JP7200922B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関する。
従来、この種の車両としては、筒内噴射弁を有するエンジンと、燃料タンクからの燃料を加圧して筒内噴射弁が接続された供給流路に供給する高圧燃料ポンプを有する燃料供給装置と、供給流路内の燃料の圧力を検出する燃圧センサとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、システムオフされてからシステムオフの状態が予め設定された設定時間だけ経過した後に、システムオフ時の供給流路の暖機の状態の程度を示す暖機判定用パラメータが所定値以上であることを条件の1つに含む異常診断前提条件が成立しているときには、燃圧センサに特性異常が生じているか否かの特性異常診断を行なう。この場合、システムオンからシステムオフの間において、エンジンを運転しているときには暖機判定用パラメータを加算し、エンジンを運転していないときには所定条件が成立した以降に暖機判定用パラメータを減算する。
特開2018-96278号公報
上述の車両では、エンジンを運転しているときには暖機判定用パラメータを加算するものの、エンジンを低負荷運転しながら走行するときなどには、供給流路の温度が低下する場合がある。このため、暖機判定用パラメータが供給流路の温度(暖機の状態の程度)を十分に反映していない不都合が生じることがある。こうした不都合を回避する手法として、エンジンを低負荷運転しながら走行するときなどには、暖機判定用パラメータを所定減算量で減算する手法が考えられる。この手法では、暖機判定用パラメータが時間の経過と共に低下して所定値未満となり、異常診断前提条件が成立しなくなり、特性異常診断を行なう機会が少なくなってしまう。エンジンを比較的長く低負荷運転しながら走行しているときにはエンジンで発生する熱を供給流路が受熱することから、実際の供給流路の暖機の状態が特性異常診断を行なうことが可能な状態となっていることが多い。そのため、暖機判定用パラメータを所定減算量で減算する手法では、暖機判定用パラメータが、供給流路の温度(暖機の状態の程度)を反映した値となっていない可能性がある。
本発明の車両は、暖機判定用パラメータを、供給流路の温度(暖機の状態の程度)をより適切に反映した値とすることを主目的とする。
本発明の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁を有するエンジンと、
燃料タンクからの燃料を加圧して前記筒内噴射弁が接続された供給流路に供給する高圧燃料ポンプを有する燃料供給装置と、
前記供給流路内の燃料の圧力を検出する燃圧センサと、
前記エンジンと前記燃料供給装置とを制御すると共に、システムオフされてからシステムオフの状態が予め設定された設定時間だけ経過した後に、システムオフ時の前記供給流路の暖機の状態の程度を示す暖機判定用パラメータが所定値以上であることを条件の1つに含む異常診断前提条件が成立しているときには前記燃圧センサに特性異常が生じているか否かの特性異常診断を行なう制御装置と、
を備える車両であって、
前記制御装置は、
前記暖機判定用パラメータを、前記エンジンの吸入空気量の積算に基づいて演算し、
システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記供給流路で受熱量よりも放熱量が多いと想定される流路放熱状態でないときには、前記暖機判定用パラメータを加算し、前記流路放熱状態でその継続時間が第1所定時間以上のときには、前記暖機判定用パラメータを下限値以上となる範囲内で減算する
ことを要旨とする。
この本発明の車両では、システムオフされてからシステムオフの状態が予め設定された設定時間だけ経過した後に、システムオフ時の供給流路の暖機の状態の程度を示す暖機判定用パラメータが所定値以上であることを条件の1つに含む異常診断前提条件が成立しているときには、燃圧センサに特性異常が生じているか否かの特性異常診断を行なう。この場合、システムオンからシステムオフの間でエンジンの運転中において、供給流路で受熱量よりも放熱量が多いと想定される流路放熱状態でないときには、暖機判定用パラメータを加算し、流路放熱状態でその継続時間が第1所定時間以上のときには、暖機判定用パラメータを下限値以上となる範囲内で減算する。したがって、暖機判定用パラメータが下限値未満とならないから、暖機判定用パラメータが過度に低い値となることを抑制できる。この結果、暖機判定用パラメータを供給流路の温度をより適切に反映した値とすることができる。
こうした本発明の車両において、前記制御装置は、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間以上のときには、前回の前記暖機判定用パラメータに基づいて減算値を設定し、前記減算値で前記暖機判定用パラメータを減算してもよい。
この場合において、前記制御装置は、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間以上のときには、前記暖機判定用パラメータと車速および/または外気温とに基づいて前記暖機判定用パラメータが前記下限値以上となる範囲内で減算されるように前記減算値を設定してもよい。こうすれば、暖機判定用パラメータを供給流路の温度をより適切に反映した値とすることができる。
また、本発明の車両において、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間未満の第2所定時間未満のときには、前記暖機判定用パラメータを加算し、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第2所定時間以上で且つ前記第1所定時間未満のときには、前記暖機判定用パラメータを保持してもよい。こうすれば、暖機判定用パラメータを供給流路の温度をより適切に反映した値とすることができる。
さらに、本発明の車両において、前記制御装置は、車速が、前記エンジンの吸入空気量が大きいほど高くなるように設定された閾値以上のときに、前記流路放熱状態であると判定するものとしてもよい。これは、エンジンの吸入空気量が大きいほどエンジンの発熱量が多くなって供給流路の受熱量が多くなることと、車速が高いほど走行風が大きくなって供給流路からの放熱量が多くなることとに基づく。こうすれば、車速やエンジンの吸入空気量に基づいて流路放熱状態であるか否かを判定することができる。この場合、閾値は、外気温が低いほど低くなるように設定されるものとしてもよい。これは、外気温が低いほど供給流路からの放熱量が多くなることに基づく。
そして、本発明の車両において、前記制御装置は、前記エンジンの吸入空気量が第1閾値未満で且つ車速が第2閾値以上のときに、前記流路放熱状態であると判定するものとしてもよい。こうすれば、車速やエンジンの吸入空気量に基づいて流路放熱状態であるか否かを判定することができる。ここで、所定空気量は、外気温が低いほど大きくなるように設定されるものとしてもよい。また、所定車速は、外気温が低いほど低くなるように設定されるものとしてもよい。
本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22や燃料供給装置60の構成の概略を示す構成図である。 実施例のHVECU70により実行されるパラメータ演算処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 閾値設定用マップの一例を示す説明図である。 レート値設定用マップの一例を示す説明図である。 イグニッションスイッチ80がオフされてから所定時間が経過したときにHVECU70により実行される特性異常診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジン22の状態、カウンタC、積算パラメータJ、高圧側流路66の温度の時間変化の様子の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、エンジン22や燃料供給装置60の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、燃料供給装置60と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70とを備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などの燃料を用いて動力を出力する内燃機関として構成されている。図2に示すように、エンジン22は、吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁125と、筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁126とを有する。エンジン22は、ポート噴射弁125と筒内噴射弁126とを有することにより、ポート噴射モードと筒内噴射モードと共用噴射モードとのいずれかで運転が可能となっている。ポート噴射モードでは、エアクリーナ122によって清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共にポート噴射弁125から燃料を噴射して空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギによって押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。筒内噴射モードでは、ポート噴射モードと同様に空気を燃焼室に吸入し、吸気行程の途中あるいは圧縮行程に至ってから筒内噴射弁126から燃料を噴射し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させてクランクシャフト26の回転運動を得る。共用噴射モードでは、空気を燃焼室に吸入する際にポート噴射弁125から燃料を噴射すると共に吸気行程や圧縮行程で筒内噴射弁126から燃料を噴射し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させてクランクシャフト26の回転運動を得る。これらの噴射モードは、エンジン22の運転状態に基づいて切り替えられる。燃焼室からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)を有する浄化装置134を介して外気に排出される。
図2に示すように、燃料供給装置60は、エンジン22のポート噴射弁125および筒内噴射弁126に燃料を供給する装置として構成されている。燃料供給装置60は、燃料タンク61と、燃料タンク61の燃料をポート噴射弁125が接続された低圧側流路(第1流路)63に供給するフィードポンプ(第1ポンプ)62と、低圧側流路63に設けられた逆止弁64と、低圧側流路63における逆止弁64よりもポート噴射弁125側の燃料を加圧して筒内噴射弁126が接続された高圧側流路(第2流路)66に供給する高圧燃料ポンプ(第2ポンプ)65とを備える。
フィードポンプ62および逆止弁64は、燃料タンク61内に配置されている。フィードポンプ62は、バッテリ50からの電力の供給を受けて作動する電動ポンプとして構成されている。逆止弁64は、低圧側流路63におけるフィードポンプ62側の燃圧(燃料の圧力)がポート噴射弁125側の燃圧よりも高いときには開弁し、フィードポンプ62側の圧力がポート噴射弁125側の燃圧以下のときには閉弁する。
高圧燃料ポンプ65は、エンジン22からの動力(カムシャフトの回転)によって駆動されて低圧側流路63内の燃料を加圧するポンプである。高圧燃料ポンプ65は、その吸入口に接続されて燃料を加圧する際に開閉する電磁バルブ65aと、その吐出口に接続されて燃料の逆流を防止すると共に高圧側流路66内の燃圧を保持するチェックバルブ65bとを有する。この高圧燃料ポンプ65は、エンジン22の運転中に電磁バルブ65aが開弁されると、フィードポンプ62からの燃料を吸入し、電磁バルブ65aが閉弁されたときに、エンジン22からの動力によって作動する図示しないプランジャによって圧縮した燃料をチェックバルブ65bを介して高圧側流路66に断続的に送り込むことにより、高圧側流路66に供給する燃料を加圧する。なお、高圧燃料ポンプ65の駆動時には、低圧側流路63内の燃圧や高圧側流路66内の燃圧がエンジン22の回転(カムシャフトの回転)に応じて脈動する。
エンジン22および燃料供給装置60は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。
エンジンECU24には、エンジン22を運転制御したり燃料供給装置60を制御したりするのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションθcrや、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温Twを挙げることができる。また、吸気バルブ128を開閉するインテークカムシャフトや排気バルブを開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジションθcaも挙げることができる。さらに、スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットル開度THや、吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からの吸入空気量Qa、吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温Taも挙げることができる。加えて、排気管に取り付けられた空燃比センサ135aからの空燃比AFや、排気管に取り付けられた酸素センサ135bからの酸素信号O2も挙げることができる。また、燃料供給装置60のフィードポンプ62に取り付けられた回転数センサ62aからのフィードポンプ62の回転数Nfpや、低圧側流路63におけるポート噴射弁125付近に取り付けられた燃圧センサ68からのポート噴射弁125に供給する燃料の燃圧Pfp、高圧側流路66における筒内噴射弁126付近に取り付けられた燃圧センサ69からの筒内噴射弁126に供給する燃料の燃圧Pfdも挙げることができる。
エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御したり燃料供給装置60を制御したりするための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される信号としては、例えば、ポート噴射弁125への駆動信号や筒内噴射弁126への駆動信号、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号を挙げることができる。また、フィードポンプ62への駆動制御信号、高圧燃料ポンプ65の電磁バルブ65aへの駆動制御信号も挙げることができる。
エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションθcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。また、エンジンECU24は、エアフローメータ148からの吸入空気量Qaとエンジン22の回転数Neとに基づいて体積効率(エンジン22の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の比)KLを演算している。
図1に示すように、プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、モータMG1,MG2と接続されると共に電力ライン54を介してバッテリ50と接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2、モータMG2の温度を検出する温度センサからのモータMG2の温度tm2などが入力ポートを介して入力されている。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、電力ライン54を介してインバータ41,42と接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbやバッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速V、外気温センサ89からの外気温Toutも挙げることができる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸36の要求駆動力を設定し、要求駆動力に見合う要求動力が駆動軸36に出力されるように、エンジン22とモータMG1,MG2とを運転制御する。エンジン22とモータMG1,MG2との運転モードとしては、以下の(1)~(3)のモードがある。
(1)トルク変換運転モード:要求動力に対応する動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に、エンジン22から出力される動力の全てが、プラネタリギヤ30とモータMG1,MG2とによってトルク変換されて、要求動力が駆動軸36に出力されるようにモータMG1,MG2を駆動制御するモード
(2)充放電運転モード:要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に、エンジン22から出力される動力の全てまたは一部が、バッテリ50の充放電を伴ってプラネタリギヤ30とモータMG1,MG2とによってトルク変換されて、要求動力が駆動軸36に出力されるようにモータMG1,MG2を駆動制御するモード
(3)モータ運転モード:エンジン22の運転を停止して、要求動力が駆動軸36に出力されるようにモータMG2を駆動制御するモード
また、実施例のハイブリッド自動車20では、エンジンECU24は、エンジン22を運転する際には、吸入空気量制御や燃料噴射制御,燃料供給装置60のフィードポンプ62や高圧燃料ポンプ65の制御を行なう。
吸入空気量制御では、最初に、エンジン22の目標トルクTe*に基づいて目標空気量Qa*を設定する。続いて、吸入空気量Qaが目標空気量Qa*となるように目標スロットル開度TH*を設定する。そして、スロットル開度THが目標スロットル開度TH*となるようにスロットルモータ136を制御する。
燃料噴射制御では、最初に、エンジン22の回転数Neおよび体積効率KLに基づいてポート噴射モード、筒内噴射モード、共用噴射モードから実行用噴射モードを設定する。続いて、目標空気量Qa*と実行用噴射モードとに基づいて空燃比AFが目標空燃比AF*(例えば理論空燃比)となるようにポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射量Qfp*,Qfd*を設定する。そして、目標噴射量Qfp*,Qfd*と燃圧Pfp,Pfdとに基づいてポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射時間τfp*,τfd*を設定する。こうして目標噴射時間τfp*,τpd*を設定すると、目標噴射時間τfp*,τfd*の燃料噴射が筒内噴射弁126およびポート噴射弁125から行なわれるように筒内噴射弁126およびポート噴射弁125を制御する。
フィードポンプ62の制御では、最初に、ポート噴射弁125に供給する燃料の目標燃圧Pfp*と、ポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射量Qfp*,Qfd*の和としてのトータル目標噴射量Qfsumと、に基づいてフィードポンプ62の目標吐出量Qpp*を設定する。ここで、目標燃圧Pfp*は、実施例では、エンジン22の運転開始時に比較的高い所定燃圧Pfp1を設定し、所定時間T1が経過すると、所定燃圧Pfp1よりも低い所定燃圧Pfp2に切り替えるものとした。所定燃圧Pfp1としては、例えば、500kPa~550kPa程度が用いられ、所定燃圧Pfp2としては、例えば、380kPa~420kPa程度が用いられる。所定時間T1としては、例えば、5秒~7秒程度が用いられる。また、目標吐出量Qpp*は、実施例では、目標燃圧Pfp*が高いほど多くなり、且つ、トータル目標噴射量Qfsumが多いほど多くなるように設定するものとした。こうして目標吐出量Qpp*を設定すると、フィードポンプ62からの吐出量(燃料量)が目標吐出量Qpp*となるようにフィードポンプ62を制御する。
高圧燃料ポンプ65の制御では、最初に、筒内噴射弁126に供給する燃料の目標燃圧Pfd*と、筒内噴射弁126の目標噴射量Qfd*と、に基づいて高圧燃料ポンプ65の目標吐出量Qpd*を設定する。ここで、目標燃圧Pfd*としては、例えば、数MPa~十数MPa程度が用いられる。目標吐出量Qpd*は、実施例では、目標燃圧Pfd*が高いほど多くなり、且つ、目標噴射量Qfd*が多いほど多くなるように設定するものとした。こうして目標吐出量Qpd*を設定すると、高圧燃料ポンプ65からの吐出量(燃料量)が目標吐出量Qpd*となるように高圧燃料ポンプ65の電磁バルブ65aを制御する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、高圧側流路66における筒内噴射弁126付近に取り付けられた燃圧センサ69の特性異常診断を行なうための前提条件が成立しているか否かの判定に用いる、高圧側流路66の暖機の状態の程度を示す暖機判定用パラメータを演算する際の動作について説明する。図3は、実施例のHVECU70により実行されるパラメータ演算処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、イグニッションスイッチ80がオンされてからオフされるまでの間に、所定時間(例えば、数十msec)毎に繰り返し実行される。実施例では、暖機判定用パラメータとして、エンジン22の吸入空気量Qaの積算に関する積算パラメータJを用いている。積算パラメータJは、イグニッションスイッチ80がオンされたときに、初期値としての値0にリセットされる。
図3のパラメータ演算処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、最初に、エンジン22が運転中であるか停止中であるかを判定する(ステップS100)。エンジン22が停止中であると判定したときには、前回の積算パラメータ(前回J)を新たな積算パラメータJに設定して、即ち、積算パラメータJを保持して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
ステップS100でエンジン22が運転中であると判定したときには、エンジン22の吸入空気量Qaや車速V、外気温Toutなどのデータを入力する(ステップS110)。ここで、エンジン22の吸入空気量Qaは、エアフローメータ148により検出された値をエンジンECU24から通信により入力するものとした。車速Vは、車速センサ88により検出された値を入力するものとした。外気温Toutは、外気温センサ89により検出された値を入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したエンジン22の吸入空気量Qaおよび外気温Toutに基づいて閾値Vrefを設定し(ステップS120)、車速Vを閾値Vrefと比較する(ステップS130)。ここで、閾値Vrefは、高圧側流路66で受熱量よりも放熱量が多いと想定される流路放熱状態であるか否かを判定するのに用いられる閾値である。閾値Vrefは、実施例では、エンジン22の吸入空気量Qaおよび外気温Toutと閾値Vrefとの関係を予め定めて閾値設定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、エンジン22の吸入空気量Qaおよび外気温Toutが与えられると、このマップから対応する閾値Vrefを導出して設定するものとした。図4は、閾値設定用マップの一例を示す説明図である。図示するように、閾値Vrefは、エンジン22の吸入空気量Qaが多いほど高くなるように設定され、且つ、外気温Toutが低いほど低くなるように設定される。これは、車速Vが高いほど走行風が大きくなって高圧側流路66からの放熱量が多くなること、エンジン22の吸入空気量Qaが多いほどエンジン22の発熱量が多くなって高圧側流路66の受熱量が多くなること、外気温Toutが低いほど高圧側流路66からの放熱量が多くなることに基づく。
ステップS130で車速Vが閾値Vref未満のときには、流路放熱状態でないと判断し、流路放熱状態の継続時間を示すカウンタCを値0にリセットし(ステップS140)、エンジン22の吸入空気量Qaを前回の積算パラメータ(前回J)に加算して新たな積算パラメータJを演算して(ステップS200)、本ルーチンを終了する。
ステップS130で車速Vが閾値Vref以上のときには、流路放熱状態であると判断し、カウンタCを値1だけインクリメントして更新し(ステップS150)、更新後のカウンタCを閾値C1や、閾値C1よりも大きい閾値C2、閾値C2よりも大きい閾値C3と比較する(ステップS160~S180)。ここで、閾値C1,C2,C3については後述する。
カウンタCが閾値C1未満のときには、エンジン22の吸入空気量Qaを前回の積算パラメータ(前回J)に加算して新たな積算パラメータJを演算して(ステップS200)、本ルーチンを終了する。
カウンタCが閾値C1以上で且つ閾値C2未満のときには、エンジン22の吸入空気量Qaと値0よりも大きく且つ値1未満の係数kとの積を前回の積算パラメータ(前回J)に加算して新たな積算パラメータJを演算して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。
カウンタCが閾値C2以上で且つ閾値C3未満のときには、前回の積算パラメータ(前回J)を新たな積算パラメータJに設定して、即ち、積算パラメータJを保持して(ステップS220)、本ルーチンを終了する。
カウンタCが閾値C3以上のときには、前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vと外気温Toutとに基づいてレート値ΔJを設定し(ステップS230)、設定したレート値ΔJを前回の積算パラメータ(前回J)から減じて新たな積算パラメータJを演算して(ステップS240)、本ルーチンを終了する。
ここで、レート値ΔJは、実施例では、外気温Tout毎に前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vとレート値ΔJとの関係を予め定めてレート値設定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、外気温Toutが与えられると対応するレート値設定用マップを選択し、選択したレート値設定用マップを用いて前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vとに対応するレート値ΔJを導出して設定するものとしている。図5は、外気温Toutが所定温度Toref(例えば、-10℃)であるときのレート値設定用マップの一例を示す説明図である。レート値ΔJは、前回の積算パラメータ(前回J)が値0より大きい下限値Jminを超えているときには車速Vが高いほど大きくなるように設定される。これは、流路放熱状態(車速Vが閾値Vref以上のとき)を考えており、車速Vが高いほど走行風が大きくなって高圧側流路66からの放熱量が多くなることに基づく。また、レート値ΔJは、前回の積算パラメータ(前回J)が下限値Jmin以下のときには値0となるように設定される。この理由については後述する。さらに、レート値ΔJは、外気温Toutが低いほど大きくなるように設定される。これは、外気温Toutが低いほど高圧側流路66からの放熱量が多くなることに基づく。したがって、カウンタCが閾値C3以上のときには、積算パラメータJは、前回の積算パラメータ(前回J)が下限値Jminを超えているときにはレート値ΔJで減算され、前回の積算パラメータ(前回J)が下限値Jminとなると下限値Jminで保持されることになる。つまり、カウンタCが閾値C3以上のときには、積算パラメータJが下限値Jmin以上となる範囲内で減算されるようにレート値ΔJを設定し、レート値ΔJで積算パラメータJが減算されることになる。
これらのことから、積算パラメータJは、イグニッションスイッチ80がオンされてからオフされるまでの間でエンジン22の運転中において、流路放熱状態でないとき(車速Vが閾値Vref未満のとき)や流路放熱状態(車速Vが閾値Vref以上のとき)でカウンタCが閾値C2未満の場合には加算され、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2以上で且つ閾値C3未満のときには保持されることになる。また、積算パラメータJは、流路放熱状態でカウンタCが閾値C3以上の場合において、前回の積算パラメータ(前回J)が下限値Jminを超えているときには減算され、前回の積算パラメータ(前回J)が下限値Jmin以下のときには保持されることになる。一般に、エンジン22の運転中に流路放熱状態に至ると、流路放熱状態に至る前のエンジン22の輻射熱の影響などにより、高圧側流路66の温度は、若干の間に亘って上昇を継続してから保持されて低下するが、エンジン22が運転中であることから、低下しても下限温度Tmin未満にはならないと考えられる。下限温度Tminは、車速Vが大きいほど低く、外気温Toutが低いほど低くなると考えられる。閾値C1,C2,C3,下限値Jminは、この現象を考慮して、予め実験や解析により定められる。閾値C1としては、例えば、1秒~10秒程度に相当する値が用いられ、閾値C2としては、例えば、100秒~500秒程度に相当する値が用いられ、閾値C3としては、例えば、200秒~600秒程度に相当する値が用いられる。下限値Jminとしては、下限温度Tminに相当する値が用いられ、車速Vが大きいほど小さく、外気温Toutが低いほど小さく設定される。このように、閾値C1,C2,C3,下限値Jminを設け、流路放熱状態のときにカウンタCと閾値C1,C2,C3との大小関係や前回の積算パラメータ(前回J)と下限値Jminとの大小関係に応じて新たな積算パラメータJを設定することにより、積算パラメータJの過度な低下を抑制して、積算パラメータJを、高圧側流路66の温度(暖機の状態の程度)をより適切に反映した値とすることができる。なお、流路放熱状態が継続するときとしては、例えば、エンジン22を低負荷運転しながら高速巡航走行するときを挙げることができる。
次に、イグニッションスイッチ80がオフされてから所定時間T2(例えば、5時間や6時間など)が経過したときに燃圧センサ69の特性異常診断を行なう際の動作について説明する。図6は、イグニッションスイッチ80がオフされてから所定時間T2が経過したときにHVECU70により実行される特性異常診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
図6の特性異常診断処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、最初に、エンジン22の冷却水温Twや、イグニッションスイッチ80がオフされたときの積算パラメータJなどのデータを入力する(ステップS300)。ここで、エンジン22の冷却水温Twは、水温センサ142により検出された値をエンジンECU24から通信により入力するものとした。積算パラメータJは、エンジン22の停止時に図3のパラメータ演算処理ルーチンにより演算された値を入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、エンジン22の冷却水温Twを閾値Twrefと比較し(ステップS310)、積算パラメータJを閾値Jrefと比較する(ステップS320)。ここで、閾値Twrefは、燃圧センサ69の特性異常診断を適正に実行できる程度に高圧側流路66の現在の温度が十分に低下したか否かを判定するのに用いられる閾値であり、予め実験や解析により定められる。閾値Jrefは、イグニッションスイッチ80がオフされたときの高圧側流路66が、燃圧センサ69の特性異常診断を適正に実行できる程度に(イグニッションスイッチ80がオフされてから所定時間T2が経過するまでの間の高圧側流路66の温度の低下に伴う燃料の収縮により、高圧側流路66の燃圧が大気圧相当に低下可能な程度に)暖機されたか否かを判定するのに用いられる閾値であり、予め実験や解析により定められる。ステップS310,S320の処理は、燃圧センサ69の特性異常診断を行なうための前提条件が成立しているか否かを判定する処理である。
ステップS310でエンジン22の冷却水温Twが閾値Twref以上のときや、ステップS320で積算パラメータJが閾値Jref未満のときには、燃圧センサ69の特性異常診断を行なうための前提条件が成立していないと判断し、燃圧センサ69の特性異常診断を行なうことなく、本ルーチンを終了する。
ステップS310でエンジン22の冷却水温Twが閾値Twref未満で、且つ、ステップS320で積算パラメータJが閾値Jref以上のときには、燃圧センサ69の特性異常診断を行なうための前提条件が成立していると判断し、燃圧センサ69の特性異常診断を実行して(ステップS330~S360)、本ルーチンを終了する。
燃圧センサ69の特性異常診断では、最初に、燃圧センサ69により検出された燃圧PfdをエンジンECU24から通信により入力する(ステップS330)。続いて、入力した燃圧Pfdが所定圧力範囲(閾値Pref1から閾値Pref2の範囲)内であるか否かを判定する(ステップS340)。そして、燃圧Pfdが所定圧力範囲内であるときには、燃圧センサ69に特性異常は生じていない(特性正常である)と判定する(ステップS350)。一方、燃圧Pfdが所定圧力範囲外であるときには、燃圧センサ69に特性異常が生じていると判定する(ステップS360)。ここで、所定圧力範囲は、予め実験や解析により定められる。
図7は、エンジン22の状態、カウンタC、積算パラメータJ、高圧側流路66の温度の時間変化の様子の一例を示す説明図である。流路放熱状態に至ると(時刻t1)、カウンタCが増加を開始する。そして、カウンタCが閾値C1未満のときには、カウンタCの増加に伴って積算パラメータJが増加し、カウンタCが閾値C1以上に至ると(時刻t2)、カウンタCが閾値C1未満のときに比して、カウンタCの増加に伴って積算パラメータJが緩やかに増加する。そして、カウンタCが閾値C2以上に至ると(時刻t3)、カウンタCの増加に拘わらずに積算パラメータJが保持され、カウンタCが閾値C3以上に至ると(時刻t4)、カウンタCの増加に伴って積算パラメータJが減少する。そして、積算パラメータJが下限値Jmimに至ると積算パラメータJが保持される(時刻t5)。このように積算パラメータJを演算することにより、積算パラメータJが過度に低い値となることを抑制できる。したがって、高圧側流路66の温度(暖機の状態の程度)をより適切に反映した値とすることができ、燃圧センサ69の特性異常診断の機会を確保して、特性異常診断をより適切に行なうことができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、燃圧センサ69の特性異常診断を行なうための前提条件が成立しているか否かの判定として、積算パラメータJを閾値Jrefと比較する。そして、エンジン22の運転中において、流路放熱状態でないとき(車速Vが閾値Vref未満のとき)や、流路放熱状態(車速Vが閾値Vref以上のとき)でカウンタCが閾値C2未満のときには、積算パラメータJを加算し、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2以上で且つ閾値C3未満のときには、積算パラメータJを保持し、流路放熱状態でカウンタCが閾値C3以上のときには、積算パラメータJが下限値Jmin以上となる範囲内で減算されるように前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vと外気温Toutとに基づいてレート値ΔJを設定し、レート値ΔJで積算パラメータJを減算する。これにより、積算パラメータJを、高圧側流路66の温度(暖機の状態の程度)をより適切に反映した値とすることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、流路放熱状態でカウンタCが閾値C3以上の場合において、前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vと外気温Toutとに応じてレート値ΔJを設定し、前回の積算パラメータ(前回J)からレート値ΔJを減算することにより、積算パラメータJを下限値Jmin以上となる範囲内で減算するものとした。しかし、積算パラメータJに拘わらず車速Vと外気温Toutとに応じてレート値ΔJを設定し、前回の積算パラメータ(前回J)からレート値ΔJを減じたものと下限値Jminとのうち大きいほうの値を新たな積算パラメータJとして設定することにより、積算パラメータJが下限値Jmin以上となる範囲内で積算パラメータJを減算するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、吸入空気量Qaおよび外気温Toutに基づいて、車速Vとの比較に用いる(流路放熱状態であるか否かの判定に用いる)閾値Vrefを設定するものとした。しかし、外気温Toutを用いずに、吸入空気量Qaだけに基づいて閾値Vrefを設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、吸入空気量Qaと外気温Toutとに基づいて閾値Vrefを設定し、車速Vが閾値Vref未満のときには、カウンタCを値0にリセットし、車速Vが閾値Vref以上のときには、カウンタCを値1だけインクリメントして更新するものとした。しかし、吸入空気量Qaが閾値Qaref以上のときや、車速Vが閾値Vref2未満のときには、カウンタCを値0にリセットし、吸入空気量Qaが閾値Qaref未満で且つ車速Vが閾値Vref2以上のときには、カウンタCを値1だけインクリメントして更新するものとしてもよい。この場合、閾値Qarefとしては、一律の値が用いられるものとしてもよいし、外気温Toutが低いほど大きくなる値が用いられるものとしてもよい。閾値Vref2は、一律の値が用いられるものとしてもよいし、外気温Toutが低いほど低くなる値が用いられるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、流路放熱状態でカウンタCが閾値C1以上で且つ閾値C2未満のときには、流路放熱状態でカウンタCが閾値C1未満のときに比して、積算パラメータをそれぞれ小さい加算値で加算するものとした。しかし、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2未満のときには、カウンタCが閾値C1以上であるか否かに拘わらずに、積算パラメータJをそれぞれ一律の加算値で加算するものとしてもよい。また、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2未満のときには、積算パラメータJをそれぞれカウンタCが大きくなるにつれて小さくなる傾向の加算値で加算するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2未満のときには、積算パラメータJを加算し、流路放熱状態でカウンタCが閾値C2以上で且つ閾値C3未満のときには、積算パラメータJを保持するものとした。しかし、流路放熱状態でカウンタCが閾値C3未満のときには、カウンタCが閾値C2以上であるか否かに拘わらずに、積算パラメータJを加算するもの、または、積算パラメータJを保持するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、流路放熱状態でカウンタCが閾値C3以上のときには、前回の積算パラメータ(前回J)と車速Vと外気温Toutとに基づいて、積算パラメータJの減算に用いるレート値ΔJを設定するものとした。しかし、車速Vおよび外気温Toutのうちのいずれかと前回の積算パラメータ(前回J)とに基づいてレート値ΔJを設定するものとしてもよいし、前回の積算パラメータ(前回J)だけに基づいてレート値ΔJを設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の停止中には、積算パラメータJを保持するものとした。しかし、エンジン22が停止すると、直ちに積算パラメータJの減算を開始するものとしてもよい。また、エンジン22が停止してから所定時間が経過するまでは、積算パラメータJを保持し、所定時間が経過すると、積算パラメータJの減算を開始するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジンECU24とモータECU40とバッテリECU52とHVECU70とを備えるものとしたが、これらのうちの少なくとも2つを単一の電子制御ユニットとして構成するものとしてもよい。
実施例では、駆動輪39a,39bに連結された駆動軸36にプラネタリギヤ30を介してエンジン22およびモータMG1を接続すると共に駆動軸36にモータMG2を接続する構成とした。しかし、駆動輪に連結された駆動軸に変速機を介してモータを接続すると共にそのモータの回転軸にクラッチを介してエンジンを接続するいわゆる1モータハイブリッド自動車の構成としてもよい。また、駆動輪に連結された駆動軸に走行用モータを接続すると共にその走行用モータと電力をやりとりする発電用モータをエンジンに接続するいわゆるシリーズハイブリッド自動車の構成としてもよい。さらに、モータを備えずにエンジンからの動力だけを用いて走行する自動車の構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、筒内噴射弁126が「筒内噴射弁」に相当し、エンジン22が「エンジン」に相当し、高圧側流路66が「供給流路」に相当し、高圧燃料ポンプ65が「高圧燃料ポンプ」に相当し、燃料供給装置60が「燃料供給装置」に相当し、燃圧センサ69が「燃圧センサ」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジンECU、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、40 モータECU、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリECU、54 電力ライン、60 燃料供給装置、61 燃料タンク、62 フィードポンプ、62a 回転数センサ、63 低圧側流路、64 逆止弁、65 高圧燃料ポンプ、65a 電磁バルブ、65b チェックバルブ、66 高圧側流路、68 燃圧センサ、69 燃圧センサ、70 HVECU、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 外気温センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、125 ポート噴射弁、126 筒内噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ。

Claims (4)

  1. 筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁を有するエンジンと、
    燃料タンクからの燃料を加圧して前記筒内噴射弁が接続された供給流路に供給する高圧燃料ポンプを有する燃料供給装置と、
    前記供給流路内の燃料の圧力を検出する燃圧センサと、
    前記エンジンと前記燃料供給装置とを制御すると共に、システムオフされてからシステムオフの状態が予め設定された設定時間だけ経過した後に、システムオフ時の前記供給流路の暖機の状態の程度を示す暖機判定用パラメータが所定値以上であることを条件の1つに含む異常診断前提条件が成立しているときには前記燃圧センサに特性異常が生じているか否かの特性異常診断を行なう制御装置と、
    を備える車両であって、
    前記制御装置は、
    前記暖機判定用パラメータを、前記エンジンの吸入空気量の積算に基づいて演算し、
    システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記供給流路で受熱量よりも放熱量が多いと想定される流路放熱状態でないときには、前記暖機判定用パラメータを加算し、前記流路放熱状態でその継続時間が第1所定時間以上のときには、前記暖機判定用パラメータを下限値以上となる範囲内で減算する
    車両。
  2. 請求項1記載の車両であって
    前記制御装置は、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間以上のときには、前回の前記暖機判定用パラメータに基づいて減算値を設定し、前記減算値で前記暖機判定用パラメータを減算する
    車両。
  3. 請求項2記載の車両であって
    前記制御装置は、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間以上のときには、前記暖機判定用パラメータと車速および/または外気温とに基づいて前記暖機判定用パラメータが前記下限値以上となる範囲内で減算されるように前記減算値を設定する
    車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の車両であって、
    前記制御装置は、システムオンからシステムオフの間で前記エンジンの運転中において、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第1所定時間未満の第2所定時間未満のときには、前記暖機判定用パラメータを加算し、前記流路放熱状態の前記継続時間が前記第2所定時間以上で且つ前記第1所定時間未満のときには、前記暖機判定用パラメータを保持する
    車両。
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