JP4840527B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこれを用いた画像形成装置

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Description

この発明は、現像装置及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来における画像形成装置として、例えば電子写真プロセスを用いた電子写真装置の現像装置では、現像剤保持体が保持していたトナーを電界によって像保持体に付着させるプロセスにおいて、帯電が不十分なトナーが像保持体に付着されず、像保持体と現像剤保持体との間で浮遊するトナークラウドと呼ばれる現象が発生することが従来から問題となっていた。
かかる問題に対して現像装置内に浮遊トナーが回収される回収ロールを設け、現像装置内に回収した浮遊トナーを回収し、現像剤として再使用する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1には、現像ロールの下方に設けられた回収ロールによって浮遊トナーを現像容器に回収し、回収した浮遊トナーをスクレーパによって掻き取って供給オーガに戻す構成が開示されている。
特開2006−91155号公報(発明を実施するための最良の形態,図1)
しかしながら、供給オーガに戻された浮遊トナーは、十分な再撹拌を受ける前に供給オーガから現像剤保持体に再供給されてしまう可能性が高い。トナーは撹拌時にキャリアとの摩擦帯電によって所望の帯電量が与えられる必要があり、十分な再撹拌を受けていない浮遊トナーは現像剤担持体から像担持体に現像される時に再度トナークラウドを発生させる原因となっていた。
本発明は、このような事実を鑑みて為されたものであって、回収した浮遊トナーに十分な再撹拌を加えることにより再度浮遊してトナークラウドが発生することを防止する現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを解決課題とする。
請求項1に係る発明は、キャリア及び像保持体に供給するトナーが含まれる現像剤を保持する現像剤保持体と、前記現像剤保持体に対して供給する現像剤を収容する現像剤供給室と、回転軸を有し且つ前記現像剤供給室に収容されている現像剤を当該回転軸に沿って搬送する供給搬送部材と、鉛直方向において前記現像剤供給室の下側に設けられ、前記現像剤供給室との間で循環される現像剤を収容する現像剤撹拌室と、前記現像剤供給室と前記現像剤撹拌室とを仕切ると共に前記現像剤供給室と前記現像剤撹拌室との間で開口を通じて現像剤を受け渡し可能に設けられた仕切り板と、回転軸を有し且つ前記現像剤撹拌室に収容されている現像剤を、当該回転軸に沿って前記供給搬送部材による現像剤搬送方向とは逆方向に搬送する撹拌搬送部材と、前記現像剤保持体と前記像保持体との対向部よりも像保持体の回転方向下流側に回転可能に設けられ、トナーを回収して現像剤撹拌室に戻す回収ロールと、回転する前記回収ロールに対して接触し且つ前記回収ロールにて回収されたトナーを掻き落とす掻き落とし部材と、水平方向において前記掻き落とし部材と前記撹拌搬送部材との間で、且つ、鉛直方向において前記仕切り板の開口よりも下方に位置し、前記掻き落とし部材により掻き落とされたトナーを前記撹拌搬送部材による搬送方向とは逆方向に搬送する搬送部材と、を備え、前記搬送部材は、前記撹拌搬送部材よりも回転速度が早く設定されると共に、前記仕切り板の前記開口のうち前記現像剤が現像剤撹拌室から現像剤供給室へ受け渡される開口側から軸方向に沿って形成された現像剤の搬送領域が前記撹拌搬送部材よりも短く設定されることを特徴とする現像装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る現像装置において、前記現像剤撹拌室が、少なくとも前記搬送部材の軸方向の一部において、当該搬送部材に接触する量以上の現像剤を収容することを特徴とする現像装置である。
請求項3に係る発明は、静電潜像が形成される回転可能な像保持体と、この像保持体上に形成される静電潜像を可視像化する請求項1又は2に係る現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、回収ロール、掻き落とし部材及び搬送部材からなる現像剤回収部で回収したトナーを撹拌搬送部材に戻すことで、撹拌搬送部材によってトナーに十分な撹拌を加え、所望の帯電量を与えることができる。このため、トナーが再度浮遊してトナークラウドの要因になる事態を低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、回収ロール、掻き落とし部材及び搬送部材からなる現像剤回収部で回収したトナーを撹拌搬送部材に確実に戻すことができる。
請求項3に係る発明によれば、トナーが再度浮遊してトナークラウドの要因になる事態を低減することができる現像装置を備えた画像形成装置を簡単に構築することができる。
本発明が適用される実施の形態に係る現像装置及びこれを用いた画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す電子写真装置の概略構成例を示す説明図である。 実施の形態1に係る現像装置の縦断面説明図である。 実施の形態1に係る現像装置の軸方向断面説明図である。 実施の形態2に係る現像装置の縦断面説明図である。 実施の形態2に係る現像装置の軸方向断面説明図である。 実施の形態3に係る現像装置の縦断面説明図である。 実施の形態3に係る現像装置の軸方向断面説明図である。 実施の形態3に係る現像装置の変形形態の要部を示す説明図である。
先ず、本発明が適用される実施の形態の概要について説明する。
◎実施の形態の概要
図1は本発明を具現化する実施の形態に係る画像形成装置を示す。
同図において、画像形成装置は、静電潜像が形成される回転可能な像保持体1と、この像保持体上に形成される静電潜像を可視像化する現像装置2とを備えている。
ここで、像保持体1としては、静電潜像が形成されるものであればよく、感光体、誘電体など適宜選定して差し支えない。また、その形態についてはドラム状、ベルト状を問わない。
また、現像装置2は、キャリアと像保持体1に供給するトナーとが含まれる現像剤Gを収容する現像容器3と、前記現像容器3に回転可能に設けられ且つ像保持体1に対向してトナーが供給可能となるように前記現像剤Gを保持する現像剤保持体4と、前記現像容器3内に設けられて前記現像剤保持体4に対し現像剤Gを供給する現像剤供給部5と、前記現像容器3内で現像剤供給部5と異なる室に設けられ且つ前記現像剤供給部5に供給すべき現像剤Gを撹拌する現像剤撹拌部6と、前記現像剤保持体4及び前記像保持体1の対向部よりも像保持体1の回転方向下流側に設けられ且つトナーを回収して前記現像剤撹拌部6に戻す現像剤回収部7とを備えたものである。
ここで、現像容器3は、前記現像剤保持体4に対して供給する現像剤Gを収容する現像剤供給室3aと、前記現像剤供給室3aとの間で循環される現像剤Gを収容する現像剤撹拌室3bとを有している。図1では、前記現像剤供給室3aと前記現像剤撹拌室3bとが水平方向に設けられる態様が示されているが、本発明が適用される実施の形態では、図5に示すように、前記現像剤撹拌室3b(図5では56)が鉛直方向において前記現像剤供給室3a(図5では57)の下側に設けられる態様が採用される。この態様では、仕切り板が、前記現像剤供給室3aと前記現像剤撹拌室3bとを仕切ると共に前記現像剤供給室3aと前記現像剤撹拌室3bとの間で開口を通じて現像剤Gを受け渡し可能に設けられている。
また、現像剤供給部5は、回転軸を有し且つ前記現像剤供給室3aに収容されている現像剤Gを当該回転軸に沿って搬送する供給搬送部材で構成される。
更に、現像剤撹拌部6は、回転軸を有し且つ前記現像剤撹拌室3bに収容されている現像剤Gを、当該回転軸に沿って前記供給搬送部材による現像剤搬送方向とは逆方向に搬送する撹拌搬送部材で構成される。
更にまた、現像剤回収部7は、前記現像剤保持体4と前記像保持体1との対向部よりも像保持体1の回転方向下流側に回転可能に設けられ、トナーを回収して現像剤撹拌室3bに戻す回収ロールと、回転する前記回収ロールに対して接触し且つ前記回収ロールにて回収されたトナーを掻き落とす掻き落とし部材と、水平方向において前記掻き落とし部材と前記撹拌搬送部材との間で、且つ、鉛直方向において前記仕切り板の開口よりも下方に位置し、前記掻き落とし部材により掻き落とされたトナーを前記撹拌搬送部材による搬送方向とは逆方向に搬送する搬送部材とで構成され、前記搬送部材は、前記撹拌搬送部材よりも回転速度が早く設定されると共に、前記仕切り板の前記開口のうち前記現像剤Gが現像剤撹拌室3bから現像剤供給室3aへ受け渡される開口側から軸方向に沿って形成された現像剤Gの搬送領域が前記撹拌搬送部材よりも短く設定されている。
このような態様において、前記現像剤撹拌室3bは、少なくとも搬送部材の軸方向の一部において、当該搬送部材に接触する量以上の現像剤Gを収容するものであることが好ましい。
このような技術的手段において、現像容器3としては、現像剤供給部5と現像剤撹拌部6とが別室に設けられる態様であれば適宜選定して差し支えない。
この場合、現像容器3の代表的態様としては、前記現像剤供給部5が設けられる現像剤供給室3aと、前記現像剤撹拌部6及び現像剤回収部7が設けられる現像剤撹拌室3bとを内部に有する二室構成の態様や、前記現像剤供給部5が設けられる現像剤供給室3aと、前記現像剤撹拌部6が設けられる現像剤撹拌室3bと、前記現像剤回収部7が設けられる現像剤回収室(図示せず)とを内部に有する三室構成の態様が挙げられる。
また、現像剤供給部5としては、現像容器3内で現像剤保持体4に対向配置されているものであればよく、例えば現像剤保持体4の背面側に現像剤Gを撹拌しながら循環搬送する複数の循環搬送部材を設けた態様にあっては、現像剤保持体4と同室に設けられる循環搬送部材が相当し、また、前記複数の循環搬送部材と現像剤保持体4との間に現像剤供給用のロール状又はパドル状の現像剤供給部材を設けた態様にあっては、前記現像剤供給部材及び現像剤保持体4と同室に設けられる循環搬送部材が相当する。
更に、現像剤撹拌部6としては、現像剤保持体4と異なる室に設けられ且つ現像剤供給部5に供給すべき現像剤Gを撹拌するものであればよく、例えば現像剤保持体4の背面側に現像剤を撹拌しながら循環搬送する複数の循環搬送部材を設けた態様にあっては、現像剤保持体4と異なる室に設けられる循環搬送部材が相当する。
更にまた、現像剤回収部7としては、現像剤保持体4及び像保持体1の対向部よりも像保持体1の回転方向下流側、例えば現像剤保持体4の現像域mよりも像保持体1の回転方向下流側に設けられ、浮遊トナーを回収し且つ回収した浮遊トナーを現像剤撹拌部6に戻す作用を奏すればよい。
ここで、現像剤回収部7の代表的態様としては、前記現像剤撹拌部6よりも上方に設けられ、前記現像剤撹拌部6に対して回収した浮遊トナーを落下させて戻す態様や、浮遊トナーを回収する回収部材と、この回収部材で回収した浮遊トナーを現像剤撹拌部6に向けて戻し搬送する搬送部材とを有する態様が挙げられる。
以下に、本発明が適用される実施の形態について添付図面を参照してより詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明の基本的構成が適用される現像装置を搭載した所謂タンデム型の電子写真装置の実施の形態1の全体構成を示す。当該電子写真装置は一例として、複写機やプリンタに適用される。尚、実施の形態1に係る現像装置20は本発明に関連する現像剤回収部を有するものである。
図2に示すように、電子写真装置は、作像用の装置本体11を有し、この装置本体11の下部には当該装置本体11に用紙が供給可能な給紙部12を設けると共に、装置本体11の上部には原稿が読取り可能な原稿読取り部19を設けたものである。
ここで、装置本体11には電子写真方式を採用した複数の色成分(例えばイエロ(Y),マジェンタ(M),シアン(C),ブラック(K))の画像形成部14(具体的には14Y,14M,14C,14K)が搭載されると共に、各画像形成部14にて形成された各色成分トナー像が用紙に転写される前に一時的に保持搬送される中間転写ベルト15が設けられている。
更に、装置本体11には給紙部12からの用紙を搬送する用紙搬送部13が設けられ、この用紙搬送部13による用紙搬送経路の一部には中間転写ベルト15からの各色成分トナー像を用紙に転写する転写部16が設けられると共に、用紙搬送経路の転写部16の下流側には転写されたトナー像を用紙に定着するための定着部17が設けられ、用紙搬送経路の出口部分には定着済みの用紙を排出収容する用紙排出部18が設けられている。
このような電子写真装置では、給紙部12に収容された用紙は用紙搬送部13によって転写部16に搬送される。一方、各画像形成部14(14Y(イエロ),14M(マジェンダ),14C(シアン),14K(ブラック))で周知の電子写真技術を用いて形成された四色のトナー像は中間転写ベルト15上に重ねて転写(一次転写)され、転写部16へ送られる。転写部16では、中間転写ベルト15上のトナー像は搬送されてきた用紙に一括転写(二次転写)され、定着部17でトナー像が用紙に定着された後、用紙排出部18へ排出される。
また、本実施の形態において、各画像形成部14は、図2及び図3に示すように、例えばドラム状の感光体140を有し、この感光体140の周囲には当該感光体140を帯電する図示外の帯電部と、帯電された感光体140上に静電潜像を書き込むレーザ走査装置などの露光部141と、感光体140上の静電潜像を各色成分トナーにて可視像化する現像部としての現像装置20と、感光体140上のトナー像を前記中間転写ベルト15に一次転写する図示外の一次転写部と、感光体140上に残留する転写後の残留トナーを清掃する図示外の清掃部とを備えている。
ここで、図3及び図4はそれぞれ同一構成よりなる上記各画像形成部14(14Y〜14K)に使用される現像部としての現像装置20の一つを示すものである。
尚、図3は感光体140に対向して配設された現像装置20の縦断面説明図であり、図4は現像装置20の軸方向断面説明図である。
図3において、現像装置20は現像容器21内にトナー及びキャリアを含む二成分現像剤を収容している。
そして、現像装置20は現像容器21の内部に現像剤撹拌室36と、この現像剤撹拌室36に隣接するとともに現像剤撹拌室36よりも感光体140に対して遠くに位置する現像剤供給室37とを有している。さらに、現像剤撹拌室36、現像剤供給室37の上方には、感光体140に対向して回転可能に配設された現像剤保持体としての現像ロール22とが設けられている。また、現像ロール22の上方には、現像ロール22表面に保持されている現像剤の層を規制するための層規制部材29が現像容器21に固定されている。
また、現像容器21内部には現像剤撹拌室36と現像剤供給室37とを仕切る仕切り板28が設けられている。この仕切り板28は、図4に示すように、現像容器21の長手方向にわたって設けられているが、その両端部には通孔33、34が設けられ、現像剤撹拌室36と現像剤供給室37とで現像剤の受け渡しができるようになっている。
図3において、現像剤撹拌室36内部には現像ロール22よりも感光体140の回転方向下流側で且つ感光体140と対向する位置に回転可能に設けられたシールロール23と、シールロール23の下方に当接するスクレーパ24と、現像ロール22とシールロール23との間にあって両者を仕切っている仕切り壁25と、現像剤を撹拌しながら搬送する現像剤撹拌部としての撹拌搬送部材26とが設けられている。この撹拌搬送部材26はシールロール23とスクレーパ24との当接部の下方でシールロール23に対向して回転可能に設けられている。また、現像剤供給室37内部には現像ロール22に現像剤を供給する現像剤供給部としての供給搬送部材27が現像ロール22に対向して設けられている。
図4に示すように、撹拌搬送部材26と供給搬送部材27とには回転軸26a、27aと回転軸26a、27aの外周に設けられた螺旋羽根26b、27bとがそれぞれ設けられている。二つの循環搬送部材(撹拌搬送部材26、供給搬送部材27)は互いに逆方向に現像剤を搬送するように構成されているので、現像剤撹拌室36内の現像剤と現像剤供給室37内の現像剤は矢印A、Bで示されるようにそれぞれ逆方向に搬送される。さらに前述のように、現像剤撹拌室36と現像剤供給室37との端部に設けられた通孔33、34では現像剤の受け渡しができるようになっているので、端部に搬送された現像剤は上記二つの室(現像剤撹拌室36,現像剤供給室37)内で循環搬送される。
また、図4に示すように、現像剤撹拌室36の現像剤搬送方向Aにおける上流側端部の上面には現像剤供給口31が形成され、図示しない現像剤収容部からの現像剤が現像装置20の現像剤撹拌室36内に補給される。また、現像剤撹拌室36の現像剤搬送方向Aにおける下流側には現像剤排出口32が設けられており、劣化した現像剤の一部を所定のタイミングで現像装置外に排出している。
更に、図3に示すように、現像ロール22は、固定支持された略円柱形状のマグネット部材22aとマグネット部材22aの周りに設けられた回動可能な円筒状のスリーブ22bとからなる。マグネット部材22aには、周方向に複数の磁極N1〜N3、S1、S2が設けられているので、現像ロール22の周囲にはこの磁極N1〜N3、S1、S2によって現像剤を吸着または反発する磁界が発生している。このうち磁極N2からS2へ発生する磁界によって現像剤を現像ロール22に吸着搬送する。一方、同極の磁極N2とN3との間には反発磁界が発生するので、感光体140側に供給されずに現像ロール22に保持されたままの現像剤がこの位置で現像ロール22から離れるとともに、現像剤撹拌室36からの現像剤の移動を防いでいる。
また、本実施の形態では、シールロール23は、表面が非磁性ステンレス(SUS)の材質で形成されており、感光体140の軸方向に沿って配設されている。本実施の形態においては、現像ロール22とシールロール23とは図示しない同一の駆動源で駆動されており、作動のON/OFFのタイミングおよび印加される電圧も同じである。また、シールロール23の回転方向は感光体140との対向部にて逆方向に設定されている。この構成によって、シールロール23は現像ロール22の下流側に発生したトナークラウドを吸着し、回収する。
更に、スクレーパ24は一端が現像容器21の側面に支持されている。このスクレーパ24は支持されている一端から斜め上方に向かって延び、他端が自由端となってシールロール23に対向して軸方向にわたって当接している。スクレーパ24に印加される電圧及びその印加タイミングはシールロール23と同じである。スクレーパ24はシールロール23に吸着したトナーを掻き落とし、浮遊トナーを現像剤撹拌室36内の撹拌搬送部材26に戻す。このように、本実施の形態においては、浮遊トナーを回収して現像剤撹拌室36に戻す回収部としてシールロール23とスクレーパ24とによって構成されたものが例示されている。
上記の構成を備えた実施の形態1の現像装置20では、現像剤供給口31から現像剤撹拌室36へ補給された現像剤は撹拌搬送部材26によって撹拌混合され、現像剤撹拌室36の一端部へ搬送される。一端部へ搬送された現像剤は通孔33によって現像剤供給室37へ受け渡され、さらに供給搬送部材27によって他方の端部へ搬送される。このように循環搬送された現像剤は撹拌混合によって所定の極性の帯電量に摩擦帯電され、供給搬送部材27から現像ロール22へ供給される。
そして、現像ロール22に供給された現像剤は、現像ロール22と感光体140との対向する現像域で現像装置20から感光体140へ供給され、感光体140の表面上の静電潜像画像部に付着する。
このとき、現像ロール22と感光体140との間では感光体140の表面に付着せずに浮遊する浮遊トナーが発生するが、この浮遊トナーは、感光体140回転方向下流側でシールロール23によって回収される。回収された浮遊トナーは、シールロール23の回転に伴ってスクレーパ24により掻き落とされる。掻き落とされた浮遊トナーは重力によって、自然落下又は現像容器21を介することによってシールロール23の下方に位置する撹拌搬送部材26に戻される。以上により撹拌搬送部材26に戻された浮遊トナーは、現像剤撹拌室36内で現像剤供給口31から供給された現像剤と共に撹拌混合され、所定の帯電量とされた後に供給搬送部材27を介して再度現像ロール22に供給される。
◎実施の形態2
次に、本発明が適用された実施の形態2の現像装置20について、図5、6を用いて説明する。
図5は実施の形態1の図3に相当する縦断面説明図、図6は実施の形態1の図4に相当する軸方向断面説明図である。尚、実施の形態2と前述した実施の形態1とで同様な機能を有する部材および構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、現像装置20は現像容器21内部に仕切り板48を設け、この仕切り板48によって上下に仕切られた下側に位置する現像剤撹拌室56と上側に位置する現像剤供給室57とを有している。仕切り板48はその一端が現像容器21側面に固定されるとともに他端が現像ロール22方向に延びるように設けられている。また、仕切り板48は、実施の形態1と同様に現像剤の受け渡しを可能とするように、その両端部に通孔53、54が設けられている。
現像剤撹拌室56の感光体140付近には、浮遊トナーを回収するためのシールロール23と、このシールロール23に当接する浮遊トナー掻き取り用のスクレーパ24とが設けられ、そのシールロール23よりも鉛直方向において下方には撹拌搬送部材26と搬送補助部材41とが設けられている。また、現像剤供給室57には現像ロール22に対向して供給搬送部材27が設けられている。
ここで、搬送補助部材41は水平方向においてシールロール23と撹拌搬送部材26との間であって、かつ鉛直方向において撹拌搬送部材26と供給搬送部材27との間の位置に設けられている。この搬送補助部材41は、撹拌搬送部材26よりも回転速度が早いため現像剤の搬送能力が高く、後述する通孔54を介しての現像剤撹拌室56から現像剤供給室57への現像剤の移動に伴って通孔54付近に滞留した現像剤を図6における矢印Dと同方向へ搬送する。また、この搬送補助部材41は、シールロール23にて回収され、かつスクレーパ24にて掻き落とされた浮遊トナーを撹拌搬送部材26に戻す。本実施の形態において、搬送補助部材41は、例えば撹拌搬送部材26および供給搬送部材27と同様に、回転軸に螺旋羽根を設けたスパイラル形状に構成されるが、これに限られるものではなく、現像剤を搬送できるものであれば適宜選定して差し支えない。このように、本実施の形態においては、浮遊トナーを回収して現像剤撹拌室56に戻す回収部としてシールロール23とスクレーパ24と搬送補助部材41とによって構成されたものが例示されている。
図6において、供給搬送部材27の現像剤搬送方向Dにおける下流側端部には螺旋羽根27cが設けられている。この螺旋羽根27cは供給搬送部材27に設けられた他の螺旋羽根27bよりも短いピッチで、かつ逆方向の螺旋形状になっている。さらに、現像容器21には撹拌搬送部材26の現像剤搬送方向における下流側端部位置かつ供給搬送部材27の現像剤搬送方向における上流側端部位置の上面に現像剤供給口51が設けられ、供給搬送部材27の現像剤搬送方向において現像ロール22と対向する位置よりも下流側であって、現像剤供給室57の側面に現像剤排出口52が設けられている。
上記の構成を備えた実施の形態2の現像装置20では、現像剤供給口51から補給された現像剤は、現像剤供給室57と通孔53を介して現像剤撹拌室56内へ供給される。現像剤撹拌室56の現像剤は撹拌搬送部材26によって撹拌混合され、現像剤撹拌室56の一端部へ搬送される。一端部に搬送された現像剤は、通孔54付近での現像剤の堆積を防ぐためにその一部が搬送補助部材41によって矢印Dの方向に搬送されるとともに、残りの現像剤は現像剤撹拌室56から通孔54を介してその上部の現像剤供給室57に供給される。現像剤供給室57に供給された現像剤は供給搬送部材27から現像ロール22へ供給され、現像剤が感光体140に供給される。
このとき、現像ロール22と感光体140との間で浮遊する浮遊トナーは実施の形態1と同様にしてシールロール23によって回収されると共に、回収された浮遊トナーはスクレーパ24によって掻き落とされた後、搬送補助部材41を介して現像剤撹拌室56内の撹拌搬送部材26に戻される。以上により、撹拌搬送部材26に戻された浮遊トナーは、現像剤撹拌室56内で現像剤供給口51から供給された現像剤と共に撹拌混合され、所定の帯電量とされた後に再度現像ロール22に供給される。
◎実施の形態3
次に、本発明の基本的構成が適用された実施の形態3に係る現像装置20について、図7、8を用いて説明する。
図7は実施の形態1の図3に相当する縦断面説明図、図8は実施の形態1の図4に相当する軸方向断面説明図である。尚、実施の形態3に係る現像装置20は本発明に関連する現像剤回収部を有するものである。また、実施の形態3と前述した実施の形態1および実施の形態2とで同様な機能を有する部材および構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7、図8に示すように、現像装置20は、現像容器21内部に現像剤撹拌室76と、現像剤撹拌室76に隣接する現像剤供給室77と、現像剤供給室77に隣接する回収室78とを有する。図8のように、現像剤撹拌室76と現像剤供給室77とは第一仕切り板61によって、また、現像剤供給室77と回収室78とは第二仕切り板62によってそれぞれ仕切られている。この第一仕切り板61には、実施の形態1の仕切り板28と同様にして両端部に通孔73、74が設けられているが、第二仕切り板62には、矢印Aの下流方向の一端部のみに現像剤の受け渡しを行う通孔75が設けられている。
図7に示すように、回収室78は内部にシールロール23と、このシールロール23に当接するスクレーパ24と、仕切り壁25と、シールロール23とスクレーパ24との当接部よりも下方に回転可能に設けられた回収搬送部材68とが設けられている。この回収搬送部材68は他の撹拌搬送部材26、供給搬送部材27よりも小径であるとともに回転速度が速いため高い搬送能力をもち、回収室78内の現像剤を現像剤撹拌室76に戻すために矢印Aの方向へ搬送する(図8参照)。このように、本実施の形態においては、浮遊トナーを回収して現像剤撹拌室76に供給する回収部として、回収手段としてのシールロール23とスクレーパ24と搬送手段としての回収搬送部材68と回収室78とによって構成されたものが例示されている。
また、現像容器21は、現像剤撹拌室76の現像剤搬送方向Bにおける上流側端部の上面に現像剤供給口71が設けられ、回収室78の現像剤搬送方向Aにおける下流側には現像剤排出口72が設けられている。
上記の構成を備えた実施の形態3の現像装置20では、現像ロール22から感光体140との間で浮遊する浮遊トナーはシールロール23によって回収され、回収された浮遊トナーは、スクレーパ24によって掻き落とされた後、シールロール23とスクレーパ24の下方にある回収搬送部材68とによって矢印A方向に搬送される。矢印A方向の下流側端部に搬送された浮遊トナーは、通孔75及び通孔73を介して現像剤撹拌室76内の撹拌搬送部材26に戻される。以上により、撹拌搬送部材26に戻された浮遊トナーは、現像剤撹拌室76内で現像剤供給口71から供給された現像剤と共に撹拌混合され、所定の帯電量とされた後に再度現像ロール22に供給される。
◎変形形態
次に、実施の形態3の現像装置20の変形形態について図9を用いて説明をする。
本変形形態は、通孔73の配置および供給搬送部材27の構成以外については実施の形態3と同様の構成であるので、変更点についてのみ説明をする。
図9は変形形態に係る現像装置20の軸方向断面の要部を示す模式図である。
通孔73は通孔75よりも現像剤供給室77内の現像剤搬送方向下流側に設けられている。また、供給搬送部材27のうち通孔73よりも上流側には、通孔73方向に向けて現像剤を搬送する螺旋羽根27dが設けられている。
上記の構成を備えた変形形態の現像装置20において、回収室78に落下した浮遊トナーは、回収搬送部材68によって端部に搬送された後、通孔75を介して現像剤供給室77に受け渡される。現像剤供給室77では供給搬送部材27によって通孔73に搬送され、当該通孔73から現像剤撹拌室76に受け渡される。以上によって、回収した浮遊トナーが現像剤供給室77内で現像剤の循環搬送に対して逆流することを防ぐことができる。
尚、以上に説明した内容、すなわち、本実施の形態における説明では、本発明に適した実施の形態を挙げたが、本発明はその内容に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では回収部として磁性を持たないシールロール23を用いたが、回収部に磁性を持たせてトナーと共にキャリアを回収できるようにしてもよい。また、本実施の形態においては回収部の回転方向は感光体140と逆回転になるように構成したが、これを同回転にしてもよい。また、電圧の印加および作動のタイミングは現像ロール、スクレーパ、シールロールでそれぞれ装置の実情に応じた適宜のタイミングにしてもよい。
1…像保持体,2…現像装置,3…現像容器,3a…現像剤供給室,3b…現像剤撹拌室,4…現像剤保持体,5…現像剤供給部,6…現像剤撹拌部,7…現像剤回収部,m…現像域,G…現像剤

Claims (3)

  1. キャリア及び像保持体に供給するトナーが含まれる現像剤を保持する現像剤保持体と、
    前記現像剤保持体に対して供給する現像剤を収容する現像剤供給室と、
    回転軸を有し且つ前記現像剤供給室に収容されている現像剤を当該回転軸に沿って搬送する供給搬送部材と、
    鉛直方向において前記現像剤供給室の下側に設けられ、前記現像剤供給室との間で循環される現像剤を収容する現像剤撹拌室と、
    前記現像剤供給室と前記現像剤撹拌室とを仕切ると共に前記現像剤供給室と前記現像剤撹拌室との間で開口を通じて現像剤を受け渡し可能に設けられた仕切り板と、
    回転軸を有し且つ前記現像剤撹拌室に収容されている現像剤を、当該回転軸に沿って前記供給搬送部材による現像剤搬送方向とは逆方向に搬送する撹拌搬送部材と、
    前記現像剤保持体と前記像保持体との対向部よりも像保持体の回転方向下流側に回転可能に設けられ、トナーを回収して現像剤撹拌室に戻す回収ロールと、
    回転する前記回収ロールに対して接触し且つ前記回収ロールにて回収されたトナーを掻き落とす掻き落とし部材と、
    水平方向において前記掻き落とし部材と前記撹拌搬送部材との間で、且つ、鉛直方向において前記仕切り板の開口よりも下方に位置し、前記掻き落とし部材により掻き落とされたトナーを前記撹拌搬送部材による搬送方向とは逆方向に搬送する搬送部材と、
    を備え、
    前記搬送部材は、前記撹拌搬送部材よりも回転速度が早く設定されると共に、前記仕切り板の前記開口のうち前記現像剤が現像剤撹拌室から現像剤供給室へ受け渡される開口側から軸方向に沿って形成された現像剤の搬送領域が前記撹拌搬送部材よりも短く設定されることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、
    前記現像剤撹拌室は、少なくとも前記搬送部材の軸方向の一部において、当該搬送部材に接触する量以上の現像剤を収容することを特徴とする現像装置。
  3. 静電潜像が形成される回転可能な像保持体と、この像保持体上に形成される静電潜像を可視像化する請求項1又は2記載の現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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