JP7222756B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本明細書中に開示されている発明は、半導体装置に関する。
従来、半導体装置の動作中において、装置外部からの電流印加、ないしは、コイルまたは配線等のインダクタンス成分などが原因となり、半導体装置の外部端子に負電圧を生じることがある。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2015-29251号公報
半導体装置の外部端子に負電圧が発生すると、装置内部の寄生素子が動作することがある。この寄生素子は、本来の回路動作には組み込まれていない素子である。そのため、本来の回路動作とは異なる想定外の誤動作を引き起こす原因となり、延いては、半導体装置を搭載したセットの誤動作や破壊に繋がるおそれがあった。
なお、寄生素子が装置内部のどこに形成されるかを予測することは難しく、チップレイアウトや回路を工夫しても、寄生素子の形成自体をなくすことは決して容易でない。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者らにより見出された上記の課題に鑑み、寄生素子による誤動作を防ぐことのできる半導体装置を提供することを目的とする。
例えば、本明細書中に開示されている半導体装置は、外部端子と、出力素子と、前記外部端子に接続された第1半導体領域と、内部回路を形成する第2半導体領域と、前記第2半導体領域よりも前記第1半導体領域の近くに形成された第3半導体領域と、前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との間に付随する寄生素子がオンしたときに前記出力素子を強制的にオフするオフ回路と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体装置において、前記寄生素子は、P型の半導体基板をベースとし、N型の前記第1半導体領域をエミッタとし、N型の前記第3半導体領域をコレクタとするnpn型トランジスタである構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る半導体装置において、前記オフ回路は、前記寄生素子がオンしたときに前記出力素子のゲート・ソース間を短絡するスイッチ素子を含む構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る半導体装置において、前記スイッチ素子は、ソースが前記出力素子のソースに接続されてドレインが前記出力素子のゲートに接続されたPチャネル型トランジスタである構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第3または第4の構成から成る半導体装置において、前記オフ回路は、前記スイッチ素子のゲート・ソース間に接続された抵抗をさらに含む構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第3~第5いずれかの構成から成る半導体装置において、前記スイッチ素子のゲートは、前記第3半導体領域に接続されている構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第1~第5いずれかの構成から成る半導体装置は、自らが監視対象の異常を検出したときだけでなく前記寄生素子がオンしたときにも前記オフ回路を介して前記出力素子を強制的にオフする異常保護回路をさらに有する構成(第7の構成)してもよい。
また、上記第7の構成から成る半導体装置において、前記異常保護回路は、過電流保護回路、過熱保護回路、または、過電圧保護回路である構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第1~第8いずれかの構成から成る半導体装置において、前記第1半導体領域は、前記外部端子と基準電位端との間に接続された静電保護素子を形成する構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第1~第9いずれかの構成から成る半導体装置は、前記外部端子に現れる出力電圧またはこれに応じた帰還電圧と所定の参照電圧とが一致するように、入力電圧の入力端と前記外部端子との間に接続された前記出力素子を駆動する出力駆動部をさらに有する構成(第10の構成)にするとよい。
本明細書中に開示されている半導体装置によれば、寄生素子による誤動作を防ぐことが可能となる。
半導体装置の比較例を示す図 半導体装置の縦断面を示す図 比較例における負電圧発生時の挙動を示す図 半導体装置の第1実施形態を示す図 半導体装置の平面レイアウト及び縦断面を示す図 第1実施形態における負電圧発生時の挙動を示す図 半導体装置の第2実施形態を示す図 半導体装置の第3実施形態を示す図
<半導体装置(比較例)>
まず、半導体装置の新規な実施形態を説明する前に、これと対比される比較例について簡単に述べておく。
図1は、半導体装置の比較例を示す図である。本比較例の半導体装置100は、入力電圧VINから出力電圧VOUTを生成するLDO[low drop out]レギュレータICであり、Pチャネル型MOS[metal oxide semiconductor]電界効果トランジスタM1と、抵抗R1及びR2と、オペアンプAMPと、ツェナダイオードD1と、過電流保護回路OCPと、過熱保護回路TSDと、外部端子T1(=出力端子)と、を有する。もちろん、半導体装置100は、他の構成要素を有していても構わない。
トランジスタM1のソースは、入力電圧VINの入力端に接続されている。トランジスタM1のドレインは、外部端子T1(=出力電圧VOUT及び出力電流IOUTそれぞれの出力端)に接続されている。トランジスタM1のゲートは、オペアンプAMPの出力端(=ゲート信号G1の印加端)に接続されている。このように、トランジスタM1は、入力電圧VINの入力端と出力電圧VOUTの出力端との間に接続されており、オペアンプAMPから印加されるゲート信号G1に応じて、そのオン抵抗値(延いては導通度)が連続的に制御される出力素子として機能する。
抵抗R1及びR2は、出力電圧VOUTの出力端(=外部端子T1)と接地端(=基準電位端)との間に直列接続されており、相互間の接続ノードから出力電圧VOUTを分圧した帰還電圧Vfb(=VOUT×{R2/(R1+R2)})を出力する抵抗分割回路として機能する。なお、出力電圧VOUTをそのまま帰還電圧VfbとしてオペアンプAMPに入力する場合には、抵抗R1及びR2を割愛すればよい。
オペアンプAMPは、非反転入力端(+)に入力される帰還電圧Vfbと、反転入力端(-)に入力される所定の参照電圧Vrefとが一致(イマジナリショート)するようにトランジスタM1のゲート信号G1を連続的に制御する出力駆動部として機能する。
例えば、Vfb<Vrefであるときには、ゲート信号G1を引き下げてトランジスタM1のオン抵抗値を下げる(=トランジスタM1の導通度を上げる)ことにより、出力電圧VOUT(延いては帰還電圧Vfb)を引き上げることができる。逆に、Vfb>Vrefであるときには、ゲート信号G1を引き上げてトランジスタM1のオン抵抗値を上げる(=トランジスタM1の導通度を下げる)ことにより、出力電圧VOUT(延いては帰還電圧Vfb)を引き下げることができる。
このように、オペアンプAMPを用いた出力帰還制御により、出力電圧VOUTをその目標値(=Vref×{(R1+R2)/R2})に合わせ込むことができる。
ツェナダイオードD1のカソードは、出力電圧VOUTの出力端(=外部端子T1)に接続されている。ツェナダイオードD1のアノードは、接地端に接続されている。なお、ツェナダイオードD1は、静電気放電(ESD[electro-static discharge])から外部端子T1を守るための静電保護素子として機能する。従って、ツェナダイオードD1は、外部端子T1の近傍に設けることが望ましい。
過電流保護回路OCPは、トランジスタM1に流れる入力電流IINが過電流保護値IOCPよりも大きくなったときにゲート信号G1を強制的に引き上げてトランジスタM1を閉じるようにオペアンプAMPを制御する。従って、過電流保護回路OCPが正しく動作している限り、入力電流IINを過電流保護値IOCP以下に制限することができる。
過熱保護回路TSDは、半導体装置100のジャンクション温度Tjが過熱保護値Ttsdよりも高くなったときにゲート信号G1を強制的に引き上げてトランジスタM1を閉じるようにオペアンプAMPを制御する。従って、過熱保護回路TSDが正しく動作している限り、半導体装置100のジャンクション温度Tjを過熱保護値Ttsd以下に制限することができる。
ところで、半導体装置100には、そのデバイス構造上、本来の回路動作には組み込まれていない寄生素子(例えばnpn型バイポーラトランジスタQ0であり、以下では寄生トランジスタQ0と呼ぶ)が付随する。
本図に即して述べると、寄生トランジスタQ0は、P型半導体基板(Psub)をベースとし、ツェナダイオードD1のN型半導体領域(=カソード)をエミッタとし、内部回路のN型半導体領域(例えば、オペアンプAMPの出力段としてトランジスタM1のゲートに接続されるNチャネル型MOS電界効果トランジスタM2のドレイン)をコレクタとするように形成される。以下では、半導体装置100の模式的な縦断面を参照しながら、寄生トランジスタQ0の説明を続ける。
図2は、半導体装置100の縦断面を示す図である。半導体装置100のP型半導体基板101には、N型半導体ウェル102及び103が形成されている。N型半導体ウェル102には、N型半導体コンタクト104が形成されている。N型半導体ウェル103には、N型半導体コンタクト105及び106が形成されている。また、N型半導体ウェル103には、P型半導体ウェル107が形成されている。P型半導体ウェル107には、P型半導体コンタクト108が形成されている。
N型半導体ウェル102は、内部回路(NMOS、PMOS、npn、pnpなど)を形成するためのN型半導体領域であり、例えば、図1におけるトランジスタM2のドレインがこれに相当する。N型半導体ウェル102は、N型半導体コンタクト104を介して他の内部回路(例えば、図1におけるトランジスタM1のゲート)に接続されている。
N型半導体ウェル103は、静電保護素子を形成するためのN型半導体領域であり、例えば、図1におけるツェナダイオードD1のカソードがこれに相当する。なお、N型半導体ウェル103は、N型半導体コンタクト105及び106を介して外部端子T1に接続されている。
P型半導体ウェル107は、静電保護素子を形成するためのP型半導体領域であり、例えば、図1におけるツェナダイオードD1のアノードがこれに相当する。なお、P型半導体ウェル107は、P型半導体コンタクト108を介して接地端に接続されている。
上記のデバイス構造を持つ半導体装置100において、寄生トランジスタQ0は、P型半導体基板101をベースとし、N型半導体ウェル103ないしはN型半導体コンタクト105及び106(=ツェナダイオードD1のカソード)をエミッタとし、N型半導体ウェル102ないしはN型半導体コンタクト104(=トランジスタM2のドレイン)をコレクタとするnpn型バイポーラトランジスタとして形成される。
このような寄生トランジスタQ0が付随する半導体装置100において、例えば、外部端子T1から過電流保護値IOCPよりも大きい出力電流IOUTが引き出された場合、接地端からツェナダイオードD1を介して外部端子T1に向けた順方向のダイオード電流IDi(=IOUT-IOCP)が流れる。従って、外部端子T1には、ツェナダイオードD1の順方向降下電圧Vf(D1)に相当する負電圧(=-Vf(D1))が生じる。
上記負電圧の発生により、寄生トランジスタQ0のベース・エミッタ間に順方向降下電圧Vf(Q0)以上の電位差が生じると、寄生トランジスタQ0がオンしてトランジスタM2のドレイン(延いてはトランジスタM1のゲート)から電流が引き抜かれる。その結果、オペアンプAMPのゲート制御に反して、トランジスタM1が誤オンしてしまい、半導体装置100を搭載したセットの誤動作や破壊を招くおそれがある。
なお、負電圧が発生し得る外部端子T1に接続されて寄生トランジスタQ0の原因となる寄生要因素子としては、静電保護素子(例えばツェナダイオードD1)以外にも、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタなどを挙げることができる。
以下では、外部端子T1における負電圧発生時の挙動について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図3は、比較例における負電圧発生時の挙動を示す図であり、上から順に、出力電圧VOUT、入力電流IIN、ダイオード電流IDi、並びに、損失電力Plossのそれぞれについて、出力電流IOUTとの相関関係が描写されている。
期間(1)は、半導体装置100の正常動作期間に相当する。すなわち、期間(1)では、外部端子T1に負電圧が発生しておらず、寄生トランジスタQ0もオンしていない。また、入力電流IINが過電流保護値IOCPに達すると、それ以上電流が流れないように過電流保護回路OCPが動作する。従って、基本的に入力電流IINが過電流保護値IOCPを超えて流れることはない。なお、期間(1)では、P1=(VIN-VOUT)×IOUTで決定される損失電力Plossが発生する。
期間(2)は、過電流保護回路OCPによる電流制限期間に相当する。外部端子T1にインダクタンス成分が存在する場合や強制的な負荷試験が行われる場合には、外部端子T1から過電流保護値IOCPよりも大きい出力電流IOUTが引き出されることがある。このとき、入力電流IINは、過電流保護値IOCPに制限されるので、不足分の電流がダイオード電流IDiとして流れる。その結果、外部端子T1には、ツェナダイオードD1の順方向降下電圧Vf(D1)に相当する負電圧(=-Vf(D1))が生じる。ただし、期間(2)では、未だVf(D1)<Vf(Q0)であり、寄生トランジスタQ0がオンしない。従って、期間(2)では、P2=(VIN+Vf(D1))×IOCP+Vf(D1)×(IOUT-IOCP)で決定される損失電力Plossが発生する。
なお、期間(2)の長さは、半導体装置100のレイアウトや内部回路、インピーダンス等によって決定される。負電圧の発生直後に寄生素子(例えば寄生トランジスタQ0)が内部回路を誤動作させる場合もあれば、寄生素子による誤作動が生じない場合もある。
期間(3)は、寄生素子による誤動作期間に相当する。負電圧(=-Vf(D1))の発生により、寄生トランジスタQ0のベース・エミッタ間に順方向降下電圧Vf(Q0)以上の電位差が生じて寄生トランジスタQ0がオンすると、内部回路が誤動作する。
例えば、先出の図1で示したように、オペアンプAMPの出力段を形成するトランジスタM2のドレインが寄生トランジスタQ0のコレクタになった場合を考える。この場合、過電流保護回路OCP(または過熱保護回路TSD)がトランジスタM1のゲートに流し込んでいるオフ電流(例えばμAオーダー)よりも遥かに大きいコレクタ電流(例えばmAオーダー)がトランジスタM1のゲートから寄生トランジスタQ0に引き抜かれ得る。
このような状況に陥ると、過電流保護回路OCPがゲート信号G1をハイレベルに維持できなくなり、トランジスタM1が誤オンしてしまう。その結果、入力電流IIN(延いては出力電流IOUT)が過電流保護値IOCPを超えて増大し、半導体装置100やこれを搭載したセットの破壊を招くおそれがある。
なお、期間(3)では、P3=(VIN+Vf(D1))×(IOUT-Idi)+Vf(D1)×IDiで決定される損失電力Plossが発生する。すなわち、入力電圧VINが高いほど損失電力Plossが大きくなり、延いては、半導体装置100やこれを搭載したセットが破壊に至る可能性も高まる。
以下では、上記の不具合を解消することのできる種々の実施形態について説明する。
<半導体装置(第1実施形態)>
図4は、半導体装置の第1実施形態を示す図である。本実施形態の半導体装置21は、先出の比較例(図1)を基本としつつ、npn型バイポーラトランジスタQ2と、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタM4と、抵抗R3と、をさらに有する。
トランジスタQ2のベースとエミッタは、接地端(例えばP型半導体基板)に接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタM4のゲートに接続されている。このように接続されたトランジスタQ2は、常にオフされたダミー素子として機能する。なお、トランジスタQ2は、ツェナダイオードD1とトランジスタM2との間(=トランジスタM2よりもツェナダイオードD1に近い位置)に形成されており、ツェナダイオードD1のカソードとトランジスタQ2のコレクタとの間には、寄生トランジスタQ3が付随する(詳細は後述)。
トランジスタM4のソースと抵抗R3の第1端は、トランジスタM1のソースに接続されている。トランジスタM4のゲートと抵抗R3の第2端は、トランジスタQ2のコレクタ(延いては寄生トランジスタQ3のコレクタ)に接続されている。トランジスタM4のドレインは、トランジスタM1のゲートに接続されている。このように接続されたトランジスタM4及び抵抗R3は、寄生トランジスタQ3がオンしたときにトランジスタM1を強制的にオフするオフ回路OFFとして機能する。なお、トランジスタM4は、寄生トランジスタQ3がオンしたときにトランジスタM1のゲート・ソース間を短絡するスイッチ素子に相当する。
以下では、半導体装置21の模式的な平面レイアウト及び縦断面を参照しながら、寄生トランジスタQ3の説明を続ける。
図5は、半導体装置21の平面レイアウト(上段)と縦断面(下段)を示す図である。本図で示したように、半導体装置21のP型半導体基板200には、複数の素子形成領域(本図では、素子形成領域210、220及び230の3つを例示)が形成されている。
素子形成領域210は、静電保護素子(例えばツェナダイオードD1)の形成領域に相当する。素子形成領域210において、P型半導体基板200には、N型半導体ウェル211が形成されている。N型半導体ウェル211には、N型半導体コンタクト212及び213が形成されている。また、N型半導体ウェル211には、P型半導体ウェル214が形成されている。P型半導体ウェル214には、P型半導体コンタクト215が形成されている。
なお、N型半導体ウェル211は、ツェナダイオードD1のカソード(C)に相当し、N型半導体コンタクト212及び213を介して外部端子T1に接続されている。これらのN型半導体ウェル211並びにN型半導体コンタクト212及び213は、外部端子T1に接続されたN型の第1半導体領域として理解することができる。一方、P型半導体ウェル214は、ツェナダイオードD1のアノード(A)に相当し、P型半導体コンタクト215を介して接地端に接続されている。
素子形成領域220は、内部回路(例えばトランジスタM2)の形成領域に相当する。素子形成領域220において、P型半導体基板200には、P型半導体ウェル221が形成されている。P型半導体ウェル221には、P型半導体コンタクト222が形成されている。また、P型半導体ウェル221には、N型半導体領域223及び224が形成されている。
なお、N型半導体領域223及び224は、トランジスタM2のソース(S)及びドレイン(D)に相当し、相互間のチャネル領域上には、絶縁層を挟んでゲート(G)が形成されている。これらのN型半導体領域223及び224は、内部回路を形成するN型の第2半導体領域として理解することができる。一方、P型半導体ウェル221は、トランジスタM2のバックゲート(BG)に相当し、P型半導体コンタクト222を介してトランジスタM2のソース(=N型半導体領域223)に接続されている。
素子形成領域230は、ダミー素子(例えば、トランジスタQ2)の形成領域に相当する。なお、素子形成領域230は、本図で示したように、素子形成領域220よりも素子形成領域210に近い位置(例えば、素子形成領域210と素子形成領域220との間)に配置されている。言い換えると、素子形成領域210と素子形成領域230との距離dxは、素子形成領域210と素子形成領域220との距離dyよりも短い。
素子形成領域230において、P型半導体基板200には、N型半導体ウェル231が形成されている。なお、N型半導体ウェル231には、N型半導体コンタクト232が形成されている。また、N型半導体ウェル231には、P型半導体ウェル233が形成されている。P型半導体ウェル233には、P型半導体コンタクト234とN型半導体領域235が形成されている。
なお、N型半導体ウェル231は、トランジスタQ2のコレクタ(C)に相当し、N型半導体コンタクト232を介してオフ回路OFF(より詳細にはトランジスタM4のゲート)に接続されている。これらのN型半導体ウェル231及びN型半導体コンタクト232は、第1半導体領域(=N型半導体ウェル211並びにN型半導体コンタクト212及び213)と第2半導体領域(=N型半導体領域223及び224)との間に形成された第3半導体領域として理解することができる。一方、P型半導体ウェル233は、トランジスタQ2のベース(B)に相当し、P型半導体コンタクト234を介して接地端に接続されている。また、N型半導体領域235は、トランジスタQ2のエミッタ(E)に相当し、接地端に接続されている。
ただし、素子形成領域230に形成されるダミー素子は、npn型バイポーラトランジスタQ2に限られるものではなく、寄生トランジスタQ3のコレクタとなるN型半導体領域(=第3半導体領域に相当)を持つものであれば、pnp型バイポーラトランジスタ、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ、若しくは、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタなど、任意のダミー素子を用いることができる。
また、ダミー素子として、N型半導体領域のみ(例えばN型半導体ウェル231及びN型半導体コンタクト232だけ)を形成しても構わない。すなわち、ダミー素子は、それ単体で機能する素子でなくともよい。
上記のデバイス構造を持つ半導体装置21において、寄生トランジスタQ3は、P型半導体基板200をベースとし、N型半導体ウェル211並びにN型半導体コンタクト212及び213(=ツェナダイオードD1のカソード)をエミッタとし、N型半導体ウェル231ないしはN型半導体コンタクト232(=トランジスタQ2のコレクタ)をコレクタとするnpn型バイポーラトランジスタとして形成される。
このような寄生トランジスタQ3が付随する半導体装置21において、例えば、外部端子T1から過電流保護値IOCPよりも大きい出力電流IOUTが引き出された場合、接地端からツェナダイオードD1を介して外部端子T1に向けた順方向のダイオード電流IDi(=IOUT-IOCP)が流れる。従って、外部端子T1には、ツェナダイオードD1の順方向降下電圧Vf(D1)に相当する負電圧(=-Vf(D1))が生じる。
上記負電圧の発生により、寄生トランジスタQ3のベース・エミッタ間に順方向降下電圧Vf(Q3)以上の電位差が生じると、寄生トランジスタQ3がオンする。このとき、寄生トランジスタQ3は、エミッタとなるN型半導体領域(=N型半導体ウェル211並びにN型半導体コンタクト212及び213)から見て、より近くに存在するN型半導体領域をコレクタとして電流を引き始める。
本図に即して述べると、寄生トランジスタQ3は、寄生トランジスタQ0がトランジスタM2のドレイン(=N型半導体領域224)から電流を引き始めるよりも先に、トランジスタQ2のコレクタ(=N型半導体ウェル231及びN型半導体コンタクト232)から電流を引き始める。すなわち、寄生トランジスタQ3は、内部回路よりも静電保護素子に近いダミー素子から最先に電流を引き始める。その結果、オフ回路OFFが動作してトランジスタM1が強制的にオフされる。以下では、このような負電圧発生時の挙動について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図6は、第1実施形態における負電圧発生時の挙動を示す図であり、先の図3と同様、上から順に、出力電圧VOUT、入力電流IIN、ダイオード電流IDi、並びに、損失電力Plossのそれぞれについて、出力電流IOUTとの相関関係が描写されている。
期間(1)は、半導体装置21の正常動作期間に相当する。つまり、期間(1)では、外部端子T1に負電圧が発生しておらず、寄生トランジスタQ3もオンしていないので、トランジスタM4のゲートが抵抗R3を介して入力電圧VINにプルアップされる。従って、トランジスタM4がオフするので、オフ回路OFFがトランジスタM1の駆動制御に悪影響を及ぼすことはない。なお、期間(1)では、P1=(VIN-VOUT)×IOUTで決定される損失電力Plossが発生する。このように、半導体装置21の正常動作期間については、先出の比較例(図3を参照)と何ら変わりがない。
期間(2)は、過電流保護回路OCPによる電流制限期間に相当する。先述のように、外部端子T1にインダクタンス成分が存在する場合や強制的な負荷試験が行われる場合には、外部端子T1から過電流保護値IOCPよりも大きい出力電流IOUTが引き出されることがある。このとき、入力電流IINは、過電流保護値IOCPに制限されるので、不足分の電流がダイオード電流IDiとして流れる。その結果、外部端子T1には、ツェナダイオードD1の順方向降下電圧Vf(D1)に相当する負電圧(=-Vf(D1))が生じる。ただし、期間(2)では、未だVf(D1)<Vf(Q3)であり、寄生トランジスタQ3がオンしない。従って、期間(2)では、P2=(VIN+Vf(D1))×IOCP+Vf(D1)×(IOUT-IOCP)で決定される損失電力Plossが発生する。
このように、過電流保護回路OCPによる電流制限期間についても、先出の比較例(図3)と基本的に変わりがない。ただし、寄生トランジスタQ3がトランジスタQ2のコレクタから電流を引き始めるタイミングは、寄生トランジスタQ0がトランジスタM2のドレインから電流を引き始めるタイミングよりも早くなる。従って、期間(2)の長さは、先出の比較例(図3を参照)よりも短くなる。
期間(3)は、寄生動作による出力オフ期間に相当する。ダイオード電流IDiの増大に伴って出力電圧OUTがさらに負に低下していき、寄生トランジスタQ3のベース・エミッタ間に順方向降下電圧Vf(Q3)以上の電位差が生じると、寄生トランジスタQ3がオンする。
寄生トランジスタQ3がオンすると、トランジスタM4のゲートには、外部端子T1の負電圧(=-Vf(Q3))が印加されるのでトランジスタM4がオンする。その結果、トランジスタM1のゲート・ソース間が短絡されるので、トランジスタM1が強制的にオフされて入力電流IINが遮断された状態となる。
このように、トランジスタM1のゲート・ソース間を短絡しておけば、その後に、寄生トランジスタQ0がトランジスタM2のドレイン(延いてはトランジスタM1のゲート)から電流を引き抜き始めても、トランジスタM4が十分な電流能力を有する限り、トランジスタM1を確実にオフしておくことができる。
なお、期間(3)では、外部端子T1から引き出される出力電流IOUTが全てダイオード電流IDiにより賄われるので、先の比較例(図3)と異なり、P3=Vf(D1)×IOUTで決定される損失電力Plossしか発生しなくなる。言い換えると、損失電力Plossが入力電圧VINに依存しなくなる。
従って、入力電圧VINが高い場合でも、ツェナダイオードD1の順方向降下電圧Vf(D1)が低いので、損失電力Plossを小さく抑えることが可能となり、延いては、半導体装置21やこれを搭載したセットの破壊を未然に防止することが可能となる。
<半導体装置(第2実施形態)>
図7は、半導体装置の第2実施形態を示す図である。本実施形態の半導体装置22は、先の第1実施形態(図4)を基本としつつ、寄生素子のオン時に異常保護回路(例えば過熱保護回路TSD)を介してオフ回路OFFを制御する構成とされている。
例えば、本実施形態の過熱保護回路TSDは、半導体装置22のジャンクション温度Tjが過熱保護値Ttsdよりも高くなったときに、オペアンプAMPを制御するのではなく、オフ回路OFF(トランジスタM4)を制御することにより、トランジスタM1を強制的にオフする機能を備えている。
このように、過熱保護回路TSDがオフ回路OFFの制御機能を備えている場合には、トランジスタQ2のコレクタ(延いては寄生トランジスタQ3のコレクタ)を過熱保護回路TSDに接続しておき、過熱検出時だけでなく、寄生トランジスタQ3のオン時にも、過熱保護回路TSDを動作させるとよい。本構成であれば、オフ回路OFFの重複を招くことなく、トランジスタM1を強制的にオフすることが可能となる。
なお、第2実施形態における負電圧発生時の挙動は、第1実施形態(図6)と全く同様であるため、重複した説明を割愛する。
また、オフ回路OFFの制御主体となる異常保護回路は、過熱保護回路TSDに限定されるものではなく、過電流保護回路OCPや過電圧保護回路OVPであっても構わない。すなわち、自らが監視対象の異常を検出したときだけでなく、寄生トランジスタQ3がオンしたときにも、オフ回路OFFを介してトランジスタM1を強制的にオフする機能を備えた異常保護回路でありさえすれば、本来の監視対象は不問である。
<半導体装置(第3実施形態)>
図8は、半導体装置の第3実施形態(上段:平面レイアウト、下段:等価回路)を示す図である。本実施形態の半導体装置23は、先の第1実施形態(図4)ないしは第2実施形態(図7)を基本としつつ、外部端子T1に接続された静電保護素子(=ツェナダイオードD1)の周囲に、複数のダミー素子(本図ではnpn型バイポーラトランジスタQ2a及びQ2b)を有する構成とされている。
例えば、上段の平面レイアウトで示すように、ツェナダイオードD1から見て複数の方向に内部回路INTa及びINTbが分散して配置されている場合を考える。このような場合には、ツェナダイオードD1と内部回路INTaとの間、及び、ツェナダイオードD1と内部回路INTbとの間に、それぞれ、ダミー素子(=トランジスタQ2a及びQ2b)を形成するとよい。
このようなデバイス構造を採用することにより、外部端子T1に負電圧が発生したときには、ツェナダイオードD1のカソードとトランジスタQ2a及びQ2bそれぞれのコレクタとの間に付随する寄生素子(=npn型バイポーラトランジスタQ3a及びQ3b)のうち、少なくとも一方が最先にオンするので、確実にオフ回路OFFを動作させることが可能となる。
なお、ダミー素子を複数設ける場合でも、オフ回路OFFは共通でよい。このような構成であれば、回路規模を不必要に増大せずに済む。
また、ダミー素子の平面形状は、必ずしも矩形状に限らず、静電保護素子の周囲を取り囲むために任意の形状(環状、円弧状、屈曲形状など)を採用することができる。
<その他の変形例>
なお、上記実施形態では、LDOレギュレータICへの適用例を挙げたが、適用対象は何らこれに限定されるものではない。このように、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、寄生素子を持つ半導体装置全般に広く利用することが可能である。
21、22、23、100 半導体装置
101 P型半導体基板
102、103 N型半導体ウェル
104、105、106 N型半導体コンタクト
107 P型半導体ウェル
108 P型半導体コンタクト
200 P型半導体基板
210 素子形成領域
211 N型半導体ウェル
212、213 N型半導体コンタクト
214 P型半導体ウェル
215 P型半導体コンタクト
220 素子形成領域
221 P型ウェル
222 P型半導体コンタクト
223、224 N型半導体領域
230 素子形成領域
231 N型半導体ウェル
232 N型半導体コンタクト
233 P型半導体ウェル
234 P型半導体コンタクト
235 N型半導体領域
AMP オペアンプ(出力駆動部)
D1 ツェナダイオード(静電保護素子、寄生要因素子)
INTa、INTb 内部回路
M1 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ(出力素子)
M2 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
M4 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
OCP 過電流保護回路
OFF オフ回路
Q0 npn型バイポーラトランジスタ(寄生素子)
Q2、Q2a、Q2b npn型バイポーラトランジスタ(ダミー素子)
Q3、Q3a、Q3b npn型バイポーラトランジスタ(寄生素子)
R1、R2、R3 抵抗
T1 外部端子
TSD 過熱保護回路

Claims (10)

  1. 外部端子と、
    出力素子と、
    前記外部端子に接続された第1半導体領域と、
    内部回路を形成する第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域よりも前記第1半導体領域の近くに形成された第3半導体領域と、
    前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との間に付随する寄生素子がオンしたときに前記出力素子を強制的にオフするオフ回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記寄生素子は、P型の半導体基板をベースとし、N型の前記第1半導体領域をエミッタとし、N型の前記第3半導体領域をコレクタとするnpn型トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記オフ回路は、前記寄生素子がオンしたときに前記出力素子のゲート・ソース間を短絡するスイッチ素子を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記スイッチ素子は、ソースが前記出力素子のソースに接続されてドレインが前記出力素子のゲートに接続されたPチャネル型トランジスタであることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記オフ回路は、前記スイッチ素子のゲート・ソース間に接続された抵抗をさらに含むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記スイッチ素子のゲートは、前記第3半導体領域に接続されていることを特徴とする請求項3~請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 自らが監視対象の異常を検出したときだけでなく前記寄生素子がオンしたときにも前記オフ回路を介して前記出力素子を強制的にオフする異常保護回路をさらに有することを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記異常保護回路は、過電流保護回路、過熱保護回路、または、過電圧保護回路であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1半導体領域は、前記外部端子と基準電位端との間に接続された静電保護素子を形成することを特徴とする請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記外部端子に現れる出力電圧またはこれに応じた帰還電圧と所定の参照電圧とが一致するように、入力電圧の入力端と前記外部端子との間に接続された前記出力素子を駆動する出力駆動部をさらに有することを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の半導体装置。
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