JP7256044B2 - ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 - Google Patents

ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7256044B2
JP7256044B2 JP2019053187A JP2019053187A JP7256044B2 JP 7256044 B2 JP7256044 B2 JP 7256044B2 JP 2019053187 A JP2019053187 A JP 2019053187A JP 2019053187 A JP2019053187 A JP 2019053187A JP 7256044 B2 JP7256044 B2 JP 7256044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
value
stepping motor
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019053187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020156226A (ja
Inventor
浩樹 橋本
奨 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2019053187A priority Critical patent/JP7256044B2/ja
Publication of JP2020156226A publication Critical patent/JP2020156226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7256044B2 publication Critical patent/JP7256044B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

本発明は、ステッピングモータの駆動技術に関する。
ステッピングモータは、電子機器、産業機械、ロボットにおいて広く採用される。ステッピングモータは、ホストコントローラが生成する入力クロックに同期して回転する同期モータであり、起動、停止、位置決めに優れた制御性を持っている。さらにステッピングモータは、オープンループでの位置制御が可能であり、またデジタル信号処理に適するという特性を有する。
図1は、従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。ホストコントローラ2は、駆動回路4に対して、入力クロックCLKを供給する。駆動回路4は、入力クロックCLKと同期して、励磁位置を変化させる。
図2は、励磁位置を説明する図である。励磁位置は、ステッピングモータ6の2個のコイルL1,L2に流れるコイル電流(駆動電流)IOUT1,IOUT2の組み合わせとして把握される。図2には、8個の励磁位置1~8が示されている。1相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2に交互に電流が流れ、励磁位置2,4,6,8を遷移する。2相励磁では、第1コイルL1と第2コイルL2の両方に電流が流れ、励磁位置1,3,5,7を遷移する。1-2相励磁は、1相励磁と2相励磁の組み合わせであり、励磁位置1~8を遷移する。マイクロステップ駆動では、さらに励磁位置が細かく制御される。
図3は、ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。始動時に、入力クロックCLKの周波数fINは時間とともに上昇し、ステッピングモータが加速する。そして、周波数fINがある目標値に到達すると、一定に保たれ、ステッピングモータが定速回転する。その後、ステッピングモータを停止させる際には、入力クロックCLKの周波数を低下させ、ステッピングモータを減速させる。図3の制御を台形波駆動とも称する。
通常状態において、ステッピングモータのロータは、入力クロック数に比例したステップ角ずつ同期して回転する。ところが、急な負荷変動や速度変化が生ずると同期が失われる。これを脱調という。ひとたび脱調すると、その後、ステッピングモータを正常に駆動するために特別な処理が必要となるため、脱調を防止することが望まれる。
そこで、脱調の可能性が高い加速時および減速時においては、速度変化に対して脱調が起こらない程度に十分大きい出力トルクが得られるように、駆動電流の目標値IREFを、固定的な値IFULLに設定する(高トルクモード)。
回転数が安定し、脱調の可能性が低い状況では、駆動電流の目標値IREFを減少させて、効率を改善させる(高効率モード)。特許文献5には、脱調を防止しつつ、出力トルク(すなわち電流量)をフィードバックにより最適化することにより、消費電力を低減して効率を改善する技術が提案されている。具体的には逆起電力VBEMFにもとづいて負荷角φを推定し、負荷角φが目標値φREFに近づくように駆動電流(コイル電流)IOUT1,IOUT2の目標値IREFがフィードバック制御される。逆起電力VBEMFは式(1)で表される。
BEMF=K×ω×cosφ …(1)
ωはステッピングモータの角速度(以下、回転数あるいは周波数という)であり、Kは逆起電力定数である。
特許文献5に記載の技術では、負荷角にもとづく検出値cosφが、その目標値cos(φREF)に近づくように、フィードバックループが形成され、高効率モードにおけるコイル電流IOUT1,IOUT2が最適化される。
特開平9-103096号公報 特開2004-120957号公報 特開2000-184789号公報 特開2004-180354号公報 特許第6258004号公報
従来、高効率モードを選択中に、負荷変動が生じたときに、負荷変動に追従できなくなくなってステッピングモータの回転が不安定になるという状況が生じていた。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、負荷変動に対する追従性を改善した駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ステッピングモータの駆動回路に関する。駆動回路は、ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、ステッピングモータの回転数を示す回転数検出信号を生成する回転数検出回路と、逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するフィードバックコントローラを含み、フィードバックコントローラのパラメータが、回転数検出信号にもとづいて変化する電流値設定回路と、コイルに流れるコイル電流の検出値が電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、パルス変調信号に応じて、コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、を備える。
この態様によると、回転数に応じてフィードバックループの応答特性を最適化することができ、負荷変動や入力変動に対する追従性を改善できる。
フィードバックコントローラは、パラメータとして比例ゲインおよび積分ゲインを有するPI制御器であり、比例ゲインが回転数検出信号にもとづいて変化し、積分ゲインは一定であってもよい。比例ゲインのみを可変とすることで、パラメータ変更時に系が不安定になるのを防止できる。
比例ゲインは、回転数に対して単調増加してもよい。
フィードバックコントローラは、回転数検出信号を所定の少なくともひとつのしきい値と比較し、比較結果に応じて、パラメータの値を選択してもよい。
回転数検出信号は、駆動回路に入力される入力クロックまたはそれにもとづく内部信号の周期であってもよい。
電流値設定回路は、逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部を含んでもよい。フィードバック信号は、負荷角に応じていてもよい。
フィードバック信号は逆起電力であってもよい。PI制御器は、逆起電力がその目標値に近づくように電流設定値を調節してもよい。
定電流チョッパ回路は、コイル電流の検出値を、電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、所定の周波数で発振するオシレータと、コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移するパルス変調信号を出力するフリップフロップと、を含んでもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば負荷変動や入力変動に対する追従性を改善できる。
従来のステッピングモータとその駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 励磁位置を説明する図である。 ステッピングモータの駆動シーケンスを説明する図である。 実施の形態に係る駆動回路を備えるモータシステムのブロック図である。 駆動回路の構成例を示す回路図である。 図6(a)、(b)は、回転数ωと比例ゲインKの関係を示す図である。 図5の駆動回路の動作波形図である。 回転数検出回路およびパラメータ生成部の構成例を示す回路図である。 電流値設定回路の別の構成例を示す図である。 図10(a)~(c)は、駆動回路を備える電子機器の例を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本明細書において参照する波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化され、あるいは誇張もしくは強調されている。
(実施の形態)
図4は、実施の形態に係る駆動回路200を備えるモータシステム100のブロック図である。駆動回路200は、ステッピングモータ102およびホストコントローラ2とともにモータシステム100を構成する。ステッピングモータ102は、PM(Permanent Magnet)型、VR型(Variable Reluctance)型、HB(Hybrid)型のいずれであってもよい。
駆動回路200の入力ピンINには、ホストコントローラ2から入力クロックCLKが入力される。また駆動回路200の方向指示ピンDIRには、時計回り(CW)、反時計回り(CCW)を指示する方向指示信号DIRが入力される。
駆動回路200は、入力クロックCLKが入力されるたびに、方向指示信号DIRに応じた方向に、ステッピングモータ102のロータを所定角、回転させる。
駆動回路200は、ブリッジ回路202_1,202_2、電流値設定回路210、逆起電力検出回路230、回転数検出回路232、定電流チョッパ回路250_1,250_2、ロジック回路270、モードセレクタ290を備え、ひとつの半導体基板上に一体集積化される。
本実施の形態において、ステッピングモータ102は2相モータであり、第1コイルL1と第2コイルL2を含む。駆動回路200の駆動方式は特に限定されず、1相励磁、2相励磁、1-2相励磁、あるいはマイクロステップ駆動(W1-2相駆動、2W1-2相駆動など)のいずれであってもよい。
第1チャンネルCH1のブリッジ回路202_1は、第1コイルL1と接続される。第2チャンネルCH2のブリッジ回路202_2は、第2コイルL2と接続される。
ブリッジ回路202_1、202_2はそれぞれ、4つのトランジスタM1~M4を含むHブリッジ回路である。ブリッジ回路202_1のトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT1にもとづいてスイッチングされ、それにより、第1コイルL1の電圧(第1コイル電圧ともいう)VOUT1がスイッチングされる。
ブリッジ回路202_2は、ブリッジ回路202_1と同様に構成され、そのトランジスタM1~M4は、ロジック回路270からの制御信号CNT2にもとづいてスイッチングされ、それにより、第2コイルL2の電圧(第2コイル電圧ともいう)VOUT2がスイッチングされる。
電流値設定回路210は、電流設定値IREFを生成する。ステッピングモータ102の始動直後は、電流設定値IREFはある所定値(フルトルク設定値という)IFULLに固定される。所定値IFULLは、電流設定値IREFが取り得る範囲の最大値としてもよく、この場合、ステッピングモータ102はフルトルクで駆動される。この状態を高トルクモードと称する。
ステッピングモータ102が安定的に回転しはじめると、言い換えると脱調のおそれが低下すると、高効率モードに遷移する。電流値設定回路210は高効率モードにおいて、電流設定値IREFを、フィードバック制御により調整し、これにより消費電力を削減する。
逆起電力検出回路230は、ステッピングモータ102のコイルL1(L2)に生ずる逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を検出する。逆起電力の検出方法は特に限定されず、公知技術を用いればよい。一般的には逆起電力は、ある検出窓(検出区間)を設定し、コイルの両端をハイインピーダンスとし、そのときのコイルの電圧をサンプリングすることにより得ることができる。たとえば1相励磁や1-2相励磁では、逆起電力VBEMF1(VBEMF2)を、監視対象のコイルの一端(ブリッジ回路の出力)がハイインピーダンスとなる励磁位置(図2の2,4,6,8)ごとに、すなわち所定の励磁位置ごとに測定することができる。
回転数検出回路232は、ステッピングモータ102の回転数(ω)を取得し、回転数ωを示す検出信号を生成する。たとえば回転数検出回路232は、回転数ωの逆数に比例する周期T(=2π/ω)を測定し、周期Tを検出信号として出力してもよい。脱調が生じていない状況では、入力クロックCLKの周波数(周期)は、ステッピングモータ102の回転数(周期)と比例する。したがって回転数検出回路232は、入力クロックCLK、またはそれにもとづいて生成される内部信号の周期を測定し、検出信号としてもよい。
定電流チョッパ回路250_1は、第1コイルL1の通電中に、第1コイルL1に流れるコイル電流IL1の検出値INF1が電流設定値IREFにもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM1を生成する。定電流チョッパ回路250_2は、第2コイルL2に通電中に、第2コイルL2に流れるコイル電流IL2の検出値INF2が電流設定値IREFに近づくようにパルス変調されるパルス変調信号SPWM2を生成する。
ブリッジ回路202_1,202_2はそれぞれ、電流検出抵抗RNFを含み、電流検出抵抗RNFの電圧降下が、コイル電流Iの検出値となる。なお、電流検出抵抗RNFの位置は限定されず、電源側に設けてもよいし、ブリッジ回路の2つの出力の間に、コイルと直列に設けてもよい。
ロジック回路270は、パルス変調信号SPWM1に応じて、第1コイルL1に接続されるブリッジ回路202_1を制御する。またロジック回路270は、パルス変調信号SPWM2に応じて、第2コイルL2に接続されるブリッジ回路202_2を制御する。
ロジック回路270は、入力クロックCLKが入力される度に、励磁位置を変化させ、電流を供給するコイル(もしくはコイルのペア)を切り替える。励磁位置は、第1コイルL1のコイル電流と第2コイルL2それぞれのコイル電流の大きさと向きの組み合わせとして把握される。励磁位置は、入力クロックCLKのポジエッジのみに応じて遷移してもよいし、ネガエッジのみに応じて遷移してもよいし、それらの両方に応じて遷移してもよい。
上述のように、電流値設定回路210は、(i)コイル電流の振幅を規定する電流設定値IREFをフルトルクに相当する大きな値に固定する高トルクモードと、(ii)電流設定値IREFをフィードバック制御により調整する高効率モードとが切り替え可能に構成される。
電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220を含む。フィードバックコントローラ220は、逆起電力VBEMF1にもとづくフィードバック信号DFBとその目標値REFの誤差がゼロに近づくように電流設定値IREFを生成する。フィードバックコントローラ220のパラメータは、回転数検出信号Tにもとづいて変化する。
電流値設定回路210の動作モードは、モードセレクタ290が生成するモード選択信号MODEに応じて選択される。モード選択信号MODEは、ハイが高効率モードに、ローが高トルクモードに割り当てられる。
たとえばモードセレクタ290は、回転数検出信号Tを監視し、ステッピングモータ102の回転数が所定のしきい値より高いときに、高効率モードを選択してもよい。
より好ましくは、モードセレクタ290は、回転数検出回路232が生成する回転数検出信号Tが、連続する複数サイクルにわたり安定であるときにモード選択信号MODEをアサート(ハイ)し、不安定であるときにモード選択信号MODEをネゲート(たとえばロー)する。
図5は、駆動回路200の構成例を示す回路図である。図5には、第1コイルL1に関連する部分のみが示される。
ロジック回路270は、入力クロックCLKと同期して励磁位置を変化させる。ロジック回路270において、いくつかの中間信号が生成される。それらのうち、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bは、出力OUT1Aがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミング、出力OUT1Bがハイインピーダンスとなる期間あるいはタイミングを示す信号として利用できる。
逆起電力検出回路230は、タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bに応答して、逆起電力VBEMF1を測定する。
回転数検出回路232は、カウンタ234を含む。カウンタ234は、タイミング信号PHASE_A、PHASE_Bの少なくとも一方の周期Tを測定する。タイミング信号PHASE_A,PHASE_Bの周期Tは、ステッピングモータ102の回転数に反比例する回転数検出信号である。
モードセレクタ290は、回転数検出信号を監視し、入力クロックCLKの周波数が一定であり、かつしきい値より大きいときに、モード選択信号MODEをハイとし、そうでないときにモード選択信号MODEをローとする。モード選択信号MODEは、電流値設定回路210に供給される。電流値設定回路210は、モード選択信号MODEがローのとき、高トルクモードとなり、モード選択信号MODEがハイのとき、高効率モードとなる。
電流値設定回路210は、フィードバックコントローラ220、フィードフォワードコントローラ240、マルチプレクサ212を含む。フィードフォワードコントローラ240は、始動開始直後の高トルクモードにおいて使用される固定的な電流設定値Ix(=IFULL)を出力する。
フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、逆起電力VBEMFにもとづいてフィードバック制御される電流設定値Iyを出力する。
マルチプレクサ212は、モード選択信号MODEに応じて、2つの信号Ix,Iyの一方を選択し、電流設定値IREFとして出力する。
フィードバックコントローラ220は、負荷角推定部222、減算器224、PI(比例・積分)制御器226を含む。
負荷角推定部222は、逆起電力VBEMF1にもとづいて負荷角φを推定する。負荷角φは、第1コイルL1に流れる駆動電流で定まる電流ベクトル(つまり位置指令)と、ロータ(可動子)の位置の差に相当する。上述のように、逆起電力VBEMF1は、以下の式で与えられる。
BEMF1=K・ω・cosφ
は逆起電力定数、ωは回転数である。したがって、逆起電力VBEMFを測定することで、負荷角φと相関を有する検出値を生成することができる。たとえば、cosφを検出値としてもよく、この場合、検出値は式(2)で表される。
cosφ=VBEMF1・ω-1/K
=VBEMF1・(T/2π)・K -1 …(2)
フィードバックコントローラ220は、推定された負荷角φが所定の目標角φREFに近づくように、電流設定値Iyを生成する。具体的には減算器224は、負荷角φにもとづく検出値cosφとその目標値cos(φREF)の誤差ERRを生成する。PI制御器226は、誤差ERRがゼロとなるようにPI制御演算を行い、電流設定値Iyを生成する。
PI制御器226は、制御パラメータとして、比例ゲインKと積分ゲインKを含む。比例ゲインKが回転数検出信号Tにもとづいて変化し、積分ゲインKは一定である。パラメータ生成部228は、回転数検出信号Tに応じた比例ゲインKをPI制御器226に設定する。
定電流チョッパ回路250_1は、D/Aコンバータ252、PWMコンパレータ254、オシレータ256、フリップフロップ258を含む。D/Aコンバータ252は、電流設定値IREFをアナログ電圧VREFに変換する。PWMコンパレータ254は、フィードバック信号INF1を基準電圧VREFと比較し、INF1>VREFとなると、オフ信号SOFFをアサート(ハイ)する。オシレータ256は、チョッピング周波数を規定する周期的なオン信号SONを生成する。フリップフロップ258は、オン信号SONに応じてオンレベル(たとえばハイ)に遷移し、オフ信号SOFFに応じてオフレベル(たとえばロー)に遷移するPWM信号SPWM1を出力する。
図6(a)、(b)は、回転数ωと比例ゲインKの関係を示す図である。比例ゲインKは、回転数ωに対して単調増加であることが好ましい。比例ゲインKは、周期Tに対して単調減少である。
図6(a)に示すように、比例ゲインKは、離散的な複数の値から選択されてもよい。あるいは図6(b)に示すように、回転数ωの関数として連続的に変化してもよい。
図7は、図5の駆動回路200の動作波形図である。図7には、周波数の異なる3つの入力クロックCLKの波形に対応する動作(i)~(iii)が示される。
時刻tに、入力クロックCLKが入力され、その周波数は時間とともに増大していく。この間、高トルクモードが選択され、電流指令値IREFは、高トルク設定値IFULLに固定される。
そして時刻tに入力クロックCLKの周波数fIN、言い換えればステッピングモータ102の回転数が安定すると、高効率モードに移行する。
動作(i)~(iii)では、入力クロックCLKの周波数fIN、すなわちステッピングモータの回転数が異なっており、入力クロックCLKの周波数fINにもとづいて、フィードバックコントローラ220のパラメータ(比例ゲインK)が選択される。具体的には、周波数f、f,fそれぞれに対して、KP1、KP2,KP3が選択される。
高効率モードでは、電流設定値IREFは、入力クロックCLKの周波数fINに応じて、すなわち回転数に応じて、異なる値I,I,Iに収束する。
時刻t~tの間、負荷が大きくなる。負荷が大きくなると、ロータの回転数を維持するために、電流指令値IREFが増加するようにフィードバックがかかる。モータの回転数が高いほど、大きな比例ゲインKで電流指令値IREFが調節されるため、電流指令値IREFは、高負荷に対応する値まで速やかに増加する。時刻tに負荷が元に戻ると、電流指令値IREFは、もとの負荷に対応する値まで速やかに減少する。これにより、実際の回転数はほとんど低下しない。
比較のために、比例ゲインKを、周波数fINにかかわらず、一定(KP1)としたときの動作(比較技術という)を一点鎖線で示す。周波数fIN=fの場合の波形(i)については、実施の形態(実線)と比較技術(一点鎖線)は一致する。
IN=fの場合、実施の形態に比べて比較技術の比例ゲインKが低くなる。つまり、負荷が増大したときに、電流指令値IREFが増加する速度が遅くなる。これにより、トルク不足が生じ、実際の回転数は一点鎖線で示すように大きく低下する。fIN=fの場合には、比較技術(一点鎖線)での実際の回転数の落ち込みはさらに顕著となる。
もし仮に比較技術において、比例ゲインKを、周波数fINにかかわらず大きな値KP3に固定したとする。この場合、低速回転時に、比例ゲインKが過大となり、電流指令値IREFが振動的となる。つまり負荷変動が発生したときに、実際のモータの回転の安定性が損なわれる。
実施の形態に係る駆動回路200によれば、回転数に応じて比例ゲインKを最適化することにより、系の安定性を維持しつつ、負荷変動に対する追従性を改善することができる。
図8は、回転数検出回路232およびパラメータ生成部228の構成例を示す回路図である。回転数検出回路232は、エッジ検出器236、カウンタ234、係数回路238を含む。エッジ検出器236は、入力クロックCLKのエッジ(たとえばポジエッジ)を検出する。カウンタ234は、システムクロックCLKSYSと、エッジ検出器236の出力を受け、エッジ検出器236が検出したポジエッジの間隔に含まれるシステムクロックCLKSYSの個数をカウントする。カウンタ234の出力は、入力クロックCLKの周期TCLKを示す。係数回路238は、周期TCLKに係数を乗算し、モータの回転周期Tを示す回転数検出信号に変換する。
パラメータ生成部228は、回転数検出信号Tを、複数(この例では3個)のしきい値TTH1,TTH2,TTH3と比較し、比較結果に応じて、比例ゲインKの値を選択する。たとえばパラメータ生成部228は、複数の比較器COMP1~COMP3と、マルチプレクサMUXを含んでもよい。マルチプレクサMUXは、複数の比例ゲインKの値KP1~KP4の中から、複数の比較器COMP1~COMP3の出力に応じたひとつを選択する。
図9は、電流値設定回路210の別の構成例を示す図である。フィードバックコントローラ220は、高効率モードにおいてアクティブとなり、負荷角φが目標値φREFに近づくように値が調節される電流補正値ΔIを生成する。電流補正値ΔIは、高トルクモードにおいてゼロである。
フィードフォワードコントローラ240は、高効率モードにおいて、所定の高効率設定値ILOWを出力する。IFULL>ILOWの関係が成り立っていてもよい。電流値設定回路210は、図5のマルチプレクサ212に代えて加算器214を含み、加算器214は、フィードフォワードコントローラ240が生成する高効率設定値ILOWに、電流補正値ΔIを加算する。これにより負荷角φが目標値φREFに近づくように、電流設定値IREF=ILOW+ΔIが調節される。
最後に、駆動回路200の用途を説明する。駆動回路200は、さまざまな電子機器に利用される。図10(a)~(c)は、駆動回路200を備える電子機器の例を示す斜視図である。
図10(a)の電子機器は、光ディスク装置500である。光ディスク装置500は、光ディスク502と、ピックアップ504、を備える。ピックアップ504は、光ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ピックアップ504は、光ディスク502の記録面上を、光ディスクの半径方向に可動となっている(トラッキング)。また、ピックアップ504と光ディスクの距離も可変となっている(フォーカシング)。ピックアップ504は、図示しないステッピングモータにより位置決めされる。駆動回路200は、ステッピングモータを制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ピックアップ504を高精度に位置決めできる。
図10(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ステッピングモータ102は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。駆動回路200はステッピングモータ102を駆動するこの構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、オートフォーカス用レンズ604を高精度に位置決めできる。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動に駆動回路200を用いてもよい。あるいは駆動回路200は、絞り制御に用いてもよい。
図10(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ステッピングモータ102は、ヘッド702の位置を制御する。駆動回路200は、ステッピングモータ102を制御する。この構成によれば、脱調を防止しながら高効率で、ヘッド702を高精度に位置決めできる。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、駆動回路200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
ロジック回路270は、負荷角φが目標角φREFに近づくように、電流設定値IREFを調節することに代えて、あるいはそれと組み合わせて、ブリッジ回路202に供給される電源電圧VDDを調節してもよい。電源電圧VDDを変化させることにより、ステッピングモータ102のコイルL1、L2に供給される電力を変化させることができる。
(変形例2)
実施の形態では、ブリッジ回路202がフルブリッジ回路(Hブリッジ)で構成される場合を説明したが、それには限定されず、ハーフブリッジ回路で構成されてもよい。またブリッジ回路202は、駆動回路200とは別チップであってもよいし、ディスクリート部品であってもよい。
(変形例3)
高効率モードにおける電流設定値IREF(Iy)の生成方法は、実施の形態で説明したものに限定されない。たとえば逆起電力VBEMF1の目標値VBEMF(REF)を定めておき、逆起電力VBEMF1が目標値VBEMF(REF)に近づくように、フィードバックループを構成してもよい。
(変形例4)
実施の形態では2つのコイルに流れる電流IOUT1,IOUT2は、励磁位置に応じてオン、オフされるが、その電流量は、励磁位置によらずに一定であった。この場合、1-2相励磁の場合にトルクが変動することとなる。この制御に変えて、励磁位置にかかわらずトルクが一定となるように電流IOUT1,IOUT2を修正してもよい。たとえば1-2相励磁では、励磁位置2,4,6,8における電流IOUT1,IOUT2の量を、励磁位置1,3,5,7における電流の量の√2倍としてもよい。
(変形例5)
実施の形態ではフィードバックコントローラ220をPI制御器で構成したがその限りでなく、PIDコントローラなどを採用してもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
L1 第1コイル
L2 第2コイル
2 ホストコントローラ
100 モータシステム
102 ステッピングモータ
200 駆動回路
202 ブリッジ回路
NF 検出抵抗
210 電流値設定回路
212 マルチプレクサ
214 加算器
220 フィードバックコントローラ
222 負荷角推定部
224 減算器
226 PI制御器
228 パラメータ生成部
230 逆起電力検出回路
232 回転数検出回路
234 カウンタ
236 エッジ検出器
238 係数回路
240 フィードフォワードコントローラ
250 定電流チョッパ回路
252 D/Aコンバータ
254 PWMコンパレータ
256 オシレータ
258 フリップフロップ
270 ロジック回路
290 モードセレクタ

Claims (10)

  1. ステッピングモータの駆動回路であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出する逆起電力検出回路と、
    前記ステッピングモータの回転数を示す回転数検出信号を生成する回転数検出回路と、
    前記逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するフィードバックコントローラを含み、前記フィードバックコントローラのパラメータが、前記回転数検出信号にもとづいて変化する電流値設定回路と、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成する定電流チョッパ回路と、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するロジック回路と、
    を備え、
    前記フィードバックコントローラは、前記パラメータとして比例ゲインおよび積分ゲインを有するPI制御器を含み、前記比例ゲインが前記回転数検出信号にもとづいて変化し、前記積分ゲインは一定であることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記比例ゲインは、前記回転数に対して単調増加することを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記フィードバックコントローラは、前記回転数検出信号を所定の少なくともひとつのしきい値と比較し、比較結果に応じて、前記パラメータの値を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 前記回転数検出信号は、前記駆動回路に入力される入力クロックまたはそれにもとづく内部信号の周期であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 前記電流値設定回路は、
    前記逆起電力にもとづいて負荷角を推定する負荷角推定部を含み、
    前記フィードバック信号は、前記負荷角に応じていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記フィードバック信号は前記逆起電力であり、前記フィードバックコントローラは、前記逆起電力がその目標値に近づくように前記電流設定値を調節することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  7. 前記定電流チョッパ回路は、
    前記コイル電流の検出値を、前記電流設定値にもとづくしきい値と比較するコンパレータと、
    所定の周波数で発振するオシレータと、
    前記コンパレータの出力に応じてオフレベルに遷移し、前記オシレータの出力に応じてオンレベルに遷移する前記パルス変調信号を出力するフリップフロップと、
    を含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  8. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  9. ステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを駆動する請求項1からのいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  10. ステッピングモータの駆動方法であって、
    前記ステッピングモータのコイルに生ずる逆起電力を検出するステップと、
    前記ステッピングモータの回転数を示す回転数検出信号を生成するステップと、
    フィードバックコントローラによって、前記逆起電力にもとづくフィードバック信号とその目標値の誤差がゼロに近づくように電流設定値を生成するステップと、
    前記フィードバックコントローラのパラメータを、前記回転数検出信号にもとづいて変化させるステップと、
    前記コイルに流れるコイル電流の検出値が前記電流設定値にもとづく目標量に近づくようにパルス変調されるパルス変調信号を生成するステップと、
    前記パルス変調信号に応じて、前記コイルに接続されるブリッジ回路を制御するステップと、
    を備え、
    前記フィードバックコントローラは、前記パラメータとして比例ゲインおよび積分ゲインを有するPI制御器を含み、前記比例ゲインが前記回転数検出信号にもとづいて変化し、前記積分ゲインは一定であることを特徴とする駆動方法。
JP2019053187A 2019-03-20 2019-03-20 ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器 Active JP7256044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019053187A JP7256044B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019053187A JP7256044B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020156226A JP2020156226A (ja) 2020-09-24
JP7256044B2 true JP7256044B2 (ja) 2023-04-11

Family

ID=72560107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019053187A Active JP7256044B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7256044B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023682A (ja) 2013-07-19 2015-02-02 キヤノン株式会社 ステッピングモータの制御装置および光学機器
JP6258004B2 (ja) 2013-11-07 2018-01-10 ローム株式会社 モータ駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023682A (ja) 2013-07-19 2015-02-02 キヤノン株式会社 ステッピングモータの制御装置および光学機器
JP6258004B2 (ja) 2013-11-07 2018-01-10 ローム株式会社 モータ駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020156226A (ja) 2020-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6258004B2 (ja) モータ駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
WO2021112125A1 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
US9154066B2 (en) Drive control apparatus and drive control method
JP2011114995A (ja) モータ用駆動回路及びそれを備えたモータ
JP7208071B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP7261622B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
JP7327951B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP7256044B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP7224204B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
JP3796177B2 (ja) モータのpwm駆動回路
JP7256043B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその制御方法、それを用いた電子機器
JP7387268B2 (ja) ステッピングモータの駆動回路、それを用いた電子機器
JP6698403B2 (ja) モータの駆動回路、プリンタ装置
JP2021129405A (ja) ステッピングモータの駆動回路およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP3027933B2 (ja) ステッピングモータの制御装置
JP2017060334A (ja) モータ駆動回路、およびその駆動方法、それを用いた電子機器
JP2009089560A (ja) モータ駆動装置
JPS61170292A (ja) ブラシレスモ−タ
JP2006129543A (ja) ステッピングモータ駆動装置およびステッピングモータ駆動方法
JP2004260978A (ja) ステッピングモータ制御装置
JP5496988B2 (ja) モータ用駆動回路及びそれを備えたモータ
JPH07168285A (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7256044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150