JP2005239335A - 運搬トロリー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保持アーム35の突起部38が案内溝37における水平面37bの内部に位置することにより、荷受台6cが上昇位置からさらに上方へ移動するのを規制するとともに、保持アーム35における揺動ローラ34との接続箇所と突起部38が突出する箇所との間の寸法については、荷受台6cの昇降寸法よりも大きく設定されているので、台車7の高さ方向の寸法によって制約されることなく、荷受台6cの昇降寸法を大きくすることができる。また、保持アーム35によって荷受台6cと台車7とが連結されているので、運搬トロリー1をレール溝4から取り外す際に台車7が荷受台6cから垂れ下がることを防ぐことができる。
【選択図】図1
Description
なお、上述の床部の具体例としては、例えば運搬用車両の荷台の床部や、鉄道車両の荷台の床部、倉庫の床面などが挙げられる。また、上述の被載置物の具体例としては、貨物や積み荷、コンテナ、パレットなどが挙げられる。
図1(A)に示すように、運搬トロリー1は、トロリー本体6、台車7、およびリンク機構8を備え、運搬用車両(例えば、冷蔵トラック、冷凍トラックなど)の荷台5の床部に形成された平行なレール溝4の内部を走行可能に構成されている。
トロリー本体6は、対向する2枚の平板を複数のピンおよび1枚の平板によって連結した形状を有しており、リンク機構8を収納可能な収納部6a、収納部6aの前方に形成され貨物を載置可能な荷受台6cから構成される。また、収納部6aの後部には、ハンドル9(後述)の操作角を大きく取るための切欠き6bが形成されている。
台車7は、対向する一対の側板33を円筒状の4本のピン12によって連結した構成を有している。また、一対の側板33の間には、レール溝4の内部を走行するための2つの接地ローラ3が回転可能に取り付けられている。このことにより台車7は、接地ローラ3を介してトロリー本体6の内部で運搬トロリー1の前後方向に移動可能である。また、台車7のほぼ中央部には、円筒状の揺動ローラ34が回転可能に取り付けられている。なお、台車7における揺動ローラ34および前側の接地ローラ3の位置関係については、上述のトロリー本体6を載せた際に、揺動ローラ34と前側の接地ローラ3との間にトロリー本体6の揺動ローラ保持体36が配置されるよう設定されている。さらに、揺動ローラ34の回転軸上には、保持アーム35が回転可能に取り付けられている。そして、保持アーム35の先端付近からは円筒状の突起部38が、上述の案内溝37の内部に向けて突出している。なお、この突起部38は、上述の案内溝37の内部にて回転可能である。また、一対の側板33からは保持アーム35の回転を止めるためのストッパー39が突出している(図3参照)。
[リンク機構8の構成の説明]
リンク機構8は、トロリー本体6の収納部6aに取り付けたピン19を中心に上下方向に回動可能に軸支したベルクランク20、その一端に取り付けたフラップ21、他端に取り付けた一対のクランクリンク22からなる。このうちクランクリンク22の端部は、一対の側板33に回転可能に取り付けられている。また、ベルクランク20には、ハンドル9を取り付けるための取付孔20aが設けられている このように構成されたリンク機構8については、次のように作用する。すなわち、ベルクランク20の取付孔20aに取り付けたハンドル9が作業者によって手前(運搬トロリー1の後側)へ押し下げられると、ベルクランク20がピン19を中心にして回転する。すると、ベルクランク20の回転に伴い、クランクリンク22が後側へ向けて移動する。そして、クランクリンク22がピン12を介して台車7を後側へ移動させる。
さらに、保持アーム35における揺動ローラ34との接続箇所と突起部38が突出する箇所との間の寸法については、荷受台6cの昇降寸法よりも大きく設定されており、荷受台6cが「下降位置」に位置する場合には保持アーム35の突起部38が案内溝37における先側斜面部37aに位置し、一方、荷受台6cが上昇位置に位置する場合には保持アーム35の突起部38が案内溝37における水平面37bに位置するよう設定されている。
[運搬トロリー1の動作の説明]
次に、運搬トロリー1の動作を、図1を参照して説明する。
このように実施例の運搬トロリー1によれば、次のような効果を奏する。すなわち、従来の運搬トロリー101では、図6(C)に例示するように、荷受台106の昇降寸法を大きくするためには、台車107の側板111に形成された案内溝115の高さ方向の寸法を大きくする必要があるが、案内溝115の高さ方向の寸法を、側板111の高さ方向の寸法を越えて大きく設定することはできないため、荷受台106の昇降寸法が、台車107の高さ方向の寸法によって制約されるといった問題があった。これに対して本実施例の運搬トロリー1によれば、保持アーム35の突起部38が案内溝37における水平面37bの内部に位置することにより、荷受台6cが上昇位置からさらに上方へ移動するのを規制するとともに、保持アーム35における揺動ローラ34との接続箇所と突起部38が突出する箇所との間の寸法については、荷受台6cの昇降寸法よりも大きく設定されているので、台車7の高さ方向の寸法によって制約されることなく、荷受台6cの昇降寸法を大きくすることができる。
(1)上記実施例の運搬トロリー1は、運搬用車両(例えば、冷蔵トラック、冷凍トラックなど)の荷台5の床部に形成された平行なレール溝4の内部を走行可能に構成されているが、これに限られず、例えば鉄道車両の荷台の床部や倉庫の床面などの床部に設けられた平行な溝状レール上を走行可能に構成してもよい。
(2)上記実施例では、荷受台6cを上昇位置すると荷受台6cが荷台5の上面よりも上方に配置されるが、これには限られず、少なくとも荷受台6cにおける貨物2を載置する面が荷台5の上面よりも上方に配置されるよう構成してもよい。
Claims (3)
- 床部に形成されたレール溝の内部を移動可能な台車と、
被載置物を載置可能であり、且つ前記レール溝の内部に収納可能な荷受台と、
前記台車の移動に伴い、前記荷受台が前記レール溝の内部に位置する下降位置と少なくとも前記荷受台の最上部が前記床部の上面よりも上方に配置される上昇位置との間で前記荷受台を昇降させるよう構成された昇降機構部と、
一端が前記荷受台へ回転可能に取り付けられ、且つ他端が前記台車へ回転可能に取り付けられたことにより前記荷受台と前記台車とを連結し、前記荷受台が前記上昇位置よりも上方へ移動するのを規制する上昇規制部と、
を備えた運搬トロリーであって、
前記上昇規制部については、当該上昇規制部における前記荷受台への取付箇所と前記台車への取付箇所との間の寸法が、前記荷受台の昇降寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする運搬トロリー。 - 請求項1に記載の運搬トロリーにおいて、
前記上昇規制部における前記荷受台への取付箇所または前記台車への取付箇所の少なくとも一方には、側方へ向けて延出する突起部が形成されており、
前記荷受台または前記台車の少なくとも一方には、前記突起部を受け入れ可能な案内溝が形成されていること
を特徴とする運搬トロリー。 - 請求項1または請求項2に記載の運搬トロリーにおいて、
前記上昇規制部については、当該上昇規制部における前記荷受台への取付箇所と前記台車への取付箇所との間の部分が伸縮可能に構成されており、前記上昇位置に位置する際に、前記荷受台への取付箇所と前記台車への取付箇所との間の寸法が前記荷受台の昇降寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする運搬トロリー。
Priority Applications (1)
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JP2004050380A JP2005239335A (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | 運搬トロリー |
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Family Applications (1)
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- 2004-02-25 JP JP2004050380A patent/JP2005239335A/ja active Pending
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