JP2009283630A - ノイズ低減回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】面積効率が高く、応答性およびESD耐性も問題が生じないノイズ低減回路を提供する。
【解決手段】ノイズ低減回路は、電源とグランドとの間に配置された容量素子および抵抗素子を含むデカップリング容量回路と、容量素子と抵抗素子との接続点とグランドもしくは電源との間に接続されたダイオード素子とを備える。電源とグランドとの間の電位差が小さくなった場合、ダイオード素子がオン状態になると、グランドからグランド、または、電源から電源へ向かって電流が流れることで、電源ノイズを瞬時に低減できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、デカップリング容量回路を備える電子デバイスや半導体集積回路などにおけるノイズ低減回路に関するものである。
デカップリング容量回路は、電子デバイスが発生する電源ノイズ(電源線およびグランド線に生じるノイズ)や、それに伴うEMI(電磁妨害)を抑える目的で使用される。以下、特許文献1を参照しながら、従来のデカップリング容量回路について説明する。
特許文献1は、デカップリング容量回路を有する半導体回路に関するものである。例えば、同文献の請求項1には、ソース電極が高電位線に接続され、ドレイン電極がn型MOSトランジスタのゲートに接続され、ゲート電極が前記n型MOSトランジスタのドレイン電極に接続されたp型のMOSトランジスタと、ソース電極が低電位線に接続された前記n型のMOSトランジスタを有する半導体回路が開示されている。
図4は、特許文献1の図10に示されているデカップリング容量回路である。このデカップリング容量回路50は、P型MOSトランジスタ(PMOS)52と、N型MOSトランジスタ(NMOS)54とによって構成されている。PMOS52のソースおよびドレインは電源線Vddに直接接続され、ゲートはグランド線Vssに接続されている。また、NMOS54のソースおよびドレインはグランド線Vssに接続され、ゲートは電源線Vddに直接接続されている。
近年、プロセスの微細化が進み、MOSトランジスタのゲート酸化膜は次第に薄くなっている。それに伴って、ゲート酸化膜の耐圧も下がっている。電源線やグランド線は、外部から低インピーダンスで半導体チップの内部に配線されるので、サージの電位、ESDなどの影響を受けやすい。従って、電源線やグランド線に直接ゲートを接続すると、ゲート酸化膜耐圧が低いために、サージやESDに対する耐性は弱くなる。
それに対する1つの対策として、図5に示す回路がある。このデカップリング容量回路60は、特許文献1の図11に記載されているもので、図4のデカップリング容量回路50において、PMOS52およびNMOS54のゲートとグランド線Vssおよび電源線Vddとの間に、それぞれ抵抗素子(ESD保護抵抗)62、64が接続されている。抵抗素子62、64を挿入することで、ゲート酸化膜に直接高電位や低電位が印加されるのを防止できる。
特開2003−86699号公報
特許文献1は、図5の回路と同等のデカップリング容量回路を極力レイアウト面積を削減して効率的に実現したものである。チップサイズ(レイアウト面積)の縮小のためには、デカップリング容量回路のサイズを縮小し、その配置数も削減することが望まれる。
しかしながら、デカップリング容量回路のサイズを縮小すると、その効果も減少する。そのため、デカップリング容量回路のサイズを縮小したり、その配置数を削減したりすることによってチップサイズを縮小することは困難である。また、ESD(静電気放電)対策として、抵抗素子を介してMOS容量を、電源線とグランド線との間に配置すると、応答性を損なうという問題もある。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、従来と比べて、面積効率が高く、応答性およびESD耐性も問題が生じないノイズ低減回路を提供することにある。
本発明者は、電源線とグランド線との間に配置されたデカップリング容量回路に対し、電源ノイズを検知して、その電源ノイズを低減するために、アクティブに動作してノイズを低減するアクティブ回路を追加することで本発明を完成させるに至ったものである。
すなわち、上記目的を達成するために、本発明は、電源とグランドとの間に配置された第1の容量素子および第1の抵抗素子を含む第1のデカップリング容量回路と、電源とグランドとの間に接続され、そのゲートが、前記第1の容量素子と第1の抵抗素子との第1の接続点に接続された第1のトランジスタとを備え、
電源とグランドとの間の電位差が大きくなった場合、前記第1のトランジスタがオン状態になる第1のノイズ低減回路、および、
電源とグランドとの間に配置された第2の容量素子および第2の抵抗素子を含む第2のデカップリング容量回路と、前記第2の容量素子と第2の抵抗素子との第2の接続点とグランドもしくは電源との間に接続されたダイオード素子とを備え、
電源とグランドとの間の電位差が小さくなった場合、前記ダイオード素子がオン状態になる第2のノイズ低減回路を含むことを特徴とするノイズ低減回路を提供する。
また、本発明は、電源とグランドとの間に配置された第2の容量素子および第2の抵抗素子を含む第2のデカップリング容量回路と、前記第2の容量素子と第2の抵抗素子との第2の接続点とグランドもしくは電源との間に接続されたダイオード素子とを備え、
電源とグランドとの間の電位差が小さくなった場合、前記ダイオード素子がオン状態になることを特徴とするノイズ低減回路を提供する。
ここで、前記第2の容量素子は電源に接続され、前記第2の抵抗素子はグランドに接続され、前記ダイオード素子は、グランドから前記第2の接続点に向かって接続されていることが好ましい。もしくは、前記第2の容量素子はグランドに接続され、前記第2の抵抗素子は電源に接続され、前記ダイオード素子は、前記第2の接続点から電源に向かって接続されていることが好ましい。
また、前記ダイオード素子として第2のトランジスタを用い、該第2のトランジスタのオン抵抗を前記第2の抵抗素子として使用することが好ましい。
また、本発明は、電源とグランドとの間に配置された第1の容量素子および第1の抵抗素子を含む第1のデカップリング容量回路と、電源とグランドとの間に接続され、そのゲートが、前記第1の容量素子と第1の抵抗素子との第1の接続点に接続された第1のトランジスタとを備え、
電源とグランドとの間の電位差が大きくなった場合、前記第1のトランジスタがオン状態になることを特徴とするノイズ低減回路を提供する。
ここで、前記第1の容量素子は電源に接続され、前記第1の抵抗素子はグランドに接続され、前記第1のトランジスタは、N型MOSトランジスタであることが好ましい。もしくは、前記第1の容量素子はグランドに接続され、前記第1の抵抗素子は電源に接続され、前記第1のトランジスタは、P型MOSトランジスタであることが好ましい。
本発明では、デカップリング容量回路に加えて、アクティブ回路(第1のトランジスタ、ダイオード素子)を追加している。そのため、従来のパッシブ動作のみのデカップリング容量回路と比べて半導体集積回路の面積効率が高く、その応答性も損なうことなく、電源ノイズを瞬時に低減できる。また、ESD耐性についても、トランジスタのゲートと電源またはグランドとを直接接続していないので問題は生じない。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のノイズ低減回路を詳細に説明する。
図1(a)および(b)は、本発明のノイズ低減回路の構成を表す第1の実施形態の回路図である。
まず、同図(a)に示すノイズ低減回路10は、容量素子(C)12および抵抗素子(R)14からなるデカップリング容量回路と、NMOS16からなるノイズ低減用トランジスタとによって構成されている。容量素子12および抵抗素子14は、電源VDDとグランドGNDとの間に、この順序で直列に接続されている。NMOS16は、電源VDDとグランドGNDとの間に接続され、そのゲートは、容量素子12と抵抗素子14との接続点N1に接続されている。
次に、ノイズ低減回路10の動作を説明する。
電源VDDおよびグランドGNDにノイズが生じていない通常時(安定状態)において、容量素子12と抵抗素子14との接続点N1はグランドGNDとほぼ同電位であり、NMOS16はオフ状態である。
電源ノイズが生じて、例えば、電源VDDに+のノイズが生じる、グランドGNDに−のノイズが生じる、もしくは、その両方が同時に発生して、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が大きくなった場合、接続点N1はグランドGNDとの間に電位差を生じる。接続点N1の電位がグランドGNDに対し上昇してNMOS16の閾値を超え、NMOS16がオン状態になると、電源VDDからグランドGNDに向かって電流が流れることで、電源ノイズは瞬時に低減される。
続いて、図1(b)に示すノイズ低減回路20は、容量素子22および抵抗素子24からなるデカップリング容量回路と、PMOS26からなるノイズ低減用トランジスタとによって構成されている。抵抗素子24および容量素子22は、電源VDDとグランドGNDとの間に、この順序で直列に接続されている。PMOS26は、電源VDDとグランドGNDとの間に接続され、そのゲートは、抵抗素子24と容量素子22との接続点N2に接続されている。
次に、ノイズ低減回路20の動作を説明する。
電源VDDおよびグランドGNDにノイズが生じていない通常時において、容量素子22と抵抗素子24との接続点N2は電源VDDとほぼ同電位であり、PMOS26はオフ状態である。
電源ノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が大きくなった場合、接続点N2の電位が電源VDDに対し低下してPMOS26の閾値を超え、PMOS26がオン状態になると、電源VDDからグランドGNDに向かって電流が流れることで、電源ノイズは瞬時に低減される。
以上のように、第1の実施形態のノイズ低減回路では、電源ノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が大きくなり、デカップリング容量回路の容量素子と抵抗素子との接続点、すなわち、ノイズ低減用トランジスタのゲートの電位が、その閾値を超えてオン状態になると、電源VDDからグランドGNDへ向かって電流が流れることで、電源ノイズを瞬時に低減することができる。
次に、本発明のノイズ低減回路の他の例を挙げて説明する。
図2(a)および(b)は、本発明のノイズ低減回路の構成を表す第2の実施形態の回路図である。
まず、同図(a)に示すノイズ低減回路30は、容量素子32および抵抗素子34からなるデカップリング容量回路と、ダイオード素子36からなるノイズ低減用ダイオードとによって構成されている。容量素子32および抵抗素子34は、電源VDDとグランドGNDとの間に、この順序で直列に接続されている。ダイオード素子36は、グランドGNDから、容量素子32と抵抗素子34との接続点N3に向かって接続されている。
次に、ノイズ低減回路30の動作を説明する。
電源VDDおよびグランドGNDにノイズが生じていない通常時において、容量素子32と抵抗素子34との接続点N3はグランドGNDとほぼ同電位であり、ダイオード素子36はオフ状態である。
電源ノイズが生じて、例えば、電源VDDに−のノイズが生じる、グランドGNDに+のノイズが生じる、もしくは、その両方が同時に発生して、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が小さくなった場合、接続点N3はグランドGNDとの間に電位差を生じる。接続点N3の電位がグランドGNDに対し低下してダイオード素子36の閾値を超え、ダイオード素子36がオン状態になると、グランドGNDからダイオード素子36を介して接続点N3に向かって電流が流れ、その際に接続点N3の電位が上昇し、それに伴い容量素子32を介して電源VDDの電位を上昇させることで、電源ノイズは瞬時に低減される。
ここで、ノイズ低減回路30の場合、例えば、電源VDDに−のノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が小さくなった場合、容量素子32が以前と同じ電位を保持しようとする。そのため、電源VDDの電位が低下すると、容量素子32と抵抗素子34との接続点N3の電位もグランドGNDに対し一旦低下する。その時、ダイオード素子36のアノードとカソードとの間に電位差が生じて、電流が流れる。
電源VDDの電位が低下すると、接続点N3の電位も低下するが、接続点N3の電位が低下したところに電流を注入することで、容量素子32が同電位を保持しようとする作用で、接続点N3の電位が元に戻るように作用し、電源VDDの電位も上昇する。
一方、ノイズ低減回路30の場合、例えば、グランドGNDに+のノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が小さくなった場合、容量素子32が以前と同じ電位を保持しようとするため、グランドGNDの電位が上昇すると、容量素子32と抵抗素子34との接続点N3の電位はグランドGNDに対し相対的に低くなる。その時、ダイオード素子36のアノードとカソードとの間に電位差が生じて、電流が流れる。
グランドGNDの電位が上昇すると、接続点N3の電位はグランドGNDに対し相対的に低くなるが、接続点N3へ電流が注入され、容量素子32が同電位を保持しようとする作用で、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が元に戻る。ここで、電源VDD、および、グランドGNDの絶対電位は正常な電位からずれる場合があるが、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が正常な電位差を保つことで、特性への影響を防止することは可能である。
続いて、図2(b)に示すノイズ低減回路40は、容量素子42および抵抗素子44からなるデカップリング容量回路と、ダイオード素子46からなるノイズ低減用ダイオードとによって構成されている。抵抗素子44および容量素子42は、電源VDDとグランドGNDとの間に、この順序で直列に接続されている。ダイオード素子46は、容量素子42と抵抗素子44との接続点N4から、電源VDDに向かって接続されている。
次に、ノイズ低減回路40の動作を説明する。
電源VDDおよびグランドGNDにノイズが生じていない通常時において、容量素子42と抵抗素子44との接続点N4は電源VDDとほぼ同電位であり、ダイオード素子46はオフ状態である。
電源ノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が小さくなった場合、接続点N4の電位が電源VDDに対して相対的に高くなりダイオード素子46の閾値を超え、ダイオード素子46がオン状態になると、容量素子42に蓄えられていた電荷により接続点N4からダイオード素子46を介して電源VDDに向かって電流が流れ、電源VDDの電位を上昇させることで、電源ノイズは瞬時に低減される。この動作において、グランドGNDに+のノイズが生じた場合の動作では、電源VDD、および、グランドGNDの絶対電位は正常な電位からずれる場合があるが、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が正常な電位差を保つことで、特性への影響を防止することは可能である。
以上のように、第2の実施形態のノイズ低減回路では、電源ノイズが生じて、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が小さくなり、デカップリング容量回路の容量素子と抵抗素子との接続点の電位と、電源VDDまたはグランドGNDの電位との電位差が、ノイズ低減用ダイオードの閾値を超えてオン状態となった場合、グランドGNDから容量素子と抵抗素子との接続点、または、容量素子と抵抗素子との接続点から電源VDDへ向かって電流が流れることで、電源ノイズを瞬時に低減することができる。
本発明では、デカップリング容量回路に加えて、アクティブ回路(ノイズ低減用トランジスタ、ノイズ低減用ダイオード)を追加している。そのため、従来のパッシブ動作のみのデカップリング容量回路と比べて半導体集積回路の面積効率が高く、その応答性も損なうことなく、電源ノイズを瞬時に低減できる。また、ESD耐性についても、トランジスタのゲートと電源VDDまたはグランドGNDとを接続していないので問題は生じない。
なお、デカップリング容量回路、ノイズ低減用トランジスタ、および、ノイズ低減用ダイオードは、同様の機能を果たす各種構成の回路を採用することができる。特に、デカップリング容量回路は、電源とグランドとの間に配置された容量素子および抵抗素子を含むものであれば、どのような構成のものでも良い。また、ノイズ低減用トランジスタ、および、ノイズ低減用ダイオードの閾値は、必要に応じて、適宜設定することが可能である。
また、デカップリング容量回路を構成する容量素子および抵抗素子は、例えば、キャパシタおよび抵抗であってもよいが、それぞれ容量性の特性を持つ素子、および、抵抗性の特性を持つ素子であれば何でも良く、その種類は問わない。また、ノイズ低減用ダイオードを構成するダイオード素子も、例えば、トランジスタに寄生するダイオードなど、ダイオード特性(PN接合)を持つ素子であれば、その種類は問わない。
例えば、図3に示すように、ノイズ低減用ダイオードとしてトランジスタを用い、このトランジスタのオン抵抗を、デカップリング容量回路の抵抗素子として使用することも可能である。
図3のデカップリング容量回路30’は、図2(a)のデカップリング容量回路30において、ノイズ低減用ダイオードとしてNMOS34’を用いたものである。図2(a)の抵抗素子34は、NMOS34’のオン抵抗で代用され、ダイオード素子36は、NMOS34’の寄生ダイオード36’で代用されている。ここで、NMOS34’のゲートは、抵抗素子を介して電源VDDに接続されている。
NMOS34’のゲートと電源VDDとの間に接続される抵抗素子は、抵抗性の特性を持つ素子、もしくは、ゲートを、安定した(ノイズが含まれていない)電源VDDと同電位に固定する他の回路を使用しても良い。また、図3の例は、図2(a)のデカップリング容量回路30の変形例であるが、同様に、信号や素子の極性を逆にすることで、図2(b)のデカップリング容量回路40にも適用可能である。
さらに、第1の実施形態のノイズ低減回路は、電源VDDとグランドGNDとの間の電位差が大きくなった場合、第2の実施形態のノイズ低減回路は小さくなった場合に、それぞれ機能するものである。従って、両者を併用することで相補的な効果を得ることも可能である。また、本発明は、デカップリング容量回路を備える電子デバイスや半導体集積回路などを含む各種の回路に適用可能である。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明のノイズ低減回路について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
(a)および(b)は、本発明のノイズ低減回路の構成を表す第1の実施形態の回路図である。 (a)および(b)は、本発明のノイズ低減回路の構成を表す第2の実施形態の回路図である。 本発明の第2の実施形態のノイズ低減回路の構成の変形例を表す回路図である。 従来のデカップリング容量回路の一例の回路図である。 従来のデカップリング容量回路の一例の回路図である。
符号の説明
10、20、30、30’、40、50、60 ノイズ低減回路
12、22、32、42 容量素子(C)
14、24、34、38、44、62、64 抵抗素子(R)
16、34’、54 N型MOSトランジスタ(NMOS)
26、52 P型MOSトランジスタ(PMOS)
36、46 ダイオード素子
VDD 電源
GND グランド
N1〜N4 接続点

Claims (8)

  1. 電源とグランドとの間に配置された第1の容量素子および第1の抵抗素子を含む第1のデカップリング容量回路と、電源とグランドとの間に接続され、そのゲートが、前記第1の容量素子と第1の抵抗素子との第1の接続点に接続された第1のトランジスタとを備え、
    電源とグランドとの間の電位差が大きくなった場合、前記第1のトランジスタがオン状態になる第1のノイズ低減回路、および、
    電源とグランドとの間に配置された第2の容量素子および第2の抵抗素子を含む第2のデカップリング容量回路と、前記第2の容量素子と第2の抵抗素子との第2の接続点とグランドもしくは電源との間に接続されたダイオード素子とを備え、
    電源とグランドとの間の電位差が小さくなった場合、前記ダイオード素子がオン状態になる第2のノイズ低減回路を含むことを特徴とするノイズ低減回路。
  2. 電源とグランドとの間に配置された第2の容量素子および第2の抵抗素子を含む第2のデカップリング容量回路と、前記第2の容量素子と第2の抵抗素子との第2の接続点とグランドもしくは電源との間に接続されたダイオード素子とを備え、
    電源とグランドとの間の電位差が小さくなった場合、前記ダイオード素子がオン状態になることを特徴とするノイズ低減回路。
  3. 前記第2の容量素子は電源に接続され、前記第2の抵抗素子はグランドに接続され、前記ダイオード素子は、グランドから前記第2の接続点に向かって接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のノイズ低減回路。
  4. 前記第2の容量素子はグランドに接続され、前記第2の抵抗素子は電源に接続され、前記ダイオード素子は、前記第2の接続点から電源に向かって接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のノイズ低減回路。
  5. 前記ダイオード素子として第2のトランジスタを用い、該第2のトランジスタのオン抵抗を前記第2の抵抗素子として使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のノイズ低減回路。
  6. 電源とグランドとの間に配置された第1の容量素子および第1の抵抗素子を含む第1のデカップリング容量回路と、電源とグランドとの間に接続され、そのゲートが、前記第1の容量素子と第1の抵抗素子との第1の接続点に接続された第1のトランジスタとを備え、
    電源とグランドとの間の電位差が大きくなった場合、前記第1のトランジスタがオン状態になることを特徴とするノイズ低減回路。
  7. 前記第1の容量素子は電源に接続され、前記第1の抵抗素子はグランドに接続され、前記第1のトランジスタは、N型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1または6に記載のノイズ低減回路。
  8. 前記第1の容量素子はグランドに接続され、前記第1の抵抗素子は電源に接続され、前記第1のトランジスタは、P型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1または6に記載のノイズ低減回路。
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CN109742745A (zh) * 2018-12-29 2019-05-10 长江存储科技有限责任公司 静电放电电路及集成电路

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