JP2007045544A - 自動倉庫における荷の落下防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を減らすことができ、かつ製造コストを低減できる自動倉庫における荷の落下防止装置を提供する。
【解決手段】荷4を収納する複数段の荷棚と、荷棚に沿って走行自在に設けられるとともに、荷4を載置する荷台13が昇降自在に設けられたスタッカクレーンと、を備え、荷台13上に設けられた移載手段16により荷台13と荷棚との間で荷4を移載することで荷4の出し入れを行う自動倉庫において、移載手段16は、荷台13と荷棚との間で往復動自在に設けられた移動板16を備え、荷4の落下防止装置24は、移動板16の往復動に連動して、移動板16上に載置された荷4に当接して横方向への移動を規制可能な規制位置と、規制位置から退避する退避位置とに可動自在に設けられたストッパ部材24を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数段の荷棚の目的位置に、スタッカクレーン等を用いて荷を出し入れするようにした自動倉庫における荷の落下防止装置に関する。
従来、自動倉庫に設置されるスタッカクレーンに設けられる荷台には、地震などの発生時に、荷が荷台上から落下することを防ぐための落下防止装置が設けられているものがあり、このような荷の落下防止装置としては、駆動装置により起立位置と倒伏位置とに回動しうるようにした係合板を、荷台における対向する端部に配置するとともに、係合板が起立位置若しくは倒伏位置にあることを検出するためのセンサが設けられ、このセンサの検出状態に応じて、駆動装置の作動を停止できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3030529号公報(第1頁、第5図)
しかしながら、特許文献1に記載の荷の落下防止装置にあっては、係合板を回動させるための駆動装置や、係合板が起立位置若しくは倒伏位置にあることを検出するためのセンサなどを設けなければならず、荷の落下防止装置を製造するための部品点数が増え、かつ落下防止装置の構造が複雑になるため製造コストが嵩むという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、荷がスタッカクレーンの荷台上から落下することを防ぐための落下防止装置において、部品点数を減らすことができ、かつ製造コストを低減できる自動倉庫における荷の落下防止装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置は、
荷を収納する複数段の荷棚と、該荷棚に沿って走行自在に設けられるとともに、前記荷を載置する荷台が昇降自在に設けられたスタッカクレーンと、を備え、前記荷台上に設けられた移載手段により該荷台と前記荷棚との間で荷を移載することで荷の出し入れを行う自動倉庫において、前記荷台上に載置された荷の落下を防止する荷の落下防止装置であって、
前記移載手段は、前記荷台と前記荷棚との間で往復動自在に設けられた移動板を備え、
前記荷の落下防止装置は、前記移動板の往復動に連動して、前記移動板上に載置された荷に当接して横方向への移動を規制可能な規制位置と、該規制位置から退避する退避位置とに可動自在に設けられたストッパ部材を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、移動板が荷台上に位置したときにストッパ部材が規制位置に位置することで、移動板上に載置された荷は、ストッパ部材による当接規制により荷台上からの落下が防止され、移動板が荷棚に向けて移動した際にはストッパ部材が可動して退避位置に位置することで、荷の移載の邪魔になることがないとともに、ストッパ部材の規制位置と退避位置との切り替えが移動板の往復動に応じて行われるため、ストッパ部材を駆動させるための駆動機構等を省略でき、落下防止装置の部品点数を減らせるので製造コストを低減できる。
本発明の請求項2に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置は、請求項1に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置であって、
前記ストッパ部材は、前記移動板に対して当接可能な移動板当接部と、前記荷を当接規制可能な当接規制部とを有する単一の部材にて構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、移動板当接部と当接規制部とを連動させるリンク部材等を用いることなく、移動板当接部と移動板との当接状況に応じて、ストッパ部材の可動により当接規制部が当接規制位置と退避位置とに確実に切り替わるため、落下防止装置の構造が簡素化される。
本発明の請求項3に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置は、請求項2に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置であって、
前記当接規制部が前記規制位置に位置しているときに、前記移動板当接部が前記移動板に当接した状態に保持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、移動板が荷台上から移動しない限り、ストッパ部材の可動により当接規制部が退避位置に切り替わることがなく、ストッパ部材が荷に押圧されたときにおけるストッパ部材の可動が確実に規制されるため、荷の落下を効果的に防止できる。
本発明の請求項4に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置は、請求項2または3に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置であって、
前記移動板における前記移動板当接部との当接面が、前記移動板の移動方向に対して傾斜する傾斜面にて形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、当接面と移動板当接部との当接時の衝撃が緩和されるとともに、当接規制位置と退避位置との切り替わり、つまりストッパ部材の可動が徐々に行われるため、部材の損傷等が防止されるばかりか、スムーズに可動する。
本発明の請求項5に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の自動倉庫における荷の落下防止装置であって、
前記ストッパ部材は、前記移動板の上面よりも下方に設けられた水平軸に、縦方向に回動自在に枢着されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ストッパ部材が移動板の上面に対して出退自在に設けられることで、荷の高さ等に関わらず、荷の下部位置に確実に当接して落下を規制できる。
本発明に係る自動倉庫における荷の落下防止装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例におけるスタッカクレーンと荷棚を示す正面図であり、図2は、スタッカクレーンと荷棚を示す側面図であり、図3は、スタッカクレーンと荷棚を示す平面図である。以下、図1の紙面手前側をスタッカクレーンの正面側(前方側)とし、図2の左側をスタッカクレーンの正面側(前方側)とし、図3の下側をスタッカクレーンの正面側(前方側)として説明する。
近年、多量の物品を保管する業務用の倉庫などは、物品が収容されたコンテナの入出庫作業の自動化が進んでおり、無人化された自動倉庫からコンテナを入出庫させる様々な自動入出庫装置が用いられている。図1の符号1は、自動化された倉庫などに設置されるスタッカクレーンである。
図1に示すように、スタッカクレーン1の左右には、矩形状に組み立てられた枠体2が配置され、この枠体2には、複数段の荷棚3が設けられており、該荷棚3の各段の棚には本実施例における荷としてのコンテナ4が載置されている。コンテナ4は、その下面の前後端部近傍が荷棚3上に載置され、各々の荷棚3の略中央部は、後述するスタッカクレーン1の荷台13の移動板16が挿入できるように切り欠かれて空間が開いている(図3参照)。左右の枠体2は上部に配置された上部フレーム5によって連結されており、この上部フレーム5の中央部には、天井レール6が取り付けられ、床面7にも天井レール6と同じ方向を向く床面レール8が固定されており、これら天井レール6及び床面レール8により走行路が構成されている。
図2に示すように、スタッカクレーン1には、天井レール6と床面レール8との間を上下方向に延びるマスト9が設けられ、マスト9の下部には、床面レール8上を走行できる台車10が設けられており、台車10に設けられている走行モータ11を駆動させることによって、スタッカクレーン1は天井レール6と床面レール8に案内されながら、左右側方に配置される複数段の荷棚3に沿って走行できるようになっている。
また、スタッカクレーン1のマスト9には、上下に昇降できる昇降部12が配置されており、この昇降部12には、荷台13が設けられている。昇降部12はマスト9に沿って配置されているチェーン14に連結されており、昇降モータ15を駆動させることによって、昇降部12はチェーン14に牽引されて上下方向に昇降できるようになっている。スタッカクレーン1を走行させるとともに、昇降部12を昇降させることにより、スタッカクレーン1の前後に配置されている複数段の荷棚3のうち、目的とする荷棚3まで荷台13を移動させることができる。
尚、スタッカクレーン1の走行、マスト9に対する荷台13の昇降、荷台13の駆動装置類は、図示しない制御装置に接続されている。該制御装置(図示略)には、荷棚3における各コンテナ4の収納位置、コンテナ4の入出庫口(図示略)における停止位置等に関わるプログラムが登録されており、入出庫するコンテナ4に応じた入出庫制御が行われるようになっている。
次に、コンテナ4を搬送する荷台13を図4から図7に基づいて説明する。図4は、荷台を示す平面図であり、図5は、図4における荷台を示すA−A縦断側面図であり、図6は、図4における荷台を示すB−B縦断正面図であり、図7(a)は、ストッパ部材が非規制位置にあるときの荷台を示す縦断正面図であり、図7(b)は、ストッパ部材が規制位置にあるときの荷台を示す縦断正面図である。以下、図4及び図5の左側を荷台13の正面側(前方側)とし、図6及び図7の紙面手前側を荷台13の正面側(前方側)として説明する。
図4に示すように、荷台13は、マスト9に取り付けられた昇降部12を有しており、この昇降部12には、前方に延設される支持体19が取り付けられている。また、この支持体19の上部には、コンテナ4を載置できる長手が左右方向を向く移載手段としての移動板16が設けられている。
図5に示すように、この移動板16は、支持体19上に固定された左右方向を向く摺動部材17上に左右方向に摺動自在に設けられており、支持体19内部に配置された駆動モータ18を駆動させることによって、移動板16は支持体19に対して左右方向に往復動できる。
図6に示すように、スタッカクレーン1の側方の荷棚3上に配置されるコンテナ4を荷台13上に載置させる際には、先ず駆動モータ18を駆動させることで摺動部材17上を摺動させて、移動板16を側方、すなわち荷棚3の方向に移動させる。すると、移動板16が荷棚3の略中央部の切り欠かれた空間に挿入され(図4参照)、移動板16が荷棚3に載置されたコンテナ4の下方側に配置される。
移動板16がコンテナ4の下方側に配置された状態で昇降部12を若干上昇させると、移動板16の上面にコンテナ4が載置され、移動板16上にコンテナ4を載置した状態で、再び駆動モータ18を逆駆動させると移動板16が支持体19上に戻され、コンテナ4が荷台13上に配置されるようになっている。つまり移動板16は、支持体19(荷台13)上の荷台位置と、荷棚3内の荷棚位置と、の間で往復動自在に設けられており、移動板16上にコンテナ4が載置された状態で荷台13が移動されるようになっている。
また図5に示すように、移動板16の前方側と後方側には、左右方向を向く板状をなすガイド板20が立設されており、ガイド板20の上端部は移動板16の上面よりも上方に突出されている。このガイド板20によって移動板16の上面に載置されたコンテナ4が、支持体19上で前後方向にずれないようにガイドされる。
図5及び図6に示すように、支持体19の左右両端部における後方側には、光センサの投光部21と受光部22が立設されており、支持体19の左右両端部における前方側には、光センサの投光部21から投光される赤外線を反射できる反射鏡23が立設されている。光センサの投光部21から投光された赤外線は反射鏡23で反射され、受光部22で検出されるようになっている。これら光センサは、移動板16を移動して荷の移載を行っている際に、荷が確実に移載されているか否かを検出するために利用されている。
また、コンテナ4が支持体19(移動板16)上で左右方向(横方向)にずれて載置された場合や、コンテナ4が正常位置に載置されても地震等によってずれてしまった場合には、コンテナ4が、左右に配置される光センサのうち、いずれか一方の投光部21から出力された赤外線を遮るので、受光部22で赤外線を検出できなくなる。本実施例においては、これら光センサによる荷の検出を利用し、移動体16が支持体19上に位置しているときに、支持体19の左右に配置される受光部22の赤外線の非検出状態によって、コンテナ4が支持体19上において左右方向にずれて配置されているか否かを確認できるようになっており、左右方向にずれて配置されていることが検出され、この旨を前述した制御装置(図示略)が把握した場合には、スタッカクレーン1の駆動を停止させたり、操作者に異常を知らせる警報等を報知するようになっている。
図5及び図6に示すように、支持体19における左右両端部には、落下防止装置としての前後一対のストッパ部材24がそれぞれ設けられている。このストッパ部材24は、正面視で略L字形字状をなし、支持体19に取り付けられた取付金具25に設けられた水平軸26に回動自在に枢着されている。一方の端部は上方に突出されて規制部24aが形成されており、他方の端部には、断面が円形状をなす当接部24bが後方に突出するように設けられている。ストッパ部材24における当接部24bが設けられた端部近傍が水平軸26に枢着されることで、このストッパ部材24は規制部24a側が下がるように自重によって回動される。
また図6に示すように、移動板16の下面の左右両端部には、下方に突出された凸部27が設けられている。この左右両凸部27は、移動板16が支持体19上にあるときに、支持体19の左右両端部に設けられたストッパ部材24の当接部24bに当接するようになっている。
更に図7(a)に示すように、左右両凸部27は、移動板16が支持体19に対して左右いずれかの側方に移動したときに、凸部27がストッパ部材24の当接部24bから離れるようになっている。また、各々の凸部27の左右には、移動体16の移動により凸部27が当接部24bに当接する際に、当接部24bを下方に向けて案内するテーパ部27aが形成されている。
具体的には、テーパ部27は、凸部27の下面における左右側に、それぞれ左右端部側から内側に向けて下方に傾斜するように、移動体16の移動方向に向けて延びる傾斜面にて形成されている。
ここで、図7(a)及び図7(b)を用いてコンテナ4を荷台13上に載置させるときのストッパ部材24について詳述する。図7(a)に示すように、移動板16が支持体19よりも左右どちらかの側方に移動されているときには、移動板16の凸部27がストッパ部材24の当接部24bから離れ、ストッパ部材24は、その自重によって規制部24aが下がり、この状態では規制部24aの上端が、移動板16の上面より上方に突出しない退避位置に位置している。
図7(b)に示すように、移動板16が支持体19上に移動したときには、移動板16の左右両凸部27が、支持体19上の左右両ストッパ部材24の当接部24bにそれぞれ当接し、当接部24bがテーパ部27aにより下方に向けて徐々に押圧され、ストッパ部材24は水平軸26を中心として回動される。この状態では規制部24aの上端が、移動板16の上面より上方に突出する当接規制位置に位置するようになっている。
つまり、図7(a)に示すストッパ部材24の規制部24aの上端が、移動板16の上面よりも下方となる位置が退避位置となっており、図7(b)に示すストッパ部材24の規制部24aの上端が、移動板16の上面よりも上方に突出する位置が退避位置となっている。
尚、1つの凸部27の左右にテーパ部27aが形成され、かつ当接部24bの断面が円形状をなしているため、左方向若しくは右方向から凸部27が当接部24bに当接したときに、当接部24bが凸部27に形成されたテーパ部27aにて下方にスムーズに案内され、テーパ部27aと当接部24bとの当接時における衝突音の発生や部材の破損等が防止される。
図7(b)に示すように、ストッパ部材24が規制位置にあるときには、当接部24bが移動板16の上面より上方に突出されることで、地震などの発生時、コンテナ4が左右移載方向(横方向)にずれることがあっても、移動板16上のコンテナ4がストッパ部材24に当接し、荷台13上から落下することが防止される。尚、ストッパ部材24が荷台13の左右両端部に設けられることで、荷台13上のコンテナ4が左右のいずれの方向にずれても、コンテナ4がストッパ部材24の規制部24aに当接するので落下を防止できる。
また、移動板16の左右方向の移動に連動して、ストッパ部材24が回動(可動)して前記規制位置または前記退避位置に切り替わるため、ストッパ部材24を駆動させるための駆動モータ等を別途設ける必要がなくなり、駆動機構を省略できるので、荷台13を製造するための部品点数を減らして製造コストを低減させることができる。
また、図7(b)に示すように、移動板16が支持体19上にあるときに、凸部27が当接部24bに当接して当接部24bが下方に押圧された状態となり、ストッパ部材24が規制位置にて保持ようになっている。このように移動板16が支持体19上から移動しない限り、ストッパ部材24が回動して規制部24aが退避位置に切り替わることがなく、ストッパ部材24がコンテナ4に押圧されたときにおけるストッパ部材24の回動が確実に規制されるため、コンテナ4の支持体19上からの落下を効果的に防止できる。
また、移動板16が左右方向に移動したときに、ストッパ部材24が、その自重によって回動して非規制位置に切り替わるので、別途、ばね等の付勢手段等を用いてストッパ部材24を規制位置に保持する必要がなくなり、簡素な構成で規制位置と非規制位置とに切り替わる落下防止装置を形成できる。
また、回動自在に設けられた単一のストッパ部材24をL字形状に形成することで、当接部24bと規制部24aとを一体的にストッパ部材24に設けられるようになる。更に、当接部24bと凸部27との当接により水平軸26を中心としてストッパ部材24が回動することで、別途、当接部24bと規制部24aとを連動させるリンク部材等を用いることなく、ストッパ部材24の回動により規制部24aが規制位置と退避位置とに確実に切り替わるようになる。
また、ストッパ部材24は、移動板16の上面よりも下方に設けられた水平軸26に、縦方向に回動自在に枢着されていることで、ストッパ部材24の規制部24aは、移動板16の上面よりも上方に出退自在になるので、コンテナ4の高さ等に関わらず、コンテナ4の下部位置に確実に当接して落下を規制できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、移動板16の下面に下方に突出する凸部27を設け、この凸部27が、移動板16の下方側に配置されるストッパ部材24の当接部24bに当接することで、ストッパ部材24が規制位置に切り替わるようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、移動板16から前方側に向けて水平方向に突出する凸部27を移動板16の前端縁に設け、かつストッパ部材24の当接部24bを、移動板16の前方側に配置することで、移動板16が往復移動した際に、凸部27と当接部24bとが当接できるようにして、ストッパ部材24を規制位置に切り替わるようにしてもよい。
また、前記実施例におけるストッパ部材24は、水平軸26を介して回動自在に設けられ、規制部24aが移動板16の上面よりも上方に突出する規制位置と、該規制位置から退避する退避位置とに回動により切り替わるようになっていたが、例えばストッパ部材を移動板16の前後の側方位置に設けた上下方向を向く軸部材に水平回動自在に設け、移動体16の往復動に連動してストッパ部材が水平回動することで、当接規制部が移動板16の前後側方から移動板16に向けて突出する規制位置と、該規制位置から退避する退避位置とに切り替わるようにしてもよい。
更に、前記実施例では、スタッカクレーン1の左右両側に荷棚3が配置され、荷台13の左右両側からコンテナ4を移載できるようになっているため、荷台13における支持体19の左右両端部にストッパ部材24が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、荷棚3がスタッカクレーン1の左側若しくは右側のいずれか一方に配置されている場合には、支持体19の荷棚3が配置されている側(移載側)の端部にストッパ部材24を設けるようにしてコンテナ4が荷台13上から落下することを防ぐようにしてもよいし、荷台13の前方側からもコンテナ4の移載(入出庫)ができる場合には、支持体19の前方側にストッパ部材24を設けるようにしてもよい。
本発明の実施例におけるスタッカクレーンと荷棚を示す正面図である。 スタッカクレーンと荷棚を示す側面図である。 スタッカクレーンと荷棚を示す平面図である。 荷台を示す平面図である。 図4における荷台を示すA−A縦断側面図である。 図4における荷台を示すB−B縦断正面図である。 (a)は、ストッパ部材が退避位置にあるときの荷台を示す縦断正面図であり、(b)は、ストッパ部材が規制位置にあるときの荷台を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 スタッカクレーン
3 荷棚
4 コンテナ(荷)
6 天井レール(走行路)
8 床面レール(走行路)
11 走行モータ
12 昇降部
13 荷台
16 移動板(移載手段)
17 摺動部材
18 駆動モータ
19 支持体(荷台)
24 スットパ部材(落下防止装置)
24a 規制部(当接規制部)
24b 当接部(移動体当接部)
26 水平軸
27 凸部
27a テーパ部(当接面)

Claims (5)

  1. 荷を収納する複数段の荷棚と、該荷棚に沿って走行自在に設けられるとともに、前記荷を載置する荷台が昇降自在に設けられたスタッカクレーンと、を備え、前記荷台上に設けられた移載手段により該荷台と前記荷棚との間で荷を移載することで荷の出し入れを行う自動倉庫において、前記荷台上に載置された荷の落下を防止する荷の落下防止装置であって、
    前記移載手段は、前記荷台と前記荷棚との間で往復動自在に設けられた移動板を備え、
    前記荷の落下防止装置は、前記移動板の往復動に連動して、前記移動板上に載置された荷に当接して横方向への移動を規制可能な規制位置と、該規制位置から退避する退避位置とに可動自在に設けられたストッパ部材を備えることを特徴とする自動倉庫における荷の落下防止装置。
  2. 前記ストッパ部材は、前記移動板に対して当接可能な移動板当接部と、前記荷を当接規制可能な当接規制部とを有する単一の部材にて構成されている請求項1に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置。
  3. 前記当接規制部が前記規制位置に位置しているときに、前記移動板当接部が前記移動板に当接した状態に保持されている請求項2に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置。
  4. 前記移動板における前記移動板当接部との当接面が、前記移動板の移動方向に対して傾斜する傾斜面にて形成されている請求項2または3に記載の自動倉庫における荷の落下防止装置。
  5. 前記ストッパ部材は、前記移動板の上面よりも下方に設けられた水平軸に、縦方向に回動自在に枢着されている請求項1ないし4のいずれかに記載の自動倉庫における荷の落下防止装置。
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