JP6131699B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
電子写真方式、静電記録方式等を適用したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、感光体等の潜像保持体に形成される静電潜像を現像剤により現像する現像装置が装備されている。
このような現像装置としては、例えば、現像装置の内部ひいてはその内部に存在する現像剤の過度な温度上昇を効率よく冷却して抑制するため、現像剤担持体、現像剤規制手段及び現像剤貯留部を包囲する現像容器に、現像剤担持体の軸方向に延びた通風ダクトを複数設けた現像装置が知られている(特許文献1)。
特開2009−98282号公報
この発明は、筐体の内部に存在する現像剤の過度な温度上昇を効率的に抑制することができる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の現像装置は、
現像剤が収容されて攪拌される収容部と前記収容部の潜像保持体と向き合う部分を開放する開口部を有する筐体と、
前記筐体に前記開口部から一部露出させた状態で回転するよう設けられ、前記収容部にある現像剤を保持して搬送する現像ロールと、
前記筐体に前記現像ロールとその軸方向に沿って向き合う状態で設けられ、当該現像ロールに保持される現像剤の量を規制する規制部材と、
前記筐体の一部に前記現像ロールの軸方向に沿って延びる状態で設けられ、外部の空気を前記規制部材の一部分と前記筐体の収容部の上部を覆う上面部分の少なくとも一部分とに接触させて通過させる1つの通気部と、
を備え、
前記通気部は、前記規制部材の一部として前記収容部の一部の上部を覆う状態で延長して形成される覆い部分と、前記筐体において前記収容部の残り部分の上部を覆う残り上面部分と、前記規制部材の前記覆い部分と前記筐体の前記残り上面部分とを外側から覆って通気空間を形成する覆い部材とで構成されており、
前記通気部は、前記覆い部材と前記筐体の残り上面部分とを一体化するとともに、前記規制部材の覆い部分と向き合う部分を開放する開口部を形成した構造物として構成され、且つ前記筐体の残り部分と合体させるよう構成されていることを特徴とするものである。
この発明(A2)の現像装置は、上記発明A1の現像装置において、前記通気部は、前記筐体の上面部分又は残り上面部分が、当該筐体のそれ以外の部分よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されているものである。
この発明(A3)の現像装置は、上記発明A1又はA2の現像装置において、前記規制部材は、その前記現像ロールの回転方向上流側に存在する部分に、当該規制部材によりせき止められて前記収容部に戻される現像剤の流れを整える整流部材が設けられ、前記整流部材が前記規制部材よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されているものである。
この発明(A4)の現像装置は、上記発明A1からA3のいずれかの現像装置において、前記通気部は、前記現像ロールの一端側に相当する端部に外部の空気を導入する導入口が設けられ、当該現像ロールの他端側に相当する端部に通過した空気を排出する排出口が設けられているものである。
また、この発明(B1)の画像形成装置は、
潜像保持体の潜像を現像する現像装置として上記発明A1からAのいずれかの現像装置を備えていることを特徴とするものである。
上記発明A1の現像装置によれば、その発明の構成を有しない場合に比べて、筐体の収容部から規制部材に至る部分に存在する現像剤を的確に冷却して筐体の内部に存在する現像剤の過度な温度上昇を効率的に抑制することができる。
上記発明Aの現像装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、筐体の収容部に存在する現像剤をより的確に冷却して筐体内部に存在する現像剤の過度な温度上昇をより効率的に抑制することができる。
記発明Aの現像装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、規制部材に整流部材が設けられていたとしても、規制部材の周辺に存在する現像剤をより的確に冷却して筐体内部に存在する現像剤の過度な温度上昇をより効率的に抑制することができる。
上記発明Aの現像装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、外部の空気が一端側の導入口から他端側の排出口にむけて効率よく流れて通過し、筐体の内部に存在する現像剤の過度な温度上昇をより効率的に抑制することができる。
上記発明B1の画像形成装置によれば、現像装置における筐体の内部に存在する現像剤の過度な温度上昇を効率的に抑制することができ、この結果、現像剤の過度な温度上昇に起因した画質の低下が発生することを抑制することができる。
実施の形態1に係る現像装置を用いた画像形成装置の要部を示す概略説明図である。 図1の画像形成装置に用いる現像装置の全体を示す斜視図である。 図2の現像装置の各側面部をそれぞれ示す側面図である。 図2の現像装置の現像工程側(現像ロールが一部露出する側)の側面部を示す側面図である。 図2の現像装置のQ1−Q1線に沿う概略断面図(端面図)である。 図2の現像装置のQ2−Q2線に沿う断面図である。 図2の現像装置を一部分解した状態を示す分解斜視図である。 図7の分解した状態の現像装置の断面状態を示す概略断面図(端面図)である。 図2の現像装置の通気部における通気の流れる状態を示す一部断面説明図である。 図2の現像装置を用いて行ったときの試験の結果を示すグラフ図である。 現像装置の他の構成例を示す概略断面図(端面図)である。
以下、この発明を実施するための形態(以下「実施の形態」という)について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図4は、実施の形態1に係る現像装置及びそれを用いた画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の概要を示し、図2はその現像装置の全体の外観を示し、図3はその現像装置の長手方向における両端部となる両側面の各外観を示し、図4はその現像装置の現像工程が行われる側の側面の外観を示している。
<画像形成装置>
画像形成装置1は、図1に示されるように、支持部材、外装材等で構成される筐体10の内部空間に、現像剤で構成されるトナー像を形成して記録用紙9に転写する作像装置20と、作像装置20に供給すべき記録用紙9を収容するとともに送り出す給紙装置30と、作像装置20で転写されたトナー像を記録用紙9に定着する定着装置35等が配置されている。
上記作像装置20は、例えば公知の電子写真方式を利用して構成されるものである。この作像装置20は、矢印Aで示す方向(図中において時計回りの方向)に回転駆動する感光ドラム21と、感光ドラム21の周面を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、帯電後の感光体ドラム21の周面に画像情報(信号)に基づく光を照射して所要の電位からなる静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を現像剤としてのトナーにより現像してトナー像にする現像装置5と、そのトナー像を記録用紙9に転写する転写装置25と、転写後の感光体ドラム21の周面に残留するトナー等を除去する清掃装置26とで主に構成されている。
このうち感光ドラム21としては、例えば接地された円筒状の導電性基体の外周面に有機導電材料等からなる感光層を形成したものが使用される。帯電装置22としては、接触式又は非接触式の帯電装置が使用される。露光装置23としては、半導体レーザや各種光学部品を組み合わせたレーザビーム走査装置や、複数の発光ダイオード(LED)や各種光学部品を組み合わせたLEDアレイ等が使用される。また、露光装置23は、画像形成装置1に接続又は装備される原稿読取装置、外部接続機器、記憶媒体読取装置等の画像生成源から入力される画像情報が図示しない画像処理装置で所要の処理がなされて得られる画像信号に基づく露光を行う。
現像装置5としては、非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤8を適用する現像装置が使用される。現像装置5の詳細については後述する。転写装置25としては、接触式又は非接触式の転写装置が使用される。清掃装置26としては、例えば、感光ドラム21の周面に接触する清掃ブレードと回転ブラシを接触させる方式のものが使用される。作像装置20においては、少なくとも作像動作時(画像形成動作の実行時)になると、帯電装置22、現像装置5の現像ロール(スリーブ53A)及び転写装置25に対し、図示しない給電装置から帯電用電圧、現像用電圧、転写用電圧がそれぞれ供給される。
給紙装置30は、画像の形成に使用する所要のサイズ、種類等からなる複数枚の記録用紙9を積み重ねた状態で収容する用紙収容体31と、その用紙収容体31に収容される用紙9を1枚ずつ用紙搬送路にむけて送り出す送出装置32とを備えている。この給紙装置30は、作像動作時において所要の記録用紙9を1枚ずつ送り出して作像装置20の転写位置に供給するようになっている。用紙収容体31は、利用態様に応じて複数装備される。図1における矢付き一点鎖線は、用紙9の主な搬送路を示す。その搬送路は、図示しない複数の用紙搬送ロール対、搬送ガイド部材等で構成されている。この用紙搬送路にうち給紙装置30と作像装置20との間に設けられる給紙路35は、複数の用紙搬送ロール対36,37等と搬送ガイド部材等で構成されている。
定着装置40は、筐体41の内部に、回転駆動するとともに表面温度が加熱手段により所要の温度に加熱されて保持されるロール形態、ベルト形態等の加熱回転体42と、この加熱回転体42の軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動回転するロール形態、ベルト形態等の加圧回転体43とが装備されている。この定着装置40は、加熱回転体42と加圧回転体43とが接触して形成される接触部(定着部)にトナー像が転写された記録用紙9を通過させることにより定着を行う。
この画像形成装置1による画像の形成は、次のようにして行われる。ここでは、記録用紙9の片面に画像を形成するときの基本的な画像形成動作を例に挙げて説明する。
画像形成装置1では、画像形成動作の開始指令を受けると、作像装置20において、回転始動する感光ドラム21の外周面が帯電装置22により所定の極性及び電位に帯電された後、その帯電された感光ドラム21の周面に露光装置23により画像情報に基づく露光が行われて所要の電位からなる静電潜像が形成される。続いて、感光ドラム21に形成された静電潜像が、現像装置5を通過する際に現像ロール(53)から供給される二成分現像剤8のトナーにより現像されてトナー像として顕像化される。
しかる後、感光ドラム21上に形成されたトナー像は、感光ドラム21の回転により転写装置25と対向する転写位置まで搬送されると、このタイミングに合わせて給紙装置30から搬送路35を通して供給される所要の記録用紙9に対して転写装置25の転写作用を受けて転写される。この転写後の感光ドラム21の周面は清掃装置26で清掃される。
続いて、トナー像が転写された記録用紙9は、感光ドラム21から剥離されて定着装置40の定着部に導入されるよう搬送され、その定着装置40における加熱回転体42と加圧回転体43の間の定着部を通過するときに加熱及び加圧されることによってトナー像が定着される。定着が終了した後の記録用紙9は、定着装置40から排出されて図示しない用紙収容部等に搬送されて収容される。
以上により、1枚の記録用紙9の片面に対して1色のトナーで構成される単色画像が形成され、基本的な画像形成動作が終了する。複数枚の画像形成動作を実行する要求がある場合には、上記した一連の動作がその要求された枚数分だけ同様に繰り返されることになる。
<現像装置>
次に、現像装置5について詳述する。
現像装置5は、図2等に示すように、前記二成分現像剤8が収容される容器状の筐体としてのハウジング50と、その二成分現像剤8を感光ドラム21と向き合う現像領域まで保持して搬送する現像ロール53と、現像ロール53に保持される二成分現像剤8の搬送量を規制する規制部材としての規制板54と、筐体50に収容される二成分現像剤8を攪拌して搬送する攪拌搬送部材としての2つのスクリューオーガー55、56と、外部の空気を規制部材54の一部分と筐体50の一部分とに接触させて通過させる1つの通気部7でその主要部が構成されている。
ハウジング50は、図5、図7等に示すように、二成分現像剤8を収容して攪拌する内部空間が形成された収容部50aと、その収容部50aの感光ドラム21と向き合う部分を開放する長方形状の開口部50を有している。収容部50aは、両端部で互いにつながりかつそれ以外の中央部で仕切り隆起部50cにて仕切られた平行する2列の循環搬送路50d,50e(第1循環搬送路50dと第2循環搬送路50e)を有する形状に形成されている。開口部50bは、感光ドラム21の軸方向における画像形成有効領域よりも少し広い寸法の長方形状で形成されている。このハウジング50は、後述する一部分を除いて、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)等の合成樹脂を用いて所要の成形方法により作製される。
図2等における符号50fは、一方の第1循環搬送路50dの一端部から外部に突出して延長された状態で設けられ、現像装置5に補給される現像剤を受け入れて第1循環搬送路50dに送る円筒状の補給搬送路を示す。また、符号50gは、図示しない現像剤補給装置と接続されて、その現像剤補給装置から送られる補給用の現像剤を補給搬送路50f内に取り入れる取入れ口である。さらに、符号59は、第1循環搬送路50dに収容されている現像剤8の量(トナーの濃度)を検出するトナー濃度検出センサである。
現像ロール53は、図2や図3等に示すように、ハウジング50の内部において開口部50bから一部露出した状態で回転するように設けられる円筒状の搬送体としてのスリーブ53Aと、このスリーブ53Aの円筒空間内に固定した状態で存在するように設けられる磁石部材としての磁石ロール53Bとで構成されている。現像ロール53は、そのスリーブ53Aが感光ドラム21の現像領域となる外周面部分に対して所要の隙間をあけた非接触の状態になるよう配置される。図5等における符号57は、ハウジング50の開口部50bに取り付けられ、その自由端が感光ドラム21の外周面に接触または接近した状態に保持されて現像剤8の筐体50外部への漏れを防止するフィルム状の漏れ防止部材である。
スリーブ53は、ステンレス、アルミニウム等の非磁性材料を用いて、感光ドラム21の回転軸方向における画像形成有効領域とほぼ同じ幅(長さ)の円筒部を有する形状に作製される。このスリーブ53Aは、その円筒部の両端部が軸部として形成されており、その軸部が例えば磁石ロール53Bの軸部に対して回転自在な状態で取り付けられている。この際、スリーブ53Aは、その回転の軸方向が感光ドラム21の回転軸方向とほぼ平行して向き合う状態に配置される。そして、スリーブ53Aは、その軸部に取り付けた連結具61を介して図示しない回転駆動装置から動力が伝達され、これにより矢印Bで示す方向(図5等においては反時計回りの方向:回転方向)に回転駆動する。また、スリーブ53Aには、感光ドラム21との間に現像電界を形成するための現像用電圧が、図示しない給電装置から印加される。現像電圧としては、例えば交流成分を重畳した直流電圧が印加される。
磁石ロール53Bは、現像スリーブ53Aの外周面に二成分現像剤8の磁性キャリアを磁力で穂立ち(磁気ブラシ)が形成されるように付着させる磁力線等を発生するための複数の磁極(S極及びN極)を配置した構造のものである。磁石ロール53Bは、例えば、その両端部からそれぞれ突出するよう形成された軸部がハウジング50の側壁部に固定される状態で取り付けられる。複数の磁極は、現像スリーブ53Aの回転の軸方向に沿って延びる形態からなるものであり、しかも現像スリーブ53Aの回転方向Bにおいて所要の間隔をあけた状態で配置されている。
規制板54は、図5等に示すように、一定の厚さからなり、しかも現像スリーブ53Aの回転軸方向における長さ(有効現像領域)を少なくとも有する長さ(長辺)からなる長方形状の板材である。この規制板54は、ステンレス等の非磁性材料を用いて形成されている。また、規制板54は、その端部(下方の長辺部)が現像スリーブ53Aの表面と所要の隙間(規制間隔)をあけてかつ軸方向に沿って向き合う状態に保たれるようハウジング50に取り付けられている。実施の形態1における規制板54は、その長手方向における所要の部分を複数のネジ57により固定することによりハウジング50に固定した状態に取り付けられる(図7等参照)。
スクリューオーガー55、56はいずれも、回転軸の周面に搬送羽根を螺旋状に巻きつけたように設けた構造のものである。このスクリューオーガー55、56(第1スクリューオーガー55と第2スクリューオーガー56)は、ハウジング50の収容部50aにおける2列の循環搬送路50d,50e内にそれぞれ存在するよう配置され、その両搬送路50d,50eに存在する各現像剤8をそれぞれ一定の方向(実施の形態1では反対の方向)に搬送するよう所要の方向に回転駆動する状態で取り付けられている。
実施の形態1におけるスクリューオーガー55、56は、以下の回転伝達機構により動力が伝達されて回転駆動するようになっている。すなわち、まず、現像ロール53の現像スリーブ53Aに伝達される回転駆動装置の動力の一部が、スリーブ53Aの伝達ギヤ62と第1中継ギヤ63を介して、一方の第2スクリューオーガー56の一端に取り付けられた第1伝達ギヤ64に伝達される。続いて、その第2スクリューオーガー56に伝達された動力が、そのスクリューオーガー56の他端に取り付けられた第2伝達ギヤ65から第2中継ギヤ66を介して、他方の第1スクリューオーガー55の一端に取り付けられた第3伝達ギヤ67に伝達される。これにより、オーガー55、56が所要の方向にそれぞれ回転する。また、スクリューオーガー55、56は、例えばABS、PC(ポリカーボネート)等の材料を単独で又は組み合わせて用いて作製される。
通気部7は、図2から図6等に示されるように、筐体50の一部に現像ロール53の軸方向に沿って延びる状態で設けられるものであって、外部の空気を規制板54の一部分と筐体50の収容部50aの上部を覆う上面部分の少なくとも一部分50hとの双方に接触させて通過させるものである。
実施の形態1における通気部7は、図7、図8等に示されるように、規制板54の一部として収容部50aの一部である第2循環搬送路50eの上部を覆う状態で延長して形成される覆い部分542と、筐体50において収容部50aの残り部分である第1循環搬送路50dの上部を覆う残り上面部分50hと、規制板54の覆い部分542とハウジング50の残り上面部分50hとを外側から覆って通気空間Sを形成する覆い部材71とで構成されている。
このうち規制板54の覆い部分542は、規制板54の上方側の端部(上方の長辺部)54bから第2循環搬送路50eの上部(空間)のほぼ全域を覆うように延びる状態で配置される。実施の形態1における規制板54の覆い部分542は、図5、図8等に示されるように、規制板54の上方側の端部54bから第2スクリューオーガー56の回転軸の真上位置に至るまでほぼ水平方向に延びるように配置される水平面部542aと、その水平面部542aの端部から仕切り隆起部50cの上端部に接近する位置まで下方に傾いた状態で延びるよう配置される斜面部542bとで構成されている。この覆い部分542は、規制板54の本体部(1枚の板状部)と一体に形成するが、規制板54の本体部と別体のものとして用意してその本体部と接合するように形成するものでもよい。
ハウジング50の残り上面部分50hは、収容部50aの第1循環搬送路50dの上部(空間)の全域を覆う状態で配置される。実施の形態1における筐体50の残り上面部分50hは、図5等に示されるように、収容部50aの第1循環搬送路50dの上部を覆う蓋部50jと仕切り隆起部50cから規制板54の覆い部分542(斜面部542b)の終端部向き合って接合する接合部50kとで構成されている。この上面部分50hは、筐体50の一部として形成するが、筐体50と別体のもの(通気部7の専用の構成部材)として用意して形成するものでもよい。
覆い部材71は、規制板54の覆い部分542とハウジング50の残り上面部分50hとを外側から覆う状態で配置される。実施の形態1における覆い部材71は、図5等に示されるように、規制板54の覆い部分542の水平面部542aのほぼ中間部分から第1スクリューオーガー55の回転軸の真上位置に至るまでほぼ水平方向に延びるように配置される水平面部71aと、その水平面部71aの端部から第1循環搬送路50dの一方(現像ロール53から離れる側)の内壁部にむけて傾いた状態で延びるよう配置される傾斜面部71bとで構成されている。この覆い部材71は、ハウジング50と別体のもの(通気部7の専用の構成部分)として形成するが、ハウジング50の一部として形成するものでもよい。
また、通気部7は、現像ロール53の一端側に相当する端部に外部の空気を導入する導入口72が設けられ、現像ロール53の他端側に相当する端部に通過した空気を排出する排出口73が設けられている。実施の形態1における通気部7は、覆い部材71の正面側端部とハウジング50の残り上面部分50hの正面側端部とをつなげる側壁面部に、開口形状が矩形の導入口72を少し外側に突出させた状態で設けている。また、覆い部材71の奥側端部とハウジング50の残り上面部分50hの奥側端部とをつなげる側壁面部に、開口形状が矩形の排出口73を少し外側に突出させた状態で設けている。さらに、導入口72と排出口73はいずれも、通気部7における通気空間(内部空間)と互いに接続されている。
また、通気部7は、実施の形態1では、図7や図8等に示されるように、覆い部材71とハウジング50の残り上面部分50hとを一体化(上記2つの側壁面部を含む)したうえで、規制板54の覆い部分542と向き合う部分を開放する開口部75を形成した筒状の構造物(70)として構成されている。図7や図8等における符号76は通気部7の構造物70のうち規制板54の覆い部分542との接合部となる部位に存在する隙間を埋める隙間防止部材であり、符号77は通気部7の構造物70のうちハウジンング50の収容部50a(第1循環搬送路05dの内壁面)との接合部となる部位に存在する隙間を埋める隙間防止部材である。
ちなみに、通気部7としてこのような構造物70を採用したことにより、ハウジング50は、収容部50aの下部(2つの循環搬送路50d,eや、仕切り隆起部50c、補給搬送路50fなどを含む)と開口部60bの下部が形成された下ハウジング51と、その下ハウジング51の構造部分を除く収容部50aの上部や開口部50bの上部が形成された上ハウジング52とに分割されて構成されている。また、上ハウジング52については、図8等に示されるように、開口部50bの上部から規制板54の水平面部542の一部までを覆う前方部52Aと、その前方部52A以外となる部位である通気部7の構造体70を形成する後方部52Bとで構成されている。
さらに、通気部7は、図2等に二点鎖線で例示するように、画像形成装置1の筐体10の外部にある空気を取り入れて導入する導入パイプ78が導入口72に接続されている。また、その排出口73には、通気部7の通気空間Sを通過した外部の空気を画像形成装置1の筐体10の外部に排出する排気パイプ79が接続されている。導入パイプ78は、例えば筐体10に設けられた図示しな吸気ファン及び防塵フィルターと接続されている。また、排気パイプ79は、例えば筐体10に設けられた図示しない防塵フィルターと接続されている。
また、現像装置5においては、ハウジング50の残り上面部分50hが、ハウジング50のそれ以外の部分(主に下ハウジング51)よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されている。実施の形態1では、例えば、ハウジング50の残り上面部分50hは、アルミニウム合金(熱伝導率:235W/m・K)の材料で形成しているのに対し、下ハウジング51はABS(熱伝導率:0.2〜0.3W/m・K)の材料で形成しており、これにより、残り上面部分50hはその熱伝導率が下ハウジング51の熱伝導率よりも高い関係になっている。
さらに、現像装置5においては、規制板54のうち現像ロール53の回転方向Bの上流側に存在する部分に、その規制板54の本体部によりせき止められて収容部50a(第2循環搬送路56)に戻される現像剤8の流れを整える整流部材58が設けられている。
実施の形態1における整流部材58は、規制板54の本体部とその覆い部分542とで囲まれる下方空間部を埋め、規制板54の下方端部の少し上部位置から遠ざかる方向に延びて現像ロール53(スリーブ53A)の外周面からも次第に離れる状態になる平面状の整流面58aを有する断面台形状の部材である。また、この整流部材58は、固定ネジ57B(図6)により規制板54に接触して固定された状態で取り付けられている。さらに、この整流部材58は、規制板54(覆い部分542を含む)よりも熱伝導率が高い関係になるよう構成されている。具体的には、整流部材58は、アルミニウム合金(熱伝導率:235W/m・K)の材料で形成しているのに対し、規制板54(覆い部分542を含む)はSUS304(熱伝導率:16W/m・K)の材料で形成しており、これにより、整流部材58はその熱伝導率が規制板54(覆い部分542を含む)の熱伝導率よりも高い関係になっている。
以下、現像装置5の動作について説明する。
まず、現像装置5は、画像形成装置1による画像形成の動作時になると、現像ロール53のスリーブ53Aとスクリューオーガー55,56が回転し始めるとともに、現像ロール53のスリーブ53Aに現像用電圧が印加される。これにより、ハウジング50の収容部50aに収容されている二成分現像剤8が回転するオーガー55,56によって攪拌されながら収容部50aにおける循環経路50d,50e内を各方向にそれぞれ搬送され、全体として見ると循環されるような状態で搬送される。この際、二成分現像剤8における非磁性トナーは、磁性キャリアと十分に攪拌されて摩擦帯電されるとともに、そのキャリアの表面に静電的に付着した状態となる。
続いて、現像ロール53に近い側に配置されたスクリューオーガー56によって搬送される二成分現像剤8の一部が、現像ロール53のスリーブ53Aの外周面に磁力により吸着されるようにして保持される。すなわち、回転するスリーブ53Aの外周面に、磁石ロール53Bの所要の磁極(ピックアップ極)から発生する磁力が及ぶことにより、トナーが付着した磁性キャリアが多数鎖状に繋がった穂立ち状の磁気ブラシを形成した状態で保持される。
次いで、現像ロールのスリーブ53Aに保持された二成分現像剤8は、そのスリーブ53Aの回転に伴って搬送される途中で規制板54との間に形成される所要の隙間(規制隙間)を通過する際に、その通過を規制されてほぼ一定の層厚(磁気ブラシの高さ)にされる。この際、規制板54で通過が規制せれてせき止められた二成分現像剤8は、整流部材58の整流面58aにより移動する方向や状態が規制されて移動し、最後に自然落下して第2循環搬送路50e内に戻される。
続いて、規制板54を通過した二成分現像剤8は、磁石ロール53Bの所要の磁極(搬送極)から発生する磁力を受けつつ現像ロール53のスリーブ53Aの外周面に保持されて、スリーブ53Aの矢印Bで示す回転方向への回転により感光ドラム21と対向する現像領域まで搬送される。
現像ロール53により現像領域まで搬送された二成分現像剤8は、その磁気ブラシの先端部を感光ドラム21の外周面に接触させた状態で通過させられ、その通過の際に、現像スリーブ53Aに印加される現像用電圧により現像ロール53と感光ドラム21の間に形成される現像(交番)電界により、そのトナーのみが現像ロール53と感光ドラム21の間で往復移動しつつ感光ドラム21上の静電潜像の部分に静電的に付着される。これにより、現像装置5による静電潜像の現像が行われる。
一方、この現像に寄与せずに現像領域を通過した現像ロール53上の二成分現像剤8は、スリーブ53Aの外周面に磁力により保持された状態で開口部10bを通過してハウジング50の内部に搬送された後、原則、磁石ロール53Bの所要の磁極(ピックオフ極)から発生する反発した磁力を受けることによりスリーブ53Aから剥離されて収容部50aの内部(第2循環搬送路50e)に戻される。この剥離されて戻された現像剤8は、第2循環搬送路50e内でスクリューオーガー56によって再び攪拌されながら搬送され、第1循環搬送路50dを経て再度搬送される。
ところで、この現像装置5では、現像動作等の動作中に、二成分現像剤8が、収容部50aにおいてはスクリューオーガー55,56により攪拌されながら搬送されることで互いに擦れ合って発熱し、また、規制板54が存在する現像ロール53においては規制板54により通過が規制されて戻るように移動することや規制板54の隙間を通過することで互いに強く擦れ合って発熱する。この二成分現像剤8が発熱することにより、その二成分現像剤8が存在するハウジング50の収容部50aの上部を覆う残り上面部分50hや規制板54(覆い部分542を含む)も、熱が伝わって発熱(加熱)される。
このため、このハウジング50の収容部50aや規制板54(覆い部分542を含む)が高温の状態に保たれるようになり、現像剤8が蓄熱されて過度な温度上昇を招きやすい状態になる。このような現像剤の過度な温度上昇の現象は、画像形成速度ひいては現像速度(現像ロール53やスクリューオーガーの回転速度)がより高速なって現像剤の発熱量が増大したり、あるいは、現像装置5(ハウジング50)がより小型化されて放熱性が低下することにより、より顕著に発生するようになる。
これに対し、この現像装置5では、その現像動作等の動作中においては、図9に矢付きの二点鎖線で例示するように、1つの通気部7の導入口72から筐体10の外部の空気が導入され、その通気部7の通気空間Sを通過して排出口73から筐体10の外部に排気される。この際、通気部7の通気空間Sを通過して流れる外部の空気の風量は、例えば導入パイプ79が接続されている吸気ファンの吸気量等に対応した量になる。
これにより、通気部7においては、その通気空間Sにおいて外部の空気が、ハウジング50の残り上面部分50hと規制板54の覆い部分542に接触しながら通過するので、そのハウジング50の残り上面部分50hと規制板54の覆い部分542が外部の空気によって冷却される。この結果、ハウジング50の残り上面部分50hに存在する現像剤8や規制板54の覆い部分542に接触又は近辺に存在する現像剤8は、その残り上面部分50hや覆い部分542を通して間接的に冷却されて、過度な温度上昇を招くことが抑制される。
また、この現像装置5では、ハウジング50の残り上面部分50hが、ハウジング50のそれ以外の部分(主に下ハウジング51)よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されているので、収容部50aの第1循環搬送路50dにおける現像剤からの熱がハウジング50の残り上面部分50hに移動して伝達されやすくなり、この結果、収容部50aの第1循環搬送路50dに収容されている現像剤8の冷却がより的確に行われる。
さらに、この現像装置5では、整流部材58が、規制板54(覆い部分542を含む)よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されているので、その整流部材58に接触しながら移動する現像剤の熱が整流部材58を通して規制部材54及びその覆い部分542に伝達されやすくなり、規制部材54及びその覆い部分542の近い位置に存在する現像剤8の冷却や収容部50a(主に第2循環搬送路50d)に収容されている現像剤8の冷却がより的確に行われる。
図10は、現像装置5において通気部7を通過させる空気の条件を変更した場合の二成分現像剤8の各温度を測定する試験を行ったときの結果を示す。
この試験では、以下の条件で行った。現像ロール53として、アルミニウムからなる円筒スリーブ53Aと、複数の磁極を有する磁石ロール53Bとからなるものを使用した。スクリューオーガー55,56としていずれも、ABS/PC樹脂で成形したものを使用した。規制板54及び覆い部分542として、厚さが1.5mmのステンレスからなる板状物を使用し、現像ロールのスリーブ53Aに対して隙間をあけた状態で取り付けた。ハウジング50として、その下ハウジング51がABS樹脂で成形されたものを使用し、その上ハウジング52の前方部52AがABS樹脂で成形されたものを使用した。
通気部7としては、ハウジング50の残り上面部分50hと覆い部材71に相当する部分がABS樹脂で形成されたものを使用した。また通気部7は、その通気空間Sとして断面積が約120mm2からなるものを有し、規制板54の覆い部分542と向き合う開口部75として開口面積が約6300mm2からなるものを有する構造物とした。通気部7には、吸気ファンにて吸気される画像形成装置1の筐体外の空気を所要の風量に変更しながら導入した。また、通気部7に導入する空気は、画像形成装置1の筐体10の内部である現像装置5の近傍の温度(装置内温度)と筐体10の外部の温度(外部空気の温度)とが所定の温度差になるように調整して導入した。
また、2成分現像剤8としては、平均粒径が5〜10μmのポリエステル製の非磁性トナーと、平均粒径が35〜45μmのフェライト製の粒子を含む二成分現像剤を使用した。この二成分現像剤8を収容部50aに500gの量だけ収容して試験を行った。
試験は、感光ドラム21に形成した試験用の潜像を、現像スリーブ51を600rpmの速度で回転させ、またスクリューオーガー55,56を500rpmの速度で回転させて所定の時間(120分)だけ現像した後に現像剤の温度を測定することで行った。現像剤8の温度は、規制板54近傍(現像ロール53と整流部材58との間)に存在する現像剤の温度を測定し、その温度が上昇して飽和(安定)した状態になったときの平均温度とした。また、試験は、通気部7に導入する外部の空気の風量と、装置内温度と外部空気の温度差をそれぞれ変更した4つの条件のもとで行った。図10のグラフ中の横軸において、右側にプロットした条件ほど風量が相対的に大きくなる条件になるよう調整した。
なお、図10のグラフ中の縦軸上にプロットした結果は、通気部7に外部の空気を導入して通過させないとき(又は通気部7を設けない同型)の現像装置(比較例)において同様の試験を行ったときの測定結果である。また、そのグラフ中に示す実線は、上記4つの条件(実施例)で行ったときの試験結果の近似線である。
[他の実施の形態]
実施の形態1では、通気部7として、収容部50aの第1循環搬送路50dの上部を覆うハウジングの残り上面部分50hの全体を覆い部材71(斜面部71B)で外側から覆う構成例を示したが、例えば、図11に示すように、通気部7として、ハウジングの残り上面部分50hの一部を覆い部材71(斜面部71C)で覆う構成を採用してもよい。また、通気部7の一部を構成する規制板54の覆い部分542の終端部は、例えば、仕切り隆起部50cの上端部まで到達する形状にしても構わない。
また、実施の形態1では、通気部7として上ハウジング52の前半部52Aを除く上ハウジング後半部52Bとする構造体70からなる構成例を示したが、通気部7としては、上ハウジング52の前半部52Aも含む上ハウジング52全体とする構造体70としても構わない。また、実施の形態1においては、ハウジング50の残り上面部分50hについては、通気部7の一構成部分としてではなく、ハウジング50の一構成部分として構成することも可能である。
さらに、実施の形態1では、ハウジングの残り上面部分50hや整流部材58の熱伝導率が特定の大小関係になるように構成した場合を例示したが、収容部50aや規制板54の周辺に存在する現像剤8の発熱による熱が伝達され、通気部7の通気空間Sを通過する外部の空気により冷却されることが可能になる状態になれば、その残り上面部分50hや整流部材58の熱伝導率の大小関係に特定する必要がない。また、規制板54は、整流部材58を設けないものであっても構わない。
この他、この発明の現像装置としては、磁性を示すトナー成分のみからなる磁性一成分現像剤を使用し、しかも現像ロール53に対して現像剤の搬送量を規制する規制部材を使用する形式の現像装置であってもよい。現像装置の通気部7に導入する外部の空気については、冷却が可能であれば、画像形成装置1の筐体10の内部にある空気を導入しても構わない。また、現像装置の通気部7に導入する外部の空気は、実施の形態1のように導入口78側から強制的に送風することにより送り込む構成に限らず、例えば、排気口79側から強制的に吸引して送り込むように構成してもよい。
また、この発明の現像装置を用いる画像形成装置は、その現像装置を使用することが可能なものであれば、その形式等については特に限定されるものでない。
1 …画像形成装置
5 …現像装置
7 …通気部
50…ハウジング(筐体)
50a…収容部
50b…開口部
50h…残り上面部分(上面部分の少なくとも一部分)
50e…第2循環搬送路(収容部の一部)
53…現像ロール
54…規制板(規制部材)
58…整流部材
71…覆い部材
542…覆い部分
B …回転方向(現像ロールの回転方向)
S …通気空間

Claims (5)

  1. 現像剤が収容されて攪拌される収容部と前記収容部の潜像保持体と向き合う部分を開放する開口部を有する筐体と、
    前記筐体に前記開口部から一部露出させた状態で回転するよう設けられ、前記収容部にある現像剤を保持して搬送する現像ロールと、
    前記筐体に前記現像ロールとその軸方向に沿って向き合う状態で設けられ、当該現像ロールに保持される現像剤の量を規制する規制部材と、
    前記筐体の一部に前記現像ロールの軸方向に沿って延びる状態で設けられ、外部の空気を前記規制部材の一部分と前記筐体の収容部の上部を覆う上面部分の少なくとも一部分とに接触させて通過させる1つの通気部と、
    を備え、
    前記通気部は、前記規制部材の一部として前記収容部の一部の上部を覆う状態で延長して形成される覆い部分と、前記筐体において前記収容部の残り部分の上部を覆う残り上面部分と、前記規制部材の前記覆い部分と前記筐体の前記残り上面部分とを外側から覆って通気空間を形成する覆い部材とで構成されており、
    前記通気部は、前記覆い部材と前記筐体の残り上面部分とを一体化するとともに、前記規制部材の覆い部分と向き合う部分を開放する開口部を形成した構造物として構成され、且つ前記筐体の残り部分と合体させるよう構成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記通気部は、前記筐体の上面部分又は残り上面部分が、当該筐体のそれ以外の部分よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記規制部材は、その前記現像ロールの回転方向上流側に存在する部分に、当該規制部材によりせき止められて前記収容部に戻される現像剤の流れを整える整流部材が設けられ、前記整流部材が前記規制部材よりも熱伝導率の高い関係になるよう構成されている請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記通気部は、前記現像ロールの一端側に相当する端部に外部の空気を導入する導入口が設けられ、当該現像ロールの他端側に相当する端部に通過した空気を排出する排出口が設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 潜像保持体の潜像を現像する現像装置として請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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