JPH07168285A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH07168285A
JPH07168285A JP31537793A JP31537793A JPH07168285A JP H07168285 A JPH07168285 A JP H07168285A JP 31537793 A JP31537793 A JP 31537793A JP 31537793 A JP31537793 A JP 31537793A JP H07168285 A JPH07168285 A JP H07168285A
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output
current
reference clock
motor
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JP31537793A
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Inventor
Nariaki Shirai
成昭 白井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成の複雑化やコストアップを招かずに
速度制御範囲を広くすると共に、モータ起動時のダンピ
ングを良好とするモータ制御装置を提供する。 【構成】 1はモータ、2はモータ1の回転速度に対応
した周波数の信号SFGを発生する周波数発電機、3はモ
ータ1の速度指令値としての基準クロックCKRを発生
するクロック発生器である。比較器4で信号SFGとクロ
ックCKRを位相比較し、その誤差出力を位相制御信号
Δφとしてループフィルタ6、加算器5、アンプ7を介
してPWM変調器8に供給してモータ1を位相制御す
る。変換器9で信号SFGの周波数を鋸波信号を使用して
電圧に変換し、その出力を速度制御信号Δvとしてフィ
ルタ6の後段の加算器5で制御信号Δφに加算してモー
タ1を速度制御する。変換器9に鋸波信号形成のために
カレントミラー回路14よりクロックCKRの周波数に
比例した電流Ibを供給してモータ1の速度制御範囲を
広くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機の光学
系等を駆動するDCサーボモータを制御する際に適用し
て好適なモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、複写機の光学系等をドライブす
るDCサーボモータの制御装置の従来例を示している。
図において、1は複写機の光学系等(図示せず)を駆動
するDCサーボモータである。2はモータ1に取り付け
られ、モータ1の回転数に対応した周波数の信号SFGを
発生する周波数発電機(以下、「FG」という)であ
る。3は、モータ1の速度指令値としての基準クロック
CKRを発生するクロック発生器である。
【0003】FG2より出力される周波数信号SFGおよ
びクロック発生器3より出力される基準クロックCKR
は位相比較器4に供給されて位相比較され、この位相比
較器4より比較誤差信号が出力される。例えば、基準ク
ロックCKRおよび周波数信号SFGがそれぞれ図6Aお
よびBに示すようであるとき、位相比較器4からは同図
Cに示すように比較誤差信号が出力される。位相比較器
4より出力される比較誤差信号は位相制御信号Δφとし
て加算器5を介してループフィルタ6に供給されて積分
される。そして、ループフィルタ6の出力信号はアンプ
7で増幅された後にパルス幅変調器(以下、「PWM変
調器」という)8に供給される。PWM変調器8からは
アンプ7の出力信号の電圧値に応じたパルス幅を有する
PWM変調信号が出力され、このPWM変調信号がモー
タ1に駆動信号として供給される。
【0004】以上の位相比較器4より出力される位相制
御信号Δφによる位相制御では、周波数信号SFGの位相
が基準クロックCKRの位相に一致するようにモータ1
の回転速度が制御され、従ってモータ1の回転速度は速
度指令値としての基準クロックCKRの周波数に対応し
た速度となるように制御される。このように位相制御で
もってモータ1の回転速度を基準クロックCKRの周波
数に対応した速度に制御することができるが、位相制御
だけでは狭い周波数範囲しか制御できないため、一般的
には以下に述べるように周波数制御を併用している。
【0005】すなわち、FG2より出力される周波数信
号SFGは周波数/電圧変換器(以下、「F/V変換器」
という)9に供給される。このF/V変換器9では、図
示せずもF/V変換をのこぎり波信号を使用したサンプ
ルホールド回路で行っている。F/V変換器9の出力信
号は速度制御信号Δvとして加算器5に供給されて位相
制御信号Δφと加算される。10はF/V変換器9での
こぎり波信号を形成するための充電電流を基準クロック
CKRの周波数の段階に応じて複数設定する充電電流設
定回路である。設定回路10で設定される複数の充電電
流I1〜Inは充電電流切換回路11に供給される。この
切換回路11には外部より基準クロックCKRの周波数
に応じた切換制御信号SWが供給され、設定回路10で
設定される複数の充電電流I1〜Inより基準クロックC
KRの周波数に対応した1つが選択されてF/V変換器
9にのこぎり波信号を形成するための充電電流Iとして
供給される。
【0006】この場合、基準クロックCKR(図7Aに
図示)に対して周波数信号SFGの周波数が高い場合(同
図Bに実線図示)のサンプルホールド電圧VHは低くな
り(同図C参照)、モータ1の回転速度を下げる方向に
速度制御が行なわれる。一方、基準クロックCKRに対
して周波数信号SFGの周波数が低い場合(同図Bに破線
図示)のサンプルホールド電圧VLは低くなり(同図C
に参照)、モータ1の回転速度を上げる方向に速度制御
が行なわれる。
【0007】ここで、F/V変換器9の出力電圧値は周
波数信号SFGの周波数に応じて変化する。そのため、充
電電流Iが固定値であると、基準クロックCKRの周波
数を大きく変化させる場合にはF/V変換器9の出力電
圧値が大きく変化し(図8参照、Δv1,Δv2はそれぞ
れ周波数f1,f2に対応)、ロックを維持できなくな
る。この場合、位相比較器4の出力電圧値を逆に変化さ
せてロックを維持しようとしても限界があった。したが
って、F/V変換器9に供給される充電電流Iが固定値
であるときは、モータ1の速度は目標速度の±20%程
度の制御範囲しか得ることができなかった。そこで図5
の例では、上述したようにF/V変換器9に供給される
充電電流Iが基準クロックCKRの周波数に応じて切り
換えられ、目標速度の例えば±50%(複写機の倍率で
50%〜150%)の制御範囲が可能となるようにされ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータ制御装置
は以上のように構成されており、モータ1の速度制御範
囲を広くとるために、複数の充電電流I1〜Inを設定す
る設定回路10およびそれら複数の充電電流I1〜Inを
切り換える切換回路11が必要であり、しかも切換回路
11に外部より基準クロックCKRの周波数に応じて切
換制御信号SWを供給する必要があり、回路構成が複雑
となると共に高価になるという問題点があった。
【0009】また、位相比較器4からの位相制御信号Δ
φとF/V変換器9からの速度制御信号Δvとを加算す
る加算器5の後段にループフィルタ6が配置されるた
め、位相制御信号Δφと速度制御信号Δvの比率を最適
に選んで速度変動を小さく抑えようとすると、モータ起
動時のダンピングが悪くなるという問題点があった。
【0010】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、回路構成の複雑化やコストアップ
を招くことなく速度制御範囲を広くできると共に、モー
タ起動時のダンピングが良好なモータ制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
るモータ制御装置は、モータの速度指令値としての基準
クロックを発生する基準クロック発生手段と、モータの
回転速度に対応した周波数の周波数信号を発生する周波
数信号発生手段と、基準クロック発生手段より出力され
る基準クロックと周波数信号発生手段より出力される周
波数信号の位相を比較する位相比較手段と、のこぎり波
信号を使用して周波数信号発生手段より出力される周波
数信号の周波数に対応した電圧を得る周波数/電圧変換
手段と、位相比較手段より出力される位相制御信号と周
波数/電圧変換手段より出力される速度制御信号とを加
算する加算手段と、この加算手段の出力信号に基づいて
モータを駆動するモータ駆動手段と、基準クロック発生
手段より出力される基準クロックの周波数に比例した電
流を得る周波数/電流変換手段とを備え、周波数/電圧
変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用される
充電電流として周波数/電流変換手段より出力される電
流を使用するものである。
【0012】請求項第2項の発明に係るモータ制御装置
は、モータの速度指令値としての基準クロックを発生す
る基準クロック発生手段と、モータの回転速度に対応し
た周波数の周波数信号を発生する周波数信号発生手段
と、基準クロック発生手段より出力される基準クロック
と周波数信号発生手段より出力される周波数信号の位相
を比較する位相比較手段と、のこぎり波信号を使用して
周波数信号発生手段より出力される周波数信号の周波数
に対応した電圧を得る周波数/電圧変換手段と、位相比
較手段より出力される位相制御信号と周波数/電圧変換
手段より出力される速度制御信号とを加算する加算手段
と、この加算手段の出力信号に基づいてモータを駆動す
るモータ駆動手段と、基準クロック発生手段より出力さ
れる基準クロックの周波数に比例した電流を得る周波数
/電流変換手段と、周波数/電流変換手段より出力され
る電流を補正する電流補正手段とを備え、周波数/電圧
変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用される
充電電流として電流補正手段より出力される補正された
電流を使用するものである。
【0013】請求項第3項の発明に係るモータ制御装置
は、モータの速度指令値としての基準クロックを発生す
る基準クロック発生手段と、モータの回転速度に対応し
た周波数の周波数信号を発生する周波数信号発生手段
と、基準クロック発生手段より出力される基準クロック
と周波数信号発生手段より出力される周波数信号の位相
を比較する位相比較手段と、のこぎり波信号を使用して
周波数信号発生手段より出力される周波数信号の周波数
に対応した電圧を得る周波数/電圧変換手段と、位相比
較手段より出力される位相制御信号をループフィルタを
介して周波数/電圧変換手段より出力される速度制御信
号に加算する加算手段と、この加算手段の出力信号に基
づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、基準クロッ
ク発生手段より出力される基準クロックの周波数に比例
した電流を得る周波数/電流変換手段とを備え、周波数
/電圧変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用
される充電電流として周波数/電流変換手段より出力さ
れる電流を使用するものである。
【0014】
【作用】請求項第1項の発明においては、周波数/電圧
変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用される
充電電流として周波数/電流変換手段より出力される電
流を使用するため、モータの速度制御範囲を広くとるた
めに従来のように充電電流設定回路やその切換回路を必
要とせず、また切換回路に外部より切換制御信号を供給
する必要もなく、回路構成の複雑化およびコストアップ
を招くことなくモータの速度制御範囲を広くとることが
可能となる。
【0015】請求項第2項の発明においては、周波数/
電圧変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用さ
れる充電電流として電流補正手段より出力される補正さ
れた電流を使用するため、モータの速度制御範囲を広く
とるために従来のように充電電流設定回路やその切換回
路を必要とせず、また切換回路に外部より切換制御信号
を供給する必要もなく、回路構成の複雑化およびコスト
アップを招くことなくモータの速度制御範囲を広くとる
ことが可能となる。また、電流補正手段で速度制御系の
充電電流を操作できるため、何種類ものモータに対応し
た汎用性のあるモータ制御装置を実現することが可能と
なる。
【0016】請求項第3項の発明においては、周波数/
電圧変換手段でのこぎり波信号を形成するために使用さ
れる充電電流として周波数/電流変換手段より出力され
る電流を使用するため、モータの速度制御範囲を広くと
るために従来のように充電電流設定回路やその切換回路
を必要とせず、また切換回路に外部より切換制御信号を
供給する必要もなく、回路構成の複雑化およびコストア
ップを招くことなくモータの速度制御範囲を広くとるこ
とが可能となる。また、位相比較手段より出力される位
相制御信号をループフィルタを介して周波数/電圧変換
手段より出力される速度制御信号に加算し、その加算信
号に基づいてモータを駆動するため、速度制御系はルー
プフィルタのゲインと位相遅れに独立した系となり、従
来例に比べて過渡応答特性が改善され、モータ起動時の
ダンピングが良好なモータ制御装置を得ることが可能と
なる。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明に係るモータ制御装置の第
1実施例を示している。この図1において、図5と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、位相比較器4より出力される位相制御
信号Δφをループフィルタ6で積分した後に加算器5に
供給する。加算器5では位相制御信号ΔφにF/V変換
器9より出力される速度制御信号Δvが加算される。そ
して、加算器5より出力される加算信号をアンプ7で増
幅した後にPWM変調器8に供給する。
【0018】また、クロック発生器3より出力される基
準クロックCKRをF/V変換器12に供給する。この
F/V変換器12も、F/V変換器9と同様に構成され
ており、F/V変換をのこぎり波信号を使用したサンプ
ルホールド回路で行うものである。このF/V変換器1
2の出力信号をループフィルタ13で積分した後、カレ
ントミラー回路14供給する。カレントミラー回路14
はループフィルタ13の出力電圧値に対応して互いに等
しい値の電流IaおよびIbを出力し、電流IaをF/V
変換器12にのこぎり波信号を形成するための充電電流
として供給すると共に、電流IbをF/V変換器9にの
こぎり波信号を形成するための充電電流として供給す
る。
【0019】上述したF/V変換器12、ループフィル
タ13およびカレントミラー回路14は周波数/電流変
換手段を構成している。カレントミラー回路14より出
力される電流IaがF/V変換器12に充電電流として
供給されてフィードバック制御され、F/V変換器12
の出力電圧値が一定値となるように制御される。そのた
め、電流Iaの値は基準クロックCKRの周波数に比例し
たものとなり、従って電流Ibの値も基準クロックCKR
の周波数に比例したものとなる。なお、電流Ia、従っ
て電流Ibの値は、ループフィルタ13の基準電圧Vref
を調整することで、基準クロックCKRのある周波数に
対してある値となるように設定できる。本例は以上のよ
うに構成し、その他は図5の例と同様に構成する。
【0020】本例においては、F/V変換器9に供給さ
れる充電電流Ibの値は基準クロックCKRの周波数に比
例したものとなるため、基準クロックCKRの周波数が
広い範囲で変化してもF/V変換器9の出力電圧値Δv
はほぼ一定電圧となり(図2参照)、速度制御だけでモ
ータ1の速度を制御することが可能となり、モータ1の
速度制御範囲を広くとることが可能となる。本例によれ
ば、モータ1の速度制御範囲を広くとるために、図5の
例における充電電流設定回路10や充電電流切換回路1
1を必要とせず、また切換回路11に外部より切換制御
信号SWを供給する必要もなく、回路構成の複雑化およ
びコストアップを招くことなくモータ1の速度制御範囲
を広くとることができる。
【0021】また本例においては、ループフィルタ6で
積分された後の位相制御信号ΔφにF/V変換器9より
出力される速度制御信号Δvが加算されるものであり、
速度制御系はループフィルタ6のゲインと位相遅れに独
立した系となる。したがって、図 の例に比べて過渡応
答特性が改善され、モータ起動時のダンピングが良好な
モータ制御装置を得ることができる。
【0022】実施例2.図3は、この発明に係るモータ
制御装置の第2実施例を示している。この図3におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。本例においては、カレントミラー回路
14より出力される電流Ibを電流補正回路15に供給
し、この電流補正回路15より出力される補正された電
流IcをF/V変換器9に充電電流として供給する。こ
の場合、電流補正回路15の入力電流Ibと出力電流Ic
との関係は、Ic=KIbで表される。ここで、Kは基準
クロックCKRの周波数に応じて変更される比例定数で
ある。本例は以上のように構成し、その他は図1の例と
同様に構成する。
【0023】DCサーボモータ1は、一般に印加電圧と
回転数は比例関係にあるが、その特性はモータ個々によ
って異なるため、本例のように電流補正回路15で速度
制御系の充電電流を操作可能とすることで、何種類もの
モータに対応した汎用性のあるモータ制御装置を実現す
ることができる。図4は、本例における基準クロックC
KRの周期とF/V変換器9の出力電圧値Δvとの関係
の一例を示しており、基準クロックCKRの周波数が低
く、周期が長くなるほど出力電圧値Δvが低下するよう
になる。
【0024】
【発明の効果】請求項第1項の発明によれば、モータの
速度指令値としての基準クロックを発生する基準クロッ
ク発生手段と、モータの回転速度に対応した周波数の周
波数信号を発生する周波数信号発生手段と、基準クロッ
ク発生手段より出力される基準クロックと周波数信号発
生手段より出力される周波数信号の位相を比較する位相
比較手段と、のこぎり波信号を使用して周波数信号発生
手段より出力される周波数信号の周波数に対応した電圧
を得る周波数/電圧変換手段と、位相比較手段より出力
される位相制御信号と周波数/電圧変換手段より出力さ
れる速度制御信号とを加算する加算手段と、この加算手
段の出力信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手
段と、基準クロック発生手段より出力される基準クロッ
クの周波数に比例した電流を得る周波数/電流変換手段
とを備え、周波数/電圧変換手段でのこぎり波信号を形
成するために使用される充電電流として周波数/電流変
換手段より出力される電流を使用するものであり、モー
タの速度制御範囲を広くとるために従来のように充電電
流設定回路やその切換回路を必要とせず、また切換回路
に外部より切換制御信号を供給する必要もなく、回路構
成の複雑化およびコストアップを招くことなくモータの
速度制御範囲を広くとることができる等の効果がある。
【0025】請求項第2項の発明によれば、モータの速
度指令値としての基準クロックを発生する基準クロック
発生手段と、モータの回転速度に対応した周波数の周波
数信号を発生する周波数信号発生手段と、基準クロック
発生手段より出力される基準クロックと周波数信号発生
手段より出力される周波数信号の位相を比較する位相比
較手段と、のこぎり波信号を使用して周波数信号発生手
段より出力される周波数信号の周波数に対応した電圧を
得る周波数/電圧変換手段と、位相比較手段より出力さ
れる位相制御信号と周波数/電圧変換手段より出力され
る速度制御信号とを加算する加算手段と、この加算手段
の出力信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段
と、基準クロック発生手段より出力される基準クロック
の周波数に比例した電流を得る周波数/電流変換手段
と、周波数/電流変換手段より出力される電流を補正す
る電流補正手段とを備え、周波数/電圧変換手段でのこ
ぎり波信号を形成するために使用される充電電流として
電流補正手段より出力される補正された電流を使用する
ものであり、モータの速度制御範囲を広くとるために従
来のように充電電流設定回路やその切換回路を必要とせ
ず、また切換回路に外部より切換制御信号を供給する必
要もなく、回路構成の複雑化およびコストアップを招く
ことなくモータの速度制御範囲を広くとることができ
る。また、電流補正手段で速度制御系の充電電流を操作
できるため、何種類ものモータに対応した汎用性のある
モータ制御装置を実現することができる等の効果があ
る。
【0026】請求項第3項の発明によれば、モータの速
度指令値としての基準クロックを発生する基準クロック
発生手段と、モータの回転速度に対応した周波数の周波
数信号を発生する周波数信号発生手段と、基準クロック
発生手段より出力される基準クロックと周波数信号発生
手段より出力される周波数信号の位相を比較する位相比
較手段と、のこぎり波信号を使用して周波数信号発生手
段より出力される周波数信号の周波数に対応した電圧を
得る周波数/電圧変換手段と、位相比較手段より出力さ
れる位相制御信号をループフィルタを介して周波数/電
圧変換手段より出力される速度制御信号に加算する加算
手段と、この加算手段の出力信号に基づいてモータを駆
動するモータ駆動手段と、基準クロック発生手段より出
力される基準クロックの周波数に比例した電流を得る周
波数/電流変換手段とを備え、周波数/電圧変換手段で
のこぎり波信号を形成するために使用される充電電流と
して周波数/電流変換手段より出力される電流を使用す
るものであり、モータの速度制御範囲を広くとるために
従来のように充電電流設定回路やその切換回路を必要と
せず、また切換回路に外部より切換制御信号を供給する
必要もなく、回路構成の複雑化およびコストアップを招
くことなくモータの速度制御範囲を広くとることができ
る。また、位相比較手段より出力される位相制御信号を
ループフィルタを介して周波数/電圧変換手段より出力
される速度制御信号に加算しその加算信号に基づいてモ
ータを駆動するため、速度制御系はループフィルタのゲ
インと位相遅れに独立した系となり、従来例に比べて過
渡応答特性が改善され、モータ起動時のダンピングが良
好なモータ制御装置を得ることができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るモータ制御装置の第1実施例を
示すブロック図である。
【図2】第1実施例のF/V変換器の出力電圧Δvを説
明するための図である。
【図3】この発明に係るモータ制御装置の第2実施例を
示すブロック図である。
【図4】第2実施例のF/V変換器の出力電圧Δvを説
明するための図である。
【図5】モータ制御装置の従来例を示すブロック図であ
る。
【図6】位相比較器の動作を説明するための図である。
【図7】従来例のF/V変換器の出力電圧Δvを説明す
るための図である。
【図8】従来例のF/V変換器の出力電圧Δvを説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 DCモータ 2 周波数発電機 3 クロック発生器 4 位相比較器 5 加算器 6,13 ループフィルタ 7 アンプ 8 パルス幅変調器 9,12 周波数/電圧変換器 14 カレントミラー回路 15 電流補正回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの速度指令値としての基準クロッ
    クを発生する基準クロック発生手段と、 上記モータの回転速度に対応した周波数の周波数信号を
    発生する周波数信号発生手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    と上記周波数信号発生手段より出力される周波数信号の
    位相を比較する位相比較手段と、 のこぎり波信号を使用して上記周波数信号発生手段より
    出力される周波数信号の周波数に対応した電圧を得る周
    波数/電圧変換手段と、 上記位相比較手段より出力される位相制御信号と上記周
    波数/電圧変換手段より出力される速度制御信号とを加
    算する加算手段と、 この加算手段の出力信号に基づいて上記モータを駆動す
    るモータ駆動手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    の周波数に比例した電流を得る周波数/電流変換手段と
    を備え、 上記周波数/電圧変換手段でのこぎり波信号を形成する
    ために使用される充電電流として上記周波数/電流変換
    手段より出力される電流を使用することを特徴とするモ
    ータ制御装置。
  2. 【請求項2】 モータの速度指令値としての基準クロッ
    クを発生する基準クロック発生手段と、 上記モータの回転速度に対応した周波数の周波数信号を
    発生する周波数信号発生手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    と上記周波数信号発生手段より出力される周波数信号の
    位相を比較する位相比較手段と、 のこぎり波信号を使用して上記周波数信号発生手段より
    出力される周波数信号の周波数に対応した電圧を得る周
    波数/電圧変換手段と、 上記位相比較手段より出力される位相制御信号と上記周
    波数/電圧変換手段より出力される速度制御信号とを加
    算する加算手段と、 この加算手段の出力信号に基づいて上記モータを駆動す
    るモータ駆動手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    の周波数に比例した電流を得る周波数/電流変換手段
    と、 この周波数/電流変換手段より出力される電流を補正す
    る電流補正手段とを備え、 上記周波数/電圧変換手段でのこぎり波信号を形成する
    ために使用される充電電流として上記電流補正手段より
    出力される補正された電流を使用することを特徴とする
    モータ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータの速度指令値としての基準クロッ
    クを発生する基準クロック発生手段と、 上記モータの回転速度に対応した周波数の周波数信号を
    発生する周波数信号発生手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    と上記周波数信号発生手段より出力される周波数信号の
    位相を比較する位相比較手段と、 のこぎり波信号を使用して上記周波数信号発生手段より
    出力される周波数信号の周波数に対応した電圧を得る周
    波数/電圧変換手段と、 上記位相比較手段より出力される位相制御信号をループ
    フィルタを介して上記周波数/電圧変換手段より出力さ
    れる速度制御信号に加算する加算手段と、 この加算手段の出力信号に基づいて上記モータを駆動す
    るモータ駆動手段と、 上記基準クロック発生手段より出力される基準クロック
    の周波数に比例した電流を得る周波数/電流変換手段と
    を備え、 上記周波数/電圧変換手段でのこぎり波信号を形成する
    ために使用される充電電流として上記周波数/電流変換
    手段より出力される電流を使用することを特徴とするモ
    ータ制御装置。
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