JP7243099B2 - 画像形成装置及び速度制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び速度制御プログラムに関する。
下記特許文献1には、白トナー明度設定値に応じて、現像装置の現像剤のトナー濃度を変更して、現像装置の現像能力を調整するとともに、現像能力の調整時から積算された白トナー補給量と現像装置付近の絶対湿度とで定まる撹拌時間、撹拌手段により現像装置内の現像剤を撹拌する画像形成装置が開示されている。
下記特許文献2には、選択された記録媒体に応じて、トナー飛散を抑制するために現像装置内の劣化トナーを吐き出すためのトナー入れ替え動作を実施判断する画像形成装置が開示されている。
特開2016-114923号公報 特開2011-118332号公報
記録媒体への高トナー付着量が要求され、現像装置内のトナー濃度が高い状態で使用される際に、トナーの帯電量が低下することにより、トナーの飛散が発生することがある。
本発明は、高トナー付着量が要求されるときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する構成と比較して、トナーの飛散を抑制する画像形成装置を得ることが目的である。
第1の態様に係る画像形成装置は、異なる色のトナーを収容する現像装置を備え、異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、前記現像装置に前記トナーを補給する補給装置と、複数の前記画像形成部の少なくとも1つが高トナー付着量でトナー像を形成する高現像モードのときに、通常のトナー付着量でトナー像を形成する通常モード時に比べて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する速度変更手段と、を有する。
第2の態様に係る画像形成装置は、第1の態様に記載の画像形成装置において、前記現像装置のトナー濃度を前記通常モードのトナー濃度よりも高い設定値に変更する濃度変更手段を備え、前記濃度変更手段は、前記高現像モードのときに、前記現像装置のトナー濃度を前記高い設定値に変更する。
第3の態様に係る画像形成装置は、第1の態様又は第2の態様に記載の画像形成装置において、前記速度変更手段は、前記高現像モードのときに、相対湿度に応じて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する。
第4の態様に係る画像形成装置は、第3の態様に記載の画像形成装置において、前記速度変更手段は、前記高現像モードで前記相対湿度が第1閾値より小さいときに、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更しない。
第5の態様に係る画像形成装置は、第1の態様又は第2の態様に記載の画像形成装置において、前記速度変更手段は、前記高現像モードのときに、現像剤の経時状況に応じて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する。
第6の態様に係る画像形成装置は、第5の態様に記載の画像形成装置において、前記速度変更手段は、前記高現像モードで前記現像剤の寿命が第2閾値より長いときに、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更しない。
第7の態様に係る画像形成装置は、第1の態様から第6の態様までのいずれか1つの態様に記載の画像形成装置において、前記通常モードから前記高現像モードに切り替えられたときに、前処理として前記現像装置にトナーを補給した後に、画像形成動作を行う。
第8の態様に係る画像形成装置は、第7の態様に記載の画像形成装置において、前処理として前記現像装置にトナーを補給する前に、前記速度変更手段は、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する。
第9の態様に係る画像形成装置は、第7の態様又は第8の態様に記載の画像形成装置において、前記高現像モードから前記通常モードに切り替えられたときは、前記現像装置からのトナーの吐き出しによるトナー濃度調整を実行しない。
第10の態様に係る画像形成装置は、第1の態様から第9の態様までのいずれか1つの態様に記載の画像形成装置において、前記高現像モードから前記通常モードに切り替えられたときは、切り替え後の画像形成枚数が第3閾値以上となるまでは、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に維持して画像形成動作を行う。
第11の態様に係る画像形成装置は、第1の態様から第10の態様までのいずれか1つの態様に記載の画像形成装置において、複数の前記画像形成部の少なくとも1つは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック以外の特色のトナー像を形成する現像装置を備えた特色画像形成部であり、前記速度変更手段は、前記特色画像形成部が高トナー付着量でトナー像を形成する前記高現像モードのときに、前記通常モード時に比べて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する。
第12の態様に係る画像形成装置は、第11の態様に記載の画像形成装置において、前記速度変更手段は、前記特色画像形成部の前記現像装置の駆動回転数のみを低速に変更する。
第13の態様に係る速度制御プログラムは、 コンピュータを、第1の態様から第12の態様までのいずれか1つの態様に記載の画像形成装置の前記速度変更手段として機能させる。
第1の態様に係る画像形成装置によれば、高トナー付着量が要求されるときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する構成と比較して、トナーの飛散が抑制される。
第2の態様に係る画像形成装置によれば、高トナー付着量が要求されるときにトナー濃度の設定値を変えない構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第3の態様に係る画像形成装置によれば、相対湿度に関係なく現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第4の態様に係る画像形成装置によれば、相対湿度が低いときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第5の態様に係る画像形成装置によれば、現像剤の経時状況に関係なく現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第6の態様に係る画像形成装置によれば、現像剤の寿命が長いときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第7の態様に係る画像形成装置によれば、現像装置にトナーを補給する前に画像形成動作を行う場合と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第8の態様に係る画像形成装置によれば、現像装置にトナーを補給する前には現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を変更しない構成と比較して、前処理でのトナーの飛散が抑制される。
第9の態様に係る画像形成装置によれば、高現像モードから通常モードに切り替えられたときに現像装置からのトナーの吐き出しを行う構成と比較して、無駄なトナー消費が抑制される。
第10の態様に係る画像形成装置によれば、高現像モードから通常モードに切り替えられるのと同時に現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常の速度に戻す場合と比較して、トナーの飛散が抑制される。
第11の態様に係る画像形成装置によれば、特色画像形成部によりトナー像を形成するときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する場合と比較して、特色トナーの飛散が抑制される。
第12の態様に係る画像形成装置によれば、全色の画像形成動作を低速にする場合と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
第13の態様に係る画像形成装置によれば、高トナー付着量が要求されるときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する構成と比較して、トナーの飛散が抑制される。
一実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像装置を示す平面図である。 一実施形態に係る画像形成装置における電気系の要部構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置の速度制御の流れを示すフローチャートである。 現像装置内のトナー濃度の違いによるトナーのクラウドグレードとピクセルカウントとの関係を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という。)について説明する。以下の説明では、図面に矢印Xで示す方向を装置幅方向、矢印Yで示す方向を装置高さ方向とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する方向(矢印Z方向)を装置奥行き方向とする。
図1には、一実施形態に係る画像形成装置10が示されている。まず、本実施形態の画像形成装置(図1参照)について説明する。次いで、現像装置100及びトナー補給装置150について説明する。
<画像形成装置の全体構成>
図1に示されるように、画像形成装置10は、記録媒体収容部12と、トナー像形成部14と、転写装置16と、記録媒体搬送装置18と、定着装置20と、制御部70と、を含んで構成される電子写真方式の装置である。
記録媒体収容部12は、画像が形成される前の記録媒体の一例としての用紙Pを収容する機能を有する。図示を省略するが、記録媒体収容部12は、複数の種類の用紙Pを収容する構成とされており、各種類の用紙Pがそれぞれ記録媒体搬送装置18によって搬送されるようになっている。
トナー像形成部14は、帯電、露光、現像の各工程を行って、転写装置16を構成する後述する中間転写ベルト30が保持するトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成部14は、一例として、それぞれ異なる色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)、特色(CT))のトナーを用いて各感光体22にトナー像を形成する単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CTを備えている。また、トナー像形成部14は、例えば、画像データに応じて、複数色で構成されるトナー像を形成可能とされている。特色(CT)のトナーは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)以外の色のトナーである。特色(CT)のトナーとしては、例えば、白色(W)、クリア色(CR、透明色)、金色、銀色などのトナーなどが使用される。ここで、単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CTは、画像形成部の一例である。さらに、特色の単色ユニット21CTは、特色画像形成部の一例である。
単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CTは、それぞれが形成するトナー像の色以外は同様の構成とされている。以下、単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CT及びその構成要素を区別する必要がない場合、単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CTのアルファベット(Y、M、C、K、CT)を省略して説明する。各単色ユニット21は、感光体22と、帯電装置24と、露光装置26と、現像装置100と、クリーニング装置28と、を含んで構成されている。
転写装置16は、各単色ユニット21で形成された各色のトナー像を保持して、搬送される用紙Pに転写する機能を有する。転写装置16は、中間転写ベルト30と、5本の転写ロール32と、駆動ロール38と、二次転写部36と、テンションロール34と、を備えている。中間転写ベルト30は、無端状とされている。5本の転写ロール32は、それぞれ中間転写ベルト30を挟んで各感光体22とニップを形成している。中間転写ベルト30は、駆動ロール38により矢印方向に周回移動している。本実施形態では、一例として、中間転写ベルト30の周回移動方向の上流側から下流側に向かって、単色ユニット21CT、21Y、21M、21C、21Kの順で配置されている。これにより、単色ユニット21CT、21Y、21M、21C、21Kで形成された感光体22上のトナー像が、転写ロール32により中間転写ベルト30に重ねて転写されるようになっている。
二次転写部36は、中間転写ベルト30のトナー像が保持される面に接触する転写ロール54と、中間転写ベルト30を挟んで転写ロール54と対向して配置される対向ロール56と、を備えている。二次転写部36では、中間転写ベルト30に保持されている各色のトナー像が、搬送されている用紙Pに転写されるようになっている。
記録媒体搬送装置18は、用紙Pが二次転写部36のニップN1及び定着装置20のニップN2を通過するように、用紙Pを搬送する機能を有する。記録媒体搬送装置18は、複数の搬送ロール44と、搬送ベルト46と、を備えている。搬送ロール44は、接触状態で配置された一対のロールで構成されている。搬送ロール44は、記録媒体収容部12に収容されている用紙Pを、搬送経路18Aに沿って搬送するようになっている。
搬送ベルト46は、離れて配置された一対のロールに無端状のベルトが巻き掛けられた構成とされている。搬送ベルト46は、用紙Pの搬送方向における二次転写部36の下流側であって、定着装置20の上流側に配置されている。搬送ベルト46は、二次転写部36でトナー像が転写された用紙Pを搬送経路18Aに沿って定着装置50に搬送するようになっている。
定着装置20は、転写装置16により用紙Pに転写(二次転写)されたトナー像をニップN2で定着させる機能を有する。定着装置20は、無端状のベルトが周回移動する加熱部62と、加熱部62に圧接される加圧ロール64と、を備えている。加熱部62と加圧ロール64とのニップN2に用紙Pが搬送されることで、用紙P上のトナー像が加熱及び加圧により定着されるようになっている。
制御部70は、画像形成装置10の各部を制御する機能を有する。例えば、制御部70は、外部装置(図示省略)から受け取った画像形成データに応じて、画像形成装置10の各部を制御する(各部にそれぞれの動作をさせる)ようになっている。ここで、画像形成データには、各単色ユニット21にトナー像を形成させる画像データ(画像情報)、その他の画像形成動作に必要なデータが含まれている。
また、画像形成装置10は、中間転写ベルト30の周回移動方向における単色ユニット21CT、21Y、21M、21C、21Kの下流側に、中間転写ベルト30に転写されたトナー像の濃度を検出する濃度センサ72を備えている。本実施形態では、濃度センサ72として、発光素子及び受光素子を有する反射型の光学センサが用いられているが、これらに限定されず、トナー像の濃度を検出する他の既知のセンサを適用してもよい。
<画像形成装置の動作>
次に、画像形成装置10の動作について説明する。
外部装置(図示省略)から画像形成データを受け取った制御部70は、トナー像形成部14、転写装置16、記録媒体搬送装置18及び定着装置20を作動させる。トナー像形成部14では、各帯電装置24により各感光体22が帯電され、各露光装置26により各感光体22が露光されることで静電潜像が形成され、各現像装置100により各感光体22の静電潜像がトナー像として現像される。その結果、各感光体22には、各トナー像が形成される。例えば、単色ユニット21CTの特色トナーとして、白色(W)のトナーを用いる場合は、画像データの下地に対応したW色のトナー像が形成される。
次いで、各転写ロール32に、電源(図示省略)から電圧(一次転写電圧)が印加される。また、駆動源(図示省略)により駆動される駆動ロール38は、中間転写ベルト30を矢印方向に周回させる。その結果、中間転写ベルト30には、各色のトナー像が重ねて一次転写される。
さらに、周回する中間転写ベルト30に保持されている各色のトナー像がニップN1に到達するタイミングに合わせて、記録媒体搬送装置18は、ニップN1に用紙Pを送り込む。二次転写部36では、対向ロール56の外周に接触する給電ロール(図示省略)に、電源(図示省略)から電圧(二次転写電圧)が印加されることで、ニップN1を通過する用紙Pに各色のトナー像が二次転写される。
次いで、記録媒体搬送装置18は、各色のトナー像が二次転写された用紙PをニップN2に送り込む。その結果、定着装置20により、ニップN2を通過する用紙Pに各色のトナー像が定着されることで、用紙Pに画像が形成される。その後、用紙Pは、搬送ロール44により排出部66に排出される。
<現像装置>
次に、現像装置100について説明する。
図2に示すように、現像装置100は、現像剤Gが収容されたハウジング102と、現像剤Gが保持される現像ロール106と、現像ロール106の外周面の現像剤Gの層の厚みを規制する現像剤規制部材の一例としてのトリマー108と、現像剤攪拌搬送部125と、を有している。現像剤攪拌搬送部125は、第一攪拌搬送室123と、第一攪拌搬送室123に隣接する第二攪拌搬送室124と、を有している。また、第一攪拌搬送室123には第一オーガ109が設けられ、第二攪拌搬送室124には第二オーガ111が設けられている。
図2に示すように、現像剤Gは、一例として、負極性に帯電する帯電粒子の一例としてのトナーTと、正極性に帯電する磁性粒子の一例としての磁性キャリアCAと、を含む2成分現像剤で構成されている。
ハウジング102は、容器本体103と、容器本体103の上部を塞ぐカバー部材104と、を含んで構成されている。また、ハウジング102は、現像ロール106が収容される現像ロール室122と、現像ロール室122の斜め下方側に設けられた現像剤攪拌搬送部125(第一攪拌搬送室123と第二攪拌搬送室124)と、を有している。
容器本体103は、第一攪拌搬送室123と第二攪拌搬送室124とを仕切る仕切壁103Aを備えている。容器本体103には、仕切壁103AのZ方向の両端部で第一攪拌搬送室123と第二攪拌搬送室124とに繋がる流入口(図示省略)が設けられている。
カバー部材104は、第二攪拌搬送室124上に配置される上壁104Aと、上壁104Aの左端部から左斜め上方へ延びて現像ロール室122を覆う傾斜壁104Bと、上壁104Aの端部から下方に延びて容器本体103に嵌め込まれる嵌合部104Cと、を有している。傾斜壁104Bの内側面には、トリマー108が取り付けられている。
また、上壁104Aには、第二攪拌搬送室124の上側に現像剤補給口136が設けられている。この現像剤補給口136には、新しいトナーTを補給するための後述するトナー搬送部154(図4参照)の下端部が連結されている。
現像ロール106は、円柱状に形成されると共にシャフト106Cを介して容器本体103に固定支持されたマグネットロール106Aと、マグネットロール106Aの外側で周回移動可能に支持された円筒状の現像スリーブ106Bと、を有している。マグネットロール106Aには、外周面(周方向)に沿って複数の磁極が設けられている。
第一攪拌搬送室123内の現像剤Gは、現像スリーブ106B上に保持された状態で、現像スリーブ106Bの+R方向の回転により搬送される。そして、現像スリーブ106B上に保持された現像剤Gは、現像スリーブ106Bの外周面とトリマー108の先端部108Aとの間へ進入することで層の厚みが規制され、感光体22(図1参照)と対向する現像領域に搬送される。
第一オーガ109は、Z方向に沿って配置された回転軸109Aと、回転軸109Aの外周に支持されたらせん状の搬送羽根109Bと、を備えている。第一オーガ109は、例えば、-R方向に回転することで、現像剤Gを攪拌しながら搬送する。
第二オーガ111は、Z方向に沿って配置された回転軸111Aと、回転軸111Aの外周に支持されたらせん状の搬送羽根111Bと、を有している。第二オーガ111は、例えば、+R方向に回転することで、第一オーガ109とは逆方向に現像剤Gを攪拌しながら搬送する。現像剤Gが撹拌されることで、トナーTと磁性キャリアCAとの接触によりトナーが帯電する。第一オーガ109と第二オーガ111との回転により、第一攪拌搬送室123及び第二攪拌搬送室124の現像剤GがZ軸方向に互いに逆方向に搬送され、現像剤Gが循環される。そして、第一オーガ109で搬送される現像剤Gが現像ロール106に供給される。
<トナー補給装置>
次に、トナー補給装置150について説明する。
図1に示されるように、画像形成装置10は、それぞれ異なる色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)、特色(CT))のトナーを単色ユニット21Y、21M、21C、21K、21CTの現像装置100に補給するトナー補給装置150Y、150M、150C、150K、150CTを備えている。トナー補給装置150Y、150M、150C、150K、150CTには、それぞれ異なる色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)、特色(CT))のトナーを収容する複数のトナーカートリッジ152Y、152M、152C、152K、152CTが設けられている。ここで、トナー補給装置150Y、150M、150C、150K、150CTは、補給装置の一例である。トナー補給装置150Y、150M、150C、150K、150CTは、収容又は搬送されるトナーの色以外は同様の構成とされている。以下、トナー補給装置150Y、150M、150C、150K、150CTは、トナーの色を区別する必要がない場合、アルファベット(Y、M、C、K、CT)を省略して説明する。
図2に示されるように、トナー補給装置150は、上述のトナーカートリッジ152と、トナーカートリッジ152の下部に連結されるトナー搬送部154と、を備えている。トナー搬送部154は、トナーカートリッジ152の軸方向の端部に連結されている。
トナーカートリッジ152は、筒状とされており、内部にトナーを搬送する搬送部材156を備えている。搬送部材156は、一例として、トナーカートリッジ152の軸方向に配置された回転軸156Aと、回転軸156Aの外周に支持されたらせん状の搬送羽根156Bと、を有している。搬送部材156は、回転軸156Aの回転により、トナーカートリッジ152内のトナーをトナー搬送部154に向けて搬送する。
トナー搬送部154は、搬送方向の上流側端部がトナーカートリッジ152に連結されており、搬送方向の下流側端部が現像装置100に連結されている。トナー搬送部154の下流側端部は、現像装置100の第二攪拌搬送室124の長手方向(Z方向)の上流側端部に連結されている。図示を省略するが、トナー搬送部154は、水平方向に沿って配置された搬送路を設け、その搬送路に、例えばトナーを搬送する搬送部材を設けてもよい。
<画像形成装置10の制御構成>
次に、図3を参照して、画像形成装置10の電気系の要部構成について説明する。
制御部70は、例えば、コンピュータで実現可能である。
制御部70は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、及び入出力インターフェース(I/O)205が、バス206を介して各々接続される。
そして、I/O205には、画像形成ユニット駆動部210、用紙搬送モータ212、現像装置駆動部214、トナー補給駆動部216、操作表示部218、濃度センサ72、及び通信回線I/F(Interface)220、湿度センサ222、カウント部224が接続されている。
制御部70は、例えばROM202に予めインストールされている制御プログラム202PをCPU201で実行し、制御プログラム202Pに従ってI/O205に接続される各要素とデータ通信を行うことで、画像形成装置10を制御する。なお、図示を省略するが、制御部70では、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部がバス206を介して接続されていてもよい。
画像形成ユニット駆動部210は、トナー像形成部14の各単色ユニット21及び転写装置16の各部に接続されている。画像形成ユニット駆動部210は、制御部70からの指示を受け付けて各単色ユニット21及び転写装置16の各部を駆動する。例えば、画像形成ユニット駆動部210は、各単色ユニット21及び転写装置16の回転系を駆動することで、画像形成速度を制御する。
用紙搬送モータ212は、搬送ロール44や搬送ベルト46と例えばギヤ等の駆動機構を介して接続され、用紙搬送モータ212の駆動に伴い搬送ロール44が回転すると共に、搬送ベルト46が周回移動する。用紙搬送モータ212は、各単色ユニット21及び転写装置16による画像形成速度に合わせて、用紙Pの搬送速度を制御する。制御部70は、画像形成ユニット駆動部210及び用紙搬送モータ212を制御することにより、画像形成速度を変更する速度変更手段として機能する。
現像装置駆動部214は、現像装置100の各部に接続されている。現像装置駆動部214は、制御部70からの指示を受け付けて現像装置100の各部を駆動する。例えば、現像装置駆動部214は、現像ロール106、第一オーガ109及び第二オーガ111の回転を制御する。
トナー補給駆動部216は、トナー補給装置150の各部に接続されている。現像装置駆動部214は、制御部70からの指示を受け付けて現像装置100の各部を駆動する。例えば、トナー補給駆動部216は、トナー補給装置150の搬送部材156の回転を制御することで、現像装置100に補給するトナーの補給量を調整する。
操作表示部218は、画像形成装置10のユーザからの指示を受け付けると共に、ユーザに対して画像形成装置10の動作状況等に関する各種情報を通知する。操作表示部130は、例えば、プログラムによって操作指示の受け付けを実現する表示ボタンや各種情報が表示されるタッチパネル式のディスプレイ、及び、テンキーやスタートボタンなどのハードウェアキー等を含む。
通信回線I/F220は、図示しない通信回線に接続され、通信回線に接続されている図示しないパーソナルコンピュータ等の情報機器と、データ通信を行うためのインターフェースである。この図示しない通信回線は、有線、無線、及び有線と無線の混在の何れの形態であってもよく、例えば、図示しない情報機器から画像形成データなどを受け付けるようにしてもよい。
湿度センサ222は、画像形成装置10の内部に配置されており、画像形成装置10の内部の相対湿度を検出する。制御部70は、湿度センサ222により検出された相対湿度を取得する。
カウント部224は、操作表示部130で入力された入力情報又は外部装置(図示省略)から受け取った画像形成データ(画像情報を含む)に基づき、プリント枚数(画像形成枚数)又はピクセル(像密度)をカウントする。制御部70は、カウント部224でカウントされたプリント枚数(画像形成枚数)又はピクセル(像密度)の情報を取得する。
濃度センサ72は、前述のように、中間転写ベルト30に転写されたトナー像の濃度を検出する。制御部70は、濃度センサ72により検出されたトナー像の濃度を示す濃度値を取得する。
画像形成装置10では、トナー像形成部14によって定められた濃度の基準トナー像からなるパッチ画像を形成し、中間転写ベルト30に転写されたパッチ画像のトナー像濃度を濃度センサ72により検出する。制御部70は、濃度センサ72により検出されたパッチ画像のトナー像濃度に基づいて、現像装置100内のトナー濃度を検出する。さらに、制御部70は、現像装置100内のトナー濃度の検出値と、定められた現像装置100内のトナー濃度の制御目標値とを比較し、現像装置100内のトナー濃度の検出値が定められた現像装置100内のトナー濃度の制御目標値よりも高いか低いかを判定する。そして、現像装置100内のトナー濃度の検出値が定められた現像装置100内のトナー濃度の制御目標値よりも低い場合は、トナー補給装置150による現像装置100へのトナーの補給量を調整することで、現像装置100内のトナー濃度を制御する。本実施形態では、一例として、トナー補給装置150の搬送部材156の回転数を制御することで、現像装置100へのトナーの補給量が調整される。ここで、現像装置100内のトナー濃度は、トナーとキャリアの全質量に対するトナーの質量の割合(%)である。
以上の要素を含む画像形成装置10の処理は、制御プログラム202Pを実行することにより、制御部70を備えたコンピュータを利用してソフトウエアにより実現することができる。
なお、制御プログラム202Pは、ROM202に予めインストールされて提供される形態に限られず、CD-ROMやメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された状態で提供される形態であってもよい。また、通信回線I/F220を経由して配信される形態等であってもよい。
ここで、本実施の形態において、単色ユニット21CTの特色(CT)トナーとして、白色(W)のトナーの他、クリア(CR)トナー、又は、金、銀トナーなどの装飾アピール用のトナーを用いる場合などがある。特色(CT)トナーは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の通常色のトナーと使われ方が異なり、装飾アピール等としての用途が求められるため、通常色のトナー付着量よりも高い高トナー付着量が求められる。このため、現像装置100内のトナー濃度は高い状態で使われる必要があるため、トナーの帯電量が低下することにより、トナーの飛散(クラウド)や用紙Pの地肌汚れ(かぶり)が課題となる。また、特色トナー以外の通常色のトナーの場合でも、高トナー付着量が求められることがあり、同様の課題が発生する。そこで、本実施形態の画像形成装置10では、高トナー付着量が求められる場合に、画像形成装置10の画像形成動作の速度(画像形成速度)を通常の画像形成動作の速度よりも低速にする特定機能が搭載されている。
画像形成装置10では、上記特定機能を実現するために、動作モードとして、通常のトナー付着量のトナー像を形成する通常モードとは別に、単色ユニット21の少なくとも1つが高トナー付着量でトナー像を形成する高現像モードを備えている。
高現像モードでは、通常モードでの現像装置100内のトナー濃度の制御目標値よりも、高トナー付着量が求められる色(対応する色)の単色ユニット21の現像装置100内のトナー濃度が高い制御目標値に変更される。通常モードでの現像装置100内のトナー濃度の制御目標値、及び高現像モードでの対応する色の単色ユニット21の現像装置100内のトナー濃度の制御目標値(高い制御目標値)は、例えば、制御部70のROM202などに予め記憶されている。ここで、制御目標値は、設定値の一例である。また、制御部70は、現像装置100内のトナー濃度の制御目標値を変更する濃度変更手段として機能する。
画像形成装置10では、高現像モードで対向する色の単色ユニット21の現像装置100内のトナー濃度の制御目標値が変更されたときは、制御部70により、対応する色のトナー補給装置150の搬送部材156を駆動し、新しいトナーを現像装置100に補給する。
また、画像形成装置10では、制御部70により、画像形成装置10の動作環境(例えば、相対湿度)、又は現像剤の経時変化(例えば、現像剤ライフ残量)に応じて、画像形成速度を通常モードの画像形成速度よりも低速に変更するか否かを決定する。一般的に、相対湿度が高くなると、トナーの飛散(クラウド)が発生しやすくなる。このため、画像形成装置10では、制御部70により、例えば湿度センサ222で検出された相対湿度が第1閾値(例えば、60%)以上のときに、画像形成速度を通常モードの画像形成速度よりも低速に変更する。本実施形態では、制御部70は、相対湿度が第1閾値(例えば、60%)以上のときに、相対湿度が高いと判定する。これにより、相対湿度に応じて、高現像モードの判断基準が変わる。制御部70は、相対湿度が第1閾値(例えば、60%)より小さいときは、画像形成速度を低速に変更せず、通常モードの画像形成速度に維持する。
また、現像装置100内の現像剤の使用時間が長くなると、現像剤の経時変化によりトナーの帯電量が低下し、トナーの飛散(クラウド)が発生しやすくなる。このため、画像形成装置10では、制御部70により、例えば、使用可能なプリント枚数(画像形成枚数)又はピクセルカウント(累積像密度)に対して、実際にプリントを実行した累積プリント枚数(累積画像形成枚数)又はピクセルカウント(累積像密度)から現像剤ライフの残量(%)を算出する。実際にプリントを実行した累積プリント枚数(累積画像形成枚数)又はピクセルカウント(累積像密度)は、カウント部224でカウントされる。そして、制御部70により、例えば、現像剤ライフの残量が第2閾値(例えば、残50%)以下のときに、画像形成速度を通常モードの画像形成速度よりも低速に変更する。これにより、現像剤ライフの残量に応じて、高現像モードの判断基準が変わる。制御部70は、現像剤ライフの残量が第2閾値(例えば、残50%)より大きいときは、画像形成速度を低速に変更せず、通常モードの画像形成速度に維持する。ここで、現像剤ライフ残量は、現像剤の寿命の一例である。
制御部70には、予め実験により現像装置100内のトナー濃度と画像形成速度とを変更してトナーの飛散(クラウド)を測定した結果に基づき、高現像モードでの画像形成動作の速度変更関数が記憶されている。制御部70は、速度変更関数に基づき、高現像モードでの画像形成速度を低速(例えば、通常モードの画像形成速度の半分の速度)に変更する。また、現像装置100内のトナー濃度の高さに応じて、高現像モードでの画像形成速度を段階的に低速にしてもよい。
画像形成装置10の画像形成速度を低速にする際には、現像装置100の現像ロール106、第一オーガ109及び第二オーガ111の回転速度を低速にしてもよい(駆動回転数を落としてもよい)。低速にする際に、現像装置100の第一オーガ109及び第二オーガ111の撹拌速度(回転速度)を落とすだけでなく、画像形成速度も落ちることで、撹拌時間当たりの画像形成枚数が見かけ上低速前と同じになり、トナーの帯電性の低下が防止又は抑制される。
通常モードと高現像モードの設定や切り替えは、例えば、操作表示部218でユーザが入力指示してもよいし、また、写真(Photo)モードのとき、特色(CT)トナーが使用されるとき、又は高像密度画像のプリント時に制御部70が高現像モードに切り替えてもよい。また、特色(CT)トナーとして、例えば、クリア(CR)トナーによる全面高光沢プリント、白(W)トナーによる透明フィルム媒体又は黒色記録媒体への高隠蔽率要求のプリントが指示されたときは、高現像モードに切り替える。
画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられたときは、現像装置100からのトナーの吐き出しによるトナー濃度調整を実行しない。また、画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられたときは、制御部70により、切り替え後の画像形成枚数が第3閾値以上となるまで(例えば、切り替え後に閾値ピクセル(像密度)以上プリントされるまで)は、画像形成装置10の画像形成速度を低速に維持して画像形成動作を行う。すなわち、切り替え後の画像形成枚数が第3閾値以上となるまでプリントを実行し、定められた量のトナーが消費されるまでは、画像形成速度を通常の速度に戻さない。
次に、図4を参照して、上記特定機能を実施する場合における画像形成装置10の作用を説明する。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置10による画像形成速度の制御の流れを示すフローチャートである。
図4に示されるように、制御部70のCPU201は、ステップS300でプリント開始指示が有るか否かを判定し、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、CPU201は、ステップS300で肯定判定されると、ステップS302へ移行して、高現像モードの指示が有るか否かを判定する。高現像モードの指示としては、例えば、操作表示部218でユーザが入力指示した場合、写真(Photo)モードや特色(CT)トナーが使用されるときにCPU201が高現像モードを設定した場合などが含まれる。また、画像形成装置10では、複数の単色ユニット21の少なくとも1つが高トナー付着量でトナー像を形成するときに、高現像モードの指示が有ると判定する。
また、CPU201は、ステップS302で肯定判定されると、ステップS304へ移行して、高現像モードの指示が有る色の単色ユニット21の現像装置100内のトナー濃度の制御目標値を変更する。一例として、CPU201は、通常モードでの現像装置100内のトナー濃度の制御目標値が4~10%の場合、この制御目標値に対して現像装置100内のトナー濃度の制御目標値を1~2%引き上げる。
次いで、CPU201は、ステップS306に移行して、湿度センサ222で検出された相対湿度が第1閾値(例えば、60%)以上であるか否かを判定する。
また、CPU201は、ステップS306で肯定判定されると、ステップS308へ移行して、高現像モードの指示が有る色の単色ユニット21の現像装置100の現像剤ライフの残量が第2閾値(例えば、残50%)以下であるか否かを判定する。現像剤ライフの残量は、CPU201により、実際にプリントを実行した累積プリント枚数(累積画像形成枚数)又はピクセルカウント(累積像密度)から算出される。実際にプリントを実行した累積プリント枚数(累積画像形成枚数)又はピクセルカウント(累積像密度)は、カウント部224でカウントされる。
また、CPU201は、ステップS308で肯定判定されると、ステップS310へ移行して、画像形成装置10の画像形成速度を低速で動作する。すなわち、画像形成装置10では、前処理として現像装置100にトナーを補給する前に、画像形成速度を低速に変更する。
次いで、CPU201は、ステップS312に移行して、高現像モードの指示が有る色の単色ユニット21の現像装置100へのトナー補給を実行する。すなわち、画像形成装置10では、プリント実行の前処理として、現像装置100にトナーを補給する。具体的には、高現像モードの指示が有る色のトナー補給装置150の搬送部材156を駆動し、現像装置100にトナーを補給する。このとき、CPU201は、現像装置100の第一オーガ109及び第二オーガ111(図2参照)も回転する。
また、CPU201は、ステップS306で否定判定された場合、又はステップS308で否定判定された場合は、ステップS314へ移行して、画像形成装置10を通常速(通常の画像形成速度)で動作する。CPU201は、ステップS314の後にステップS312に移行する。
CPU201は、上記のステップS312の後にステップS316に移行して、高現像モードの指示が有る色の単色ユニット21の現像装置100内のトナー濃度が制御目標値に到達したか否かを判定する。そして、該判定が肯定されるまで待機してステップS318に移行する。CPU201は、ステップS318で現像装置100内のトナー濃度の調整動作を終了する。
次いで、CPU201は、ステップS320に移行して、画像形成装置10によるプリントを実行し、このルーチンは終了する。
また、CPU201は、ステップS302で否定判定された場合はステップS322に移行して、通常モードで閾値ピクセル(像密度)以上プリントされているか否かを判定する。ここで、閾値ピクセル(像密度)は、高現像モードから通常モードに戻ったときからカウントされるピクセル(像密度)である。閾値ピクセル(像密度)は、切り替え後の画像形成枚数の第3閾値と対応する値である。
CPU201は、ステップS322で肯定判定されると、ステップS324へ移行して、画像形成装置10を通常速(通常の画像形成速度)で動作する。次いで、CPU201は、ステップS320に移行して、画像形成装置10によるプリントを実行する。
また、CPU201は、ステップS322で否定判定された場合はステップS326に移行して、前回プリント時の画像形成速度は通常速(通常の速度)であるか否かを判定する。
CPU201は、ステップS326で肯定判定されると、ステップS324へ移行して、画像形成装置10を通常速(通常の画像形成速度)で動作する。
また、CPU201は、ステップS326で否定判定された場合はステップS328に移行して、画像形成装置10の画像形成速度を低速で動作する。すなわち、ステップS326で否定判定される場合は、前回のプリント時の画像形成速度を低速にした場合である。次いで、CPU201は、ステップS320に移行して、画像形成装置10によるプリントを実行する。例えば、高現像モードから通常モードに切り替えられた場合は、閾値ピクセル(像密度)以上プリントされるまでは、画像形成装置10の画像形成速度を低速で動作する。すなわち、前回の高現像モードの指示により、現像装置100内のトナー濃度を上昇させた状態から通常モードに戻した場合でも、閾値ピクセル(像密度)以上プリントして現像装置100内のトナー濃度が低下するまでは、画像形成装置10を通常速(通常の画像形成速度)に戻さない。
上記の画像形成装置10では、複数の単色ユニット21の少なくとも1つが高現像モードのときに、定められた条件で、通常モードの画像形成動作の速度に比べて画像形成動作の速度を低速に変更する。高現像モードでは、トナー補給装置150によって新たなトナーが現像装置100に補給されることで、通常モードに比べてトナーが低帯電状態で使用される。その際、画像形成動作の速度を低速にすることで、撹拌時間がのびてトナーの帯電が戻りやすくなり、また、トナーに撹拌部材の羽根(本実施形態では、搬送部材156、第一オーガ109及び第二オーガ111の搬送羽根)が当たる速度が遅くなり、画像形成動作中にトナーが飛散しにくくなる。
図5は、現像剤の経時によるクラウドグレードと、ピクセルカウント(累積像密度)との関係を示すグラフである。図5では、AC(Area Coverage)は、単位面積当たりのトナーの消費量(トナー像濃度)を示しており、単位面積当たりのトナーの消費量(トナー像濃度)から現像装置100内のトナー濃度が検出される。すなわち、単位面積当たりのトナーの消費量(トナー像濃度)は、現像装置100内のトナー濃度(トナー供給量)に対応する値である。クラウドグレードは、数値が高くなるにしたがってトナーのクラウド量が多くなる。クラウドグレードが0以上3以下は、許容範囲であり、トナーのクラウド(飛散)による汚れが目立ちにくい。また、AC30%半速は、画像形成装置10の画像形成速度を通常の画像形成速度の半分の速度としている。AC30%半速以外は、画像形成装置10の画像形成速度を通常の速度としている。
図5に示されるように、AC30%で画像形成装置10の画像形成速度が通常の速度の場合は、トナーのクラウド量が許容範囲を超えている。これに対し、AC30%で画像形成装置10の画像形成速度を通常の画像形成速度の半分の速度とした場合は、トナーのクラウド量が許容範囲まで減少することがわかる。
上記の画像形成装置10では、高トナー付着量が要求されるときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する構成と比較して、トナーの飛散が抑制され、ひいては用紙Pへの地肌汚れ(かぶり)が抑制される。
また、画像形成装置10では、高現像モードのときに、現像装置100内のトナー濃度を高い制御目標値(設定値)に変更する。このため、画像形成装置10では、高トナー付着量が要求されるときにトナー濃度の設定値を変えない構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。すなわち、画像形成装置10の生産性の低下が抑制される。
また、画像形成装置10では、高現像モードのときに、相対湿度に応じて現像装置100の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する。すなわち、画像形成動作の速度を低速にする条件を限定する。このため、画像形成装置10では、相対湿度に関係なく現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
本実施形態では、高現像モードで相対湿度が第1閾値(例えば、60%)より小さいときに、画像形成動作の速度を低速に変更しない。すなわち、画像形成動作の速度を通常モードの速度に維持する。このため、画像形成装置10では、相対湿度が低いときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
また、画像形成装置10では、高現像モードのときに、現像剤の経時状況に応じて画像形成動作の速度を低速に変更する。すなわち、画像形成動作の速度を低速にする条件を限定する。このため、画像形成装置10では、現像剤の経時状況に関係なく現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
本実施形態では、高現像モードで現像剤ライフ(現像剤の寿命)の残量が第2閾値(例えば、50%)より長いときに、画像形成動作の速度を低速に変更しない。すなわち、画像形成動作の速度を通常モードの速度に維持する。このため、画像形成装置10では、現像剤の寿命が長いときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する構成と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
また、画像形成装置10では、通常モードから高現像モードに切り替えられたときに、前処理として現像装置100にトナーを補給した後に、画像形成動作としてのプリントを実行する。このため、画像形成装置10では、現像装置にトナーを補給する前に画像形成動作を行う場合と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
また、画像形成装置10では、前処理として現像装置100にトナーを補給する前に、画像形成動作の速度を低速に変更する。これにより、トナー補給装置150から現像装置100へのトナー補給時に、トナーが飛散しにくくなる。このため、画像形成装置10では、現像装置にトナーを補給する前には現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を変更しない構成と比較して、前処理でのトナーの飛散が抑制される。
また、画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられたときは、現像装置100からのトナーの吐き出しによるトナー濃度調整を実行しない。このため、画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられたときに現像装置からのトナーの吐き出しを行う構成と比較して、無駄なトナー消費が抑制される。
また、画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられたときは、切り替え後に閾値ピクセル(像密度)以上プリントされるまでは、画像形成装置10の画像形成速度を低速に維持して画像形成動作を行う。このため、画像形成装置10では、高現像モードから通常モードに切り替えられるのと同時に現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常の速度に戻す場合と比較して、トナーの飛散が抑制される。
なお、上記実施形態の画像形成装置10では、高現像モードのときに、通常モード時に比べて画像形成装置10の画像形成動作の速度を低速に変更したが、本発明はこれに限定するものでなない。例えば、高現像モードのときに、通常モード時に比べて現像装置の駆動回転数(例えば、現像ロール106、第一オーガ109及び第二オーガ111の回転)を低速に変更する構成でもよい。
また、上記実施形態では、複数の単色ユニット21の少なくとも1つが高現像モードでトナー像を形成する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、特色の単色ユニット21CTのみが高現像モードでトナー像を形成するときに、定められた条件で、通常モード時に比べて画像形成装置の画像形成動作の速度を低速に変更してもよい。また、これに代えて、特色の単色ユニット21CTのみが高現像モードでトナー像を形成するときに、画像形成動作の速度を維持したままで特色の単色ユニット21CTの現像装置100の駆動回転数のみを低速に変更してもよい。この画像形成装置では、特色画像形成部によりトナー像を形成するときに現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を通常と同じ速度に維持する場合と比較して、特色トナーの飛散が抑制される。さらに、この画像形成装置では、全色の画像形成動作を低速にする場合と比較して、画像形成枚数の低下が抑制される。
また、上記実施形態では、特色の単色ユニット21CTが他の単色ユニット21Y、21M、21C、21Kよりも中間転写ベルト30の周回移動方向の上流側に配置されていたが、本発明はこれに限定するものではなく、特色の単色ユニット21CTの位置や数は変更可能である。例えば、特色の単色ユニット21CTを他の単色ユニット21Y、21M、21C、21Kよりも中間転写ベルト30の周回移動方向の下流側に配置してもよい。また、特色の単色ユニット21CTを2つ以上配置する構成でもよい。
また、上記実施形態では、現像装置100の一例、トナー補給装置150の一例が記載されているが、本発明はこれらに限定されず、現像装置の構成及びトナー補給装置の構成は変更可能である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10 画像形成装置
21 単色ユニット(画像形成部の一例)
21CT 特色の単色ユニット(特色画像形成部の一例)
70 制御部(速度変更手段の一例、濃度変更手段の一例)
100 現像装置
150 トナー補給装置(補給装置の一例)
202P 制御プログラム
T トナー

Claims (10)

  1. 異なる色のトナーを収容する現像装置を備え、異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、
    前記現像装置にトナーを補給する補給装置と、
    複数の前記画像形成部の少なくとも1つが高トナー付着量でトナー像を形成する高現像モードのときに、通常のトナー付着量でトナー像を形成する通常モード時に比べて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する速度変更手段と、
    を有し、
    前記速度変更手段は、前記高現像モードのときに、相対湿度に応じて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更し、
    前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更した状態で画像形成動作を行い、
    前記通常モードから前記高現像モードに切り替えられたときに、前処理として前記現像装置にトナーを補給した後に、前記画像形成動作を行い、
    さらに、前記高現像モードから前記通常モードに切り替えられたときは、前記現像装置からのトナーの吐き出しによるトナー濃度調整を実行しない、画像形成装置。
  2. 前記速度変更手段は、前記高現像モードで前記相対湿度が第1閾値より小さいときに、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更しない請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 異なる色のトナーを収容する現像装置を備え、異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、
    前記現像装置にトナーを補給する補給装置と、
    複数の前記画像形成部の少なくとも1つが高トナー付着量でトナー像を形成する高現像モードのときに、通常のトナー付着量でトナー像を形成する通常モード時に比べて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する速度変更手段と、
    を有し、
    前記速度変更手段は、前記高現像モードのときに、現像剤の経時状況に応じて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更し、
    前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更した状態で画像形成動作を行い、
    前記通常モードから前記高現像モードに切り替えられたときに、前処理として前記現像装置にトナーを補給した後に、前記画像形成動作を行い、
    さらに、前記高現像モードから前記通常モードに切り替えられたときは、前記現像装置からのトナーの吐き出しによるトナー濃度調整を実行しない、画像形成装置。
  4. 前記速度変更手段は、前記高現像モードで前記現像剤の寿命が第2閾値より長いときに、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更しない請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置のトナー濃度を前記通常モードのトナー濃度よりも高い設定値に変更する濃度変更手段を備え、
    前記濃度変更手段は、前記高現像モードのときに、前記現像装置のトナー濃度を前記高い設定値に変更する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前処理として前記現像装置にトナーを補給する前に、前記速度変更手段は、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記高現像モードから前記通常モードに切り替えられたときは、切り替え後の画像形成枚数が第3閾値以上となるまでは、前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に維持して画像形成動作を行う請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記画像形成部の少なくとも1つは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック以外の特色のトナー像を形成する現像装置を備えた特色画像形成部であり、
    前記速度変更手段は、前記特色画像形成部が高トナー付着量でトナー像を形成する前記高現像モードのときに、前記通常モード時に比べて前記現像装置の駆動回転数又は画像形成動作の速度を低速に変更する請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記速度変更手段は、前記特色画像形成部の前記現像装置の駆動回転数のみを低速に変更する請求項に記載の画像形成装置。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の画像形成装置の前記速度変更手段として機能させるための速度制御プログラム。
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