JP6390305B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
現像剤を収容するとともに第1の開口を有する現像容器に外部と連通する第2の開口を設け、第1の開口を通過した現像剤担持体と現像容器との隙間から現像容器内に流入する気体が第2の開口から外部へ排出されるように気流経路を形成したうえで、その気流経路内で現像剤担持体と対向する現像容器の対向面に、気流経路上流側から気体経路下流に向かって延び、且つ、その対向面から現像剤担持体側に突出する複数のリブを現像剤担持体の長手方向へ並べて設けた現像装置が知られている(特許文献1)。
現像装置が、現像剤を収容するとともに開口部を有する現像装置の本体に、その開口部の現像剤担持体軸横行の両端部近傍で当該開口部より現像剤担持体の回転方向下流側に設けた飛散トナー吸引口と、その飛散トナー吸引口より現像剤担持体の回転方向上流側において現像剤担持体の表面に軽接触するように設けたシール部材とを備えたものとしたうえで、その現像装置の本体における飛散トナー吸引口に接続する吸引手段を有し、そのシール部材が現像剤担持体の軸方向両端部間の長さより短く、且つ、飛散トナー吸引口を塞ぐ長さにるよう構成された画像形成装置が知られている(特許文献2)。
現像工程領域と向き合う現像開口部と現像剤が収容される収容部を有する筐体と、
前記筐体の現像開口部の内側に当該現像開口部を通過しながら回転駆動するよう設けられ、前記現像剤を保持して現像工程領域に搬送する現像ロールと、
前記筐体の収容部に回転駆動するよう設けられ、前記現像剤を前記現像ロールに供給するよう搬送する搬送部材と、
前記筐体のうち前記現像ロールの前記現像開口部を通過した後の一端周面部と当該筐体の内面との間に存在する隙間と向き合う側面部分に設けられる排出孔と、
前記筐体のうち前記収容部に通じる部分に設けられる受入れ口と、
前記排出孔と対向しかつ前記受入れ口に接続するよう設けられ、当該排出孔から排出されるトナーを誘導する通路空間を有する接続部材と、
を備えていることを特徴とするものである。
図1及び図2は、実施の形態1に係る画像形成装置1等を示すものである。図1はその画像形成装置1の内部の概要を示し、図2はその画像形成装置1に装備される実施の形態1に係る現像装置5の外観を示している。以下の各図中に示す矢印X,Y,Zは、三次元空間を示す座標軸に相当するものある。
画像形成装置1は、図1に示すように、構造部材、外装材等で構成される筐体10の内部に、現像剤としてのトナーからなる像を形成して最終的に被記録材の一例としての記録用紙9に転写する作像装置20、記録用紙9を作像装置20の転写位置にむけ搬送して供給する給紙装置30、記録用紙9に転写されるトナー像を定着する定着装置40等を備えている。
次に、現像装置5について説明する。
一方、磁石ロールは、支持材に、現像ロール51(スリーブ)の軸方向に沿って並行する複数の磁極(N極,S極)をスリーブの回転方向において所要の間隔をあけた状態で配置したものである。
これにより、筐体50の収容部50aでは、二成分現像剤8が循環搬送路50d,50eにおいて攪拌搬送部材52,53により攪拌されながら一方の端部から他方の端部にむけて搬送されるとともに、各循環搬送路の端部において連絡通路を経由して反対の循環搬送路に移動する。この結果、二成分現像剤8は、収容部50aの全体において循環するように搬送される。また、二成分現像剤8は、この循環搬送により非磁性トナーが磁性キャリアと摩擦帯電して所要の極性(例えばマイナス極性)に帯電される。
一方、この現像工程で使用されなかった二成分現像剤8の多くは、現像ロール51(スリーブ)の回転によって筐体50の現像開口部50bを通過してから筐体50の内部に搬送された後に剥離され、攪拌搬送部材53の搬送力により筐体50の収容部50a(循環搬送路50e,50d)にむけて戻される。
ところで、現像装置5においては、図4に例示するように、現像開口部50bの上方長辺部と現像ロール51の端部51a,51bとの間に存在する隙間S2を密閉する漏れ防止部材55A及び端部漏れ防止部材55Bを設けていた場合であっても、次のトナー漏れが発生することがある。
すなわち、現像ロール51の両端部51a,51bの少なくとも一方とその両端部51a,51bの周面に接触する漏れ防止部材55A又は端部漏れ防止部材55Bとの間にわずかな隙間が発生し、その隙間を通過してトナーが気体と共に筐体50の外部に漏れ出ることがある。
実施の形態1における排出孔61は、図5から図7等に示されるように、筐体50のうち現像ロール51の現像開口部50bを通過した後の一端部51aの周面と筐体50の内面50fとの間に存在する隙間S2と少なくとも向き合う側面部分50gに、開口形状が四角形からなる貫通した孔として設けられている。排出孔61の開口形状、開口寸法(開口面積)、数等の条件については、特に限定されるものではないが、例えば、開口面積が64mm2より小さい等の条件を満たすように設定することがよい。
実施の形態1における受け入れ口62は、筐体50の補給部56における上面部に、補給受け口57よりも筐体50の本体部寄りになる位置に設けられている。また、受入れ口62は、排出孔61の開口寸法よりも大きい開口寸法に設定されている。
実施の形態1における接続部材63としては、外観が角柱状の管部材を2箇所で所要の方向に屈曲させた形態からなり、その管部材の内部に通路断面形状が四角形からなる通路空間63aを設けてなるものを適用している。つまり、この接続部分63は、排出孔61からほぼ水平の方向(座標軸X,Zの面に沿う方向)に延びた後に同じ水平方向にほぼ直角に屈曲した後、その終端部においてほぼ垂直の方向(座標軸Y,Zの面に沿う方向)にほぼ直角に屈曲して補給部56の受入れ口63に延びた形態になっている。また、接続部材63の通路空間63aは、その排出孔61と対向する側の開口部63bが排出孔61の開口寸法よりも大きい開口寸法からなる一方で、その受入れ口62と接続する側の開口部63cが受入れ口62の開口形状及び寸法とほぼ同じ開口形状及び寸法からなるよう構成されている。
この際、排出孔61から排出された気体Mxの一部Mzは、図8や図9に示されるように、接続部材63の排出孔61と対向する端部(開口部63b)が筐体50の側面部分50gと接合されておらず排気開口部64になっているため、その排気開口部64を通して接続部材63の通路空間63a内でなく筐体50の外部に排気される。また、排出孔61から排出されたトナーのうち重力方向の下方側に向けて落下するトナーがあっても、接続部材63の下面部が筐体50の側面部分50gと接合して繋がっているため、そのトナーはその接合部分に捕獲されるとともに、さらに排出された気流Mxの作用を受けて接続部材63の通路空間63a内に誘導される。
また、この現像装置5を装備する画像形成装置1にあっては、現像装置5において飛散するトナーが低減されることにより、飛散トナーにより画像形成装置1の筐体10内で汚染が発生することや、飛散トナーの一部がトナー像(画像)の形成前又は形成後における記録用紙9の一部に付着して画像の汚染が発生することが低減される。
この結果、排出孔61から排出される気体Mzは、接続部材63の通路空間63aに入り込んでも、そのほとんどが上記逆気流Pにより排出孔61の方に戻されるようになり、最後は逆気流Pの気体とともに通気開口部64から筐体05の外部に排出されるようになる。したがって、この場合には、排出孔61から気体とともに排出される排出トナーは、接続部材63の通路空間63aを通して受入れ口62の方に移動せず、最終的に補給部56の収容部50a内にほとんど取り込まれない(戻されない)。
図11及び図12は、実施の形態2に係る現像装置5を示す。図11はその現像装置5の外観を示し、図10はその現像装置5の側面から見た状態を一部透視して示している。実施の形態2に係る現像装置5は、実施の形態1における筐体50及びトナー漏れ低減機構60の一部を変更した以外は実施の形態1に係る現像装置5と同じ構成からなるものである。
実施の形態2では、トナー漏れ低減機構60Bにおける受入れ口62Bを筐体50の天板部50fの一部に設けた場合を例示したが、その受入れ口62Bを設ける筐体50の場所としては、筐体50の収容部50aで攪拌搬送部材52,53の回転により発生する気流が接続部材63Bの通路空間63a内にある気体を受入れ口62Bから収容部50a内に引き入れるよう流れる部分であれば、その他の部位であってもよい。
この場合、接続部材63Bの通路空間63a内において受入れ口62Bに向かってトナーを搬送できる程度の十分な風力がないときには、上記気流発生装置70を接続部材63Bの途中の部位に追加して設ければよい。
5 …現像装置
8 …二成分現像剤(現像剤の一例)
50…筐体
50a…収容部
50b…現像開口部
50g…側面部分
51…現像ロール
51a…現像ロールの一端部
52,53…攪拌搬送部材(搬送部材の一例)
60,60B…トナー漏れ低減機構
61…排出孔
62,62B…受入れ口
63,63B…接続部材
63a…通路空間
70…気流発生装置
A …回転方向(現像ロールの回転方向)
DA…現像工程領域
J …攪拌搬送部材の回転により発生する気流
R …受入れ口にむけて流れる気流
Claims (4)
- 現像工程領域と向き合う現像開口部と現像剤が収容される収容部を有する筐体と、
前記筐体の現像開口部の内側に当該現像開口部を通過しながら回転駆動するよう設けられ、前記現像剤を保持して現像工程領域に搬送する現像ロールと、
前記筐体の収容部に回転駆動するよう設けられ、前記現像剤を前記現像ロールに供給するよう搬送する搬送部材と、
前記筐体のうち前記現像ロールの前記現像開口部を通過した後の一端周面部と当該筐体の内面との間に存在する隙間と向き合う側面部分に設けられる排出孔と、
前記筐体のうち前記収容部に通じる部分に設けられる受入れ口と、
前記排出孔と対向しかつ前記受入れ口に接続するよう設けられ、当該排出孔から排出されるトナーを誘導する通路空間を有する接続部材と、
を備え、
前記筐体のうち前記受入れ口を設ける部分は、前記収容部で前記現像剤に埋もれていない部分がある前記搬送部材の回転により発生する気流が前記接続部材の通路空間内にある気体を前記受入れ口から当該収容部内に引き入れるよう流れる部分であることを特徴とする現像装置。 - 前記筐体は、前記収容部における前記現像剤の搬送方向の上流側が前記搬送部材とともに外側に突出した形態で設けられ、補給用の現像剤を受け入れて当該搬送部材で搬送する補給部を有し、
前記受入れ口は、前記補給部の一部に設けられる請求項1に記載の現像装置。 - 前記接続部材は、前記排出孔と対向する部分のうち重力方向の少なくとも下方側になる部分で前記筐体に接合されている請求項1又は2に記載の現像装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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