JP7188620B2 - ボールねじ装置のグリース封入方法及びグリース封入装置、並びに、ボールねじ装置の製造方法、直動アクチュエータの製造方法、車両用ブレーキの製造方法、及び車両の製造方法 - Google Patents
ボールねじ装置のグリース封入方法及びグリース封入装置、並びに、ボールねじ装置の製造方法、直動アクチュエータの製造方法、車両用ブレーキの製造方法、及び車両の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7188620B2 JP7188620B2 JP2021577186A JP2021577186A JP7188620B2 JP 7188620 B2 JP7188620 B2 JP 7188620B2 JP 2021577186 A JP2021577186 A JP 2021577186A JP 2021577186 A JP2021577186 A JP 2021577186A JP 7188620 B2 JP7188620 B2 JP 7188620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- grease
- screw shaft
- ball screw
- covering member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0408—Exchange, draining or filling of transmission lubricant
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0463—Grease lubrication; Drop-feed lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0463—Grease lubrication; Drop-feed lubrication
- F16H57/0464—Grease lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0497—Screw mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/34—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
- F16D2125/40—Screw-and-nut
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
(1) 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置された複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えたボールねじ装置における前記ナットの前記無限循環路に、グリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入方法であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を被覆部材で覆う工程と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間にグリースを供給する工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記一端部側における前記無限循環路の端部に近づけ、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路の領域に送る工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させて、前記被覆部材を前記ねじ軸とともに前記ナットの一端部から抜け出させる工程と、
前記被覆部材を前記ねじ軸から取り外す工程と、
を含む、
ボールねじ装置のグリース封入方法。
(2) 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置された複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えるボールねじ装置における前記ナットの前記無限循環路に、グリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入方法であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を被覆部材で覆って、前記ナットの一端側を、前記被覆部材を介して支持部に支持させる支持工程と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間から、ナット内側に向けてグリースを圧送するグリース圧送工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を、前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記無限循環路の位置に到達させて、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路に送るグリース移送工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させるとともに、前記被覆部材を前記ねじ軸の移動とともに前記ナットの一端部から抜け出させる戻し工程と、
前記ボールねじ装置を前記支持部から取り外し、前記被覆部材を前記ねじ軸から除去する取り外し工程と、
を含む、
ボールねじ装置のグリース封入方法。
上記したボールねじ装置のグリース封入方法によれば、ナットの一端部から突出したねじ軸の外周を被覆部材で覆い、この状態でグリースをナット内側に供給し、ねじ軸をスリーブと共にナット内側で移動させることで、ナット内側のグリースを無限循環路に供給できる。また、ねじ軸の被覆部材で覆われた部分へのグリースの付着を抑制できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、ねじ軸よりも容易に固定できるナットを固定側にすることで、ボールねじ装置をより安定して支持できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、ねじ軸を回転駆動する場合と比較して低トルクで回転駆動できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、薄肉な側壁部を通じてグリースがナット内側に圧送される。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、吐出方向を傾斜させたノズルからグリースを圧送するため、ナット内側に効率よくグリースを供給できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、ナット内側の周方向に沿って均一にグリースを供給できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、小径部の外周面とナットの内周面との間に形成される隙間にグリースが供給され、隙間の小さい小径部以外の領域にはグリースが流れにくくなる。これにより、ナット内側に向けて選択的にグリースを圧送できる。
このボールねじ装置のグリース封入方法によれば、被覆部材の底によってねじ軸の端部を確実に覆うことができ、ねじ軸の端部へのグリースの付着を抑制できる。
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を覆う被覆部材と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間にグリースを供給するグリース供給部と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記一端部側における前記無限循環路の端部に近づけ、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路の領域に移送するグリース移送部と、
を備え、
前記グリース移送部は、前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させ、前記被覆部材を、前記ねじ軸とともに前記ナットの一端部から抜け出させて前記ねじ軸から取り外す、
ボールねじ装置のグリース封入装置。
(11) 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置される複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えるボールねじ装置において、前記ナットの前記無限循環路にグリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入装置であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸を覆う被覆部材と、
前記ナットの一端部を、前記被覆部材を介して支持する支持部と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間に、前記グリースを圧送するグリース供給部と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させる回転機構による回転と同期して、前記被覆部材を前記ねじ軸と共に軸方向に沿って移動させて、前記隙間に圧送された前記グリースを、前記ナットの前記無限循環路に移送するグリース移送部と、
を備え、
前記ボールねじ装置を前記支持部から取り外すときに、前記被覆部材が前記ねじ軸から除去される、ボールねじ装置のグリース封入装置。
上記したボールねじ装置のグリース封入装置によれば、ナット内側に圧送されたグリースを、被覆部材の移動によって無限循環路へ移送できる。
前記回転機構により前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させるとともに、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ移動させ、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記無限循環路の位置に到達させて、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路に送る機能と、
前記回転機構により前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させるとともに、前記被覆部材を前記ねじ軸の移動と同期して前記ナットの一端部から抜け出る方向に移動させる機能と、
を有する(11)に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、ナットの一端部から突出したねじ軸の外周を被覆部材で覆い、この状態でグリースをナット内側に供給し、ねじ軸を被覆部材と共にナット内側で移動させることで、ナット内側のグリースを無限循環路に供給できる。また、ねじ軸の被覆部材で覆われた部分へのグリースの付着を抑制できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、ねじ軸よりも容易に固定できるナットを固定側にすることで、ボールねじ装置をより安定して支持できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、ねじ軸を回転駆動する場合と比較して低トルクで回転駆動できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、吐出方向を傾斜させたノズルからグリースを圧送するため、ナット内側に効率よくグリースを供給できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、ナット内側の周方向に沿って均一にグリースを供給できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、小径部の外周面とナットの内周面との間に形成される隙間にグリースが供給され、隙間の小さい小径部以外の領域にはグリースが流れにくくなる。これにより、ナット内側に向けて選択的にグリースを圧送できる。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、薄肉な側壁部を通じてグリースがナット内側に圧送される。
このボールねじ装置のグリース封入装置によれば、被覆部材の底によってねじ軸の端部を確実に覆うことができ、ねじ軸の端部へのグリースの付着を抑制できる。
前記ナットの前記無限循環路にはグリースが塗布され、前記ナットから突出した前記ねじ軸の露出部にはグリースが付着されていないボールねじ装置。
このボールねじ装置によれば、グリースが必要な無限循環路にグリースが塗布されて、ねじ軸とナットとの円滑な回転が維持される。また、ねじ軸の露出部にはグリースが付着していないため、露出部への異物及び汚れの付着が抑制される。なる。
このボールねじ装置の製造方法によれば、ナット内側の無限循環路に確実にグリースが供給され、ねじ軸の露出部へのグリースの付着を抑えたボールねじ装置を効率よく製造できる。
この直動アクチュエータの製造方法によれば、円滑な動作が得られ、ねじ軸の汚れが少ない高品質の直動アクチュエータを製造できる。
この車両用ブレーキの製造方法によれば、円滑な動作が得られ、ねじ軸の汚れが少ない高品質の車両用ブレーキを製造できる。
この車両の製造方法によれば、円滑な動作が得られ、ねじ軸の汚れが少ない高品質の車両を製造できる。
以下の説明では、ボールねじ装置としてフロップオーバー方式のボールねじ装置を例示するが、本発明はこれに限らず、他の方式のものにも適用が可能である。
<ボールねじ装置の構成>
図1は、ボールねじ装置の外観斜視図である。図2は、図1に示すボールねじ装置の一部断面図である。
ねじ軸10における、ナット20を挟んだ一方の側(図1の奥側)を第1端部10a、第1端部10aの反対側(図1の手前側)を第2端部10bとする。ねじ軸10の第1端部10aを、ナット20から露出している部分として露出部15とする。ナット20における、突起部26を挟んで、一端側(ねじ軸10の第1端部10a側)を第1ナット部20a、他端側(ねじ軸10の第2端部10b側)を第2ナット部20b、第1ナット部20a側の端面を第1ナット端面20c、第2ナット部20b側の端面を第2ナット端面20dとする。なお、図2に示すボール30は、その一部を仮想線で示している。
[第1構成例]
図3は、ボールねじ装置のグリース封入装置の全体構成図である。
ボールねじ装置のグリース封入装置100は、ナット20の内側に潤滑剤であるグリースを供給する。そして、上記したボールねじ装置1を、ナット20の無限循環路31にはグリースGが塗布され、ナット20から突出したねじ軸10の露出部15にはグリースGが付着されていない状態にする。以下、ボールねじ装置のグリース封入装置100を単にグリース封入装置100という。グリース封入装置100は、支持部110と、回転機構200と、駆動部300と、グリース供給部400と、被覆部材であるスリーブ500と、スリーブ移動機構600と、を備える。以下に、上記した各部の構成を順に説明する。
支持部110は、ボールねじ装置1の軸方向一端側を支持する治具であり、固定台座となるベース120と、ベース120上に固定される支持台130と、支持台130上に固定されるナット保持部140と、を備える。ベース120の中央部にはベース120を貫通する開口部121が形成される。支持台130の中央部には支持台130を貫通する貫通孔131が形成される。ナット保持部140の中央部にはナット保持部140を貫通する支持孔141が形成される。開口部121、貫通孔131及び支持孔141は、それぞれねじ軸10の軸線Lと同軸に形成されることで、ベース120、支持台130及びナット保持部140は、同軸に配置される。
図4は、グリース供給部400の一部拡大断面図である。
グリース供給部400は、グリース溜まり401と、複数のノズル402とを有する。グリース溜まり401は、軸線Lを中心とする円環形状を有し、内部にグリースGを貯留する。グリース溜まり401には、吐出方向を径方向からナット20側に傾斜させた複数のノズル402が接続される。複数のノズル402それぞれは、先端が先細りに形成され、吐出口403が貫通孔131の内周面に開口する。
図3に示すように、回転機構200は、ねじ軸固定部210とナット押さえ部220とを備える。ねじ軸固定部210は、クランプ部211を有し、ナット押さえ部220は、ナット固定機構221を有する。
駆動部300は、図3に示すように、制御部301と、グリース送給部302と、押込み駆動部303と、ねじ軸回転駆動部304と、ナット押さえ駆動部305と、を備える。
グリース送給部302は、グリース供給部400にグリースGを供給する、例えば定量ピストンであり、グリース供給量及びグリース供給圧を調整する。
押込み駆動部303は、後述するスリーブ押込み部610を昇降させる昇降機620の駆動及び停止を行う。ねじ軸回転駆動部304は、ねじ軸固定部210の回転の駆動及び停止を行う。ナット押さえ駆動部305は、ナット押さえ部220の昇降の駆動及び停止を行う。ねじ軸回転駆動部304、ナット押さえ駆動部305は、例えばモーター等のアクチュエータで構成される。
スリーブ500は、支持台130の貫通孔131に配置され、ボールねじ装置1におけるナット20の一端部から突出したねじ軸10に挿入されて、露出部15を覆う被覆部材である。ここでは被覆部材として円筒状のスリーブ500を例示しているが、形状はこれに限らない。例えば、ねじ軸10の外周に当接するリング部と、リング部の下方を支持する枠部材とを有する構成であってもよく、後述するねじ軸10の先端部へのグリースの付着を抑制する構成であればよい。
スリーブ500は、円筒状の側壁部501と、底部502とを有する有底筒状である。側壁部501は、先端側に外周面を縮径した小径部503と、基端側に大径部504とを有する。小径部503は、外周面を縮径して形成され、図2に示すねじ軸10の最大半径φdとナット20の最小半径φDとの差Δtよりも薄肉になっている。小径部503は、図4に示すように、軸線L方向に関して、ノズル402の吐出口403の対向位置からスリーブ500の挿入方向先端の領域に形成される。
スリーブ移動機構600は、図3に示すように、スリーブ押込み部610と、昇降機620とを有する。スリーブ押込み部610は、スリーブ500に当接する先端側が円柱形状の軸体611であり、軸体611の基端側には昇降機630に接続するフランジ部612が設けられる。軸体611は、ベース120の開口部121を貫通し、支持台130の貫通孔131に挿入される。
次に、グリース封入装置100によりボールねじ装置1の無限循環路31にグリースGを供給する各工程を順次に説明する。
図6は、ボールねじ装置1へのグリース封入手順を示すフローチャートである。図7A~図7Hは、グリース封入手順を段階的に示す工程説明図である。各手順においては、制御部301が、ねじ軸回転駆動部304、ナット押さえ駆動部305、グリース送給部302、押込み駆動部303に駆動信号を出力することで、各部を駆動させる。
図7Aに示すように、ボールねじ装置1を支持部110の上方に配置する。支持台130の貫通孔131内には、スリーブ500が配置されている。ボールねじ装置1のハンドリングは、作業者又は不図示のロボットにより行ってもよい。
次に、ねじ軸固定部210とナット押さえ部220とを下降させ、ボールねじ装置1を固定する(S2)。つまり、ねじ軸固定部210のクランプ部211により、ねじ軸10の第2端部10bを把持し、ナット押さえ部220のナット固定機構221により、ナット20の突起部26を支持部110側に向けて押圧する。これにより、ボールねじ装置1のナット20は支持部110に固定され、ねじ軸10は回転可能なねじ軸固定部210に支持される。
次に、図7Dに示すように、グリース送給部302を駆動して、グリースGをグリース供給部400のグリース溜まり401に供給する。そして、グリース送給部302は、グリースGの送給量、送給速度、送給圧力等を調整しながら、ノズル402から所定量のグリースGをナット内側に向けて供給する(S3)。
グリース圧送工程を更に詳細に説明すると、図8の(A)に示すように、ねじ軸10が静止した状態で、非無限循環路32におけるねじ軸10の第1ねじ溝11にグリースGが圧送される。
次に、図7Eに示すように、ねじ軸固定部210を回転駆動して、ねじ軸10を回転させながら上昇させる。また、ねじ軸固定部210の回転と同期して昇降機620を駆動し、スリーブ押込み部610の軸体611を上昇させる。このときのねじ軸10と軸体611との移動速度及び移動量は、互いに等しくなるようにする。スリーブ押込み部610の軸体611が上昇すると、スリーブ500がナット20の第1ナット部20a内に挿入される。すると、ナット20の非無限循環路32に供給されたグリースGが、スリーブ500の先端で掻き出され、無限循環路31に向けて移送される(S4)。
次に、図7Fに示すように、ねじ軸固定部210を、グリース移送工程のときの逆方向に回転させて、ねじ軸10を下降させるとともに、昇降機620を駆動して、スリーブ押込み部610の軸体611と一緒にスリーブ500を下降させる(S6)。ねじ軸10とスリーブ500が図8の(A)に示す元の位置に戻ると、ねじ軸固定部210の回転を停止させる。
そして、図7Gに示すように、ねじ軸固定部210及びナット押さえ部220と、ボールねじ装置1との固定を解除して、ねじ軸固定部210及びナット押さえ部220とを上方に待避させる(S7)。
さらに、図7Hに示すように、支持部110に支持されたボールねじ装置1を上方に引き抜き、ボールねじ装置1を支持部110から取り外す(S8)。このとき、スリーブ500がスリーブ押込み部610の軸体611と一体に接続されているため、スリーブ500で覆われたねじ軸10の露出部15は、スリーブ500が除去されることで表出する。その結果、ねじ軸10の露出部15は、グリースGが付与されていない状態となり、異物、汚れが付着しにくくなる。
次に、グリース封入装置100の第2構成例を説明する。
図9は、第2構成例のグリース封入装置100Aの要部を示す一部拡大断面図である。
本構成のグリース封入装置100Aは、グリース圧送工程において、グリース供給部400から供給されるグリースGを、スリーブ500の挿入方向先端から、ねじ軸10とカラー146との間の隙間Sに供給する。
その他にも、回転部又はスライド部を有する機械、各種製造装置、アクチュエータ(直動アクチュエータ)、アクチュエータを組み合わせたXYテーブル等の複数自由度の駆動装置、直動装置における回転機構の支持部、回転装置における直動機構部の支持部にも適用される。また、ステアリングコラム、電動パワーステアリング装置、及びウォーム減速機等の操舵装置の回転支持部にも適用される。更に、自動車、オートバイ、鉄道等の車両、あるいは、車両用のブレーキ装置にも適用可能である。
10 ねじ軸
11 第1ねじ溝
15 露出部
20,20A ナット
21 第2ねじ溝
22 転走路
24 駒
30 ボール
31 無限循環路
100,100A ボールねじ装置のグリース封入装置
110 支持部
120 ベース
130 支持台
140 ナット保持部
200 回転機構(グリース移送部)
300 駆動部(グリース移送部)
400 グリース供給部
401 グリース溜まり
402 ノズル
403 吐出口
500 スリーブ(被覆部材)
503 小径部
600 スリーブ移動機構(グリース移送部)
G グリース
S 隙間
Claims (23)
- 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置された複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えたボールねじ装置における前記ナットの前記無限循環路に、グリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入方法であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を被覆部材で覆う工程と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間にグリースを供給する工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記一端部側における前記無限循環路の端部に近づけ、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路の領域に送る工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させて、前記被覆部材を前記ねじ軸とともに前記ナットの一端部から抜け出させる工程と、
前記被覆部材を前記ねじ軸から取り外す工程と、
を含む、
ボールねじ装置のグリース封入方法。 - 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置された複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えるボールねじ装置における前記ナットの前記無限循環路に、グリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入方法であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を被覆部材で覆って、前記ナットの一端側を、前記被覆部材を介して支持部に支持させる支持工程と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間から、ナット内側に向けてグリースを圧送するグリース圧送工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を、前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記無限循環路の位置に到達させて、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路に送るグリース移送工程と、
前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させるとともに、前記被覆部材を前記ねじ軸の移動とともに前記ナットの一端部から抜け出させる戻し工程と、
前記ボールねじ装置を前記支持部から取り外し、前記被覆部材を前記ねじ軸から除去する取り外し工程と、
を含む、
ボールねじ装置のグリース封入方法。 - 前記ナットを前記支持部に固定し、前記ねじ軸を回転させて、前記ねじ軸を前記ナットに対して移動させる請求項2に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記ねじ軸を、前記支持部に軸方向移動可能で且つ回転不能に支持し、前記ナットを回転させて、前記ねじ軸を前記ナットに対して移動させる請求項2に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記被覆部材は、前記ねじ軸の最大半径と前記ナットの最小半径との差よりも薄肉な側壁部を有するスリーブである請求項1~4のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記ナットの一端部において、前記ねじ軸の径方向から前記ナット内側に向けて吐出方向を傾斜させたノズルから前記グリースを圧送する請求項1~5のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記ねじ軸の周方向に沿って設けられた複数の前記ノズルから前記グリースを圧送する請求項6に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記ナット内側に挿入された前記被覆部材は、前記ノズルの吐出口の対向位置から前記挿入方向先端までの領域に、外周面を縮径した小径部を有し、前記小径部を通じて前記グリースを前記ナット内側に供給する請求項6又は7に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 前記被覆部材は、有底筒状である請求項1~8のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入方法。
- 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置された複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えるボールねじ装置において、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸の外周を覆う被覆部材と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間にグリースを供給するグリース供給部と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させて、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ挿入し、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記一端部側における前記無限循環路の端部に近づけ、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路の領域に移送するグリース移送部と、
を備え、
前記グリース移送部は、前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させ、前記被覆部材を、前記ねじ軸とともに前記ナットの一端部から抜け出させて前記ねじ軸から取り外す、
ボールねじ装置のグリース封入装置。 - 外周面に第1ねじ溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され、内周面に第2ねじ溝が形成されたナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転走路に配置される複数のボールと、前記ボールを前記転走路の一部位から他の部位へ戻す無限循環路と、を備えるボールねじ装置において、前記ナットの前記無限循環路にグリースを塗布するボールねじ装置のグリース封入装置であって、
前記ナットの一端部から突出した前記ねじ軸を覆う被覆部材と、
前記ナットの一端部を、前記被覆部材を介して支持する支持部と、
前記ナットの一端側のナット内周面と前記ねじ軸との間の隙間に、前記グリースを圧送するグリース供給部と、
前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させる回転機構による回転と同期して、前記被覆部材を前記ねじ軸と共に軸方向に沿って移動させて、前記隙間に圧送された前記グリースを、前記ナットの前記無限循環路に移送するグリース移送部と、
を備え、
前記ボールねじ装置を前記支持部から取り外すときに、前記被覆部材が前記ねじ軸から除去される、ボールねじ装置のグリース封入装置。 - 前記グリース移送部は、
前記回転機構により前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させるとともに、前記突出したねじ軸を前記被覆部材で覆ったままナット内側へ移動させ、前記被覆部材の挿入方向先端を前記ナットの前記無限循環路の位置に到達させて、前記ナット内側に供給されたグリースを前記無限循環路に送る機能と、
前記回転機構により前記ねじ軸と前記ナットとを前記相対回転の方向と逆方向に相対回転させるとともに、前記被覆部材を前記ねじ軸の移動と同期して前記ナットの一端部から抜け出る方向に移動させる機能と、
を有する請求項11に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。 - 前記支持部は、前記ナットを固定し、
前記回転機構は、前記ねじ軸を回転させる請求項11又は12に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。 - 前記支持部は、前記ねじ軸を軸方向移動可能で且つ回転不能に支持し、
前記回転機構は、前記ナットを回転させる請求項11又は12に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。 - 前記支持部は、前記ナットの一端部において、前記ねじ軸の径方向からナット内側に向けて吐出方向を傾斜させたノズルを有する請求項11~14のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
- 前記ねじ軸の周方向に沿って複数の前記ノズルが設けられた請求項15に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
- 前記被覆部材は、前記ノズルの吐出口の対向位置から挿入方向先端までの領域に、外周面を縮径した小径部を有する請求項15又は16に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
- 前記被覆部材は、前記ねじ軸の最大半径と前記ナットの最小半径との差よりも薄肉な側壁部を有するスリーブである、請求項10~17のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
- 前記被覆部材は、有底筒状である請求項10~18のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入装置。
- 請求項1~9のいずれか1項に記載のボールねじ装置のグリース封入方法により、前記グリースを前記無限循環路に供給するボールねじ装置の製造方法。
- 請求項20に記載のボールねじ装置の製造方法により製造された前記ボールねじ装置を用いて、直動アクチュエータを製造する直動アクチュエータの製造方法。
- 請求項20に記載のボールねじ装置の製造方法により製造された前記ボールねじ装置を用いて、車両用ブレーキを製造する車両用ブレーキの製造方法。
- 請求項20に記載のボールねじ装置の製造方法により製造された前記ボールねじ装置を用いて、車両を製造する車両の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020141099 | 2020-08-24 | ||
JP2020141099 | 2020-08-24 | ||
PCT/JP2021/030822 WO2022045070A1 (ja) | 2020-08-24 | 2021-08-23 | ボールねじ装置のグリース封入方法及びグリース封入装置、並びに、ボールねじ装置、ボールねじ装置の製造方法、直動アクチュエータの製造方法、車両用ブレーキの製造方法、及び車両の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022045070A1 JPWO2022045070A1 (ja) | 2022-03-03 |
JP7188620B2 true JP7188620B2 (ja) | 2022-12-13 |
Family
ID=80353349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021577186A Active JP7188620B2 (ja) | 2020-08-24 | 2021-08-23 | ボールねじ装置のグリース封入方法及びグリース封入装置、並びに、ボールねじ装置の製造方法、直動アクチュエータの製造方法、車両用ブレーキの製造方法、及び車両の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230279941A1 (ja) |
EP (1) | EP4001688B1 (ja) |
JP (1) | JP7188620B2 (ja) |
CN (1) | CN115956171A (ja) |
WO (1) | WO2022045070A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4230502A1 (de) * | 2022-02-22 | 2023-08-23 | thyssenkrupp Presta Aktiengesellschaft | Verstellantrieb für eine lenksäule und lenksäule für ein kraftfahrzeug |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031322A (ja) | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 日本精工株式会社 | ボールねじ及びその製造方法 |
Family Cites Families (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3132719A (en) * | 1962-05-14 | 1964-05-12 | Vard Division Royal Ind | Ball nut and screw lubricator |
US4905533A (en) * | 1988-12-27 | 1990-03-06 | Thomson Saginaw Ball Screw Company, Inc. | Seal and scraper assembly for ball bearing screws and the like |
US5014568A (en) * | 1990-02-28 | 1991-05-14 | Dana Corporation | Deflector for ball screw and nut assembly |
JP2571138Y2 (ja) * | 1990-06-04 | 1998-05-13 | 日本トムソン株式会社 | 小型ボールねじ |
US5228353A (en) * | 1990-12-25 | 1993-07-20 | Nsk, Ltd. | Ball screw device |
US6023991A (en) * | 1993-06-21 | 2000-02-15 | Nsk Ltd. | Ball screw lubricated with oil-containing polymer |
DE4435759C2 (de) * | 1993-10-07 | 1998-04-16 | Nsk Ltd | Linear-Wälzführung mit umlaufenden Wälzkörpern |
JPH084873A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-12 | Ntn Corp | 真空機器用ボールねじ |
JP4215285B2 (ja) * | 1995-08-08 | 2009-01-28 | 株式会社小松製作所 | 自己潤滑性焼結摺動材およびその製造方法 |
US6216821B1 (en) * | 1997-07-24 | 2001-04-17 | Nsk Ltd. | Lubricating apparatus for ball screw |
NL1010575C2 (nl) * | 1998-11-17 | 2000-05-18 | Skf Eng & Res Centre Bv | Schroefactuator met smeermiddeldosering, en remklauw. |
NL1010576C2 (nl) * | 1998-11-17 | 2000-05-18 | Skf Eng & Res Centre Bv | Schroefactuator, omvattende een multifunctionele huls, alsmede een klauw. |
TW520762U (en) * | 1999-03-05 | 2003-02-11 | Hiwin Tech Corp | A oil-supplied ballscrew |
JP4554744B2 (ja) * | 1999-11-10 | 2010-09-29 | Thk株式会社 | グリース組成物及びこれを用いた軸受装置 |
JP3454502B2 (ja) * | 2000-03-15 | 2003-10-06 | Thk株式会社 | 潤滑油供給装置及びこれを用いた転動体ねじ装置 |
JP2002340131A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Nsk Ltd | ボールねじ |
US6568508B2 (en) * | 2001-06-07 | 2003-05-27 | Thomson Saginaw Ball Screw Company, L.L.C. | Internally lubricated ball screw and nut linear actuator |
JP2004036744A (ja) * | 2002-07-03 | 2004-02-05 | Nsk Ltd | ボールねじ及びボールねじの潤滑剤充填方法 |
TWI230653B (en) * | 2003-01-27 | 2005-04-11 | Sumitomo Heavy Industries | Molding machine with lubrication mechanism and method for lubricating molding machine |
JP4396375B2 (ja) * | 2004-04-21 | 2010-01-13 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置 |
JPWO2006104015A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2008-09-04 | 日本精工株式会社 | ボールねじ |
US8893570B2 (en) * | 2005-03-28 | 2014-11-25 | Hiwin Technologies Corp. | Ball screw with an oil-storage unit |
US7234368B1 (en) * | 2005-11-15 | 2007-06-26 | Hiwin Technologies Corp. | Ball screw device having lubricating structure |
JP5098442B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2012-12-12 | 日本精工株式会社 | 直動ねじ装置 |
JP5169508B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2013-03-27 | 株式会社ジェイテクト | ボールねじ |
JP5499527B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2014-05-21 | 株式会社ジェイテクト | ボール螺子装置及び電動パワーステアリング装置 |
US8387474B2 (en) * | 2009-05-21 | 2013-03-05 | Hiwin Technologies Corp. | Lubricating device for motion guide apparatus |
EP2515001B1 (en) * | 2009-12-17 | 2016-07-06 | NSK Ltd. | Ball screw |
WO2013108638A1 (ja) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | 日本精工株式会社 | 自己潤滑性複合材料、並びにそれを用いた転がり軸受、直動装置、ボールねじ装置、直動案内装置、及び搬送装置 |
US8931358B2 (en) * | 2012-07-13 | 2015-01-13 | Hiwin Technologies Corp. | Ball screw with a dust-proof and lubricating device |
US8935967B2 (en) * | 2012-12-20 | 2015-01-20 | Hiwin Technologies Corp. | Roller element retainer for ball screw device |
JP6145398B2 (ja) * | 2013-12-18 | 2017-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 直動機構、調整弁駆動装置、蒸気タービン |
TWI558808B (zh) * | 2014-06-25 | 2016-11-21 | Hiwin Tech Corp | A linear device for heating the lubricating element and a synthetic lubricating oil for use therewith |
JP6512287B2 (ja) * | 2015-05-15 | 2019-05-15 | 日本精工株式会社 | ボールねじ |
US9784363B2 (en) * | 2015-11-19 | 2017-10-10 | Hiwin Technologies Corp. | Lubricating device for ball screw device |
US10267408B2 (en) * | 2016-05-10 | 2019-04-23 | Hiwin Technologies Corp. | Linear transmission device with lubrication unit |
DE102016007542A1 (de) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | Thyssenkrupp Ag | Kugelgewindetrieb einer elektromechanischen Servolenkung mit Umlenkkörper für eine Kugelrückführung |
JP6400176B2 (ja) * | 2017-01-12 | 2018-10-03 | Thk株式会社 | ボールねじ装置のシール部材 |
JP2018168909A (ja) | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社ジェイテクト | 直動アクチュエータの潤滑剤塗布方法 |
JP2018168918A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社ジェイテクト | ボールねじ装置 |
US10619672B2 (en) * | 2017-09-08 | 2020-04-14 | Hiwin Technologies Corp. | Lubricatable ball spline device |
JP6503446B1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-04-17 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | ボールねじ |
JP7095413B2 (ja) * | 2018-06-04 | 2022-07-05 | 日本精工株式会社 | ボールねじ |
DE102018115313A1 (de) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | Hiwin Technologies Corp. | Kugelwindetrieb mit außenliegender Zirkulation |
EP3587864B1 (en) * | 2018-06-27 | 2021-05-05 | Goodrich Actuation Systems Limited | Ballnut lubrication |
JPWO2020071515A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2021-11-04 | 三和テクノ株式会社 | ボールねじ用の湿式端部シール材および該シール材を用いたボールねじ |
JP7294829B2 (ja) | 2019-03-01 | 2023-06-20 | 株式会社ディスコ | 被加工物の切削方法 |
BR112021023004A2 (pt) * | 2019-05-14 | 2022-01-04 | Ametek Inc | Atuador linear com acionamento de parafuso esférico evertido |
EP3744997B8 (en) * | 2019-05-29 | 2022-08-24 | Goodrich Actuation Systems SAS | Ballscrew actuators |
US20230107810A1 (en) * | 2021-10-01 | 2023-04-06 | The Boeing Company | Ball screw rotary actuator with independent ball paths |
US11835116B1 (en) * | 2022-11-21 | 2023-12-05 | Hiwin Technologies Corp. | Inner circulation ball screw |
-
2021
- 2021-08-23 WO PCT/JP2021/030822 patent/WO2022045070A1/ja unknown
- 2021-08-23 JP JP2021577186A patent/JP7188620B2/ja active Active
- 2021-08-23 US US18/016,156 patent/US20230279941A1/en active Pending
- 2021-08-23 EP EP21854864.2A patent/EP4001688B1/en active Active
- 2021-08-23 CN CN202180050290.9A patent/CN115956171A/zh active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031322A (ja) | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 日本精工株式会社 | ボールねじ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2022045070A1 (ja) | 2022-03-03 |
EP4001688A4 (en) | 2023-02-22 |
US20230279941A1 (en) | 2023-09-07 |
CN115956171A (zh) | 2023-04-11 |
JPWO2022045070A1 (ja) | 2022-03-03 |
EP4001688A1 (en) | 2022-05-25 |
EP4001688B1 (en) | 2023-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7188620B2 (ja) | ボールねじ装置のグリース封入方法及びグリース封入装置、並びに、ボールねじ装置の製造方法、直動アクチュエータの製造方法、車両用ブレーキの製造方法、及び車両の製造方法 | |
JP2922201B1 (ja) | スピニング加工法とその装置 | |
US20090260464A1 (en) | Electric actuator | |
JP2682825B2 (ja) | シャトル移送システム | |
JP4087617B2 (ja) | 転がり軸受の潤滑剤ならし装置 | |
JP2008101711A (ja) | ボールねじと転がり軸受との組合せ方法およびボールねじ装置 | |
JP2004003638A (ja) | 中間の回転要素を備えた駆動装置 | |
DE102012212871A1 (de) | Automatisierter Dichtungseinbau | |
JP2006289295A (ja) | 粘性材料塗布装置、及び粘性材料塗布方法 | |
WO2016170581A1 (ja) | グリス塗布具 | |
CN111085802B (zh) | 一种机筒堵头多功能自动化焊接工作站 | |
JP2017042720A (ja) | 高粘性流体の塗布装置 | |
JP3762274B2 (ja) | 成形機用ボールねじ潤滑装置及び潤滑方法 | |
JPH11118017A (ja) | 潤滑剤の補給方法 | |
JPH07332456A (ja) | ボールねじ装置の給油構造 | |
JP2016080013A (ja) | 高粘性流体の塗布装置 | |
JP2007064444A (ja) | 遊星差動ネジ型回転−直動変換装置における内歯ネジが切られたナットにプラネタリシャフトアセンブリを組み付ける方法と装置 | |
CN106238832A (zh) | 一种直驱滚齿机的刀架 | |
AT524824A1 (de) | Elektromechanischer Spindelantrieb | |
JP2003222222A (ja) | 成形機用ねじ装置 | |
JP2016109181A (ja) | 高粘性流体の塗布装置 | |
JP4971268B2 (ja) | ボールねじ装置の製造方法およびボールねじ装置 | |
JP3372831B2 (ja) | 電動成形機 | |
CN220488124U (zh) | 一种回转支承用定心结构 | |
CN212528746U (zh) | 一种热熔均匀的热板焊接机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211224 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220527 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221007 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20221007 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20221017 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20221018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7188620 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |