JP2003222222A - 成形機用ねじ装置 - Google Patents

成形機用ねじ装置

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JP2003222222A
JP2003222222A JP2002021418A JP2002021418A JP2003222222A JP 2003222222 A JP2003222222 A JP 2003222222A JP 2002021418 A JP2002021418 A JP 2002021418A JP 2002021418 A JP2002021418 A JP 2002021418A JP 2003222222 A JP2003222222 A JP 2003222222A
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JP
Japan
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ball screw
nut
molding machine
lubricant
rolling member
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JP2002021418A
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Ryuichi Takanohashi
龍一 鷹觜
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ねじ装置から潤滑剤が漏れ出ることがないよう
にして、前記ねじ装置が摩耗せずに、耐久性が向上する
とともに、周囲が潤滑剤によって汚染されることのない
ようにする。 【解決手段】表面に形成されたねじ溝を備えるねじ軸
と、内面に形成されたねじ溝と対面する転動部材通過溝
を備えるナットと、ねじ溝及び転動部材通過溝によって
形成される転動部材通路内を転動する転動部材と、両端
が転動部材通過溝に接続されるとともに、少なくとも一
部がナットの表面に露出するようにナットに取り付けら
れ、転動部材が内部を転動するリターンチューブと、リ
ターンチューブとナットの表面との境界の少なくとも一
部を覆うシール材とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形機用ねじ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機等の成形機において
は、加熱シリンダ内において加熱され、溶融させられた
樹脂を高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に充填
(てん)し、該キャビティ空間内において樹脂を冷却
し、固化させることによって成形品を成形するようにし
ている。
【0003】そのために、前記金型装置は、固定金型が
取り付けられた固定プラテン、可動金型が取り付けられ
た可動プラテン、及び、該可動プラテンを進退させるた
めのトグル機構を備え、該トグル機構を作動させ、前記
可動プラテンを進退させることによって、金型装置の型
閉、型締及び型開を行うことができるようになってい
る。
【0004】ところで、電動式射出成形機の場合、前記
加熱シリンダ内においてスクリュを進退させるために、
また、前記トグル機構を作動させるために、電動機が配
設される。そして、該電動機によって発生させられた回
転運動は、ボールねじ軸とボールねじナットとの組合
せ、すなわち、ボールねじ式のねじ装置によって直線運
動に変換され、前記スクリュやトグル機構に連結された
クロスヘッド等に伝達されるようになっている。
【0005】この場合、前記ねじ装置は、比較的高負荷
で使用されることが多い。そこで、給脂装置によって自
動的にねじ装置に潤滑剤を供給するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のねじ装置においては、供給された潤滑剤がボールね
じナットの隙(すき)間から漏れ出てしまうので、多量
の潤滑剤が供給されても、ボールねじ部の潤滑が十分に
行われなくなってしまう。
【0007】図2は従来のねじ装置の平面図である。
【0008】図において、101はボールねじナット、
102は該ボールねじナット101の円筒部分、103
は該円筒部分102に取り付けられたフランジである。
そして、前記円筒部分102の平坦(たん)部102a
には、ボールを循環させるためのリターンチューブ10
4がクランプ部材105によって取り付けられている。
なお、106は、前記クランプ部材105を円筒部分1
02に取り付けるための取付ボルトである。また、10
9はボールねじ軸である。
【0009】このようなねじ装置においては、ボールね
じナット101の外周部に形成された潤滑剤供給孔10
7からグリスを前記ボールねじナット101の内部に導
入するようになっている。この場合、該ボールねじナッ
ト101の内部に導入されたグリスが前記リターンチュ
ーブ104を円筒部分102に挿入している境界部分の
周囲に形成された隙間108から漏れ出してしまい、周
囲を汚染してしまう。
【0010】そのため、ボールねじナット101、ボー
ルねじ軸109及び図示されないボールが十分に潤滑さ
れないので、摩耗して、がたが生じ、前記スクリュやト
グル機構を滑らかに駆動させることができなくなってし
まう。
【0011】また、前記ボールねじナット101が回転
する場合には、前記隙間108からも漏れ出したグリス
が、周囲に飛散してしまう。そのため、飛散したグリス
が成形機の周囲を汚染してしまう。
【0012】さらに、前記リターンチューブ104は肉
薄であり、内部においてボール同士が衝突することによ
って発生するノイズが大きく、成形機が配設されている
工場等の環境が悪化してしまう。
【0013】本発明は、前記従来の問題点を解決して、
ねじ装置から潤滑剤が漏れ出ることがないようにして、
前記ねじ装置が摩耗せずに、耐久性が向上するととも
に、周囲が潤滑剤によって汚染されることのない成形機
用ねじ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の成
形機用ねじ装置においては、表面に形成されたねじ溝を
備えるねじ軸と、内面に形成された前記ねじ溝と対面す
る転動部材通過溝を備えるナットと、前記ねじ溝及び転
動部材通過溝によって形成される転動部材通路内を転動
する転動部材と、両端が前記転動部材通過溝に接続され
るとともに、少なくとも一部が前記ナットの表面に露出
するように該ナットに取り付けられ、前記転動部材が内
部を転動するリターンチューブと、該リターンチューブ
と前記ナットの表面との境界の少なくとも一部を覆うシ
ール材とを有する。
【0015】本発明の他の成形機用ねじ装置において
は、さらに、前記ねじ軸又はナットは、一端が前記ねじ
軸の表面とナットの内面とが対面する部分に開口する潤
滑剤供給路を備える。
【0016】本発明の更に他の成形機用ねじ装置におい
ては、さらに、前記シール材は前記リターンチューブ全
体を覆う。
【0017】本発明の更に他の成形機用ねじ装置におい
ては、さらに、前記ナットは平坦部を備え、前記リター
ンチューブは前記平坦部にクランプ部材によって取り付
けられ、前記シール材は前記平坦部、リターンチューブ
及びクランプ部材を覆う。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明に
おける成形機用ねじ装置は、押出成形装置、ラミネー
タ、トランスファー成形装置、ダイキャストマシーン、
IJ封止プレス等の各種の成形機に適用することができ
るものであるが、本実施の形態においては、説明の都合
上、射出成形機用ねじ装置について説明する。
【0019】図3は本発明の第1の実施の形態における
射出成形機の概略図である。
【0020】図において、11は射出装置、12は該射
出装置11と対向させて配設された型締装置、13は前
記射出装置11及び型締装置12を支持する成形機フレ
ーム、14は該成形機フレーム13によって支持される
とともに、射出装置11を支持する射出装置フレーム、
81は該射出装置フレーム14の長手方向に配設された
ガイド、43は固定金型44及び可動金型45から成る
金型装置である。
【0021】そして、前記射出装置フレーム14によっ
てボールねじ軸21が回転自在に支持され、該ボールね
じ軸21の一端がモータ22に連結される。また、前記
ボールねじ軸21とボールねじナット23とが螺(ら)
合させられ、該ボールねじナット23と射出装置11と
がスプリング24及びブラケット25を介して連結され
る。したがって、前記モータ22を正方向及び逆方向に
駆動すると、モータ22の回転運動は、ボールねじ軸2
1とボールねじナット23との組合せ、すなわち、ねじ
装置91によって直線運動に変換され、該直線運動がブ
ラケット25に伝達される。そして、該ブラケット25
が前記ガイド81に沿って矢印A方向に移動させられ、
射出装置11が進退させられる。
【0022】また、前記ブラケット25には、前方(図
における左方)に向けて加熱シリンダ15が固定され、
該加熱シリンダ15の前端(図における左端)に射出ノ
ズル16が配設される。そして、前記加熱シリンダ15
にホッパ17が配設されるとともに、加熱シリンダ15
の内部にはスクリュ26が進退(図における左右方向に
移動)自在に、かつ、回転自在に配設され、スクリュ2
6の後端(図における右端)が支持部材82によって支
持される。
【0023】該支持部材82には第1サーボモータ83
が取り付けられ、該第1サーボモータ83を駆動するこ
とによって発生させられた回転がタイミングベルト84
を介して前記スクリュ26に伝達されるようになってい
る。
【0024】また、前記射出装置フレーム14には、ス
クリュ26と平行にボールねじ軸85が回転自在に支持
されるとともに、該ボールねじ軸85と第2サーボモー
タ86とがタイミングベルト87を介して連結される。
そして、前記ボールねじ軸85の前端は、支持部材82
に固定されたボールねじナット74と螺合させられる。
したがって、前記第2サーボモータ86を駆動すると、
該第2サーボモータ86の回転運動は、ボールねじ軸8
5とボールねじナット74との組合せ、すなわち、ねじ
装置92によって直線運動に変換され、該直線運動が支
持部材82に伝達される。
【0025】次に、前記構成の射出装置11の動作につ
いて説明する。
【0026】まず、計量工程においては、第1サーボモ
ータ83を駆動し、タイミングベルト84を介してスク
リュ26を回転させ、該スクリュ26を所定の位置まで
後退(図における右方に移動)させる。このとき、ホッ
パ17から供給された樹脂は、加熱シリンダ15内にお
いて加熱されて溶融させられ、スクリュ26の後退に伴
ってスクリュ26の前方に溜(た)められる。
【0027】次に、射出工程においては、前記射出ノズ
ル16を固定金型44に押し付け、第2サーボモータ8
6を駆動し、タイミングベルト87を介してボールねじ
軸85を回転させる。このとき、支持部材82は前記ボ
ールねじ軸85の回転に伴って移動させられ、前記スク
リュ26を前進(図における左方に移動)させるので、
スクリュ26の前方に溜められた樹脂は射出ノズル16
から射出され、固定金型44と可動金型45との間に形
成されたキャビティ空間47に充填される。
【0028】次に、前記型締装置12について説明す
る。
【0029】該型締装置12は、固定プラテン51、ト
グルサポート52、前記固定プラテン51とトグルサポ
ート52との間に架設されたタイバー53、前記固定プ
ラテン51と対向して配設され、前記タイバー53に沿
って進退自在に配設された可動プラテン54、及び、該
可動プラテン54と前記トグルサポート52との間に配
設されたトグル機構56を備える。そして、前記固定プ
ラテン51及び可動プラテン54に、互いに対向させて
前記固定金型44及び可動金型45がそれぞれ取り付け
られる。
【0030】前記トグル機構56は、図示されないサー
ボモータによってクロスヘッド58をトグルサポート5
2と可動プラテン54との間で進退させることによっ
て、前記可動プラテン54をタイバー53に沿って進退
させ、可動金型45を固定金型44に対して接離させ
て、型閉、型締及び型開を行うようになっている。
【0031】そのために、前記トグル機構56は、前記
クロスヘッド58に対して揺動自在に支持されたトグル
レバー61、前記トグルサポート52に対して揺動自在
に支持されたトグルレバー62、前記可動プラテン54
に対して揺動自在に支持されたトグルアーム63から成
り、前記トグルレバー61とトグルレバー62との間、
及びトグルレバー62とトグルアーム63との間がそれ
ぞれリンク結合される。
【0032】また、ボールねじ軸64が前記トグルサポ
ート52に対して回転自在に支持され、前記ボールねじ
軸64と、前記クロスヘッド58に固定されたボールね
じナット65とが螺合させられる。そして、前記ボール
ねじ軸64を回転させるために、前記トグルサポート5
2の側面に前記サーボモータが取り付けられる。
【0033】したがって、該サーボモータを駆動する
と、サーボモータの回転運動が、ボールねじ軸64とボ
ールねじナット65との組合せ、すなわち、ねじ装置9
3によって直線運動に変換され、該直線運動がクロスヘ
ッド58に伝達され、該クロスヘッド58は矢印C方向
に進退させられる。すなわち、前記クロスヘッド58を
前進 (図における右方に移動)させると、トグル機構5
6が伸展して可動プラテン54が前進させられ、型閉及
び型締が行われ、前記クロスヘッド58を後退 (図にお
ける左方に移動)させると、トグル機構56が屈曲して
可動プラテン54が後退させられ、型開が行われる。
【0034】また、該可動プラテン54の背面にはエジ
ェクタ装置71が配設され、該エジェクタ装置71は、
前記可動金型45を貫通して延び、前端 (図における右
端)をキャビティ空間47に臨ませる図示されないエジ
ェクタピン、該エジェクタピンの後方 (図における左
方) に配設された図示されないエジェクタロッド、該エ
ジェクタロッドの後方に配設され、図示されないサーボ
モータによって回転させられるボールねじ軸72、及び
該ボールねじ軸72と螺合させられるボールねじナット
73を有する。
【0035】したがって、前記サーボモータを駆動する
と、該サーボモータの回転運動が、ボールねじ軸72と
ボールねじナット73との組合せ、すなわち、ねじ装置
94によって直線運動に変換され、該直線運動が前記エ
ジェクタロッドに伝達され、該エジェクタロッド及びエ
ジェクタピンが矢印D方向に進退させられる。
【0036】次に、前記構成の射出成形機に使用されて
いる成形機用ねじ装置について説明する。ここで、該成
形機用ねじ装置は、例えば、前記ねじ装置91〜94で
あるが、前記射出成形機のいかなる箇所において使用さ
れているものであってもよい。また、該成形機用ねじ装
置はローラねじ装置であってもよいが、本実施の形態に
おいては、説明の都合上、成形機用ねじ装置がボールね
じ装置である場合について説明する。
【0037】図1は本発明の第1の実施の形態における
ボールねじ装置の平面図、図4は本発明の第1の実施の
形態におけるボールねじ装置の側断面図、図5は本発明
の第1の実施の形態におけるボールねじ装置の縦断面図
であり図4のA矢視断面図である。
【0038】図において、30は、成形機用ねじ装置と
してのボールねじ装置であり、ナットとしてのボールね
じナット31、及び、螺旋状のねじ溝33が形成され前
記ボールねじナット31に螺入されたねじ軸としてのボ
ールねじ軸32から成る。ここで、前記ボールねじナッ
ト31は、円筒部分31a及びフランジ部分31bから
成る。そして、前記円筒部分31aの内面には、図4に
示されるように、螺旋状の転動部材通過溝としてのボー
ル溝39が形成され、該ボール溝39及び該ボール溝3
9と対面するボールねじ軸32のねじ溝33によって形
成される螺旋状の転動部材通路としてのボール通路内を
多数の転動部材としてのボール38が連続して転動しな
がら通過する。
【0039】なお、前記ボールねじナット31には、前
記ボール通路の一端と他端とを連結するリターンチュー
ブ36がクランプ部材35によって取り付けられてい
る。この場合、前記リターンチューブ36は、両端が前
記ボール溝39に接続されるとともに、少なくとも一部
が前記ボールねじナット31の表面に露出するように該
ボールねじナット31に取り付けられる。これにより、
前記ボール38は、前記ボール通路及びリターンチュー
ブ36によって構成される無限循環通路内を循環するよ
うになっている。また、前記クランプ部材35は、ボー
ルねじナット31の円筒部分31aの外周を平坦化した
平坦部31cに取付ボルト41によって取り付けられ
る。
【0040】また、前記リターンチューブ36の周囲に
は、図に示されるように、シール材37が塗布されて固
着されている。ここで、該シール材37は、シリコーン
樹脂、金属用パテ等の粘性が高くシール性及び接着性を
有する半固形状又は粘土状の物質である。そして、前記
シール材37は、前記リターンチューブ36とボールね
じナット31の円筒部分31a又は平坦部31cとの境
界部分を覆うように塗布され、前記リターンチューブ3
6の周囲とボールねじナット31の円筒部分31a又は
平坦部31cとの間の隙間を密封する。これにより、該
隙間から後述される潤滑剤が漏れ出すことを抑制するこ
とができる。
【0041】そして、潤滑剤をボールねじ軸32の表面
とボールねじナット31の内面との間に供給するため
に、前記ボールねじ軸32の内部には、中心軸線に沿っ
て潤滑剤供給路としての主通路34a−1が形成されて
いる。該主通路34a−1は、前記ボールねじ軸32の
軸方向に延在し、図4に示されるように、前記主通路3
4a−1の末端が、ボールねじ軸32の半径方向に延在
する潤滑剤供給路としての補助通路34a−2に接続さ
れる。ここで、該補助通路34a−2は図4及び5に示
されるように、一端が前記主通路34a−1に接続さ
れ、他端がボールねじ軸32の表面に到達する。これに
より、前記主通路34a−1の図示されない端部から供
給された潤滑剤は、ボールねじ軸32の表面とボールね
じナット31の内面との間に供給される。なお、前記補
助通路34a−2は前記中心軸線に対して垂直に延在
し、ボールねじ軸32の上側の表面に連通することが望
ましいが、前記中心軸線に対して斜めに延在していても
よい。
【0042】また、前記ボールねじ軸32の軸方向に関
する前記補助通路34a−2の位置は、ボールねじ軸3
2が軸方向に移動しても、常に、ボールねじナット31
の範囲内にあることが望ましい。これにより、ボールね
じ軸32が軸方向に移動しても、潤滑剤は、ボールねじ
軸32の表面とボールねじナット31の内面との間に供
給されることになる。
【0043】なお、前記主通路34a−1の前記ボール
ねじ軸32の図示されない端部には、潤滑剤供給管路の
一端が接続される。該潤滑剤供給管路の他端には、潤滑
剤供給ポンプ、分配弁、制御弁等を備える潤滑剤供給装
置が接続される。また、該潤滑剤供給装置は、演算素
子、記憶素子、入出力インターフェイス等を備える制御
装置によって制御され、ボールねじ部の動作状況に応じ
て、潤滑剤の供給間隔、1回毎の供給量等が自動的に設
定されるものであることが望ましい。
【0044】また、図4及び5に示されるように、前記
ボールねじナット31の円筒部分31aに潤滑剤供給路
としての供給路34bを形成することもできる。特に、
ねじ装置がナット固定式のボールねじ装置である場合に
は、供給路34bを形成することが望ましい。この場
合、該供給路34bにおける円筒部分31aの外側の開
口に前記潤滑剤供給管路の一端が接続され、該開口から
潤滑剤が供給され、ボールねじ軸32の表面とボールね
じナット31の内面との間に供給される。なお、潤滑剤
供給路として、前記主通路34a−1及び補助通路34
a−2、又は、供給路34bのいずれか一方だけを形成
してもよいし、両方とも形成してもよいし、さらに、両
方とも省略することもできる。ここで、両方とも省略す
る場合には、ボールねじ装置30の組立時、分解整備時
等に十分な量の潤滑剤をボールねじ軸32の表面とボー
ルねじナット31の内面との間に供給しておく必要があ
る。この場合、前記潤滑剤は粘性の高いものであること
が望ましい。
【0045】なお、本実施の形態において使用される潤
滑剤は、粘性の低い潤滑油であってもよいが、粘性の高
いグリスであることが望ましい。前記潤滑剤が粘性の低
い潤滑油である場合、ボールねじ装置の各隙間から潤滑
剤が漏れ出し易く、周囲に飛散し易いが、前記潤滑剤が
粘性の高いグリスである場合には、潤滑剤が漏れ出しに
くく、周囲に飛散しにくくなる。
【0046】次に、前記構成の駆動装置におけるねじ装
置の動作を説明する。
【0047】まず、ボールねじナット31のフランジ部
分31bが図示されないモータの回転軸に接続されてい
る場合、電流を供給して前記モータを駆動すると、該モ
ータの回転軸が回転し、該回転軸に接続されたボールね
じナット31のフランジ部分31bに伝達され、前記ボ
ールねじナット31が回転させられる。一方、前記ボー
ルねじナット31に螺入されたボールねじ軸32は、回
転不能となっているので、前記ボールねじナット31が
回転すると、前記ボールねじ軸32はボールねじナット
31に対して軸方向に移動する、すなわち、前進又は後
退(図1及び4における右方向又は左方向)する。な
お、前進するか後退するかは、ねじの向きとボールねじ
ナット31の回転方向によって決定される。
【0048】また、ボールねじ軸32の図示されない端
部が前記モータの回転軸に接続されている場合、電流を
供給して前記モータを駆動すると、該モータの回転軸が
回転し、該回転軸に接続されたボールねじ軸32が回転
させられる。一方、前記ボールねじ軸32が螺入されて
いるボールねじナット31は、回転不能となっているの
で、前記ボールねじ軸32が回転すると、前記ボールね
じナット31はボールねじ軸32に対して軸方向に移動
する、すなわち、前進又は後退する。
【0049】これにより、前記射出成形機において、前
記ボールねじ軸32又はボールねじナット31に取り付
けられている被駆動部材、例えば、ブラケット25、支
持部材82、クロスヘッド58、エジェクタロッド等が
前進又は後退する。
【0050】また、図示されない潤滑剤供給装置から、
潤滑剤供給管路を介して、潤滑剤が前記ボールねじ軸3
2の内部に形成された潤滑剤供給路の主通路34a−
1、又は、ボールねじナット31の円筒部分31aに形
成された供給路34bに供給される。潤滑剤は、前記潤
滑剤供給路の主通路34a−1及び補助通路34a−
2、又は、供給路34bを通って、ボールねじ軸32の
表面とボールねじナット31の内面との間に供給され
る。
【0051】潤滑剤が供給されると、ボールねじナット
31の図1における左右の端部において、ボールねじ軸
32の表面とボールねじナット31の内面との間から、
外に流出し易くなる。このため、前記左右の端部におけ
る潤滑剤の流出を防止するには、該左右の端部において
ボールねじ軸32の周囲を囲むようなラビリンスシール
部材49を配設する。
【0052】そして、リターンチューブ36の周囲に
は、図1、4及び5に示されるように、シール材37が
塗布されて固着されているので、前記リターンチューブ
36の周囲とボールねじナット31の円筒部分31a又
は平坦部31cとの間の隙間が密封されている。これに
より、該隙間から潤滑剤が漏れ出すことがない。
【0053】そのため、ボールねじ軸32の表面とボー
ルねじナット31の内面との間のすべての部分に行き渡
り、螺旋状のボール通路及び多数のボール38の表面
が、万遍なく潤滑されるので、前記ボールねじナット1
3、ボールねじ軸32及びボール38が摩耗せず、がた
が生じることもなく、前記被駆動部材を滑らかに駆動さ
せることができる。また、ボールねじナット31の表面
に潤滑剤が付着することがないので、該ボールねじナッ
ト31が回転しても、潤滑剤が飛散することがなく、周
囲が潤滑剤によって汚染されることもない。
【0054】なお、前記ボール38が循環する無限循環
通路内においては、ボール38同士が衝突することによ
ってノイズが発生するが、特に、ボールねじナット31
の内部のボール通路に比較して壁部分の肉厚が薄い、す
なわち、肉薄のリターンチューブ36の内部において発
生するノイズがボールねじ装置30の外部に大きく伝達
されることになる。しかし、本実施の形態においては、
ノイズが漏れ易い部分である前記リターンチューブ36
の周囲とボールねじナット31の円筒部分31a又は平
坦部31cとの間の隙間が、シール材37によって密封
されているので、前記ノイズの漏れが少なくなり、ボー
ルねじ装置30の外部に大きなノイズが伝達されること
がない。
【0055】このように、本実施の形態においては、回
転するボールねじナット31におけるリターンチューブ
36の周囲にシール材37が塗布されて固着されるとと
もに、潤滑剤がボールねじ軸32の外周面とボールねじ
ナット31の内周面との間に供給されるようになってい
る。
【0056】そのため、リターンチューブ36の周囲と
ボールねじナット31の円筒部分31a又は平坦部31
cとの間の隙間が密封されているので、リターンチュー
ブ36の隙間から潤滑剤の漏れが極めて少なくなる。し
たがって、潤滑剤の漏れ量が少ないので、供給された潤
滑剤が浪費されずに、ボールねじ軸32の外周面とボー
ルねじナット31の内周面との間のすべての部分に行き
渡り、螺旋状のボール通路及び多数のボール38の表面
が、万遍なく潤滑される。そのため、ボールねじ部の作
動が滑らかになり、ボールねじナット31又はボールね
じ軸32が回転させられると、ボールねじナット31又
はボールねじ軸32は、滑らかに、かつ、大きなノイズ
を発生することなく、前進又は後退する。また、ボール
ねじ部のねじ溝33、ボール38、ボール溝39等の部
材が摩耗することがなく、耐久性が向上する。さらに、
潤滑油が浪費されず、潤滑油の消費量が少ないので、成
形機のランニングコストを低減することができる。
【0057】また、前記ボールねじナット31が高速で
回転しても、潤滑剤が遠心力によって飛ばされることが
ないので、周囲が飛散した潤滑剤によって汚染されてし
まうことがない。特に、成形機の運転前等に十分に潤滑
剤を供給した場合、ボールねじ軸32の表面とボールね
じナット31の内面との間やリターンチューブ36の内
部に潤滑剤が一杯に充填された状態となっている。この
状態で、射出成形機の運転が開始され、ボールねじナッ
ト31が回転させられると、潤滑剤が外部に多量に漏れ
出して周囲を汚染し易いが、本実施の形態においては、
ボールねじナット31におけるリターンチューブ36の
周囲にシール材37が塗布されて固着されているので、
このようなことがない。そのため、前記成形機が、例え
ば、クリーンルームのような清浄な環境において使用さ
れても、周囲の環境を汚染することがない。
【0058】また、本実施の形態においては、成形機用
ねじ装置がナット回転式のボールねじ装置である場合に
ついて説明したが、前記成形機用ねじ装置は、転動部材
がローラであるローラねじユニットであってもよい。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造のも
の及び同じ動作については、説明を省略する。
【0060】図6は本発明の第2の実施の形態における
ボールねじ装置の平面図、図7は本発明の第2の実施の
形態におけるボールねじ装置の側断面図、図8は本発明
の第2の実施の形態におけるボールねじ装置の縦断面図
であり図7のB矢視断面図である。
【0061】本実施の形態においては、シール材37が
少なくともリターンチューブ36全体を覆うように塗布
されて固着されている。この場合、図6〜8に示される
ように、リターンチューブ36だけでなく、クランプ部
材35及びボールねじナット31の平坦部31cもシー
ル材37で覆われることが望ましい。なお、シール材3
7の外面は、ボールねじナット31の円筒部分31aの
円筒側面と同様の曲面を形成する、すなわち、図8に示
されるように、断面形状において、シール材37の外面
とボールねじナット31の円筒部分31aの円筒側面と
は、一体となって円周を構成するようになっていること
が望ましい。なお、その他の構成及び動作については、
前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略す
る。 このように、本実施の形態においては、回転する
ボールねじナット31において少なくともリターンチュ
ーブ36全体を覆うようにシール材37が塗布されて固
着されるようになっている。
【0062】そのため、リターンチューブ36の周囲と
ボールねじナット31の円筒部分31a又は平坦部31
cとの間の隙間及びその周辺が、前記第1の実施の形態
よりも、広い範囲において密封されているので、潤滑剤
のシール性がより高いものとなる。したがって、供給さ
れた潤滑剤が浪費されずに、ボールねじ軸32の外周面
とボールねじナット31の内周面との間のすべての部分
に行き渡り、螺旋状のボール通路及び多数のボール38
の表面が、万遍なく潤滑される。また、ボールねじ部の
ねじ溝33、ボール38、ボール溝39等の部材が摩耗
することがなく、耐久性が向上する。さらに、潤滑油が
浪費されず、潤滑油の消費量が極めて少ないので、成形
機のランニングコストを大幅に低減することができる。
【0063】さらに、前記ボールねじナット31が高速
で回転しても、潤滑剤が遠心力によって飛ばされる可能
性が極めて低くなり、周囲が飛散した潤滑剤によって汚
染されてしまう可能性も極めて低くなる。
【0064】また、前記第1の実施の形態よりも広い範
囲を覆うようにシール材37が塗布されて固着されてい
るので、ボールねじ装置30の発生するノイズが、前記
シール材37によって、より効果的に遮音される。その
ため、成形機の配設される場所の環境が騒音によって悪
化する可能性がより低くなる。
【0065】なお、前記実施の形態においては、可動プ
ラテンが横方向(水平方向)に移動する横置型の射出成
形機について説明したが、本発明の成形機用ねじ装置
は、可動プラテンが縦方向(垂直方向)に移動する縦置
型の射出成形機にも適用することができる。また、本発
明の成形機用ねじ装置は、射出成形機の他に、ダイキャ
ストマシーン、IJ封止プレス等の成形機にも適用する
ことができる。さらに、前記実施の形態においては、成
形機用ねじ装置がボールねじ装置である場合について説
明したが、前記成形機用ねじ装置はローラねじ装置であ
ってもよい。
【0066】また、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、成形機用ねじ装置においては、表面に形成された
ねじ溝を備えるねじ軸と、内面に形成された前記ねじ溝
と対面する転動部材通過溝を備えるナットと、前記ねじ
溝及び転動部材通過溝によって形成される転動部材通路
内を転動する転動部材と、両端が前記転動部材通過溝に
接続されるとともに、少なくとも一部が前記ナットの表
面に露出するように該ナットに取り付けられ、前記転動
部材が内部を転動するリターンチューブと、該リターン
チューブと前記ナットの表面との境界の少なくとも一部
を覆うシール材とを有する。
【0068】この場合、リターンチューブの周囲とナッ
トの表面との間の隙間がシール材によって密封されるの
で、リターンチューブの隙間から潤滑剤の漏れが少なく
なる。したがって、供給された潤滑剤の浪費が少なく、
ねじ軸の外周面とナットの内周面との間のすべての部分
に行き渡り、転動部材通路及び多数の転動部材の表面
が、万遍なく潤滑される。そのため、ボールねじ部の作
動が滑らかになり、ねじ軸又はナットが回転させられる
と、ねじ軸又はナットは、滑らかに、かつ、大きなノイ
ズを発生することなく、前進又は後退する。また、転動
部材通路、転動部材等の部材が摩耗することがなく、耐
久性が向上する。さらに、潤滑油が浪費されず、潤滑油
の消費量が少ないので、成形機のランニングコストを低
減することができる。
【0069】さらに、成形機用ねじ装置の発生するノイ
ズが、シール材によって遮音されるので、外部に聞こえ
ることがない。そのため、成形機の配設される場所の環
境が騒音によって悪化することがない。
【0070】さらに、前記ねじ軸又はナットが高速で回
転しても、潤滑剤が遠心力によって飛ばされることがな
いので、周囲が飛散した潤滑剤によって汚染されてしま
うことがない。そのため、前記成形機が、例えば、クリ
ーンルームのような清浄な環境において使用されても、
周囲の環境を汚染することがない。
【0071】更に他の成形機用ねじ装置においては、前
記ナットは平坦部を備え、前記リターンチューブは前記
平坦部にクランプ部材によって取り付けられ、前記シー
ル部材は前記平坦部、リターンチューブ及びクランプ部
材を覆う。
【0072】この場合、リターンチューブの周囲とナッ
トの平坦部との間の隙間及びその周辺が、広い範囲にお
いて密封されているので、潤滑剤のシール性がより高い
ものとなる。したがって、ナットが高速で回転しても、
潤滑剤が遠心力によって飛ばされる可能性がより低くな
り、周囲が飛散した潤滑剤によって汚染されてしまう可
能性もより低くなる。
【0073】また、広い範囲を覆うようにシール材が塗
布されて固着されているので、成形機用ねじ装置の発生
するノイズが、前記シール材によって、より効果的に遮
音される。そのため、成形機の配設される場所の環境が
騒音によって悪化する可能性がより低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるボールねじ
装置の平面図である。
【図2】従来のねじ装置の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における射出成形機
の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるボールねじ
装置の側断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるボールねじ
装置の縦断面図であり図4のA矢視断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるボールねじ
装置の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるボールねじ
装置の側断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるボールねじ
装置の縦断面図であり図7のB矢視断面図である。
【符号の説明】
30 ボールねじ装置 31 ボールねじナット 31c 平坦部 32 ボールねじ軸 33 ねじ溝 34a−1 主通路 34a−2 補助通路 34b 供給路 35 クランプ部材 36 リターンチューブ 37 シール材 38 ボール 39 ボール溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)表面に形成されたねじ溝を備える
    ねじ軸と、(b)内面に形成された前記ねじ溝と対面す
    る転動部材通過溝を備えるナットと、(c)前記ねじ溝
    及び転動部材通過溝によって形成される転動部材通路内
    を転動する転動部材と、(d)両端が前記転動部材通過
    溝に接続されるとともに、少なくとも一部が前記ナット
    の表面に露出するように該ナットに取り付けられ、前記
    転動部材が内部を転動するリターンチューブと、(e)
    該リターンチューブと前記ナットの表面との境界の少な
    くとも一部を覆うシール材とを有することを特徴とする
    成形機用ねじ装置。
  2. 【請求項2】 前記ねじ軸又はナットは、一端が前記ね
    じ軸の表面とナットの内面とが対面する部分に開口する
    潤滑剤供給路を備える請求項1に記載の成形機用ねじ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シール材は前記リターンチューブ全
    体を覆う請求項1又は2に記載の成形機用ねじ装置。
  4. 【請求項4】 前記ナットは平坦部を備え、前記リター
    ンチューブは前記平坦部にクランプ部材によって取り付
    けられ、前記シール材は前記平坦部、リターンチューブ
    及びクランプ部材を覆う請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の成形機用ねじ装置。
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