JP7387268B2 - ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器 - Google Patents

ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7387268B2
JP7387268B2 JP2019025185A JP2019025185A JP7387268B2 JP 7387268 B2 JP7387268 B2 JP 7387268B2 JP 2019025185 A JP2019025185 A JP 2019025185A JP 2019025185 A JP2019025185 A JP 2019025185A JP 7387268 B2 JP7387268 B2 JP 7387268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive circuit
current
circuit
value
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019025185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020137193A (ja
Inventor
浩樹 橋本
正典 土橋
光央 岡田
良太 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2019025185A priority Critical patent/JP7387268B2/ja
Priority to US16/788,692 priority patent/US11381184B2/en
Publication of JP2020137193A publication Critical patent/JP2020137193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7387268B2 publication Critical patent/JP7387268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/12Control or stabilisation of current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • H02P8/16Reducing energy dissipated or supplied
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/36Protection against faults, e.g. against overheating or step-out; Indicating faults
    • H02P8/38Protection against faults, e.g. against overheating or step-out; Indicating faults the fault being step-out

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
ステッピングモータは、電子機器、産業機械、ロボットにおいて広く採用される。ステッピングモータは、ホストコントローラが生成する入力クロックに同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。さらにステッピングモータは、オープンループでの位置制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロック数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
この問題を解決するために、多くの場合、想定される最大の負荷にマージンを設け、脱調マージンを考慮した出力トルクが得られるように、駆動回路を設計することになる。ところが、マージンを大きくすると電力損失が大きくなる。
特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックにより最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。図1は、従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。
ホストコントローラ2は、駆動回路4に対して、入力クロックCLKを供給する。駆動回路4は、入力クロックCLKと同期して、励磁位置を変化させる。
図2は、励磁位置を説明する図である。励磁位置は、ステッピングモータ6の2個のコイルL1,L2に流れるコイル電流(駆動電流)IOUT1,IOUT2の組み合わせとして把握される。図2には、8個の励磁位置1~8が示されている。1相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2に交互に電流が流れ、励磁位置2,4,6,8を遷移する。2相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2の両方に電流が流れ、励磁位置1,3,5,7を遷移する。1-2相励磁では、1相励磁と2相励磁の組み合わせであり、励磁位置1~8を遷移する。マイクロステップ駆動では、さらに励磁位置が細かく制御される。
図3は、ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。始動時に、入力クロックCLKの周波数fINは時間とともに上昇し、ステッピングモータが加速する。そして、周波数fINがある目標値に到達すると、一定に保たれ、ステッピングモータが定速回転する。その後、ステッピングモータを停止させる際には、入力クロックCLKの周波数を低下させ、ステッピングモータを減速させる。図3の制御を台形波駆動とも称する。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロック数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
そこで、脱調の可能性が高い加速時および減速時においては、脱調マージンを考慮した十分に大きい固定的な出力トルクが得られるように、駆動電流の目標値IREFを、固定的な値IFULLに設定する(高トルクモード)。
回転数が安定し、脱調の可能性が低い状況では、駆動電流の目標値IREFを減少させて、効率を改善させる(高効率モード)。特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックにより最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。具体的には逆起電力VBEMFにもとづいて負荷角φを推定し、負荷角φが目標値φREFに近づくように駆動電流(コイル電流)の目標値IREFがフィードバック制御される。逆起電力VBEMFは式(1)で表される。
BEMF=K×ω×cosφ …(1)
ωはステッピングモータの回転数であり、Kは逆起電力定数である。
特許文献5に記載の技術では、負荷角にもとづく検出値cosφが、その目標値cos(φREF)に近づくように、フィードバックループが形成され、高効率モードにおけるコイル電流IOUT1,IOUT2が最適化される。
特開平9-103096号公報 特開2004-120957号公報 特開2000-184789号公報 特開2004-180354号公報 特許第6258004号公報
特許文献5に記載の駆動回路を用いたモータシステムでは、電流量IREFは、駆動回路4の内部で生成されている。コイル電流の量には、システムの設計や制御に有用な情報が含まれているが、現状、駆動回路の外部からは、現在、どれくらいのトルクでステッピングモータ6が駆動されているのかを知るすべはない。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、システムの設計あるいは制御に有用な情報を外部に出力可能な駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ステッピングモータの駆動回路に関する。駆動回路は、コイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、逆起電力にもとづいて電流設定値を生成する電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じて、コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、を備える。駆動回路は、電流設定値を外部に出力可能に、または電流設定値に外部からアクセス可能に構成される。
駆動回路は、電流設定値をデジタル信号として外部に出力するインタフェース回路をさらに備えてもよい。
駆動回路は、電流設定値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、アナログの電流設定値を外部に出力するバッファ回路と、をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様もまた、駆動回路である。この駆動回路は、コイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、逆起電力にもとづいて電流設定値を生成する電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じてコイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、を備える。コイル電流の検出値を外部に出力可能に、また、または電流設定値に外部からアクセス可能に構成される。
コイル電流の検出値は、ブリッジ回路に設けられた検出抵抗の電圧降下に応じていてもよい。駆動回路は、検出抵抗の電圧降下を外部に出力するバッファをさらに備えてもよい。
コイル電流の検出値は、ブリッジ回路に設けられた検出抵抗の電圧降下に応じていてもよい。駆動回路は、検出抵抗の電圧降下をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、デジタル値を外部に出力するインタフェース回路と、をさらに備えてもよい。
電流値設定回路は、逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、推定された負荷角が所定の目標角に近づくように、電流設定値を生成するフィードバック制御器と、を含んでもよい。
定電流チョッパ回路は、コイル電流の検出値を、電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、所定の周波数で発振するオシレータと、コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移するパルス変調信号を出力するフリップフロップと、を含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、システムの設計あるいは制御に有用な情報を外部に提供できる。
従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 励磁位置を説明する図である。 ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。 実施の形態1に係る駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 図5(a)~(c)は、インタフェース回路の構成例を示す図である。 駆動回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態2に係る駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 図8(a)~(c)は、インタフェース回路の構成例を示す図である。 電流値設定回路の別の構成例を示す図である。 図10(a)~(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
(実施の形態1)
図4は、実施の形態1に係る駆動回路200Aを備えるモータシステム100Aのブロック図である。駆動回路200Aは、ステッピングモータ102およびホストコントローラ2とともにモータシステム100Aを構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型のいずれであってもよい。
駆動回路200Aの入力ピンINには、ホストコントローラ2から入力クロックCLKが入力される。また駆動回路200Aの方向指示ピンDIRには、時計回り(CW)、反時計回り(CCW)を指示する方向指示信号DIRが入力される。
駆動回路200Aは、入力クロックCLKが入力されるたびに、方向指示信号DIRに応じた方向に、ステッピングモータ102のロータを所定角、回転させる。
駆動回路200Aは、ブリッジ回路202_1,202_2、電流値設定回路210、逆起電力検出回路230、定電流チョッパ回路250_1,250_2、ロジック回路270、インタフェース回路280Aを備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化される。
本実施の形態において、ステッピングモータ102は2相モータであり、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。駆動回路200Aの駆動方式は特に限定されず、1相励磁、2相励磁、1-2相励磁、あるいはマイクロステップ駆動(W1-2相駆動、2W1-2相駆動など)のいずれであってもよい。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1~M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の電圧(第1コイル電圧ともいう)VOUT1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT2にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の電圧(第2コイル電圧ともいう)VOUT2がスイッチングされる。
電流値設定回路210は、電流設定値IREFを生成する。ステッピングモータ102の始動直後は、電流設定値IREFはある所定値(フルトルク設定値という)IFULLに固定される。所定値IFULLは、電流設定値IREFが取り得る範囲の最大値としてもよく、この場合、ステッピングモータ102はフルトルクで駆動される。この状態を高トルクモードと称する。
ステッピングモータ102が安定的に回転しはじめると、言い換えると脱調のおそれが低下すると、高効率モードに遷移する。電流値設定回路210は高効率モードにおいて、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整し、これにより消費電力を削減する。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。したがって逆起電力VBEMF1(VBEMF2)は、監視対象のコイルの一端(ブリッジ回路の出力)がハイインピーダンスとなるごとに、すなわち所定の励磁位置ごとに測定することができる。
定電流チョッパ回路250_1は、第1コイルL1の通電中に、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1の検出値INF1が電流設定値IREFにもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM1を生成する。定電流チョッパ回路250_2は、第2コイルL2に通電中に、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2の検出値INF2が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM2を生成する。
ブリッジ回路202_1,202_2はそれぞれ、電流検出抵抗RNFを含み、電流検出抵抗RNFの電圧降下が、コイル電流Iの検出値となる。なお、電流検出抵抗RNFの位置は限定されず、電源側に設けてもよいし、ブリッジ回路の2つの出力の間に、コイルと直列に設けてもよい。
ロジック回路270は、パルス変調信号SPWM1に応じて、第1コイルL1に接続されるブリッジ回路202_1を制御する。またロジック回路270は、パルス変調信号SPWM2に応じて、第2コイルL2に接続されるブリッジ回路202_2を制御する。
ロジック回路270は、入力クロックCLKが入力される度に、励磁位置を変化させ、電流を供給するコイル(もしくはコイルのペア)を切り替える。励磁位置は、第1コイルL1のコイル電流と第2コイルL2それぞれのコイル電流の大きさと向きの組み合わせとして把握される。励磁位置は、入力クロックCLKのポジエッジのみに応じて遷移してもよいし、ネガエッジのみに応じて遷移してもよいし、それらの両方に応じて遷移してもよい。
上述のように、電流値設定回路210は、(i)コイル電流の振幅を規定する電流設定値IREFをフルトルクに相当する大きな値に固定する高トルクモードと、(ii)電流設定値IREFをフィードバック制御により調整する高効率モードとが切り替え可能に構成される。
駆動回路200Aは、電流設定値IREFを外部に出力可能に、あるいは電流設定値IREFに外部からアクセス可能に構成される。このために駆動回路200Aには、インタフェース回路280Aが設けられる。
インタフェース回路280Aを、イネーブル、ディセーブルを切り替え可能とし、電流設定値IREFを知りたい場合にのみ、インタフェース回路280Aをイネーブルとしてもよい。
図5(a)~(c)は、インタフェース回路280Aの構成例を示す図である。図5(a)のインタフェース回路280Aは、レジスタ282と、IC(Inter IC)回路284を備える。レジスタ282には、所定のタイミングにおける電流設定値IREFが書き込まれる。あるいはレジスタ282の値は、時々刻々と変化する電流設定値IREFによって常に更新されてもよい。IC回路284は、外部から当該レジスタ282へのアクセスを受けると、電流設定値IREFを外部に出力してもよい。ICに代えて、SPI(Serial Peripheral Interface)やその他のトランスミッタやトランシーバを用いてもよい。
あるいは、インタフェース回路280Aは、外部からの要求の有無にかかわらず、常に電流設定値IREFを外部に出力してもよい。図5(b)では、デジタルの電流設定値IREFがトランスミッタ286によって常に外部に出力される。
図5(c)では、D/Aコンバータ288によって、デジタルの電流設定値IREFがアナログ信号(電圧信号)に変換される。そして、バッファ289は、アナログ信号を外部に出力する。
図6は、駆動回路200Aの構成例を示す回路図である。図6には、第1コイルL1に関連する部分のみが示される。
電流値設定回路210について説明する。電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220、フィードフォワードコントローラ240、マルチプレクサ212を含む。フィードフォワードコントローラ240は、始動開始直後の高トルクモードにおいて使用される固定的な電流設定値Ix(=IFULL)を出力する。この電流設定値Ixは、脱調を防止するために大きな値に設定される。
フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、逆起電力VBEMFにもとづいてフィードバック制御される電流設定値Iyを出力する。
マルチプレクサ212は、モード選択信号MODEに応じて、2つの信号Ix,Iyの一方を選択し、電流設定値Irefとして出力する。
フィードバックコントローラ220は、負荷角推定部222、減算器224、PI(比例・積分)制御器226を含む。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。したがって逆起電力VBEMF1(VBEMF2)は、監視対象のコイルの一端(ブリッジ回路の出力)がハイインピーダンスとなるごとに、すなわち所定の励磁位置ごとに測定することができる。
負荷角推定部222は、逆起電力VBEMF1にもとづいて負荷角φを推定する。負荷角φは、第1コイルL1に流れる駆動電流で定まる電流ベクトル(つまり位置指令)と、ロータ(可動子)の位置の差に相当する。上述のように、逆起電力VBEMF1は、以下の式で与えられる。
BEMF1=K・ω・cosφ
は逆起電力定数、ωは回転速度である。したがって、逆起電力VBEMFを測定することで、負荷角φと相関を有する検出値を生成することができる。たとえば、cosφを検出値としてもよく、この場合、検出値は式(2)で表される。
cosφ=VBEMF1・ω-1/K
=VBEMF1・(T/2π)・K -1 …(2)
フィードバックコントローラ220は、推定された負荷角φが所定の目標角φREFに近づくように、電流設定値Iyを生成する。具体的には減算器224は、負荷角φにもとづく検出値cosφとその目標値cos(φREF)の誤差ERRを生成する。PI制御器226は、誤差ERRがゼロとなるようにPI制御演算を行い、電流設定値Iyを生成する。フィードバックコントローラ220の処理は、誤差増幅器を用いたアナログ回路でも実現可能である。
定電流チョッパ回路250_1は、D/Aコンバータ252、PWMコンパレータ254、オシレータ256、フリップフロップ258を含む。D/Aコンバータ252は、電流設定値IREFをアナログ電圧VREFに変換する。PWMコンパレータ254は、フィードバック信号INF1を基準電圧VREFと比較し、INF1>VREFとなると、オフ信号SOFFをアサート(ハイ)する。オシレータ256は、チョッピング周波数を規定する周期的なオン信号SONを生成する。フリップフロップ258は、オン信号SONに応じてオンレベル(たとえばハイ)に遷移し、オフ信号SOFFに応じてオフレベル(たとえばロー)に遷移するPWM信号SPWM1を出力する。
図6には、インタフェース回路280Aが省略されているが、インタフェース回路280Aの構成に応じた箇所に設けることができる。図5(a)のインタフェース回路280Aを採用する場合、フィードバックコントローラ220の出力Iyを、レジスタ282に格納すればよい。図5(b)のインタフェース回路280Aを採用する場合、フィードバックコントローラ220の出力Iyを、トランスミッタ286によって外部に出力すればよい。これらの経路は、図6の(i)として示される。
図5(c)のインタフェース回路280Aを採用する場合、D/Aコンバータ288は、D/Aコンバータ252に対応付けることができ、D/Aコンバータ252の出力をバッファ289によって外部に出力すればよい。この経路は、図6の(ii)として示される。
以上が駆動回路200Aの構成である。続いてその動作を説明する。
(i)インタフェース回路280Aは、モータシステム100の設計段階において、有効活用することができる。設計段階において、プラットフォームやアプリケーションごとに、ステッピングモータ102の負荷や、回転数が決められる。これらが決まると、高効率モードにおける電流量は、おおよそ一定の値となる。したがって、設計段階において、高効率モードにおいて、ある量に安定化された電流設定値IREFを取得すれば、ステッピングモータがどの程度のトルクで駆動されているかなどを知ることができ、システムの設計に役立てることができる。
(ii)インタフェース回路280Aは、モータシステム100の実動作時においても有効活用することができる。たとえば、高効率モードにおいて安定化された電流設定値IREFを監視し、それが適正範囲を逸脱していれば、エラーと判定することができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2に係る駆動回路200Bを備えるモータシステム100Bのブロック図である。モータシステム100Bの基本的な構成は図4のモータシステム100Aと同様であり、相違点のみを説明する。
駆動回路200Bは、コイル電流Iの検出値を外部に出力可能に構成され、またはコイル電流の検出値に外部からアクセス可能に構成される。駆動回路200Bは、図4のインタフェース回路280Aに代えてインタフェース回路280Bを備える。インタフェース回路280Bは、コイル電流の検出値を、アナログ信号あるいはデジタル信号として外部に出力するために設けられ、あるいはインタフェース回路280Bは、外部からコイル電流の検出値にアクセスするために設けられる。
コイル電流の検出値INF1(あるいはINF2)は、ブリッジ回路202_1(あるいは202_2)に設けられた検出抵抗RNFの電圧降下に応じている。
図8(a)~(c)は、インタフェース回路280Bの構成例を示す図である。図8(a)のインタフェース回路280Bは、A/Dコンバータ290、レジスタ292、IC回路294を備える。A/Dコンバータ290は、所定のタイミングにおける電流検出値IFBをサンプリングし、デジタル信号に変換する。電流検出値のデジタル信号は、レジスタ292に書き込まれる。レジスタ292の値は、サンプリングタイミングごとに常時更新されてもよい。IC回路294は、外部から当該レジスタ292へのアクセスを受けると、デジタルの電流検出値INFを外部に出力してもよい。ICに代えて、SPI(Serial Peripheral Interface)やその他のトランスミッタやトランシーバを用いてもよい。
あるいは、インタフェース回路280Bは、外部からの要求の有無にかかわらず、常に電流検出値INFを外部に出力してもよい。図8(b)では、デジタルの電流検出値INFがトランスミッタ296によって常に外部に出力される。
図8(c)では、バッファ298は、アナログの電流検出値INFを外部に出力する。
図7の駆動回路200Bは、より具体的には図6の駆動回路200Aと同様に構成することができ、適切な箇所にインタフェース回路280Bを追加すればよい。
以上が駆動回路200Bの構成である。続いてその動作を説明する。
(i)インタフェース回路280Bは、モータシステム100の設計段階において、有効活用することができる。電流検出値INFが電流設定値IREFと一致するように定電流チョッピング制御が行われることから、定常状態において、電流検出値INFと電流設定値IREFは実質的に等しいと考えることができる。
設計段階において、高効率モードにおいて、ステッピングモータが安定的に駆動される状況において、ある量に安定化された電流検出値INFを取得すれば、ステッピングモータがどの程度のトルクで駆動されているかなどを知ることができ、システムの設計に役立てることができる。
(ii)インタフェース回路280Bは、モータシステム100の実動作時においても有効活用することができる。たとえば、高効率モードにおいて安定化された電流検出値INFを監視し、それが適正範囲を逸脱していれば、エラーと判定することができる。
図9は、電流値設定回路210の別の構成例を示す図である。フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、負荷角φが目標値φREFに近づくように値が調節される電流補正値ΔIを生成する。電流補正値ΔIは、高トルクモードにおいてゼロである。
フィードフォワードコントローラ240は、高効率モードにおいて、所定の高効率設定値ILOWを出力する。IFULL>ILOWの関係が成り立っていてもよい。電流値設定回路210は、図5のマルチプレクサ212に代えて加算器214を含み、加算器214は、フィードフォワードコントローラ240が生成する高効率設定値ILOWに、電流補正値ΔIを加算する。これにより負荷角φが目標値φREFに近づくように、電流設定値IREF=ILOW+ΔIが調節される。
最後に、駆動回路200Aや200B(単に駆動回路200と総称する)の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図10(a)~(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図10(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図10(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図10(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
ロジック回路270は、負荷角φが目標角φREFに近づくように、パルス変調信号S2のデューティ比を調節することに代えて、あるいはそれと組み合わせて、ブリッジ回路202に供給される電源電圧VDDを調節してもよい。電源電圧VDDを変化させることにより、ステッピングモータ102のコイルL1、L2に供給される電力を変化させることができる。
(変形例2)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路(Hブリッジ)で構成される場合を説明したが、それには限定されず、ハーフブリッジ回路で構成されてもよい。またブリッジ回路202は、駆動回路200A(200B)とは別チップであってもよいし、ディスクリート部品であってもよい。
(変形例3)
高効率モードにおける電流設定値Iyの生成方法は、実施の形態で説明したものに限定されない。たとえば逆起電力VBEMF1の目標値VBEMF(REF)を定めておき、逆起電力VBEMF1が目標値VBEMF(REF)に近づくように、フィードバックループを構成してもよい。
(変形例4)
実施の形態では2つのコイルに流れる電流IOUT1,IOUT2は、励磁位置に応じてオン、オフされるが、その電流量は、励磁位置によらずに一定であった。この場合、1-2相励磁の場合にトルクが変動することとなる。この制御に変えて、励磁位置にかかわらずトルクが一定となるように電流IOUT1,IOUT2を修正してもよい。たとえば1-2相励磁では、励磁位置2,4,6,8における電流IOUT1,IOUT2の量を、励磁位置1,3,5,7における電流の量の√2倍としてもよい。
(変形例5)
実施の形態ではフィードバックコントローラ220をPI制御器で構成したがその限りでなく、PIDコントローラなどを採用してもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
L1 第1コイル
L2 第2コイル
2 ホストコントローラ
100 モータシステム
102 ステッピングモータ
200 駆動回路
202 ブリッジ回路
210 電流値設定回路
NF 検出抵抗
212 マルチプレクサ
214 加算器
220 フィードバックコントローラ
222 負荷角推定部
224 減算器
226 PI制御器
230 逆起電力検出回路
240 フィードフォワードコントローラ
250 定電流チョッパ回路
252 D/Aコンバータ
254 PWMコンパレータ
256 オシレータ
258 フリップフロップ
270 ロジック回路
280 インタフェース回路
288 D/Aコンバータ

Claims (7)

  1. ステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、
    前記逆起電力にもとづいて電流設定値を生成する電流値設定回路と、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化され、
    前記駆動回路を用いたシステムの設計段階において、前記電流設定値を、前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に出力可能に、または前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部から前記電流設定値にアクセス可能に構成され、
    前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に取り出した前記電流設定値が、前記システムの設計に利用可能であることを特徴とする駆動回路。
  2. ステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、
    前記逆起電力にもとづいて電流設定値を生成する電流値設定回路と、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化され、
    前記駆動回路を用いたシステムの実動作中において、前記電流設定値を、前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に出力可能に、または前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部から前記電流設定値にアクセス可能に構成され、
    前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に取り出した前記電流設定値が適正範囲に含まれているか否かにもとづいて、エラーの判定が可能であることを特徴とする駆動回路。
  3. 前記電流設定値をデジタル信号として前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に出力するインタフェース回路をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 前記電流設定値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、
    アナログの前記電流設定値を前記駆動回路が集積化される前記半導体基板の外部に出力するバッファ回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  5. 前記電流値設定回路は、
    前記逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部と、
    推定された前記負荷角が所定の目標角に近づくように、前記電流設定値を生成するフィードバック制御器と、
    を含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記コイル電流の検出値を、前記電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、
    所定の周波数で発振するオシレータと、
    前記コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、前記オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移する前記パルス変調信号を出力するフリップフロップと、
    を含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  7. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1からのいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
JP2019025185A 2019-02-15 2019-02-15 ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器 Active JP7387268B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019025185A JP7387268B2 (ja) 2019-02-15 2019-02-15 ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
US16/788,692 US11381184B2 (en) 2019-02-15 2020-02-12 Driving circuit for stepping motor, method of driving stepping motor, and electronic device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019025185A JP7387268B2 (ja) 2019-02-15 2019-02-15 ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020137193A JP2020137193A (ja) 2020-08-31
JP7387268B2 true JP7387268B2 (ja) 2023-11-28

Family

ID=72042485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019025185A Active JP7387268B2 (ja) 2019-02-15 2019-02-15 ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11381184B2 (ja)
JP (1) JP7387268B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288396A (ja) 2009-06-12 2010-12-24 Renesas Electronics Corp 三相dcモータ制御回路
JP2012135166A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Ricoh Elemex Corp 駆動系の寿命予測システム
JP6258004B2 (ja) 2013-11-07 2018-01-10 ローム株式会社 モータ駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56149615A (en) 1980-04-18 1981-11-19 Hitachi Kiden Kogyo Ltd Automatic steering method of unmanned carrier car
JPH07177793A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Toshiba Corp インバータ装置
JPH07322693A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Canon Inc ステッピングモータ駆動装置およびステッピングモータ駆動手段を用いた記録装置
JPH09103096A (ja) 1995-10-05 1997-04-15 Canon Inc ステッピングモータの駆動装置
US5977737A (en) * 1998-09-09 1999-11-02 Labriola, Ii; Donald P. Digital motor driver circuit and method
JP2000184789A (ja) 1998-12-11 2000-06-30 Canon Inc ステッピングモ―タの駆動方法
JP4164326B2 (ja) 2002-09-27 2008-10-15 キヤノン株式会社 ステッピングモータの制御方法および光量調節装置
JP4235436B2 (ja) 2002-11-25 2009-03-11 オリエンタルモーター株式会社 ステッピングモータの回転子位置推定方法とその装置
JP4177387B2 (ja) * 2006-05-01 2008-11-05 三菱電機株式会社 モータ制御装置
JP5491207B2 (ja) * 2010-01-13 2014-05-14 キヤノン株式会社 ステッピングモータの駆動装置
US9654040B2 (en) * 2011-01-25 2017-05-16 Rohm Co., Ltd. Drive circuit of stepping motor, integrated circuit thereof, and electronic equipment including same, and method for controlling drive circuit of stepping motor
JP6426420B2 (ja) * 2014-09-29 2018-11-21 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及び電動機器
JP6322134B2 (ja) * 2014-12-26 2018-05-09 ミネベアミツミ株式会社 モータ制御装置およびモータ制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288396A (ja) 2009-06-12 2010-12-24 Renesas Electronics Corp 三相dcモータ制御回路
JP2012135166A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Ricoh Elemex Corp 駆動系の寿命予測システム
JP6258004B2 (ja) 2013-11-07 2018-01-10 ローム株式会社 モータ駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US11381184B2 (en) 2022-07-05
US20200266739A1 (en) 2020-08-20
JP2020137193A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7518093B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
US9503004B2 (en) Motor driving circuit
CN111697887B (zh) 步进电动机的驱动电路及其驱动方法、使用其的电子设备
JP2014168326A (ja) モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP7327951B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
US11264926B2 (en) Driving circuit and method for stepping motor
JP2006174607A (ja) ステッピングモータ制御装置及びそれを用いたペンレコーダ
JP7387268B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
JP7224204B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
JP7256043B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその制御方法、それを用いた電子機器
JP7256044B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP3505943B2 (ja) モータの駆動制御装置
JPH10149639A (ja) 記録再生装置
JP2021129405A (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
KR20060049810A (ko) 광디스크 장치
JP2017060334A (ja) モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP2006129543A (ja) ステッピングモータ駆動装置およびステッピングモータ駆動方法
JPH10171040A (ja) 画像形成装置
JPH02264307A (ja) 位置制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7387268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150