JP2017060334A - モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器 - Google Patents

モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】中高速回転時の電流制御性能を改善可能な、および/または、振動を抑制可能な駆動回路を提供する。【解決手段】駆動回路200は、入力パルスS1と同期してステッピングモータ102を駆動する。ブリッジ回路202は、ステッピングモータ102のコイルに接続される複数のトランジスタM1〜M4を含む。定電流チョッパ回路220は、所定のキャリア周波数を有し、コイルL1に流れるコイル電流IL1が目標電流に近づくようにパルス変調される制御パルスS2を生成する。ロジック回路210は、入力パルスS1と同期してブリッジ回路202の導通すべきトランジスタを切りかえるとともに、制御パルスS2に応じて導通すべきトランジスタをスイッチングする。定電流チョッパ回路220は、入力パルスS1の周期に応じて、目標電流を調節可能に構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ディスク装置、プリンタ、コピー機などの電子機器において、レンズやピックアップ、ヘッド等の可動部品の位置調節、紙送り用ローラの駆動などにステッピングモータが多く用いられている。ステッピングモータは、外部から印加されたステップパルス信号に同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。単位パルスあたりの回転角(ステップ角)は、モータの特性、励磁方式によって定まる。さらにステッピングモータは、オープンループでの制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
ステッピングモータの駆動方式として、チョッパ定電流方式が知られている。チョッパ定電流方式は、高電圧でモータのコイルをPWM駆動するため、逆起電力の影響を受けにくいという利点を有する。
特開平9−103096号公報 特開2004−120957号公報 特開2000−184789号公報 特開2004−180354号公報
本発明者は、チョッパ定電流駆動方式について検討し、以下の課題を認識するに至った。図1は、チョッパ定電流駆動方式の駆動回路の回路図である。駆動回路200rは、ステッピングモータ102を駆動する。
駆動回路200rは、外部からの入力パルスS1を受け、入力パルスS1のパルス数に応じた角度、ステッピングモータ102を回転させる。駆動回路200rは、ブリッジ回路202_1、202_2、ロジック回路210、定電流チョッパ回路220rを備える。
ステッピングモータ102は、2チャンネルのコイルL1、L2を含む。第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、ステッピングモータ102の第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、ステッピングモータ102の第2コイルL2と接続される。
第1チャンネルCH1と第2チャンネルCH2は同様であるため、以下、第1チャンネルCH1について説明する。
ブリッジ回路202_1は、4つのトランジスタM1〜M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1〜M4は、ロジック回路210からの駆動パルスS4_1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の両端間の電圧(第1コイル電圧ともいう)VL1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202には、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1が流れる。Hブリッジ回路と接地端子の間には、電流検出抵抗RCSが設けられる。電流検出抵抗RCSには、コイル電流IL1に比例した電圧降下(検出電圧)VCSが生ずる。
検出電圧VCSは、定電流チョッパ回路220rに入力される。定電流チョッパ回路220rは、検出電圧VCSがある設定値VREFを超えないように、言い換えればコイル電流Iが設定値IREFに応じた設定電流IREFを超えないように、デューティ比が調節(パルス変調)される制御パルスS2を生成する。
具体的には定電流チョッパ回路220rは、電流設定部222、コンパレータ224、ロジック226を含む。電流設定部222には、コイル電流Iの目標値(上限値)IREFが設定され、目標電流IREFに比例した目標電圧VREFを生成する。コンパレータ224は、検出電圧VCSを目標電圧VREFと比較し、VCS>VREFとなるとアサート(たとえばハイレベル)される、リセット信号SRSTを生成する。
ロジック226は、セット端子、リセット端子を有するフリップフロップであり、セット端子には、所定のキャリア周波数を有するクロックCLKが入力され、リセット端子には、コンパレータ224からのリセット信号SRSTが入力される。ロジック226の出力である制御パルスS2は、クロックCLKのポジティブエッジごとにハイレベルとなり、リセット信号SRSTのアサートごとに、ローレベルとなる。
ロジック回路210は、入力パルスS1と制御パルスS2を論理合成して、駆動パルスS4を生成する。
図2(a)、(b)は、チョッパ定電流方式の駆動波形図である。図2(a)は、低速回転するときの、図2(b)は中速〜高速回転するときの波形である。なお、本明細書における波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは強調されている。
図2(a)に示すように、低速回転時には、入力パルスS1の周期は長い。チョッパ定電流方式では、キャリア周波数のクロックCLKごとに制御パルスS2がハイレベルとなり、コイル電流Iが目標電流IREFに達するたびに、制御パルスS2がローレベルとなり、制御パルスS2に応じてブリッジ回路202がスイッチングされる。これにより、コイル電流Iが、目標電流IREFを上限として安定化される。
図2(b)に示すように、中速〜高速回転時には、入力パルスS1の周期が短くなる。コイル電流Iが変化する速度(傾き)は、ブリッジ回路202に与えられる電源電圧、コイルのインダクタンスに応じて定まるところ、入力パルスS1の周期が、コイル電流Iの時定数と同程度まで短くなると、ある入力パルスS1の周期において、コイル電流Iが目標電流IREFに到達する前に、次の入力パルスS1が入力され、目標電流IREFが次の値に変化してしまう。つまり、コイル電流Iを目標電流IREFに追従させることができなくなり、電流制御つまりトルク制御が効かなくなってくる。このときの制御パルスS2も、キャリア周波数とは無関係の波形となってしまう。これにより、ステッピングモータのトルク不足あるいはトルク過多の状態が発生し、このトルクムラが振動の要因となってしまう。
なお、この問題を当業者の一般的な認識としてとらえてはならず、本発明者が独自に認識したものである。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、中高速回転時の電流制御性能を改善可能な、および/または、振動を抑制可能な駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、入力パルスと同期してステッピングモータを駆動する駆動回路に関する。駆動回路は、ステッピングモータのコイルに接続される複数のトランジスタを含むブリッジ回路と、所定のキャリア周波数を有し、コイルに流れるコイル電流が目標電流に近づくようにパルス変調される制御パルスを生成する定電流チョッパ回路と、入力パルスと同期してブリッジ回路の導通すべきトランジスタを切りかえるとともに、制御パルスに応じて導通すべきトランジスタをスイッチングするロジック回路と、を備える。定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期に応じて、目標電流を調節可能に構成される。
この態様によると、入力パルスの周期に応じて目標電流を変化させることにより、広い速度範囲において、電流制御性能を改善でき、および/または振動を抑制できる。
定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期が短いほど、目標電流を低下させてもよい。
これにより、入力パルスの周期が短い高速回転時においても、コイル電流を目標電流に追従させることができ、制御性能を改善できる。
定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期が所定の基準周期を下回ると、目標電流を低下させてもよい。
この場合、入力パルスの周期が基準周期より長い領域では、入力パルスの周期に依存しない通常の目標電流を用いて制御することとなり、効率が低下するのを抑制できる。
定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期と所定の基準周期との誤差が大きいほど、目標電流を低下させてもよい。
これにより、目標電流が細かく制御されることとなり、電流制御性能の改善、振動の抑制といった効果をより高めることができる。
定電流チョッパ回路は、目標電流の初期値を保持しており、入力パルスの周期が基準周期を下回ると、目標電流を初期値に1より小さい係数を乗じた値としてもよい。
この場合、モータの種類や用途などに応じて係数および基準周期それぞれを最適化することができ、電流制御性能の改善、振動の抑制といった効果をより高めることができる。
定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期を測定するカウンタと、カウンタのカウント値を基準カウント値と比較する比較部と、を含み、比較部の出力にもとづいて目標電流を調節してもよい。
定電流チョッパ回路は、入力パルスの周期を測定するカウンタと、カウンタのカウント値を基準カウント値と比較し、比較結果に応じた係数を生成する比較部と、目標電流の初期値を保持するメモリと、メモリから読み出された初期値に係数を乗算する乗算器と、を含んでもよい。
定電流チョッパ回路は、目標電流に応じた目標電圧を生成するD/Aコンバータと、コイル電流に応じた検出電圧を目標電圧と比較し、検出電圧が目標電圧を超えるとアサートされるリセット信号を生成するコンパレータと、キャリア周波数を有するクロックとリセット信号に応じてレベルが遷移する制御パルスを生成するロジック部と、を含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。駆動回路を1つのICとして集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、ステッピングモータと、ステッピングモータを駆動する駆動回路と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、中高速回転時の電流制御性能を改善可能な、および/または振動を抑制可能な駆動回路を提供できる。
チョッパ定電流駆動方式の駆動回路の回路図である。 図2(a)、(b)は、チョッパ定電流方式の駆動波形図である。 実施の形態に係るモータ駆動回路200の構成を示す回路図である。 駆動回路の動作シーケンスを示す波形図である。 図3の駆動回路の具体的な構成例を示すブロック図である。 図6(a)〜(d)は、入力パルス周期Tと目標電流IREFの関係のいくつかの例を示す図である。 電流設定部の構成例を示す回路図である。 図8(a)、(b)は、図3の駆動回路の動作波形図である。 図9(a)〜(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。 図10(a)は、第1変形例に係る定電流チョッパ回路の回路図であり、図10(b)は、第2変形例に係る電流設定部の回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係るモータ駆動回路(以下、単に駆動回路ともいう)200の構成を示す回路図である。駆動回路200は、ステッピングモータ102とともにアクチュエータ100を構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型であるとを問わない。
駆動回路200は、外部からの入力パルスS1を受け、入力パルスS1のパルス数に応じた角度、ステッピングモータ102を回転させる。駆動回路200は、ブリッジ回路202_1、202_2、ロジック回路210、定電流チョッパ回路220を備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)である。
ステッピングモータ102は、2チャンネルのコイルL1、L2を含む。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、ステッピングモータ102の第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、ステッピングモータ102の第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1〜M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1〜M4は、ロジック回路210からの駆動パルスS4_1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の両端間の電圧(第1コイル電圧ともいう)VL1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1〜M4は、ロジック回路210からの駆動パルスS4_2(不図示)にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の両端間の電圧(第2コイル電圧ともいう)VL2がスイッチングされる。
ロジック回路210は、ステッピングモータ102の回転速度(同期速度)を指示する入力パルスS1を受ける。ロジック回路210は、入力パルスS1と同期して、ブリッジ回路202_1、202_2を制御し、ステッピングモータ102の第1コイルL1、第2コイルL2それぞれに供給される電流(電力)を制御する。
具体的には、ロジック回路210は、入力パルスS1の所定のエッジごとに、コイル電流IL1の位相(電気角)が1−2相換算において45度変化するように、駆動パルスS4_1を生成する。本明細書において、単位時間あたりに含まれる所定のエッジの個数をパルスレートといい、単位をpps(Pulse Per Sec.)と表記する。コイル電流IL1の波形を変化させる所定のエッジは、ポジティブエッジ、ネガティブエッジのいずれか、あるいはそれら両方であってもよい。
一例として、ロジック回路210は、第1駆動区間、第1ハイインピーダンス区間、第2駆動区間、第2ハイインピーダンス区間を繰り返す駆動パルスS4_1を生成する。
(1)第1駆動区間(電気角0〜135度)
第1コイルL1に第1方向(IL1>0)にコイル電流IL1を流す。
(2)第1ハイインピーダンス区間Hi−z1(電気角135〜180度)
第1コイルL1の両端をハイインピーダンスとする。
(3)第2駆動区間(電気角180〜315度)
第1コイルL1に第2方向(IL1<0)にコイル電流IL1を流す。
(4)第2ハイインピーダンス区間Hi−z2(電気角315〜360度)
第1コイルL1の両端をハイインピーダンスとする。
第2チャンネルCH2においては、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2が、電流IL1に対して90度進んだ、もしくは遅れた位相で制御される。ロジック回路210は、第3駆動区間、第3ハイインピーダンス区間、第4駆動区間、第4ハイインピーダンス区間を順に繰り返す駆動パルスS4_2を生成する。
(5)第3駆動区間(電気角270〜45度)
第2コイルL2に第2方向(IL2<0)にコイル電流IL2を流す。
(6)第3ハイインピーダンス区間Hi−z3(電気角45〜90度)
第2コイルL2の両端をハイインピーダンスとする。
(7)第4駆動区間(電気角90〜225度)
第2コイルL2に第1方向(IL2>0)にコイル電流IL2を流す。
(8)第4ハイインピーダンス区間Hi−z4(電気角225〜270度)
第2コイルL2の両端をハイインピーダンスとする。
ロジック回路210は、入力パルスS1と同期して、第1チャンネルCH1、第2チャンネルCH2それぞれの状態を変化させる。
第1チャンネルCH1に着目すると、(1)第1駆動区間では、トランジスタM1、M4のペアがオン、(2)第1ハイインピーダンス区間ではすべてのトランジスタがオフ、(3)第2駆動区間では、トランジスタM2、M3のペアがオン、(4)第2ハイインピーダンス区間ではすべてのトランジスタがオフとなる。つまりロジック回路210は、入力パルスS1と同期してブリッジ回路202の導通すべきトランジスタを切りかえる。第2チャンネルCH2についても同様である。
定電流チョッパ回路220は、所定のキャリア周波数fを有し、コイルL1、L2それぞれに流れるコイル電流IL1、IL2が目標電流IREFの波形に近づくようにパルス変調される制御パルスS2を生成する。第1チャンネルCH1、第2チャンネルCH2について、同様の構成が設けられる。
図4は、駆動回路200の動作シーケンスを示す波形図である。図4には、上から順に、コイル電流IL1、コイル電流IL2、コイルL1の一端の電圧VP1、他端の電圧VN1、およびステッピングモータ102のロータの位置が示される。電流の位相とロータの位置の相対的な関係は、負荷の状態やパルスレートに応じて変化する。図4は、コイル電流に対するロータの遅延がゼロの場合を示している。負荷やパルスレートに応じて、ロータの遅れが大きくなり、遅れが90度を超えると脱調する可能性が高くなる。図4では、駆動区間の間、コイル電流IL1、IL2それぞれに関して目標電流IREFが一定であるものとして示すが、45度ごと、あるいは別の所定角ごとに変化させてもよい。
図3に戻る。定電流チョッパ回路220には、入力パルスS1が入力される。定電流チョッパ回路220は、入力パルスS1の周期、つまりステッピングモータ102の目標回転数(目標速度)に応じて、目標電流IREFの波形を調節可能に構成される。より具体的には定電流チョッパ回路220は、入力パルスS1の周期が短いほど、目標電流IREFを低下させる。
パルス変調された制御パルスS2は、ロジック回路210に入力される。ロジック回路210は、各区間において導通すべきトランジスタを、制御パルスS2に応じてスイッチングする。
以上が駆動回路200の全体構成である。本発明は、図3のブロック図として把握されるあらゆる回路に及ぶものであるが、以下、その具体的な構成例を説明する。
図5は、図3の駆動回路200の具体的な構成例を示すブロック図である。以下、第1チャンネルCH1についてのみ説明する。
定電流チョッパ回路220は、電流設定部222、コンパレータ224、ロジック226を含む。
図5の駆動回路200において、コイル電流IL1は、ブリッジ回路202に設けられた電流検出抵抗RCSにより検出される。定電流チョッパ回路220には、電流検出抵抗RCSの電圧降下に相当する検出電圧VCSが入力される。電流設定部222は、目標電流IREFに応じた目標電圧VREFを生成する。コンパレータ224は、検出電圧VCSを目標電圧VREFと比較し、VCS>VREFとなるとアサート(たとえばハイレベル)される、リセット信号SRSTを生成する。
ロジック226は、セット端子、リセット端子を有するフリップフロップであり、セット端子には、所定のキャリア周波数を有するクロックCLKが入力され、リセット端子には、コンパレータ224からのリセット信号SRSTが入力される。ロジック226の出力である制御パルスS2は、クロックCLKのポジティブエッジごとにハイレベルとなり、リセット信号SRSTのアサートごとに、ローレベルとなる。かくして制御パルスS2は、コイル電流IL1が目標電流IREFに近づくようにパルス幅変調(PWM)される。電流設定部222は、入力パルスS1を受け、入力パルスS1の周期(以下、入力パルス周期Tともいう)に応じて、目標電流IREFを変化させる。
以下、入力パルスS1の周期Tと目標電流IREFの関係を説明する。
図6(a)〜(d)は、入力パルス周期Tと目標電流IREFの関係のいくつかの例を示す図である。
図6(a)〜(c)に示すように、定電流チョッパ回路220の電流設定部222は、入力パルス周期Tが所定の基準周期TREFより長いとき、目標電流IREFを所定の初期値IINITとし、短くなると低下させてもよい。
また、図6(b)〜(d)に示すように、電流設定部222は、入力パルス周期Tと所定の基準周期TREFとの誤差が大きいほど、目標電流IREFを低下させてもよい。
また、図6(a)、(b)に示すように、入力パルス周期Tに対して、目標電流IREFを段階的に変化させてもよいし、図6(c)、(d)に示すように、入力パルス周期Tに対して、目標電流IREFを連続的に変化させてもよい。
図7は、電流設定部222の構成例を示す回路図である。電流設定部222は、カウンタ230、比較部232、波形メモリ234、乗算器236を含む。
電流設定部222には、より具体的には波形メモリ234には、目標電流IREFの初期値IINITが保持される。電流設定部222は、入力パルス周期Tが所定の基準周期TREFを下回ると、目標電流IREFを、初期値IINITに1より小さい係数Kを乗じた値とする。
カウンタ230は、入力パルスS1を受け、その周期Tを測定する。周期Tの測定には、クロックCLKよりも周波数の高いシステムクロックCLKSYSが利用される。比較部232は、入力パルス周期Tを示すカウンタ230のカウント値を、基準周期TREFに対応する基準カウント値と比較する。そして比較部232の出力にもとづいて、目標電流IREFを調節する。
より具体的には比較部232は、比較結果に応じた係数Kを生成する。この係数Kは、図6(a)〜(d)に示される基準電流IREFを、初期値IINITで除したものに相当する。図6(a)では、TREF<TのときK=1、T<TREFのときK=Kである。図6(b)では、TREF<TのときK=1、T<T<TREFのときK=K、T<TのときK=Kである。
図6(c)では、TREF<TのときK=1であり、T<TREFのとき、K=K+α・Tである。α=(1−K)/TREFである。図6(d)では、K=K+α・Tである。Kおよびαは任意の定数である。
本実施の形態では、基準電流IREFは45度ごとに変化する。このとき、基準電流IREFは、0〜45度、45〜90度、90度〜135度それぞれについて、対応する初期値IINIT0、IINIT1、IINIT2が個別に設定され、それらの値が波形メモリ234に格納される。180〜315度については、0〜135度と極性を反転したものであるから、初期値は共有される。第1チャンネルCH1と第2チャンネルCH2についても、初期値は共有される。また、IINIT0=IINIT2としてもよい。
波形メモリ234は、入力パルスS1と同期して、各電気角において以下の初期値を順に出力する。NAは値が意味をなさないことを意味する。
0〜 45度 IINIT0
45〜 90度 IINIT1
90〜135度 IINIT2
135〜180度 NA
180〜225度 IINIT0
225〜270度 IINIT1
270〜315度 IINIT2
315〜360度 NA
なお図4に示すように、各駆動区間において基準電流IREFを一定とする場合、IINIT0=IINIT1=IINIT2として、波形メモリ234の出力IINITを一定としてもよい。
乗算器236は、初期値IINITと係数Kを乗算する。乗算器236の出力は、目標電流IREFの指令値となる。D/Aコンバータ238は、デジタルの目標電流IREFの指令値をアナログ電圧の目標電圧VREFに変換する。
以上が駆動回路200の構成である。続いてその動作を説明する。
図8(a)、(b)は、図3の駆動回路200の動作波形図である。
図8(a)は、入力パルス周期Tが基準周期TREFより長い場合を示す。このとき、係数Kは1であり、目標電流IREFは初期値IINITにより定まる波形したがって変化する。このときの動作は、図2(a)と同様である。
図8(b)は、入力パルス周期Tが基準周期TREFより短い場合を示す。このとき、入力パルス周期Tと基準周期TREFの関係にもとづいて、係数Kが1より小さい値となる。これにより目標電流IREFは初期値IINITよりも小さな振幅の波形にしたがって変化する。これにより、入力パルスS1の各周期において、コイル電流Iを目標電流IREFに到達させることができる。
このように実施の形態に係る駆動回路200によれば、コイル電流Iを目標電流IREFの波形に追従させることが可能となり、中高速回転時の電流制御性能を改善可能することができる。またトルクムラを抑制できるため、振動を抑制することができる。
最後に、駆動回路200の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図9(a)〜(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図9(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図9(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図9(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
定電流チョッパ回路220の構成は、図5のそれには限定されない。図10(a)は、第1変形例に係る定電流チョッパ回路220aの回路図である。A/Dコンバータ228は、検出電圧VCSをデジタル値に変換する。電流設定部222aは、乗算器236の出力、つまり基準電圧IREFの指令値を、デジタル値の形式で出力する。コンパレータ224は、コイル電流Iと目標電流IREFをデジタル値で比較する。
(第2変形例)
実施の形態では、係数Kを変化させることにより、目標電流IREFを変化させる場合を説明したが本発明はそれには限定されない。図10(b)は、第2変形例に係る電流設定部222の回路図である。この変形例は、図6(a)、(b)に示すように、目標電流IREFを段階的に変化させる場合に有効である。
複数の波形メモリ234には、振幅の異なる複数の目標電流IREFのパターンが格納される。比較部232は、入力パルス周期Tに応じて、ひとつのパターンを選択し、コンパレータ224へと出力する。
(第3変形例)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路である場合を説明したが、本発明はそれには限定されず、その出力段はハーフブリッジ回路で構成されてもよい。
(第4変形例)
コイル電流Iの検出の位置は、ブリッジ回路202の下側には限定されず、他の箇所で検出してもよい。たとえば、ブリッジ回路202のトランジスタM1〜M4のオン抵抗が既知である場合、オン抵抗を検出抵抗RCSとして利用してもよい。あるいは、ブリッジ回路202の出力端子と第1コイルL1(第2コイルL2)の間に、検出抵抗RCSを挿入してもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
100…アクチュエータ、102…ステッピングモータ、L1…第1コイル、L2…第2コイル、200…駆動回路、202…ブリッジ回路、RCS…検出抵抗、210…ロジック回路、220…定電流チョッパ回路、222…電流設定部、224…コンパレータ、226…ロジック、228…A/Dコンバータ、230…カウンタ、232…比較部、234…波形メモリ、236…乗算器、238…D/Aコンバータ、S1…入力パルス、S2…制御パルス、S4…駆動パルス。

Claims (13)

  1. 入力パルスと同期してステッピングモータを駆動する駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに接続される複数のトランジスタを含むブリッジ回路と、
    所定のキャリア周波数を有し、前記コイルに流れるコイル電流が目標電流に近づくようにパルス変調される制御パルスを生成する定電流チョッパ回路と、
    前記入力パルスと同期して前記ブリッジ回路の導通すべきトランジスタを切りかえるとともに、前記制御パルスに応じて導通すべきトランジスタをスイッチングするロジック回路と、
    を備え、
    前記定電流チョッパ回路は、前記入力パルスの周期に応じて、前記目標電流を調節可能に構成されることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記定電流チョッパ回路は、前記入力パルスの周期が短いほど、前記目標電流を低下させることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記定電流チョッパ回路は、前記入力パルスの周期が所定の基準周期を下回ると、前記目標電流を低下させることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 前記定電流チョッパ回路は、前記入力パルスの周期と所定の基準周期との誤差が大きいほど、前記目標電流を低下させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 前記定電流チョッパ回路は、前記目標電流の初期値を保持しており、
    前記入力パルスの周期が所定の基準周期を下回ると、前記目標電流を前記初期値に1より小さい係数を乗じた値とすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記入力パルスの周期を測定するカウンタと、
    前記カウンタのカウント値を基準カウント値と比較する比較部と、
    を含み、前記比較部の出力にもとづいて前記目標電流を調節することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動回路。
  7. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記入力パルスの周期を測定するカウンタと、
    前記カウンタのカウント値を基準カウント値と比較し、比較結果に応じた係数を生成する比較部と、
    前記目標電流の初期値を保持するメモリと、
    前記メモリから読み出された初期値に前記係数を乗算する乗算器と、
    を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動回路。
  8. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記目標電流に応じた目標電圧を生成するD/Aコンバータと、
    前記コイル電流に応じた検出電圧を前記目標電圧と比較し、前記検出電圧が前記目標電圧を超えるとアサートされるリセット信号を生成するコンパレータと、
    前記キャリア周波数を有するクロックと前記リセット信号に応じてレベルが遷移する前記制御パルスを生成するロジック部と、
    を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の駆動回路。
  9. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の駆動回路。
  10. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1から9のいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  11. ステッピングモータの駆動方法であって、
    入力パルスを生成するステップと、
    前記ステッピングモータのコイルに流れるコイル電流を検出するステップと、
    前記入力パルスの周期に応じた目標電流を生成するステップと、
    所定のキャリア周波数を有し、前記コイル電流が前記目標電流に近づくようにパルス変調される制御パルスを生成するステップと、
    前記入力パルスと同期して、前記コイルに接続されるブリッジ回路の導通すべきトランジスタを切りかえるとともに、前記制御パルスに応じて導通すべきトランジスタをスイッチングするステップと、
    を備えることを特徴とする駆動方法。
  12. 前記入力パルスの周期が短いほど、前記目標電流を低下させることを特徴とする請求項11に記載の駆動方法。
  13. 前記入力パルスの周期が所定の基準周期を下回ると、前記目標電流を低下させることを特徴とする請求項11に記載の駆動方法。
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