JP2021129405A - ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 - Google Patents

ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 Download PDF

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浩樹 橋本
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正典 土橋
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Abstract

【課題】負荷変動に対する追従性を改善した駆動回路を提供する。【解決手段】逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルに生ずる逆起電力VBEMFを検出する。電流値設定回路210は、逆起電力VBEMFにもとづくフィードバック信号DFBとその目標値DREFの誤差がゼロに近づくように電流設定値IREFを生成するフィードバックコントローラ220を含み、電流設定値IREFが、所定の最低電流値IMINを下回らないように構成される。定電流チョッパ回路250は、コイルに流れるコイル電流IOUTの検出値が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWMを生成する。ロジック回路270は、パルス変調信号SPWMに応じて、コイルに接続されるブリッジ回路202を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
ステッピングモータは、電子機器、産業機械、ロボットにおいて広く採用される。ステッピングモータは、ホストコントローラが生成する入力クロックに同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。さらにステッピングモータは、オープンループでの位置制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
図1は、従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。ホストコントローラ2は、駆動回路4に対して、入力クロックCLKを供給する。ステッピングモータ6は、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。ステッピングモータ6のロータの位置は、第1コイルL1と第2コイルL2それぞれに流れる電流IOUT1,IOUT2の組み合わせに応じて定まる。
駆動回路4は、第1コイルL1、第2コイルL2と接続されるフルブリッジ回路8_1,8_2を含む。駆動回路4は、入力クロックCLKと同期して、2個のフルブリッジ回路8_1,8_2の状態を変化させ、これにより電流IOUT1,IOUT2の組み合わせ(励磁位置)を変化させる。
図2は、励磁位置を説明する図である。励磁位置は、ステッピングモータ6の2個のコイルL1,L2に流れるコイル電流(駆動電流)IOUT1,IOUT2の組み合わせとして把握される。図2には、8個の励磁位置1〜8が示されている。
ステッピングモータには、いくつかの励磁方式がある。
1相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2に交互に電流が流れ、励磁位置2,4,6,8を遷移する。2相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2の両方に電流が流れ、励磁位置1,3,5,7を遷移する。1−2相励磁では、1相励磁と2相励磁の組み合わせであり、励磁位置1〜8を遷移する。マイクロステップ駆動では、さらに励磁位置が細かく制御される。
図3は、ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。始動時に、入力クロックCLKの周波数fINは時間とともに上昇し、ステッピングモータが加速する。そして、周波数fINがある目標値に到達すると、一定に保たれ、ステッピングモータが定速回転する。その後、ステッピングモータを停止させる際には、入力クロックCLKの周波数を低下させ、ステッピングモータを減速させる。図3の制御を台形波駆動とも称する。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロック数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
そこで、脱調の可能性が高い加速時および減速時においては、速度変化に対して脱調が起こらない程度に十分大きい出力トルクが得られるように、駆動電流の目標値IREFを、固定的な値IFULLに設定する(高トルクモード)。
回転数が安定し、脱調の可能性が低い状況では、駆動電流の目標値IREFを減少させて、効率を改善させる(高効率モード)。特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックにより最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。具体的には逆起電力VBEMFにもとづいて負荷角φを推定し、負荷角φが目標値φREFに近づくように駆動電流(コイル電流)IOUT1,IOUT2の目標値IREFがフィードバック制御される。逆起電力VBEMFは式(1)で表される。
BEMF=K×ω×cosφ …(1)
ωはステッピングモータの角速度(以下、回転数あるいは周波数という)であり、Kは逆起電力定数である。
特許文献5に記載の技術では、負荷角にもとづく検出値cosφが、その目標値cos(φREF)に近づくように、フィードバックループが形成され、高効率モードにおけるコイル電流IOUT1,IOUT2が最適化される。
特開平9−103096号公報 特開2004−120957号公報 特開2000−184789号公報 特開2004−180354号公報 特許第6258004号公報
従来、高効率モードを選択中に、負荷変動が生じたときに、負荷変動に追従できなくなくなってステッピングモータの回転が不安定になるという状況が生じていた。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、負荷変動に対する追従性を改善した駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ステッピングモータの駆動回路に関する。駆動回路は、ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するフィードバックコントローラを含み、電流設定値が、所定の最低電流値を下回らないように構成される電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じて、コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、を備える。
この態様によれば、電流設定値が最低電流値でクランプされるため、ステッピングモータの最低トルクを設定できる。これにより、軽負荷状態から重負荷状態に変化したときの脱調を防止できる。
フィードバックコントローラは、フィードバック信号と目標値の誤差を生成する減算器と、誤差にもとづいて操作量を生成する制御器と、操作量と最低電流値を加算し、電流設定値を出力する加算器と、操作量を、非負の範囲に制限するゼロリミッタ回路と、を含んでもよい。これにより、クランプ状態が解除されたときに、負荷の状態に応じた電流設定値に速やかに復帰させることができる。
制御器はPI(比例積分)制御器であってもよい。ゼロリミッタ回路は、誤差が負であり、かつPI制御器の積分項が0以下であるときに、PI制御器の出力をゼロとしてもよい。
ゼロリミッタ回路は、誤差が負であり、かつPI制御器の積分項が0以下であるときに、PI制御器の入力および積分項をゼロとしてもよい。
ゼロリミッタ回路は、誤差が負であり、かつPI制御器の出力が非正であるときに、PI制御器の入力を強制的にゼロに固定し、PI制御器の積分値をゼロとしてもよい。
電流値設定回路は、逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部を含んでもよい。フィードバック信号は、負荷角に応じていてもよい。
フィードバック信号は逆起電力であり、フィードバックコントローラは、逆起電力がその目標値に近づくように電流設定値を調節してもよい。
定電流チョッパ回路は、コイル電流の検出値を、電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、所定の周波数で発振するオシレータと、コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移するパルス変調信号を出力するフリップフロップと、を含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば負荷変動や入力変動に対する追従性を改善できる。
従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 励磁位置を説明する図である。 ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。 実施の形態に係る駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 駆動回路の構成例を示す回路図である。 実施例1に係るフィードバックコントローラのブロック図である。 図6のフィードバックコントローラの動作を説明する波形図である。 実施例2に係るフィードバックコントローラのブロック図である。 図8のフィードバックコントローラの動作を説明する波形図である。 変形例に係る電流値設定回路の回路図である。 図11(a)〜(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
(実施の形態)
図4は、実施の形態に係る駆動回路200を備えるモータシステム100のブロック図である。駆動回路200は、ステッピングモータ102およびホストコントローラ2とともにモータシステム100を構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型のいずれであってもよい。
駆動回路200の入力ピンINには、ホストコントローラ2から入力クロックCLKが入力される。また駆動回路200の方向指示ピンDIRには、時計回り(CW)、反時計回り(CCW)を指示する方向指示信号DIRが入力される。
駆動回路200は、入力クロックCLKが入力されるたびに、方向指示信号DIRに応じた方向に、ステッピングモータ102のロータを所定角、回転させる。
駆動回路200は、ブリッジ回路202_1,202_2、電流値設定回路210、逆起電力検出回路230、回転数検出回路232、定電流チョッパ回路250_1,250_2、ロジック回路270、モードセレクタ290を備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化される。
本実施の形態において、ステッピングモータ102は2相モータであり、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。駆動回路200の駆動方式は特に限定されず、1相励磁、2相励磁、1−2相励磁、あるいはマイクロステップ駆動(W1−2相駆動、2W1−2相駆動など)のいずれであってもよい。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1〜M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1〜M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の電圧(第1コイル電圧ともいう)VOUT1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1〜M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT2にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の電圧(第2コイル電圧ともいう)VOUT2がスイッチングされる。
電流値設定回路210は、電流設定値IREFを生成する。ステッピングモータ102の始動直後は、電流設定値IREFはある所定値(フルトルク設定値という)IFULLに固定される。所定値IFULLは、電流設定値IREFが取り得る範囲の最大値としてもよく、この場合、ステッピングモータ102はフルトルクで駆動される。この状態を高トルクモードと称する。
ステッピングモータ102が安定的に回転しはじめると、言い換えると脱調のおそれが低下すると、高効率モードに遷移する。電流値設定回路210は高効率モードにおいて、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整し、これにより消費電力を削減する。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。たとえば1相励磁や1−2相励磁では、逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を、監視対象のコイルの一端(ブリッジ回路の出力)がハイインピーダンスとなる励磁位置(図2の2,4,6,8)ごとに、すなわち所定の励磁位置ごとに測定することができる。
回転数検出回路232は、ステッピングモータ102の回転数(ω)を取得し、回転数ωを示す検出信号を生成する。たとえば回転数検出回路232は、回転数ωの逆数に比例する周期T(=2π/ω)を測定し、周期Tを検出信号として出力してもよい。脱調が生じていない状況では、入力クロックCLKの周波数(周期)は、ステッピングモータ102の回転数(周期)と比例する。したがって回転数検出回路232は、入力クロックCLK、またはそれにもとづいて生成される内部信号の周期を測定し、検出信号としてもよい。
定電流チョッパ回路250_1は、第1コイルL1の通電中に、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1の検出値INF1が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM1を生成する。定電流チョッパ回路250_2は、第2コイルL2に通電中に、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2の検出値INF2が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM2を生成する。
ブリッジ回路202_1,202_2はそれぞれ、電流検出抵抗RNFを含み、電流検出抵抗RNFの電圧降下が、コイル電流Iの検出値となる。なお、電流検出抵抗RNFの位置は限定されず、電源側に設けてもよいし、ブリッジ回路の2つの出力の間に、コイルと直列に設けてもよい。
ロジック回路270は、パルス変調信号SPWM1に応じて、第1コイルL1に接続されるブリッジ回路202_1を制御する。またロジック回路270は、パルス変調信号SPWM2に応じて、第2コイルL2に接続されるブリッジ回路202_2を制御する。
ロジック回路270は、入力クロックCLKが入力される度に、励磁位置を変化させ、電流を供給するコイル(もしくはコイルのペア)を切り替える。励磁位置は、第1コイルL1のコイル電流と第2コイルL2それぞれのコイル電流の大きさと向きの組み合わせとして把握される。励磁位置は、入力クロックCLKのポジエッジのみに応じて遷移してもよいし、ネガエッジのみに応じて遷移してもよいし、それらの両方に応じて遷移してもよい。
上述のように、電流値設定回路210は、(i)コイル電流の振幅を規定する電流設定値IREFをフルトルクに相当する大きな値に固定する高トルクモードと、(ii)電流設定値IREFをフィードバック制御により調整する高効率モードとが切り替え可能に構成される。
電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220を含む。フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、逆起電力VBEMF1にもとづくフィードバック信号DFBとその目標値DREFの誤差がゼロに近づくように電流設定値IREFを生成する。電流値設定回路210は、高効率モードの間、電流設定値IREFが、所定の最低電流値IMINを下回らないように構成される。
電流値設定回路210の動作モードは、モードセレクタ290が生成するモード選択信号MODEに応じて選択される。モード選択信号MODEは、ハイが高効率モードに、ローが高トルクモードに割り当てられる。
たとえばモードセレクタ290は、回転数検出信号Tを監視し、ステッピングモータ102の回転数が所定のしきい値より高いときに、高効率モードを選択してもよい。
より好ましくは、モードセレクタ290は、回転数検出回路232が生成する回転数検出信号Tが、連続する複数サイクルにわたり安定であるときにモード選択信号MODEをアサート(ハイ)し、不安定であるときにモード選択信号MODEをネゲート(たとえばロー)する。
図5は、駆動回路200の構成例を示す回路図である。図5には、第1コイルL1に関連する部分のみが示される。
ロジック回路270は、入力クロックCLKと同期して励磁位置を変化させる。ロジック回路270において、いくつかの中間信号が生成される。それらのうち、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bは、出力OUT1Aがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミング、出力OUT1Bがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミングを示す信号として利用できる。
逆起電力検出回路230は、タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bに応答して、逆起電力VBEMF1を測定する。
回転数検出回路232は、カウンタ234を含む。カウンタ234は、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bの少なくとも一方の周期Tを測定する。タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bの周期Tは、ステッピングモータ102の回転数に反比例する回転数検出信号である。
モードセレクタ290は、回転数検出信号を監視し、入力クロックCLKの周波数が一定であり、かつしきい値より大きいときに、モード選択信号MODEをハイとし、そうでないときにモード選択信号MODEをローとする。モード選択信号MODEは、電流値設定回路210に供給される。電流値設定回路210は、モード選択信号MODEがローのとき、高トルクモードとなり、モード選択信号MODEがハイのとき、高効率モードとなる。
電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220、フィードフォワードコントローラ240、マルチプレクサ212を含む。フィードフォワードコントローラ240は、始動開始直後の高トルクモードにおいて使用される固定的な電流設定値Ix(=IFULL)を出力する。
フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、逆起電力VBEMFにもとづいてフィードバック制御される電流設定値Iyを出力する。
マルチプレクサ212は、モード選択信号MODEに応じて、2つの信号Ix,Iyの一方を選択し、電流設定値IREFとして出力する。
フィードバックコントローラ220は、負荷角推定部222、減算器224、PI(比例・積分)制御器226、最低電流設定回路260を含む。
負荷角推定部222は、逆起電力VBEMF1にもとづいて負荷角φを推定する。負荷角φは、第1コイルL1に流れる駆動電流で定まる電流ベクトル(つまり位置指令)と、ロータ(可動子)の位置の差に相当する。上述のように、逆起電力VBEMF1は、以下の式で与えられる。
BEMF1=K・ω・cosφ
は逆起電力定数、ωは回転数である。したがって、逆起電力VBEMFを測定することで、負荷角φと相関を有する検出値を生成することができる。たとえば、cosφを検出値としてもよく、この場合、検出値は式(2)で表される。
cosφ=VBEMF1・ω−1/K
=VBEMF1・(T/2π)・K −1 …(2)
フィードバックコントローラ220は、推定された負荷角φをフィードバック信号DFBとし、所定の目標値DREF(目標角φREF)に近づくように、電流設定値Iyを生成する。具体的には減算器224は、負荷角φにもとづく検出値cosφとその目標値cos(φREF)の誤差ERRを生成する。PI制御器226は、誤差ERRがゼロとなるようにPI制御演算を行い、電流設定値Iyを生成する。
最低電流設定回路260は、電流設定値Iyを、所定の最低電流値(下限値)を下回らないようにクランプする。
定電流チョッパ回路250_1は、D/Aコンバータ252、PWMコンパレータ254、オシレータ256、フリップフロップ258を含む。D/Aコンバータ252は、電流設定値IREFをアナログ電圧VREFに変換する。PWMコンパレータ254は、フィードバック信号INF1を基準電圧VREFと比較し、INF1>VREFとなると、オフ信号SOFFをアサート(ハイ)する。オシレータ256は、チョッピング周波数を規定する周期的なオン信号SONを生成する。フリップフロップ258は、オン信号SONに応じてオンレベル(たとえばハイ)に遷移し、オフ信号SOFFに応じてオフレベル(たとえばロー)に遷移するPWM信号SPWM1を出力する。
図6は、実施例1に係るフィードバックコントローラ220Aのブロック図である。最低電流設定回路260Aは、比較器261およびマルチプレクサ263を含む。マルチプレクサ263には、PI制御器226の出力である操作量Iuと、最小電流値IMINとが入力されており、一方を選択して電流指令値IREFとして出力する。比較器261は、操作量Iuと最小電流値IMINを比較し、比較結果に応じてマルチプレクサ263を制御する。たとえば比較器261は、Iu≧IMINのときに1、Iu<IMINのときに0となる選択信号SELを生成し、マルチプレクサ363を制御する。
図7は、図6のフィードバックコントローラ220Aの動作を説明する波形図である。時刻tにおいてステッピングモータの負荷が軽くなると、最適なトルクが小さくなり、電流指令値IREFが時間とともに低下していく。時刻tに、電流指令値IREFが最小電流値IMINまで低下すると、電流指令値IREFがクランプされる。
PI制御器226の出力である操作量Iuは、フィードバック制御によって電流指令値IREFよりも低くなっていく。時刻tにステッピングモータの負荷が通常状態に戻ると操作量Iuが増加していく。そして時刻tに操作量Iuが最小電流値IMINを超えると、電流指令値IREFも操作量Iuに追従して大きくなっていく。
図8は、実施例2に係るフィードバックコントローラ220Bのブロック図である。最低電流設定回路260Bは、加算器262、ゼロリミッタ回路264、マルチプレクサ266を含む。加算器262は、最低電流値IMINを、PI制御器226の出力である操作量Iuと加算し、電流設定値REFを出力する。ゼロリミッタ回路264は、PI制御器226の出力である操作量Iuを、非負の範囲(Iu≧0)に制限する。K、Kは比例ゲインおよび積分ゲインを表す。
ゼロリミッタ回路264は、誤差信号ERRと、PI制御器226の出力Iuを監視し、PI制御器226の状態を制御する。具体的には、誤差ERRが負(ERR<0)であり、かつPI制御器226の積分項がゼロ以下であるときに、PI制御器226の出力Iuをゼロとする。
ゼロリミッタ回路264は、誤差ERRが負であり、かつPI制御器226の積分値Iが0以下であるときに、PI制御器226の入力を強制的にゼロに固定し、積分値Iをゼロとする。たとえばPI制御器226の前段に、マルチプレクサ266を挿入し、誤差ERRに代えてゼロを入力してもよい。
図9は、図8のフィードバックコントローラ220Bの動作を説明する波形図である。
図8のフィードバックコントローラ220Bでは、電流指令値IREFと最小電流値IMINの差分が、PI制御器226の出力である操作量Iuに相当し、この操作量Iuが負とならない範囲で制御が行われ、電流指令値IREFが最小電流値IMINにクランプされる間は、操作量Iuがゼロとなる。
図8のフィードバックコントローラ220Bの利点は、図6のフィードバックコントローラ220Aとの対比によって明確となる。図9には、図6のフィードバックコントローラ220Aにより生成される電流指令値を破線IREF’で示す。図6のフィードバックコントローラ220Aが生成する電流指令値IREF’は、時刻tに負荷が通常状態に戻ってから、ある遅延時間τの間は、電流指令値IREF’はクランプされ続け、時刻tにようやく電流指令値IREF’が増加し始める。この遅延時間τは、図7の操作量Iuが電流指令値IMINに復帰するまでの時間である。もしこの遅延時間τの間、ステッピングモータのトルクが不足すると、モータの回転が不安定となるおそれがある。
これに対して図8のフィードバックコントローラ220Bによれば、図9に示すように、時刻tに負荷が通常状態に戻ると、直ちに操作量Iuが正となって増加しはじめるため、電流指令値IREFが短時間でクランプから解除され、ステッピングモータのトルクも増大していく。これによりモータの回転が不安定となるのを防止できる。
図10は、変形例に係る電流値設定回路210Cの回路図である。電流値設定回路210Cは、フィードバックコントローラ220Cおよびマルチプレクサ212を含む。マルチプレクサ212は、高トルクモードにおいて値IFULLを選択し、高効率モードにおいて、最小電流値IMINを選択する。
フィードバックコントローラ220Cは、図8のフィードバックコントローラ220Bと同様に構成される。PI制御器226は、高効率モードにおいてイネーブルとなり、操作量Iuを出力し、高トルクモードにおいてディセーブルとなり、ゼロを出力する。
最後に、駆動回路200の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図11(a)〜(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図11(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図11(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図11(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路(Hブリッジ)で構成される場合を説明したが、それには限定されず、ハーフブリッジ回路で構成されてもよい。またブリッジ回路202は、駆動回路200とは別チップであってもよいし、ディスクリート部品であってもよい。
(変形例2)
高効率モードにおける電流設定値IREF(Iy)の生成方法は、実施の形態で説明したものに限定されない。たとえば逆起電力VBEMF1の目標値VBEMF(REF)を定めておき、逆起電力VBEMF1が目標値VBEMF(REF)に近づくように、フィードバックループを構成してもよい。
(変形例3)
実施の形態では2つのコイルに流れる電流IOUT1,IOUT2は、励磁位置に応じてオン、オフされるが、その電流量は、励磁位置によらずに一定であった。この場合、1−2相励磁の場合にトルクが変動することとなる。この制御に変えて、励磁位置にかかわらずトルクが一定となるように電流IOUT1,IOUT2を修正してもよい。たとえば1−2相励磁では、励磁位置2,4,6,8における電流IOUT1,IOUT2の量を、励磁位置1,3,5,7における電流の量の√2倍としてもよい。
(変形例4)
実施の形態ではフィードバックコントローラ220をPI制御器で構成したがその限りでなく、PIDコントローラなどを採用してもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
L1 第1コイル
L2 第2コイル
2 ホストコントローラ
100 モータシステム
102 ステッピングモータ
200 駆動回路
202 ブリッジ回路
NF 検出抵抗
210 電流値設定回路
212 マルチプレクサ
220 フィードバックコントローラ
222 負荷角推定部
224 減算器
226 PI制御器
230 逆起電力検出回路
232 回転数検出回路
234 カウンタ
240 フィードフォワードコントローラ
250 定電流チョッパ回路
252 D/Aコンバータ
254 PWMコンパレータ
256 オシレータ
258 フリップフロップ
260 最低電流設定回路
262 加算器
264 ゼロリミッタ回路
270 ロジック回路
290 モードセレクタ

Claims (10)

  1. ステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、
    前記逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するフィードバックコントローラを含み、前記電流設定値が、所定の最低電流値を下回らないように構成される電流値設定回路と、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    を備えることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記フィードバックコントローラは、
    前記フィードバック信号と前記目標値の誤差を生成する減算器と、
    前記誤差にもとづいて前記電流設定値を生成する制御器と、
    前記制御器の出力と前記最低電流値を加算し、前記電流設定値を出力する加算器と、
    前記制御器の出力を、非負の範囲に制限するゼロリミッタ回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記制御器はPI(比例積分)制御器であり、
    前記ゼロリミッタ回路は、前記誤差が負であり、かつ前記PI制御器の積分項が0以下であるときに、前記PI制御器の出力をゼロとすることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記ゼロリミッタ回路は、前記誤差が負であり、かつ前記PI制御器の積分項が0以下であるときに、前記PI制御器の入力および前記積分項をゼロとすることを特徴とする請求項3に記載の駆動回路。
  5. 前記電流値設定回路は、
    前記逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部を含み、
    前記フィードバック信号は、前記負荷角に応じていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記フィードバック信号は前記逆起電力であり、前記フィードバックコントローラは、前記逆起電力がその目標値に近づくように前記電流設定値を調節することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  7. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記コイル電流の検出値を、前記電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、
    所定の周波数で発振するオシレータと、
    前記コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、前記オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移する前記パルス変調信号を出力するフリップフロップと、
    を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駆動回路。
  8. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の駆動回路。
  9. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1から8のいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  10. ステッピングモータの駆動方法であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出するステップと、
    フィードバックコントローラによって、前記逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するステップと、
    前記電流設定値を、所定の最小電流値を下回らないようにクランプするステップと、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成するステップと、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するステップと、
    を備えることを特徴とする駆動方法。
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