JP7180233B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7180233B2
JP7180233B2 JP2018178134A JP2018178134A JP7180233B2 JP 7180233 B2 JP7180233 B2 JP 7180233B2 JP 2018178134 A JP2018178134 A JP 2018178134A JP 2018178134 A JP2018178134 A JP 2018178134A JP 7180233 B2 JP7180233 B2 JP 7180233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
developer
inlet
flow path
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018178134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020052080A (ja
Inventor
新一 倉本
あゆみ 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2018178134A priority Critical patent/JP7180233B2/ja
Priority to US16/286,621 priority patent/US10496012B1/en
Publication of JP2020052080A publication Critical patent/JP2020052080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7180233B2 publication Critical patent/JP7180233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1645Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for conducting air through the machine, e.g. cooling

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
特許文献1には、現像剤を搬送する搬送極の現像剤搬送方向上流に先端が位置するように、現像剤担持体の上方を覆うカバーを形成し、現像剤担持体とカバー間に均一な幅の間隙を形成し、且つ、間隙に一方向の空気の流れを形成する構成が開示されている。
特許文献2には、回転体の回転方向における供給領域よりも下流側に流入口が配置されていて、収納容器内に空気を流入させる流入用流路部と、排出口から収納容器内の空気を排出する排出用流路部と、を有し、排出口と流入口とが互いに隣り合う構成が開示されている。
特許文献3には、像担持体との対向位置を通過した現像剤担持体とケースとの間から装置内に気体が流入されて、その流入された気体が開口部から装置外に排出されるように気体の流路を形成した構成が開示されている。
特開2008-39965号公報 特開2015-72331号公報 特開2005-346035号公報
現像装置において、現像剤を収容する収容部の内圧が高くなる場合、排気口を形成し、収容部の内部の空気を外に逃がすことが好ましい。この場合に、排気口に向かう空気に現像剤が含まれていると、現像装置の外部に現像剤が排出されやすくなる。
本発明の目的は、排気口に向かう空気が入る入口部が、現像剤を吸引する磁極よりも下方に位置する場合や、現像剤搬送部材の回転軸よりも磁極に近い側に位置する場合に比べ、現像装置から排出される現像剤の量を低減することにある。
請求項1に記載の発明は、排気口および開口を有し、現像剤を収容する収容部であって、仕切りが設けられ、複数の空間が当該収容部内に存在する当該収容部と、前記排気口に向かう空気が入る入口部を有し、当該空気が通る空気流路と、筒状に形成された回転部材であり、前記収容部の前記開口に設置され、上方へ移動する部分である上方移動部分を有し、前記複数の空間のうちの一の空間内に当該上方移動部分が位置する回転部材と、前記一の空間内に設けられ、前記回転部材に沿った回転軸を中心に回転し、当該一の空間内の現像剤を搬送する搬送部材と、前記回転部材の内側に配置され、前記搬送部材により搬送される現像剤を当該回転部材に付着させる付着用磁極と、を備え、前記空気流路の前記入口部は、前記回転部材の前記上方移動部分が位置する前記一の空間内に設けられ、上下方向における位置を比べた場合に、前記空気流路の前記入口部の方が、前記付着用磁極よりも上方に位置し、前記付着用磁に対する位置であって且つ水平方向における位置を比べた場合に、前記入口部の方が、前記搬送部材の前記回転軸よりも当該付着用磁から離れた側に位置する現像装置である。
請求項2に記載の発明は、前記空気流路は、前記入口部から斜め上方へ向かうように設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項3に記載の発明は、水平方向における位置を比べた場合に、前記排気口の方が、前記入口部よりも前記付着用磁極に近い側に設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記入口部の総面積の方が、前記排気口の総面積よりも小さい請求項1に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記入口部における空気の圧力よりも、前記排気口における空気の圧力の方が小さい請求項1に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記空気流路は、前記収容部の内面の一部が利用されて構成されている請求項1に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記空気流路は、前記収容部の内面と、この内面に対応した対向部との隙間により構成されている請求項に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記空気流路には、当該空気流路を流れる空気の流れ方向における下流側へ向かうに従い上方へ向かう部分が設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項に記載の発明は、前記排気口が前記入口部よりも上方に位置する請求項1に記載の現像装置である。
請求項10に記載の発明は、前記現像装置の長手方向における、前記排気口の位置と、当該長手方向における前記入口部の位置とが異なっている請求1に記載の現像装置である。
請求項11に記載の発明は、前記現像装置の長手方向における一端部に、前記排気口が設けられ、当該長手方向における他端部に、前記入口部が設けられている請求項10に記載の現像装置である。
請求項12に記載の発明は、前記現像装置には、当該現像装置に供給される現像剤を受け入れる受け入れ口が設けられ、前記現像装置の長手方向における一端部に、前記受け入れ口が設けられ、当該長手方向における他端部に、前記入口部が設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項13に記載の発明は、前記搬送部材は、前記現像装置の長手方向における一端部から他端部に向けて現像剤を搬送し、前記入口部は、前記現像装置の前記他端部に設けられている請求項1に記載の現像装置である。
請求項14に記載の発明は、前記空気流路は、当該空気流路を流れる空気の流れ方向における下流側へ向かうように形成されるとともに当該下流側へ向かう途中で曲がっている請求項1に記載の現像装置である。
請求項15に記載の発明は、前記収容部の内面には、凹部が設けられて、前記入口部は、前記凹部に臨むように配置されている請求項1に記載の現像装置である。
請求項16に記載の発明は、像を保持する像保持体と、当該像保持体上に像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至15の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置である。
請求項1~3の発明によれば、排気口に向かう空気が入る入口部が、現像剤を吸引する磁極よりも下方に位置する場合や、現像剤搬送部材の回転軸よりも磁極に近い側に位置する場合に比べ、現像装置から排出される現像剤の量を低減できる。
請求項の発明によれば、入口部の総面積の方が排気口の総面積よりも大きい場合に比べ、排気口から排出される空気の流速を低減できる。
請求項の発明によれば、入口部における空気の圧力よりも排気口における空気の圧力の方が大きい場合に比べ、排気口からの空気の排出をより円滑に行うことができる。
請求項の発明によれば、空気流路を形成するための専用の部材のみで空気流路を形成する場合に比べ、現像装置の小型化を図れる。
請求項の発明によれば、空気流路を形成するための専用の部材のみで空気流路を形成する場合に比べ、現像装置の小型化を図れる。
請求項の発明によれば、空気流路が下るように形成される場合に比べ、排気口に向かう現像剤の量を低減できる。
請求項の発明によれば、排気口が入口部よりも下方に位置する場合に比べ、排気口に向かう現像剤の量を低減できる。
請求項10の発明によれば、現像装置の長手方向における、排気口の位置と、この長手方向における、入口部の位置とが揃っている場合に比べ、入口部から排気口に向かう空気の流路を長くできる。
請求項11の発明によれば、現像装置の長手方向における中央部に、排気口、入口部が設けられる場合に比べ、入口部から排気口に向かう空気の流路を長くできる。
請求項12の発明によれば、現像装置の長手方向における一端部に、入口部および受け入れ口の両者が設けられる場合に比べ、入口部に達する現像剤の量を低減できる。
請求項13の発明によれば、入口部が現像装置の一端部に設けられる場合に比べ、入口部に達する現像剤の量を低減できる。
請求項14の発明によれば、空気流路が直線状に形成される場合に比べ、空気流路を通って排気口に向かう現像剤の量を低減できる。
請求項15の発明によれば、入口部の対向位置が開けている場合に比べ、入口部に達する現像剤の量を低減できる。
請求項16の発明によれば、排気口に向かう空気が入る入口部が、現像剤を吸引する磁極よりも下方に位置する場合や、現像剤搬送部材の回転軸よりも磁極に近い側に位置する場合に比べ、現像装置から排出される現像剤の量を低減できる。
画像形成装置の全体構成を示す図である。 現像装置を説明する図である。 図2の符号IIIで示す部分の拡大図である。 図2の矢印IV方向から且つ画像形成装置のフロント側から現像装置を眺めた場合の図である。 現像装置の他の構成例を示した図である。 現像装置の他の構成例を示した図である。 現像装置の他の構成例を示した図である。 現像装置の他の構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、画像形成装置1の全体構成を示す図である。付言すると、図1は、画像形成装置1のフロント側から画像形成装置1を眺めた場合の図である。
画像形成装置1には、画像形成部10、用紙供給部20、および、定着部30が設けられている。
画像形成部10は、電子写真方式を用いて、用紙P上にトナー像を形成する。用紙供給部20は、画像形成部10への用紙Pの供給を行う。定着部30は、画像形成部10によって用紙P上に形成されたトナー像(画像)を、用紙Pに定着させる。
画像形成部10には、矢印Aで示す方向に回転する感光体ドラム11が設けられている。また、画像形成部10には、帯電ロール12、露光装置13、現像装置14、転写ロール15、および、清掃装置16が設けられている。
像保持体の一例としての感光体ドラム11は、円筒体により構成されている。この円筒体の表面には、感光層(図示せず)が形成されている。
帯電ロール12は、導電性を有するゴムロール等で構成され、感光体ドラム11の帯電を行う。
露光装置13は、帯電ロール12によって帯電された感光体ドラム11に対して、レーザ光源や、LED(Light Emitting Diode)等の光源からの光を照射し、感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。
現像装置14は、感光体ドラム11の表面にトナーを付着させ、感光体ドラム11に形成された静電潜像を、予め決められた色のトナーで現像する。これにより、本実施形態では、感光体ドラム11の表面にトナー像が形成される。
現像装置14には、現像剤が収容されている。本実施形態の現像剤は、磁性を有するキャリアと着色されたトナーとにより構成され、いわゆる2成分現像剤となっている。
さらに、本実施形態では、現像装置14に供給される現像剤が収容された現像剤収容容器19が設けられている。本実施形態では、不図示の現像剤搬送路を通じて、現像剤収容容器19から現像装置14へ、新たな現像剤が供給される。
転写ロール15は、導電性を有するゴムロール等により構成される。
本実施形態では、転写ロール15と感光体ドラム11とが互いに対向している箇所が、転写部Tとなり、感光体ドラム11の表面のトナー像(感光体ドラム11により保持されているトナー像)は、この転写部Tにて、搬送されてきた用紙Pに転写される。
清掃装置16には、感光体ドラム11に接触して配置される接触部材16Aが設けられ、清掃装置16は、感光体ドラム11上の付着物(トナー等)を除去する。
用紙供給部20には、用紙Pを収容する用紙収容容器21、用紙収容容器21から用紙Pを送り出す送り出し機構22が設けられている。
さらに、本実施形態では、用紙供給部20から送り出された用紙Pを、転写部Tおよび定着部30を経由させて搬送する用紙搬送機構23が設けられている。
定着部30には、互いに接触した状態で回転する一対の回転体31が設けられている。
この一対の回転体31のうちの、一方の回転体31の内部には、加熱源(不図示)が設けられている。
定着部30では、これら2つの回転体31によって、用紙Pの加圧および加熱が行われて、用紙P上のトナー像がこの用紙Pに定着される。
画像形成装置1における画像形成動作について説明する。
画像形成部10では、矢印A方向に回転する感光体ドラム11が、帯電ロール12によって帯電される。次に、露光装置13による露光が行われ、感光体ドラム11の表面には、画像情報に対応した静電潜像が形成される。
その後、現像装置14による現像が行われ、感光体ドラム11の表面には、静電潜像に対応したトナー像が形成される。
感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、感光体ドラム11の回転に伴って、転写部Tに向かう。また、用紙供給部20から送り出された用紙Pが、用紙搬送機構23によって、転写部Tへ搬送される。
そして、感光体ドラム11上のトナー像が、転写部Tにて、搬送されてきた用紙Pに転写される。その後、トナー像が転写された用紙Pは、定着部30を通過することで加熱、加圧され、用紙P上に、このトナー像が定着される。
図2は、現像装置14を説明する図である。
現像装置14には、現像剤(不図示)をその内部に収容する収容部141を備える。収容部141は、樹脂製の収容筺体142により構成される。
収容筺体142(現像装置14)は、画像形成装置1(図1参照)のフロント側からリア側に向かう方向(図2の紙面と直交する方向)に沿って延びるように配置され、リア側に、奥側端部(不図示)を有し、フロント側に、手前側端部(不図示)を有する。
収容筺体142は、下方に位置する下側筐体142Aと、下側筐体142Aの上側に位置する上側筐体142Bとにより構成されている。
収容筺体142には、感光体ドラム11(図1参照)と対向する箇所に、開口部143が設けられている。この開口部143には、感光体ドラム11の表面に現像剤を付着させる現像ロール145が設けられている。
現像ロール145は、円柱状に形成され、画像形成装置1のフロント側からリア側に向かう方向(図2の紙面と直交する方向)に沿って延びるように配置されている。付言すると、現像ロール145は、現像装置14の長手方向に沿うように配置されている。
現像ロール145には、円筒体により構成され回転駆動を行う現像スリーブ145A、現像スリーブ145Aの内側に配置された磁石ロール145Bが設けられている。
回転部材の一例としての現像スリーブ145Aは、例えば、SUS等の金属により構成される。また、現像スリーブ145Aは、図中矢印2A方向への回転を行う。
言い換えると、現像スリーブ145Aは、収容部141の内側に臨む部分(収容部141の内側に位置する部分)が上方へ移動するように、回転を行う。
付言すると、現像スリーブ145Aは、破線2Bよりも矢印2C側に位置する部分が上方へ移動するように回転を行う。
さらに、本実施形態では、現像ロール145と感光体ドラム11との対向部TK(図1参照)において、現像スリーブ145Aおよび感光体ドラム11が同方向に移動するように、現像スリーブ145Aおよび感光体ドラム11が回転する。
また、図2に示すように、現像装置14には、現像剤の搬送を行う第1搬送部材146および第2搬送部材147が設けられている。
第1搬送部材146および第2搬送部材147は、現像ロール145を挟み、感光体ドラム11(図1参照)の設置側とは反対側に設けられている。
搬送部材の一例としての第1搬送部材146は、回転駆動を行う上記の現像スリーブ145Aの回転軸145Xに沿った回転軸146Xを備え、この回転軸146Xを中心に回転し、収容部141内の現像剤を搬送する。
より具体的には、第1搬送部材146には、現像スリーブ145Aの回転軸145Xに沿った円柱状部146Aと、円柱状部146Aの外周面から突出し且つ螺旋状に形成された螺旋状部146Bとが設けられ、第1搬送部材146は、螺旋状部146Bで現像剤を押圧して、第1搬送部材146の軸方向へ現像剤を搬送する。
ここで、本実施形態において、第1搬送部材146の「回転軸146X」とは、円柱状部146Aを意味するものではなく、第1搬送部材146の軸心が位置する箇所をいう。付言すると、「回転軸146X」とは、第1搬送部材146の回転中心をいう。
また、本実施形態では、水平方向(図中矢印2Bで示す方向)において、現像ロール145と第1搬送部材146との間に重なりが生じるように、現像ロール145および第1搬送部材146が配置されている。
付言すると、上方(矢印2Cで示す方向)から、現像ロール145、第1搬送部材146を眺めた場合に、両者の間に重なりが生じるように、現像ロール145および第1搬送部材146が配置されている。
第2搬送部材147についても、現像スリーブ145Aの回転軸145Xに沿った回転軸147Xを備え、この回転軸147Xを中心に回転し、収容部141内の現像材を搬送する。
第2搬送部材147にも、現像スリーブ145Aの回転軸145Xに沿った円柱状部147Aと、円柱状部147Aの外周面から突出し且つ螺旋状に形成された螺旋状部147Bと設けられている。第2搬送部材147も、螺旋状部147Bで現像剤を押圧して、第2搬送部材147の軸方向へ現像剤を搬送する。
さらに、本実施形態では、感光体ドラム11に近い側に、第1搬送部材146が設けられ、感光体ドラム11から離れた側に、第2搬送部材147が設けられている。
また、第1搬送部材146および第2搬送部材147は、現像ロール145よりも下方に位置している。付言すると、本実施形態では、第1搬送部材146の回転軸146X、第2搬送部材147の回転軸147Xが、現像スリーブの回転軸145Xよりも下方に位置している。
なお、本実施形態では、第1搬送部材146および第2搬送部材147は、現像ロール145よりも下方に位置しているが、第1搬送部材146、第2搬送部材147と、現像ロール145との間では、部分的に重なりが生じている。
本実施形態では、上下(鉛直)方向(図中矢印2Eで示す方向)において、現像ロール145と、第1搬送部材146、第2搬送部材147との間に重なりが生じるように、現像ロール145、第1搬送部材146、第2搬送部材147は、配置されている。
付言すると、側方(図中矢印2Gで示す方向)から現像ロール145、第1搬送部材146、第2搬送部材147を眺めた場合に、現像ロール145と、第1搬送部材146、第2搬送部材147との間に重なりが生じるように、現像ロール145、第1搬送部材146、第2搬送部材147は、配置されている。
第1搬送部材146は、画像形成装置1のフロント側からリア側に向かう方向に沿って延びるように配置され(図2の紙面と直交する方向に沿って延びるように配置され)、現像剤を、例えば、図2の紙面の奥側方向へ搬送する(画像形成装置1のリア側へ搬送する)。
また、第2搬送部材147も、画像形成装置1のフロント側からリア側に向かう方向に沿って延びるように配置されている(図2の紙面と直交する方向に沿って延びるように配置されている)。第2搬送部材147は、現像剤を、例えば、図2の紙面の手前側方向へ搬送する(画像形成装置1のフロント側へ搬送する)。
さらに、本実施形態では、収容筺体142の内部の空間が、上下方向に沿って延びる仕切り壁148により仕切られ、収容筺体142の内部には、感光体ドラム11側に位置する第1空間148Aと、感光体ドラム11から離れた側に位置する第2空間148Bとが設けられている。
本実施形態では、第1空間148Aに、第1搬送部材146が配置され、第2空間148Bに、第2搬送部材147が配置されている。
仕切り壁148は、上側仕切り壁148Uと、下側仕切り壁148Dとにより構成されている。
また、仕切り壁148は、収容筺体142(現像装置14)の長手方向における全域に亘って形成されておらず、収容筺体142の奥側端部および手前側端部では、仕切り壁148は、設けられていない。
付言すると、収容筺体142の長手方向における両端部には、仕切り壁148が形成されていない非形成部分が存在する。
これにより、本実施形態では、現像装置14の内部にて、現像剤が循環移動を行う。
具体的には、本実施形態では、第1搬送部材146により、第1空間148A内の現像剤が、図2の紙面の奥側方向に向かって搬送される。そして、この現像剤は、収容筺体142の奥側端部に到達すると、非形成部分を通って、第2空間148Bへ移動する。
そして、第2空間148Bへ移動した現像剤は、第2搬送部材147により、収容筺体142の手前側端部へ搬送される。そして、この現像剤は、手前側端部に設けられた非形成部分を通って、第1空間148Aへ移動する。
以後、現像剤のこの移動が繰り返し行われ、現像装置14の内部では、現像剤の循環移動が行われる。また、本実施形態では、現像剤のこの循環移動により、現像剤が攪拌される。
さらに、現像装置14には、現像ロール145の上方に、層規制部151が設けられている。この層規制部151は、現像ロール145との間に間隙を有した状態で配置されている。
層規制部151は、現像ロール145の表面に付着した現像剤の一部の移動を規制して、現像ロール145の表面に付着した現像剤の厚さを予め定められた厚さとする。
また、現像装置14には、現像ロール145の下方に、現像ロール145に対向する下方対向部152が設けられている。
本実施形態では、層規制部151と下方対向部152との間に、開口部143が設けられ、この開口部143に、現像ロール145が設置されている。
次に、現像スリーブ145Aの内側に配置された磁石ロール145Bについて説明する。
磁石ロール145Bには、磁石ロール145Bの周方向に沿って並んだ7極の磁極N1~N4(N極)、S1~S3(S極)が設けられている。
付着用磁極の一例である磁極N3(ピックアップ極)は、第1搬送部材146により搬送される現像剤を吸引し、現像スリーブ145Aの表面にこの現像剤を付着させる。より具体的には、現像スリーブ145Aのうちの、収容部141の内側に臨む部分の表面に現像剤を付着させる。
磁極S2(トリミング極)は、層規制部151とともに、現像ロール145の表面に付着した現像剤の厚さを、予め定められた厚さとする。
磁極S3、N2、N1は、搬送極としての役割を有し、現像スリーブ145A上のトナーを、現像スリーブ145Aの回転方向における下流側へ移動させる。
磁極S1(現像極)は、隣接する磁極N1とともに、現像剤の穂立ちを形成する。
また、磁極N4(ピックオフ極)は、隣接する磁極N3とともに反発磁界を形成し、現像スリーブ145Aの表面に付着している現像剤を、現像スリーブ145Aから離脱させる。これにより、現像スリーブ145Aに付着している現像剤が、第1搬送部材146へ戻る(移動する)。
図3は、図2の符号IIIで示す部分の拡大図である。
図3に示すように、本実施形態では、収容部141(上側筐体142B)に、収容部141の内部の空気を、収容部141の外部に排出するための排気口161が設けられている。この排気口161は、現像装置14の上面14Eに設けられている。
本実施形態では、現像スリーブ145A(図2参照)の表面に付着している現像剤であって、現像ロール145と感光体ドラム11との対向部TK(図1参照)を通過した現像剤が、収容部141内に戻るが、現像剤のこの戻りにより、収容部141の内圧が増加する。そこで、本実施形態では、排気口161を形成し、収容部141内の空気を外部に逃がすことで、収容部141における内圧の増加を抑制する。
収容部141の内部には、排気口161に向かう空気が通る空気流路163が設けられている。
空気流路163は、排気口161に向かう空気が入る入口部163Aを有する。さらに、空気流路163は、入口部163Aとは反対側に端部163Bを有する。
本実施形態では、排気口161が入口部163Aよりも上方に位置する構成となっている。
また、本実施形態では、空気流路163が、空気の流れ方向における下流側へ向かうに従い上方へ向かう第1の部分163Mと、同じく空気の流れ方向における下流側へ向かうに従い上方へ向かう第2の部分163Kとにより構成されている。
ここで、本実施形態では、空気の流れ方向において、第2の部分163Kが、第1の部分163Mの下流側に位置する。
また、第2の部分163Kが、第1の部分163Mよりも上方に位置する。また、本実施形態では、第2の部分163Kの傾斜角度(水平方向に対する傾斜角度)が、第1の部分163Mの傾斜角度よりも小さい。
さらに、本実施形態では、第1の部分163Mと第2の部分163Kとが、接続箇所163CPにて相互に接続されている。
付言すると、本実施形態の空気流路163は、空気の流れ方向における下流側へ向かうように形成され、さらに、下流側へ向かう途中で曲がっている。
より具体的には、空気流路163は、接続箇所163CPまで一方向に向かって進行した後、接続箇所163CPにて進行方向を変え、この一方向と交差する方向へ進行する。
さらに、本実施形態では、空気流路163内の空気の排出に用いられる排出部163Cが設けられている。この排出部163Cは、収容部141(上側筐体142B)の内面141Eに形成され、また、例えば、円形の孔部により構成される。
また、排出部163Cは、空気流路163の入口部163Aと端部163Bとの間に設けられている。具体的には、排出部163Cは、空気流路163の第2の部分163Kに設けられている。より具体的には、排出部163Cは、第2の部分163Kのうちの、端部163Bに近い側に設けられている。また、排出部163Cは、第2の部分163Kの上部に設けられている。
なお、排出部163Cの設置位置は、特に問わないが、より好ましくは、端部163Bに近い側に設けることが好ましい。付言すると、入口部163Aと端部163Bとを結ぶ線分(空気流路163に沿った線分)の中点よりも、端部163B側に設けることが好ましい。
また、本実施形態では、排出部163Cと排気口161とを接続し、排気口161に向かう空気が通る接続流路163Eが設けられている。
本実施形態では、空気流路163内の空気が、排出部163Cを通じて、空気流路163の外部に排出される。そして、この空気は、接続流路163Eを通って排気口161に向かい、排気口161から排出される。
空気流路163は、収容部141(上側筐体142B)の内面141Eの一部が利用されて構成されている。言い換えると、本実施形態では、収容部141の内面141Eの一部が、空気流路163に面する構成となっている。
また、本実施形態の空気流路163は、収容部141(上側筐体142B)の内面141Eと、この内面141Eに対向した対向部168との間の隙間Gにより構成されている。
より具体的には、収容部141内には、収容部141の内面141Eに対向配置された板状の対向部材169が設けられ、空気流路163は、収容部141の内面141Eと、この対向部材169との間の隙間Gにより構成されている。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、上下方向における位置を比べた場合に、空気流路163の入口部163Aの方が、磁極N3(付着用磁極)よりも上方に位置している。
また、本実施形態では、図2に示すように、磁極N3(付着用磁極)に対する位置であって且つ水平方向における位置を比べた場合に、入口部163Aの方が、第1搬送部材146の回転軸146Xよりも磁極N3から離れた側に位置している。
付言すると、本実施形態では、第1搬送部材146の回転軸146Xよりも図中右側に、入口部163Aが位置し、この回転軸146Xよりも図中左側に、磁極N3が位置する。
ここで、本実施形態では、磁極N3の対向位置にて、現像スリーブ145Aの表面に、現像剤が付着する。
付着したこの現像剤は、符号2Xで示す移動経路に沿って、上方へ移動するが、このとき、この移動経路の近くに入口部163Aがあると、この入口部163Aに現像剤が入りやすくなる。そして、入口部163Aに現像剤が入ると、排気口161から現像剤が排出されやすくなる。
これに対し、本実施形態のように、入口部163Aの方が、第1搬送部材146の回転軸146Xよりも磁極N3から離れた側に位置すると、現像剤の移動経路から入口部163Aが離れ、入口部163Aに現像剤が達しにくくなる。
さらに、本実施形態では、上記のとおり、磁極N4(ピックオフ極)が、隣接する磁極N3とともに反発磁界を形成し、現像スリーブ145Aの表面に付着している現像剤が、現像スリーブ145Aから離脱し、第1搬送部材146へ戻る。
この場合、磁極N3よりも下方に、入口部163Aがあると、この入口部163Aに現像剤が達しやすくなる。
より具体的には、磁極N4、磁極N3の対向位置では、現像スリーブ145Aの表面から第1搬送部材146に向かって現像剤が落下し、現像剤が舞い上がりやすい。この場合に、磁極N3よりも下方に、入口部163Aがあると、舞い上がった現像剤が、この入口部163Aに達しやすい。
これに対し、本実施形態のように、入口部163Aが、磁極N3よりも上方に位置する構成であると、現像剤の舞い上がりが生じる箇所から入口部163Aが離れ、現像剤が入口部163Aに達しにくくなる。
図4は、図2の矢印IV方向から且つ画像形成装置1のフロント側から現像装置14を眺めた場合の図である。
本実施形態では、入口部163Aは、複数設けられている。複数のこの入口部163Aは、現像装置14の長手方向に沿って並んで配置されている。また、本実施形態では、排気口161も複数設けられている。この複数の排気口161も、現像装置14の長手方向に沿って並んで配置されている。
さらに、本実施形態では、入口部163Aの総面積の方が、排気口161の総面積よりも小さくなっている。
入口部163Aの総面積とは、入口部163Aが単数(1つ)である場合には、この1つの入口部163Aの面積を指し、入口部163Aが複数である場合には、各入口部163Aの面積の合計値を指す。
また、同様に、排気口161の総面積とは、排気口161が単数(1つ)である場合には、この1つの排気口161の面積を指し、排気口161が複数である場合には、各排気口161の面積の合計値を指す。
さらに、本実施形態では、排気口161における空気の圧力が大気圧となっており、入口部163Aにおける空気の圧力よりも、排気口161における空気の圧力の方が小さくなっている。
なお、入口部163A、排気口161の形状、配置態様は特に問わず、例えば、図5(現像装置14の他の構成例を示した図)に示すように、入口部163A、排気口161の各々は、現像装置14の長手方向に沿って延びるように形成してもよい。
図6は、現像装置14の他の構成例を示した図である。
この構成例では、現像装置14の長手方向における一端部14S(フロント側の端部)に、排気口161が設けられ、長手方向における他端部14T(リア側の端部)に、入口部163Aが設けられている。
付言すると、この構成例では、現像装置14の長手方向における排気口161の位置と、この長手方向における入口部163Aの位置とが異なっている。
この構成例では、現像装置14の長手方向における排気口161の位置と、この長手方向における入口部163Aの位置とが揃っている場合に比べ、入口部163Aから排気口161に向かう空気の流路が長くなる。
そして、この場合、排気口161の位置と入口部163Aの位置とが揃い、空気の流路が短くなる構成に比べ、排気口161から排出される空気に含まれる現像剤の量が低減する。
付言すると、空気の流路が長くなると、この流路の周囲に位置する内壁などに付着する現像剤の量が増え、排気口161から排気される空気に含まれる現像剤の量が低減する。
より具体的には、本実施形態の構成では、空気流路163内を空気が移動していく過程で、空気に含まれる現像剤が、内面141E(図3参照)や対向部168に付着するが、この場合に、この空気が通っていく流路が長いと、内面141Eや対向部168に付着する現象剤の量が増加する。そして、この場合、排気口161から排出される空気に含まれる現像剤の量が低減する。
なお、図6にて示すこの構成例でも、上記と同様、入口部163Aの総面積の方が、排気口161の総面積よりも小さくなっている。
なお、図6にて示した構成例では、入口部163A、排気口161が各々1つ設けられた場合を説明したが、図7(現像装置14の他の構成例を示した図)で示すように、入口部163A、排気口161の各々が複数設けられる構成であっても、入口部163A、排気口161の各々の位置(現像装置14の長手方向における位置)を異ならせてもよい。
この場合も、入口部163A、排気口161の位置が揃っている場合に比べ、空気が移動していく際に通る流路が長くなり、排気口161から排出される空気に含まれる現像剤の量が減る。
図8は、現像装置14の他の構成例を示した図である。
図8では、現像剤収容容器19(図1参照)からの現像剤を受け入れる受け入れ口14Wを表示している。受け入れ口14Wは、第2空間148B(図2参照)の上部に設けられ、受け入れ口14Wを通って現像装置14に供給された現像剤は、第2空間148Bにまず供給される。
この構成例では、現像装置14の長手方向における一端部14Sに、受け入れ口14Wが設けられている。また、本実施形態では、長手方向における他端部14Tに、入口部163Aが設けられている。
この構成例では、現像剤が上方から落下して、受け入れ口14Wへ現像剤が供給される。受け入れ口14W付近では、現像剤が舞い上がりやすく、受け入れ口14Wの近くに、入口部163Aがあると、舞い上がった現像剤が、入口部163Aに達しやすくなる。
これに対し、本実施形態のように、現像装置14の長手方向における一端部14Sに、受け入れ口14Wを設け、他端部14Tに、入口部163Aを設ける構成では、舞い上がった現像剤が、入口部163Aに達しにくくなる。
付言すると、一端部14Sに受け入れ口14Wを設け、他端部14Tに入口部163Aを設ける構成では、同じ側の端部に、受け入れ口14Wおよび入口部163Aの両者が設けられる場合に比べ、受け入れ口14Wと入口部163Aとの離間距離が大きくなり、舞い上がった現像剤が、入口部163Aに達しにくくなる。
さらに、この構成例では、第1搬送部材146は、現像装置14の長手方向における一端部14Sから他端部14Tに向けて現像剤を搬送する。
そして、この構成例では、第1搬送部材146による現像剤の搬送先である、現像装置14の他端部14Tに、入口部163Aが設けられている。これにより、入口部163Aが、一端部14Sに設けられる場合に比べ、入口部163Aに現像剤が達しにくくなる。
ここで、受け入れ口14Wを通じて現像装置14に供給された新たな現像剤は、第1搬送部材146によって、攪拌されながら下流側へ移動する。
具体的には、第1搬送部材146によって、攪拌されながら、矢印8Aで示す方向へ移動する。そして、この構成例では、この移動の過程で、現像剤の帯電量が増加する。そして、現像剤の帯電量が大きくなると、現像剤が飛散しにくくなる。
現像装置14の一端部14S側では、他端部14T側に比べ、現像剤の帯電が進んでおらず、現像剤が飛散しやすい。
その一方で、現像装置14の他端部14Tでは、現像装置14の一端部14Sよりも、現像剤の帯電が進み、現像剤が飛散しにくい。
そこで、この構成例では、この他端部14Tに、入口部163Aを設けている。これにより、一端部14Sに入口部163Aが設けられる場合に比べ、入口部163Aに現像剤が達しにくくなる。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、収容部141の内面141Eに、凹部14Zが設けられている。本実施形態の入口部163Aは、この凹部14Zに臨むように配置されている。
具体的には、本実施形態では、斜め方向に延びる第1内面141E1(水平方向および鉛直方向に対して傾斜した内面)と、上下方向に沿って延びる第2内面141E2(上側仕切り壁148Uの一方の側面)とにより挟まれた領域に、断面がV字状の凹部14Zが設けられている。
そして、本実施形態では、入口部163Aが、この凹部14Zに臨むように配置されている。
付言すると、本実施形態では、入口部163Aの対向位置に、第2内面141E2が位置する構成となっている。付言すると、本実施形態では、空気流路163の第1の部分163Mの延長線上に、第2内面141E2が位置し、この延長線と第2内面141E2とが交差するようになっている。
1…画像形成装置、11…感光体ドラム、14…現像装置、14S…一端部、14T…他端部、14W…受け入れ口、14Z…凹部、141…収容部、141E…内面、143…開口部、145A…現像スリーブ、146…第1搬送部材、146X…回転軸、161…排気口、163…空気流路、163A…入口部、168…対向部、G…隙間、N3…磁極

Claims (16)

  1. 排気口および開口を有し、現像剤を収容する収容部であって、仕切りが設けられ、複数の空間が当該収容部内に存在する当該収容部と、
    前記排気口に向かう空気が入る入口部を有し、当該空気が通る空気流路と、
    筒状に形成された回転部材であり、前記収容部の前記開口に設置され、上方へ移動する部分である上方移動部分を有し、前記複数の空間のうちの一の空間内に当該上方移動部分が位置する回転部材と、
    前記一の空間内に設けられ、前記回転部材に沿った回転軸を中心に回転し、当該一の空間内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記回転部材の内側に配置され、前記搬送部材により搬送される現像剤を当該回転部材に付着させる付着用磁極と、
    を備え、
    前記空気流路の前記入口部は、前記回転部材の前記上方移動部分が位置する前記一の空間内に設けられ、
    上下方向における位置を比べた場合に、前記空気流路の前記入口部の方が、前記付着用磁極よりも上方に位置し、
    前記付着用磁に対する位置であって且つ水平方向における位置を比べた場合に、前記入口部の方が、前記搬送部材の前記回転軸よりも当該付着用磁から離れた側に位置する
    現像装置。
  2. 前記空気流路は、前記入口部から斜め上方へ向かうように設けられている請求項1に記載の現像装置。
  3. 水平方向における位置を比べた場合に、前記排気口の方が、前記入口部よりも前記付着用磁極に近い側に設けられている請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記入口部の総面積の方が、前記排気口の総面積よりも小さい請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記入口部における空気の圧力よりも、前記排気口における空気の圧力の方が小さい請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記空気流路は、前記収容部の内面の一部が利用されて構成されている請求項1に記載の現像装置。
  7. 前記空気流路は、前記収容部の内面と、この内面に対応した対向部との隙間により構成されている請求項に記載の現像装置。
  8. 前記空気流路には、当該空気流路を流れる空気の流れ方向における下流側へ向かうに従い上方へ向かう部分が設けられている請求項1に記載の現像装置。
  9. 前記排気口が前記入口部よりも上方に位置する請求項1に記載の現像装置。
  10. 前記現像装置の長手方向における、前記排気口の位置と、当該長手方向における前記入口部の位置とが異なっている請求1に記載の現像装置。
  11. 前記現像装置の長手方向における一端部に、前記排気口が設けられ、当該長手方向における他端部に、前記入口部が設けられている請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記現像装置には、当該現像装置に供給される現像剤を受け入れる受け入れ口が設けられ、
    前記現像装置の長手方向における一端部に、前記受け入れ口が設けられ、当該長手方向における他端部に、前記入口部が設けられている請求項1に記載の現像装置。
  13. 前記搬送部材は、前記現像装置の長手方向における一端部から他端部に向けて現像剤を搬送し、
    前記入口部は、前記現像装置の前記他端部に設けられている請求項1に記載の現像装置。
  14. 前記空気流路は、当該空気流路を流れる空気の流れ方向における下流側へ向かうように形成されるとともに当該下流側へ向かう途中で曲がっている請求項1に記載の現像装置。
  15. 前記収容部の内面には、凹部が設けられて、
    前記入口部は、前記凹部に臨むように配置されている請求項1に記載の現像装置。
  16. 像を保持する像保持体と、当該像保持体上に像を形成する現像装置とを備え、当該現像装置が、請求項1乃至15の何れかに記載の現像装置により構成された画像形成装置。
JP2018178134A 2018-09-21 2018-09-21 現像装置および画像形成装置 Active JP7180233B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018178134A JP7180233B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 現像装置および画像形成装置
US16/286,621 US10496012B1 (en) 2018-09-21 2019-02-27 Developing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018178134A JP7180233B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 現像装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020052080A JP2020052080A (ja) 2020-04-02
JP7180233B2 true JP7180233B2 (ja) 2022-11-30

Family

ID=68695746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018178134A Active JP7180233B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 現像装置および画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10496012B1 (ja)
JP (1) JP7180233B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020064210A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 東芝テック株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2021157055A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. 現像装置における内圧の制御及び飛散現像剤の回収

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072331A (ja) 2013-10-02 2015-04-16 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び現像装置
JP2018010101A (ja) 2016-07-13 2018-01-18 富士ゼロックス株式会社 現像装置および画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0973230A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP4674798B2 (ja) 2004-05-06 2011-04-20 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4752663B2 (ja) 2006-08-03 2011-08-17 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP6094405B2 (ja) * 2013-07-08 2017-03-15 富士ゼロックス株式会社 現像装置および画像形成装置
JP6701754B2 (ja) * 2016-01-25 2020-05-27 富士ゼロックス株式会社 現像装置及び画像形成装置
US9709927B1 (en) * 2016-03-02 2017-07-18 Lexmark International, Inc. Developer unit air venting in a dual component development electrophotographic image forming device
JP6540598B2 (ja) * 2016-05-23 2019-07-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072331A (ja) 2013-10-02 2015-04-16 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び現像装置
JP2018010101A (ja) 2016-07-13 2018-01-18 富士ゼロックス株式会社 現像装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10496012B1 (en) 2019-12-03
JP2020052080A (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6127884B2 (ja) 画像形成装置及び現像装置
US9458879B2 (en) Transporting member, developing device, and image forming apparatus
JP7180233B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
KR20150060586A (ko) 현상 장치 및 화상 형성 장치
KR20080075740A (ko) 화상형성장치
US10088771B1 (en) Developing device and image forming apparatus
JP6102601B2 (ja) 現像装置、組立体及び画像形成装置
JP7247500B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2013092604A (ja) 現像装置及び画像形成装置
KR101456083B1 (ko) 현상장치, 및 이것을 구비한 화상형성장치
JP7098993B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
US20100247155A1 (en) Developer station with tapered auger system
CN107065475B (zh) 显影装置和图像形成设备
JP2016065946A (ja) 現像装置、組立体、及び画像形成装置
US10185244B2 (en) Developing device and image forming apparatus including the same
JP6922307B2 (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP7379838B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP6903881B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP7200564B2 (ja) トナー搬送装置及び画像形成装置
EP4075199B1 (en) Image forming apparatus
CN104062869B (zh) 显影装置和图像形成设备
US10739699B1 (en) Developing device having a delivery unit to transport collected developer and image forming apparatus having the same
CN112585543B (zh) 具有防止调色剂散落的结构的显影设备
US10684588B2 (en) Image forming unit and image forming apparatus
JP2017191233A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7180233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150