記導電性シート部材21と非導電性シート部材(便
宜上、符号22’とする)との関係として、非導電性シ
ート部材22’を導電性シート部材21よりも長く形成
したことを特徴としている。
【0029】図3において、導電性シート部材21にお
ける記録紙Sと対面する側に貼り付けられている非導電
性シート部材22’は、感光体ドラム11と転写ローラ
13との対向位置で得られる移動方向に平行する記録紙
Sの移動方向に沿った長さ(L)が導電性シート部材2
1の長さ(L’)よりも長くなるように形成されてい
る。この場合の長さの基点は各シート部材21、22’
の下端が相当している。このため、非導電性シート部材
22’の上端位置が導電性シート部材21の上端よりも
上方に突出している。
【0030】本実施例は以上のような構成であるから、
記録紙Sの移動方向に沿って導電性シート部材21の長
さ領域が非導電性シート部材22’によって覆われると
共に、その端縁部から非導電性シート部材22’がはみ
出ることにより記録紙Sと導電性シート部材21との接
触が全く起こらない状態を維持することができる。これ
により、導電性シート部材21から記録紙Sに向けた電
荷の転移が全く起こらないばかりでなく、導電性シート
部材21の端縁部から非導電性シート部材22’越しに
電荷が回り込んで記録紙Sに達するような現象もなくさ
れるので、記録紙Sに不均一な帯電状態が発生するのを
完全に防止することができる。しかも、導電性シート部
材21と非導電性シート部材22’とを貼り付ける際に
用いられる接着剤の一部が導電性シート部材21の端縁
からはみ出た場合でもその接着剤の一部が記録紙Sに接
触しないので、記録紙Sが汚染されるのを完全に防止す
ることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1、2および4記載の発明によれ
ば、導電性シート部材における記録紙と対面する側に非
導電性シート部材を設けたので、導電性シート部材に印
加されるバイアス電圧の影響を非導電性シート部材によ
って遮断することができる。これにより、記録紙には転
写バイアス以外の極性の電荷が発生することがなくな
り、トナーの飛び散りを解消することが可能になる。特
に請求項2記載の発明によれば、導電性シートよりも非
導電性シート部材の長さが長くされているので、導電性
シート部材から記録紙に対する電荷の誘起を略完全に抑
制することが可能となる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、潜像担持体
と現像装置とが含まれることにより、小型化が可能とな
ると共に、これら各部材の寿命を同一化して部品交換の
頻度を均一化することができるので、交換に要する手間
夜景咲き的な負担を低減し、さらにはユニットに纏める
ことで画像形成装置内での各部材間の位置精度を確保す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像形成装置の主要部で
ある作像ユニットの構成を説明するための模式図であ
る。
【図2】図1に示した作像ユニットに用いられる導電性
シート部材および非導電性シート部材の構成を説明する
ための部分的な模式図である。
【図3】図2に示した導電性シート部材と非導電性シー
ト部材に関する構成の変形例を説明するための模式図で
ある。
【図4】画像形成装置に用いられる作像部の構成に関す
る従来例を説明するための模式図である。
【図5】図4に示した作像部に用いられる現像バイアス
構造を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 11 感光体ドラム 13 転写ローラ 17 現像ローラ 21 導電性シート部材 22、22’ 非導電性シート部材 100 作像ユニット 100A 感光体ブロック 100B 現像ブロック 100C 記録紙のガイド面 S 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 護晃 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H077 AD13 AD36 AE03 BA08 CA07 DA16 DA42 EA13 EA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真プロセスに用いられる現像装置に
    設けられているトナー供給用の現像ローラと対向して配
    置されている導電性シート部材を有し、該導電性シート
    部材には現像バイアスと同極性のバイアス電圧が印加さ
    れてトナーの付着が防止される構成を備えた画像形成装
    置において、 上記現像装置により可視像処理された画像が転写される
    記録紙に対面させた状態で上記導電性シート部材に一体
    化された非導電性シート部材を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記非導電性シート部材は、上記記録紙の移動方向に沿
    った長さを上記導電性シート部材よりも長くされている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置に用
    いられる作像ユニットであって、 上記電子写真プロセスに用いられる潜像担持体と上記現
    像装置とを含み、上記現像装置には上記導電性シート部
    材および非導電性シート部材が設けられていることを特
    徴とする作像ユニット。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像
    形成装置およびこれに用いられる作像ユニットにおい
    て、 上記現像ローラには、直流成分と交流成分とが重畳され
    たバイアス電圧が印加されることを特徴とする画像形成
    装置およびこれに用いられる作像ユニット。
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