JP7215948B2 - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト Download PDF

Info

Publication number
JP7215948B2
JP7215948B2 JP2019062550A JP2019062550A JP7215948B2 JP 7215948 B2 JP7215948 B2 JP 7215948B2 JP 2019062550 A JP2019062550 A JP 2019062550A JP 2019062550 A JP2019062550 A JP 2019062550A JP 7215948 B2 JP7215948 B2 JP 7215948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forklift
vehicle body
mast
axis
fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019062550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020158289A (ja
Inventor
徳之 長谷川
謙介 二橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2019062550A priority Critical patent/JP7215948B2/ja
Priority to US16/775,826 priority patent/US11370643B2/en
Priority to CN202010082150.7A priority patent/CN111747340B/zh
Priority to DE102020000820.8A priority patent/DE102020000820A1/de
Publication of JP2020158289A publication Critical patent/JP2020158289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7215948B2 publication Critical patent/JP7215948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/0755Position control; Position detectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F17/00Safety devices, e.g. for limiting or indicating lifting force
    • B66F17/003Safety devices, e.g. for limiting or indicating lifting force for fork-lift trucks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/07Floor-to-roof stacking devices, e.g. "stacker cranes", "retrievers"
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/07559Stabilizing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/08Masts; Guides; Chains
    • B66F9/10Masts; Guides; Chains movable in a horizontal direction relative to truck
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks
    • B66F9/24Electrical devices or systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/07554Counterweights

Description

本発明は、フォークリフトに関する。
一般に、荷役作業に用いられる機械として、フォークリフトが知られている。
例えば、特許文献1には、車体とフォークとを備えるフォークリフトが開示されている。
特公昭49-008164号公報
特許文献1に開示されたフォークリフトは、車体中央のピニオンから突出させたフォークの先端に荷物を載せる機構であるため、フォークの先端に荷物を載せた時に、ピニオンに保持されるフォークの基端に大きなモーメントが発生する。
このため、機械強度が不足することがある。
この発明は、機械強度が不足しにくいフォークリフトを提供することを目的とする。
第1の態様は、車体と、先端が第一軸の一の方向に延びているフォークと、前記第一軸と交差する第二軸に沿って延在し、前記フォークを前記第二軸に沿ってスライドするように、前記フォークの基端を保持するマストと、前記車体から前記先端が突出するように、前記マストを前記第一軸に沿ってスライドさせる第一スライド機構と、を備えるフォークリフトである。
本態様によれば、フォークの基端を保持するマストが第一軸に沿う方向にスライドされることにより、車体に対しフォークの先端を突出させることができる。
このため、フォークリフト1は、荷物に向かってフォークの先端を突出させて、フォークの先端に荷物を載せた時でも、マストに保持されるフォークの基端に発生するモーメントを抑制することができる。
したがって、機械強度が不足しにくい。
第2の態様は、前記フォークリフトの加速度に関連する加速度情報を取得する加速度情報取得部と、前記加速度情報を基に、前記マストの前記第一軸上でのスライドする量を制御する制御部と、をさらに備える第1の態様のフォークリフトである。
本態様によれば、フォークリフトは、加速度に関連してマストの第一軸に沿う方向の位置を制御できる。
このため、フォークリフトは、加減速時にフォークリフトが倒れにくいようにマストのスライドを制御することができる。
第3の態様は、前記車体の加速時には、前記制御部が、進行方向に向かって、前記第一軸に沿って前記マストの位置をずらす第2の態様のフォークリフトである。
本態様によれば、フォークリフトは、車体の加速時にフォークリフトの重心を進行方向にずらすことができる。
このため、フォークリフトは、車体の加速時における進行方向と反対側への倒れを抑制することができる。
第4の態様は、前記車体の減速時には、前記制御部が、進行方向と反対方向に向かって、前記第一軸に沿って前記マストの位置をずらす第2の態様のフォークリフトである。
本態様によれば、フォークリフトは、車体の減速時に重心を進行方向と反対側にずらすことができる。
このため、フォークリフトは、車体の減速時における進行方向への倒れを抑制することができる。
第5の態様は、前記第一軸の前記一の方向に延びているアウトリガーをさらに備え、前記制御部は、前記車体から前記フォークを突出させるときに、前記車体から前記アウトリガーを突出させる第2から第4のいずれかの態様のフォークリフトである。
本態様によれば、フォークを突出させた時、アウトリガーは、車体を支えることができる。
このため、フォークリフトは、フォークが突出される方向への倒れを抑制することができる。
第6の態様は、カウンタウェイトと、前記車体に対し、前記カウンタウェイトを前記第一軸に沿ってスライドさせる第三スライド機構と、を備え、前記制御部は、前記車体から前記フォークを突出させるときに、前記カウンタウェイトを前記車体から前記フォークを突出させる方向と反対方向に突出させる第2から第5のいずれかの態様のフォークリフトである。
本態様によれば、フォークリフトは、フォークを突出させた時、フォークを突出させる方向と反対方向に重心をずらすことができる。
このため、フォークリフトは、フォークが突出される方向への倒れを抑制することができる。
第7の態様は、荷物を含む前記フォークリフトの重心位置を算出し、算出された前記重心位置を維持するように、前記カウンタウェイトの前記第一軸に沿うスライド量を調整する第6の態様のフォークリフトである。
本態様によれば、荷物を持ち上げる又は収容する際のフォークリフトの重心位置を維持できるため、フォークリフトは、第軸に沿う方向への倒れを抑制することができる。
本発明によれば、機械強度が不足しにくい。
第一実施形態に係るフォークリフトの全体構成を示す斜視図である。 第一実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す斜視図である。 第一実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す斜視図である。 第一実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す斜視図である。 第二実施形態に係るフォークリフトの全体構成を示す斜視図である。 第二実施形態に係る第一制御部のブロック図である。 第二実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す側面図である。 第二実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す側面図である。 第三実施形態に係るフォークリフトの全体構成を示す斜視図である。 第三実施形態に係る第二制御部のブロック図である。 第三実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す斜視図である。 第四実施形態に係るフォークリフトの全体構成を示す斜視図である。 第四実施形態に係る第三制御部のブロック図である。 第四実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す側面図である。 第四実施形態に係るフォークリフトの動作の例を示す側面図である。 第四実施形態に係る第三制御部のブロック図である。
以下、本発明に係る各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係るフォークリフトについて図1~図4を参照しながら説明する。
(構成)
第一実施形態に係るフォークリフト1の全体構成について説明する。
本実施形態において、フォークリフト1は、倉庫内の棚の荷物の積み下ろしを行うために用いられ、倉庫内の通路を走行することができる。
例えば、フォークリフト1は、無人フォークリフトである。
図1に示すように、フォークリフト1は、車体11と、フォーク12と、マスト13と、第一スライド機構14と、走行機構15と、を備える。
例えば、車体11の上面に、マスト13と、第一スライド機構14と、の各構成が設けられている。
フォークリフト1は、バッテリ30と、第一駆動部31と、昇降駆動部32と、車輪駆動部33と、ステアリング駆動部34と、をさらに備えてもよい。
フォーク12は、基端121と、先端122と、を有する。
基端121は、車体11の上下方向に延びていてもよい。
先端122は、ある軸(第一軸)の一の方向に延びている。
例えば、フォーク12は、第一方向D1に、基端121から先端122に向かって延びている。
例えば、フォーク12は、第一方向D1が車体11の前後方向となるように、マスト13を介して車体11に設けられてもよい。
フォーク12の先端122は、車体11の前方向を向いてもよい。
フォーク12は、平坦な上面123を有してもよい。
なお、以下、車体11の前後方向をX方向、車体11の幅方向をY方向、車体11の上下方向をZ方向ともいう。
特に、車体11の前方向を+X方向、車体11の後方向を-X方向ともいう。
また、車体11の左方向を+Y方向、車体11の右方向を-Y方向ともいう。
また、車体11の上方向を+Z方向、車体11の下方向を-Z方向ともいう。
また、第一方向D1と交差する方向を第二方向D2という。
例えば、第二方向D2は、車体11の上下方向であってもよい。
マスト13は、第一軸と交差する軸である第二軸に沿って延在し、フォーク12を第二軸に沿ってスライドするように、フォーク12の基端を保持する。
例えば、マスト13は、第二方向D2に延びている。
例えば、マスト13は、車体11から鉛直上方向に向かって立ち上がるように設けられる。
例えば、マスト13は、フォーク12を第二方向D2にスライド可能に、フォーク12の基端121を保持する。
例えば、マスト13は、フォーク12を昇降可能に、フォーク12の基端121を保持する。
例えば、フォークリフト1は昇降スライド機構21をさらに備えてもよい。その際、マスト13は、昇降スライド機構21を介して、フォーク12を昇降可能に、フォーク12の基端121を保持する。
第一スライド機構14は、車体11から先端122が突出するように、マスト13を第一軸に沿ってスライドさせる。
例えば、第一スライド機構14は、マスト13を車体11に対し第一方向D1に移動可能に保持する。
例えば、第一スライド機構14は、車体11からフォーク12の先端122を突出させるようにマスト13を第一方向D1にスライド可能に保持する。
例えば、第一スライド機構14は、第一方向D1に延びるレール141を有する。マスト13の下端がレール141に嵌め込まれることにより、マスト13は、第二方向D2に延びる姿勢を維持しながら、第一方向D1に移動可能となっている。
例えば、レール141は、水平方向に延びており、マスト13は、水平方向に移動可能となっていてもよい。
走行機構15は、左前輪151と、右前輪152と、後輪153と、車軸154と、を備える。
車体11に対し、左前部に左前輪151、左前部に右前輪152、後部に後輪153がそれぞれ設けられている。
左前輪151、右前輪152、及び後輪153は、車体11に回転可能に支持されている。
左前輪151、右前輪152、及び後輪153の各外周面の一部は、車体11の下面から突出している。
車軸154は、車体11の左右に延びる軸である。
左前輪151及び右前輪152は、車軸154を介して、車体11に回転可能に支持されている。
例えば、車体11に回転可能に支持されている車軸154の左端に左前輪151、右端に右前輪152がそれぞれ固定されてもよい。
これにより、車体11は、左前輪151、右前輪152、及び後輪153を介して床の上を走行可能に構成されている。
バッテリ30は、第一駆動部31と、昇降駆動部32と、車輪駆動部33と、ステアリング駆動部34と、の各駆動部に電力を供給する。
例えば、バッテリ30は、車体11内部に設けられてもよい。
第一駆動部31は、第一スライド機構14を駆動する。
第一スライド機構14は、第一駆動部31から受ける駆動力により、マスト13を第一方向D1にスライドさせることができる。
例えば、第一駆動部31は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含む。
例えば、第一駆動部31は、車体11内部に設けられてもよい。
昇降駆動部32は、昇降スライド機構21を駆動する。
昇降スライド機構21は、昇降駆動部32から受ける駆動力により、フォーク12を第二方向D2にスライドさせることができる。
例えば、昇降駆動部32は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含む。
例えば、昇降駆動部32は、車体11内部に設けられてもよい。
車輪駆動部33は、走行機構15を駆動する。
走行機構15は、車輪駆動部33から受ける駆動力により、車体11を走行させることができる。
例えば、車輪駆動部33は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含んでもよいし、エンジンを含んでもよい。
例えば、車輪駆動部33は、車軸154を軸周りに回転駆動し、左前輪151及び右前輪152を回転させてもよい。
例えば、車輪駆動部33は、車体11内部に設けられてもよい。
ステアリング駆動部34は、走行機構15の進行方向を変更させる。
走行機構15は、ステアリング駆動部34から受ける駆動力により、車体11の進行方向を左右に変更させることができる。
例えば、ステアリング駆動部34は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含んでもよいし、エンジンを含んでもよい。
ステアリング駆動部34は、左前輪151及び右前輪152の回転軸を左右に旋回させることができる。
例えば、ステアリング駆動部34は、車軸154を左右に旋回させてもよい。
例えば、ステアリング駆動部34は、車体11内部に設けられてもよい。
(動作)
フォークリフト1が、荷物としてコンテナCNを載置する際の動作を説明する。
図2に示すように、第一スライド機構14によりマスト13が+X方向にスライドされると、フォーク12も+X方向にスライドされる。このため、車体11の前面からフォーク12の先端122が突出される。
車体11の前面からフォーク12の先端122が突出された後、又は突出されている最中に、昇降スライド機構21を介して、フォーク12は昇降されてもよい。
図3に示すように、例えば、マスト13が+X方向にスライドされることにより、トラックTRに載置されているコンテナCNに向かってフォーク12の先端122が突出され、コンテナCNが載っているパレットPLの底にフォーク12が挿入される。
その後、パレットPLの底に挿入されたフォーク12を上昇させ、フォーク12の上面123でパレットPLを持ち上げることにより、フォークリフト1は、コンテナCNを持ち上げることできる。
その後、マスト13が-X方向にスライドされることにより、フォークリフト1は、コンテナCNを車体11上方へ収容し、走行できる。
また、逆に、マスト13が+X方向にスライドされることによりフォーク12の先端122が突出され、フォーク12が下降されることにより、フォークリフト1は、トラックTRの荷台、倉庫の床等にコンテナCNを積み下ろすことできる。
コンテナCNを載せたフォークリフト1は、例えば倉庫内の通路を走行することができる。
例えば、複数のフォークリフト1は、倉庫内の通路を縦列走行してもよい。
例えば、図4に示すように、少なくとも3台のフォークリフト1が、倉庫内の通路を縦列走行してもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、フォーク12の基端を保持するマスト13が第一方向D1にスライドされることにより、車体11に対しフォーク12の先端122を突出させることができる。
このため、フォークリフト1は、コンテナCNに向かってフォーク12の先端122を突出させて、フォーク12の先端122にコンテナCNを載せた時でも、マスト13に保持されるフォーク12の基端121に発生するモーメントを抑制することができる。
したがって、機械強度が不足しにくい。
また、実施形態によれば、車体11の上部に第一スライド機構14が設けられ、マスト13が車体上部を前後に移動できるように、フォークリフト1が構成されている。
フォークリフト1が旋回する場合、コンテナCNのサイズと車体11のサイズとを合わせたサイズ分の通路幅が必要である。
これに対し、本実施形態では、フォークリフト1は、コンテナCNを載せた後(荷取り後)、コンテナCN搬送時にマスト13を適切な位置まで後退させ、コンテナCNを収容することで、フォークリフト1の旋回中心と、コンテナCNの中心が近くなる。
このため、フォークリフト1は、旋回半径を小さくすることができる。同時に、コンテナCNの重心が車体11の中心に近くなる。
したがって、フォークリフト1は、走行時に安定な姿勢を取ることができる。
<第二実施形態>
第二実施形態に係るフォークリフトについて図5~図8を参照しながら説明する。
第二実施形態において、フォークリフト1は、第一実施形態に示した機能に加えて、加速度情報に関連して、マスト13の第一方向D1のスライドを制御する機能を有する。
なお、第二実施形態のフォークリフト1が備える各構成要素は、特に言及する場合を除き、第一実施形態と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
(構成)
図5に示すように、本実施形態において、フォークリフト1は、第一制御部41をさらに備える。
例えば、フォークリフト1は、加速度センサ50をさらに備えてもよい。
図6に示すように、第一制御部41は、CPU(Central Processing Unit)411を備える。
例えば、CPU411は、加速度情報取得部4111と、第一スライド制御部4112と、を機能的に備えてもよい。
加速度情報取得部4111は、フォークリフト1の加速度に関連する加速度情報を取得する。
例えば、加速度情報取得部4111は、フォークリフト1の加速度に関連する加速度情報として、加速度センサ50で検出された車体11の加速度を取得する。
加速度センサ50は、車体11に固定され、フォークリフト1の加速度として、車体11の加速度を検出し、検出した加速度を加速度情報取得部4111に出力する。
第一スライド制御部4112(制御部)は、加速度情報を基に、マスト13の第一軸上でスライドする量を制御する。
車体11の加速時には、第一スライド制御部4112は、第一軸に沿ってマスト13の位置をずらすように構成されている。
車体11の減速時には、第一スライド制御部4112は、進行方向と反対方向に向かって、第一軸に沿ってマスト13の位置をずらすように構成されている。
例えば、第一スライド制御部4112は、取得した加速度情報に関連して、マスト13の第一方向D1のスライドを制御する。
例えば、第一スライド制御部4112は、取得した加速度情報に関連して第一駆動部31の駆動の制御を行うことによって、スライド量SLを制御してもよい。
例えば、車体11の加速時には、第一スライド制御部4112は、進行方向に向かって、第一方向D1にマスト13の位置をずらすように構成されている。
例えば、車体11の減速時には、第一スライド制御部4112が、進行方向と反対方向に向かって、第一方向D1にマスト13の位置をずらすように構成されている。
(動作)
図7に示すように、フォークリフト1の加速時には、第一スライド制御部4112は、フォークリフト1の進行方向に向かって、第一方向D1にマスト13の位置をずらす。
例えば、フォークリフト1が+X方向に対し加速するとする。すなわち、フォークリフト1の加速度Axは、+X方向に対しAx>0であるとする。
この場合、第一スライド制御部4112は、フォークリフト1の加速度Axに関連してスライド量SLを算出する。
第一スライド制御部4112は、算出したスライド量SLだけ、マスト13を、初期位置(加速度Ax=0時の位置)から+X方向にずらす。
例えば、第一スライド制御部4112は、加速度Axの大きさ(絶対値)ほど、スライド量SLが大きくなるように、スライド量SLを算出してもよい。
これにより、フォークリフト1は、初期位置(加速度Ax=0時の位置)における重心CGの位置を、+X方向にずらすことができる。
図8に示すように、フォークリフト1の減速時には、第一スライド制御部4112は、フォークリフト1の進行方向と反対方向に向かって、第一方向D1にマスト13の位置をずらす。
例えば、加速度Axの大きさ(絶対値)が大きいほどスライド量SLが大きくなるように、スライド量SLを算出してもよい。
例えば、フォークリフト1が+X方向に対し減速するとする。すなわち、フォークリフト1の加速度Axは、+X方向に対しAx<0であるとする。
この場合、第一スライド制御部4112は、フォークリフト1の加速度Axに関連してスライド量SLを算出する。
第一スライド制御部4112は、算出したスライド量SLだけ、マスト13を、初期位置(加速度Ax=0時の位置)から-X方向にずらす。
例えば、第一スライド制御部4112は、加速度Axの大きさ(絶対値)ほど、スライド量SLが大きくなるように、スライド量SLを算出してもよい。
これにより、フォークリフト1は、初期位置(加速度Ax=0時の位置)における重心CGの位置を、-X方向にずらすことができる。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、フォークリフト1は、加速度Axに関連してマスト13のスライドを制御できる。
このため、フォークリフト1は、加減速時にフォークリフト1が倒れにくいようにマスト13の第一方向D1の位置を制御することができる。
例えば、フォークリフト1は、加速時にフォークリフト1の重心を進行方向にずらすことができる。
このため、フォークリフト1は、加速時における進行方向と反対側への倒れを抑制することができる。
例えば、フォークリフト1は、減速時にフォークリフト1の重心を進行方向と反対側にずらすことができる。
このため、フォークリフト1は、減速時における進行方向への倒れを抑制することができる。
一般にフォークリフトは、加速時は後方に倒れやすく、減速時は後方に倒れやすい。
これに対し、本実施形態では、上述のとおり、フォークリフト1は、加速度Axに関連してマスト13のスライドを制御できるため、フォークリフト1は、加速時はマスト13を前方寄りに、減速時はマスト13を後方寄りにずらすことができる。
本実施形態のフォークリフト1は、コンテナCNの重量によって、マスト13のスライド量SLをさらに変えてもよい。
例えば、フォークリフト1は、フォーク12の先端122の上面に設けられた荷重センサ、マスト13に設けられた荷重センサ等が検出する各荷重を取得し、コンテナCNの重量に関連する情報を取得し、コンテナCNの重量によってマストのスライド量SLを変えてもよい。
本実施形態のフォークリフト1は、フォークリフト1の加速度に関連する加速度情報を取得するものであれば、どのような加速度情報を取得するものであってもよい。
例えば、フォークリフト1は、加速度情報として、単に加速か、減速か、を取得してもよい。
この場合、フォークリフト1は、マスト13のスライド制御として、加速時は、進行方向に向かってマスト13をスライドさせ、減速時は、進行方向と反対方向に向かってマスト13をスライドさせる制御を行ってもよい。
例えば、フォークリフト1は、予め決められた各スライド量で、マスト13をスライドさせる制御を行ってもよい。
例えば、フォークリフト1は、加速時は、マスト13を前方寄りに、減速時は、マスト13を後方寄りにずらすように、マスト13をスライドさせる制御を行ってもよい。
<第三実施形態>
第三実施形態に係るフォークリフトについて図9~図11を参照しながら説明する。
第三実施形態において、フォークリフト1は、第一実施形態に示した機能に加えて、フォーク12の突出に合わせて、アウトリガーを突出させる機能を有する。
なお、第三実施形態のフォークリフト1が備える各構成要素は、特に言及する場合を除き、第一実施形態と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
(構成)
図9に示すように、本実施形態において、フォークリフト1は、アウトリガー60と、第二スライド機構61と、をさらに備える。
アウトリガー60は、第一軸の一の方向に延びている。
例えば、アウトリガー60は、第一方向D1に、基端601から先端602に向かって延びている。
例えば、アウトリガー60は、水平方向に延びていてもよい。
例えば、アウトリガー60の先端602は、車体11の前方向を向いてもよい。
アウトリガー60は、先端602において、下方向に向かって突出する接地部603を有する。
これにより、アウトリガー60は、車体11を支えることができる。
フォークリフト1は、アウトリガー60を複数備えてもよい。
例えば、フォークリフト1は、複数のアウトリガー60として、左アウトリガー605と、右アウトリガー606と、を備えてもよい。
左アウトリガー605は、第二スライド機構61を介して、車体11の左側に設けられる。
右アウトリガー606は、第二スライド機構61を介して、車体11の右側に設けられる。
第二スライド機構61は、車体11に対し、アウトリガー60を第一方向D1にスライド可能に、アウトリガー60の基端601を保持する。
第二スライド機構61は、アウトリガー60に沿って第一方向D1に延びている。
フォークリフト1は、第二スライド機構61を複数備えてもよい。
例えば、フォークリフト1は、複数の第二スライド機構61として、左第二スライド機構611と、右第二スライド機構612と、を備えてもよい。
左第二スライド機構611は、車体11の左側面に設けられている。左第二スライド機構611は、左アウトリガー605を第一方向D1にスライド可能に保持する。
右第二スライド機構612は、車体11の右側面に設けられている。右第二スライド機構612は、右アウトリガー606を第一方向D1にスライド可能に保持する。
例えば、アウトリガー60は、機構的にマスト13と連結させることにより、マスト13のスライドに連動して、第一方向D1にスライドしてもよい。
その際、アウトリガー60は、機構的にマスト13と連結されていれば、どのように連結されてもよい。
例えば、アウトリガー60は、マスト13に直接固定又はリンク機構を介して固定され一体化されることにより、マスト13のスライドに連動して、マスト13が動く方向に動くように、第一方向D1にスライドしてもよい。この場合、第二スライド機構61がなくてもアウトリガー60が第一方向D1にスライド可能であれば、フォークリフト1は、第二スライド機構61を備えなくてもよい。
例えば、アウトリガー60は、ギアやプーリー等を介して、マスト13と機構的に連結されることにより、マスト13が動く方向に動くように、第一方向D1にスライドしてもよい。
例えば、アウトリガー60は、電気制御されることにより、マスト13のスライドに連動して、マスト13が動く方向に動くように、第一方向D1にスライドしてもよい。
例えば、図10に示すように、フォークリフト1は、第二駆動部62と、第二制御部42をさらに備えてもよい。
例えば、第二駆動部62及び第二制御部42は、車体11内部に設けられてもよい。
第二駆動部62は、第二スライド機構61を駆動する。
バッテリ30は、第二駆動部62に電力を供給する。
例えば、第二駆動部62は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含む。
第二スライド機構61は、第二駆動部62から受ける駆動力により、アウトリガー60を第一方向D1にスライドさせることができる。
第二制御部42は、CPU421を備える。
CPU421は、第二スライド制御部4211を機能的に備える。
第二スライド制御部4211(制御部)は、車体11からフォーク12を突出させるときに、車体11からアウトリガー60を突出させる。
例えば、第二スライド制御部4211は、フォークリフト1がフォーク12を車体11の前部から突出させるのに合わせて、車体11の前部からアウトリガー60を突出させるように、第二スライド機構61を制御する。
例えば、第二スライド制御部4211は、第一駆動部31の制御に合わせて、第二駆動部62の駆動の制御を行うことによって、車体11の前部からアウトリガー60を突出させてもよい。
(動作)
図11に示すように、アウトリガー60は、マスト13のスライドに連動して、第一方向D1にスライドする。
これにより、フォークリフト1は、車体11からフォーク12を突出させるのに合わせて、車体11からアウトリガー60を突出させる。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、フォーク12を突出させた時、アウトリガー60は、車体11を支えることができる。
このため、フォークリフト1は、フォーク12が突出される方向への倒れを抑制することができる。
<第四実施形態>
第四実施形態に係るフォークリフトについて図12~図16を参照しながら説明する。
第四実施形態において、フォークリフト1は、第一実施形態に示した機能に加えて、フォーク12の突出に合わせて、カウンタウェイトを突出させる機能を有する。
なお、第四実施形態のフォークリフト1が備える各構成要素は、特に言及する場合を除き、第一実施形態と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
(構成)
図12に示すように、本実施形態において、フォークリフト1は、カウンタウェイト70と、第三スライド機構71と、をさらに備える。
カウンタウェイト70は、第一方向D1に、基端701から先端702に向かって延びている。
カウンタウェイト70の先端702は、第一方向D1に関し、フォーク12の先端702と逆方向を向いている。
例えば、カウンタウェイト70の先端702は、車体11の後方向を向いている。
カウンタウェイト70は、先端702にウェイト部703を有する。
ウェイト部703は、フォークリフト1の転倒を抑制するための、車体11、各駆動部、コンテナCN等に対抗可能な重量を有する。
これにより、カウンタウェイト70は、フォークリフト1の重心を第一方向D1にずらすことができる。
第三スライド機構71は、車体11に対し、カウンタウェイト70を第一軸に沿ってスライドさせる。
例えば、第三スライド機構71は、車体11に対し、第一方向D1にスライド可能に、カウンタウェイト70の基端701を保持する。
例えば、第三スライド機構71は、カウンタウェイト70に沿って第一方向D1に延びている。
例えば、カウンタウェイト70は、マスト13と機構的に連結されることにより、マスト13のスライドに連動して、第一方向D1にスライドしてもよい。
その際、カウンタウェイト70は、マスト13と機構的に連結されるものであれば、どのように連結されてもよい。
例えば、カウンタウェイト70は、ギアやプーリー等を介して、マスト13と機構的に連結されることにより、マスト13が動く方向と逆方向に動くように、第一方向D1にスライドしてもよい。
例えば、カウンタウェイト70は、電気制御されることにより、マスト13のスライドに連動して、マスト13が動く方向と逆方向に動くように、第一方向D1にスライドしてもよい。
例えば、図13に示すように、フォークリフト1は、第三駆動部72と、第三制御部43をさらに備えてもよい。
例えば、第三駆動部72及び第三制御部43は、車体11内部に設けられてもよい。
第三駆動部72は、第三スライド機構71を駆動する。
バッテリ30は、第三駆動部72に電力を供給する。
第三スライド機構71は、第三駆動部72から受ける駆動力により、カウンタウェイト70を第一方向D1にスライドさせることができる。
例えば、第三駆動部72は、回転モータ、リニアモータ等のモータを含む。
第三制御部43は、CPU431を備える。
CPU431は、第三スライド制御部4311を機能的に備える。
第三スライド制御部4311は、第三スライド機構71が、フォークリフト1がフォーク12を車体11の前部から突出させるのに合わせて、車体11の後部からカウンタウェイト70を突出させるように、第三スライド機構71を制御する。
例えば、第三スライド制御部4311は、第一駆動部31の制御に合わせて、第三駆動部72の駆動の制御を行うことによって、車体11の後部からカウンタウェイト70を突出させてもよい。
(動作)
図14及び図15に示すように、カウンタウェイト70は、マスト13のスライドに連動して、第一方向D1にスライドする。
これにより、フォークリフト1は、車体11の前部からフォーク12を突出させるのに合わせて、車体11の後部からカウンタウェイト70を突出させる。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、フォークリフト1は、フォーク12を突出させた時、重心をフォーク12が突出される方向と反対側にずらすことができる。
すなわち、フォークリフト1は、マスト13が前方に出ると、カウンタウェイト70が後方に張り出すように構成されている。
例えば、フォークリフト1は、重心CGの第一方向D1の位置である重心位置がフォークリフト1の中心近傍から変動しにくくなるように、マスト13の第一方向D1へのスライドに関連して、カウンタウェイト70の第一方向D1へのスライドを制御できる。
このため、フォークリフト1は、フォーク12が突出される方向への倒れを抑制することができる。
なお、本実施形態のフォークリフト1は、コンテナCNの重量によって、カウンタウェイト70のスライド量を変えてもよい。
例えば、フォークリフト1は、フォーク12の先端122の上面に設けられた荷重センサ、マスト13に設けられた荷重センサ等が検出する各荷重を取得し、コンテナCNの重量に関連する情報を取得し、コンテナCNの重量によってカウンタウェイト70のスライド量を変えてもよい。
例えば、図16に示すように、CPU431は、重心情報取得部4312を機能的にさらに備えてもよい。
重心情報取得部4312は、取得した各荷重に基づき、持ち上げる又は収容するコンテナCNを含む現在のフォークリフト1の重心位置を算出し、第三スライド制御部4311に出力する。
第三スライド制御部4311は、重心情報取得部4312から出力された重心位置を取得する。
第三スライド制御部4311は、算出された重心位置を維持するように、カウンタウェイト70の第一軸に沿うスライド量を調整する。
例えば、第三スライド制御部4311は、フィードバック制御により、フォークリフト1がコンテナCNを持ち上げる又は収容する前後にわたって、取得した重心位置を維持するように、カウンタウェイト70の第一方向D1のスライド量を調整する。
これにより、フォークリフト1は、コンテナCNを含むフォークリフト1の重心位置を維持できる。このため、フォークリフト1は、第一方向D1への倒れを抑制することができる。
<変形例>
上述の各実施形態において、フォークリフト1が備える各構成は、組み合わせられてもよい。
変形例として、フォークリフト1に、アウトリガー60と、カウンタウェイトとが、一緒に設けられてもよい。
他の変形例として、フォークリフト1に、第一制御部41、第二制御部42、及び第三制御部43の各制御部のうち、複数の制御部が一緒に設けられてもよい。
その際、各制御部は、統合されて一つの制御部やCPUで構成されてもよい。
上述の第二実施形態では、フォークリフト1は、検出した加速度Axに関連してマスト13の第一方向D1の位置を制御している。
変形例として、フォークリフト1は、予め走行経路に関連して、加速度Axを記憶しておき、記憶した加速度Axに関連して、マスト13の第一方向D1の位置を制御してもよい。
上述の第二実施形態では、フォークリフト1は、加速度Axに関連してマスト13の第一方向D1の位置を制御している。
変形例として、上述の第二実施形態のフォークリフト1にカウンタウェイト70がさらに設けられ、フォークリフト1は、加速度Axに関連して、マスト13の第一方向D1の位置に加えて、カウンタウェイト70の第一方向D1の位置を制御してもよい。
上述の各実施形態では、フォークリフト1には、車輪として、左前輪151、右前輪152、及び後輪153と、の3輪の車輪が設けられている。
変形例として、後輪が左右に設けられ、フォークリフト1に、車輪として、4輪の車輪が設けられてもよいし、5輪以上の車輪が設けられてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 フォークリフト
11 車体
12 フォーク
13 マスト
14 第一スライド機構
15 走行機構
21 昇降スライド機構
30 バッテリ
31 第一駆動部
32 昇降駆動部
33 車輪駆動部
34 ステアリング駆動部
41 第一制御部
42 第二制御部
43 第三制御部
50 加速度センサ
60 アウトリガー
61 第二スライド機構
62 第二駆動部
70 カウンタウェイト
71 第三スライド機構
72 第三駆動部
121 基端
122 先端
123 上面
141 レール
151 左前輪
152 右前輪
153 後輪
154 車軸
601 基端
602 先端
603 接地部
605 左アウトリガー
606 右アウトリガー
611 左第二スライド機構
612 右第二スライド機構
701 基端
702 先端
703 ウェイト部
4111 加速度情報取得部
4112 第一スライド制御部
4211 第二スライド制御部
4311 第三スライド制御部
4312 重心情報取得部
Ax 加速度
CG 重心
CN コンテナ
D1 第一方向
D2 第二方向
PL パレット
SL スライド量
TR トラック

Claims (6)

  1. 車体と、
    先端が第一軸の一の方向に延びているフォークと、
    前記第一軸と交差する第二軸に沿って延在し、前記フォークを前記第二軸に沿ってスライドするように、前記フォークの基端を保持するマストと、
    前記車体から前記先端が突出するように、前記マストを前記第一軸に沿ってスライドさせる第一スライド機構と、
    ォークリフトの加速度に関連する加速度情報を取得する加速度情報取得部と、
    前記加速度情報を基に、前記マストの前記第一軸上でスライドする量を制御する制御部と、
    を備るフォークリフト。
  2. 車体と、
    先端が第一軸の一の方向に延びているフォークと、
    前記第一軸と交差する第二軸に沿って延在し、前記フォークを前記第二軸に沿ってスライドするように、前記フォークの基端を保持するマストと、
    前記車体から前記先端が突出するように、前記マストを前記第一軸に沿ってスライドさせる第一スライド機構と、
    フォークリフトの加速度に関連する加速度情報を取得する加速度情報取得部と、
    前記加速度情報を基に、前記マストを制御する制御部と、
    を備え、
    前記車体の加速時には、前記制御部が、進行方向に向かって、前記第一軸に沿って前記マストの位置をずらすフォークリフト。
  3. 車体と、
    先端が第一軸の一の方向に延びているフォークと、
    前記第一軸と交差する第二軸に沿って延在し、前記フォークを前記第二軸に沿ってスライドするように、前記フォークの基端を保持するマストと、
    前記車体から前記先端が突出するように、前記マストを前記第一軸に沿ってスライドさせる第一スライド機構と、
    フォークリフトの加速度に関連する加速度情報を取得する加速度情報取得部と、
    前記加速度情報を基に、前記マストを制御する制御部と、
    を備え、
    前記車体の減速時には、前記制御部が、進行方向と反対方向に向かって、前記第一軸に沿って前記マストの位置をずらすフォークリフト。
  4. 前記第一軸の前記一の方向に延びているアウトリガーをさらに備え、
    前記制御部は、前記車体から前記フォークを突出させるときに、前記車体から前記アウトリガーを突出させる請求項からのいずれか一項に記載のフォークリフト。
  5. カウンタウェイトと、
    前記車体に対し、前記カウンタウェイトを前記第一軸に沿ってスライドさせる第三スライド機構と、を備え、
    前記制御部は、前記車体から前記フォークを突出させるときに、前記カウンタウェイトを前記車体から前記フォークを突出させる方向と反対方向に突出させる請求項からのいずれか一項に記載のフォークリフト。
  6. 前記制御部は、
    荷物を含む前記フォークリフトの重心位置を算出し、
    算出された前記重心位置を維持するように、前記カウンタウェイトの前記第一軸に沿うスライド量を調整する
    請求項に記載のフォークリフト。
JP2019062550A 2019-03-28 2019-03-28 フォークリフト Active JP7215948B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019062550A JP7215948B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 フォークリフト
US16/775,826 US11370643B2 (en) 2019-03-28 2020-01-29 Forklift
CN202010082150.7A CN111747340B (zh) 2019-03-28 2020-02-07 叉车
DE102020000820.8A DE102020000820A1 (de) 2019-03-28 2020-02-07 Gabelstapler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019062550A JP7215948B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 フォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020158289A JP2020158289A (ja) 2020-10-01
JP7215948B2 true JP7215948B2 (ja) 2023-01-31

Family

ID=72603946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019062550A Active JP7215948B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 フォークリフト

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11370643B2 (ja)
JP (1) JP7215948B2 (ja)
CN (1) CN111747340B (ja)
DE (1) DE102020000820A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7114536B2 (ja) * 2019-09-10 2022-08-08 株式会社東芝 運搬装置
EP3957597B1 (en) * 2020-08-21 2023-03-08 Tata Consultancy Services Limited Automated unit load lifter mountable on an autonomous mobile robot for carrying a unit load
JP7395444B2 (ja) * 2020-09-07 2023-12-11 株式会社東芝 運搬装置、制御方法、およびプログラム
CN112456372A (zh) * 2020-11-18 2021-03-09 株洲市东亨科技有限责任公司 一种道路施工用物料提升装置
EP4206115A1 (en) 2022-01-04 2023-07-05 Tata Consultancy Services Limited Autonomous mobile robot with an adjustable counterweight and a forklift device
CN115215269A (zh) * 2022-07-20 2022-10-21 江西省华贡电子商务有限责任公司 一种夹抱式电商仓储智能电商车

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001019378A (ja) 1999-07-01 2001-01-23 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd サイドフォーク式無人搬送台車
JP2012086971A (ja) 2010-10-21 2012-05-10 Jtekt Corp 車両用操舵装置
US20180305124A1 (en) 2017-04-24 2018-10-25 Ching Qing Guo Automatic Batch Picking Robot

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310833B2 (ja) 1972-05-10 1978-04-17
JPS5170813U (ja) * 1974-11-29 1976-06-04
JPS5867894U (ja) * 1981-10-31 1983-05-09 包行 良人 運搬車
JPH0715692U (ja) * 1993-08-25 1995-03-17 空閑自動車株式会社 フォークリフト車
US5480275A (en) * 1993-10-18 1996-01-02 Taylor Iron-Machine Works, Inc. Fork lift truck
JP4178665B2 (ja) 1999-05-31 2008-11-12 株式会社豊田自動織機 フォークリフト
JP2002080195A (ja) 2000-07-03 2002-03-19 Masamitsu Nakano 小型大荷重対応フォ−クリフト
US20050042068A1 (en) * 2003-08-18 2005-02-24 Ronald Ehmen Forklift with stabilizing forks
JP2008254877A (ja) 2007-04-04 2008-10-23 Socead Giken:Kk フォークリフト
DE102009029467A1 (de) * 2009-09-15 2011-03-24 Robert Bosch Gmbh Lastenfahrzeug mit höhenverstellbarer Hubeinrichtung
IT1396035B1 (it) * 2009-10-19 2012-11-09 Boat Eagle S R L Veicolo sollevatore, in particolare per il rimessaggio di imbarcazioni
DE102010023069A1 (de) * 2010-06-08 2011-12-08 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Bestimmen einer Kippwahrscheinlichkeit bei einem Flurförderzeug
CN101955141B (zh) * 2010-09-08 2015-01-14 陕西国力信息技术有限公司 一种手推式高效节能叉车提升机构
CN203402893U (zh) 2013-06-25 2014-01-22 国家电网公司 一种便携式变压器起吊机
CN104709847B (zh) * 2015-03-04 2017-04-05 中国人民解放军总后勤部建筑工程研究所 一种自平衡式多功能搬运车
JP2017036102A (ja) 2015-08-06 2017-02-16 株式会社豊田自動織機 フォークリフト作業支援システム
US9890025B2 (en) * 2015-11-24 2018-02-13 Amazon Technologies, Inc. Mechanical tipping assembly for mobile drive unit of inventory system
CN105883675A (zh) * 2016-06-16 2016-08-24 苏州先锋物流装备科技有限公司 一种液压助力转向式前移叉车
CN207090925U (zh) 2017-09-01 2018-03-13 四川川龙拖拉机制造有限公司 一种举升装置及货物搬运装置
US10654697B2 (en) * 2017-12-01 2020-05-19 Hand Held Products, Inc. Gyroscopically stabilized vehicle system
SE543484C2 (en) * 2018-03-06 2021-03-02 Cargotec Patenter Ab Cargo handling vehicle for navigation in narrow aisles and method therefore
CN208394718U (zh) 2018-07-06 2019-01-18 穆红军 门架移动式四轮座驾叉车
US11807508B2 (en) * 2018-08-31 2023-11-07 Hyster-Yale Group, Inc. Dynamic stability determination system for lift trucks

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001019378A (ja) 1999-07-01 2001-01-23 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd サイドフォーク式無人搬送台車
JP2012086971A (ja) 2010-10-21 2012-05-10 Jtekt Corp 車両用操舵装置
US20180305124A1 (en) 2017-04-24 2018-10-25 Ching Qing Guo Automatic Batch Picking Robot

Also Published As

Publication number Publication date
DE102020000820A1 (de) 2020-10-01
US20200307974A1 (en) 2020-10-01
JP2020158289A (ja) 2020-10-01
US11370643B2 (en) 2022-06-28
CN111747340B (zh) 2022-03-15
CN111747340A (zh) 2020-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7215948B2 (ja) フォークリフト
WO2017008544A1 (zh) 一种轻型双向堆垛车
US20060245893A1 (en) Industrial truck
WO2020050407A1 (ja) 走行ロボット
CN115947269B (zh) 一种用于狭窄空间内货物搬运的叉车
JP2014530796A (ja) 昇降装置
CN107082389B (zh) 叉车和控制叉车的方法
GB2356624A (en) Improved stability fork-lift truck
JPH11217196A (ja) 荷物を処理するための運転手のいない、例えば自由操作式輸送車両
CN115465813A (zh) 小体积叉车
CN114477028A (zh) 一种具有双层载物功能的电动搬运车
JP6933432B1 (ja) フォークリフト用アタッチメント
JP7075766B2 (ja) 自動倉庫システム
WO2014128897A1 (ja) 低床式荷役車両
JP5066976B2 (ja) 搬送装置
CN114803557B (zh) 一种自动装车机器人及其装车流水线
CN219009839U (zh) 全向叉车
KR102006394B1 (ko) 화물차량 일체형 지게장치 및 이를 구비하는 지게장치 일체형 기능성 화물차량
JP7311236B2 (ja) フォークリフトおよび荷置方法
JP5459732B2 (ja) サイドフォークリフト
JP2013163574A (ja) 産業用車両
CN218665275U (zh) 一种小型叉车用防倾倒底盘
CN216472064U (zh) 一种轴距可调的叉车结构
KR20170060256A (ko) 셀프 승강 리프트
JP2005239335A (ja) 運搬トロリー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7215948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150