JP7224204B2 - ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器 - Google Patents

ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
ステッピングモータは、電子機器、産業機械、ロボットにおいて広く採用される。ステッピングモータは、ホストコントローラが生成する入力クロックに同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。さらにステッピングモータは、オープンループでの位置制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
図1は、従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。ホストコントローラ2は、駆動回路4に対して、入力クロックCLKを供給する。駆動回路4は、入力クロックCLKと同期して、励磁位置を変化させる。
図2は、励磁位置を説明する図である。励磁位置は、ステッピングモータ6の2個のコイルL1,L2に流れるコイル電流(駆動電流)IOUT1,IOUT2の組み合わせとして把握される。図2には、8個の励磁位置1~8が示されている。1相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2に交互に電流が流れ、励磁位置2,4,6,8を遷移する。2相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2の両方に電流が流れ、励磁位置1,3,5,7を遷移する。1-2相励磁は、1相励磁と2相励磁の組み合わせであり、励磁位置1~8を遷移する。マイクロステップ駆動では、さらに励磁位置が細かく制御される。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロック数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
この問題を解決するために、多くの場合、想定される最大の負荷にマージンを設け、脱調マージンを考慮した出力トルクが得られるように、駆動回路を設計することになる。ところが、マージンを大きくすると電力損失が大きくなる。
特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックにより最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。
特開平9-103096号公報 特開2004-120957号公報 特開2000-184789号公報 特開2004-180354号公報 特許第6258004号公報
図3は、ステッピングモータの起動時のシーケンスを説明する図である。時刻tに入力クロック信号INが与えられると、モータが始動する。入力クロック信号INの周波数、すなわちモータの回転数指令は時間とともに増大していく(台形波駆動)。始動開始直後は、特に脱調しやすいことから、出力トルクのフィードバック制御が無効化され、最大トルク(最大電流)でモータを駆動する。具体的には電流設定値IREFが、最大値IFULLに設定される。そして、モータの回転が安定すると、時刻tに、出力トルク(駆動電流)のフィードバック制御が有効に切り替えられる。フィードバック制御によって、電流設定値IREFは、そのときの負荷などに応じた最適な電流量IOPTに近づいていき、安定する。
時刻t以降、電流設定値IREFは、フィードバック制御によって調整されるため、ある最適な電流量IOPTに安定化するには、セトリング時間(遅延時間)τを要する。さらなる消費電力の削減のためには、このセトリング時間τを短縮することが望まれる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、短時間で電流設定値を最適化できる駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ステッピングモータの駆動回路に関する。駆動回路は、電流設定値を生成する電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じて、ステッピングモータのコイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、を備える。電流値設定回路は、回転開始後の第1期間において電流設定値を、所定の第1設定値とし、続く第2期間において、電流設定値を、第1設定値より小さい所定の第2設定値まで所定のパターンにしたがって低下させ、その後、高効率モードに遷移し、電流設定値を、フィードバック制御により調整する。
高効率モードにおける電流設定値の収束値は、ステッピングモータの負荷に応じて、事前に予測(測定、計算を含む)しておくことができる。そして予測した収束値を第2設定値として与えることにより、第2期間において、電流設定値を予測した収束値まで短時間で変化させることができる。その後、高効率モードに遷移させることにより、電流設定値は短時間で実際の収束値に収束する。これにより、短時間で電流設定値を最適化できる。
電流値設定回路は、第2期間において、電流設定値を、第1設定値から第2設定値まで、Nステップ(N≧2)で変化させてもよい。ステップ数Nは、可変であってもよい。
電流値設定回路は、第1設定値と第2設定値を内分して得られる少なくともひとつの中間値を生成する演算部と、第2設定値および少なくともひとつの設定値を受け、制御データに応じたひとつを選択するマルチプレクサと、第2期間において制御データを時間とともに変化させる波形コントローラと、を含んでもよい。
ステップの幅は等しくてもよい。
ロジック回路は、入力クロックの周期にもとづいて、第1期間から第2期間への遷移のトリガーを規定するマスク信号を生成してもよい。
駆動回路は、コイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路をさらに備えてもよい。電流設定回路は、高効率モードにおいて、逆起電力にもとづいて電流設定値をフィードバック制御してもよい。
電流値設定回路は、逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、推定された負荷角が所定の目標角に近づくように、電流設定値を生成するフィードバック制御器と、をさらに含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は電子機器に関する。電子機器は、ステッピングモータと、ステッピングモータを駆動する上述のいずれかの駆動回路と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、短時間で電流設定値を最適化できる。
従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 励磁位置を説明する図である。 ステッピングモータの起動時のシーケンスを説明する図である。 実施の形態に係る駆動回路の構成を示すブロック図である。 図5(a)は、図4の駆動回路の動作波形図であり、図5(b)は、従来の駆動回路の動作波形図である。 図6(a)~(d)は、第2期間における電流設定値の遷移の別のパターンを示す波形図である。 電流値設定回路の構成例を示す回路図である。 駆動回路の具体的な構成例を示す図である。 電流値設定回路の別の構成例を示す図である。 図10(a)~(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
図4は、実施の形態に係る駆動回路200の構成を示すブロック図である。駆動回路200は、ステッピングモータ102とともにモータシステム100を構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型のいずれであってもよい。
駆動回路200の入力ピンINには、ホストコントローラ2から入力クロックCLKが入力される。また駆動回路200の方向指示ピンDIRには、時計回り(CW)、反時計回り(CCW)を指示する方向指示信号DIRが入力される。
駆動回路200は、入力クロックCLKが入力されるたびに、方向指示信号DIRに応じた方向に、ステッピングモータ102のロータを所定角、回転させる。
駆動回路200は、ブリッジ回路202_1,202_2、電流値設定回路210、定電流チョッパ回路250_1,250_2、ロジック回路270を備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化される。
本実施の形態において、ステッピングモータ102は2相モータであり、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。駆動回路200の駆動方式は特に限定されないが、本実施の形態では、バイポーラ駆動方式であり、2相励磁、1-2相励磁、およびマイクロステップ駆動をサポートする。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1~M4と、図示しないプリドライバを含むHブリッジ回路(フルブリッジ回路)である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の電圧(第1コイル電圧ともいう)VOUT1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT2にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の電圧(第2コイル電圧ともいう)VOUT2がスイッチングされる。
電流値設定回路210は、電流設定値IREFを生成する。定電流チョッパ回路250_1は、第1コイルL1の通電中に、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1の検出値INF1が電流設定値IREFにもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM1を生成する。定電流チョッパ回路250_2は、第2コイルL2に通電中に、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2の検出値INF2が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM2を生成する。
ブリッジ回路202_1,202_2はそれぞれ、電流検出抵抗RNFを含み、電流検出抵抗RNFの電圧降下が、コイル電流Iの検出値となる。なお、電流検出抵抗RNFの位置は限定されず、電源側に設けてもよいし、ブリッジ回路の2つの出力の間に、コイルと直列に設けてもよい。
ロジック回路270は、パルス変調信号SPWM1に応じて、第1コイルL1に接続されるブリッジ回路202_1を制御する。またロジック回路270は、パルス変調信号SPWM2に応じて、第2コイルL2に接続されるブリッジ回路202_2を制御する。
ロジック回路270は、入力クロックCLKが入力される度に、励磁位置を変化させ、電流を供給するコイル(もしくはコイルのペア)を切り替える。励磁位置は、第1コイルL1のコイル電流と第2コイルL2それぞれのコイル電流の大きさと向きの組み合わせとして把握される。励磁位置は、入力クロックCLKのポジエッジのみに応じて遷移してもよいし、ネガエッジのみに応じて遷移してもよいし、それらの両方に応じて遷移してもよい。
電流値設定回路210は、回転開始後の第1期間Tにおいて電流設定値IREFを、所定の第1設定値(以下、フルトルク設定値と称する)IFULLとする。続く第2期間Tにおいて、電流設定値IREFを、フルトルク設定値IFULLより小さい所定の第2設定値(以下、高効率設定値という)ILOWまで、所定のパターンにしたがって低下させる。第1期間Tから第2期間Tへの遷移は、駆動回路200の内部で生成されるマスク信号MASKをトリガーとすることができる。
モータ駆動回路200には、マスク信号MASKを生成するタイミング発生器が設けられる。タイミング発生器は、たとえば入力クロックCLKの周期をカウントするカウンタを含み、入力クロックCLKの周期が、複数サイクルにわたり安定すると、マスク信号MASKのレベルを変化させて、第1期間Tから第2期間Tに遷移させてもよい。そして、予め規定した時間が経過すると、あるいは入力クロックCLKが所定数入力されると、高効率モードに移行してもよい。
その後、高効率モードに遷移し、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整する。
以上が駆動回路200の構成である。続いてその動作を説明する。図5(a)は、図4の駆動回路200の動作波形図である。
駆動回路200の効果を明確化するために、図5(b)を参照して、従来の駆動回路の動作を改めて説明する。従来では、第1期間T1の間、電流設定値IREFをフルトルク設定値IFULLに固定した後、直ちに高効率モードに遷移する。フルトルク設定値IFULLと収束値IOPTの乖離が大きいため、電流設定値IREFが収束するまでの遅延時間τは非常に長くなる。
続いて、図5(a)を参照して、図4の駆動回路200の動作を説明する。時刻 に、入力クロックCLKが入力され、これが回転始動の指示となる。始動開始直後の第1期間Tの間、電流設定値IREFは、フルトルク設定値IFULLとなる。フルトルク設定値IFULLは、脱調が起きない程度に大きなマージンを考慮して規定される。フルトルク設定値IFULLは、設定可能な電流範囲の最大値であってもよく、この場合、始動直後は最大トルクで駆動される。
時刻tに、第2期間Tに移行する。第2期間Tでは、電流設定値IREFが、高効率設定値ILOWに向かって下げられる。この例では、電流設定値IREFは、1つの中間値を経て、ステップ状に変化しており、この中間値は、フルトルク設定値IFULLと高効率設定値ILOWの中点である。
時刻tに、第2期間Tが終了し、高効率モードに移行する。高効率モードでは、フィードバック制御によって、電流設定値IREFが調節され、定常状態においてある最適値IOPTに収束する。収束に要する時間τ’は、図5(b)の遅延時間τよりも短い。
以上が駆動回路200の動作である。続いてその利点を説明する。
高効率モードにおける電流設定値IREFの収束値IOPTは、ステッピングモータの負荷に応じて、事前に予測(測定、計算を含む)しておくことができる。そして、予測した収束値IOPT^を高効率設定値ILOWとすることにより、第2期間Tにおいて、電流設定値IREFを予測した収束値IOPT^まで短時間で変化させることができる。予測値IOPT^は、実際の収束値IOPTに近いため、高効率モードに遷移させた後、短時間で電流設定値IREFを実際の収束値IOPTに収束させることができる。
本発明は、図4のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、方法に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例や実施例を説明する。
図6(a)~(d)は、第2期間Tにおける電流設定値IREFの遷移の別のパターンを示す波形図である。図6(a)では、第1期間Tから第2期間Tに移行すると、中間値を経ずに、直接、高効率設定値ILOWに遷移する。
図6(b)では、第1期間Tから第2期間Tに移行すると、複数N個の中間値を経て、Nステップで高効率設定値ILOWに遷移する。中間値の個数Nは限定されない。
図6(c)では、第2期間Tの間、電流設定値IREFは、フルトルク設定値IFULLから高効率設定値ILOWにリニアに変化する。
図6(d)では、第2期間Tの間、電流設定値IREFは、フルトルク設定値IFULLから高効率設定値ILOWに向かって減衰する。
図7は、電流値設定回路210の構成例を示す回路図である。電流値設定回路210は、フィードフォワードコントローラ240、フィードバックコントローラ220、マルチプレクサ212を備える。
フィードフォワードコントローラ240は、第1期間Tにおいてアクティブとなり、電流設定値Ixを生成する。フィードバックコントローラ220は、第2期間Tにおいてアクティブとなり、電流設定値Iyを生成する。マルチプレクサ212は、第1期間Tにおいて電流設定値Ixを選択し、第2期間Tにおいて電流設定値Iyを選択する。マルチプレクサ212は、モード制御信号MODEによって制御される。
フィードフォワードコントローラ240は、演算部242、マルチプレクサ244、波形コントローラ246、マルチプレクサ248を含んでもよい。
演算部242は、フルトルク設定値IFULLと高効率設定値ILOWを内分して得られる少なくともひとつの中間値IM1~IMNを生成する。この例ではN=3である。
たとえば、中間設定値IM1~IM3は、以下のように生成してもよい。
M1=(3×IFULL+1×ILOW)/(N+1)
M2=(2×IFULL+2×ILOW)/(N+1)
M3=(1×IFULL+3×ILOW)/(N+1)
この場合、ステップの幅は等しくなる。一般化すると、i番目の中間設定値は、
Mi={(N+1-i)×IFULL+i×ILOW}/(N+1)
とすればよい。
マルチプレクサ244は、高効率設定値ILOWおよび少なくともひとつの設定値IM1~IMNを受け、制御データSWに応じたひとつを選択する。この例では制御データSWは2ビットであり、[00]のときIM1、[01]のときIM2、[10]のときIM3、[11]のときILOWが選択される。
マルチプレクサ248は、フルトルク設定値IFULLと、マルチプレクサ244の出力を受ける。マスク信号MASKがアサート(ハイ)の期間は第1期間Tであり、フルトルク設定値IFULLが選択される。マスク信号MASKがネゲート(ロー)されると、マルチプレクサ244の出力が選択され、第2期間Tに移行する。
波形コントローラ246は、マスク信号MASKがネゲートされると、制御データSWを時間とともに変化させる。制御データSWのシーケンスに応じて、ステップ数を設定できる。波形コントローラ246は、入力クロックS1と同期して、制御データSWを変化させてもよい。たとえば入力クロックS1のポジエッジごとに、制御データSWを変化させてもよい。
波形コントローラ246は、遷移完了のタイミングを知っているから、モード制御信号MODEは、波形コントローラ246が生成してもよい。
たとえば第2期間Tにおいて制御データSWを[11]に固定すれば、図6(a)の波形を得ることができる。また第2期間Tにおいて制御データSWを[00][01][10][11]の順に遷移させれば、図6(b)の波形を得ることができる。また第2期間Tにおいて制御データSWを[01][11]の順に遷移させれば、図5(a)の波形を得ることができる。
このように、図7の電流値設定回路210によれば、同じハードウェアでさまざまな遷移パターンを生成することができる。
図8は、駆動回路200の具体的な構成例を示す図である。図8には、第1コイルL1に関連する部分のみが示される。
逆起電力検出回路230は、第1コイルL1に生ずる逆起電力VBEMF1を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。
回転数検出回路232は、ステッピングモータ102の回転数ω(周波数)を取得し、回転数ωを示す検出信号を生成する。たとえば回転数検出回路232は、回転数ωの逆数に比例する周期T(=2π/ω)を測定し、周期Tを検出信号として出力してもよい。脱調が生じていない状況では、入力クロックCLKの周波数(周期)は、ステッピングモータ102の回転数(周期)と比例する。したがって回転数検出回路232は、入力クロックCLK、またはそれにもとづいて生成される内部信号の周期を測定し、検出信号としてもよい。
フィードバックコントローラ220は、負荷角推定部222、減算器224、PI制御器226を含む。
フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいて、逆起電力VBEMF1にもとづいて電流設定値IREF(=Iy)をフィードバック制御する。負荷角推定部222は、逆起電力VBEMF1にもとづいて負荷角φを推定する。負荷角φは、第1コイルL1に流れる駆動電流で定まる電流ベクトル(つまり位置指令)と、ロータ(可動子)の位置の差に相当する。
検出区間における逆起電力VBEMF1は、以下の式で与えられる。
BEMF1=K・ω・cosφ
は誘起電圧定数、ωは回転数である。したがって、逆起電力VBEMFを測定することで、負荷角φと相関を有する検出値を生成することができる。たとえば、cosφを検出値としてもよく、この場合、検出値は以下の式で表される。
cosφ=VBEMF1・ω-1/K
=VBEMF1・(T/2π)・K -1
フィードバックコントローラ220は、推定された負荷角φが所定の目標角φREFに近づくように、電流設定値Iyを生成する。具体的には減算器224は、負荷角φにもとづく検出値cosφとその目標値cos(φREF)の誤差ERRを生成する。PI(比例・積分)制御器226は、誤差ERRがゼロとなるようにPI制御演算を行い、電流設定値Iyを生成する。PIコントローラに代えて、P(比例)制御演算を行うPコントローラ、PID(比例・積分・微分)制御演算を行うPIDコントローラを用いてもよい。あるいはフィードバックコントローラ220の処理は、誤差増幅器を用いたアナログ回路でも実現可能である。
なお、電流設定値Iyの最適化方法はこれに限定されない。たとえば逆起電力VBEMF1の目標値VBEMF(REF)を定めておき、逆起電力VBEMF1が目標値VBEMF(REF)に近づくように、フィードバックループを構成してもよい。
定電流チョッパ回路250_1は、D/Aコンバータ252、PWMコンパレータ254、オシレータ256、フリップフロップ258を含む。D/Aコンバータ252は、電流設定値IREFをアナログ電圧VREFに変換する。PWMコンパレータ254は、フィードバック信号INF1を基準電圧VREFと比較し、INF1>VREFとなると、オフ信号SOFFをアサート(ハイ)する。オシレータ256は、チョッピング周波数を規定する周期的なオン信号SONを生成する。フリップフロップ258は、オン信号SONに応じてオンレベル(たとえばハイ)に遷移し、オフ信号SOFFに応じてオフレベル(たとえばロー)に遷移するPWM信号SPWM1を出力する。
図9は、電流値設定回路210の別の構成例を示す図である。フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、負荷角φが目標値φREFに近づくように値が調節される電流補正値ΔIを生成する。電流補正値ΔIは、第1期間Tおよび第2期間Tにおいてゼロである。電流値設定回路210は、図8のマルチプレクサ212に代えて加算器214を含み、加算器214は、フィードフォワードコントローラ240が生成する高効率設定値ILOWに、電流補正値ΔIを加算する。これにより負荷角φが目標値φREFに近づくように、電流設定値IREF=ILOW+ΔIが調節される。
最後に、駆動回路200の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図10(a)~(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図10(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図10(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図10(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路(Hブリッジ)で構成される場合を説明したが、それには限定されず、ハーフブリッジ回路で構成されてもよい。またブリッジ回路202は、駆動回路200A(200B)とは別チップであってもよいし、ディスクリート部品であってもよい。
(変形例2)
実施の形態では2つのコイルに流れる電流IOUT1,IOUT2は、励磁位置に応じてオン、オフされるが、その電流量は、励磁位置によらずに一定であった。この場合、励磁位置によってトルクが変動することとなる。この制御に変えて、励磁位置にかかわらずトルクが一定となるように電流IOUT1,IOUT2を修正してもよい。図2を参照すると、たとえば1-2相励磁では、励磁位置2,4,6,8における電流IOUT1,IOUT2の量を、励磁位置1,3,5,7における電流の量の√2倍としてもよい。
(変形例3)
ロジック回路270は、負荷角φが目標角φREFに近づくように、パルス変調信号S2のデューティ比を調節することに代えて、あるいはそれと組み合わせて、ブリッジ回路202に供給される電源電圧VDDを調節してもよい。電源電圧VDDを変化させることにより、ステッピングモータ102のコイルL1、L2に供給される電力を変化させることができる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
100 モータシステム
102 ステッピングモータ
L1 第1コイル
L2 第2コイル
200 モータ駆動回路
202 ブリッジ回路
NF 検出抵抗
210 電流値設定回路
212 マルチプレクサ
220 フィードバックコントローラ
222 負荷角推定部
224 減算器
226 制御器
230 逆起電力検出回路
240 フィードフォワードコントローラ
242 演算部
244 マルチプレクサ
246 波形コントローラ
248 マルチプレクサ
250 定電流チョッパ回路
252 D/Aコンバータ
254 PWMコンパレータ
256 オシレータ
258 フリップフロップ
270 ロジック回路

Claims (8)

  1. ステッピングモータの駆動回路であって、
    電流設定値を生成する電流値設定回路と、
    コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記ステッピングモータのコイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    を備え、
    前記電流値設定回路は、
    回転開始後の第1期間において前記電流設定値を、所定の第1設定値とし、
    続く第2期間において、前記電流設定値を、前記第1設定値より小さい所定の第2設定値まで所定のパターンにしたがって低下させ、
    その後、高効率モードに遷移し、前記電流設定値を、フィードバック制御により調整し、
    前記ロジック回路は、入力クロックの周期にもとづいて、前記第1期間から前記第2期間への遷移のトリガーを規定するマスク信号を生成することを特徴とする駆動回路。
  2. 前記電流値設定回路は、前記第2期間において、前記電流設定値を、前記第1設定値から前記第2設定値まで、Nステップ(N≧2)で変化させることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記電流値設定回路は、
    前記第1設定値と前記第2設定値を内分して得られる少なくともひとつの中間値を生成する演算部と、
    前記第1設定値、前記第2設定値および前記少なくともひとつの設定値を受け、制御データに応じたひとつを選択するマルチプレクサと、
    前記第2期間において前記制御データを時間とともに変化させる波形コントローラと、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 前記ステップの幅は等しいことを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  5. 前記コイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路をさらに備え、
    前記電流値設定回路は、前記高効率モードにおいて、前記逆起電力にもとづいて前記電流設定値をフィードバック制御することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記電流値設定回路は、
    前記逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、
    推定された前記負荷角が所定の目標角に近づくように、前記電流設定値を生成するフィードバック制御器と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の駆動回路。
  7. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  8. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1からのいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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